JPH0197900A - 制御棒駆動装置の交換方法および装置 - Google Patents

制御棒駆動装置の交換方法および装置

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JPH0197900A
JPH0197900A JP62253702A JP25370287A JPH0197900A JP H0197900 A JPH0197900 A JP H0197900A JP 62253702 A JP62253702 A JP 62253702A JP 25370287 A JP25370287 A JP 25370287A JP H0197900 A JPH0197900 A JP H0197900A
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rod drive
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reactor pressure
drive device
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は制御棒駆動装置(以下CHDという。)の交換
装置に係り、特にCRDの分解点検と運搬に要する時間
をクリチカルから外して、定期検査期間の短縮を図るの
に好適な、CHD保管装置を備えたCRDの交換装置と
それを利用したCRDの交換方法に関する。
〔従来の技術〕
CHDは、沸騰水型原子炉の出力を制御する制御棒を引
抜挿入駆動をするため、原子炉圧力容器下部にCHDハ
ウジングを介して、組込まれており、毎年全数の115
が定期検査のため取り外され、分解点検が行なわれてい
る。
このようなCRDの取り外しから取り付けの一連の作業
では、多数の作業者を必要とし、又、放射能による被曝
も多いため、従来より自動化が進められて来ている。従
来、この種の装置としては、特開昭55−352923
号に記載のものがある。以下。
第10図から第14図までを用いてこの従来技術を説明
する。
第10図において、1は原子炉圧力容器で、原子炉圧力
容器1は、格納容器2(以下PCvという。)内に配置
されたペデスタル3の上に据付けられている。、原子炉
圧力容器1の下部には、、CHDハウジング4及び中性
子束計測用ハウジング5が突出して設けてあり、原子炉
圧力容器1の一部分を形成している。DRD6はCHD
ハウジング4内に収納される。ペデスタル3内の原子炉
圧力容器1の下方には、下部室7が形成され、ペデスタ
ル3にはCHD6を下部室7内へ出し入れする搬出入口
8が設けである。下部室7の側壁にはブラケット9が突
出して設けてあり、ブラケット9の上部に環状のレール
10が敷設しである。11はプラットホームで、レール
10の上を旋回移動する。
12は、プラットホーム11、CRD着脱装置13及び
CRD取扱装置14から構成されたCHD交換装置であ
る。、CHD着脱装置13は、走行台車159着説ヘノ
ド16から構成されていて、CHDマウンティングボル
トの着脱、制御棒とCHD6の取り付けおよび取り外し
を行なうことができるようになっている。
CHD取扱装置14は、走行台車17とマスト18から
構成されていて、CHD着脱装置13で取り外したCH
D6の受取り、受渡しおよび横転機能を有している。C
RD取扱装置14により横転されたCHD6は、CRD
運搬用カート19に保持積載され、ペデスタル3の搬出
入口8からブリッジ20を介して、原子炉格納容器2の
貫通口21から搬出される。
以下、第10図から第14図を用いて、従来のCHD交
換手順について詳細に説明する。第1図から第14図は
、CHD6の取り外しから横転までの一連の動作説明図
である。
第10図には、プラットホーム11とCRD着脱装置1
3の走行台車15を駆動して、着脱ヘッド16が交換対
象のCHD6との位置合せが完了した状態を示しである
。この位置からCHD着脱装置13の昇降駆動機構によ
り着脱ヘッド16を上昇させ、CHD6の下部に接続さ
せる。
第11図は着脱ヘッド16をCRD6下部に接続した状
態を示しており、この状態からCRD着説ヘノ13が有
している機能である制御棒とCHD6のアンカップリン
グとその確認、ドレン処理、CHDマウンティングボル
トの取り外しを行い、CRDハウジング4に収納されて
いるCHD6を取り外し、CHD着脱ヘッド16を下降
させる。
次にCRD取扱装置14の走行台車17を駆動して、C
HD6をCRD着脱ヘッド16からCRD取扱装置14
に受け渡す。
第12図はCHD6を受け渡している状態を示している
。この状態では、CHD6のCRDハウジング4内から
の全引抜きを完了していない。
CRD取扱装置14の昇降機構により、第13図に示す
位置までCHD6を下降させて、全引抜きを完了する。
第13図はCHD6の全引抜状態を示しており。
CHD6の受け渡し後、CHD着脱装置13は、第13
回に示すように、CHD6の下降時および横転時の干渉
を避けるため、ペデスタル3内の壁際に後退させる。
次に第14図に示すように、CHD取扱装置の横転機構
により、所定の角度まで横転し、旋回移動装置11によ
り、ペデスタル3に設けである搬出入口8の位置まで旋
回させる。そしてCHD6と搬出人口8の位置が一致し
た位置で、マスト18を水平位置にし、CHD6をCR
D運搬用カート19に積載し、搬出する。
以上でCHD6の取り外しの一連の動作を完了する。取
り付けは、上記した取り外しの作業の逆の手順で行う。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記したCRD交換装置及び一連の交換方法においては
、CRD交換作業の前に行う核燃料移動時に、原子炉圧
力容器下部室での先行作業が出来ない、このため、予備
のCHDを準備して、分解点検に要する時間を短縮して
も、大巾な定検期間の短縮が望めない。又、CHDの保
管室からの運搬に始って、CRDハウジングへ取り付け
るまで、長い距離の運搬と、数度にわたりCHDを積み
変える必要があり、この間の時間が、そのまま定検全体
のクリチカル工程の1部となっている等の問題点があっ
た。
即ち、上記従来技術は、CRDの分解点検に要する時間
とCRDti−CRD保管室から原子力圧力容器下部室
迄の運搬に要する時間を定検全体のクリチカル工程から
外すための配慮がされておらず、CHDの交換時間の中
に、CRDの分解点検の時間と、CHDをCRD保管室
から原子力圧力容器下部室迄運搬する時間を含み、CR
Dの交換期間として、12〜15日を要するという問題
があった。
本発明の目的は、上記に鑑み、CHDの分解点検の時間
と、運搬の時間をクリチカルから外して、定検期間の大
巾な短縮をはかることができる制御棒駆動装置の交換方
法と交換装置を提供することにある。
【問題点を解決するための手段〕
上記目的は、CRDの分解点検と運搬に要する時間をク
リチカルから外すため、CRDの交換の前の核燃料移動
中に、分解点検消のCHDを原子炉圧力容器下部室に設
けた保管装置へ運び込み、CRD交換(取り付け、取り
外し)をこのCHDの保管装置との間で行い、このCH
Dの交換後、例えば核燃料取替シャフリング中に、取り
外して保管装置に収納したCRDを原子炉圧力容器下部
室から外部のCRD保管室へ運搬することにより、達成
される。
装置構成としては、原子炉圧力容器下部室に、取り付け
るCHDと取り外したCHDを1時保管ができる装置を
設けることにより、上記目的が達成される。
〔作用〕
原子炉圧力容器下部室に、CRDの保管装置を設けるこ
とにより、次に述べる手順で、CHDの交換期間の短縮
ができる。
核燃料移動中に、分解点検済のCRDを、原子力圧力容
器下部室のCHD保管装置へ運び保管しておく。
核燃料移動完了後、直ちにCRDの取り外しを行い、取
り外したCHDをCRD保管装置の空きスペースへ入れ
、次に保管しであるCRDを保管装置より取り出し、C
HDを外したCHDハウジングへ取り付ける。この作業
を繰り返し、交換作業を完了する。
これ以後は、クリチカルより外れるため、フリーの状態
で、保管しであるCHDを、原子炉圧力容器下部室から
、外へ運び出し、CRD保管室で次の定検までに、分解
点検を完了しておけばよい。
上記の手順により、原子力発電所の定検工程のクリチカ
ルとなるCHDの交換期間を大巾に短縮することができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第9図により詳
細に説明する。なお、第10図ないし第14図と共通す
る箇所は説明を省略する。
第1図は本発明のCHD交換装置の全体概要図を示す、
原子炉圧力容器下部室7の内壁面の円周に沿って、CR
D保管装置32とCRD保管装置32を回転させるため
の回転ベース33が設置されている。CRD保管装置3
2の下部にはラックが装備され、回転装置34の歯車と
接続し、CRD保管装置32を指示された位置迄回転さ
せる。又、CRD保管装置32の外側に、CHD6の汚
染を防止するCHD保護カバー35が設置されている。
CRD保護カバー35は、透明な材料を使用しているた
め、CHD6の保管状況が一目で確認できるようになっ
ている。
CHD保護カバー35の上に、ブラケット9が設けてあ
り、ブラケット9の上部に環上のレール10が敷設しで
ある。ブラケット9及びレール10は、従来より上方に
位置を移動しである。
22は吊り下げ式プラットホームで、下からプラットホ
ーム高さは、従来と変らず、レール10の上を旋回移動
する。尚、ブランケット9及びレール10を上方にあげ
ているのはCHD6の保管のスペースを得るためと、C
HD6をCRD取扱装置30により保管装置32に収納
しやすくするためである。従って、下部室を深く形成し
て、CHD取扱装置での下方への移動可能範囲を大きく
すれば、プラットホームを吊り下げ式にしなくとも良い
、、現状の設備からすれば、この吊り下げ式のプラット
ホームは有効である。
CRD交換装置は、吊り下げ式プラットホーム22、C
RD操作部(CHD着脱装置24とCRD取扱装置30
)及び表行移動台車31より構成される。
CHD操作部のCRD着脱装置24は、着脱ヘッド16
.ヘッド移動装置23より構成されていて、CHDマウ
ンテイグボルトの着脱、制御棒とCHD6の取り付けお
よび取り外し等、その働きは従来と変らない。
CRD操作部(7)CRD取扱装置3oは、CRD保持
装置25 (A、B)、CRDフランジ支持装置28及
びマスト29より構成され、CRD保持装置25 (A
、B)の先端にはCHD把み装置26とCRD保管装置
32のCRD収納庫を開は閉めするための開口爪27が
装着してあり、CHD着脱装置24で取り外したCHD
6の保持と受渡しを行う。CHD保持装置25(上下2
セット)とCHDフランジ支持装置28は、マスト29
に固定されており、CHD着脱装置24がマスト29の
ガイド軸に沿って上下する構造となっている。
従って、従来のように、CHD6を受取るため、マスト
をCHD着脱装置へ寄せる動作は不要である。
走行移動台車31は、CRD取扱装置30を支持した状
態で、吊り下げ式プラットホーム22の開口部(第8図
参照)を走行及びCRD取扱装置30のマスト29を横
転する機能を有している。
横転したマスト29の下側のフレームは、CHD運搬用
カート19が乗れる構造になっており(第9図参照)、
マスト29が水平になった状態で、CRD運搬用カート
19を引込み、CRD取扱装置30によりCHD6の積
み込み、積み降しを行う。
ペデスタル3の搬出口8からのCHD運搬用カート19
の出し人乳の方法は、従来と変らない。
以下、第2図ないし第9図を用いて、本実施例によるC
HDの交換手順について詳細に説明する。
第2図から第7図は、CHD6の取り外しから横転まで
の一連の動作説明図である。
第1図には、吊り下げ式プラットホーム22と、走行移
動台車31を駆動し、着脱ヘッド16が交換対象のCH
D6との位置合せが完了した状態を示してあり、この位
置からCHD着脱装置24のヘッド移動装置23により
、着脱ヘッド16を上昇させ、CHD6の下部に接続さ
せる。
第2図は着脱ヘッド16をCHD6の下部に接続した状
態を示しており、この状態で、従来の装置と同様に、制
御棒とCHD6のアンカップリングとその確認、ドレン
処理、CHDマウンティングボルトの取り外し、ヘッド
移動装置23を下に駆動して、CHD6をCHDハウジ
ング4から抜き出しを開始する。
第3図は、CHD6のヘッドの下降が、中間位の抜き出
し状態を示している。着脱ヘッド16が、上部のCHD
保持装置25Aの位置を通過すると、自動的にCHD把
み装置26が、CHD6の外筒(アウターチューブ)を
支持する。
なお、CHD把み装置26の動作は、第9図で詳細説明
する。
第4図は、CHD6の全引抜状態を示しており、CHD
6は、ヘッドのフランジ部が、CHDフランジ支持装置
28により支持され、外筒(アウターチューブ)の上下
2箇所を、CHD把み装置26が支持する。又、CRD
着脱装置24のヘッド移動装置23は、マスト29の最
下端に下降すると、内蔵するピニオンが、マスト29の
ガイド軸最下端にある歯車にかみ合い、マスト29のガ
イド軸を中心にして、CHD着脱装置24全体を180
6回転するようになっている。即ち、CHD6を保管装
置32へ挿入しやすくするためにCHD着脱装置24を
CRD取扱装置30の後方に後退させるようにする。
第5図は、CHD6をCRD保管装置32へ受渡す状態
を示しており、走行移動台車31により。
CHD6を支持した状態でCRD取扱装置30をCRD
保管装置32の側に寄せ、CRDフランジ支持装置28
のフランジ支持部をCRD保管装置32に合せ、CRD
6全体を下げ、位置を定める。
CRD保持装置25の先端の開口爪27により、CRD
保管装置32のCRD保持を開き、同時に、CHD6を
保持した状態で、CHD把み装置26およびCRDフラ
ンジ支持装置28をCRD保管装置32へ挿入し、CH
D6が入った状態で、開口爪27を引き、続けて、CH
D把み装置26およびCRDフランジ支持装置28を開
いて引き、CHD6の保管を完了する。なお、CHD6
の取り出しはこの手順と逆になる。
第6図、第7図は、CRD保管装置32からCHD6を
取り出し、原子炉圧力容器下部室7より外へ運び出す場
合の手順を示す。
第6図は、CRD保管装置32からCHD6を取り出し
、走行移動台車31によりCRD取扱装置30全体を横
転す°る時、CRD保管装置32と干渉しない位置まで
、移動した状態を示す。
なお、CHD6をCRD保管装置32から取り出す位置
は、ペデスタル3の搬出人口8の真向がいに固定されて
いる。このように搬出入口8の真向いに取り比す位置を
決めているのは、後述のようにマストを横転すればプラ
ットホームを旋回することなくCHD6を搬出人口8か
ら取り出せるからである。又、CRD取扱装置30を横
転する場合、およびCRD運搬用カート19が出入りす
る場合は、搬出入口8に面したところは、常にCRD保
管装置32のCHD6の収納庫のない部分が位置するよ
うに、CHD保管装置32が回転する(例えば第8図の
位置)。このようにするのは、プラットホーム22を吊
り下げ式にしているので、搬出入口8に面したところに
CHD6が保管されていると、マストを横転したときに
CHD取扱装置とCHD6が干渉してしまい、また、カ
ート19が出入りする場合にはCHD6がカートの出入
口をふさいでしまうからである。
第7図は、走行移動台車31の横転機構により、マスト
29を水平にする場合の状態を示す。CHD保管装置1
32のCHD6の取り出し位置と搬出人口8とが相対し
ているため、従来のように、プラットホーム22を旋回
して、位置を合せなくても。
必然的に位置があうことになる。このため、CHD6を
搬出入する場合の横転に要する時間が短縮される。
マスト29を水平にした後、CHD運搬用のカート19
を入れ、CHD6をCRD取扱装置30により、積載し
、搬出する。
第8図は、本発明によるCRD保管装置32と吊り下げ
式プラットホーム22の実施例の平面図を示す。CRD
保管装置32は、ペデスタル3の内壁面の円周に沿って
設置され、CHD6を保管する収納庫が等間隔で配置さ
れている。但し、ペデスタル3の搬出入口8の面には、
CHD6の収納庫は前述のようにマストの横転等のとき
に位置しないようになっている。収納庫の数はCHD6
の全本数の115+予備本数分としている。
CRD保管装置32は、全面にわたり汚染防止のためC
HD保護カバー35が装備しであるが。
搬出入口8と真向かいの、CHD6の受渡し部のみ外せ
る(開閉)構造としている。
指定されたCHDの収納庫を、搬出入口8と真向いのC
HD受渡し位置へ合せるため回転装置34が設置されて
いる。また、CHD6の受渡し完了後、この回転装置3
4により、自動的に、第8図の配置に保管装置を回転し
、搬出入口8の面を開け、次の動作に移れるようにセッ
トされている。
吊り下げ式プラットホーム22の動作は従来と同じく、
旋回と走行移動台車31の走行によりCRDハウジング
6との位置合せを行う。
第9図は、本発明によるCRD保管装置33のCRD収
納庫37および開口爪27、CHD把み装置26の一実
施例と収納手順を示す。
CHD6をCRD保管装置32の収納庫37へ収納する
場合、まず開口爪27で収納庫37を押し拡げ、次にC
HD把み装置26でCHD6を保持した状態で、CHD
6を挿入し、CHD把み装置26はそのままにしておい
て、開口爪27を引き戻す。その後、CHD把み装置2
6を開いて引き戻す。収納庫37からCRDを取り出す
場合は、この逆手順となる。なおCHD把み装置26お
よび開口爪27の引き出し引き戻し動作はエアーシリン
ダ38を用いているので、CRDの収納と取り出しを確
実に操作することができる。
図中仮想線は、マスト29を水平にして、フレーム上に
CHD運搬用カート19を乗せた場合の概略位置関係を
示す(この場合、当然ながら図の左側のCRD保管装置
32はマストと相対しなくなっている。)。図に仮想線
で示すように、CHD把み装置26により、CHD6を
CHD運搬用カート19を遠隔で積載することができる
。従来の技術では、CHD6の取り付け又は、取り外し
の一連の作業が完了にするまで、CRD運搬用カート1
9は、原子炉圧力容器下部室から、搬出できなかったが
(CRD取扱装置に積載されているため)、本発明の実
施例では、CHD取扱装置3゜へ受け渡しが完了した後
、次のCRDの搬入のため、CHD運搬用カート19を
搬出することができるという利点もある。
以上説明した本発明の実施例によれば、CRDの交換作
業を構成する 1)CHDの取り外し、取り付け作業 2)CHDの運搬 3)CHDの分解点検 の3項目のうち、rCRD運搬」と「分解点検」を、原
子力発電所の定検工程のクリチカルから外すことができ
、又、CHD交換手順が、CHDの積み変えをすること
なく単純化されるため、従来に比較して1次のようにC
HD交換日数を短縮できる。
即ち、第15図と第16図に示すように、CHD全交換
分のクリチカルに入る日数は、12日から4日と8日間
の低減されるため、原子力発電所の定検期間全体として
も、8日間の短縮となるという大きな効果を得ることが
できる。
尚、上述のCRD保管装置32を利用したCHD交換方
法としては上述のものの他に次のようなCRD交換方法
も可能である。
即ち、分解点検流のCRDを予めCRD保管装置32へ
収納するのではなく、分解点検流CRDをCRD”34
@用カート19に積載させて搬出人口8に待機させて交
換する方法である。まず、CHDの取り外しは、CHD
着脱装置24により行い、CRD取扱装置30にCHD
6を受け渡し後、取り外したCHD6を保管装置に収納
する。その後、CRD取扱装置30を搬出入口8まで、
プラットホーム22等を操作して移動させる。このとき
、保管装置は、搬出人口8の面にCHDの収納部分が位
置しないよう回転操作させる。そして搬出人口8に待機
させていた分解点検流CRDを積載したC RDill
l用カート19から分解点検流CRDをCRD取扱装置
30へ受け渡す。この後、CRD取扱装置30をCHD
取り付け位置へ移動させた後、CHD着脱装置24へ受
け渡しCRD着脱装置24によりCRDハウジングに取
り付けるようにするものである。また、この取り付け作
業中にCRD運搬用カート19により分解点検流CRD
を点検室から搬出入口8まで運搬し待機させる。これら
の作業を繰り返してCHD交換作業を完了させる。そし
て取り外して、保管装置32に収納させていたCHDは
、前述の実施例と同様な方法で原子炉圧や容器下部室7
から運び出す。
このような交換方法でも、従来の方法に比べて交換作業
に要する時間を短縮することが可能である。
また、上述の実施例ではCHD保管装置を回転させるよ
うにしであるが、原子炉圧力容器下部室7のスペースを
十分に広くとることができて、CHD着脱装置24とC
RD取扱装置3oからなるCRD操作部が、他の機器、
特にCRD保管装置30と干渉することを避けることが
できれば。
CRD保管装置30を固定にして設けることも可能であ
る。しかし、スペースを十分に取ることができない場合
は、保管装置の回転方式は有効であり、また、回転方式
の場合には、前述の実施例のように、マスト29を横転
させただけでCHD搬出人口8にCRD取扱装置3oが
面するようにさせることができる等の利点が多くある。
尚、CRD交換装置に関するものではないが、原子力分
野における核燃料の交換方法において、核燃料を所定の
箇所に一時保管する例がある。例えば、特開昭60−9
3392号公報に記載されているように、核燃料を炉心
上部において保持する装置を設け、2台の核燃料交換機
を用いて、保持装置を中継点として核燃料を高速で交換
する方法である。しかし、この方法は、保持装置を単な
る核燃料移送の中継点として用いるものであり、本発明
のように、あらかじめ複数の交換対象物を保管しておき
、実質的な交換時間以外をクリチカル工程から外すとい
う考えに基づいたものではない。従って、このよう従来
の交換方法では、本発明のようにCHD交換時間を大幅
に短縮することはできない、また、高速増殖炉の燃料交
換方法にも、上述の特開昭60−93392号公報と、
類似のもの(例えば、特開昭59−32893号公報参
照)があるが、この方法も、上述の核燃料交換方法と同
様に複数の交換対象物を保管しておくという考えはない
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来CRDの交換作業ができなかった
核燃料移動中に、原子炉圧力容器下部室へ交換用のCH
Dを搬入保管し、核燃料移動完了後のCHD交換作業は
、CHDを搬出入することなく、CHDの取り外しと取
り付け作業の連続で済むため、短期間でCHD交換作業
を完了することができる。そして、CRDの運搬と分解
点検作業をクリチカル工程から外すことができるため、
大巾な定検短縮となり、原子力発電所の稼動率向上に寄
与するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のCHD交換装置の全体概要図、第2
図〜第7図は、本発明のCHD交換装置のCHD交換作
業の手順説明図、第8図は本発明のCHD交換装置の平
面図、第9図は本発明のCHD交換装置の保管装置への
CHDの格納と取り出しの実施例を示す断面図、第10
図は従来のCRD交換装置の全体概要図、第11図〜第
14図は第10図で説明したCHD交換装置のCHD交
換作業の手順説明図、第15図は従来のCHD1本当り
の交換時間と全交換日数の関係を示す図、第16図は本
発明のCH3I本当りの交換時間と全交換日数の関係を
示す図である。 4・・・CRDハウジング、6・・・CRD、10・・
・レール、11・・・プラットホーム、12・・・CR
D交換装置、13・・・CRD着脱装置、14・・・C
RD取扱装置、15・・・走行台車、16・・・着脱ヘ
ッド、17・・・走行台車、18・・・マスト、19・
・・CRD運搬用カート、22・・・吊り下げ式プラッ
トホーム、23・・・ヘッド移動装置、24・・・CR
D着脱装置、25・・・CRD保持装置、26・・・C
HD把み装置、27・・・開口爪、28・・・CHDフ
ランジ支持装置、29・・・マスト、30・・・CRD
取扱装置、31・・・走行移動台車、32・・・CRD
保管装置、33・・・回転ベース。 34・・・回転装置、35・・・CRD保護カバー。 第 1菌 z4・・・C紳s I4e硬雪  32・・・cgo保
管蓑覚β・・・C釦1f埼硬イ 第6目 ψ +o r:D キ11区 半130 参IZ区 第14の

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原子炉圧力容器への制御棒駆動装置の取り付け又は
    取り外しを行なう工程と、取り付ける又は取り外した制
    御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部室内外へ搬入又は搬
    出する工程を有する制御棒駆動装置の交換方法において
    、 核燃料の移動作業をしている間に、原子炉圧力容器へ取
    り付ける複数の制御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部室
    外から原子炉圧力容器下部室内に設けた制御棒駆動装置
    の保管装置に搬入及び収納し、 核燃料の移動作業が終了した後に、原子炉圧力容器から
    制御棒駆動装置を取り外して該取り外した制御棒駆動装
    置を保管装置へ収納する作業と、原子炉圧力容器下部室
    外から保管装置に搬入及び収納した制御棒駆動装置を保
    管装置から取り出して原子炉圧力容器へ取り付ける作業
    を行い、 その後、該取り付け及び取り外し作業の際、保管装置に
    収納された複数の制御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部
    室外へ搬出することを特徴とする制御棒駆動装置の交換
    方法。 2、原子炉圧力容器への制御棒駆動装置の取り付け又は
    取り外しを行なう工程と、取り付ける又は取り外した制
    御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部室内外へ搬入又は搬
    出する工程を有する制御棒駆動装置の交換方法において
    、 原子炉圧力容器へ取り付ける複数の制御棒駆動装置を原
    子炉圧力容器下部室外から原子炉圧力容器下部室内に設
    けた制御棒駆動装置の保管装置に搬入及び収納し、 該搬入及び収納作業が終了した後、原子炉圧力容器から
    制御棒駆動装置を取り外して該取り外した制御棒駆動装
    置を保管装置へ収納する作業と、原子炉圧力容器下部室
    外から保管装置に搬入及び収納した制御棒駆動装置を保
    管装置から取り出して原子炉圧力容器へ取り付ける作業
    を行い、 その後、該取り付け及び取り外し作業の際、保管装置に
    収納された複数の制御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部
    室外へ搬出することを特徴とする制御棒駆動装置の交換
    方法。 3、原子炉圧力容器下部に設けられた旋回移動をするプ
    ラットホームと、 該プラットホーム上を移動する制御棒駆動装置操作部で
    あつて、原子炉圧力容器への制御棒駆動装置の取り付け
    又は取り外しを行なう制御棒駆動装置の着脱装置と、取
    り付ける又は取り外した制御棒駆動装置を原子炉圧力容
    器下部室内で移送及び横転させる制御棒駆動装置の取扱
    装置を有する制御棒駆動装置操作部と、 該制御棒駆動装置操作部によつて取り付ける又は取り外
    した制御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部室内外へ搬入
    又は搬出する制御棒駆動装置の搬出入装置とを有する制
    御棒駆動装置の交換装置において、 前記制御棒駆動装置操作部との間で制御棒駆動装置を受
    け渡しを行い、且つ複数の制御棒駆動装置を収納する制
    御棒駆動装置保管装置を原子炉圧力容器下部室内に設け
    たことを特徴とする制御棒駆動装置の交換装置。 4、原子炉圧力容器への制御棒駆動装置の取り付け取外
    しを行なう制御棒駆動装置着脱装置と、前記着脱装置の
    支持と移動を行ない、更に取り付け又は取り外された制
    御棒駆動装置の支持と受け渡しを行なう取扱装置を付け
    たマストと、前記マストの移動と横転動作を行なう走行
    移動装置と、前記走行移動装置を組み込み、原子炉圧力
    容器下部室内で、旋回及び移動を行なうプラットホーム
    と、 取り付け、又は取り外した制御棒駆動装置を、原子炉圧
    力容器下部室内に一時保管するため、原子炉圧力容器下
    部室内に、遠隔で、回転が出来る保管装置と を有する制御棒駆動装置の交換装置。 5、原子炉圧力容器下部に設けられた旋回移動をするプ
    ラットホームと、 該プラットホーム上を移動する制御棒駆動装置操作部で
    あつて、原子炉圧力容器への制御棒駆動装置の取り付け
    又は取り外しを行なう制御棒駆動装置の着脱装置と、取
    り付ける又は取り外した制御棒駆動装置を原子炉圧力容
    器下部室内で移送及び横転させる制御棒駆動装置の取扱
    装置を有する制御棒駆動装置操作部と、 該制御棒駆動装置操作部によつて取り付ける又は取り外
    した制御棒駆動装置を原子炉圧力容器下部室内外へ搬入
    又は搬出する制御棒駆動装置の搬出入装置とを有する制
    御棒駆動装置の交換装置において、 前記制御棒駆動装置操作部との間で制御棒駆動装置を受
    け渡しを行い、且つ交換対象となる制御棒駆動装置の台
    数分より多く制御棒駆動装置を収納することができる制
    御棒駆動装置保管装置をプラットホーム下部の原子炉圧
    力容器下部室壁に沿つて回転移動可能に設けたことを特
    徴とする制御棒駆動装置の交換装置。 6、原子炉圧力容器下部に設けられた旋回移動をするプ
    ラットホームと、 該プラットホーム上を移動する走行装置と、該走行装置
    に積載され、且つ該走行装置によつて横転させられるマ
    ストと、 該マストに取り付けられマストのガイド軸に沿つて移動
    し、且つ原子炉圧力容器へ制御棒駆動装置の取り付けと
    取外しを行なう制御棒駆動装置着脱装置と、 前記マストに取り付けられ、着脱装置により取り付け又
    は取り外された制御棒駆動装置の支持と受け渡しを行な
    う取扱装置と、 前記プラットホーム下部の原子炉圧力容器下部室壁に沿
    つて回転移動可能に設けられ、前記制御棒駆動装置の取
    扱装置との間で制御棒駆動装置を受け渡しを行い、且つ
    交換対象となる制御棒駆動装置の台数分より多く制御棒
    駆動装置を収納可能な制御棒駆動装置保管装置と を有する制御棒駆動装置の交換装置。
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