JPH02105918A - タッチパネル入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はパネル表面を七などで押圧することにより位置
情報を入力するタッチパネル入力装置に関する。

〔従来の技術〕

この種のタッチパネル入力装置は、パネル表面上の押下
げ位置を検出してこれをデジタル信号に変換するもので
あり、例えばパーソナルコンピュータの図形入力装置な
どとして使用されている。

この種のタッチパネル入力装置は、例えば、パネル表面
を指などで押圧することにより、２枚のパネルの内側の
面に設けた導電体の旧を接触させ、接触位置を電気的に
検出することにより位置情報を得るように構成されてい
る。

第２図はこの種のタッチパネル入力装置の分解斜視図で
ある。

第２図において、向かい合わせて配置された２枚の透明
板（パネル）１．２のそれぞれの内側の面に導電体のＩ
’４１２．１３が塗布または貼付けなどによって形成さ
れており、これらの透明板１．２は一般に表示装置の前
面に装着され、表示内容を見ながらパネル上の所定位置
を指等で押し下げることにより前記導電体の層１２．１
３を接触させて電気的導通を得るよう構成されている。

前記導電体の層１２．１３は、通学状態では離隔してい
るが、指等で押圧する時、押圧点で接触し・て導通状態
に切り替わり異なった電気的状態に変化する。

前記電気的状態は、各導電体のＮ１２．１３の端縁に設
けた導体３．４．５．６に接続されたリード線７．８．
９、ｌＯを通して外部回路へ伝送され、そこで位置情報
に変換される。

前記２枚の透明板（パネル）１．２は、押圧によって内
面の導電体のＪＷ１２．１３が接触するように狭い隙間
をもって対面配置されており、通常状態では前記導電体
のＷ１１２．１３が接触しない構造になっている。

この導電体の屓１２．１３を離隔するための構造として
、図示の装置では、一方の透明板２の内側の面の全体に
所定の分布をなくして多数の突起１９を設けるとともに
、２枚の透明板１．２の周縁部間に隙間規制用の絶縁材
のスペーサ１６．１７．１８を接合する構造が採用され
ている。

前記突起１９は、例えば透明な絶縁材（樹脂など）で作
った所定の高さの粒状体を接着等で固着したり、あるい
は一体成形などで形成することができる。

〔発明が解決しようとする技術課題〕

ところで、タッチパネル入力装置にあっては、押圧深作
する時のパネルの押下げ量は一般に僅少である。

このため、通常のユーザーにとっては、押下げた感覚が
明確でなく、正しく入力できたか否かを確認するのが困
難であった。

そこで、従来技術では、押下げた際に、タッチパネルを
通して見える表示内容を変化させたり、あるいは、音を
発生させるなどの手段により正しく入力できたことをユ
ーザーに知らせる方法が採用されていた。

しかし、このような従来の方法では、正しく押下げたと
いうクリック感が直接手に伝わらず、目や耳などの別の
感覚経路を通して認識することになるので、人によって
は不自然さを感じることがあった。

本発明の目的は、上記従来技術の技術的課題を解決でき
、押下げた時にパネル表面に電気を発生させ、それを指
先に伝えて入力完了を感知させることにより、自然な操
作を実現しうるタッチパネル入力装置を提供することで
ある。

〔課題解決のための手段〕

本発明は、パネルを押圧することにより位置情報を入力
するタッチパネル入力装置において、パネルを押圧した
時該パネルが押下げられたことおよび押下げられた位置
を検出する検出手段と、検出結果を処理して制御信号を
出力する処理手段と、該処理手段により制御され前記押
下げが正しく行われた時前記パネルの表面に電気を発生
させる電気発生手段とを備えて成るタッチパネル入力装
置により、上記目的を達成するものである。

〔実施例〕

第１図は本発明によるタッチパネル入力装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。

第１図において、２１はタッチパネル装置のタッチパネ
ル本体を示し、２２は前記タッチパネル本体２１のパネ
ル（第２図中の透明板１に相当する）が押下げられたこ
とおよび押下げられた位置を検出する検出回路、２３は
前記タッチパネル本体２１と前記検出回路２２とを接続
するリード線、２４は前記検出回路２２からの伝送され
た検出信号を処理してデジタル位置情報を得る処理手段
、２５はパネルｌの表面に電圧パルスを発生させるパル
ス発生器、２６はパネルの押下げが行われた時あるいは
それ以外の所望の時前記パルス発生器２５を作動させる
ための信号を送る配線である。

前記パルス発生器２５によってタッチパネル１表面に発
生させる電圧は、指先では感じられるが痛（はない程度
の電圧に選定される。

さらに、第１図において、２７．２８は、それぞれ、タ
ッチパネル１の表面にくし状に配置され前記パルス発生
器２５からのパルス電圧が印加される電極を示す。

前記くし状の電極２７．２８は、透明な電極で構成され
、かつ指で押圧した時該指が一対の電極２７．２８のい
ずれにも指が接触するように所望のピッチ間隔で配置さ
れている。

こうして、本発明によるタッチパネル入力装置、す・な
わち、パネル（透明板）１を押圧することにより位置情
報を入力するタッチパネル入力装置２１において、パネ
ル１を押圧した時該パネルが押下げられたことおよび押
下げられた位置を検出する検出手段２２と、検出結果を
処理して制御信号を出力する処理手段２４と、該処理手
段により制御され前記押下げが正しく行われた時押圧さ
れたパネル１の表面に電気を発生させる電気発生手段２
５とを備えて成るタッチパネル入力装置が提供される。

使用に際しては、タッチパネル１が七の押圧力等で押下
げられると、導電体のＮ１２．１３　（第２図）の接触
導通などによる状態変化が検出回路２２によって検出さ
れ、押下げられたことおよび押下げられた位置に関する
情報が処理手段２４へ送られる。

処理手段２４は、検出回路２２からの情報に基づいて処
理を行い、押下げにより正しく入力が行われた時には所
定の制御信号を電気発生手段（パルス発生器）２５へ伝
送する。

制御信号を受けた電気発生手段２５は押下げられたパネ
ルｌの表面に配置された画電極２７．２８間に電圧パル
スを発生させる。

これによって、押下げ操作した指にパルス電圧による刺
激が与えられ、操作した使用者は押下げにより入力が正
しく行われたごとを自然な感覚で確認することが可能に
なった。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、パネ
ルを押圧することにより位置情ンｕを入力するタッチパ
ネル入力装置において、パネルを押圧した時該パネルが
叩下げられたことおよび押下げられた位置を検出する検
出手段と、検出結果を処理して制御信号を出力する処理
手段と、該処理手段により制御され前記押下げが正しく
行われた時前記パネルの表面に電気を発生させる電気発
生手段とを備えて成る構成にしたので、入力が正しく行
われたことを押圧する指先から感じることができ、自然
な感覚で操作しうるタッチパネル入力装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるタッチパネル入力装置の一実施例
の構成を示すブロック図、第２図は本発明を適用するの
に好適なタッチパネル入力装置の分解斜視図である。 １−−−ｍ−−−・・−タッチパネル（透明板）、２Ｌ
−・タッチパネル本体、２２・−−−一−−−検出手段
、２４・・−処理手段、２５−・・−・−電気発生手段
（パルス発生器）、２７．２８−−−−−・・−電極。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パネルを押圧することにより位置情報を入力する
   タッチパネル入力装置において、パネルを押圧した時該
   パネルが押下げられたことおよび押下げられた位置を検
   出する検出手段と、検出結果を処理して制御信号を出力
   する処理手段と、該処理手段により制御され前記押下げ
   が正しく行われた時前記パネルの表面に電気を発生させ
   る電気発生手段とを備えて成るタッチパネル入力装置。