JPH0198694A - コークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法 - Google Patents
コークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法Info
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- JPH0198694A JPH0198694A JP25469887A JP25469887A JPH0198694A JP H0198694 A JPH0198694 A JP H0198694A JP 25469887 A JP25469887 A JP 25469887A JP 25469887 A JP25469887 A JP 25469887A JP H0198694 A JPH0198694 A JP H0198694A
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Landscapes
- Industrial Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コークス炉ガスをアンそニア水等の吸収液と
接触させて該コークス炉ガス中に含まれる硫化水素を分
離除去するいわゆる脱硫において、硫化水素の吸収効率
が良く低コストで行ない得る脱硫最適化制御方法に関す
るものである。
接触させて該コークス炉ガス中に含まれる硫化水素を分
離除去するいわゆる脱硫において、硫化水素の吸収効率
が良く低コストで行ない得る脱硫最適化制御方法に関す
るものである。
コークス炉ガスに含まれる硫化水素を分離除去するいわ
ゆる脱硫において、コークス炉ガスをアンモニア水に接
触させての脱硫は、次のようにして行なわれる。即ち、
第1図に示すようにコークス炉にて発生したコークス炉
ガス(以下COGと呼ぶ)は、導管を通ってプライマリ
−クーラーに導入され冷却された後、導管1を通って吸
収部Aに導入される。
ゆる脱硫において、コークス炉ガスをアンモニア水に接
触させての脱硫は、次のようにして行なわれる。即ち、
第1図に示すようにコークス炉にて発生したコークス炉
ガス(以下COGと呼ぶ)は、導管を通ってプライマリ
−クーラーに導入され冷却された後、導管1を通って吸
収部Aに導入される。
この吸収部Aに導入されたCOGは、導管3よシ導入さ
れたアンモニア水等の吸収液に接触され貴情←←外る。
れたアンモニア水等の吸収液に接触され貴情←←外る。
次に導管4よシ吸収部Aの底部よシ抜き出された吸収液
は、その半分以上が熱交換器工、において脱酸部Bより
導管5によって導出された熱吸収液によって加熱された
後に導管6によって脱酸部Bの中段へ導入される。又残
りの吸収液は、導管7を通って上段(頂部)から脱酸部
Bへ導入される。
は、その半分以上が熱交換器工、において脱酸部Bより
導管5によって導出された熱吸収液によって加熱された
後に導管6によって脱酸部Bの中段へ導入される。又残
りの吸収液は、導管7を通って上段(頂部)から脱酸部
Bへ導入される。
脱酸部Bに導入された吸収液は、リボイラーCからの蒸
気によって直接または間接加熱され、硫化水素および炭
酸ガスの大部分が上部の導管13より排出される。一方
脱酸部Bの底部の液は、導管5により吸収液貯留部口へ
送られ再生吸収液として利用される。
気によって直接または間接加熱され、硫化水素および炭
酸ガスの大部分が上部の導管13より排出される。一方
脱酸部Bの底部の液は、導管5により吸収液貯留部口へ
送られ再生吸収液として利用される。
この貯留部りへ送られる吸収液は途中で熱交換器工2に
より冷水塔Eの冷水によシ冷却され所定の温度にされる
。
より冷水塔Eの冷水によシ冷却され所定の温度にされる
。
以上のようにして脱硫を行なう場合、装入炭の性状、コ
ークス炉の操業条件によりCOGの発生量やCOG中の
硫化水素濃度は刻−刻変化する。
ークス炉の操業条件によりCOGの発生量やCOG中の
硫化水素濃度は刻−刻変化する。
そのため脱硫後の硫化水素濃度を所定の値にするために
運転条件を変更する必要がある。
運転条件を変更する必要がある。
従来、この運転条件の変更は、人手により行なわれてお
り面倒な操作であり又コストを考慮した組かな制御は出
来なかった。
り面倒な操作であり又コストを考慮した組かな制御は出
来なかった。
一方コンピューター制御も考えられるが、制御のための
プログラムが化学吸収による脱硫部分と水蒸気蒸留によ
る蒸留部分を組合わせ、さらに熱交換器の能力、冷水塔
の能力も加味する必要があ)、これを刻−刻変化するC
OG量やCOG中の成分に追従させて行なうことは困難
であった。
プログラムが化学吸収による脱硫部分と水蒸気蒸留によ
る蒸留部分を組合わせ、さらに熱交換器の能力、冷水塔
の能力も加味する必要があ)、これを刻−刻変化するC
OG量やCOG中の成分に追従させて行なうことは困難
であった。
本発明は、コークス炉ガスを吸収液に接触させ硫化水素
を除去する脱硫方法において吸収効率が良く低コストに
なし得しかもコンピューターによる自動制御が可能なコ
ークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法を提供する
ものである。
を除去する脱硫方法において吸収効率が良く低コストに
なし得しかもコンピューターによる自動制御が可能なコ
ークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法を提供する
ものである。
本発明のコークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法
は、コークス炉ガスを冷却した後に吸収部にてアンモニ
ア水等の吸収液に接触させ更に脱酸部にて硫化水素ガス
等を分離排気させるようにした脱硫方法において、 (a) コークス炉ガス発生量やコークス炉ガス中の
成分に見合う吸収液量を算出する部分と、(b) 前
記吸収部へ供給される吸収液温を調整するための熱交換
器の出口温度を算出する部分と、(c) 前記熱交換
器へ冷水を送る冷水塔の能力を少なくとも含んでいへ演
算処理を行ない、この演算処理における前記の(a)
、 (b) 、 (C)の各部分においての算出値が適
正値に集束するようにしたものである。
は、コークス炉ガスを冷却した後に吸収部にてアンモニ
ア水等の吸収液に接触させ更に脱酸部にて硫化水素ガス
等を分離排気させるようにした脱硫方法において、 (a) コークス炉ガス発生量やコークス炉ガス中の
成分に見合う吸収液量を算出する部分と、(b) 前
記吸収部へ供給される吸収液温を調整するための熱交換
器の出口温度を算出する部分と、(c) 前記熱交換
器へ冷水を送る冷水塔の能力を少なくとも含んでいへ演
算処理を行ない、この演算処理における前記の(a)
、 (b) 、 (C)の各部分においての算出値が適
正値に集束するようにしたものである。
COGの脱硫においては、COGの発生量やCOG中の
成分に見合った吸収液を供給することが重要である。し
たがって吸収液量を算出しそれが適正量になるように(
a)の部分を設けである。
成分に見合った吸収液を供給することが重要である。し
たがって吸収液量を算出しそれが適正量になるように(
a)の部分を設けである。
次に吸収部へ供給する吸収液の温度は吸収効率に影響を
与える。そのためこの吸収液の温度を規制する熱交換器
の出口温度を算出してこれが適正値に集束するように(
b)の部分が必要となる。
与える。そのためこの吸収液の温度を規制する熱交換器
の出口温度を算出してこれが適正値に集束するように(
b)の部分が必要となる。
最後に吸収液の温度をコントロールするためには気象条
件による吸収液の温度変化を推定する必要があり、その
ために冷水塔の能力を算出しこれが適正値になるようコ
ントロールする必要がある。
件による吸収液の温度変化を推定する必要があり、その
ために冷水塔の能力を算出しこれが適正値になるようコ
ントロールする必要がある。
そのため演算中K (c)の部分が必要になる。
以上のように演算中に(a)〜(c)の部分を少なくと
も設け、これら各部分での算出値を適正値に集束させる
ことによって吸収効率が良く、低コストの脱硫操作が可
能となる。
も設け、これら各部分での算出値を適正値に集束させる
ことによって吸収効率が良く、低コストの脱硫操作が可
能となる。
次に本発明の制御方法の実施例として、演算に用いる実
験式、理論式等を含めて一つの具体例について説明する
。
験式、理論式等を含めて一つの具体例について説明する
。
第1図に示すような構成のCOG中の硫化水素等を吸収
除去する脱硫のための装置において、本発明の制御方法
は次のようにして行なわれる。
除去する脱硫のための装置において、本発明の制御方法
は次のようにして行なわれる。
第2図は、本発明の脱硫最適化方法における演算処理部
分のフローを示すもので、この図に示すようにまず工に
おいて冷水浴出冷温の仮定、Hにおいて脱硫部(吸収部
A)へ入る吸収液温の仮定、■において脱酸部Bの底の
温度の仮定を夫々行なう。更に■において吸収部Aにお
ける操作温度、■において吸収液中の硫化水素、アンモ
ニアの濃度の計算、■において吸収部Aへ加えられる吸
収液量の計算、■において脱酸部Bの蒸気原単位の計算
、■において熱交換器工、での出口温度の計算、■にお
いて脱酸部Bの底部の温度の計算が順次行なわれる。
分のフローを示すもので、この図に示すようにまず工に
おいて冷水浴出冷温の仮定、Hにおいて脱硫部(吸収部
A)へ入る吸収液温の仮定、■において脱酸部Bの底の
温度の仮定を夫々行なう。更に■において吸収部Aにお
ける操作温度、■において吸収液中の硫化水素、アンモ
ニアの濃度の計算、■において吸収部Aへ加えられる吸
収液量の計算、■において脱酸部Bの蒸気原単位の計算
、■において熱交換器工、での出口温度の計算、■にお
いて脱酸部Bの底部の温度の計算が順次行なわれる。
続いてXにおいて測定値をもとに各理論式によって計算
された値のうち、脱酸部Bの底部の温度が順次、■にお
いて設定した脱酸部りの底部の温度あ仮定値と比較され
る。比較の結果yesの場合は次のXへ進み又Noの場
合は、■へ戻り■での仮定値を変更した上で計算が行な
われる。
された値のうち、脱酸部Bの底部の温度が順次、■にお
いて設定した脱酸部りの底部の温度あ仮定値と比較され
る。比較の結果yesの場合は次のXへ進み又Noの場
合は、■へ戻り■での仮定値を変更した上で計算が行な
われる。
Xにおいては、熱交換器工2の出口温度の計算が行なわ
れ、その結果が■で設定された吸収部Aへ入る吸収液の
温度の仮定値と比較される。ここでの比較の結果、ye
sの場合は豆へ進み、Noの場合は■へ戻9、吸収部A
へ入る吸収液の温度の仮定値を変更して計算が進められ
る。
れ、その結果が■で設定された吸収部Aへ入る吸収液の
温度の仮定値と比較される。ここでの比較の結果、ye
sの場合は豆へ進み、Noの場合は■へ戻9、吸収部A
へ入る吸収液の温度の仮定値を変更して計算が進められ
る。
■では冷水塔の能力計算が行なわれその結果が総括容量
係数と比較され、yesの場合は作業が終了し、Noの
場合は、■へ戻り冷水塔を出る冷水の温度の仮定値が変
更されて計算が再度行なわれる。
係数と比較され、yesの場合は作業が終了し、Noの
場合は、■へ戻り冷水塔を出る冷水の温度の仮定値が変
更されて計算が再度行なわれる。
次に以上の操作において演算の各部分における仮定値の
設定の方法や各計算における計算の方法の一例を示す。
設定の方法や各計算における計算の方法の一例を示す。
まずIにおける冷水塔より出る冷水の仮定は、大気湿球
湿度プラス1℃の温度を初期値として設定する。またn
における吸収部Aへ入る吸収液の温度は、初期値として
装置運転における最低管理温度をあてる。更にIにおけ
る脱酸部Bの塔底における温度は、実験にもとづく試行
錯誤の結果にもとづく最適値と考えられる値を初期値と
して設定する。
湿度プラス1℃の温度を初期値として設定する。またn
における吸収部Aへ入る吸収液の温度は、初期値として
装置運転における最低管理温度をあてる。更にIにおけ
る脱酸部Bの塔底における温度は、実験にもとづく試行
錯誤の結果にもとづく最適値と考えられる値を初期値と
して設定する。
続いて各段階にて行なわれる計算に用いられる計算式、
理論式としては次のもの等が考えられる。
理論式としては次のもの等が考えられる。
■にて行なわれる吸収部Aでの操作温度としては、吸収
部の入口での温度T1と出口での温度T2の平均値を操
作温度TMとする。つま9TM=(工とゴー)である。
部の入口での温度T1と出口での温度T2の平均値を操
作温度TMとする。つま9TM=(工とゴー)である。
ここでT1は測定値が用いられ、T2はT、と−次相間
を有することから過去の実績により求めたT2 = a
”L + bにより求められる。
を有することから過去の実績により求めたT2 = a
”L + bにより求められる。
■におけるアンモニア水の濃度は次のようにして求めら
れる。
れる。
吸収部Aにおけるアンモニア水は、出口の吸収液温度t
″Cで気液平衡状態にあるものと仮定する。
″Cで気液平衡状態にあるものと仮定する。
したがってヘンリ一定数の逆数−を関数として近似し、
気体中の濃度をyとすると!、 = 7 X ”で表わ
される。したがって気体中の濃度yをプ。ヤスガスクロ
の分析値として入力すれば計算出来る。
気体中の濃度をyとすると!、 = 7 X ”で表わ
される。したがって気体中の濃度yをプ。ヤスガスクロ
の分析値として入力すれば計算出来る。
又、吸収液中の硫化水素の濃度2は、前記の計算によシ
求めたアンモニアの濃度X1と、脱酸部Bでの吸収液量
X2、後に示す脱酸部の塔底源x3をもとに、次に示す
ような重回帰式を実績にもとづいて作成して計算する。
求めたアンモニアの濃度X1と、脱酸部Bでの吸収液量
X2、後に示す脱酸部の塔底源x3をもとに、次に示す
ような重回帰式を実績にもとづいて作成して計算する。
Z = axt+bxt+cxs+d
ただしa、b、c、dは回帰係数である。
−→i÷で
次に、COG発生量やcoG中の成分に見合う′吸収液
量の計算■は、吸収部出口の硫化水素濃度の目標値を設
定して、入口の硫化水素濃度を平衡関係の推算式よ)求
め、入口濃度の実測値との不一致を収束させる方向に吸
収液量を変えることによシ行なわれる。硫化水素濃度の
推算はH2S NH3−CO2H2O系を対象とするホ
ンタイデー(HOFTIJZER)らの式(RECUE
IL 、68 。
量の計算■は、吸収部出口の硫化水素濃度の目標値を設
定して、入口の硫化水素濃度を平衡関係の推算式よ)求
め、入口濃度の実測値との不一致を収束させる方向に吸
収液量を変えることによシ行なわれる。硫化水素濃度の
推算はH2S NH3−CO2H2O系を対象とするホ
ンタイデー(HOFTIJZER)らの式(RECUE
IL 、68 。
191(1949))に従って硫化水素分圧等を算出す
ることによシ行うことができる。
ることによシ行うことができる。
ここで
C= (NHzCOO−) + (HCO3−) +
(C05−−)S = (H,S)+(H8つ Pは分圧、 Hはヘンリ一定数を表わす。
(C05−−)S = (H,S)+(H8つ Pは分圧、 Hはヘンリ一定数を表わす。
次の■における蒸気イ史用景は、coGを吸収した吸収
液中のアンモニア濃度と硫化水素9度に関係する。した
がってこれら濃度を独立変数とした重回帰式を作成する
ことによって求めることが出来る。1 脱酸部DKおけるアンモニア濃度!、および硫化水素濃
度x2は、■において計算されているので、これをもと
に上記式によシ蒸気イ吏重量は、計算することが出来る
。
液中のアンモニア濃度と硫化水素9度に関係する。した
がってこれら濃度を独立変数とした重回帰式を作成する
ことによって求めることが出来る。1 脱酸部DKおけるアンモニア濃度!、および硫化水素濃
度x2は、■において計算されているので、これをもと
に上記式によシ蒸気イ吏重量は、計算することが出来る
。
■およびX等で計算される熱交換器の出口温度の計算は
次のようにして行なわれる。
次のようにして行なわれる。
熱交換器の出口温度を求めるために高温側と低温側の夫
々の境膜伝熱係数を計算によシ求め、これらの境膜伝熱
係数から総括伝熱係数を計算にょシ求め、この総括伝熱
係数をもとにして熱交換器の出口温度が計算によシ求め
られる。
々の境膜伝熱係数を計算によシ求め、これらの境膜伝熱
係数から総括伝熱係数を計算にょシ求め、この総括伝熱
係数をもとにして熱交換器の出口温度が計算によシ求め
られる。
まずスパイラル型を例としての境膜伝熱係数Hは、流速
をU1流路相当径をD1熱交換器の入口温度および出口
温度を夫々Tt 、 Tzとすると次の式から計算によ
り求められる。
をU1流路相当径をD1熱交換器の入口温度および出口
温度を夫々Tt 、 Tzとすると次の式から計算によ
り求められる。
したがって入口温度T+と出口温度T2を測定により求
めれば境膜伝熱係数Hを求めることが出来る。
めれば境膜伝熱係数Hを求めることが出来る。
次に上記の式にて求められる高温側境膜伝熱係数Haと
低温側境膜伝熱係数Hbとから下記の式により総括伝熱
係数Hmは次の式で計算できる。
低温側境膜伝熱係数Hbとから下記の式により総括伝熱
係数Hmは次の式で計算できる。
1 1 1 k
ζ=可十百1丁+1d
ここでkは伝熱板の伝熱係数、dは伝熱板の厚み、Rd
は汚れ係数である。そのうち汚れ係数Rdはプロセスデ
ーターから毎唄計算する。
は汚れ係数である。そのうち汚れ係数Rdはプロセスデ
ーターから毎唄計算する。
更に熱交換器の高温側出ロ温度T2a1低温側出ロ温度
T2bは、夫々次の式で計算出来る。
T2bは、夫々次の式で計算出来る。
T2a=
(Tt’BX(1−11Jz ×CtV(Qt XC5
)4(A−1) t tJ/cA((hXc2ン(QI
XCI))T2b=T1b+(TIB−T2B ) X
(Q2XCz/(QtXCt) )A = expc
HmXSX(1−Qt XCz/(QtXCt) )’
((h X Ct X 1000 )ここでQl−Qz
は夫々高温側液量、低温側液量、■における脱酸部の塔
底温度は、第3図に示すように上段導入口の温度を01
.中段導入口の温度θ2、抜出液の温度θ3、蒸気温度
をθいリボイラーの蒸気の温度θ31.ガスの温度をθ
6、放熱による温度減少をθフとすると次の関係が成立
つ。
)4(A−1) t tJ/cA((hXc2ン(QI
XCI))T2b=T1b+(TIB−T2B ) X
(Q2XCz/(QtXCt) )A = expc
HmXSX(1−Qt XCz/(QtXCt) )’
((h X Ct X 1000 )ここでQl−Qz
は夫々高温側液量、低温側液量、■における脱酸部の塔
底温度は、第3図に示すように上段導入口の温度を01
.中段導入口の温度θ2、抜出液の温度θ3、蒸気温度
をθいリボイラーの蒸気の温度θ31.ガスの温度をθ
6、放熱による温度減少をθフとすると次の関係が成立
つ。
θ1+θ、+θ4+θ、=θ、+θ、+θ。
このうちθ8.θ7は未知であるのでこれをモデル誤差
吸収項として次の式で表わされる。
吸収項として次の式で表わされる。
θ3=a(θ1+θ2+θ4+θS)
ここでaはチューニングのポイントとなシ、試行錯誤に
より定める。これによって脱酸部Bの底部での温度を求
めることが出来る。
より定める。これによって脱酸部Bの底部での温度を求
めることが出来る。
さらに、冷水塔の能力計算店においては、次式より冷水
塔の総括容量係数に□G&を算出する。
塔の総括容量係数に□G&を算出する。
I(OGa = NOG X G/(S X Z )こ
こで、気相基準の移動単位数NOGは、下記の式で与え
られる。
こで、気相基準の移動単位数NOGは、下記の式で与え
られる。
S2−i t
Noc=(i2it)/(((S2−it)−(St
12))μn(不一))Gは空気の質量速度、Sは有効
断面積、2は充填高さ、Itは入口空気のエンタルピー
、12は出口空気のエンタルピー、 Stは入口冷水温
度下の空気のエンタルピー、Stは出口冷水温度下の空
気のエンタルピーを表わす。
12))μn(不一))Gは空気の質量速度、Sは有効
断面積、2は充填高さ、Itは入口空気のエンタルピー
、12は出口空気のエンタルピー、 Stは入口冷水温
度下の空気のエンタルピー、Stは出口冷水温度下の空
気のエンタルピーを表わす。
XIにおいては、ここで得られたに□Gaを、装置固有
の総括容量係数と比較し、不一致の場合にはIへ戻り、
冷水温の仮定値を変更する。
の総括容量係数と比較し、不一致の場合にはIへ戻り、
冷水温の仮定値を変更する。
前記の吸収液量の計算■に用いた理論式より明らかなよ
うに吸収液量は下記のフローにしたがって制御される。
うに吸収液量は下記のフローにしたがって制御される。
第4図は吸収液量の実績値と本発明のモデルプログラム
に実績値を入力して計算した結果をプロットしたもので
ある。この図に示すように実績値と計算値とは極めて良
く一致しており、24時間平均誤差で約1%、標準偏差
で約2%である。
に実績値を入力して計算した結果をプロットしたもので
ある。この図に示すように実績値と計算値とは極めて良
く一致しており、24時間平均誤差で約1%、標準偏差
で約2%である。
以上述べたように第2図に示すフローに沿っての各初期
値の仮定や各計算を順次行なうことによって脱酸部の底
部の計算値等を仮定値比較してそれが成る誤差範囲内に
ない時は仮定値の設定しなおしに・よシ続けて計算を行
なうことによって計算値と仮定値が合うように収斂させ
るようにしたもので、これによって吸収効率のよい低コ
ストの脱硫を行なうことが出来る。
値の仮定や各計算を順次行なうことによって脱酸部の底
部の計算値等を仮定値比較してそれが成る誤差範囲内に
ない時は仮定値の設定しなおしに・よシ続けて計算を行
なうことによって計算値と仮定値が合うように収斂させ
るようにしたもので、これによって吸収効率のよい低コ
ストの脱硫を行なうことが出来る。
本発明は、吸収液量、熱交換器、冷水塔の能力等を算出
しそれが最適値になるよう制御して最も良い吸収効率で
低コストの脱硫を可能にした。
しそれが最適値になるよう制御して最も良い吸収効率で
低コストの脱硫を可能にした。
第1図は本発明の制御方法を適用する脱硫装置の構成を
示す図、第2図は本発明の一実施例における演算のフロ
ーを示す図、第3図は脱酸部のヒートバランスを示す図
、第4図は吸収液量の実績値と計算値とを示すグラフで
ある。 A・・・吸収部、 B・・・脱酸部、 C・・・リ
ボイラー、D・・・吸収液貯留部、 E・・・冷水塔
、 L、It・・・熱交換器
示す図、第2図は本発明の一実施例における演算のフロ
ーを示す図、第3図は脱酸部のヒートバランスを示す図
、第4図は吸収液量の実績値と計算値とを示すグラフで
ある。 A・・・吸収部、 B・・・脱酸部、 C・・・リ
ボイラー、D・・・吸収液貯留部、 E・・・冷水塔
、 L、It・・・熱交換器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 コークス炉ガスを冷却した後に吸収部にてアンモニア水
等の吸収液に接触させ更に脱酸部にて硫化水素ガス等を
分離排気させるようにしたコークス炉ガスの脱硫方法に
おいて、 (a)コークス炉ガス発生量やコークス炉ガス中の成分
に見合う吸収液量を算出する部分と (b)前記吸収部へ供給される吸収液温を調整するため
の熱交換器の出口温度を算出する部分と(c)前記熱交
換器へ冷水を送る冷水塔の能力を算出する部分とを 少なくとも含むプログラムを用いた演算処理を行ない、
前記演算処理の各部での算出値が適正値に集束するよう
に繰返し演算を行なうように制御するコークス炉ガスの
脱硫における最適化制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25469887A JPH0198694A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | コークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25469887A JPH0198694A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | コークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0198694A true JPH0198694A (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=17268614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25469887A Pending JPH0198694A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | コークス炉ガスの脱硫における最適化制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0198694A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5202044A (en) * | 1990-09-12 | 1993-04-13 | Kao Corporation | Working fluid composition for refrigerating machine |
JP2005179611A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Toho Gas Co Ltd | 燃料ガスの製造方法 |
CN102965158A (zh) * | 2011-08-30 | 2013-03-13 | 国立大学法人鹿儿岛大学 | 焦炉煤气的脱硫方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4967902A (ja) * | 1972-10-31 | 1974-07-02 | ||
JPS56104994A (en) * | 1980-01-28 | 1981-08-21 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Production of purified coke oven gas |
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JPS59159890A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-10 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | タカハツクス脱硫方法 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP25469887A patent/JPH0198694A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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