JPH0199917A - 結束装置 - Google Patents

結束装置

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JPH0199917A
JPH0199917A JP25417287A JP25417287A JPH0199917A JP H0199917 A JPH0199917 A JP H0199917A JP 25417287 A JP25417287 A JP 25417287A JP 25417287 A JP25417287 A JP 25417287A JP H0199917 A JPH0199917 A JP H0199917A
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JP
Japan
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workpiece
bundle
tape
binding
bundling
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Application number
JP25417287A
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English (en)
Inventor
Fujio Adachi
足立 富士夫
Takanori Yamamoto
山本 孝徳
Toshiaki Suzuki
敏明 鈴木
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Toshiba Engineering Corp
Takagi Industrial Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Takagi Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、農業産品や工業産品等の長尺状ワークを東に
して結束する結束装置に関し、特にグリーンアスパラガ
スのような農業産品の長尺状ワークを束にして結束する
のに好適とした結束装置に関する。
(従来の技術) 例えば定形物のワークを結束する結束装置として知られ
ているものは、ワークを定位置に固定して紐(文はテー
プ)をワーク回りに周回させて縛りつける構成、またワ
ークの回動動作と紐(又はテープ)のワーク回りにおけ
る周回動作とを同時に行うようにして縛りつける構成等
が知られている。
これらの構成では、いずれも硬、軟の程度、形状の大小
及びZllの大小が個々のものについてほとんど同一で
ある工業産品を梱包する場合等に採用されるものである
。そして、移送機械により順次移送されてくる定形物を
所定の結束位置にて結束するようにしている。
この場合、農業産品とりわけ必ずしも直線でない長尺物
であるグリーンアスパラガスの如きの場合には、硬、軟
の程度、形状の大小及び重量の大小は、個々のものにつ
いて大きく又は微妙に異なったものであるので、所定の
結束位置に機械的に順次移送したり、しかも複数本を束
にして移送するとなると、結束位置への移送がスムーズ
でなかったり、損傷を与えたり、端面が揃わない等の問
題があり、製品の品質を落とすことなく高速処理つまり
高速結束を行なえない、という問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の技術による結束装置では、必ずしも直
線でなく且つ硬、軟の程度、形状の大小及び重量の大小
が個々のものについて大きく又は微妙に異なったワーク
を、端面を揃えた形で複数本を束にして高速結束を行な
えない、という問題があった。
そこで本発明の目的は、長尺状ワークの場合であっても
複数本を束にし且つ端面を揃えた形で高速結束が行なえ
るようにした結束装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決し且つ目的を達成するために
次のような手段を講じたことを特徴としている。すなわ
ち、本発明による結束装置は、ワーク供給位置、ワーク
結束位置、ワーク排出位置が円軌跡の所定位置に予め設
定され、長尺状ワークの束を前記ワーク供給位置にて基
準端面を下方にして把持し且つ前記ワーク排出位置にて
把持動作を解除するワーク把持機構を一端部に備えたワ
ーク把持手段、前記長尺状ワークの束を基準端面を下方
にして前記ワーク供給位置から前記ワ−り結束位置へと
前記円軌跡を描いて搬送しその後前記ワーク結束位置か
ら前記ワーク排出位置へと前記円軌跡を描いて搬送する
べく前記ワーク把持手段を前記円軌跡方向に駆動させる
駆動手段を有するワーク搬送装置と、前記長尺状ワーク
の束を前記ワーク結束位置にて基準端面を下方にしてテ
ープ掛けにより結束するテープ掛け装置とを具備したこ
とを特徴とする。
(作用) このような構成によれば、ワーク把持手段は、円軌跡を
描いて移動しつり長尺状ワークの束をワーク供給位置に
て把持し、ワーク結束位置にあってテープ掛け装置によ
りテープ掛けで結束し、ワーク排出位置にあって把持動
作の解除により長尺状ワークの束を落下させることがで
きるので、人の手・腕の動作に似たワークの取扱いがな
され且つこれを高速に行うことを可能とし、また、この
搬送動作中にあって長尺状ワークの束は基準端面を下方
にしているので、その端面を揃えることを可能としてい
る。
(実施例) 以下本発明にかかる結束装置の一実施例を図面を参照し
て説明する。
第1図は本実施例の結束装置を上方から見た平面図、第
2図は第1図のv−■方向に沿う断面図であり、長尺状
ワークの束として、グリーンアスパラガスの束Pへの適
用例である。
第1図及び第2図に示すように、本実施例の結束装置は
、テープ掛け装置10と、ワーク搬送装置20と、軌道
ライン機構30とから構成されている。
すなわち、ワーク搬送装置20は、図示しない駆動装置
により駆動される回転軸21を有し、この回転軸21に
は回転台22が設けられ、この回転台22は上述した駆
動装置により回転軸21を中心に120°づつ間欠駆動
するようになっている。なお、この回転台22はガイド
ローラ軌道用固定円環31の上部に設けられている。そ
して、回転台22における回転軸21を中心に120゜
間隔で締付は駆動装置23A、23B、23Cが設けら
れている。
ここで、締付は駆動装置23Aは次のようになっている
。すなわち、回転台22に固着されたストッパ24と、
ガイドローラ軌道用固定円環31の径方向の外部位置に
設けられる保持ブロック25と、ストッパ24と保持ブ
ロック25とを回転台22に固着されたリニアベアリン
グ26を介して連結するスライド機構27とを有してい
る。
また、締付は駆動装置23Aは、保持ブロック25の端
面とガイドローラ軌道用固定円環31の周端面との間に
介在されるガイドローラ28と、保持ブロック25に供
給されているグリーンアスパラガス束Pを拘束する締付
はハンド29とを有している。ここで、ガイドローラ2
8は保持ブロック25に設けられており、保持ブロック
25をガイドローラ軌道用固定円環31の周方向に案内
する(図示の円軌跡PLに対応した軌跡を描いて移動す
る。)ようになっている。また、締付はハンド29は上
下方向に離間した2つの部材からなり、これにより幅を
持たせてグリーンアスパラガス束Pを保持できるように
なっている。
さらに、スライド機構27は次のようになっている。す
なわち、ストッパ24と保持ブロック25との間に2本
のスライド軸27a、27bが設けられている。このス
ライド軸27a、27bの一端部は保持ブロック25に
固定され、他端部はねじ切りされてストッパ24にてナ
ツト27C127dによりねじ止めされている。また、
リニアベアリング26内にはベアリング26aが埋込ま
れ、このリニアベアリング26とストッパ24との間に
はスライド軸27a、27bに通したスプリング27e
、27fが設けられ、図示矢印の内径方向に常にテンシ
ョンが作用するようになっている。
ここで、回転軸21とガイドローラ28との軌跡半径は
Rであるが、この半径Rはストッパ24により規定され
ており、固定円環31の周端面はガイドローラ28の円
滑なる案内を行うためのものである。
さらに、保持ブロック25及び締付はハンド29は次の
ようになっている。すなわち、保持ブロック25にはグ
リーンアスパラガス束Pを収容するための四部25aが
形成され、また、締付はハンド29には、保持ブロック
25の凹部25aと対応した凹部29aが形成され且つ
この凹部29aにはグリーンアスパラガス束Pを確実に
保持するために保持弾性部材29bが掛渡されている。
そして、保持ブロック25の凹部25aと締付はハンド
29の凹部29aとは、その大きく開いた状態又は閉じ
た状態を、図示しない駆動装置により設定できるように
なっている。この駆動装置は、後述するワーク供給位置
“A”及びワーク排出位置“C”の近傍に設けられてい
る後述する近接センサにより動作する。
この場合、ワーク供給位置“A”では、グリーンアスパ
ラガス束Pが、図示しない作業者による手作業又は図示
しないワーク供給装置により保持ブロック25の凹部2
5aと締付はハンド29の凹部29aとによる空間に配
置されると、図示しないタッチセンサからのセンサ出力
(グリーンアスパラガス束Pが所定の状態で配置された
旨を検出した信号)に応動して駆動装置は動作が行なわ
れ、グリーンアスパラガス束Pを保持弾性部材29bの
作用とあいまって確実に保持するようになる。
なお、第2図に示すように、ワーク供給位置“Aoにお
ける保持ブロック25の下部には、受は皿BAと受はカ
バーSTが設けられており、図示しない作業者やワーク
供給装置が、グリーンアスパラガス束Pを持ってきたと
き、グリーンアスパラガス束Pの各アスパラガスの端面
(茎の切断端面)を、受はカバーSTの位置案内の下に
受は皿BAの上面に衝突させることにより、それまで不
揃いであったグリーンアスパラガス束Pの各アスパラガ
スの端面を揃えることができるようになる。
また、ワーク排出位置“Coでは、後述する近接センサ
の出力に応動して駆動装置は動作が行なわれる。つまり
、開動作が行なわれてグリーンアスバラガス束Pは保持
が解除され、自然落下又は図示しない装置に引渡される
。以上は締付は駆動装置23Aの詳細な構成であるが、
他の締付は駆動装置23B、23Cも同様な構成となっ
ている。
以上のワーク搬送装置20では、締付は駆動装置23A
、23B、23Cが回転台22と共に回転駆動すること
により、グリーンアスパラガス束Pを把持した状態で図
示の如くの円軌跡PLを描かせるようになっている。こ
の円軌跡PLは、詳細にはワーク結束位置“B”の後位
置(図示ホ)〜ワーク排出位置゛C“〜ワーク供給位置
“A”〜ワーク結束位置“Bの手前(図示イ)までは正
円軌跡PLaを描き、ワーク結束位置“B”の手前(図
示イ)からワーク結束位置“B”の後位置(図示ホ)ま
では変形円軌跡PLbを描いている。
そして、円軌跡PLによる移動中にあっては、ワーク供
給位置“A”、ワーク結束位置“B”。
ワーク排出位置“Coにて一時停止しつつ移動動作を行
うようになる。なお、ワーク供給位置“A”、ワーク結
束位置“Bo、ワーク排出位置“C”のそれぞれの近傍
には締付は駆動装置23A、23B、23Cのいずれか
が接近したことを検出する図示しない近接センサが設け
られている。
そして、各近接センサが締付は駆動装置23A。
23B、23Cのいずれかが接近したことを検出すると
、グリーンアスパラガス束Pを把持した状態で円軌跡P
Lを描いてワーク供給位置“A”。
ワーク結束位置“B”、ワーク排出位置“C”にて−時
停止しつつ移動動作を行うべく図示しない回転軸21の
駆動装置に対して停止又は起動指令を与えるようになっ
ている。
また、ワーク供給位置“A″とワーク排出位置“Coと
に設けられた近接センサが締付は駆動装置23A、23
B、23Cのいずれかが接近したことを検出すると、締
付はハンド29の図示しない駆動装置に対してグリーン
アスパラガス束Pを保持又は解除を行わせるべく閉指令
又は開指令を与えるようになっている。
さらに、ワーク結束位置“B″′に設けられた近接セン
サが締付は駆動装置23A、23B。
23Cのいずれかが接近したことを検出すると、テープ
掛け装置10の駆動装置に対して、グリーンアスパラガ
ス束Pをテープ掛けにより結束するべく動作指令を与え
るようになっている。
軌道ライン機構30は、締付は駆動装置23A。
23B、23Cのいずれかが図示の円軌跡PLに対応し
た軌跡、詳細にはワーク結束位置“B1の後位置〜ワー
ク供給位置“A″〜ワーク結束位置“Bの手前までは正
円軌跡PLaに対応した軌跡を描かせ、また、ワーク結
束位置“Boの手前からワーク結束位置“B”の後位置
までは、ワーク結束位置“B°近傍の異なる位置にて正
円軌跡PLa方向に対する径方向に2段階に変位させる
変形円軌跡PLbに対応した軌跡を描かせるために、固
定円環31と変形円弧部材32を備えている。
ここで、固定円環31の周端面及び変形円弧部材32の
端面を、ガイドローラ28は転がり案内されることで、
締、付は駆動装置23A、23B。
23Cによるグリーンアスパラガス束Pを正円軌跡PL
aにて移動させ、また変形円軌跡PLbにて移動させる
ようになる。
変形円弧部材32は、固定円環31の周端面に接する上
り板部32aと、この上り板部32aに連なる大山部3
2bと、この大山部32bに連なる谷部32cと、この
谷部32cに連なる小山部32dと、この小山部32d
に連なり再び固定円環31の周端面に接する下り板部3
2eとから構成されている。
そして、カイトローラ28が固定円環31がら変形円弧
部材32へ容易に乗移りができ、また変形円弧部材32
から固定円環31へ容易に乗移りができるように、変形
円弧部材32は、固定円環31に対してあまり段差が無
いようにして設けられている。
また、軌道ライン機構30は、ワーク結束位置“B”の
近傍位置に後述するテープ保持・切断部10Bを設けて
いる。このテープ保持−切断部10Bは、結束ヘッド3
3及びこの結束ヘッド33の端部に設けた結束押え爪3
4とを備えている。この結束ヘッド33は、固定円環3
1や締付は駆動装置23A、23B、23Cの部材と相
互干渉しない形状及びその配置がなされている。
テープ掛け装置10は、上下方向並列に同じものを2組
を備えて構成されており、以下第1図に現われている上
部のテープ掛け装置10について説明する。
すなわち、テープ掛け装置10は、ベース10上(横方
向)にテープ掛け部10Aを設けている。
このテープ掛け部10Aの対向した側にテープ保持・切
断部10Bである結束ヘッド33及び結束押え爪34を
設けている。テープ保持・切断部10Bの結束押え爪3
4は、テープ掛け部10Aから受は渡される片面に粘着
物が付着しているテープTの端部を保持するすると共に
テープ掛け部10Aに備わっている図示しない刃により
テープTを切断するようになっている。
テープ掛け部10Aは、ベース10上(横方向)に設け
た台座13を備えている。そして、一端部が台座13に
軸17aにて軸支され且つ結束ヘッド33の端部33a
に当接する部位である他端部17dに図示しない刃を有
し且つ中間部に動力費は部をなす軸17bを有し且つテ
ープ導出部17cを有するC型アーム17を備えている
。このC型アーム17の動力費は部の軸17bを図示矢
印方向に押し動作・引き動作するロッド機構14.15
.16を備えている。このロッド機構14.15.16
を図示矢印方向に回転動作させる偏心カム付駆動モータ
12及びその軸13を備えている。台座13に近接した
軸18aに設けられる巻テープ18bを備えている。
次に上記の如く構成された本実施例の動作を第1図、第
2図及び第3図(a)(b)を参照して説明する。
第3図(a)(b)は本実施例装置の中心的機能を担っ
ているテープ掛け装置10について、テープ掛け部10
Aとテープ保持・切断部10Bとの経時的な動作の推移
を示した図である。
以下順を追って説明する。すなわち、第1図に示すよう
に、例えば締付は駆動装置23Aがワーク供給位置“A
″に移動してきたとする。ここで、ワーク供給位置′A
”では、グリーンアスパラガス束Pが、図示しない作業
者による手作業又は図示しないワーク供給装置により、
保持ブロック25の凹部25aと締付はハンド29の凹
部29aとによる空間に配置されると、図示しないタッ
チセンサからのセンサ出力に応動して駆動装置は動作が
行なわれ、グリーンアスパラガス束Pを保持弾性部材2
9bの作用とあいまって確実に保持するようになる。
ここで、第2図に示すように、図示しない作業者やワー
ク供給装置が、グリーンアスパラガス束Pを持ってきた
とき、グリーンアスパラガス束Pの各アスパラガスの端
面(茎の切断端面)を、受はカバーSTの位置案内の下
に受は皿BAの上面に衝突させることにより、それまで
不揃いであったグリーンアスパラガス束Pの各アスパラ
ガスの端面を揃えることができるようになる。
そして、このグリーンアスパラガス束Pの各アスパラガ
スの端面を揃えた状態で、グリーンアスパラガス束Pは
、ワーク供給位置′A#〜ワーク結束位置“Boの手前
までは正円軌跡PLaを描いて移動し、図示(イ)から
(ロ)に搬送される。
つぎに、ワーク結束位置“Boの手前(図示イ)からワ
ーク結束位置“B”の後位置(図示ホ)までは、ワーク
結束位置“B′近傍の異なる位置にて正円軌跡PLa方
向に対する径方向に2段階に変位させる変形円軌跡PL
bを描いて移動し、図示(ハ)から(ホ)へ搬送される
すなわち、図示(イ)〜(ロ)では上り板部32aに至
り、図示(ロ)〜(ハ)では大山部32bに至りる。そ
して、図示(ハ)〜(ニ)では谷部32cに至り、図示
(ニ)〜(ホ)では小山部32dに至る。さらに、図示
(ハ)以降は小山部32dから外れて再び固定円環31
の周端面に接する下り板部32eに至り、正円軌跡PL
aに戻る。
ここで、図示(ニ)の谷部32cでは、ワーク結束位置
“B”の近接センサが動作して、テープ掛け装置10の
駆動装置に対して、グリーンアスパラガス束Pをテープ
掛けにより結束するべく動作指令を与える。すなわち、
第3図(a)に示すように、テープ保持・切断部10B
の結束押え爪34には、テープ掛け部10Aがら受は渡
される片面に粘着物が付着しているテープTの端部が前
工程の続きで保持されている。
この状態でテープTはテープ保持・切断部10Bとテー
プ掛け部10Aとの間に掛渡された状態となっており、
このテープTの掛渡し部に、グリーンアスパラガス束P
が覆い被さるよ′うにして入り込む。
そして、第3図(b)に示すように、C型アーム17が
下方に移動することにより、テープTはグリーンアスパ
ラガス束Pに回し込まれる。このとき、結束ヘッド33
の端部33aとC型アーム17の端部17dとは当接し
、この端部17dに設けた刃によりテープTを切断する
ようになる。
以上の動作は、図示(ハ)の大山部32bがら図示(ニ
)の谷部32cへの移動中に行なわれ、特に大山部32
bから谷部32cへの大きな径方向変位を伴ってグリー
ンアスパラガス束Pは移動するので、テープTのグリー
ンアスパラガス束Pに対する回り込みは良好に行なわれ
るものである。
また、図示(ニ)の谷部32cでは、第3図(b)に示
す如くテープTのたわみ部Xaが生じているが、図示(
ニ)の谷部32cから図示(ホ)の小山部32dに至っ
て小さな径方向変位を伴ってグリーンアスパラガス束P
は移動するので、このときにテープTのたわみ部Xaは
潰され、第4図(b)に示すように、隙間xbがほとん
ど無い状態で、グリーンアスパラガス束PはテープTに
より2列に結束されることになる。
これに対し、第4図(a)は上述のたわみXaが生じた
グリーンアスパラガス束PをテープTにより2列に結束
したものを示しており、これは、この発明の特許出願の
前の昭和62年5月30日に発明者らが特許出願した特
願昭62−136247号の願書に添附した明細書及び
図面に記載がある「結束装置」なる発明を、実施した装
置によって、得られた結果を示している。
次に、締付は駆動装置23Aがグリーンアスパラガス束
Pを保持してワーク排出位置“C“に移動すると、近接
センサの出力に応動して駆動装置は動作が行なわれ、開
動作が行なわれてグリーンアスパラガス束Pは保持が解
除され、自然落下又は図示しない装置に引渡されるよう
になる。
以上は一つの締付は駆動装置23Aに関する一連の動作
を述べたものであるが、これと同様に他の締付は駆動装
置23B、23Cも同様に動作するものである。
以上のように本実施例によれば、締付は駆動装置23A
、23B、23Cは、円軌跡PLを描いて移動しつつグ
リーンアスパラガス束Pをワーク供給位置“A′にて把
持し、ワーク結束位置“B“にあってテープ掛け装置1
0によりテープ掛けで結束し、ワーク排出位置“C”に
あって把持動作の解除によりグリーンアスパラガス束P
を落下させることができるので、人の手・腕の動作に似
たワークの取扱いがなされ、これをモータ等の駆動装置
により自動的且つ高速に行うことが可能になる。
また、この搬送動作中にあってグリーンアスパラガス束
Pは基準端面を下方にしているので、その端面を揃える
ことが可能になる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
締付は駆動装置の設置台数を問うものではなく、また、
変形円弧部材の構成を例えば固定円盤と一体構成とした
りする変形や、その設置位置や設置個数を変形してもよ
い。さらに、固定円環31は、ガイドローラ28の軌跡
半径Rを案内するものであってその半径Rの規定はスト
ッパ24により行っているので、運動速度やワークの形
態によっては固定円環31を設けなくともよい。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できるものである。
[発明の効果] 以上のように本発明では、ワーク供給位置、ワーク結束
位置、ワーク排出位置が円軌跡の所定位置に予め設定さ
れ、長尺状ワークの束を前記ワーり供給位置にて基準端
面を下方にして把持し且つ前記ワーク排出位置にて把持
動作を解除するワーク把持機構を一端部に備えたワーク
把持手段、前記長尺状ワークの束を基準端面を下方にし
て前記ワーク供給位置から前記ワーク結束位置へと前記
円軌跡を描いて搬送しその後前記ワーク結束位置から前
記ワーク排出位置へと前記円軌跡を描いて搬送するべく
前記ワーク把持手段を前記円軌跡方向に駆動させる駆動
手段を有するワーク搬送装置と、前記長尺状ワークの束
を前記ワーク結束位置にて基準端面を下方にしてテープ
掛けによ′り結束するテープ掛け装置とを具備したもの
であり、これにより、ワーク把持手段は、円軌跡を描い
て移動しつり長尺状ワークの束をワーク供給位置にて把
持し、ワーク結束位置にあってテープ掛け装置によりテ
ープ掛けで結束し、ワーク排出位置にあって把持動作の
解除により長尺状ワークの束を落下させることができる
ので、人の手φ腕の動作に似たワークの取扱いがなされ
且つこれを高速に行うことを可能とし、また、この搬送
動作中にあって長尺状ワークの束は基準端面を下方にし
ているので、その端面を揃えることが可能になる。
よって本発明によれば、長尺状ワークの場合であっても
複数本を束にし且つ端面を揃えた形で高速結束が行なえ
るようにした結束装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による結束装置の一実施例を上方から見
た平面図、第2図は第1図のv−■方向に沿う断面図、
第3図は同実施例の要部の動作を示す図、第4図は本実
施例による結束の状態を示す図である。 10・・・テープ掛け装置、10A・・・テープ保持・
切断部、IOB・・・テープ掛け部、20・・・ワーク
搬送装置、23A、23B、23C・・・締付は駆動装
置、24・・・ストッパ、25・・・保持ブロック、3
0・・・軌道ライン機構、31・・・固定円環、32・
・・変形円弧部材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第2目 (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワーク供給位置、ワーク結束位置、ワーク排出位
    置が円軌跡上の所定位置に予め設定され、長尺状ワーク
    の束を前記ワーク供給位置にて基準端面を下方にして把
    持し且つ前記ワーク排出位置にて把持動作を解除するワ
    ーク把持機構を一端部に備えたワーク把持手段、前記長
    尺状ワークの束を基準端面を下方にして前記ワーク供給
    位置から前記ワーク結束位置へと前記円軌跡を描いて搬
    送しその後前記ワーク結束位置から前記ワーク排出位置
    へと前記円軌跡を描いて搬送するべく前記ワーク把持手
    段を前記円軌跡方向に駆動させる駆動手段を有するワー
    ク搬送装置と、前記長尺状ワークの束を前記ワーク結束
    位置にて基準端面を下方にしてテープ掛けにより結束す
    るテープ掛け装置とを具備したことを特徴とする結束装
    置。
  2. (2)ワーク搬送装置は、前記ワーク把持手段を前記ワ
    ーク結束位置近傍の異なる位置にて前記円軌跡方向に対
    する径方向に少なくとも2段階に変位させる軌跡設定手
    段を有するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の結束装置。
JP25417287A 1987-10-08 1987-10-08 結束装置 Pending JPH0199917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25417287A JPH0199917A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 結束装置

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JP25417287A JPH0199917A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 結束装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183317A (ja) * 1984-02-29 1985-09-18 ニチバン株式会社 自動結束装置

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