JPH10268676A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10268676A
JPH10268676A JP9069509A JP6950997A JPH10268676A JP H10268676 A JPH10268676 A JP H10268676A JP 9069509 A JP9069509 A JP 9069509A JP 6950997 A JP6950997 A JP 6950997A JP H10268676 A JPH10268676 A JP H10268676A
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JP
Japan
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printing paper
toner image
image forming
air suction
printing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9069509A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanobu Matsuzoe
久宣 松添
Yasunori Sagara
康則 相良
Koji Uda
孝司 右田
Yusuke Shiihara
裕介 椎原
Shinichi Kizu
信一 木津
Masashi Ogawa
雅士 小川
Yukinori Hara
幸範 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9069509A priority Critical patent/JPH10268676A/ja
Publication of JPH10268676A publication Critical patent/JPH10268676A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交転写方式の画像形成装置において、非接
触定着手段内で印字用紙の搬送不良や印字不良が発生し
やすいという課題を有していた。 【解決手段】 トナ−像担持体に担持されたトナ−像を
印字用紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写
し、前記印字用紙に転写された前記トナ−像を非接触で
定着させる直交転写方式の画像形成装置であって、定着
器15に対向して近設されている搬送板14の前記定着
器に対向する面に複数の空気吸引孔18及び前記空気吸
引孔18と連結して吸入された空気を排出する排出器1
9を有することで、印字用紙の浮きを防止し、搬送不良
や印字不良がなく、印字品質、信頼性と定着性の高い画
像形成装置がえられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像を印字用
紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写する直交
転写方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザープリンタに代表されるよ
うに、解像度に優れ鮮明な画像を形成できるトナー方式
の画像形成装置が普及してきている。このようなトナー
方式の画像形成装置の中でも、特願平7−328600
号で開示したように、印字用紙の搬送方向と直交する方
向へトナー像担持体を移動させ、1工程ずつ小刻みにト
ナー像の転写を行う直交転写方式の画像形成装置は、そ
の構成上製品の小型化を推進するのに大変適している。
【0003】以下、このような直交転写方式を用いた従
来の画像形成装置について説明する。
【0004】図4は従来の画像形成装置の概略構成図で
あり、図5は従来の画像形成装置の転写の工程を示す斜
視図である。
【0005】図4〜図5において、表面が有機光導電性
材料の層でコーティングされた感光体ベルトからなるト
ナー像担持体1は複数のローラにより印字用紙7の搬送
方向と直交する方向に張られており、画像形成時には矢
印方向に回転することでトナー像担持体1の表面にトナ
ー像が形成される。
【0006】このトナー像担持体1の周囲には、露光器
6、帯電手段2、現像手段3、クリーニング手段4、除
電手段5等が配置されている。
【0007】露光器6の代表的なものとしてレーザーを
用いた場合について説明するが、露光器6はレーザーだ
けではなくLEDあるいはLCDを用いたものでも良
い。
【0008】図4に矢印で示す様に、トナー担持体1が
印字用紙7の搬送方向と直交する方向に回転すると、帯
電手段2を通過した部分は−600V程度に均一に帯電
し、画像信号に基づき露光器6によりレーザー光を照射
された部分の電位が−100V程度に上昇することで静
電潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分に
トナー3aを現像ローラ3bで押し付けると、トナー像
担持体1上に可視像となったトナー像3cが次々に現れ
る。
【0009】図4に示す様に、画像形成時のトナー像担
持体1は支持ローラ9a、変位ローラ9b、転写対向ロ
ーラ8の少なくとも3つのローラにより印字用紙7の搬
送方向と直交する方向に張られている。
【0010】このような直交転写方式の画像形成装置の
特徴は、転写の際にはトナー像担持体1の回転と印字用
紙7の搬送を一旦停止し、転写板10上に静止した印字
用紙7上をトナー像担持体1が転写対向ローラ8の移動
に伴い、すり付けられて変位することである。この際、
トナー像担持体1の弛みをなくす為に変位ローラ9bは
転写対向ローラ8の動きに追従して変位する。
【0011】1工程分の転写が終了する毎に、転写対向
ローラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域
外に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙
7から離隔する。すると印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅の分ずつである。断続的に定着器15側に送られる
ことにより、印字用紙7は定着される。図5に示す様に
定着器15は熱源12と反射板13とで構成されてお
り、定着器15の下側に搬送板14を配して、非接触で
定着させる方法である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の画像形成装置では、非接触定着方式を使用
する為、印字用紙が定着器の熱によって暖められた搬送
板上を通過する時、暖められた空気により、浮き上がり
搬送不良や印字不良を生じるという課題を有していた。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、浮き上がりによる搬送不良、印字不良を解決する画
像形成装置を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、トナー像担持体に担持されたトナー像を印
字用紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、
前記印字用紙に転写された前記トナー像を非接触で定着
させる直交転写方式の画像形成装置であって、定着器に
対向して近設されている搬送板の前記定着器に対向する
面に複数の空気吸引孔及び前記空気吸引孔と連結して吸
入された空気を排出する排出器を有する。
【0015】これにより、印字用紙の浮きを防止し、搬
送不良や印字不良のない印字品質と信頼性の高い画像形
成装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トナー像担持体に担持されたトナー像を印字用紙の
搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、前記印字
用紙に転写された前記トナー像を非接触で定着させる直
交転写方式の画像形成装置であって、定着器に対向して
近設されている搬送板の前記定着器に対向する面に複数
の空気吸引孔及び前記空気吸引孔と連結して吸入された
空気を排出する排出器を有することで、印字用紙の浮き
を防止し、搬送不良や印字不良のない印字品質と信頼性
の高い画像形成装置を提供することができるという作用
を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、前記搬送板が、
前記搬送板の反対向面に前記空気吸引孔と連通する孔部
を有する断熱材層を備えたものであり、前記搬送板の温
度を下げず、前記空気吸引孔により印字用紙を搬送板に
吸引することにより、前記定着部での印字用紙の浮きを
防止し、搬送不良や印字不良のない印字品質、信頼性と
定着性の高い画像形成装置を提供することができるとい
う作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図3を用いて説明する。従来例と同一なものについては
同一の記号を使用する。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態による画像形成装置の概略構成図であり、図2は本
発明の一実施の形態よる画像形成装置の転写の工程を示
す斜視図である。
【0020】図1〜図2において、表面が有機光導電性
材料の層でコーティングされた感光体ベルトからなるト
ナー像担持体1は複数のローラにより印字用紙7の搬送
方向と直交する方向に張られており、画像形成時には矢
印方向に回転することでトナー像担持体1の表面にトナ
ー像が形成される。
【0021】このトナー像担持体1の周囲には、露光器
6、帯電手段2、現像手段3、クリーニング手段4、除
電手段5等が配置されている。
【0022】露光器6の代表的なものとしてレーザーを
用いた場合について説明するが、露光器6はレーザーだ
けではなくLEDあるいはLCDを用いたものでも良
い。
【0023】図1に矢印で示す様に、トナー担持体1が
印字用紙7の搬送方向と直交する方向に回転すると、帯
電手段2を通過した部分は−600V程度に均一に帯電
し、画像信号に基づき露光器6によりレーザー光を照射
された部分の電位が−100V程度に上昇することで静
電潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分に
トナー3aを現像ローラ3bで押し付けると、トナー像
担持体1上に可視像となったトナー像3cが次々に現れ
る。
【0024】図1に示す様に、画像形成時のトナー像担
持体1は支持ローラ9a、変位ローラ9b、転写対向ロ
ーラ8の少なくとも3つのローラにより印字用紙7の搬
送方向と直交する方向に張られている。
【0025】このような直交転写方式の画像形成装置の
特徴は、転写の際にはトナー像担持体1の回転と印字用
紙7の搬送を一旦停止し、転写板10上に静止した印字
用紙7上をトナー像担持体1が転写対向ローラ8の移動
に伴い、すり付けられて変位することである。この際、
トナー像担持体1の弛みをなくす為に変位ローラ9bは
転写対向ローラ8の動きに追従して変位する。
【0026】1工程分の転写が終了する毎に、転写対向
ローラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域
外に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙
7から離隔する。すると印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅の分ずつである。断続的に定着器15側に送られる
ことにより印字用紙7は定着される。図3は定着器の断
面図であるが、12は熱源であり、ハロゲンランプ等が
利用される。13は反射板であり、熱源からの熱を反射
して印字用紙上に効率よく集める役目を果たす。14は
搬送板であり印字用紙7が搬送される。この時、印字用
紙7は搬送板14の空気吸引孔18から吸引される為、
定着手段内において浮きが発生することはない。空気吸
引孔18から吸入された空気はファン等を用いた排出器
19によって排出される。なお、排出器19を搬送板1
4と直結した場合を説明したが、両者を分離し排出管等
で連結してもよい。また、搬送板14は適温に暖められ
ているほうが印字用紙を暖める効果がある為、定着性の
向上に効果がある。17は断熱材層であり搬送板14の
空気吸引孔18に連通して孔が設けられている。この
時、断熱材層17の空気吸引孔は搬送板の空気吸引孔よ
りも径が小さい方がよい。その理由は断熱材層17の空
気吸引孔が搬送板14により塞がれた状態だと、搬送板
14の熱をとって温度が低下しやすくなる為である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印字用紙
の浮きを防止し、定着時の搬送板を適当な温度に保持で
きることから、搬送不良と印字不良の発生を抑え、信頼
性、定着性と印字品質の高い画像形成装置が得られると
いう有利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像形成装置の概
略構成図
【図2】本発明の一実施の形態による画像形成装置の転
写工程を示す斜視図
【図3】本発明の実施の形態1による定着器及び搬送板
の断面図
【図4】従来の画像形成装置の概略構成図
【図5】従来の画像形成装置の転写の工程を示す斜視図
【符号の説明】
1 トナー像担持体 2 帯電手段 3 現像手段 3a トナー 3b 現像ローラ 3c トナー像 4 クリーニング手段 5 除電手段 6 露光手段 7 印字用紙 8 転写対向ローラ 9a 支持ローラ 9b 変位ローラ 10 転写板 12 熱源 13 反射板 14 搬送板 15 定着器 17 断熱材層 18 空気吸引孔 19 排出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎原 裕介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木津 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 雅士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 原 幸範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー像担持体に担持されたトナー像を印
    字用紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、
    前記印字用紙に転写された前記トナー像を非接触で定着
    させる直交転写方式の画像形成装置であって、定着器に
    対向して近設されている搬送板の前記定着器に対向する
    面に複数の空気吸引孔及び前記空気吸引孔と連結して吸
    入された空気を排出する排出器を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記搬送板が、前記搬送板の下面に前記空
    気吸引孔と連通する孔部を有する断熱材層を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP9069509A 1997-03-24 1997-03-24 画像形成装置 Pending JPH10268676A (ja)

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JP9069509A JPH10268676A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 画像形成装置

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JP9069509A JPH10268676A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 画像形成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7101032B2 (en) 2001-10-17 2006-09-05 Seiko Epson Corporation Fixed material transportation apparatus and liquid fixing apparatus
US7144106B2 (en) 2001-10-17 2006-12-05 Seiko Epson Corporation Fixed material transportation apparatus and liquid fixing apparatus using the transportation apparatus
US7322690B2 (en) 2001-10-17 2008-01-29 Seiko Epson Corporation Fixed material transportation apparatus, liquid fixing apparatus having transporatation apparatus and sucking unit of fixed material in liquid fixing apparatus

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US7712865B2 (en) 2001-10-17 2010-05-11 Seiko Epson Corporation Liquid ejection apparatus with a transporter surface including at least one hard porous member
US8419180B2 (en) 2001-10-17 2013-04-16 Seiko Epson Corporation Fixed material transportation apparatus and liquid fixing apparatus

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