JPH0210557Y2 - - Google Patents

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JPH0210557Y2
JPH0210557Y2 JP1980022196U JP2219680U JPH0210557Y2 JP H0210557 Y2 JPH0210557 Y2 JP H0210557Y2 JP 1980022196 U JP1980022196 U JP 1980022196U JP 2219680 U JP2219680 U JP 2219680U JP H0210557 Y2 JPH0210557 Y2 JP H0210557Y2
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signal
generating
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waveform
clock
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【考案の詳細な説明】 本考案は自動伴奏回路のたとえば自動アカンパ
ニメント(ACC)音のエンベロープ波形、とく
にアクセント信号によるエンベロープ波形の振幅
を容易に可変設定できる電子楽器に関するもので
ある。
従来のアカンパニメント(ACC)信号の発生
回路は、第2図の実施例回路で併せて後述する
が、そのACC音のエンベロープ音は第1図aに
示す楽譜音に対し、同図bに示すようにリズムパ
ターンに応じて同じ音量で楽音がでるだけできわ
めて単調なものになつていた。これに対し、同図
cに示すようにリズムパターンに応じてアクセン
トをつけて音楽的表現をより豊かにしたものが要
望された。
本考案の目的はACC信号のエンベロープ波形
に対しアクセント信号を付加するとともに振幅を
可変設定できる電子楽器を提供することである。
前記目的を達成するため、本考案の電子楽器
は、自動伴奏の速度に対応する周波数のクロツク
信号を発生するクロツク発生手段3と、 該クロツク発生手段からのクロツク信号を制御
状態に応じて、複数のリズムパターンのうち選択
されたリズムパターンに対応するエンベロープ波
形にタイミングを与えるアカンパニメント信号
と、所望の同期クロツク毎に該エンベロープ波形
の拡大を示すアクセント信号とを発生するオート
コード発生手段2,4〜6と、 前記アカンパニメント信号によりレベル変化の
タイミングを与えてエンベロープ波形を発生し、
前記アクセント信号が発生したときのみ該エンベ
ロープ波形のレベルを拡大するようにしたエンベ
ロープ波形形成回路20とを具え、 該エンベロープ波形形成回路が、前記オートコ
ード発生手段からのアカンパニメント信号を検出
する手段21と、該検出手段のパルス幅に対応し
エンベロープのベースとなる方形波を発生し、該
検出手段の出力の立上りに応じ微分波形を発生
し、それらを重畳しエンベロープ波形を発生する
手段22,23と、複数の分圧抵抗の分圧点より
取出した出力手段により前記ベースとなる方形波
と微分波形にそれぞれ所定レベルを与える手段2
4,25と、前記アクセント信号の発生により前
記複数の分圧抵抗の一部を短絡する手段26とよ
り成ることを特徴とするものである。
第2図は本考案の実施例の構成を示す説明図で
ある。
複数の音源をそれぞれのキースイツチでオンオ
フするキースイツチ回路1により、押鍵されたキ
ースイツチに対応した音源出力を電圧制御形増幅
器(VCA)より成るゲート回路9に導く。一方、
スタート、ストツプ、シンクロスタート、ブレー
ク等の制御信号をコントロール回路2に入れ、リ
ズム速度を決める発振器(OSC)3からのクロ
ツクを制御しカウンタ4に与えて計数する。
このカウンタ4のカウンタ出力はオートコード
用固定メモリROM6にタイミングパルスとして
与えられる。
また、リズム選択信号をエンコーダ5を通して
符号化したコード信号をアドレスとしてオートコ
ード用固定メモリ(ROM)6に与える。
オートコード用固定メモリ(ROM)6は前述
のカウンタ4からのタイミングで読出し、自動ベ
ース音発生回路10へのタイミングパルスを出力
し、また、押鍵した鍵の音源を出力するための
ACC信号と、ACC信号の所要部分に同期して強
調させるアクセント信号を出力する。
ACC信号とアクセント信号は加算回路7によ
り加算され、波形変換回路8によりエンベロープ
波形に変換され、前述のゲート回路9を制御す
る。これにより、たとえば複数和音の押鍵に応じ
たACC信号が所望のリズム速度に同期してゲー
ト回路9より出力する。
従来はこのACC信号のみがゲート回路9に送
られ、リズム速度に同期して出力されていたもの
である。
付随的に設けられている自動ベース音発生回路
10は、自動伴奏用鍵スイツチ回路12を走査し
て押鍵キーコードをコード根音判別回路13で判
別し、その出力とオートコード用ROM6からの
リズム速度に合せた3度、5度等の信号を加算器
11に入力して加算し、以下D/A変換器14、
電圧制御形発振器(VCO)15を通して所望の
ベース音信号を得て、ゲート回路9の出力ととも
に音響システム16に入力し両者を組合せて発音
される。
第3図は本考案要部の詳細な実施例を示す説明
図である。
同図は、第2図の加算回路71波形変換回路8、
ゲート回路9の具体回路として、オートコード用
ROM6からのACC信号とアクセント信号を入力
するACC回路20とゲート回路30の構成を示
す。ACC回路20はオートコード用ROM6から
のACC信号をトランジスタ21のベースに加え
てコレクタ電圧○イを出力し、トランジスタ22の
ベースへ抵抗器を介して与え、また、コンデンサ
Cを介してトランジスタ23のベースに加える。
トランジスタ24,25はエミツタ・コレクタ
を直列接続しトランジスタ23のエミツタはトラ
ンジスタ24,25のエミツタ・コレクタ接続点
Aに接続し、トランジスタ22のエミツタはトラ
ンジスタ25のエミツタに接続される。
また、トランジスタ24,25のベース側には
抵抗器(RA)27、(RB)28、(RC)29に
よりベース・バイアスを与え、抵抗器(RA)2
7、(RB)28の接続点にはトランジスタ26
のコレクタを接続しトランジスタ26のベースに
は前記アクセント信号を与える。
このような構成において、トランジスタ24の
エミツタとトランジスタ25のコレクタの接続点
Aと、トランジスタ25と22の各エミツタ間の
接続点Bにはそれぞれトランジスタ24,25の
ベース電位、すなわち電圧+Vから接地間の直列
抵抗(RA)27、(RB)28、(RC)29の分圧
点の電位(RB+RC)V/(RA+RB+RC),RC
V/(RA+RB+RC)が出力される。従つて、ト
ランジスタ23からは(RB+RC)V/(RA+RB
+RC)の振幅をもつたアタツク信号○ハが、トラ
ンジスタ22からはRCV/(RA+RB+RC)の振
幅をもつた方形波形○ロが出力され、各々が重畳さ
れてエンベロープ波形○ニが複数のゲート回路群3
0へ出力される。
押鍵に対応してそれぞれの音源から楽音信号が
前記エンベロープ波形○ニによつて開閉制御され、
ACC音信号として出力し音響システム16に送
られる。
オートコード用ROM6からのアクセント信号
が所望のリズムに同期して出力されると、トラン
ジスタ26のベースに加えられてこれをオンと
し、抵抗27を短絡することになる。従つて上述
のA点の電圧はV,B点の電位はRCV/(RB
RC)となり振幅が大きくなる。すなわちアクセ
ントのついた音が出力される。この場合の波形は
エンベロープ波形○ニに点線で図示したようにほぼ
相似形に形成される。
このエンベロープ波形のアタツクレベル、サス
テインレベル等に対し、分圧抵抗(RA)27を
変化させることにより、ACC信号だけの場合と
アクセント信号を付加した場合の差を自由に設定
することができる。
次に、ACC回路20の出力をゲート回路群3
0のうちの代表的に示す1つのゲート回路のトラ
ンジスタ31のエミツタに入力しベースに押鍵信
号の反転信号を与えて制御する。すなわち、トラ
ンジスタ31のコレクタはトランジスタ32のコ
レクタと共通接続し、トランジスタ32のベース
に音源出力を入力する。そしてトランジスタ3
1,32のコレクタ共通接続点からダイオードを
介してACC音信号を取り出し音響システム16
に与える。これにより、押鍵期間に応じ楽音信号
にエンベロープ波形を付与することができるもの
である。
本ゲート回路30では、各音別にこのトランジ
スタ31,32の共通コレクタ部に、直列抵抗と
並列コンデンサより成る積分回路33を挿入する
ことにより、リズムに合せたエンベロープ波形の
区間境界部におけるACC音の歯切れの悪さを改
善することができ、とくにアクセント信号で強調
した場合に効果が大きい。
第4図a〜eは上述の原理の説明図である。
たとえば、同図a〜dに示す時間経過に従つて
C,E,G,B音の鍵を押鍵した場合、従来の共
通ゲートを使えば同図eのACC音信号のエンベ
ロープ波形において、区間〜のうち、区間
はC,E音、区間はE,G,B音、区間は
G,B音が存在するが、区間ではE音が急に消
える状態となり歯切れが悪く濁つた音の感じを与
える。これに対し、この考案のような各音別の積
分回路33を通すことにより徐々に消えるから耳
ざわりとならない。とくにアクセント信号により
強調した部分に含まれる場合にはこの効果が大き
いものである。
以上説明したように、本考案によれば、自動ア
カンパニメント音のエンベロープ波形に対しアク
セント信号を付加する場合、その振幅変化の固定
的設定の外に、可変設定が可能となるから演奏者
の個性による表現が豊富となり、自然楽器音に近
づけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の問題点の説明図、第2図は本
考案の実施例の構成を示す説明図、第3図は本考
案要部の詳細な実施例の構成を示す説明図、第4
図a〜eは本実施例の構成部分の効果の説明図で
あり、図中、2はコントロール回路、3は発振器
(OSC)、4はカウンタ、5はエンコーダ、6は
オートコード用ROM、10は自動ベース音発生
回路、16は音響システム、20はACC回路、
21〜26,31,32はトランジスタ、27〜
29は分圧抵抗、30はゲート回路群、33は積
分回路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動伴奏の速度に対応する周波数のクロツク信
    号を発生するクロツク発生手段3と、 該クロツク発生手段からのクロツク信号を制御
    状態に応じて、複数のリズムパターンのうち選択
    されたリズムパターンに対応するエンベロープ波
    形にタイミングを与えるアカンパニメント信号
    と、所望の同期クロツク毎に該エンベロープ波形
    の拡大を示すアクセント信号とを発生するオート
    コード発生手段2,4〜6と、 前記アカンパニメント信号によりレベル変化の
    タイミングを与えてエンベロープ波形を発生し、
    前記アクセント信号が発生したときのみ該エンベ
    ロープ波形のレベルを拡大するようにしたエンベ
    ロープ波形形成回路20とを具え、 該エンベロープ波形形成回路が、前記オートコ
    ード発生手段からのアカンパニメント信号を検出
    する手段21と、該検出手段のパルス幅に対応し
    エンベロープのベースとなる方形波を発生し、該
    検出手段の出力の立上りに応じ微分波形を発生
    し、それらを重畳しエンベロープ波形を発生する
    手段22,23と、複数の分圧抵抗の分圧点より
    取出した出力手段により前記ベースとなる方形波
    と微分波形にそれぞれ所定レベルを与える手段2
    4,25と、前記アクセント信号の発生により前
    記複数の分圧抵抗の一部を短絡する手段26とよ
    り成ることを特徴とする電子楽器。
JP1980022196U 1980-02-22 1980-02-22 Expired JPH0210557Y2 (ja)

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JP1980022196U JPH0210557Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22

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JP1980022196U JPH0210557Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22

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JPS56123397U JPS56123397U (ja) 1981-09-19
JPH0210557Y2 true JPH0210557Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=29618323

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51108819A (ja) * 1975-03-20 1976-09-27 Nippon Musical Instruments Mfg
JPS54113320A (en) * 1978-02-23 1979-09-04 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic instrument

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628633Y2 (ja) * 1974-05-31 1981-07-07

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