JPH0210537A - 情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

情報記録媒体の製造方法

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JPH0210537A
JPH0210537A JP63159350A JP15935088A JPH0210537A JP H0210537 A JPH0210537 A JP H0210537A JP 63159350 A JP63159350 A JP 63159350A JP 15935088 A JP15935088 A JP 15935088A JP H0210537 A JPH0210537 A JP H0210537A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive layer
information recording
recording medium
cut
card
Prior art date
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Pending
Application number
JP63159350A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujihiro Itou
伊藤 富士弘
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光学的に情報の記録再生を行うカート状の情報
記録媒体の切断方法に関する。
[従来の技術] 従来、熱可塑性樹脂、たとえばポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)樹脂は非結晶性高分子物質てあり、比較
的弱い極性基を有し2外観は無色透明で、光透過率は9
2〜98%程度におよび、屈折率は1.48〜1.50
程度と高い。比重は1.17〜1.20程度てあり、熱
変形温度は70’C〜110°C程度である。さらに、
95〜110’C程度に加熱して曲げても、白化、クレ
ージング現象をおこさず熱加工性にすぐれている。した
がって、光学的成形材料として広く使用されている。し
かし、極性原子団を含むため、引張り強さ(4,92〜
7.73kg/m+s2) 、圧縮強さ(8,44〜1
2.65kg/am”程度)および曲げ強さ(9,14
〜11.95kg#m”程度)等か弱い難点かある。但
し、前記の数値は、ASTM D 638.695.7
90.256により測定した値である。
上記特性をもつPMMA材の切断方法としては、次の方
式か一般的である。
1)カッターあるいはノコギリにより直接切断する方式
またはカッターあるいはノコギリによりハーフカットし
た後、衝撃を加えて割る方式。
2) CO2レーザーを約0,2■履φに集光、走査し
、PMMAを部分的に溶解させて切断する方式。
3)高速度工具鋼を使用したオス、メス金型刃による打
抜き。
4) PMMAを熱変形温度近傍まて加熱し、打抜き切
断する方式。
[発明が解決しようとする課題] 従来、PMMA構成の情報記録媒体としては、コンパク
トディスク(CD)の様な読み出し専用タイプや追記可
能な光ディスク、及び可変型の光磁気ディスクにみられ
る様に、PMMA基板はインジェクション等によりトラ
ック溝等の成形時に必要サイズに形成される。さらに、
該PMM八基板基板護基板等を貼り合せる場合、接着層
を基板端面に精度良く合せる必要がある。
しかしながら、上記従来技術では、接着層の位置合せを
精度良く行なうことができず、接着層かはみ出したり、
内側に入り込んだりするため、リーダーライター(R/
W)内でのカード状の情報記録媒体(以下、カートと記
す)の走行不良か発生したり、接着不良により、はかれ
か発生する欠点があった。
また、 PMMAの物性玉、カードのカッチインタ方式
にも問題かあり、上記従来技術におけるカッター等によ
る切込み方法ては切りクズ等によるゴミか発生し、カー
ドの欠陥(記録・再生時のエラー)の原因となる。
CO□レーザー切断においては、切断面が熱によりダし
たり、接着層が溶出する。また、切断タクトが長く多量
処理することができない。
オス、メス金型による打抜きでは、切断端部にクラック
が発生し、カードの割れ、はがれ等の原因と−なる。
PMMAを熱変形温度近傍まで加熱し、打抜き切断する
方式では、接着層が軟化し、気泡の発生、はかれの発生
等があり、また熱変形温度近傍まで加熱するために時間
がかかる問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解消するためになされ
たものであり、切断面粗度にすぐれ、切断端面にクラッ
ク、ゴミ等の発生がなく、接着層のはかれや気泡の発生
がなく、切断端面に接着層か露出せず、しかもハイサイ
クルに切断することができる切断工程を有する情報記録
媒体の製造方法を提供することを目的とするものである
[課題を解決するための手段] 即ち、本発明は、透明基材、記録層、接着層及び保護基
材からなる情報記録媒体の製造方法における切断工程に
おいて、切断と同時に情報記録媒体の端部な融着するこ
とを特徴とする情報記録媒体の製造方法である。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明の情報記録媒体の製造方法は、カードサイズより
大きいサイズ(以下、ワークサイズと記す)でトラック
溝を形成した透明幕村上に記録層を設けた後、接着層を
ワークサイズよりはみださない様に形成し、透明基材と
同様のワークサイズの保護基材を用いて接着層の位置合
せ精度に幅をもたせて貼り合わせる。次いて、切断工程
において、前記ワークサイズのカードをカードサイズに
切断する際、切断部に相当する部分を溶融しながら切断
し、カードの端部な融着することにより、接着層のはか
れ、クラック、ゴミ等の発生、また接着層のはみ出しの
ないカートを製造することかてきる。
切断に使用する融着切断用治具は、特に限定することな
く通常の打抜刃、たとえはハイス鋼、超硬材などの中空
刃、ビク刃等からなるものを用いることがてきるが、融
着切断用治具の先端部分の内側面か凹状に形成されてい
ることが好ましい。
本発明において、ワークサイズのカードを切断する方法
としては、高周波加熱された融着切断用治具−を情報記
録媒体の端部に押しつけて切断と同時に融着する。融着
切断用治具の加熱温度は、情報記録媒体に使用される透
明基材および/または保護基材の材質により異なるが、
通常100°C以上で、特に 100°C〜+50°C
の範囲が好ましい。
本発明において、情報記録媒体に使用される透明基材お
よび/または保護基材の材質としては、特に限定するこ
となく一般の熱可塑性樹脂を用いることができるが、例
えばPMMA、ポリカーボネート樹脂、ポリスルホン、
ポリフェニレンオキサイド等が挙げられるか、特にPM
MAが好ましい。
接着層は、ホットメルトタイプの接着剤が好ましく、例
えばエチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体が望ましい。
また、記録層には、通常の情報記録媒体に使用されてい
るものを用いることができる。
[作用] 本発明の情報記録媒体の製造方法は、切断工程において
、切断と同時に情報記録媒体の端部な融着するので、カ
ートの端部は透明基材および保護基材の樹脂材料で融着
されているので、接着層のはかれ、クラック、ゴミ等の
発生、また接着層のはみ出しのないカートを製造するこ
とができる。
[実施例] 以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1 第1図は本発明の情報記録媒体の製造方法における切断
工程の一実施例を示す断面図、第2図は切断された情報
記録媒体の端部を示す断面図である。同図において、1
.laは情報記録媒体を融着切断する融着切断用治具、
または刃を示し、該融着切断用治具1.laの先端部分
の内側面6は凹状に形成された凹部7からなり、先端は
フラット部8からなる例を示すものである。2はPMM
Aからなる透明基材、3は接着層、5は保護基材である
表面にトラック溝を形成した。たて70mm、よこlO
口■、厚さ 0.4msのワークサイズのPMMA (
日東樹脂、輛製、商品名クラレックス)製の透明基材2
の上に記録層(図示せず)を設け、前記透明基材2と同
様のワークサイズのPMMA製の保護基材5を、接着層
として厚さ501でワークサイズよりはみださない様に
形成したエチレン−アクリル酸共重合体からなる接着剤
を用いて接着層の位置合せ精度に幅をもたせて貼り合わ
せた。次いで、高周波加熱により 100°C〜150
℃に加熱された融着切断用治具1.laを用いて、上下
2方向より透明基材2と保w1基材5に強く押し付ける
ことにより、たて54m5.よこ85m5に切断し端部
な融着した。
切断後のカード端面4は、第2図に示す様に、融着切断
用治具1.laの凹部7が転写されPMMA基材のみの
接合となり接着層3が端面に露出せず、接着層3のはみ
出しのない切断端面が形成され、かつクラック、ゴミ、
はがれのない切断が可能である。
実施例2 第3図は本発明の情報記録媒体の製造方法における切断
工程の他の実施例を示す断面図、第4図は切断されたそ
の情報記録媒体の端部な示す断面図である。同図におい
て、融着切断用治具1bは、切断用刃物IOおよび先端
部分の内側面6が凹状に形成された凹部7を有し、高周
波加熱により加熱される融着用治具llからなる例を示
すものである。
前記融着用治具11を高周波加熱により 100°0〜
150℃程度まで加熱した融着切断用治具1bを。
実施例1と同様のワークサイズのカートの透明基材に垂
直に落下せしめ、カードサイズに切断するると、前記融
着用治具11の凹部7がカード端面4に転写され、接着
層3の露出しない、すなわち接着層3のはみ出しのない
端面が形成され、かつクラック、ゴミ、はかれのない切
断か可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、接着層の位置合
せが容易てあり、貼り合わせのタクトか短縮できる。ま
た、切断端面に接着層の露出がなく、かつ、切断面粗度
にすぐれ、リーダーライター丙での走行に伴なう接着層
のしみ出しかなくなりカード走行か安定し、記録再生時
の信号か安定する。
また、情報記録媒体の端面には、クラック、はがれが無
く耐久性か向上し、さらに切断タクトが短く大量生産か
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報記録媒体の製造方法における切断
工程の一実施例を示す断面図、第2図は第1図により切
断された情報記録媒体の端部を示す断面図、第3図は切
断工程の他の実施例を示す断面図、第4図は第3図によ
り切断された情報記録媒体の端部な示す断面図である。 1、la、lb・・・融着切断用治具 2・・・透明基材     3・・・接着層4・・・カ
ート端面    5・・・保護基材6・・・内側面  
    7・・・四部8・・・フラット部    10
・・・切断用刃物It・・・融着用治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基材、記録層、接着層及び保護基材からなる
    情報記録媒体の製造方法における切断工程において、切
    断と同時に情報記録媒体の端部を融着することを特徴と
    する情報記録媒体の製造方法。
  2. (2)透明基材および/または保護基材の材質がポリメ
    チルメタクリレートである請求項1記載の情報記録媒体
    の製造方法。
  3. (3)高周波加熱された融着切断用治具を情報記録媒体
    の端部に押しつけて切断と同時に融着する請求項1記載
    の情報記録媒体の製造方法。
  4. (4)融着切断用治具の先端部分の内側面が凹状に形成
    されている請求項3記載の情報記録媒体の製造方法。
JP63159350A 1988-06-29 1988-06-29 情報記録媒体の製造方法 Pending JPH0210537A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0627734A1 (en) * 1993-06-04 1994-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Process for manufacturing optical recording medium
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