JPH02103359A - 冷蔵庫等の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫等の製氷装置

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JPH02103359A
JPH02103359A JP25517188A JP25517188A JPH02103359A JP H02103359 A JPH02103359 A JP H02103359A JP 25517188 A JP25517188 A JP 25517188A JP 25517188 A JP25517188 A JP 25517188A JP H02103359 A JPH02103359 A JP H02103359A
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ice
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Tomio Kouno
河野 富巳雄
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賢二 大西
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は透明な氷を生成可能とする冷蔵庫等の製氷装置
に関するものである。
従来の技術 従来よシ家庭用の冷蔵庫等では冷蔵室内の一画に製氷皿
を収納する製氷装置を配置し、この製氷装置内を流通す
る冷気の冷却作用により製氷皿内の水を凍結させて氷を
生成することが一般的に行なわれている。
しかしながら、このような氷の生成方法であると、氷が
生成される際の製氷皿内の水の凍結が製氷皿と水の接触
面及び冷気と水との接触面から中央部に進行していくた
め、水中に溶解している気体成分や不純物が氷の中央部
に封じ込められて、結果的に中央部が白濁した不透明な
氷となり、例えばウィスキー等の飲料用としては官能的
に適したものではなかった。
そのため透明な氷を所望するニーズは過去よシ有シ、そ
れを生成するための装置について例えば、実開昭58−
69779号公報に示す様な方法が考えられている。又
、冷却器の除霜には一般的にヒータが使用され、そのヒ
ータの通電によシ冷却室の温度上昇が発生する。それを
抑える方法として、除霜前に所定時間圧縮機の連続運転
をして冷却器の冷却作用により冷却室の温度を降下させ
る手段が考えられ一般の冷蔵庫等にも採用されている。
以下第4図から第6図に従いその基本的な構成及び作用
について説明する。
1は冷蔵庫本体で、2は区画壁3によって前記冷蔵庫本
体1の上部に区画形成された冷凍室である。4は前記区
画壁3内に収められた冷凍サイクルの冷却器、5は前記
冷却器4で冷却された冷気を前記冷凍室2に強制通風す
るだめの送風機であり、6は前記冷凍室2に通ずるダク
トである。7は前記冷凍室2の下部に設けた製氷装置で
あり、8は前記製氷装置7の下端より所定の間隔をおい
て、その奥面を前記ダクト6内に突出する様に設けたア
ルシミ製の冷却板である。9は前記冷却板上に載置した
製氷皿、10は前記製氷皿9の上面に設けたアルシミ製
の加熱板であり、前記加熱板1゜の裏面にはヒータ11
が密着して配設されている。
12は前記製氷皿9の下面と前面を除く外周を覆う様に
配設した断熱材であり、13は前記冷却後8の下方に形
成した通風路である。また、14は冷凍サイクルの圧縮
機15や前記送風機6の運転を制御するために前記冷凍
室2の一画に設けたサーミスタ等の温度センサーであり
、16は透明な氷を生成するために前記ヒータ11への
通電を指令する製氷スイッチである。更に17は前記冷
却器4の除霜をするための除霜ヒータ、18は前記冷却
器4の近傍に設けて前記除霜ヒータ17の除霜終了温度
を検知する温度センサーである。
次に電気回路について説明する。前記送風機5と圧縮機
15は並列に接続された後、切換リレー接点19のa接
点とリレー接点2oを介して電源に接続されている。ま
た前記除霜ヒータ17は前記切換リレー接点19のb接
点と前記リレー接点2oを介して電源に接続されている
。そして、前記ヒータ11はリレー接点21と直列に接
続された後、電源に接続されている。
次に制御回路について説明する。22は冷凍室温度制御
装置であシ、前記温度センサー14、抵抗RRRコンパ
レータ23を備えた比較1 l  2I  31 回路であるOR回路45、トランジスタ24、リレーコ
イ)V 2 s ヲ備工ており、前記コンパレータ23
の出力は前記OR回路46の一方の入力に、OR回路4
5の出力は前記トランジスタ24のペースに接続されて
いる。又トランジスタ24のコレクタには前記リレー接
点2oを開閉させる吸引用のりレーコイ)v25が接続
されている。26は除霜制御装置であシ、前記温度セン
サー18、抵抗R4,R6,R6、コンパレータ27を
備えた比較回路除霜タイマー28、トランジスタ29、
リレーコイ/”30tJiilえておシ、前記コンパレ
ータ27の出力は前記除重タイマー28のリセット端子
に接続され前記除霜タイマー28の入力端子には前記冷
凍室温度制御装置22のコンパレータ23の出力信号が
入力されるよう除霜タイヤ−28のC端子に接続されて
いる。ここで除霜タイマー28は所定時間”H”信号を
積算入力すれば除霜タイマー28のb端子より所定時間
(tl)の間”H”信号を出力し、その後、除霜タイマ
ー28のC端子よシ″H”信号を出力する様に構成され
ている。
そして、前記除霜タイマー28のb端子の出力は前記O
R回路46の一方の入力に接続され、又、除霜タイマー
28のC端子の出力は前記トランジスタ29のベースに
接Hされ、トランジスタ29のコレクタには前記切換リ
レー接点19の接点を切換えさせる吸引用のりレーコイ
/L/30が接続されている。次に31は製氷制御装置
であり、前記製氷スイッチ16、タイマー32、トラン
ジスタ33、リレーコイ)v34で構成され、前記製氷
スイッチ16の出力前記タイマー32の入力に、そ1、
Cl;’47−32の出力は前記トランジスタ330ヘ
ースに接続され、トランジスタ33のコレクタには前記
リレー接点21を開閉さす吸引用のリレーコイρ34が
接続されている。尚、ここで前記タイマー32は一度″
H”信号が入力されると所定時間(七〇)の間″H″信
号を出力するよう構成されている。
かかる構成において、通常時、冷凍室2の温度が所定値
より高い場合は温度センサー14の抵抗値RTH1が小
さく々ってコ、ンパレータ23の出ヵがHighの信号
(以下″H”と略す)を発生するだめトランジスタ24
がONしてリレーコイル喧が導通する。そしてリレー接
点20がONして、切換リレー接点19のa接点側に接
続された圧縮機16に通電されて運転を行ない冷却器4
が冷却作用を行なう。これと同時に送風機6が運転され
、冷却器4で冷却された冷気がダクト6を通じて冷凍室
2内に強制通風されて冷却作用を行なう。その後、冷凍
室2が所定温度にまで冷却されれば温度センサー14の
抵抗値RTR1が大きくなシ、コンパレータ23の出力
にはLowの信号(以下”L”と略する)が出力される
。このためトランジスタ24はOFFしてリレーコイ/
l/25への導通が遮断され、リレー接点2oがOFF
して圧縮機15、送風機5が停止して冷却作用も停止す
る。以後この作用を繰シ返して通常の冷却作用が行なわ
れる。
次にこの様な冷却作用中に除霜タイマー28のC端子の
入力にH”信号が所定時間積算して入力されると、除霜
タイマー28のb端子より所定時間(tl)の間″′H
”信号を出力し、トランジスタ24をONしてリレーコ
イ/L/25が導通する。
そしてリレー接点20がONE、て、切換リレー接点1
9のa接点側に接続された圧縮機15に通電されて運転
を行ない冷却器4が冷却作用を行ない、冷凍室2内の温
度を予冷却して低温に保ち除霜に備える。その後、除霜
タイマー28のC端子の出力にはH”信号が発せられ、
トランジスタ29がONI、てリレーコイ/v30が導
通し、切換リレー接点19がb接点に切換えられる。こ
のため圧縮機16、送風機6は運転を停止し、代わって
除霜ヒータ17に通電が行なわれる。そして除霜ヒータ
17の発熱作用によって冷却器4の除霜が行なわれる。
冷却器4の温度が十分に上昇して温度センサー18が所
定温度に達する−と抵抗値RTkI2が小さくなシコン
パレータ27の出力に”H”信号が発せられて除霜タイ
マー28のリセット端子に入力される。このため除霜タ
イマー28の出力はリセットされてL”信号に戻シトラ
ンジスタ29はOFFしてリレーコイル30の導通が遮
断され、切換リレー接点19の接点が再びa接点に切換
えられ除霜が終了する。そして圧縮機16、送風機16
、送風機6が運転されて冷却作用が再開されるものであ
る。
また次に、上記の様な冷却作用中に使用者が透明な氷を
つくろうとして水を満たした製氷皿9を製氷装置7内に
収納するのと同時に製氷スイッチ16を投入すると、H
”信号が出力されてタイマー32に入力される。タイマ
ー32は所定時間(to)の間“H”信号を出力し続け
、この間トランジスタ33はONL、リレーコイA/3
4は導通してリレー接点21がONI、ヒータ11に通
電される。一方、製氷装置7の下部に形成された通風路
13内には冷却板8の奥端よりダクトe内を流通する冷
気の一部が導びかれ冷却板8が冷却されている。このた
め製氷皿9内の水は冷却板8による冷却作用により下面
から冷却され、ヒータ11の発熱による加熱板10の加
熱作用により上面から加熱されることになり、総合的に
は下面から徐々に上面に向けて凍結が進行する一方向の
徐冷製氷作用が行なわれることになる。このように上面
へ向けての凍結速度が十分に遅いと、水中の気体成分が
上方へ拡散する速度よシ氷の凍結面の進行速度の方が遅
くなって、凍結面近傍での気体成分の水中溶解濃度が薄
まり気泡の発生機会が少なくなる。また気泡が発生して
も凍結速度が遅いために発生した気泡が水中に複獲され
ることがない。
そのため、水中の気体成分は最後に凍結する水素面よシ
外気中に脱気されて最終的に生成された氷には気泡がほ
とんど含まれず透明な氷が得られるものである。またタ
イマー32が製氷が完了する所要時間に多少に裕度を持
たせて定めである所定時間(to)をカウントすると出
力がL”となってトランジスタ33がOFFする。この
ためリレーコイ)v34の導通が遮断され、リレー接点
21がOFF してヒータ11への通電も停止し製氷制
御が終了する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、製氷作用中に除霜タイマー28の積算時
間が到来すると所定時間(tl)の間、圧縮器16の連
続運転をして冷却器4の冷却作用によシ冷却室2の温度
を降下させる予冷運転が行なわれる力ζその過冷却によ
シ冷却板8も冷却されるため製氷皿9の水において、上
面へ向けての凍結速度が水中の気体成分が上方へ拡散す
る速度より早くなり、気泡の発生機会が多くなるため氷
の中に白濁部が発生してしまうという課題と、製氷スイ
ッチ16の投入によって所定時間(七〇)の間ヒータ1
1が無条件に発熱する構成では除霜中に冷却板8による
冷却作用が停止して且つ冷凍室2内の温度が除霜作用に
より上昇していることと相まって第6図に示した様に加
熱板10の温度は急激に相当な温度まで上昇する。これ
と同時に、冷却板8の温度も急激に高い温度(プラス温
度)となって総合的な冷却力が停止してしまい凍結進行
が停止或いは凍結が後退(生成中の氷が一部融解する)
する現象を生じて最終的な製氷完了時間(1)が長くな
ってしまうという課題があった。
本発明は上述した課題を解消するものであシ、製氷中の
除霜作用による氷の透明度の劣化と製氷時間の延長を防
止とする事を目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷蔵庫等の製氷装置
は、製氷作用中の除霜時において除霜前の圧縮機の連続
運転の中止と、除霜中の加熱板のヒータの通電を停止す
るように構成したものである。
作  用 本発明は上記した構成によって、製氷作用中の除霜時で
は除霜前の圧縮機の連続運転の中止と、除霜中の加熱板
のヒータの通電が停止する。そのため除霜前に冷却板が
過冷却さ衰ることもなくなる。又、除霜中に加熱板が加
熱されることがなく温度上昇が抑えられるため、冷却板
の温度もプラス温度帯まで上昇しない。そのため除霜前
、除霜中であっても冷却作用が成る程度維持されて徐々
に凍結作用が進行するものである。
実施例 以下、本発明の冷蔵庫等の製氷装置の一実施例について
第1図から第3図に従い説明する。尚、従来と同一構成
については同一符号を付し、その詳細な説明を省略する
。35は製氷装置であり、従来例とは制御装置のみが異
なる。
36は製氷制御装置であり、製氷スイッチ16、タイマ
ー37、AND回路38、インバータ39、トランジス
タ33、リレーコイA/34を備えている。ここで前記
タイマー37は一度″H”信号が入力されると、所定時
間(t/。)の間′H”信号を発し続ける。そして製氷
スイッチ16の出力はタイマー37の入力に接続され、
タイマー37の出力は前記AND回路38の一方の入力
に接続され、又、除霜タイマー46のd端子にも接続さ
れている。またインバータ39はその入力が除霜制御装
置47の除霜タイマー46のC端子の出力と接続されて
おり、その出力は前記AND回路のもう一方の入力に接
続されている。そしてAND回路38の出力はトランジ
スタ33のベースに接続され、トランジスタ33のコレ
クタにはリレー接点21を開閉さすりレーコイ1V34
が接続されている。
又、47は除霜制御装置であり、前記の除霜制御装置2
6とは構成は同じであるが、除霜制御装置47の除霜タ
イマー46にはd端子が追加されたため、除霜タイマー
機能が異なる。ここで前記除霜タイマー46が所定時間
”H”信号を積算入力した時除霜タイマー46のd端子
の入力が′L”信号であれば従来と同じ機能であるが、
′H”信号であればすぐ除霜タイマー46のC端子から
H”信号を出力するよう構成されている。
かかる構成において、製氷スイッチ16を投入した製氷
作用中に、除霜制御装置47の除霜タイマー46が所定
時間を積算して除霜動作に入った場゛合には、タイマー
32から”H”信号が出力しているため除霜タイマー4
6のC端子より”H”信号を出力する。その除媚タイマ
ー46のC端子の出力のH”信号はインバータ39によ
りL”に変換されてAND回路38の一方の入力をL”
とする。このためAND回路38の出力はL″となって
トランジスタ33が0FFLリレーコイル34の導通が
遮断する。そしてリレー接点21がOFFしてヒータ1
1の通電が中断される。そのため冷却板8と加熱板1o
の温度は第2図に示す様に除霜前に冷却板8は下降せず
凍結速度が急激に速まることがない。又、除霜中には加
熱板は上昇せず逆に若干下降気味となる。そして除霜中
の発熱作用の影響で冷却板8の温度は徐々に上昇してい
くため総合的には製氷皿9内の水に対しては成る程度の
冷却能力を有したまま除霜が進行することになり、除霜
中にも下面から上面へ向けて徐々に水の凍結作用が行な
われ、製氷作用が中断或いは後退することなく進行する
。従って、製氷作用中に除霜が行なわれても氷の透明度
は変化せず、又、最終的な製氷完了時間(りは従来の時
間(1)より相当に短縮されるものである。
発明の効果 以上の様に本発明の冷蔵庫等の製氷装置によると、製氷
作用中の除霜時において除霜前の圧縮機の連続運転の中
止、また、除霜中の製氷装置の製氷ヒータの通電を停止
するため、除霜前で氷に白濁が発生することがなく、又
、除霜時であっても徐々に凍結作用が進行して最終的な
製氷完了時間を短縮出来る効果を有し、除霜の介入によ
って必要以上に製氷時間が長びくことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の製氷装置の
電気回路及び制御回路図、第2図は同製氷装置による製
氷中の温度特性図、第3図は同製氷装置を備えた冷蔵庫
の要部断面図、第4図は従来の製氷装置を備えた冷蔵庫
の要部断面図、第6図は同製氷装置の電気回路及び制御
回路図、第6図は同製氷装置による製氷中の温度特性図
である。 2・・・・・・冷凍室(冷却室)、4・・・・・・冷却
器、8・・・・・・冷却板(冷却手段)、9・・・・・
・製氷皿、11・・・・・・ヒータ(加熱手段)、16
・・・・・・製氷スイッチ、35・・・・・・製氷装置
、36・・・・・・製氷制御装置、47・・・・・・徐
開制御装置。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名計−
冷凍i(ン?却!ン 4− 漬即巻 8− 冷却板(冷即手便り 9−製取二 11・−ヒータ (70−千Gワ /6−−・製氷スイッチ 35−  製氷表置 第 図 / /

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  冷却室の一画に備えた製氷皿と、前記製氷皿の上面若
    しくは下面に近接して設けた加熱手段と、少なくとも前
    記製氷皿の前記加熱手段が近接する面に相反する面に設
    けた冷凍サイクルの冷却器の冷却力を作用させる冷却手
    段と、前記加熱手段の作動を指令して製氷を開始させる
    製氷スイッチと、前記冷却器の除霜前には冷凍サイクル
    の圧縮機を強制的に連続運転させる除霜制御装置と、前
    記製氷スイッチの作動中の前記冷却器の除霜時には前記
    除霜前の連続運転を中止させるとともに、除霜中は前記
    加熱手段の作動を停止する製氷制御装置とより成る冷蔵
    庫等の製氷装置。
JP25517188A 1988-10-11 1988-10-11 冷蔵庫等の製氷装置 Expired - Lifetime JP2599447B2 (ja)

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