JPH0210524Y2 - - Google Patents

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JPH0210524Y2
JPH0210524Y2 JP1983061958U JP6195883U JPH0210524Y2 JP H0210524 Y2 JPH0210524 Y2 JP H0210524Y2 JP 1983061958 U JP1983061958 U JP 1983061958U JP 6195883 U JP6195883 U JP 6195883U JP H0210524 Y2 JPH0210524 Y2 JP H0210524Y2
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JP
Japan
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roller
photosensitive material
processing apparatus
ring
rollers
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JP1983061958U
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JPS59168755U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感光材料処理装置に関し、特に移送過程
における感光材料の損傷等を防止可能とした感光
材料処理装置(以下、単に「処理装置」という)
に関する。
長尺の感光材料(フイルム、印画紙等)は、第
1図に示す如く、上下に配列されたローラ11,
12,…,21,22,…の間に掛け渡された形
で、例えば、現像処理槽1、定着処理槽2、水洗
処理槽3,4,5内を順次移送されつつ処理され
る。通常、感光材料Fは感光膜面を上側に向けて
処理されるので、上部ローラ11,12,…は感
光材料Fの裏面と、下部ローラ21,22,…は
感光材料Fの感光膜面と接することになる。
ここで問題となるのは、感光材料Fの感光膜面
と接する上記下部ローラ21,22,…の構造で
ある。すなわち、この下部ローラの形状等によつ
ては、感光材料Fの感光膜面が移送中に損傷する
という事態が発生する。
従来の処理装置においては、下部ローラは硬質
プラスチツク製の円筒形のもの(いわゆる「フラ
ツトローラ」)、または、円筒状だが中央部がやや
ふくらみを有するもの(いわゆるクラウンロー
ラ」)が用いられていた。クラウンローラにおけ
る中央部のふくらみの形状については種々のもの
が見受けられる。
しかしながら、上述の如き硬質プラスチツク製
のローラを用いる処理装置においては、しばし
ば、感光材料とこれを移送するローラの表面との
間でスリツプが生じ、感光材料の感光膜面が損傷
するという問題があつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、従来の処理装置における
上述の如き問題を解消し、移送過程における感光
材料の損傷を防止可能とした処理装置を提供する
ことにある。
本考案の上記目的は、長尺の感光材料を、上下
に配列されたローラ間に掛け渡した形で順次各処
理槽内に移送しつつ処理する感光材料処理装置に
おいて、少なくとも前記ローラのうち感光材料の
感光膜面に接するローラの表面のローラ幅方向中
央部に、弾性材料から成る複数の独立した突起
を、その両側のローラ部分よりも突出させて、か
つ、リング状に設けたことを特徴とする感光材料
処理装置によつて達成される。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す処理装置の要
部である下部ローラを示す正面図である。
第2図においては、下部ローラ10Aを中央部
にふくらみ部を有するフエノール樹脂ローラの上
部ふくらみ部に、シリコンゴムで形成され、頂部
が半球状の突起を多数有するリング20Aをはめ
込んで構成している。上記リング20Aの最大径
部とローラ10Aの両端の最小径部における径の
比率は略10:8となるように調整されている。ま
た、ローラ10Aの幅Lに対して、上記リング2
0Aの幅は1/8L〜1/2L程度が好ましい。
前記リング20Aは上記シリコンゴムのほか、
EPT(エチレンプロピレンテレフタレート)、ウ
レタンゴム等の写真処理薬品に対する耐久性の大
きいものが用い得る。また、リング20Aに設け
る突起の大きさは直径1〜5mm程度の球状の頭部
を有するものとするのが望ましいが、これに限ら
れるものではない。
第1図に示した処理装置の下部ローラ21,2
2,…として、第2図に示したローラ10Aを用
いると、移送中における感光材料とローラとのス
リツプを防止するとともに、処理液中のゴミ等が
ローラ10Aの前記リング20Aの突起の間の凹
部に取り込まれて感光材料の感光膜面に押圧され
るのを防止し、これらが原因となつて発生する感
光膜面の損傷を完全に防止するという効果を奏す
る。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、こ
の例では、ローラ全体が略フラツトになるように
構成されている。リング20Bはリング20Aと
同様に形成されたものを用いている。本実施例に
おいては、元のローラは完全なフラツト形状に形
成しておき、リング20Bによつてクラウンロー
ラを構成することも可能である。
以上述べた如く、本考案によれば、長尺の感光
材料を、上下に配列されたローラ間に掛け渡した
形で順次各処理槽内に移送しつつ処理する感光材
料処理装置において、少なくとも前記ローラのう
ち感光材料の感光膜面に接するローラの表面のロ
ーラ幅方向中央部に、弾性材料から成る複数の独
立した突起を、その両側のローラ部分よりも突出
させて、かつ、リング状に設けたので、移送過程
における感光材料の損傷を完全に防止可能な処理
装置を実現できるという顕著な実用的効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は処理装置の構成を示す図、第2図、第
3図は本考案の要部であるローラを示す正面図で
ある。 1:現像処理槽、2:定着処理槽、3,4,
5:水洗処理槽、11,12,…:上部ローラ、
21,22…:下部ローラ、10A,10B:下
部ローラ、20A,20Bリング、F:感光材
料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の感光材料を、上下に配列されたローラ間
    に掛け渡した形で順次各処理槽内に移送しつつ処
    理する感光材料処理装置において、少なくとも前
    記ローラのうち感光材料の感光膜面に接するロー
    ラの表面のローラ幅方向中央部に、弾性材料から
    成る複数の独立した突起を、その両側のローラ部
    分よりも突出させて、かつ、リング状に設けたこ
    とを特徴とする感光材料処理装置。
JP6195883U 1983-04-25 1983-04-25 感光材料処理装置 Granted JPS59168755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6195883U JPS59168755U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 感光材料処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6195883U JPS59168755U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 感光材料処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59168755U JPS59168755U (ja) 1984-11-12
JPH0210524Y2 true JPH0210524Y2 (ja) 1990-03-15

Family

ID=30192170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6195883U Granted JPS59168755U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 感光材料処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59168755U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524584Y2 (ja) * 1975-05-23 1980-06-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59168755U (ja) 1984-11-12

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