JPH019614Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019614Y2 JPH019614Y2 JP6082084U JP6082084U JPH019614Y2 JP H019614 Y2 JPH019614 Y2 JP H019614Y2 JP 6082084 U JP6082084 U JP 6082084U JP 6082084 U JP6082084 U JP 6082084U JP H019614 Y2 JPH019614 Y2 JP H019614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter cloth
- mixing cylinder
- supply pipe
- cylindrical filter
- gravity dewatering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 19
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 9
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims description 3
- 239000011268 mixed slurry Substances 0.000 claims 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 239000000706 filtrate Substances 0.000 description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 2
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は泥状体を回転円筒ろ布で重力脱水す
る装置の改良に係り、特に二重の円筒ろ布を相互
回転する構造に関する。
る装置の改良に係り、特に二重の円筒ろ布を相互
回転する構造に関する。
従来、重力脱水をするには第1図に示したよう
に、螺旋羽根14の排出端側に、螺旋羽根14の
ピツチ0.5〜1.0の長さに相当する排泥筒15を、
混合筒5の端部と同位置かつ同心に固着する。鏡
板4と排泥筒15との間に、螺旋羽根14の外周
に張架したろ布10を設ける。混合筒5の開口端
には、撹拌歯13の高さよりも大きな巾を有する
輪板状の堰16を設ける。ろ布10が鏡板4側か
ら排泥筒15側に向つて上昇傾斜Aを維持する如
く、鏡板4側の軸受2よりも、排泥筒14側の軸
受7を高くするような、台枠17を設ける。軸受
2に嵌着し鏡板4とギヤ11の中心を貫通する供
給管18は、前記軸受2と軸受7との軸心線に対
してテーパを設ける。このように構成していた従
来の重力脱水装置は、前以つて凝集剤混和の泥状
体をB位置に供給し供給管18を通つてC位置に
至り撹拌歯13で混合筒5内を撹拌しつゝC位置
から堰16を越流してろ布10上に落下する。こ
の位置からろ布10を通過して下方にろ液1とし
て受皿6へ集水し、比較的低含水化した泥物3は
螺旋羽根14の側面で押しつゝシユート8へ排出
する。
に、螺旋羽根14の排出端側に、螺旋羽根14の
ピツチ0.5〜1.0の長さに相当する排泥筒15を、
混合筒5の端部と同位置かつ同心に固着する。鏡
板4と排泥筒15との間に、螺旋羽根14の外周
に張架したろ布10を設ける。混合筒5の開口端
には、撹拌歯13の高さよりも大きな巾を有する
輪板状の堰16を設ける。ろ布10が鏡板4側か
ら排泥筒15側に向つて上昇傾斜Aを維持する如
く、鏡板4側の軸受2よりも、排泥筒14側の軸
受7を高くするような、台枠17を設ける。軸受
2に嵌着し鏡板4とギヤ11の中心を貫通する供
給管18は、前記軸受2と軸受7との軸心線に対
してテーパを設ける。このように構成していた従
来の重力脱水装置は、前以つて凝集剤混和の泥状
体をB位置に供給し供給管18を通つてC位置に
至り撹拌歯13で混合筒5内を撹拌しつゝC位置
から堰16を越流してろ布10上に落下する。こ
の位置からろ布10を通過して下方にろ液1とし
て受皿6へ集水し、比較的低含水化した泥物3は
螺旋羽根14の側面で押しつゝシユート8へ排出
する。
供給管15は先行で下り傾斜、ろ布10は先行
で上り傾斜として供給詰り防止と水切りをしてい
る。シユート8に排出する泥物3は約90%含水に
なり一応満足する重力脱水装置ではあつた。
で上り傾斜として供給詰り防止と水切りをしてい
る。シユート8に排出する泥物3は約90%含水に
なり一応満足する重力脱水装置ではあつた。
しかしながら、混合筒5内での撹拌混合と滞流
時間による泥状体のフロツク形成が芳しくなかつ
た。更にはろ布10からのろ液1分離についても
芳しくなくシユート8へ落下する泥物3の周囲に
外包水として水滴状に在ることもあつた。本考案
はこれらの欠点を解消し、フロツク形成をよりし
易いようにし、ろ布部でのろ液分離をより促進し
て低含水の泥物を得るのを目的とし、その旨とす
るところは、混合筒とろ布の回転数をセパレート
で各々を回動するにある。
時間による泥状体のフロツク形成が芳しくなかつ
た。更にはろ布10からのろ液1分離についても
芳しくなくシユート8へ落下する泥物3の周囲に
外包水として水滴状に在ることもあつた。本考案
はこれらの欠点を解消し、フロツク形成をよりし
易いようにし、ろ布部でのろ液分離をより促進し
て低含水の泥物を得るのを目的とし、その旨とす
るところは、混合筒とろ布の回転数をセパレート
で各々を回動するにある。
本考案の実施例を第2図に基づいて説明する。
混合筒5の堰16近傍にブラケツト20を介して
供給管18に内接する軸受21を設ける。混合筒
5の他端(図中で右側)に側板23とギヤ24を
固着し、軸25と摺接するように設ける。供給管
18の排出口にはブラケツト26を介して前記軸
25と固着し、軸端は軸受7と摺接する支持をす
る。鏡板4と排泥筒15とは螺旋羽根14を以つ
て連結しその周囲にろ布10を張架する。排泥筒
15はシユート8などの固定端にスタンド27を
固着しピン29を介して回転自在のローラ28を
設けて支持する。混合筒5と螺旋羽根14の内径
とはDとして示したように間隙をもつて摺接する
ようにする。排泥筒15はローラ28にて支持を
例示したが筒端を軸25に固着しても良い。何れ
にしても、本考案は供給管8とろ布10はギヤ1
1によつて同回転をし、この回転部を軸心にして
混合筒5がギヤ24によつて摺接回転するので、
両者の回転数は各々任意に設定して別回転数が得
られるのである。その為に混合筒5内での泥状体
がフロツク化し易い最適回転数を設定するのが容
易でまたフロツク化し易い回転数とは無関係にろ
布10からろ液分離、即ち泥状体からの脱水状態
が芳しくなり、低含水率の泥物が得られるのであ
る。
混合筒5の堰16近傍にブラケツト20を介して
供給管18に内接する軸受21を設ける。混合筒
5の他端(図中で右側)に側板23とギヤ24を
固着し、軸25と摺接するように設ける。供給管
18の排出口にはブラケツト26を介して前記軸
25と固着し、軸端は軸受7と摺接する支持をす
る。鏡板4と排泥筒15とは螺旋羽根14を以つ
て連結しその周囲にろ布10を張架する。排泥筒
15はシユート8などの固定端にスタンド27を
固着しピン29を介して回転自在のローラ28を
設けて支持する。混合筒5と螺旋羽根14の内径
とはDとして示したように間隙をもつて摺接する
ようにする。排泥筒15はローラ28にて支持を
例示したが筒端を軸25に固着しても良い。何れ
にしても、本考案は供給管8とろ布10はギヤ1
1によつて同回転をし、この回転部を軸心にして
混合筒5がギヤ24によつて摺接回転するので、
両者の回転数は各々任意に設定して別回転数が得
られるのである。その為に混合筒5内での泥状体
がフロツク化し易い最適回転数を設定するのが容
易でまたフロツク化し易い回転数とは無関係にろ
布10からろ液分離、即ち泥状体からの脱水状態
が芳しくなり、低含水率の泥物が得られるのであ
る。
第1図は従来の重力脱水装置、第2図は本考案
の実施例を示す横断面である。 4:鏡板、5:混合筒、7:軸受、8:シユー
ト、10:ろ布、11:ギヤ、14:螺旋羽根、
15:排泥筒、16:堰、18:供給管、20:
ブラケツト、21:軸受、23:側板、24:ギ
ヤ、25:軸、26:ブラケツト、28:ロー
ラ。
の実施例を示す横断面である。 4:鏡板、5:混合筒、7:軸受、8:シユー
ト、10:ろ布、11:ギヤ、14:螺旋羽根、
15:排泥筒、16:堰、18:供給管、20:
ブラケツト、21:軸受、23:側板、24:ギ
ヤ、25:軸、26:ブラケツト、28:ロー
ラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 凝集混和の泥状体を混合筒に供給し筒状ろ布
で脱水する重力脱水装置において、混合筒と筒
状ろ布が同一心にて回動し異回転数なることを
特徴とする重力脱水装置。 2 混合筒は泥状体の供給管に軸受を介して支持
し供給管と筒状ろ布は固定端に固着の軸受で支
持して回動し、供給管は排出側拡がりのテーパ
とし、筒状ろ布は排出側絞りのテーパとし、供
給管と筒状ろ布のテーパは同一心で逆向きに設
けることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の重力脱水装置。 3 供給管の外方に混合筒を設けその外方に螺旋
羽根を摺接するように設けその外面に固着した
筒状ろ布を設け泥状体がジグザグに流動しつゝ
フロツク形成と脱水することを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の重力脱水装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6082084U JPS60171528U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 重力脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6082084U JPS60171528U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 重力脱水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60171528U JPS60171528U (ja) | 1985-11-13 |
JPH019614Y2 true JPH019614Y2 (ja) | 1989-03-16 |
Family
ID=30588517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6082084U Granted JPS60171528U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 重力脱水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60171528U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6222486B2 (ja) * | 2015-01-07 | 2017-11-01 | 株式会社石垣 | ドラム型濃縮機 |
JP6222485B2 (ja) * | 2015-01-07 | 2017-11-01 | 株式会社石垣 | ドラム型濃縮機 |
JP6183622B2 (ja) * | 2015-01-07 | 2017-08-23 | 株式会社石垣 | ドラム型濃縮機の固形物回収システム |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP6082084U patent/JPS60171528U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60171528U (ja) | 1985-11-13 |
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