JPH02102664A - 注射器 - Google Patents

注射器

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JPH02102664A
JPH02102664A JP25784288A JP25784288A JPH02102664A JP H02102664 A JPH02102664 A JP H02102664A JP 25784288 A JP25784288 A JP 25784288A JP 25784288 A JP25784288 A JP 25784288A JP H02102664 A JPH02102664 A JP H02102664A
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JP
Japan
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syringe
piston
medical liquid
inner cylinder
main body
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JP25784288A
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English (en)
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Chieo Matsuura
松浦 千枝雄
Daihachi Matsuura
松浦 大八
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 〔従来の技術〕 従来、この種の注射器として、例えば実開昭49−69
992号(実公昭53−30151号)、実開昭50−
150191号(実公昭55−32600号)があった
以下、第7図に基づいて、その注射器の構成、動作を説
明する。
第7図において、(a)図は注射筒1.(b)図は該注
射筒1の先端に着脱自在に装着される注射器針13を示
している。
注射筒1は合成樹脂で成形され、その先端には射器針1
3のバルブ12の装着用突起2が設けられ、注射筒1の
後端には指掛用のフランジ3が形成されている。前記注
射針13の装着用突起2の中心には注射針13のバック
エンド13aを貫通する通路穴4が穿設され、さらにこ
の通路穴4と連通する凹部5が注射筒1の先端内側面に
凹設されている。
6は注射筒1の先端内側面の局面に凹設されている溝で
ある。この溝6と前記凹部5とを含めて覆うようブチー
ルラバー等の弾性材よりなる被膜8が当接され、さら注
射筒1内にガラスパイプ7を嵌入し、その先端で前記被
膜8の周縁を溝6内に押し込み圧着固定する。従って注
射筒1内ガラスパイプ7による周壁ライニングと、先端
面に定着された被膜8とによって耐薬品性の空間が構成
される。この空間内に適宜の薬液11を充填し、ピスト
ンを兼ねた栓9にて密封するものである。
注射時においては、第7図(a)に示す注射筒1の場合
、注射針13のハブ12を注射筒1の先端の突起2に装
着することにより注射針13のバックエンド13aは通
路穴4を縦通して凹部5に位置する。注射針13を装着
した限りではバックエンド13は凹部5において被膜8
の下面に位置し、被膜8を剰員することはない。
ピストンロッド14(図示せず)を栓9に連通し、栓9
を押動すると栓9はピストン作用を行ない、封入されて
いる薬液11を栓9の前面で押圧する。これにより薬液
11は圧縮されるが、その発生圧力は被膜8に付与し、
弾性材であるこの被膜8は圧力を受けて凹部5側に弾性
変形する。被膜8の弾性変形により注射針13のバック
エンド13aは被膜8を剰員し、注射針13と薬液11
とは連通状態となり、圧力を受けている薬液11は注射
針13より射出するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の注射器にあっては1両刃の注射針を使用し、ピス
トンロッドにより栓を押動し、薬液内に発生する圧力に
よって被膜を注射針側に変形させ、注射針を被膜に剰員
させるものであるため、注射針が被膜を剰員する際、そ
の被膜を構成する不活性分子(不純物)が薬液内に混入
するおそれがあった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来のものの課題を解決するために成さ
れたものであり、あらかじめ薬液を内蔵する注射器にお
いて、薬液内に不活性分子等の不純物が混入しないよう
にした注射器を提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかる注射器は、薬液を内蔵する注射器本体と
、前記注射器本体内の薬液を封塞すると共に摺動可能な
ピストンと、前記注射器本体の一部に形成された薬液導
出口と、前記導出口と合致した場合に薬液を外部に導出
する導出路を有し、合致しない場合には薬液を注射器本
体内に封塞する封塞栓とを有するものである。
この注射器は、前記封塞栓を回動、押し込み、引き上げ
専行なうことにより、注射器本体に形成された薬液導出
口と、封塞栓に形成された薬液導出路とを合致させ、薬
液を注射器本体から外部へ導出するものである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
図において、14は注射器本体、15はアクリル樹脂等
からなる前記注射器本体14を構成する外筒、16は前
記外筒15内に収納されている内筒であって、ガラス等
の耐薬性を有する材料で形成されている。また、前記内
筒16の一端面には薬液を外部へ導出するための開口部
が形成されている。17は前記薬液導出路口16aを封
塞する封塞栓であって、注射器本体14の中心を回動中
心として回動可能に構成されている。また、前記封塞栓
17には薬液導出路17aが形成され、封塞栓17を所
定量回動したときに、前記薬液導出口16aと薬液導出
路17aとが合致するように形成されている。
18は前記注射器本体14の外筒15の外面を覆うよう
に取付けられた注射針取付ベースであって、前記取付ベ
ース18に形成された薬液導出路18aは封塞栓17の
導出路17aと常に合致している。
19は前記注射器本体14の後端部を閉塞する閉塞部で
あって、前記閉塞部19には押手21のボート錐21a
が挿入される貫通孔19aが形成されている。また、貫
通孔19aはゴム等よりなる被膜19bによって閉塞さ
れ、保存状態において外気が注射器本体1の内部へ侵入
するのを防止している。
20は内筒16内を摺動自在に形成されたピストンであ
って、内筒16面及び薬液A側には耐薬性を有するピス
トンゴムがピストンベース20bに取付けられている。
また、ピストンベース20bには押手21のボート錐2
1aを嵌合固定する\ための凹部20cが形成されてい
る。
次に本発明の動作作用について説明する。
第1図(a)は使用前の保存状態を示す図であり既に薬
液Aは内筒16に内蔵されている。薬液Aの一端部は封
塞栓17によって封塞され、他端部はピストン20によ
って封塞されている。また、ピストン20の後方は被膜
19bによって密封されているため、内筒16内は気密
状態が維持される。
そして、この注射器を使用する場合には、第1図すに示
すように、注射器本体14の閉塞部19の開口部19a
からボート錐21aを挿入する。
このときボート錐21aによって被膜19bは破られる
。更に、ボート錐21aを挿入し、ボート錐21aをピ
ストンベース20bの凹部21cに嵌合固定する。これ
によって、ピストン20と押手21は連結される。この
とき、注射器本体14の先端に設けられた注射針取付ベ
ース18に注射針22を取付ける。
そして、第1図(c)に示すように封塞栓17を矢印B
の如く回動させ、薬液導出路17aを内筒16の薬液導
出口16aと合致させる。この状態は注射準備完了の状
態であり、押手21を押圧することにより、薬液Aを生
物体内へ注ムすることができる。
尚、この一実施例では、外筒内に内筒をあらかじめ組み
込んだ注射器で説明したが、注射時に外筒内に内筒を組
み込むものであっても良い。
〔他の実施例〕
本発明に係る他の実施例を第2図乃至第6図に基づいて
説明する。
尚、図中一実施例と同一部材又は相当部材は同一符号を
符する。
第2図において、23は封塞栓17と注射針取付ベース
18とを一体に形成した封塞栓である。
前記封塞栓23には薬液導出路23aが形成されると共
に、把持部23bによって外筒15の爪部15aを把持
できるように形成されている。
したがって、注射針22を取付けた封塞栓23を回動す
ることによって、薬液Aを外部へ導出することができる
また、薬液導出口16a及び薬液導出路17aを第3図
に示すように屈曲せしめてもよい。
更に、一つの注射器で複数の生物体へ注射できるように
するため、第4図に示すように注射針取付ベース23に
注射針取付部24を複数設け、それに対応して薬液導出
路23aを複数設けても良い、これにより再度使用する
場合、既に薬液Aが付着した薬液導出路23aを薬液が
通過しないため、良好な衛生状態を保持することができ
る。
尚、複数薬液導出路23aを設けた場合、同一導出路の
再使用を防止するため、ラチェット機構等により注射針
取付ベース23を一方向のみに回転可能とし、一回転以
上は回転しない構成を付加しても良い。
また、第5図(a)に示すように、注射針取付ベース2
5は外筒16.棚部16bに係止された突起25bと薬
液導出路25aを有するものであっても良い、この場合
は取付ベース25を所定量回動し、外筒16に形成され
た凹部(図示せず)と突起25bと薬液導出路25aと
を一致せしめ。
その状態から取付ベース25を押動せしめることによっ
て、第5図(b)に示すように導出路25aと内筒15
とを連通せしめるようにしても良い。
尚、突起25bが外筒16の弾性変形により吸収できる
程度の小なる場合には凹部を形成せしめる必要はなく、
直接下部へ押動できるものであっても良い。
また、薬液導出路25aを第6図に示す如く形成し、注
射針取付ベース25を引き上げたときに薬液導出路25
aと薬液導出口16aが一致するようにしても良い。
尚、−実施例及び上述の他の実施例では、内筒及び外筒
を有する場合について説明したが、耐薬性を有する外筒
のみで構成しても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、注射針で被膜を剰員させる必要がなく
、封塞栓または注射針取付ベースと一体となった封塞栓
を単に回転、押し上げ、押し下げすることにより、薬液
を外部へ導出できるようにしたので、被膜を構成する不
活性分子等の不純物が薬液内に混入することがなく、非
常に衛生的である。
断面図、(b)図はピストンと押手の連結した状態を示
す断面図、(C)図は注射準備完了状態を示す断面図、
第2図は注射針取付ベースと封塞栓を一体に形成した他
の実施例を示す断面図、第3図は薬液導出口、薬液導出
路に変形を加えた実施例を示 す断面図、第4図は注射針取付ベースに複数の注射針取
付部を形成した他の実施例を示す正面図。
第5図は注射針取付ベースを押し上げることにより薬液
を外部へ導出できる他の実施例を示す断面図であって、
(a)図は保管状態を示す図、(b)図は使用状態を示
す図、第6図は注射針取付ベースを引き上げることによ
り薬液を外部へ導出できる他の実施例を示す断面図、第
7図は従来例を示す断面図であって、(a)図は注射器
本体を示す図、(b)図は注射針を示す図である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の動作状態を示す断面図であ
って(a)図は使用前の保存状態を示す14・・・・・
・注射器本体 15・・・・・・外筒 16・・・・・・内筒 16a・・・・・・薬液導出口 17・・・・・・封塞栓 17a・・・・・・薬液導出路 18・・・・・・注射針取付ベース 19b・・・・・・被膜 20・・・・・・ピストン 21・・・・・・押手 第 f 図 (b) (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 薬液をあらかじめ内蔵する注射器において、薬液を内蔵
    する注射器本体と、前記注射器本体内の薬液を封塞する
    と共に、前記注射器本体内を摺動可能に形成されたピス
    トンと、前記注射器本体内の端部に形成された薬液導出
    口と、前記薬液導出口が形成された端部と当接すると共
    に前記薬液を導出する導出路を有する封塞栓と、前記注
    射器本体に取付けられた注射針取付けベースとを備え、
    前記封塞栓の回動、押し込み、引き上げ等により、前記
    封塞栓の薬液導出路と注射器本体の薬液導出口とを合致
    するようにしたことを特徴とする注射器。
JP25784288A 1988-10-13 1988-10-13 注射器 Pending JPH02102664A (ja)

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