JPH0210092A - 加熱された物質を処理する容器およびその冷却方法 - Google Patents

加熱された物質を処理する容器およびその冷却方法

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JPH0210092A
JPH0210092A JP63335714A JP33571488A JPH0210092A JP H0210092 A JPH0210092 A JP H0210092A JP 63335714 A JP63335714 A JP 63335714A JP 33571488 A JP33571488 A JP 33571488A JP H0210092 A JPH0210092 A JP H0210092A
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は融解物質を収容しかつ処理する容器およびその
容器を冷却する方法に関する。本発明はとくに融解炉、
とりべ等のような融解金属を融解する容器のカバーに関
する。
〔従来の技術〕
融解物質、とくに融解金属を収容する従来技術は、容器
の壁、底部およびカバーを融解物質から発生する高温な
らびに排出ガスから保護するため、耐火ライニングまた
は水冷却もしくはそれらの組合わせに依存している。鋼
のような融解金属の場合、これらの温度は1540℃(
2800’F)を超えることがある。
そのような容器に設けられる耐火ライニングは高価であ
り、そのようなライニングが容器の融解点より上で使用
されるとしても、寿命が短い。水が(全体的に構造鋼板
から作られた)これらの容器の内面を冷却するため利用
されたが、圧力水が完全に容器壁、屋根等の循環通路に
充満する閉鎖方式を利用するのが通常であった。これら
の方式は全体的に比較的高圧で大容量の水を必要とする
冷却水の停止によって内部に生ずる“熱点”は、水の蒸
気へのフラッシュおよび容器構造の破壊を生ずる。−旦
漏洩が起ると、融解物質内への冷却水の流れが、水の蒸
気へのフラッシュまたは他の不測の反応による爆発のよ
うな重大な危険を生ずる。これらの問題は処理される融
解物質の損害に加えて人命および設備に対する重大な危
険を生ずる。そのような課題を解決しようとする他の従
来技術の方式は、複雑、高価かつ維持困難な装置を利用
しているが、その設備は周辺地域、製鋼炉および他の融
解物質の処理容器に対して明らかに好ましくない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術におけるこれらの点および他の不利益に鑑み、
本発明の目的は比較的軽量、簡単であるか有効な融解物
質処理容器とくに融解炉に使用される屋根、壁および他
の容器の収容面を冷却する方式を提供することである。
本発明の別のl」的は、誤動作の場合、人命および設備
の損害を最少にする上述のような方式を提供することで
ある。
本発明のなお別の目的は、融解物質処理容器の収容屋根
および壁内に必要な冷媒量の一方または双h゛を減少す
る方式を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、容器の収容屋根内部に耐火
断熱ライニングを施す必要をなくする冷却方式を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明による
融解物質の容器は、下記の記載から当業者に明らかにな
るように、上記のおよび他の目的を達成する。流体冷却
収容装置を備えた本発明の容器は、内部空間を画定する
内外壁、高圧流体冷媒用入口、冷媒を内壁に噴射して内
壁に所望の温度を維持する装置、使用済み冷媒を除去す
る出口、および前記空間と冷媒出口との間に差圧を発生
しかつ維持して使用済み冷媒を前記空間から出口を通し
て押出す装置を備えている。
別の特徴によれば、本発明の、容器が内部空間を画定す
る内外壁および流体冷媒用空間の入口および出口を有す
る流体冷却収容装置を冷却する方法は、(a)高圧流体
冷媒を入口を通して前記空間に噴射すること、(b)冷
媒を内壁に向って噴射して内壁に所望の温度を維持する
こと、および(c)同時に圧力差を前記空間と流体出口
の間に維持して使用済み流体を空間から出口を通して押
出すこと、の各工程を含んでいる。
本発明の実施例は冶金用容器、例えばアーク炉の屋根ま
たはカバーに利用される。使用済流体は、屋根内部と外
壁との間の内部空間から、空気または窒素のようなガス
を大気圧以上であるか高圧冷媒の圧力と冷媒出口の圧力
との間の圧力で噴射され積極的に冷媒を押出す。そのよ
うなカバーが傾斜容器に利用されるとぎ、19の出口か
別の出口の」二方にあるとき位置決めする装置を備えた
、多数の冷媒出口か使用される。傾斜中、高い方の出口
はカバー内部の減圧を防止するため閉鎖される。
屋根下側には、内壁から炉の内部に向って延びる中空管
状突起か設けられ、融解物質、例えば、はねかけられた
スラグを補足しかつ固化し、スラグは屋根下側に接触し
てその場に付着性の断熱ライニングを形成し、屋根に対
する熱衝撃を減少する。
内壁下側に断熱スラグのライニングを適当に形成し、か
つそのスラグを内壁の前記下側に固定することにより、
屋根は装入のため外され断熱スラグのライニングの損失
なしに元の位置に戻すことができる。このことは、内壁
を大きい温度変化に露出することから保護し、それによ
り内壁の応力破壊を生ずる熱衝撃を有効に減少する。中
空管状突起の使用は、はねかけられたスラグを管状突起
の1 ] 周りで捕捉して、屋根が外されるときでも屋根の内壁下
側に固定したままとなるスラグライニングのアンカーを
形成する。
満水方式より冷却水の使用が著しく少ない本発明の方式
は、きわめて有効である。例えば、本発明の方式を使用
する一例においては、通常の従来技術の満水方式の約半
分の冷却水が使用される。
必要な冷却水量のこのかなりの減少は、金利用しうる水
冷却方式に必要な適当な水供給源を有しない金属製造業
者にとって、とくに重要である。さらに、作業板に対す
る水噴射の攪拌作用は、板面を清潔に保ち、それにより
冷却効果を増進し、炉および部品の一方または双h°の
寿命を延長する。
ある従来技術の方式において、スケールおよびスラッジ
が、管内にまたは包囲された構造物内に発生し易く、冷
却を有効に維持するため、度々の清掃または化学的処理
を必要とする。
冷却流体は水または水溶液とするのが好ましく、噴射粒
子は表面との接触により熱を吸収するようなだけの量噴
射される。もし望むならば、サーモカップルが温度測定
のため板に埋設され、これらのサーモカップルは、冷媒
流量を調節して所望の温度を維持するため、適当な制御
装置に接続される。この噴射方式で作られた冷媒液体の
粒子は、きわめて広い表面積に接触し、大きい冷却効果
を生ずる。しかしなから、冷却流体(水)の温度が通常
100 ’C(212’F )に達しないため、もし不
時の熱点発生等のためその温度を超えるときフラッシュ
が発生し、冷媒の蒸発潜熱は作業板の冷却に使用され、
満水冷却によって達成されるときの約10倍のカロリか
除去される。
補修か著しく少ないことは、従来技術の満水方式よりも
噴射冷却方式によって得られる。例えば、もし従来技術
の満水方式において水温が60°C(約140°F)を
超えると、沈澱物が堆積し、冷却面のスケール形成およ
び冷却効率の低下を生ずる。
さらに、従来技術の方式において、もし水温が100 
’C(212丁)を超えると蒸気が発生し、爆発の可能
性を伴う危険な状態となる。上記のように、水噴射は冷
却される面に攪拌効果を生じ、スケール等を除去するよ
うになる。さらに、本発明の方式は噴射を実施するため
十分な圧力を使用することができ、冷却空間または板へ
の接近は便利で、必要なときtW掃および補修が容易に
できる。
一方満水方式の個々のパネルは、寿命を保つため取外し
て水洗いしなければならない。また、11.l?4水方
式は、著しく多数のホース、霜、弁等を接続、分離およ
び補修しなければならない。さらに、本発明により構造
物に予め製造された耐火ライニングかないことは、重量
および経費ならびに耐火ライニングを備えた炉に必要な
時間の掛かる補修をなくする。
〔実施例〕
ここで使用する容器は、融解物質を処理する容器のよう
な、加熱された物質を処理するコンテナを、導管は高温
ガスまたは液体を処理する導管、エルボは高温ガスまた
は液体等を処理するエルボ、等々、を意味する。本発明
は理想的には融解物質を処理する容器の種々の部分、例
えば、そのような容器の屋根、側壁または底壁に利用す
ることが−Cきる。本発明の好ましい実施例は第1.2
.3.4図および5図に示され、各図にはアーク炉およ
び関連する屋根構造か示されている。同様の符号は全図
面を通じて同様の部品を示している。
本発明のlfk体冷却収容装置の第1実施例は第1図、
2図に示されている。この実施例において収容装置は、
断面で示され、代表的アーク炉]2の頂部上に設置され
た、円形アーク炉屋根10を備えている。炉12の部分
は、リム]3の直下に、耐火煉瓦17または他の断熱物
質で内張された鋼製シェル15を備えている。融解面上
方の炉側壁は、本発明により、屋根10に関連した下記
に説明する内部噴射冷却方式を利用する内外板より構成
されている。炉屋根10は3本の電極70.72.74
に適合する中央電極開口32および上部カバ11と屋根
1氏部39との間の中空内部23を有する。この内部空
間23内には、多数のスポーク状冷媒噴射ヘッダ33か
設けられ、ヘッダ33は開口32の周りに延びる中央同
心リング給水マニホルド2つから冷媒をうけ入れる。下
方に延びる噴射ヘッド34は冷媒36を屋根底部3つの
内側に向って噴射し、屋根を類12内における融解金属
の融解または他の処理の間受は入れつる温度に維持する
。冷媒は屋根内部から開口51を通して、屋根の一ド側
外周に延びる排水マニホルド47によって除去される。
出口45は外部排水管に連結され、マニホルド47から
冷媒を排出することができるようになっている。下記に
詳細に説明するように、ガスが屋根内部23に噴射され
るとき、冷媒は出口45から有効に除去される。
例えば、炉]2の製鋼作業中、融解した鋼は融解したス
ラグまたは他の保護物質によってカバされ、それらは種
々の方向に飛散しようとする。
そのような、はねかけられたスラグは屋根1oの下側3
9に接触し、一部は凝固して屋根底部に付着する。凝固
したとき、このスラブは断熱層として作用し、カバーし
た屋根部分の温度を下げる。
通常の炉および屋根集合体の作業中、スラグは、例えば
、屋根か外されるかまたは下側が高い温度と比較的低い
温度の間を上下するとき剥離する。
この同じ温度のサイクルは起きるにしても、電極への電
力か炉の停止のため停止されるときには少ない。その結
果、通常鋼板等から作られた屋根の下側39は熱衝撃を
うけ、金属疲労を生じ、最後には鋼板のひび割れが起る
ような応力をうける。
−層確実にスラグを屋根10の下側に固定しかつ保持す
るため、また熱サイクル中または炉から屋根を外すとき
剥離の機会を減少するため、多数の管状突起25か屋根
下側39をカバーしている。
これらの突起25は、ド記に一層詳細に説明するが、屋
根の全内面に間隔を置いて溶接され、スラグ保持かツブ
またはスリーブとして作用する。融解物からはね掛けら
れるスラグは、第1図に示すように、突起25の周りに
またその中に接着した断熱耐火ライニング27を形成す
る。このライニング27は、噴射冷却装置かその機能を
よく遂行するときには、屋根下側3つの恒常的な温度制
御のために必要ではない。しかしながら、その通常の構
造のため、本発明はスラグライニング27を埋設された
突起25によって付着化し、したがって屋根は好ましく
ない熱応力をうけることが一層少ない。
本発明の別の実施例が第2図〜5図に示され、第5図に
は本発明を利用する別の伊東合体か示されている。通常
のアーク炉容器12はとくに鋼および他の鉄系合金を融
解しかつ処理するため使用される。炉寄器12は短軸ま
たは軸]4に支持され、軸]4は炉を矢印で示すように
両方向に傾斜することかできる。炉は一方向に傾斜して
スラグをスラグスパウト18から注出することができる
スラグスパウト18の丁度反対側には炉12の反対側に
タップスパウト16か設けられ、タップスパウト16は
融解および処理工程が完了して炉が反対方向に傾斜した
とき融解した鋼を注出するため使用される。
部分展開図において、炉屋根10は炉のリム13の頂部
に設置されるその通常の位置から」二昇している。炉屋
根10は、わずかに円錐形で、その頂部に19以上の電
極を炉の内部に挿入するための開口32を有する。代表
的には、3つの電極が第1図に示すように屋根開口32
に挿入される、いわゆる゛デルタ″型支持構造に利用さ
れる。屋根10は上方外壁11およびその下側19で炉
内部に露出する(第3図参照)ド方内壁38よりなって
いる。外側]1および内側壁38はそれぞれ屋根の内部
空間を画定している。屋根]0は融解した鋼に直接接触
することはないが、炉内部の鋼の処理中融解した鋼から
排出するガスおよび他の排用物を収容する。
炉屋根の下側を炉12の内部から排出される強い熱から
保護するため、屋根の上下壁間の空間23に冷媒を供給
する冷媒噴射方式か設けられている。噴射方式は、冷f
lX (It給源20から通常高圧でかつ當温て供給さ
れる水または水溶液のような冷媒を利用する。冷媒供給
管40は冷媒をホース継手30および圧力制御装置42
を通して噴射装置28に供給し、そこから噴射ヘッドま
たはノズル34を通して制御された噴射パターン36で
屋根ド方壁38の内部に噴射される。
第2図と3図に示すように、冷媒は供給管401 つ から噴射マニホルド29に連通ずる供給管21を通して
屋根10に入る。噴射マニホルド29は屋根内部の開口
32のはゾ全周に延びて、冷媒を、半径方向外方に延び
て噴射ヘッド34を支持する個々のヘッダ33に分配す
る。下向きに内壁38の上面全体に面する冷媒噴射パタ
ーン36の作用は、壁38を冷却して炉12内の融解物
およびガスから発生した熱に対して保護する。サーモカ
ップルまたは他の(図示しない)感温装置が壁38の温
度を検出するため利用される。壁38に噴射される冷媒
の量は内壁に所要の温度を維持するように制御され、か
つ通常、壁38の温度が100’C(2+2°F)以下
になり゛冷媒粒子が通常の状態で蒸気に変換しないよう
に調節される。使用済み冷媒の容積と相まって冷媒粒子
の大きい表面積は、上記のように壁38から熱を有効に
除去する。
冷媒を壁38の内側に噴射された後に除去するため、屋
根10の内周に延びる排水マニホルド47を有する排水
または排出方式が設けられている。排水マニホルド47
は壁57.59によって2部分に分割された矩形の管か
ら製作され、長溝5]または下方向面壁部分に沿う離れ
た開口を利用し、溝または開口は傾斜した下方壁から使
用済の冷媒をうけ入れる。使用済み冷媒はできるだけ迅
速に排出され、下方壁38上にある冷媒を最少にして壁
38に直接向かう冷媒噴射に対する妨害を最少にする。
すべてのマニホルド開口または冷媒出口5]がスクリー
ン4つによってカバーされ、破片がマニホルドに侵入し
冷媒の除去を妨害しないようにするのが好ましい。冷媒
は、ついで排出口45を通してマニホルド47の各部分
から排出管48および50に除去され(第2図参照)、
出口62および64に排出される(第5図参照)。
使用済み冷媒は屋根10の内部23から迅速に除去され
るように、炉屋根と冷媒出口との間に圧力差を発生しか
つ維持する装置が設けられる。ここに使用される、この
゛圧力差を維持する装置”はガス状媒体か吹込まれ、噴
射された冷媒上方の空間を加圧して冷媒を屋根排水口か
ら押出す方式を備えている。第5図に示すように、高圧
ガス供給源22はガス1」を給管44を通して屋根1o
内部に連通し、空気または窒素のようなガスをfJt給
する。屋根内部23におけるそのようなガスの圧力は、
噴射ヘッド34における冷媒の圧力と冷媒出口62.6
4における使用済冷媒の圧力との間にPl〉P2〉P3
となるように維持される。ここにPlは冷媒噴射ヘッド
圧力に等しく、P2は屋根内部のガス圧に等しく、P3
は冷媒出口圧力に等しい。通常、冷媒は通常のタップ圧
力(Pl)2kg/ c+tf(351b/in2.ゲ
ージ圧)以上の水である。
好ましくは、ガス圧(P2)は冷媒出口圧力(P3)以
上0.007ないし1.4 kg/c111(約0,1
ないし2旧b/1n2)”(あり、出口圧力は圧力羽6
6および68に示されたように、通常大気圧(1気圧)
またはそれよりわずかに高い。
炉屋根10の内部空間に制御されたガス圧を発生するた
め、種々のパネルおよび屋根構造の各部分を全体的にシ
ールする必要かある。屋根構造を完全にガス密にする必
要はないが、しかしなから、適当なガスケットまたは他
のシール利を使用してそのようなガスの漏洩を最少にし
て屋根をはソガス密にすることか望ましい。
本発明を使用するとき、排水管48.50は液体冷媒に
よってシールされ、冷媒出口を通る屋根内部23の好ま
しくない圧力損失を回避することか好ましい。屋根]0
をアーク炉容器12とともにスラグ除去および取出しの
間傾斜させるため、本発明は、また、炉および屋根の複
合構造の傾斜の間、屋根内部のガス圧のそのような損失
を防止する制御方式を備えている。この制御方式は炉1
2か傾斜して、マニホルド開口または冷媒出口51の一
方を、使用済み冷媒が上昇したマニホルド開口または高
圧ガスの出口を形成する冷媒出口5]から排出すること
を防止する程度に上昇することを検出または信号伝達す
る装置を利用する。
これは十分有効に屋根内部13の圧力を排出し、使用済
み冷媒の適当な排出を促進する。上昇した出口排水管の
弁を閉鎖して、炉12が傾斜したとき内部圧力の損失を
防止する作動装置が設けられる。
第5図において、傾斜センサ26が炉屋根1゜に連結さ
れるかまたは別の方法で連続し、炉屋根が通常の水平位
置から傾斜したとき、これを検出する。炉屋根か別の方
向に傾斜するとき、液体冷媒は反対側のタップおよびス
ラグの側方排水管48.50からそれぞれ流出しようと
する。屋根内部のガス圧は排水管48または5o内の残
りの冷媒を最上端の排水管から押出し、屋根内部のガス
の過圧を消失させる。
そのような圧力損失を防止するため、弁制御器またはア
クチュエータ24か回路56を介して傾斜センサ26に
接続されている。例えば傾斜センサが、スラグ除去作業
中に起るように、タップ側排水管48が上昇した信号を
発生すると、制御器24は回路58を介して信号を伝達
して、タップ側排水弁54を閉鎖し、タップ側排水管4
8を通るガス圧の損失を防止する。炉が再び水平位置に
戻ると、制御器24は排水弁54が解放するように信号
を発生し、炉屋根]0のその側からの排水を再開する。
融解物質を炉から取出す間、スラグ側排水管50は上昇
しかつ開放され、制御器はスラグ側排水弁52に回路6
0を通して信号を伝達しこれを閉鎖する。したがって、
傾斜センサ26および接続された制御器および排水管弁
は、処理のすべての段階中、所望のガス圧を炉屋根10
内に保持する。炉屋根10が、それぞれ別の噴射ヘッド
および冷媒出口を有する2つ以上の室または部分に分割
されている。、同様に、本発明の冷却方式を利用する容
器の側壁または底壁もまたそのように分割されている。
第1図の実施例に基ついてスラグを保持する管状突起2
5は、スラグか接柘していない状態で第3図、4図に詳
細に図示されている。これらの突起は例えば直径38m
m(1・1/2インチ)、長さ32mm(1・1/4イ
ンチ)の中空鋼管から作られ、それらは屋根10の下側
全体に沿って間隔を置いて溶接されている。突起25の
管状構造はスラグ内外管面に付着し、スラグが形成され
完全に突起をカバーするとき、固化したスラグは、例え
ば固体の突起によるよりも一層強固に付着することがで
きるようになっている。この強化された付着力はスラグ
が、屋根の移動中および屋根が交互に加熱冷却されると
きの一方または双方の熱衝撃中、機械的衝撃のため落下
することを防止する。
噴射冷却装置28に関連して、炉屋根10は変化の少な
い、一定の温度を維持することができる。
本発明は簡単な、図面に示すアーク炉ならびに他の型の
融解炉、とりべ等のような種々の型の底部閉鎖容器に対
して高効率の冷却を実施することかできる。さらに、容
器内部の比較的低い圧力は容器への冷媒漏洩の危険を最
少にする。本発明は、全体的に、収容装置の内壁39に
沿う耐火または他の断熱装置を設置する必要をなくする
ような冷却効率を牛するものである。容器内部で発生す
る高温ガスの腐蝕性から保護するためある種の薄いカバ
ーを設置することが望ましい。中空管状突起は、それ自
体断熱性を必要としないが、はねかけられたスラグまた
は他の物質を保持して付着保護障壁を形成し、収容装置
内壁の熱応力の低下により容器の寿命を延長することが
できる。
本発明を特定な実施例について記載したが、当業者には
本発明の精神および範囲から離れることなく変更をなし
うろことが認められ、また、ここに開示された本発明の
すべての変型および変更が説明のためてあって本発明の
精神および範囲から逸脱することを意味しない。
〔発明の効果〕
本発明は、容器か内部空間を画定する内外壁および流体
冷媒用空間の入口および出口を有する流体冷却収容装置
において、高圧流体冷媒を入口を通して前記空間に噴射
し、冷媒を内壁に向って噴射して内壁に所望の温度を維
持し同時に圧力差を前記空間と流体出口の間に維持して
使用済み流体を空間から出口を通して押出すようにした
。これにより、容器の収容屋根内部に耐火断熱ライニン
グを施す必要をなくし、必要な冷媒量を減少して、比較
的軽量、簡?11.であるか有効な融解物質処理容器と
くに融解炉に使用される屋根、壁および他の容器ならび
にその冷却方法を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するアーク炉の炉屋根上部の断面
側面図。第2図は本発明のアーク炉の屋根内部を示す部
分破断、部分断面、平面図。第3図は第2図の3−3線
に沿う部分側面図。第4図は第2図の炉屋根下側の一部
の斜視図。第5図は本発明の実施例を利用するアーク炉
の略側面図。 10・・・炉屋根、11・・上部カバー、12・・・ア
ーク炉、]3・・・リム、]4・・・短軸、15・・・
シェル、〕6・・・タツブスバウl−118・・スラグ
スパウi・、20・・冷媒供給源、22・・・ガス供給
源、23・・内部空間、24・・・アクチュエータ、2
5・・・管状突起、26・・・傾斜センサ、27・・・
耐火ライニング、2つ・・・給水マニホルド、32・・
・屋根開口、34・・・噴射ヘッド、36・・冷媒、3
8・・・屋根下方壁、40・・・冷媒供給管、42・・
・圧力制御装置、47・・・排水マニホルド、48・排
出管、50・・・排水管、51・・・冷媒出口、52.
54・・・排水弁、7072.74・・・電極。 出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加熱された物質を処理する容器であつて、前記容器
    が流体冷却収容装置を有する前記容器において、 内部空間を画定する内外壁 前記空間の高圧流体冷媒用入口、 冷媒を内壁に噴射して前記内壁に所望の温度を維持する
    装置、 使用済み冷媒を除去する出口、および 前記空間と前記冷媒出口との間に差圧を維持して使用済
    み冷媒を前記空間から前記出口を通して押出す装置 を有する容器。 2、前記差圧装置が空気および窒素よりなる群から選択
    されたガスを前記空間に前記高圧冷媒圧力と前記出口圧
    力との間の圧力で噴射する装置を有する請求項1記載の
    容器。 3、前記差圧装置が前記空間内を1気圧以上で前記高圧
    冷媒の圧力以下に維持する装置を有する請求項1記載の
    容器。 4、前記収容装置がほぼガス密である請求項1記載の容
    器。 5、前記容器が前記容器の底壁、側壁およびカバーを有
    し、前記流体冷却収容装置が前記側壁および前記カバー
    の一方の少くとも一部を画定する請求項1記載の容器。 6、前記流体冷却収容装置が前記側壁の少くとも一部を
    画定する請求項1記載の容器。 7、前記収容装置が多数の前記冷媒排出管および前記排
    出管の1つ以上を閉鎖する装置を有する請求項1記載の
    容器。 8、前記容器収容装置の傾斜および前記冷媒出口の一方
    に対する前記冷媒出口の他方の高さを感知する装置およ
    び傾斜に応じて高い方の冷媒出口を閉鎖する装置を有す
    る請求項1記載の容器。 9、前記内壁から前記容器の内部に向つて延び前記内壁
    に接触する融解物質の固化した部分を保持する管状突起
    を有する請求項1記載の容器。 10、融解物質容器の液体冷却カバーであつて、前記カ
    バーが空間を画定するほぼガス密の内外壁、高圧液体冷
    媒の前記内部空間入口、前記冷媒を前記内壁に噴射して
    前記壁を冷却する前記内部空間における装置、使用済み
    冷媒を除去する出口、および前記内部空間を1気圧以上
    にかつ前記高圧冷媒圧力と前記出口圧力との間の圧力に
    維持して使用済み冷媒を前記出口を通して前記内部空間
    から押出す装置を有する液体冷却カバー。 11、前記差圧装置が空気および窒素よりなる群から選
    択されたガスを前記内部空間に前記高圧冷媒圧力と前記
    出口圧力との間の圧力で噴射する装置を有する請求項1
    0記載の液体冷却カバー。 12、前記冷媒の多数の出口を有し、さらに前記カバー
    の傾斜および前記冷媒出口の一方に対する前記冷媒出口
    の他方の出口の高さを感知する装置および前記傾斜に応
    じて高い方の冷媒出口を選択的に閉鎖する装置を有する
    請求項10記載の液体冷却カバー。 13、前記容器内の前記融解物質がスラグによつてカバ
    ーされ、前記内壁から下方に延びて前記内壁に接触する
    スラグの固化した部分を保持する管状突起を有する請求
    項10記載の液体冷却カバー。 14、内部空間を画定する上下壁を有する冶金用融解炉
    用屋根であつて、高圧冷媒を前記下方壁に噴射して前記
    下方壁を冷却しかつ前記下方壁を所望の温度に維持する
    前記屋根内部における装置、使用済み冷媒を前記下方壁
    から排出しうるようにする冷媒出口、前記屋根内部と前
    記冷媒出口との間に差圧を維持して使用済み冷媒を前記
    屋根内部から前記冷媒出口を通して排出する装置および
    前記屋根の傾斜および前記冷媒出口の一方に対する前記
    他方の冷媒出口の高さに応じて前記冷媒出口の一つを閉
    鎖する装置を有する冶金用融解炉用屋根。 15、前記上下壁がほぼガス密で前記差圧装置が空気お
    よび窒素よりなる群から選択されたガスを屋根内部に前
    記差圧装置と前記冷媒出口との間の圧力で噴射する装置
    を有する請求項14記載の冶金用融解炉用屋根。 16、前記屋根の傾斜を感知する装置を有し、前記選択
    された冷媒出口閉鎖装置が傾斜感知装置に応じて前記冷
    媒出口のいずれかを閉鎖するように作動する請求項14
    記載の冶金用融解炉用屋根。 17、前記差圧装置がガスを前記屋根内部に前記高圧冷
    媒の圧力と前記冷媒出口の圧力との間の圧力で噴射する
    装置を有する請求項16記載の冶金用融解炉用屋根。 18、前記下方壁から下方に延び前記下方壁に接触する
    前記炉のスラグの固化した部分を保持する管状突起を有
    する請求項14記載の冶金用融解炉用屋根。 19、加熱された物質を処理する容器を冷却する方法で
    あつて、前記容器が間に空間を画定する上下壁および流
    体冷却用前記室間の出入口を有する流体冷却収容装置を
    有する前記方法において、前記方法が、 (a)高圧流体を前記入口を通つて前記空間に噴射する
    こと、 (b)前記冷媒を前記内壁に噴射し前記内壁に所望の温
    度を維持すること、および (c)前記空間と前記冷媒出口との間に差圧を維持して
    使用済み冷媒を前記出口を通して前記空間を排出するこ
    と、 の各工程を有する冷却方法。 20、前記差圧が空気および窒素よりなる群から選択さ
    れたガスを前記空間に前記高圧冷媒の圧力と前記出口圧
    力との間の圧力で噴射することによつて発生する請求項
    19記載の冷却方法。 21、前記差圧が前記空間を1気圧以上で前記高圧流体
    の圧力以下の圧力に維持することによつて発生する請求
    項19記載の冷却方法。 22、前記空間が0.007ないし1.4kg/cm^
    2までの前記冷媒出口の圧力以上の圧力に維持される請
    求項21記載の冷却方法。 23、前記収容装置が多数の前記冷媒出口を有し、前記
    方法がさらに、 (a)前記収容装置の傾斜および前記冷媒出口の一方に
    対する前記冷媒出口の他方の高さを感知すること、およ
    び (b)その後高い冷媒出口を閉鎖すること の各工程を有する請求項19載の冷却方法。 24、加熱された物質を処理する容器を冷却する方法で
    あつて、前記容器が空間を画定する上下壁および前記空
    間に流体冷媒入口および多数の冷媒出口を有する流体冷
    却収容装置を有する前記方法において、前記方法が、 (a)高圧流体を前記入口を通つて前記空間に噴射する
    こと、 (b)前記冷媒を前記内壁に噴射すること、 (c)空気および窒素の群から選択されたガスを前記空
    間に前記高圧冷媒の圧力と前記冷媒出口の圧力との間の
    圧力で噴射して差圧を発生し使用済み冷媒を前記出口を
    通して前記空間から排出すること、 (d)前記収容装置の傾斜および前記冷媒出口の一方に
    対する前記冷媒出口の他方の高さを感知すること、およ
    び (e)その後高い方の冷媒出口を閉鎖すること、の各工
    程を有する冷却方法。 25、前記選択されたガスが大気圧以上 0.007ないし1.4kg/cm^2の圧力で噴射さ
    れる請求項24記載の冷却方法。
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