JPH0210163A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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Publication number
JPH0210163A
JPH0210163A JP16031188A JP16031188A JPH0210163A JP H0210163 A JPH0210163 A JP H0210163A JP 16031188 A JP16031188 A JP 16031188A JP 16031188 A JP16031188 A JP 16031188A JP H0210163 A JPH0210163 A JP H0210163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
diffusion layer
substrate
acceleration sensor
sio2
Prior art date
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Pending
Application number
JP16031188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Hashimoto
廣和 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車および工業計測等各種の分野に使用
される半導体加速度センサに係り、特に温度特性を改善
した半導体加速度センサに関する。
[従来の技術] 第3図は従来の半導体加速度センサの構成を示す斜視図
である。
この図において、lは方形状に形成されたシリコン単結
晶基板(以下、Si基板)であり、その上下面には保護
膜(例えば、5ift膜)2a、2bが形成されている
。また、Si基板lには、その周縁部に沿って略“C”
字状の空隙部3が形成されている。laは片持梁部であ
り、前記空隙部3によって細く形成されている。この片
持梁部1aの先端には方形状の重り部1bが形成されて
いる。4.4は各々拡散層であり、例えばボロン等の3
族元素を熱酸化処理して形成したものである。これら拡
散層4.4は、ピエゾ効果により抵抗値が変化する。5
.5は各々アルミニウム電極であり、一端が前記拡散層
4.4に接続されている。
ここで、第4図は第3図のAA線断面図であり、この図
に示すように、片持梁部1aは薄く形成されており、そ
の表面から内部にかけて拡散層4が形成されている。ま
た、この拡散層4の表面には5iOz膜6が形成されて
いる。この5ift膜6は熱酸化処理を行ったときに形
成されるものである。
なお、拡散層4.4の表面に形成する膜としては、その
イ也、P S G (S io を十P 205)また
はB S G (、SiO、+ 8205)等もある。
次に、第5図を参照して前記拡散層4が形成されるまで
の製造工程について説明する。
■まず、Si基板1の」二下面にS iO2膜2 a、
 2 bを形成する。すなわち、Si基板1を拡散炉内
に配置し、1000〜12006Cの雰囲気中で熱酸化
処理する(第5図(イ)参照)。
■次いで、5102膜2a、2bを形成した後、フオ)
・リソグラフィによって5i02膜2aに拡散層を形成
するための窓7を開ける(第5図(ロ)参照)。
■そして、窓7を開けた後、Si基板1を拡散炉内に配
置し、1000〜1200°Cの雰囲気中で高濃度のポ
ロンを供給して窓7から81基板1に拡散層4を形成す
る。この場合、拡散層4の形成と同時にこの拡散層4の
表面に5iOz膜6が形成される(第5図(ハ)参照)
乙 ■次いて、拡散層4を形成した後、フォトリソグラフィ
によって5iOz膜6にコンタクトホール8を開(Jる
(第5図(ニ)参照)。
■次に、コンタクトホール8を開けた後、真空蒸着法等
によって5iOz膜2aおよび5iO7膜6を覆うよう
にアルミニウム層を形成する(図示せず)。そして、ア
ルミニウム層を形成した後に、フォトリソグラフィによ
ってアルミニウム電極5を形成する(第5図(ホ)参照
)。
以上の工程によって拡散層4まてが形成される。
なお、他の拡散層4も同様に形成される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、IC(集積回路)等の半導体素子で(j、そ
の拡散層の形成が素子特性に全く影響を及ぼさないが、
上述した半導体加速度センサにあって(J1片片持梁1
aが加速度の検出部分であるため、この部分に形成され
る拡散層4.4が素子特性に大きく影響を与える。すな
わぢ、拡散層4,4を形成したときにこの表面に形成さ
れる5iO9膜6の熱膨張係数がSi基板1の材質であ
るシリコンと異なるので、これらの界面に機械的な歪が
発生する。また、この歪は温度変化に応じて変化する。
なお、熱膨張係数はSiが3.3X1.0−1lで、5
hotが6X1.O−’であり、1桁違う。
このように、従来の半導体加速度センサは、片持梁部1
aの表面にSiと熱膨張係数の異なる5102膜が形成
されるので、温度特性が良くないという問題があった。
この発明(」」−述した事情に鑑みてなされたもので、
Si基板と810.膜との界面に発生ずる機械的歪を無
くして温度特性を改善できる半導体加速度センサを提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明は」二連した目的を達成するために、半導体単
結晶基板の−・方の面の梁形成部分に熱拡散処理を行っ
て形成されろ拡散層を有する半導体形加速度センサにお
いて、前記熱拡散処理によって前記拡散層の表面に形成
される前記基板と熱膨張係数の異なる膜を除去したこと
を特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、半導体単結晶基板の梁形成部分に熱
酸化処理を行って拡散層を形成したときに、この拡散層
の表面に形成される膜(シリコン酸化11急等)を除去
することにより、半導体基板の材質と膜の熱膨張係数の
違いによって、これらの界面に発生ずる機械的歪を無く
することかできろ3、[実施例] 以下図面を参照してこの発明の実施例について説明する
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図である。なお
、この図において、前述した第4図と対応する部分には
同一の符号をイマ1してその説明を省略する。
第1図において、拡散層4の表面に形成された5102
膜6(第4図参照)が、アルミニウム電極5と拡散層4
との接続部分を除いて除去されている。
この場合、アルミニウム電極5とSi基板1との接続部
分の5iOz膜6を取り除かないのは、この部分のSi
O2膜6が無いとアルミニウム電極5が81基板lに接
続してしまうからである。
また、Si基板1の表面に形成された5iOy膜2aの
うち、重り部tbの表面に形成された部分も除去されて
いる。なお、重り部1bの表面に形成された5iOz膜
2aを除去することにより、片持梁部1aの形成位置を
重り部側へ移動することができる。すなわち、アルミニ
ウム電極を拡散層4に接続するために残した5in2膜
6が梁部に位置しないようにすることができるのて、こ
のSiO2膜6の残った部分とSiとの接合面に発生す
る機械的歪の影響を無くずことかできる。
このように片持梁部1aの表面に形成された5iO8膜
6をアルミニウム電極形成部分を除いて除去することに
よって、SiO2膜6とSi基板1とが接合しなくなる
ので、これらの界面に機械的な歪が発生しなくなる。こ
の結果、温度特性が改善される。
次に、第2図を参照して上記半導体加速度センサの製造
工程について説明する。なお、拡散層44が形成される
までの工程は従来の半導体加速度センサの製造工程(第
5図(イ)〜(ハ))と同様であるので、その説明を省
略する。
■さて、第5図(ハ)に示す工程が終了した後、フォト
リソグラフィによってSiO2膜6を、拡散層4にアル
ミニウム電極を接続するために必要な部分だけを残して
除去するとともに、この残される部分にコンタクトホー
ル8を開ける(第2図(イ)参照)。
■次に、上記工程が終了した後、真空蒸着法等によって
Si基板1および5in2膜2aの各表面を覆うように
アルミニウム層(図示路)を形成する。
そして、アルミニウム層を形成した後、フォトリソグラ
フィによってアルミニウム電極5を形成する(第2図(
ロ)参照)。
■次いで、アルミニウム電極5を形成した後に、フォト
リソグラフィおよびエツチング処理を行って片持梁部1
aおよび重り部1bを形成する。この詳細については省
略する。
以上の工程により、半導体加速度センサが形成される。
なお、上記実施例では、重り部1bの表面に形成された
5iOy膜2aを除去したが、これを除去しなくても良
い。
また、上記実施例では、片持梁の半導体加速度センサに
適用した場合について説明したが、両持梁の半導体加速
度センサにも勿論適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、半導体単結晶基
板の一方の面の梁形成部分に熱拡散処理を行って形成さ
れる拡散層を有する半導体形加速度センサにおいて、前
記熱拡散処理によって前記拡散層の表面に形成される前
記基板と熱膨張係数の異なる膜を除去したので、梁部は
半導体単結晶基板の材質のみとなり、拡散層の表面に膜
が形成されたままで使用する従来の半導体加速度センサ
と比較して梁と膜との界面には機械的歪が発生しない。
この結果、温度特性が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す断面図、 第2図は同実施例の製造工程の一部を示す図、第3図は
従来の半導体加速度センサの構成を示す斜視図、 第4図は第3図のAA線断面図、 第5図は前記半導体加速度センサの製造工程の一部を示
す図である。 ■・・・・・・シリコン単結晶基板(半導体単結晶基板
)、4.4・・・・・・拡散層、 6・・・・・・シリコン酸化膜(膜)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  半導体単結晶基板の一方の面の梁形成部分に熱拡散処
    理を行って形成される拡散層を有する半導体形加速度セ
    ンサにおいて、前記熱拡散処理によって前記拡散層の表
    面に形成される前記基板と熱膨張係数の異なる膜を除去
    したことを特徴とする半導体加速度センサ。
JP16031188A 1988-06-28 1988-06-28 半導体加速度センサ Pending JPH0210163A (ja)

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JP16031188A JPH0210163A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 半導体加速度センサ

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JP16031188A JPH0210163A (ja) 1988-06-28 1988-06-28 半導体加速度センサ

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JPH0210163A true JPH0210163A (ja) 1990-01-12

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