JPH02103016A - 液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置の駆動方法Info
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- JPH02103016A JPH02103016A JP25653788A JP25653788A JPH02103016A JP H02103016 A JPH02103016 A JP H02103016A JP 25653788 A JP25653788 A JP 25653788A JP 25653788 A JP25653788 A JP 25653788A JP H02103016 A JPH02103016 A JP H02103016A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、2端子型非線形抵抗素子を用いたアクティ
ブ・マトリクス方式の液晶表示装置の駆動方法に関する
。
ブ・マトリクス方式の液晶表示装置の駆動方法に関する
。
この発明は、2端子型非線形抵抗素子を用いた液晶表示
装置を駆動するに際して、第1の表示電極に供給される
表示情報のオン、オフに対応したデータ信号の波形を、
互いに逆位相の1周期の方形波とすると共に、第1の表
示電極に対向する第2の表示電極に供給する走査信号は
、選択期間では上記1周期で、方形波に対応してレベル
が段差を有する波形とし、バイアス期間では一定レベル
としたもので、クロストークの大幅な低減を図ったもの
である。
装置を駆動するに際して、第1の表示電極に供給される
表示情報のオン、オフに対応したデータ信号の波形を、
互いに逆位相の1周期の方形波とすると共に、第1の表
示電極に対向する第2の表示電極に供給する走査信号は
、選択期間では上記1周期で、方形波に対応してレベル
が段差を有する波形とし、バイアス期間では一定レベル
としたもので、クロストークの大幅な低減を図ったもの
である。
各画素ごとにスイッチング素子を設け、電圧を保持する
アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置において、
スイッチング素子として2端子型非線形抵抗素子を用い
たものがある。液晶駆動用の2端子型非線形抵抗素子と
しては、ダイオード・リング、バック・トウ・バック・
ダイオード、MIM、バリスタ、MSIなどがある。
アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置において、
スイッチング素子として2端子型非線形抵抗素子を用い
たものがある。液晶駆動用の2端子型非線形抵抗素子と
しては、ダイオード・リング、バック・トウ・バック・
ダイオード、MIM、バリスタ、MSIなどがある。
第5図はこの2端子型非線形抵抗素子を用いたアクティ
ブ・マトリクス液晶表示パネルの構造の一例を示すもの
である。
ブ・マトリクス液晶表示パネルの構造の一例を示すもの
である。
同図で、l及び5は、第1及び第2のガラス基板である
。第1のガラス基板1上にはマトリクス状に複数の第1
の表示電極4が形成されると共に各1行の複数の第1の
表示電極4に対して共通に1本の走査電極2が夫々形成
される。そして、各1行の複数の第1の表示電極4の夫
々とその行に対する走査電極2との間には、斜線を付し
て示す2端子型非線形抵抗素子3が夫々接続される。−
方、第2のガラス基板5上には、短冊状にバターニング
された複数の第2の表示電極6が形成される。
。第1のガラス基板1上にはマトリクス状に複数の第1
の表示電極4が形成されると共に各1行の複数の第1の
表示電極4に対して共通に1本の走査電極2が夫々形成
される。そして、各1行の複数の第1の表示電極4の夫
々とその行に対する走査電極2との間には、斜線を付し
て示す2端子型非線形抵抗素子3が夫々接続される。−
方、第2のガラス基板5上には、短冊状にバターニング
された複数の第2の表示電極6が形成される。
そして、第1のガラス基板1と第2のガラス基板5とが
、図のように第1の表示電極4と第2の表示電極6とが
互いに向かい合い、走査電極2と第2の表示電極6とが
直交し、且つ、第1の表示電極4と第2の表示電極6と
が重なり合うようにして?貼り合わされる。
、図のように第1の表示電極4と第2の表示電極6とが
互いに向かい合い、走査電極2と第2の表示電極6とが
直交し、且つ、第1の表示電極4と第2の表示電極6と
が重なり合うようにして?貼り合わされる。
第1の表示電極4と第2の表示電極6との交点位置、す
なわち第1の表示電極4に対応する部分が画素となり、
走査電極2と第2の表示電極6とに夫々各画素の表示状
態(黒、白)に応じた信号が供給される。
なわち第1の表示電極4に対応する部分が画素となり、
走査電極2と第2の表示電極6とに夫々各画素の表示状
態(黒、白)に応じた信号が供給される。
第6図は、このアクティブ・マトリクス方式の液晶表示
パネルの従来の駆動方法を説明するための駆動信号波形
を示す図である。
パネルの従来の駆動方法を説明するための駆動信号波形
を示す図である。
走査電極2は、表示パネルの1画面分を表示する期間を
1フレ一ム期間とするとき、この1フレ一ム朋間内にお
いて所定期間(選択期間)Taずつ順次択一的に選択さ
れ、その選択された走査電極2に接続された1行の第1
の表示電極4が第2の表示電極6に与えられるデータに
応して黒、または白の表示をなす。1フレ一ム期間の残
りの期間Tbはバイアス期間と称せられる。
1フレ一ム期間とするとき、この1フレ一ム朋間内にお
いて所定期間(選択期間)Taずつ順次択一的に選択さ
れ、その選択された走査電極2に接続された1行の第1
の表示電極4が第2の表示電極6に与えられるデータに
応して黒、または白の表示をなす。1フレ一ム期間の残
りの期間Tbはバイアス期間と称せられる。
第6図Aは、ある1本の走査電極2に供給される走査信
号を示し、あるlフレームの期間で正の電圧であるとき
、次の1フレ一ム期間では負の電圧となるようにされて
いる。つまり、交流駆動されている。そして、この走査
信号は、選択期間′raでは一定の正の高電圧Vaまた
は一定の負の選択電圧−Vaとされ、バイアス期間Tb
では一定の正の低電圧vbまたは一定の負の低電圧−v
bとされる。
号を示し、あるlフレームの期間で正の電圧であるとき
、次の1フレ一ム期間では負の電圧となるようにされて
いる。つまり、交流駆動されている。そして、この走査
信号は、選択期間′raでは一定の正の高電圧Vaまた
は一定の負の選択電圧−Vaとされ、バイアス期間Tb
では一定の正の低電圧vbまたは一定の負の低電圧−v
bとされる。
第6図Bは、ある1本の第2の表示電極6に供給される
表示データを示している。従来、第2の表示電極6に供
給される表示データは、液晶表示のオン、オフに対応し
て選択期間T aにデータ電圧が割り当てられている。
表示データを示している。従来、第2の表示電極6に供
給される表示データは、液晶表示のオン、オフに対応し
て選択期間T aにデータ電圧が割り当てられている。
図の例では、データ電圧Vcまたは−Vcとされる。
したがって、選択されている行の第1の表示電極4と、
第6図Bに示すような表示データが供給されている第2
の表示電極6との交点の画素には、第6図Cに示すよう
な電圧が印加されることになる。すなわち、選択期間T
aでは、その画素の表示データに対応した電圧(Va±
Vc)となる。
第6図Bに示すような表示データが供給されている第2
の表示電極6との交点の画素には、第6図Cに示すよう
な電圧が印加されることになる。すなわち、選択期間T
aでは、その画素の表示データに対応した電圧(Va±
Vc)となる。
一方、バイアス期間Tbでは、ランダムに変化する電圧
(vb±Vc)となる。
(vb±Vc)となる。
この電圧が、2@子型非線形抵抗素子3に印加される。
第7図に、この2端子型非線形抵抗素子3の電流−電圧
特性を示す。この特性から明らかなように、選択期間に
走査電極に供給される高電圧によって、2端子型非線形
抵抗素子3は低抵抗状態になり、第2の表示電極6に印
加される電圧との組合せによって、液晶に制御された電
圧を印加することができる。図の例では、第2の表示電
極6に供給される電圧が−Vcのときは液晶にはVa+
Vcが印加され、スレッショールド電圧THを越えるの
で、液晶はオンとなる。また、第2の表示電極6に供給
される電圧がVcのときは液晶にはVa−Vcが印加さ
れ、スレッシゴールド電圧1゛Hより低くなるので液晶
はオフとなる。
特性を示す。この特性から明らかなように、選択期間に
走査電極に供給される高電圧によって、2端子型非線形
抵抗素子3は低抵抗状態になり、第2の表示電極6に印
加される電圧との組合せによって、液晶に制御された電
圧を印加することができる。図の例では、第2の表示電
極6に供給される電圧が−Vcのときは液晶にはVa+
Vcが印加され、スレッショールド電圧THを越えるの
で、液晶はオンとなる。また、第2の表示電極6に供給
される電圧がVcのときは液晶にはVa−Vcが印加さ
れ、スレッシゴールド電圧1゛Hより低くなるので液晶
はオフとなる。
続くバイアス期間では、走査電極に低電圧が印加される
ので、2端子型非線形抵抗素子3は高抵抗状態になり、
選択期間に印加された電圧を保持し、且つ、第2の表示
電極6に印加される電圧の影響を受けにくくなる(参考
文献;日経エレクトロニクス 1987.1.12 (
no、412)P137〜P145)。
ので、2端子型非線形抵抗素子3は高抵抗状態になり、
選択期間に印加された電圧を保持し、且つ、第2の表示
電極6に印加される電圧の影響を受けにくくなる(参考
文献;日経エレクトロニクス 1987.1.12 (
no、412)P137〜P145)。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、2端子型非線形抵抗素子3の低電圧vb付近
での抵抗値が無限大であれば、液晶への印加電圧は、バ
イアス期間Tbでも選択期間Taの電圧がそのまま保持
される。ところが、2端子型非線形抵抗素子3の電流−
電圧特性の、オフ電圧付近(第7図で丸で囲んで示す)
を拡大してみると第8図に示すようになり、2端子型非
線形抵抗素子3は抵抗が無限大にはならない。したがっ
て、液晶への印加電圧はバイアス期間Tbにこの2端子
型非線形抵抗素子3に印加される電圧によって変化する
。バイアス期間Tbでは、走査電極2に供給される電圧
はvbまたは−vbで、一定であるが、第2の表示電極
6に供給される電圧は、バイアス期間Tbでは、他の行
の第1の表示電極に供給する表示データであるので、第
6図Cに示すように、Vcから−Vcまでランダムに変
化する。このため、各画素ではバイアス期間で、他の画
素の表示内容に応じて明るさが変動する、いわゆるクロ
ストークを生じることになる。特に他の行に印加される
データ信号がオン又はオフの一方の場合には、クロスト
ークによる線が見える問題があった。
での抵抗値が無限大であれば、液晶への印加電圧は、バ
イアス期間Tbでも選択期間Taの電圧がそのまま保持
される。ところが、2端子型非線形抵抗素子3の電流−
電圧特性の、オフ電圧付近(第7図で丸で囲んで示す)
を拡大してみると第8図に示すようになり、2端子型非
線形抵抗素子3は抵抗が無限大にはならない。したがっ
て、液晶への印加電圧はバイアス期間Tbにこの2端子
型非線形抵抗素子3に印加される電圧によって変化する
。バイアス期間Tbでは、走査電極2に供給される電圧
はvbまたは−vbで、一定であるが、第2の表示電極
6に供給される電圧は、バイアス期間Tbでは、他の行
の第1の表示電極に供給する表示データであるので、第
6図Cに示すように、Vcから−Vcまでランダムに変
化する。このため、各画素ではバイアス期間で、他の画
素の表示内容に応じて明るさが変動する、いわゆるクロ
ストークを生じることになる。特に他の行に印加される
データ信号がオン又はオフの一方の場合には、クロスト
ークによる線が見える問題があった。
このクロストークを低減するためには、物性的には、2
端子型非線形抵抗素子の容量を1画素の液晶部分の容量
に比べて小さくすること、及びバイアス期間での2端子
型非線形抵抗素子の抵抗を液晶部の抵抗に比べて高くす
ることが必要である。
端子型非線形抵抗素子の容量を1画素の液晶部分の容量
に比べて小さくすること、及びバイアス期間での2端子
型非線形抵抗素子の抵抗を液晶部の抵抗に比べて高くす
ることが必要である。
この物性的なりロストークの改善は、種々開発が進めら
れているが、この発明は、これら2端子型非線形抵抗素
子の物性だけでなく、液晶表示装置の駆動方法を工夫し
て、クロストークの更なる低減を計ることを目的とする
。
れているが、この発明は、これら2端子型非線形抵抗素
子の物性だけでなく、液晶表示装置の駆動方法を工夫し
て、クロストークの更なる低減を計ることを目的とする
。
この発明は、
複数の第1の表示電極と複数の第2の表示電極との交点
近傍に画素が夫々配置され、2端子型非線形抵抗素子を
用いた液晶表示装置の駆動方法であって、 第1の表示電極に供給されるデータ信号の波形は、表示
情報のオン、オフに対応して1周期の方形波を割り当て
、且つ、上記オン及びオフとでは上記方形波の位相が逆
転したものとし、第2の表示電極に供給される走査信号
は、選択期間では、上記方形波に対応してレベルが段差
を有する波形とし、バイアス期間では一定レベルとした
液晶表示装置の駆動方法である。
近傍に画素が夫々配置され、2端子型非線形抵抗素子を
用いた液晶表示装置の駆動方法であって、 第1の表示電極に供給されるデータ信号の波形は、表示
情報のオン、オフに対応して1周期の方形波を割り当て
、且つ、上記オン及びオフとでは上記方形波の位相が逆
転したものとし、第2の表示電極に供給される走査信号
は、選択期間では、上記方形波に対応してレベルが段差
を有する波形とし、バイアス期間では一定レベルとした
液晶表示装置の駆動方法である。
〔作用]
今、選択されている1行の1つの画素に着目する。この
画素と第2の表示電極を共通とする1列の他の画素が、
全てオン(例えば白)の場合を考えると、従来の駆動方
法では、バイアス期間の液晶への印加電圧は、前述の例
であれば、例えば■b−Vcである。また、1列の他の
画素が全てオフ(例えば黒)であれば、従来の駆動方法
では、印加電圧は、Vb+Vcである。したがって、他
の画素の表示内容により最大2Vcの電圧変動となり、
この他の画素の表示内容により着目した画素のバイアス
期間の明るさが大きく変動することになる。
画素と第2の表示電極を共通とする1列の他の画素が、
全てオン(例えば白)の場合を考えると、従来の駆動方
法では、バイアス期間の液晶への印加電圧は、前述の例
であれば、例えば■b−Vcである。また、1列の他の
画素が全てオフ(例えば黒)であれば、従来の駆動方法
では、印加電圧は、Vb+Vcである。したがって、他
の画素の表示内容により最大2Vcの電圧変動となり、
この他の画素の表示内容により着目した画素のバイアス
期間の明るさが大きく変動することになる。
これに対し、この発明の場合には、1画素に対する表示
データは方形波であり、しかも、オンとオフとでは逆位
相となるので、着目した画素以外の他の1列の画素が全
てオンまたはオフとなっても、常に、印加電圧はvbを
中心に±Vc変動するものとなる。したがって、バイア
ス期間の印加電圧は平均化され、表示内容によらない。
データは方形波であり、しかも、オンとオフとでは逆位
相となるので、着目した画素以外の他の1列の画素が全
てオンまたはオフとなっても、常に、印加電圧はvbを
中心に±Vc変動するものとなる。したがって、バイア
ス期間の印加電圧は平均化され、表示内容によらない。
つまり、表示内容の違いに伴う明るさの変動はほとんど
な(なる。
な(なる。
第1図は、この発明による駆動方法の一実施例を説明す
るための駆動信号波形の一例を示す図である。
るための駆動信号波形の一例を示す図である。
この例では、1画素当たりのデータ信号SCは、第1図
Bに示すように、電圧−VcとVcとの間でレベルを変
え、選択期間Taを1周期とするデユーティファクタが
50%の方形波とされる。
Bに示すように、電圧−VcとVcとの間でレベルを変
え、選択期間Taを1周期とするデユーティファクタが
50%の方形波とされる。
一方、走査電極2に供給される走査信号SWは、第1図
へに示すように、選択期間では、方形波SCに対応して
レベルを変える高電圧とされる。走査信号SWの選択期
間の高電圧の高い方の値はVa十Vcまたは−(Va+
Vc)とされ、低い方の値はVa−Vcまたは−(Va
−Vc)とされる。
へに示すように、選択期間では、方形波SCに対応して
レベルを変える高電圧とされる。走査信号SWの選択期
間の高電圧の高い方の値はVa十Vcまたは−(Va+
Vc)とされ、低い方の値はVa−Vcまたは−(Va
−Vc)とされる。
図の例では、走査信号SWの選択期間の前半が高い高電
圧となるようにされている。したがって、この選択期間
に供給されるデータ信号SCが、第1図Bに示すように
−VcからVcに立ち上がる波形のとき、液晶に印加さ
れる電圧は、同図Cに示すように選択期間の前半の期間
でVa+2Vc(または−(Va+2Vc))となり、
後半の期間でVa−2Vc(または−(Va−2Vc)
)となる。液晶の表示オン、オフのスレッショールド電
圧THが、図のようにVa+2Vcと−(■a−2Vc
)との間の値であれば、この画素はオンとなり、例えば
白の表示となる。
圧となるようにされている。したがって、この選択期間
に供給されるデータ信号SCが、第1図Bに示すように
−VcからVcに立ち上がる波形のとき、液晶に印加さ
れる電圧は、同図Cに示すように選択期間の前半の期間
でVa+2Vc(または−(Va+2Vc))となり、
後半の期間でVa−2Vc(または−(Va−2Vc)
)となる。液晶の表示オン、オフのスレッショールド電
圧THが、図のようにVa+2Vcと−(■a−2Vc
)との間の値であれば、この画素はオンとなり、例えば
白の表示となる。
データ信号SCがこれとは逆位相のVcからVcに立ち
下がる波形のときは、選択期間Taに液晶に印加される
電圧は、Va(または−Va)となり、オフとなり、例
えば黒の表示となる。
下がる波形のときは、選択期間Taに液晶に印加される
電圧は、Va(または−Va)となり、オフとなり、例
えば黒の表示となる。
なお、走査信号SWが、選択期間Taの後半で高い電圧
となる場合には、1画素当たりに供給するデータ信号の
意味するところは逆になる。
となる場合には、1画素当たりに供給するデータ信号の
意味するところは逆になる。
以上の2つのケースを表にまとめると、第2図に示すよ
うになる。
うになる。
走査信号SWのバイアス期間Tbの電圧は、従来と同様
にvb(または−vb)とされる。一方、1画素に供給
されるデータ信号SCは選択期間Taの長さを1周期と
する方形波であるから、液晶には、バイアス期間Tbに
は、(走査電極数−1)回、電圧Vcと−Vcとの間で
交番する交番信号が電圧vbに重畳された信号が印加さ
れるものである。したがって、平均化した電圧でバイア
ス期間の電圧を見れば、画像の表示内容に関係なく、常
に電圧vbとなり、表示内容に伴う明るさの変動が低減
される。
にvb(または−vb)とされる。一方、1画素に供給
されるデータ信号SCは選択期間Taの長さを1周期と
する方形波であるから、液晶には、バイアス期間Tbに
は、(走査電極数−1)回、電圧Vcと−Vcとの間で
交番する交番信号が電圧vbに重畳された信号が印加さ
れるものである。したがって、平均化した電圧でバイア
ス期間の電圧を見れば、画像の表示内容に関係なく、常
に電圧vbとなり、表示内容に伴う明るさの変動が低減
される。
この発明の効果を確認するため、1つの画素に着目し、
この画素と第2の表示電極を共通とする他の画素が、 パターン■;全で白表示(全白) パターン■;最大輝度の半分(ハーフトーン)パターン
■;l′″)置きに白・黒のパターンとなる(市松) パターン■;全て黒表示(全黒) の4つの場合について、着目した画素の表示をオン、オ
フさせてコントラストを測定した。バイアス電圧及びデ
ータ信号の電圧一定の条件で(ハーフトーンではバイア
ス期間のVc=Oとした)、走査電極に印加する電圧(
V a )をパラメータとして、コントラストの変化を
測定した結果を第3図に示す。また、同様の条件で、従
来の駆動方法の場合について行った測定結果を第4図に
示す。
この画素と第2の表示電極を共通とする他の画素が、 パターン■;全で白表示(全白) パターン■;最大輝度の半分(ハーフトーン)パターン
■;l′″)置きに白・黒のパターンとなる(市松) パターン■;全て黒表示(全黒) の4つの場合について、着目した画素の表示をオン、オ
フさせてコントラストを測定した。バイアス電圧及びデ
ータ信号の電圧一定の条件で(ハーフトーンではバイア
ス期間のVc=Oとした)、走査電極に印加する電圧(
V a )をパラメータとして、コントラストの変化を
測定した結果を第3図に示す。また、同様の条件で、従
来の駆動方法の場合について行った測定結果を第4図に
示す。
この測定結果の比較から明らかなように、従来の駆動方
法に比べて、この発明による駆動方法によれば、表示パ
ターンによるコントラストの変化が少なく、クロストー
クが低減されていることが確認された。
法に比べて、この発明による駆動方法によれば、表示パ
ターンによるコントラストの変化が少なく、クロストー
クが低減されていることが確認された。
この発明によれば、1画素当たりに供給するデータ信号
として、走査電極の選択期間を一周期とする方形波を割
り当て、且つ、オン及びオフで方形波の位相が逆となる
ようにしたので、バイアス期間に液晶に印加される電圧
は、表示内容に関係なく所定の電圧を中心として(走査
電極数−1)回、交番する交番電圧となる。したがって
、バイアス期間に、各画素の液晶に印加される電圧は平
均化すれば、表示パターンに関係なく上記所定の電圧と
なり、表示パターンに伴う明るさの変動が低減されるも
のである。
として、走査電極の選択期間を一周期とする方形波を割
り当て、且つ、オン及びオフで方形波の位相が逆となる
ようにしたので、バイアス期間に液晶に印加される電圧
は、表示内容に関係なく所定の電圧を中心として(走査
電極数−1)回、交番する交番電圧となる。したがって
、バイアス期間に、各画素の液晶に印加される電圧は平
均化すれば、表示パターンに関係なく上記所定の電圧と
なり、表示パターンに伴う明るさの変動が低減されるも
のである。
第1図はこの発明を説明するための駆動信号波形を示す
図、第2図はその駆動信号波形の2通りの場合を説明す
るための図、第3図及び第4図はこの発明の効果を従来
との比較において示すための図、第5図は2端子型非線
形抵抗素子を用いたアクティブ・マトリクス方式の液晶
表示装置の一例の構造を説明するための図、第6図は従
来方法の説明のための駆動信号波形を示す図、第7図は
2端子型非線形抵抗素子の一例の電流−電圧特性を示す
図、第8図はその一部拡大図である。 図面における主要な符号の説明 2:走査電極、 3:2端子型非線形抵抗素子、4:第
1の表示電極、 6:第2の表示電極、SC:データ信
号、 SW:走査信号。
図、第2図はその駆動信号波形の2通りの場合を説明す
るための図、第3図及び第4図はこの発明の効果を従来
との比較において示すための図、第5図は2端子型非線
形抵抗素子を用いたアクティブ・マトリクス方式の液晶
表示装置の一例の構造を説明するための図、第6図は従
来方法の説明のための駆動信号波形を示す図、第7図は
2端子型非線形抵抗素子の一例の電流−電圧特性を示す
図、第8図はその一部拡大図である。 図面における主要な符号の説明 2:走査電極、 3:2端子型非線形抵抗素子、4:第
1の表示電極、 6:第2の表示電極、SC:データ信
号、 SW:走査信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の第1の表示電極と複数の第2の表示電極との交点
近傍に画素が夫々配置され、2端子型非線形抵抗素子を
用いた液晶表示装置の駆動方法であって、 上記第1の表示電極に供給されるデータ信号の波形は、
表示情報のオン、オフに対応して1周期の方形波を割り
当て、且つ、上記オン及びオフとでは上記方形波の位相
が逆転したものとし、上記第2の表示電極に供給される
走査信号は、選択期間では、上記方形波に対応してレベ
ルが段差を有する波形とし、バイアス期間では一定レベ
ルとしたことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25653788A JPH02103016A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25653788A JPH02103016A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02103016A true JPH02103016A (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=17294004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25653788A Pending JPH02103016A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02103016A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6126942A (en) * | 1995-07-10 | 2000-10-03 | Cathay Herbal Laboratories, Pty. | Herbal compositions for hepatic disorders |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP25653788A patent/JPH02103016A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6126942A (en) * | 1995-07-10 | 2000-10-03 | Cathay Herbal Laboratories, Pty. | Herbal compositions for hepatic disorders |
US6426098B1 (en) * | 1995-07-10 | 2002-07-30 | Cathay Herbal Laboratories | Herbal compositions for hepatic disorders |
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