JPH02106124A - 電流差動継電器 - Google Patents
電流差動継電器Info
- Publication number
- JPH02106124A JPH02106124A JP63259737A JP25973788A JPH02106124A JP H02106124 A JPH02106124 A JP H02106124A JP 63259737 A JP63259737 A JP 63259737A JP 25973788 A JP25973788 A JP 25973788A JP H02106124 A JPH02106124 A JP H02106124A
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- JP
- Japan
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- current
- transmission line
- differential relay
- current differential
- bus voltage
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- Pending
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電力系統における事故を検出する電流差動継
電器に関する。
電器に関する。
電力系統における被保護区間の両端の電流を検出し、検
出した差電流に充電電流補償を行って、上記被保護区間
における事故を検出する電流差動保護方式としては、従
来、特公昭61−24900号公報に示されたものがあ
る。
出した差電流に充電電流補償を行って、上記被保護区間
における事故を検出する電流差動保護方式としては、従
来、特公昭61−24900号公報に示されたものがあ
る。
第3図はこの電流差動方式の原理図を示したもので、S
I、Stは電気所、La、Lbは母線、Lは送電線、C
B、、CB2はしゃ断器、PT、PTtは変成器、CT
、、CT、は変流器、Cは送電線りの対地静電容量、C
U、、cutは電流差動継電器である。
I、Stは電気所、La、Lbは母線、Lは送電線、C
B、、CB2はしゃ断器、PT、PTtは変成器、CT
、、CT、は変流器、Cは送電線りの対地静電容量、C
U、、cutは電流差動継電器である。
電流差動継電器CU、 、Cutは変成器PT。
、PT、から母線電圧の電圧情報を取り込み、また、変
流器CT、、CT、から電流情報を取り込んで、母線電
圧Vと対地静電容1cから、これに流れる充電電流1c
を演算し、 Ic=jωCv・・・・・・・・・・・・・(1)但し
、ω=2πf(f:周波数) j:微分記号 送電線りの両端で検出されたそれぞれの電流I。
流器CT、、CT、から電流情報を取り込んで、母線電
圧Vと対地静電容1cから、これに流れる充電電流1c
を演算し、 Ic=jωCv・・・・・・・・・・・・・(1)但し
、ω=2πf(f:周波数) j:微分記号 送電線りの両端で検出されたそれぞれの電流I。
■2の差電流1dを求め、
■d′ ;11−!2=IC・:・・・・・・(2)こ
れを、+1)式の充電電流1cで減算補償し、I d
= I + I 2 J ωCV ・ ・ ・
・ ・ ・ ・(3)減算後の値1dにより送電線り
の事故を判別し、事故と判断した場合には、しゃ断器C
B、1.CB2にしゃ断器トリップ指令信号を与えて開
路させ、送電線りを保護する。
れを、+1)式の充電電流1cで減算補償し、I d
= I + I 2 J ωCV ・ ・ ・
・ ・ ・ ・(3)減算後の値1dにより送電線り
の事故を判別し、事故と判断した場合には、しゃ断器C
B、1.CB2にしゃ断器トリップ指令信号を与えて開
路させ、送電線りを保護する。
充電電流補償を行うのは、(2)式の値Id’ で判別
するようにすると、充電電流Icが大きい場合(電流差
動継電器の動作整定値を超える場合)に誤動作するから
であり、充電電流補償を行うと、送電線りに事故がない
場合は、Idは0であるが、送電線りに事故が発生した
場合は、事故に相応した値となる。
するようにすると、充電電流Icが大きい場合(電流差
動継電器の動作整定値を超える場合)に誤動作するから
であり、充電電流補償を行うと、送電線りに事故がない
場合は、Idは0であるが、送電線りに事故が発生した
場合は、事故に相応した値となる。
上記は電気所S、 、S、ともに電源(母線電圧)があ
る場合であるが、第4図に示すように、電気所S、には
電源があるが、電気所S2には電源がなく、かつ、しゃ
断器CB2が開路しているような場合、電気所SI側の
電流差動継電器CU。
る場合であるが、第4図に示すように、電気所S、には
電源があるが、電気所S2には電源がなく、かつ、しゃ
断器CB2が開路しているような場合、電気所SI側の
電流差動継電器CU。
では、前記(3)式に示す補償演算が正しく行われるが
、電気所82例の電流差動継電器CU2では、jωCV
の■が零となるために、 I d −T + I 2 JωCV= 1.
−1 c・・・・・(4) となり、充電電流1cそのものとなって、充電電流1c
が電流差動継電器CU2の動作整定値を超えていると、
トリップ指令信号を発生し続け、しゃ断器CB zが閉
路不能になるという問題があった。
、電気所82例の電流差動継電器CU2では、jωCV
の■が零となるために、 I d −T + I 2 JωCV= 1.
−1 c・・・・・(4) となり、充電電流1cそのものとなって、充電電流1c
が電流差動継電器CU2の動作整定値を超えていると、
トリップ指令信号を発生し続け、しゃ断器CB zが閉
路不能になるという問題があった。
この発明は上記問題を解消するためになされたこもので
、母線電圧の有無による誤動作を防止す荒 ることができる電流差動継電器を提供することを目的と
する。
、母線電圧の有無による誤動作を防止す荒 ることができる電流差動継電器を提供することを目的と
する。
この発明は上記目的を達成するため、設置端側端での送
電線電圧印加の有無を監視し、送電線電圧印加無しの場
合はしゃ断器トリップ指令の送出を阻止する構成とした
ものである。
電線電圧印加の有無を監視し、送電線電圧印加無しの場
合はしゃ断器トリップ指令の送出を阻止する構成とした
ものである。
この発明では、設置側端の母線電圧が不足電圧となった
場合、しゅ断器開路時は、トリップ指令の送出が停止さ
れるから、充電電流が大きくて、継電器の整定値を超え
、事故を誤検出しても、しゃ断器をいたずらに開路させ
るような事態は防止される。
場合、しゅ断器開路時は、トリップ指令の送出が停止さ
れるから、充電電流が大きくて、継電器の整定値を超え
、事故を誤検出しても、しゃ断器をいたずらに開路させ
るような事態は防止される。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、2は電流差動継電器1の入力部であっ
て、変成器PT、が検出した母線Laの電圧V、変流器
CT、が検出した電流I、を取り込む。この電圧■、電
流IfはA/D変換部3でデジタル量に変換されて、演
算部4と送信部5に供給される。この送信部5は、電流
■1の値を送電線りの他端の電気所S2に設けられた電
流差動継電器(この電流差動継電器1と同じ構成をもつ
)へ伝送する。6は受信部であって、送電線りの他端の
電気所S2に設けられた電流差動継電器から該他端例の
電流情報を受信し、演算部4に供給する。7は出力部で
あって、演算部4の演算結果である出力を取り込み、事
故検出時、トリップ指令信号を送出し、しゃ断器CBl
の開閉制御を行うとともに、トリップ指令信号を送電線
りの他端側のしゃ断器へも送出する。
て、変成器PT、が検出した母線Laの電圧V、変流器
CT、が検出した電流I、を取り込む。この電圧■、電
流IfはA/D変換部3でデジタル量に変換されて、演
算部4と送信部5に供給される。この送信部5は、電流
■1の値を送電線りの他端の電気所S2に設けられた電
流差動継電器(この電流差動継電器1と同じ構成をもつ
)へ伝送する。6は受信部であって、送電線りの他端の
電気所S2に設けられた電流差動継電器から該他端例の
電流情報を受信し、演算部4に供給する。7は出力部で
あって、演算部4の演算結果である出力を取り込み、事
故検出時、トリップ指令信号を送出し、しゃ断器CBl
の開閉制御を行うとともに、トリップ指令信号を送電線
りの他端側のしゃ断器へも送出する。
第2図は演算部4が行う演算処理フローを示したもので
、41は(3)式の演算結果が故障有りの場合に出力(
Hレベル)するリレ一部、42はしゃ断器CBIの開閉
状態を該しゃ断器CB +の補助接点Ax情報により判
別するしゃ断器監視部であって、しゃ断器CB、が閉の
ときHレベルの信号を送出する。43は母線Laの電圧
の有無を監視する母線電圧監視部であって、電圧無しの
時にHレベルの信号を送出する。44〜47はタイマ部
48はオア回路、49はトリップ指令を送出するアンド
ゲート回路である。
、41は(3)式の演算結果が故障有りの場合に出力(
Hレベル)するリレ一部、42はしゃ断器CBIの開閉
状態を該しゃ断器CB +の補助接点Ax情報により判
別するしゃ断器監視部であって、しゃ断器CB、が閉の
ときHレベルの信号を送出する。43は母線Laの電圧
の有無を監視する母線電圧監視部であって、電圧無しの
時にHレベルの信号を送出する。44〜47はタイマ部
48はオア回路、49はトリップ指令を送出するアンド
ゲート回路である。
この構成においては、送電vALに故障が発生したこと
を検知しても、母線Laに電圧が無い場合またはしゃ断
器CB、が開路して送電線りと母線Laとが切離されて
いる場合には、トリップ指令信号はアンドゲート介49
で阻止されてしまう。
を検知しても、母線Laに電圧が無い場合またはしゃ断
器CB、が開路して送電線りと母線Laとが切離されて
いる場合には、トリップ指令信号はアンドゲート介49
で阻止されてしまう。
従って、第4図について説明したように、しや断器CB
2が開路し、電気所S、に電源(母線電圧)がなく、充
電電流補償が正しく行われない場合に、電気所82側に
設置した電流差動継電器1が誤動作してしゃ断器CB、
、CB2をいたずらに開路させるようなことは無くな
る。
2が開路し、電気所S、に電源(母線電圧)がなく、充
電電流補償が正しく行われない場合に、電気所82側に
設置した電流差動継電器1が誤動作してしゃ断器CB、
、CB2をいたずらに開路させるようなことは無くな
る。
なお、タイマ部44.46はしゃ断器投入時に判別部4
2がHレベル、または判別部43がLレベルとなって、
トリップ信号阻止動作が瞬時に解放されるのを防止する
ために設けてあり、タイマ45はしゃ断器トリップ時い
に判別部42がI、となっても、判別部41の出力中は
トリップ信号出力動作を継続させるためのものである。
2がHレベル、または判別部43がLレベルとなって、
トリップ信号阻止動作が瞬時に解放されるのを防止する
ために設けてあり、タイマ45はしゃ断器トリップ時い
に判別部42がI、となっても、判別部41の出力中は
トリップ信号出力動作を継続させるためのものである。
タイマ47は継電器1が電源端に設置されている場合に
、しゃ断器投入時の事故により判別部41の出力がLレ
ベルからHレベルに変化しても、トリップ出力を送出さ
せるために設けである。
、しゃ断器投入時の事故により判別部41の出力がLレ
ベルからHレベルに変化しても、トリップ出力を送出さ
せるために設けである。
この発明は以上説明した通り、設置側端の母線電圧の有
無、しゃ断器開閉状態によりしゃ断指令の送出を制御す
るようにしたので、母線電圧が無い場合に誤動作する恐
れを防止することができ、従来に比し、信頼性を向上す
ることができる。
無、しゃ断器開閉状態によりしゃ断指令の送出を制御す
るようにしたので、母線電圧が無い場合に誤動作する恐
れを防止することができ、従来に比し、信頼性を向上す
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は上記実施例におけ演算部の処理フロを示す図、第3図
は電流差動継電方式の原理を説明するめの系統図、第4
図は従来の電流差動継電器の欠点を説明するための系統
図である。 図において、41−リレ一部、42−Lや断器監視部、
43−・−母線電圧監視部、Sl−電気所、L−・・送
電線。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
は上記実施例におけ演算部の処理フロを示す図、第3図
は電流差動継電方式の原理を説明するめの系統図、第4
図は従来の電流差動継電器の欠点を説明するための系統
図である。 図において、41−リレ一部、42−Lや断器監視部、
43−・−母線電圧監視部、Sl−電気所、L−・・送
電線。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 被保護区間の送電線両端側で検出した電流の差電流を、
対地静電容量の充電電流で補償し、補償した電流値に基
づき事故の有無を判別して事故検出時にしゃ断器トリッ
プ指令を送出する電流差動継電器において、設置端側端
での送電線電圧印加の有無を監視し、送電線電圧印加無
しの場合は上記しゃ断器トリップ指令の送出を阻止する
ことを特徴とする電流差動継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259737A JPH02106124A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電流差動継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259737A JPH02106124A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電流差動継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106124A true JPH02106124A (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=17338249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63259737A Pending JPH02106124A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 電流差動継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02106124A (ja) |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63259737A patent/JPH02106124A/ja active Pending
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