JPH0210276B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210276B2
JPH0210276B2 JP57082892A JP8289282A JPH0210276B2 JP H0210276 B2 JPH0210276 B2 JP H0210276B2 JP 57082892 A JP57082892 A JP 57082892A JP 8289282 A JP8289282 A JP 8289282A JP H0210276 B2 JPH0210276 B2 JP H0210276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
disintegration
case
stock
disintegrator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57082892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58203196A (ja
Inventor
Ban Iwashina
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWASHINA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
IWASHINA SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IWASHINA SEISAKUSHO KK filed Critical IWASHINA SEISAKUSHO KK
Priority to JP8289282A priority Critical patent/JPS58203196A/ja
Publication of JPS58203196A publication Critical patent/JPS58203196A/ja
Publication of JPH0210276B2 publication Critical patent/JPH0210276B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一次離解された粗紙料等を二次離解
してスクリーニングさせる離解スクリーンに関す
る。
従来、故紙を原料とした紙料の調製は、図面第
1図に示す通りのフローシートにより行われたも
ので、故紙原料をパルパー1により一次離解して
チエスト2に溜め、一次離解紙料をサイクロン3
により異物を分離してPHスクリーン4に送り、
之によりスクリーニングした紙料をチエスト5に
溜め、次にサイクロン6による異物分離を行つた
後、一次及び二次のPSスクリーン7,8により
スクリーニングし、そのリジエクトをシツクナー
9、チエスト10を介してリフアイナ等の二次離
解機又は叩解機11へ送つて離解又は叩解させた
もので、前述の二次離解機の他にシツクナー9、
チエスト10等を必要とし、これがための設備費
や設備場所を要し、又、単独の二次離解機11は
仕事量に対する動力費が高くつくため、極めて不
経済であつて、然も、一次スクリーン7のリジエ
クトを二次離解する場合は、スクリーン7が一次
離解のみ粗紙料を処理することとなり、スクリー
ニング効果が悪いため、これをスクリーンの大形
化により補わなければならなかつた。
又、従来、離解とスクリーニングを一連的に行
なう装置として、特許第144130号公報記載のもの
がある。
しかしながら、特許第144130号公報記載のもの
は、除渣盤が椀形に形成されるため、原料がこの
上に沈降推積して層をなし、細〓を大きくしても
通りにくいだけでなく、除渣盤を回転させるため
原料に遠心力が働いて層状化現象を増大させ、濾
過効果を極めて悪くする欠点を有する。
本発明は前述の欠点をかんがみなされたもの
で、原料の分散流動がブレードにより強制される
ため、スクリーニング効果に優れる円筒形スクリ
ーンと、離解機とを相通するように組合わせて、
その回転離解体とブレードとを軸により連動回転
させることにより処理能力が大幅に増進され、用
水量は大幅に節減される離解スクリーンを提供す
ることを目的としている。
実施例について、図面を参照して説明すると、
第2図において12はこの機械のベースで、その
一側に基ケース13を、他側にモータ14を取付
けてあり、前記基ケース13の内側には、上下の
リング15,16によりケース13から離隔する
位置に取付けられて環状の精選紙料室17を形成
する円筒状のスクリーンプレート18と、前記ベ
ース13に取付けられた軸受19に支持させて、
基ケース13の中心に設けた軸20により前記ス
クリーンプレート18に沿つて回転されるブレー
ド21とを設けて、基ケース13の上方の開口か
ら流入する紙料をブレード21によつてスクリー
ンプレート18の内側に分散回流させると共にス
クリーンプレート18に向かう加圧力を生じさ
せ、細紙料をスクリーンプレート18を通過させ
て精選紙料室17へ送り、精選紙料室17から出
口管22により排出し、スクリーンプレート18
を通らないリジエクトは、基ケース13の底23
に接して設けた出口管24により排出するスクリ
ーンAを構成させる。25は前記スクリーンAに
おける基ケース13の開口上に取付ける先ケース
で、その下方に基ケース13の開口に連通させる
開口を設け、天面の中央に紙料の入口管26を設
け、内側には図面第2図に示す様な段付斜面の固
定離解体27と、前記基ケース13の中心に設け
た軸20を接いだ軸20′により回転される段付
斜面の回転離解体28とを設け、入口管26から
入つた紙料が固定離解体27と回転離解体28と
の離解間〓を通過するとき二次離解させる離解機
Bを構成させるもので、離解度の調整は、軸2
0′に螺合した調整ナツト29により回転離解体
28を上げ下げして固定離解体27との〓間を加
減することにより行う様にしてある。
尚前述の離解機Bは、紙料の状態に応じて図面
第2図の場合、段付斜面であつた固定離解体27
と回転離解体28とを図面第3図に示す様に直状
斜面に変えたり、又、図面第4図に示す様に先ケ
ース25内にスクリーン状の上面プレート30と
同じくスクリーン状の固定離解体31とを所定の
間隔で設け、この離解体31とプレート30との
空間32に、固定離解体31に接近させて、基ケ
ース13内の軸20に接いだ軸20′により回転
されるベーン形の回転離解体33を設け、前記離
解体33の回転により紙料中の細紙料は上面プレ
ート30を通過させて上室34と通路35とを経
て、基ケース13の開口へ送り、粗紙料は固定離
解体31と回転離解体33との間において離解
し、又、リジエクトは通路36と外室37とを介
して出口管38へ排出する構成とすることが出来
るものであつて、この場合は前記した出口管38
にクリーナー39を取付ける。更に前記先ケース
25内には図面第6図に示す様に天面に取付けた
円板形の固定叩解体40を設け、その下方に基ケ
ース13の軸20に接いだ軸20′により回転さ
れる円板形の回転叩解体41を設け、入口管26
から入つた紙料を円板形の固定と回転の叩解体4
0,41の間を通過させて叩解させるものであ
る。
尚、前記離解機Bにおける先ケース25は、中
に納まる固定及び回転の離解体のタイプに応じ
て、その形状を図面第2図(第4図)と第5図、
第6図の様に変化させるものであり、又、回転離
解体を取付ける軸20′も図面第2図(第4図)
と第5図、第6図に示す様に変化させるものであ
るから、先ケース25は総てに共通のフランジ4
2を設け、このフランジ42を前記基ケース13
のフランジ43と締め合せて、各タイプの離解機
BとスクリーンAの接合が出来る様にすると共
に、回転離解体を取付ける軸20′の下端にも図
面第2図、第4図、第5図、第6図に示す様に共
通のフランジ44を設け、このフランジ44をス
クリーンAにおけるブレード21の取付ボス45
へ締め付けて、各軸20′を一様にブレード21
を回転する軸20へ結合出来る様にし、図面第5
図及び第6図に示す場合はキヤツプ46により軸
20′の端末を覆わせるものである。
図面第7図は本発明に関する離解スクリーンを
採用した故紙を原料とする紙料調製のフローシー
トで、第1図に示す公知のフローシートにおける
スクリーンを離解スクリーンに代えたものをA、
Bの付号で示し、他は同一符号で示したものであ
る。
前記の様に構成される離解スクリーンの図面第
2図に示すタイプにおいて、先ケース25の紙料
入口管26から一次離解された濃度2%の紙料を
送込むと、紙料は固定の離解体27と回転離解体
28との離解間〓を通過して二次離解を施され、
先ケース25の下部開口から基ケース13の上部
開口に入り、円筒形スクリーンプレート18の内
側でブレード21が回転し、紙料の回流と加圧力
を生じさせるため、紙料は、分散状態においてス
クリーンプレート18面に沿つて流動し、細〓へ
の押し込み力を受けるから、無希釈の状態におい
て細紙料がスクリーンプレート18を良く通過し
精選紙料室17へ送られて、出口管22より次の
工程へ送られ、一方スクリーンプレート18を通
過しない粗紙料やフイルム状異物、その他は基ケ
ース13の下部に設けた沈降部に沈降し、出口管
24により外部へ排出されるため、2%濃度の紙
料を離解し連続して効率良くスクリーニングする
ことができるものである。
又、第5図に示すタイプの場合は、入口管26
から先ケース25内へ紙料を送込むと、紙料はベ
ーン形の回転離解体33の回転により回流され、
一次離解において抄紙に適した細紙料となつてい
るものは、上面プレート30を通つて精選紙料室
34へ送られ、通路35から基ケース13内に供
給され、又、粗紙料は下部の固定離解体31と前
記回転離解体33との間において離解され、細紙
料となつてスクリーン状の固定離解体30を通
り、基ケース13内へ送られ、前述の通りスクリ
ーニングされ、一方粗紙料や、フイルム状異物、
その他は、外室37へ排除され、出口管38から
排出される。
更に、図面第6図に示すタイプにおいては、入
口管26から先ケース25へ紙料を送ると、紙料
は固定と回転の叩解体40,41の間を通過する
とき、両者の刃部により叩解され、開口から基ケ
ース13へ送られてスクリーニングされるもので
ある。
従つて、この離解スクリーンを図面第7図に示
す様に用いると、スクリーニングに先立つて離解
が行われるため、スクリーニング効果が大巾に増
進され、然も、図面第1図に示されるシツクナー
9、チエスト10、二次離解機11が省けるもの
である。
本発明は、上部を開口させ、下部にリジエクト
の沈降部を設けた基ケースと、該基ケース内に環
状の精選紙料室を区画形成させる円筒形のスクリ
ーンプレートと、このスクリーンプレートの内面
近くを軸により回転されるブレードとを備えるス
クリーンと、下部を開口させ、上部中心に紙料の
入口管を設けた先ケースと、この先ケース内に流
入原料が離解間〓を通るように対設した固定の離
解体と、軸により回転される回転離解体とを備え
る離解機とを、該離解機における先ケースの下部
開口が、前記基ケースの上部開口に直通し、ブレ
ードの軸が回転離解体の軸に接続されるように結
合しているので、先ケースの原料入口管から一次
離解された紙料を送り込むと、紙料は固定の離解
体と回転離解体との離解間〓を通過して二次離解
され、先ケースの下部開口から基ケースの上部開
口に入り、濾過効果の良い円筒形スクリーンの内
周にブレードの回転により回流と加圧力が発生し
ているため、紙料中のスクリーンプレートを通過
する細紙料は、スクリーンプレートを良く通過し
精選紙料室に出て次の工程へ送られ、一方スクリ
ーンプレートを通過しない粗紙料やフイルム状異
物、その他は基ケースの下部の沈降部に沈降して
分離され、従来に比べ処理能力が向上すると共に
用水の量も少なくて済み経済的な処理ができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の故紙を原料とした紙料調製のフ
ローシート図。第2図は本発明に関する離解スク
リーンの一部を縦断した正面図。第3図は同上平
面図。第4図は第2図の一部変形を示す一部縦断
正面図。第5図〜第6図は他の一部変形を示す一
部縦断正面図。第7図は本発明の離解スクリーン
を用いた故紙を原料とする紙料調製のフローシー
ト図である。 13……基ケース、18……円筒形スクリー
ン、21……ブレード、20……軸、A……スク
リーン、25……先ケース、27,31,40…
…固定離解体、28,33,41……回転離解
体、20′……軸、B……離解機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部を開口させ、下部にリジエクトの沈降部
    を設けた基ケースと、該基ケース内に環状の精選
    紙料室を区画形成させる円筒形のスクリーンプレ
    ートと、このスクリーンプレートの内面近くを軸
    により回転されるブレードとを備えるスクリーン
    と、下部を開口させ、上部中心に紙料の入口管を
    設けた先ケースと、この先ケース内に流入原料が
    離解間〓を通るように対設した固定の離解体と、
    軸により回転される回転離解体とを備える離解機
    とを、該離解機における先ケースの下部開口が、
    前記基ケースの上部開口に直通し、ブレードの軸
    が回転離解体の軸に接続されるように結合したこ
    とを特徴とする離解スクリーン。
JP8289282A 1982-05-17 1982-05-17 離解スクリ−ン Granted JPS58203196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8289282A JPS58203196A (ja) 1982-05-17 1982-05-17 離解スクリ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8289282A JPS58203196A (ja) 1982-05-17 1982-05-17 離解スクリ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58203196A JPS58203196A (ja) 1983-11-26
JPH0210276B2 true JPH0210276B2 (ja) 1990-03-07

Family

ID=13786921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8289282A Granted JPS58203196A (ja) 1982-05-17 1982-05-17 離解スクリ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58203196A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62268892A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 株式会社 富士総合設備 紙料複合型スクリーン
JPS62268890A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 株式会社 富士総合設備 紙料複合型スクリ−ン
JPS62268891A (ja) * 1986-05-16 1987-11-21 株式会社 富士総合設備 紙料離解スクリ−ン
JPH02259182A (ja) * 1989-03-29 1990-10-19 Aikawa Tekko Kk 製紙用リジェクト処理装置
JPH0860576A (ja) * 1994-08-10 1996-03-05 Aikawa Iron Works Co Ltd リファイナの製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114712A (en) * 1976-03-20 1977-09-26 Finckh Beteiligung Removing apparatus for fine particles from fibrous floating substance
JPS52140607A (en) * 1976-05-20 1977-11-24 Black Clawson Co Screening apparatus for pulp slurry
JPS56144286A (en) * 1980-04-09 1981-11-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Pulse attenuating screen apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114712A (en) * 1976-03-20 1977-09-26 Finckh Beteiligung Removing apparatus for fine particles from fibrous floating substance
JPS52140607A (en) * 1976-05-20 1977-11-24 Black Clawson Co Screening apparatus for pulp slurry
JPS56144286A (en) * 1980-04-09 1981-11-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Pulse attenuating screen apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58203196A (ja) 1983-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3065202B2 (ja) 古紙パルプの選別方法および装置
US4356085A (en) Rotary screening machine for pulp suspensions
GB2049478A (en) Waste paper processing plant
US3220546A (en) Vibrating treatment for fiber recovery from waste effluents
EP0711369B1 (en) Method and apparatus for treating filler-containing material, such as recycled fibers
NO173399B (no) Apparat for oppdeling av en fibersuspensjon
US4396161A (en) Disk refiner
CA1064428A (en) Stationary cylindrical screen for liquid suspensions including a heavy impurities trap and dilution means
JPH11222789A (ja) 古紙パルプの選別方法及び装置
JPH0210276B2 (ja)
CA1309978C (en) Sorting apparatus for fiber suspensions
JPH11501369A (ja) リサイクル繊維のようなテン料含有材を処理する方法および装置
CA1230686A (en) Flotation machine
US2980350A (en) Fibre disintegrating apparatus
US2573048A (en) Starch manufacturing process
NZ196412A (en) Manufacture of groundwood pulp,adjustment of certain parameters to obtain preselected freeness value
US4420117A (en) Waste paper disintegrating, sorting and fiber recovery apparatus
US2267048A (en) Centrifugal extractor and method of extraction
CA2261665C (en) Energy efficient centrifugal grinder
US1939747A (en) Fiber-stock refiner
JPS5934834B2 (ja) 故紙を含む原料から紙繊維を回収する方法および装置
JPH02200883A (ja) パルパー
EP0597682B1 (en) Removing fibres from pulp
US1312976A (en) groch
US221992A (en) Improvement in the manufacture of paper-pulp from wood