JPH0195237A - 空気調和機の据付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機の据付装置に係り、据付板の水平を
容易に出せるようにしたもので、据付性の改善を図るこ
とができる。

目印を付け、据付板の水平を出す時に据付板に、おもり
付の糸を取付けこめ糸が前記上端部と下端部の目印の上
にくるように、据付板の位置を調節していた。なお、こ
の種の装置として関連するものには、例えば実開昭５１
−１５２２４１号公報が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来技術では、据付板の水平を出す際に据付現場
で、おもり付の糸を準備しこれを据付板に取付けるとい
う作業が必要であった。

本発明の目的は、前述のおもり付の糸の準備と、この糸
の据付板への取付けという煩わしさを解消することにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、据付板の重心を通り据付板の水平方向の辺
に対する垂直線上にＶ字形状の先端部を配置し、この先
端部を支点として据付板の自重で釣り合わせることによ
り据付板の水平を出すことができ、このことにより達成
される。

〔作用〕

前記のＶ字形状の先端部に、別個の平面を有する支持物
を接触させる。この支持物により据付板は支持され、７
字形状の先端部を支点として釣り合う。この釣り合った
状態では、７字形状の先端部と据付板の重心は重力線（
垂直線）上に位置する。この時、７字形状の先端部と据
付板の重心を結ぶ線と、据付板の水平方向の辺は予め直
角となるよう決められている。しかるに、据付板の釣り
合い位置が、据付板の水平を出せるところであり従来必
要としていた、おもり付の糸とか水準器を不要とするこ
とができる。

前記の平面を有する支持物のＶ字形状の先端部との接触
面が多少傾いても、両者は点接触であるためＶ字形状の
先端部と据付板の重心は重力線上に位置するように釣り
合うことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１．２．４図により説明す
る。

壁掛形空気調和機は、壁面に据付板１の固定ねじ１０用
の下穴をあけ、固定ねじ用穴５に固定ねじ１ｏを取付け
、据付板１を固定する。この据付板１の上部フック部に
空気調和機の外箱６を、取付ける。空気調和機内では蒸
発機７で凝縮された水分が露受皿８に集められ、ドレン
ホース９によって室外へ導かれる。この凝縮水をスムー
ズに流すためにも、また凝縮水が露受皿８からオーバー
フローすることを防止するためにも空気調和機の水平度
、ひいては据付板１の水平度を確保することが必要であ
った。

据付板の重心２に上部には、打抜き部３が設けられこの
上部はＶ字形状部４があり、Ｖ字形状部４の先端と据付
板の重心２は、据付板１の水平方向の辺に対する垂直線
上にのるように、各々の位置が決められている。まず、
据付板１の位置を概略決め、それから据付板１の水平を
出すことになるが、この時別個の支持物１５の平面部を
Ｖ字形状部４の先端と点接触させ、この先端を支点とし
て据付板１の自重Ｗにより釣り合わせる。釣り合った状
態で、据付板１の水平度がでていることになるので、こ
の時に固定ねじ用穴５の位置を壁面にマーキングすれば
良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば、据付板の自重を利用して釣り合いを求
めれば簡単に据付板の水平度を出すことができ、信頼性
の高い据付けができる。また、従来必要としていた、お
もり付の糸の準備とその取付け、あるいは水準器による
水平出しという煩わしさを軽減することができ、据付性
を改善することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気調和機の据付装置の正
面図、第２図は本発明の一実施例の据付装置を使用して
据付けた空気調和機の部分断面図、第３図は従来例の据
付装置で水平出しの時の正面図、第八図は本発明の一実
施例の据付装置で水平を出す際の正面図である。 代理人　弁理士　小　川　勝　男 纂２困

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、据付板を壁に取付け、この据付板に本体を引掛けて
   据付ける据付装置において、据付板のほぼ中央部に打抜
   き部を設け、この打抜き部の上部はＶ字形状を成し、据
   付板の重心を通り据付板の水平方向の辺に対し垂直とな
   る線上に当該Ｖ字形状の先端部を位置させたことを特徴
   とする空気調和機の据付装置。