JPH0198747A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JPH0198747A
JPH0198747A JP25585887A JP25585887A JPH0198747A JP H0198747 A JPH0198747 A JP H0198747A JP 25585887 A JP25585887 A JP 25585887A JP 25585887 A JP25585887 A JP 25585887A JP H0198747 A JPH0198747 A JP H0198747A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分1 本発明は、車両用のベルト式無段変速機の制御装置に関
し、詳しくは、急減速時の低速段へのダウンシフト戻り
不良の改VI策に関する。 【従来の技術】 この種の無段変3!!機においては、過渡状態の追従性
と共に、オーバシュートやハンチング等を生じないよう
に収束性も良好に行うように変速制御することが考えら
れている。このため、例えば目標変速比の目標値と実変
速比の実際値との偏差。 収束性を加味した要素等により操作量を変速速度で求め
て変速速度制御することが提案されている。 そして種々の特別な走行条件2エンジンまたは駆動系等
の状態により、目標値や操作量を更に補正して最適化す
る傾向にある。 ここで、減速時には加速の場合と逆に車速の低下等に応
じて目標変速比が高速段の小さい状態から徐々に大きく
設定され、実変速比をこの目標変速比に追従させてダウ
ンシフトする。ところで、この減速時においてブレーキ
操作で急減速する場合は、目標変速比の変化が急激であ
るが、高速段ではライン圧が低くてプライマリ圧との差
圧が小さいことで、ベルトのセカンダリプーリ側への移
行、即ち実変速比の変化が第5図のように遅れる。 この結果とし、て、車両停止時に最大変速比iしまで戻
りきらない場合がある。従って、停止直後に発進する場
合はエンジンはアイドリング状態であり、オイルポンプ
の吐出量が足りず、また途中の変速比ipの付近からア
ップシフトすることになってライン圧の増大を抑制し、
ベルトスリップを生じてベルト、プーリを損傷する恐れ
がある。 従来、上記無段変速機の変速制御において、特にブレー
キ時のダウンシフト制御に関しては、例えば特開昭58
−170958号公報の先行技術がある。ここで、ブレ
ーキの作動信号が入力すると、:fA3Lr比制御機構
により直ちにダウンシフトを開始することが示されてい
る。
【発明が解決しようとする問題点】
ところで、上記先行技術のものにあっては、ブレーキ信
号のみでダウンシフトを開始するので、1tIIni時
には・m好性に欠ける。またダウンシフト開始点が任意
に設定されて、最低変速ラインに沿ったダウンシフトを
しなくなり、エンジン回転数やライン圧の不必要な上昇
を招いて好ましくない。 本発明は、このような点に鑑み、急減速時のみ実変速比
の変速スピードの増大を促して、戻り不良を防止するよ
うにした無段変速機の制御装置を提供することを目的と
している。 r問題点を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本発明は、セカンダリブーり
の油圧シリンダに常にライン圧を作用し、プライマリブ
ーりの油圧シリンダに目標変速比に応じ給排油して実変
速比を追従制御する制御系において、プレー′3f操作
と車速との減速度により判断する急減速判定部を有し、
急減速判断した場合は、上記セカンダリプーリの油圧シ
リンダのライン圧によるセカンダリ圧を増大補正するよ
うに構成されている。
【作   用】
上記構成に基づき、ブレーキ時の減速状態からダウンシ
フトに遅れを生じ易い急減速の場合は、ライン圧と共に
セカンダリ圧が例えば最大に補正されることで、油圧低
下してダウンシフト作用するプライマリ圧とセカンダリ
圧との差圧が増大して、プライマリプーリとセカンダリ
ブーりとの間のベルトは迅速にセカンダリプーリ側に移
行し易くなり、これによりダウンシフトへの変速スピー
ドを増すようになる。 こうして本発明では、急減速時には変速スピードのアッ
プにより迅速にダウンシフトして戻り不良を防ぐことが
可能となる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、電磁クラッチにベルト式無段変速機を
組合わぜな駆動系の全体構成について説明する。エンジ
ン1は、電磁粉式等の電磁クラッチ21前後進切換装置
3を介して無段変速機4に連結し、無段変速機4から1
組のりダクションギャ5.出力軸6.ディファレンシャ
ルギヤ7および車軸8を介して駆#J輪9に伝動構成さ
れる。 電磁粉式クラッチ2は、エンジンクランク軸10にドラ
イブメンバ2aを、入力軸11にクラッチコイル2Cを
具備したドリブンメンバ2bを有する。そしてクラッチ
コイル2Cに流れるクラッチ電流により両メンバ2a、
 2bの間のギャップに電磁粉を鎚状に結合して集積し
、これによる結合力でクラッチ接断およびクラッチトル
クを可変制御する。 前後進切換装置3は、入力軸11と変速機主軸12との
間にギヤとハブやスリーブにより同期噛合式に構成され
ており、少なくとも入力軸11を主軸12に直結する前
進位置と、入力軸11の回転を逆転して主軸12に伝達
する後退位置とを有する。 無段変速I14は、主軸12とそれに平行配置された副
軸13とを有し、主@12には油圧シリンダ14aを備
えたプーリ開隔可変のプライマリプーリ14が、副軸1
3には同様に油圧シリンダ15aを備えたセカンダリプ
ーリ15が設けられる。また、両プーリ14゜15には
駆動ベルト16が巻付けられ、両シリンダ14a 、 
15aは油圧制御回路17に回路構成される。そして両
シリンダ14a 、 ISaには伝達トルクに応じたラ
イン圧を供給してプーリ押付力を付与し、プライマリ圧
により駆動ベルト16のプーリ14.15に対する巻付
は径の比率を変えて無段階に変速制御するように構成さ
れている。 次いで、電磁粉式クラッチ2と無段変速vA4の電子制
御系について説明する。エンジン1のエンジン回転数セ
ンサ19.無段変速機4のプライマリプーリ回転数セン
サ21.セカンダリプーリ回転数センサ22.エアコン
やチョークの作動状況を検出するセンサ23.24を有
する。また、操作系のシフトレバ−25は、前後進切換
装置3に機械的に結合しており、リバース(R)、ドラ
イブ(D)、スポーティドライブ(Ds )の各レンジ
を検出するシフト位置センサ26を有する。更に、アク
セルペダル27にはアクセル踏込み状態を検出するアク
セルスイッチ28を有し、スロットル弁開にスロットル
開度センサ29を有する。 そして上記スイッチおよびセンサの種々の信号は、電子
制御ユニット20に入力し1、マイコン等を使用してソ
フト的に処理される。そして電子制御ユニット20から
出力するクラッチ制御信号が電磁クラッチ2に、変速制
御信号およびライン圧制御信号が無段変31m4の油圧
制御回路17に入力して、各制御動作を行うようになっ
ている。 第2図において、制御ユニット20の電磁クラッチ制御
系と無段変速制御系について説明する。 先ず、電磁クラッチ制御系においては、エンジン回転数
Neとシフト位置センサ26のR,D、DSS以外のパ
ーキング(P)、ニュートラル(N)レンジの信号が入
力する逆励磁モード判定部32を有し、例えばNe <
300rpnの場合、またはP、Nレンジの場合に逆励
磁モードと判定し、出力判定部33により通常とは逆向
きの微少r4流を流す。そして電磁クラッチ2の残留磁
気を除いて完全に解放する。また、この逆l1ill磁
モード判定部32の判定出力信号、アクセルスイッチ2
8の踏込み信号およびセカンダリプーリ回転数センサ2
2の車速■信号が入力する通電モード判定部34を有し
、発進等の走行状態を判別し、この判別信号が、発進モ
ード電流設定部35.ドラッグモード電流設定部36.
直結モード電流設定部37に入力する。 発進モード電流設定部35は、通常の発進またはエアコ
ン、チョーク使用の発進の場合において、エンジン回転
数N6等との関係で発進特性を各別に設定する。そして
スロットル開度θ、車速V。 R,D、Dsの各走行レンジにより発進特性を補正して
、クラッチtiを設定する。ドラッグモード電流設定部
36は、R,D、Dsの各レンジにおいて低車速でアク
セル開放の場合に微少のドラ・ソゲ電流を定め、電磁ク
ラッチ2にドラッグトルクを生じてベルト、駆動系のガ
タ詰めを行い、発進をスムーズに行う、またこのモード
では、Dレンジのクラッチ解放後の車両停止直前までは
零電流に定め、惰行性を確保する。直結モード電流設定
部37は、R,D、Dsの各レンジにおいて車速Vとス
ロットル開度θのr!A係により直結電流を定め、電磁
クラッチ2を完全係合し、かつ係合状態での節電を行う
、これらの電流設定部35.36.37の出力信号は、
出力判定部33に入力し、その指示に従ってクラッチ電
流を定めるや 次いで、無段変速制御の変速速度制御系について述べる
と、プライマリプーリ回転数センサ21゜セカンダリブ
ーり回転数センサ22のプライマリ回転数Npとセカン
ダリ回転数NSは実変速比算出部40に入力し、実変速
比1=Np/NSにより実変速比iを算出する。この実
変速比iとスロットル開度センサ29のスロットル開度
θは目標プライマリ回転数検索部41に入力し、R,D
、Dsの各レンジ毎に変速パターンに基づくi−θのマ
ツプを用いて目標プライマリ回転数NPDを検索する。 目標プライマリ回転数N、。とセカンダリ回転数NSは
目標変速比算出部42に入力し、目標変速比isがis
= N 、、/ N sにより算出される。そしてこの
目標変速比isは目標変速比変化速度算出部43に入力
し、一定時間の目標変速比;Sの変化量により目標変速
比変化速度dis/dtを算出する。そしてこれらの実
変速比1.目標変速比iS、目標変速比変化速度dis
/dtと、係数設定部44の係数に1 、に2は変速速
度算出部45に入力、し、変速速度di/dtを以下に
より算出する。 di/dt =に1(is −i ) 十に2− di
s/dt上記式において、1s−iは目標と実際の変速
比偏差の制御量、dis/dtは制御系の遅れ補正要素
である。 上記変速遠度di/dt 、実変速比iはデューティ比
検索部46に入力する。ここで、操作量のデユーティ比
りが、D = f (di/dt、  i )の関係で
設定されることから、アップシフトとダウンシフトにお
いてデユーティ比りがdi/dt −iのマツプを用い
て検索される。そしてこの操作量のデユーティ比りの値
は、駆動部47を介して油圧制御回路17の変速速度制
御用ソレノイド弁48に出力する。 続いて、無段変速制御のライン圧制御系について述べる
。エンジン回転数センサ19.スロットル開度センサ2
9のエンジン回転数Neとスロットル開度θが入力する
エンジントルク検索部50を有し、θ−Neのトルク特
性マツプからエンジントルクTを求める。このエンジン
トルクTと実変速比算出部40の実変速比iの信号は、
目標ライン圧設定部51に入力し、エンジントルクに応
じた必要ライン圧と実変速比iの積で目標ライン圧P、
dを定める。一方、エンジン回転数によりポンプ吐出圧
が変化するのに伴いライン圧最大値が変動することから
、この変動状悪を検出するためエンジン回転数Neと実
変速比iが入力する最大ライン圧検索部52を有し、N
e−1のマツプにより最大ライン圧P を求める。目標
ライン圧P、dと最大ラインm 圧PLnは減圧値算出部53に入力し、最大ライン圧P
 に対する目標ライン圧P、−割合でライン圧[1 PLRを算出するのであり、これがデユーティ比検索部
54に入力してライン圧P、Rに応じたデユーティ比り
を定める。そして、1:のデユーティ信号が駆動部55
を介してライン圧制御用ソレノイド弁56に出力するよ
うに構成されている。 そこで、上記制御系において急減速時の変速スピード増
大対策として、ブレーキ操作を検出するブレーキスイッ
チ60.セカンダリプーリ回転数センサ22の車速に応
じたセカンダリ回転数Nsが入力し、その単位時間当り
の変化量から減速度dNs/dtを算出する減速度算出
部61を有する。これらのブレーキおよび減速度の信号
は急減速判定部62に入力し、ブレーキ時に所定の減速
度以上の場合は急減速と判定する。また、ライン圧制御
系のデユーティ比検索部54の出力側にはデユーティ比
補正部63が付加され、上記急減速信号が入力すると車
両停止後ら含む一定時間、ライン圧を例えば最大にする
デユーティ比を補正するように構成される。 次いで、このように構成された無段変速機の制御装置の
作用について説明する。 先ず、エンジン1からのアクセルの踏込みに応じた動力
が、電磁クラッチ21前後進切換装置3を介して無段変
速機4のプライマリプーリ14に入力し、駆動ベルト1
6.セカンダリプーリ15により変速した動力が出力し
、これが駆動軸9側に伝達することで走行する。 そして上記走行中において、実変速比iの値が大きい低
速段においてエンジントルクTが大きいほど目標ライン
圧が大きく設定され、これに相当するデユーティ信号が
ソレノイド弁56に入力して制御圧を生成し、その平均
化した圧力でライン圧制御することで、ライン圧PLを
高くする。そして高速段に移行するにつれて変速比iが
小さくなり、エンジントルクTも小さくなるに従い同様
に作用することで、ライン圧PLは低下するように制御
されるのであり、こうして常に駆動ベルト16での伝達
トルクに相当するプーリ押付は力を作用する。 上記ライン圧PLは、常にセカンダリシリンダ15aに
供給されており、ソレノイド弁48の制御圧による図示
しない変速速度制御弁によりプライマリシリンダ14a
に給排油することで、変速速度制御されるのであり、こ
れを以下に説明する。 先ず、プライマリブーり回転振センサ21.セカンダリ
プーリ回転数センサ22およびスロットル開度センサ2
9からの信号Np 、 Ns 、θが読込まれ、制御ユ
ニット20の実変速比算出部40で実変速比iを求める
。また、目標プライマリ回転数検索部41では実変速比
1.スロットル開度θにより一旦目標プライマリ回転数
NPDがマツプにより検索され、目標変速比算出部42
でこの目標プライマリ回転数NPDに対応した目標変速
比isが算出される。従って、プライマリ回転数一定の
領域では、目標変速比isがNs−θ法により算出した
ものと同一の固定値になるが、プライマリ回転数可変の
領域では、目標変速比ISがNs−θ法により算出した
ものに比べ、低速段側にオフセットして設定され、更に
その目標変速比ISが自ら変化する値になる。 、:れらの実変速比i、目標変速比isおよび目標変速
比変化速度算出部43のdis/dt、係数設定部44
の係数に1 、に2を用いて変速速度算出部45で変速
速度di/d【を求める。そして、デ、1−ティ比検索
部46で変速速度di/dtと実変速比iに基づいてデ
ユーティ比りが検索される。 上記デユーティ信号は、ソレノイド弁48に入力してパ
ルス状の制御圧を生成し、これにより変速速度制御弁を
給油と排油の2位置で繰返し動作する。ここでデユーテ
ィ信号が小さくなると、オフ時間により変速速度制御弁
は給油位置での動作時間が長くなってプライマリシリン
ダ14aに給油するようになり、こうしてアップシフト
する。一方、デユーティ比が大きくなると、逆にオン時
間により排油位置での動作時間が長くなってプライマリ
シリンダ14aは排油され、これによりダウンシフトす
る。そしてこの場合の変速遠度dr/dtはデユーティ
比の変化に対応していることから、目標変速比ISと実
変速比iの偏差が小さい場合は、デユーティ比の変化が
小さくプライマリシリンダ14aの流量変化が少ないこ
とで変速スピードが遅くなる。一方、目標変速比isと
実変速比1の偏差が大きくなるに従ってデユーティ比の
変化によりプライマリシリンダ14aの流量変化が増し
て、変速スピードが速くなる。 こうして、低速段と高速段の変速全域において、変速速
度を変えながらアップシフトまたはダウンシフトして無
段階に変速することになる。 ・次いで、急減速時のダウンシフトの作用を第3図のフ
ローチャート図と第4図の特性図を用いて述べる。 先ず、ブレーキ操作を伴う減速時には、ブレーキスイッ
チ60のオン信号が急減速判定部62に入力して判定可
能になる。一方、このとき急減速算出部61で減速度が
算出されており、設定値以下の緩減速の場合は補正され
ない、このため、変速速度制御系において目標変速比i
sが漸増して、プライマリプーリ14の油圧シリンダ1
4aのプライマリ圧Ppが低下するのに伴い、プライマ
リプーリ14゜セカンダリプーリ15のベルト16がセ
カンダリプーリ15の側に移行して実変速比iも追従す
るように漸増することで、ダウンシフトする。そしてこ
のとき、実変速比lが増大するのに応じて、ライン圧制
御系でライン圧と共にセカンダリプーリ15の油圧シリ
ンダ15aのセカンダリ圧Psら上昇制御される。 ところで、減速度が設定値以上の急減速の場合は、第3
図のようにタイマT11で一定時間Aが設定され、ライ
ン圧制御系のデユーティ比補正部63でライン圧が増大
補正される。このため、セカンダリ圧PSは第4図のよ
うに例えば最大に急上昇して、油圧低下中の1ライマリ
圧Ppとの差圧が上述に比べて非常に大きくなる。従っ
て、プライマリプーリ14.セカンダリプーリ15とベ
ルト16において高速段のためのプライマリプーリ14
1Flに多く巻付いているベルト16は、上記大きい差
圧により迅速にセカンダリプーリ15(lI!Iに移行
するようになる。こうして、かかる急減速時には、目標
変速比isと実変速比iとの偏差による変速スピードの
増大に加え、プライマリ圧Ppとセカンダリ圧PSとの
差圧により機械的に変速スピードは更に増大し、第4図
のように目標変速比isに対し実変速比iは少ない遅れ
でダウンシフトしながら最大変速比iしに戻る。 一方、上記ライン圧と共にセカンダリ圧の最大補正は車
両停止後も継続することで、戻りきる以前に再加速され
て大きいトルクが入力する場合も、ライン圧が充分確保
されているのでベルトスリップを生じること無くそのト
ルク伝達を行う。 以上、本発明の一実施例について述べたが、制御方式の
異なる場合にも同様に適用可能である。 【発明の効果] 以上述べてきたように、本発明によれば、減速時のダウ
ンシフトにおいて、急減速の場合はプライマリ圧とセカ
ンダリ圧との差圧により機械的に変速スピードの増大を
促すので、実変速比の戻り不良が防止される。このため
、再加速時のベルトスリップに伴うプーリ、ベルトの損
傷を防ぐことが可能になる。 急減速を判断してライン圧を増大補正するだけであるか
ら、制御が容易であり、ライン圧制御の点でも有利にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無段変速機の制御装置の実施例の概略
を示す構成図、 第2図は電子制御系のブロック図、 第3図は作用のフローチャート図、 第4図は急減速時の特性図、 第5図は従来例の特性図である。 4・・・無段変速機、14・・・プライマリプーリ、1
4a・・・油圧シリンダ、15・・・セカンダリプーリ
、15a・・・油圧シリンダ、16・・・ベルト、48
・・・変速制御用ソレノイド弁、56・・・ライン圧制
御用ソレノイド弁、60・・・ブレーキスイッチ、61
・・・減速度算出部、62・・・急減速判定部、63・
・・デユーティ比補正部特許出願人    富士重工業
株式会社代理人 弁理士  小 僑 信 淳 同  弁理士  村 井   進 第 3 因 第4図 第5図 、ジ   婦 ム  車  時間 急

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セカンダリプーリの油圧シリンダに常にライン圧を作用
    し、プライマリプーリの油圧シリンダに目標変速比に応
    じ給排油して実変速比を追従制御する制御系において、 ブレーキ操作と車速との減速度により判断する急減速判
    定部を有し、 急減速判断した場合は、上記セカンダリプーリの油圧シ
    リンダのライン圧によるセカンダリ圧を増大補正するこ
    とを特徴とする無段変速機の制御装置。
JP62255858A 1987-10-09 1987-10-09 無段変速機の制御装置 Expired - Lifetime JP2876209B2 (ja)

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