JPH019934Y2 - - Google Patents

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JPH019934Y2
JPH019934Y2 JP7138084U JP7138084U JPH019934Y2 JP H019934 Y2 JPH019934 Y2 JP H019934Y2 JP 7138084 U JP7138084 U JP 7138084U JP 7138084 U JP7138084 U JP 7138084U JP H019934 Y2 JPH019934 Y2 JP H019934Y2
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electrode
electrodes
light
comb
shaped
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JP7138084U
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、光の透過量を調節するための光ゲー
ト素子に関する。
<従来例> 従来、光検出器(例えばホトトランジスタ、ホ
トダイオード、光電池等)に光を照射して、その
光の強さに応じた電気出力を得るための方法とし
ては、 (1) 光源から一定の距離を隔てて光検出器を配
し、その距離を変化させて光の強さを調節する
逆2乗の方法を利用したもの、 (2) 光源と光検出器の間に複数のゲートを有する
遮光装置を設けて、その遮光装置のゲートを電
気的に開閉して光の強さを調節するもの、 等がある。
しかしながら、前記(1)の逆2乗の法則を利用し
たものは、光源又は光検出器の位置を所定の距離
だけ移動させる必要があり、例えば光検出器の分
解能を100ポイントに亘つて校正する場合は、100
回その位置を動かさねばならず、作業が繁雑にな
り、多くの時間を要し、また設備も大型になると
いう欠点がある。
(2)の遮光装置を設けてゲートを開閉するもの
は、光源と光検出器の位置を動かす必要がないの
で設備を小型化することができ、校正作業も簡単
である。
第3図a,bはゲートの開閉を電気的に行なう
従来例を示し、aは全体構成図、bは遮光装置を
示す要部斜視図である。第3図a,bにおいて、
1は基準光源2からの光をスリツト3を通して一
定方向に照射するための照射箱、4はスリツト3
を通つた光を平行にするための第1のレンズであ
る。20は遮光装置で、第1の偏光板5および第
2の偏光板7の間に光ゲート素子60を挟持する
ように構成されている。8は第2の偏光板7を透
過した光を光検出器9に集束させるための第2の
レンズ、10は光ゲート素子60上に設けられた
複数の電極に電圧を印加して光の透過量を制御す
るための制御装置である。
第3図bは第1の偏光板5、第2の偏光板7、
および光ゲート素子60の関係を示すものであ
る。光ゲート素子60は、電気光学効果を有する
例えばPLZT等の板状の基板6に電極21a,2
1b…21nが設けられている。第3図bにおい
て第1の偏光板5と第2の偏光板7は、その偏光
面が互いに直交するように配されており、このま
まの状態では光線24は偏光板7を透過できな
い。しかし、この2つの偏光板5,7間の基板6
上の電極21a,21b…21n間に制御装置1
0から電圧を印加することにより、光線24がそ
の電界方向に対し位相差を与えられ、偏光板7を
透過することができる。この基板6上の電極21
a,21b…21nは、その数が多い程光検出器
9の校正の分解能を上げることができ、例えば
100組の電極を設ければ1/100の分解能を得ること
がきる。
しかし、この100組の電極を駆動するには100組
の配線が必要となり、配線を行なうための時間や
部品点数も多くなるという欠点がある。
<考案の目的> 本考案は上記従来技術に鑑みてなされたもの
で、基板上の電極を一定の組み合わせに従つて設
け、少ない配線数で高い分解能を有する光ゲート
素子を提供することを目的とする。
<考案の構成> この目的を達成する本考案の構成は、電気光学
効果を有する板状の基板と、該基板の表面に設け
られた櫛歯状電極と、該櫛歯状電極の端部の電極
の側面に形成された第1の電極と、前記櫛歯状電
極の2本の電極の間に形成された第2の電極と、
前記櫛歯状電極の一本の電極を跨いで形成された
第3の電極と、前記櫛歯状電極の複数の電極のそ
れぞれを跨いで形成された複数の第4の電極を設
けたことを構成上の特徴とするものである。
<実施例> 第1図は本考案の一実施例を示すものである。
なお、全体構成図、偏光板との関係は従来例の第
3図a,bと同様なので、ここでの説明は省略す
る。第1図において6は基板であり、61は櫛歯
電極である。62は櫛歯状電極61の外側に一定
の間隔を保つて設けられた第1の電極、63は櫛
歯状電極61の最端の電極と次の電極の間に形成
された第2の電極、64は櫛歯状電極の一本の電
極を跨いで形成された第3の電極、65は3本の
電極のそれぞれを跨いで形成された第4の電極、
66は例えば8本の電極のそれぞれを跨いで形成
された第4の電極であり、第3の電極と第4の電
極は2n(n=1,2…)の電極を有している。
上述のごとく複数の電極を設け、例えば櫛歯状
電極61にマイナスの電位を与え、第1の電極6
2のみにプラスの電位を与えれば、基板60のイ
部のゲートのみを光が透過し、第2の電極63の
みにプラスの電位を与えればロ,ハのゲートのみ
を光が透過し、第3の電極64のみにプラスの電
位を与えればニ,ホ,ヘ,トのゲートのみを光が
透過する。更に、第4の電極の一つである65に
プラスの電位を与えればチ〜ヨのゲートを光が透
過する。また、例えばゲートの数が1,2,4,
8,16,32,64になるように電極を設けておけ
ば、配線数は櫛歯状電極61の分も含めて8本で
最大127のゲートを得ることができ、ゲートが1,
2,4,6,8,10…20になるように電極を設け
ておけば、配線数は12本で最大111のゲートを得
ることができる。この電極の組み合わせは上記実
施例に限ることなく用途に応じて各種可能であ
る。
また、第2、第3、第4の電極は図示の位置に
限ることなく任意の位置に設けることが出来る
(例えば、第2の電極63と第3の電極64は位
置を入れかえても良い)。
なお、本実施例においては電極は片面のみに設
けたが両面に設けてもよいし、電極のエツジにお
いて電界の不均一により各ゲートの中央部と両端
部に光の透過量のバラツキが生じる場合は、例え
ば第2図に示す如く電極の両端部をマスク80で
覆うようにしてもよい。
また、本実施例においては光ゲート素子を光検
出器の校正装置に用いた場合について説明した
が、本実施例に限ることなく、光パワー変調器、
光アツテネータ等にも用いることができる。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように、
本考案によれば、少ない配線数で高い分解能を有
する光ゲート素子を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す光ゲート素子
の説明図、第2図は本考案の光ゲート素子の両端
部をマスクで覆つた状態を示す説明図、第3図
a,bは従来例を示すもので、aは全体構成図、
bは偏光板と光ゲート素子の関係を示す斜視図で
ある。 6……基板、61……櫛歯状電極、62〜66
……電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気光学効果を有する板状の基板と、該基板の
    表面に設けられた櫛歯状電極と、該櫛歯状電極の
    端部の電極の側面に形成された第1の電極と、前
    記櫛歯状電極の2本の電極の間に形成された第2
    の電極と、前記櫛歯状電極の一本の電極を跨いで
    形成された第3の電極と、前記櫛歯状電極の複数
    の電極のそれぞれを跨いで形成された複数の第4
    の電極を設けたことを特徴とする光ゲート素子。
JP7138084U 1984-05-16 1984-05-16 光ゲ−ト素子 Granted JPS60184023U (ja)

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JP7138084U JPS60184023U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 光ゲ−ト素子

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JP7138084U JPS60184023U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 光ゲ−ト素子

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JPS60184023U JPS60184023U (ja) 1985-12-06
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