JPH0194977A - 紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗膜形成法 - Google Patents
紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗膜形成法Info
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- JPH0194977A JPH0194977A JP25150487A JP25150487A JPH0194977A JP H0194977 A JPH0194977 A JP H0194977A JP 25150487 A JP25150487 A JP 25150487A JP 25150487 A JP25150487 A JP 25150487A JP H0194977 A JPH0194977 A JP H0194977A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗膜形成法に係
り、特に層間剥離防止に好適な紫外線硬化塗料の積層塗
装一体塗膜形成法に関する。
り、特に層間剥離防止に好適な紫外線硬化塗料の積層塗
装一体塗膜形成法に関する。
従来は特開昭６ｌ−７６８７Ｏｒ冷蔵庫の扉」で示すよ
うに、基材に紫外線硬化形塗料とは異なる粉体塗装工法
等で塗装した後に紫外線硬化形塗料を一層のみ塗布する
工法が取られていた。
うに、基材に紫外線硬化形塗料とは異なる粉体塗装工法
等で塗装した後に紫外線硬化形塗料を一層のみ塗布する
工法が取られていた。
紫外線硬化形塗料を一層のみの場合は、光沢にとぼしい
為、二層塗り、即ち紫外線硬化塗料の積層塗装が考えら
れる。
為、二層塗り、即ち紫外線硬化塗料の積層塗装が考えら
れる。
紫外線硬化塗料の積層塗装では、−船釣な熱硬化形塗装
と同様に、下塗りの紫外線照射硬化後上塗を処理すると
層間剥離を生ずる可能性が高くなる。是は紫外線硬化塗
料の長所となっている耐溶剤性その他の特性が塗膜間の
密着を弊害するものである。
と同様に、下塗りの紫外線照射硬化後上塗を処理すると
層間剥離を生ずる可能性が高くなる。是は紫外線硬化塗
料の長所となっている耐溶剤性その他の特性が塗膜間の
密着を弊害するものである。
本発明の目的は、積層塗装された紫外線硬化塗料の層間
剥離をすることのない紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗
膜形成法を提供することにある。
剥離をすることのない紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗
膜形成法を提供することにある。
上記目的は、基材を準備する工程と、上記基材の表面に
紫外線硬化塗料を塗布する工程と、上記紫外線硬化塗料
の表面を加熱して乾燥させる工程と、上記紫外線硬化塗
料の表面に再度紫外線硬化塗料を塗布する工程と、その
後再度塗布された紫外線硬化塗料を加熱して乾燥する工
程と、その後上記紫外線硬化塗料に紫外線を照射する工
程とからなることにより達成される。
紫外線硬化塗料を塗布する工程と、上記紫外線硬化塗料
の表面を加熱して乾燥させる工程と、上記紫外線硬化塗
料の表面に再度紫外線硬化塗料を塗布する工程と、その
後再度塗布された紫外線硬化塗料を加熱して乾燥する工
程と、その後上記紫外線硬化塗料に紫外線を照射する工
程とからなることにより達成される。
基材の表面に塗布された紫外線硬化塗料は加熱され乾燥
（指触乾燥状態）した状態で再度紫外線硬化塗料が塗布
されるとともに、再度塗布された紫外線硬化塗料を加熱
乾燥させ、その後紫外線を照射し硬化させるので、紫外
線硬化塗料の層間は密着結合し、剥離することはない。
（指触乾燥状態）した状態で再度紫外線硬化塗料が塗布
されるとともに、再度塗布された紫外線硬化塗料を加熱
乾燥させ、その後紫外線を照射し硬化させるので、紫外
線硬化塗料の層間は密着結合し、剥離することはない。
以下、本発明を第１図及び第２図に基すいて説明すると
、１は基材（被塗装材）であり、プラスチックで形成さ
れる。この基材１は後工程で必要な脱脂をフレオン洗浄
で行う。２は紫外線硬化塗料層Ａであり、金属粉やパー
ル粉を混入した塗料で、この塗料は例えば、後述する指
触乾燥する塗料成分を含んだ、大日精化工業社製のセン
カビームＰＨＣパール１００、及びセイカビームＰＨＣ
レジュサーＮ１００を配合したものであり、これを基材
１の表面に塗布するものである。この塗装方法について
は、エアースプレ一方式、静電塗装方式、ダブルロータ
リ一方式等、種々考えられるａこの塗装工程後に前述し
た指触乾燥（約６０℃、３分間）を施すものである。こ
の指触乾燥とは紫 ゛外線硬化塗料層Ａ２の塗膜生成
としては不完全であるが、次工程上不都合となる表面の
キズやホコリに対応でさる程度の熱乾燥等による弱い重
合反応の乾燥である。即ち、指でこすっても塗装がはげ
落ちない程度の硬さの乾燥状態である。３は紫外線硬化
塗料層Ｂである。これは紫外線硬化塗料層Ａ２の金属粉
やパール粉を混入させた場合に、分散対応や紫外線照射
硬化の問題から金属粉やパール粉に近い、比重に塗料樹
脂を設定するが、この場合金属粉やパール粉が塗膜の表
層にも分散する。
、１は基材（被塗装材）であり、プラスチックで形成さ
れる。この基材１は後工程で必要な脱脂をフレオン洗浄
で行う。２は紫外線硬化塗料層Ａであり、金属粉やパー
ル粉を混入した塗料で、この塗料は例えば、後述する指
触乾燥する塗料成分を含んだ、大日精化工業社製のセン
カビームＰＨＣパール１００、及びセイカビームＰＨＣ
レジュサーＮ１００を配合したものであり、これを基材
１の表面に塗布するものである。この塗装方法について
は、エアースプレ一方式、静電塗装方式、ダブルロータ
リ一方式等、種々考えられるａこの塗装工程後に前述し
た指触乾燥（約６０℃、３分間）を施すものである。こ
の指触乾燥とは紫 ゛外線硬化塗料層Ａ２の塗膜生成
としては不完全であるが、次工程上不都合となる表面の
キズやホコリに対応でさる程度の熱乾燥等による弱い重
合反応の乾燥である。即ち、指でこすっても塗装がはげ
落ちない程度の硬さの乾燥状態である。３は紫外線硬化
塗料層Ｂである。これは紫外線硬化塗料層Ａ２の金属粉
やパール粉を混入させた場合に、分散対応や紫外線照射
硬化の問題から金属粉やパール粉に近い、比重に塗料樹
脂を設定するが、この場合金属粉やパール粉が塗膜の表
層にも分散する。
従って塗膜の表面の平滑さが損なわれ、光沢を失う欠点
が生じるため、透明同質の塗膜を上塗りとして施すもの
である。この塗料は前述した、大日精化工業社製のセイ
カビームＰＨＣクリヤー１００と、セイカビームＰＨＣ
レジュサー８１００を配合して前述した塗装方法により
塗布するものである。その後強制乾燥を約６．０℃で３
分間行い、次に紫外線照射を行うものである。この紫外
線照射は照射エネルギーとして、８０Ｗ／Ｃｍ〜１６０
Ｗ／ｃｍ、照射距離は約１０ ｃｍ 〜１５ ｃｍ、照
射時間は約２〜４秒が適切である。以上により本工程は
完了するものである。以上の如く本発明に係る積層塗膜
生成は、上記に示す一般的工程中で指触乾燥工程を加え
ることにより、層間剥離を生゛じることな（一体塗膜を
生成することが可能となるものである。従って上記説明
の紫外線硬化塗料層Ａ２及び同Ｂ３の他にも意匠の用途
に応じて、−度の紫外線照射によって硬化可能な範囲内
で何層にも対応出来ることは勿論のことである。
が生じるため、透明同質の塗膜を上塗りとして施すもの
である。この塗料は前述した、大日精化工業社製のセイ
カビームＰＨＣクリヤー１００と、セイカビームＰＨＣ
レジュサー８１００を配合して前述した塗装方法により
塗布するものである。その後強制乾燥を約６．０℃で３
分間行い、次に紫外線照射を行うものである。この紫外
線照射は照射エネルギーとして、８０Ｗ／Ｃｍ〜１６０
Ｗ／ｃｍ、照射距離は約１０ ｃｍ 〜１５ ｃｍ、照
射時間は約２〜４秒が適切である。以上により本工程は
完了するものである。以上の如く本発明に係る積層塗膜
生成は、上記に示す一般的工程中で指触乾燥工程を加え
ることにより、層間剥離を生゛じることな（一体塗膜を
生成することが可能となるものである。従って上記説明
の紫外線硬化塗料層Ａ２及び同Ｂ３の他にも意匠の用途
に応じて、−度の紫外線照射によって硬化可能な範囲内
で何層にも対応出来ることは勿論のことである。
尚、塗膜の層間密着は、相互に反応結合しているかが問
題となり、例えば基材が樹脂の場合、塗膜との密着は塗
料を希釈させる溶剤が基材の表面を侵し塗料との相互反
応結合を可能とさせるものである。
題となり、例えば基材が樹脂の場合、塗膜との密着は塗
料を希釈させる溶剤が基材の表面を侵し塗料との相互反
応結合を可能とさせるものである。
本発明は、この反応結合を耐溶剤性の高い紫外線硬化塗
料相互に可能な条件を設定するもので、下塗りの紫外線
硬化塗料塗布後に塗膜生成として不完全であるが塗装作
業工程上不都合なキズやホコリに対して対応できる程度
の熱乾燥等による弱い重合反応の指触乾燥を行い、其の
後上塗処理し一度の紫外線照射で一体塗膜生成として紫
外線反応硬化させる。即ち、下塗り塗膜と上塗り塗膜は
重ね塗りの段階では紫外線架橋反応結合が成されていな
いままに設定するものである。
料相互に可能な条件を設定するもので、下塗りの紫外線
硬化塗料塗布後に塗膜生成として不完全であるが塗装作
業工程上不都合なキズやホコリに対して対応できる程度
の熱乾燥等による弱い重合反応の指触乾燥を行い、其の
後上塗処理し一度の紫外線照射で一体塗膜生成として紫
外線反応硬化させる。即ち、下塗り塗膜と上塗り塗膜は
重ね塗りの段階では紫外線架橋反応結合が成されていな
いままに設定するものである。
本発明によれば、紫外線硬化塗料に於ける層間反応結合
を可能とし、このことは紫外線硬化塗膜構成で見れば積
層塗装膜であるにも関わらす一工程塗布の紫外線硬化塗
膜と同様の性能を持つものであると同時に、物性的に極
めて優れた性能を有するものである。従って層間剥離等
の不都合は解決出来るものである。
を可能とし、このことは紫外線硬化塗膜構成で見れば積
層塗装膜であるにも関わらす一工程塗布の紫外線硬化塗
膜と同様の性能を持つものであると同時に、物性的に極
めて優れた性能を有するものである。従って層間剥離等
の不都合は解決出来るものである。
この効果は製品の表面改質に依る品質の向上に貢献し、
製品そのものの機能効果維持に付随する取扱性の向上に
も多いなる効果を持つものである。・又、意匠的には積
層する時の塗料の種類を各種、各色彩、各表面感触等に
設定できることから自由で豊かな塗装表現が可能となり
、結果として意匠的にも優れた商品を市場に供給するこ
とが可能と成るものである。
製品そのものの機能効果維持に付随する取扱性の向上に
も多いなる効果を持つものである。・又、意匠的には積
層する時の塗料の種類を各種、各色彩、各表面感触等に
設定できることから自由で豊かな塗装表現が可能となり
、結果として意匠的にも優れた商品を市場に供給するこ
とが可能と成るものである。
第１図は本発明によって形成された積層塗装の断面図の
要部断面図である。 １・・・基材、２・・・紫外線硬化塗料層Ａ、３・・・
紫外線硬化塗料層Ｂ０ 蔓１ 図
要部断面図である。 １・・・基材、２・・・紫外線硬化塗料層Ａ、３・・・
紫外線硬化塗料層Ｂ０ 蔓１ 図
Claims (1)
- １、基材を準備する工程と、上記基材の表面に紫外線硬
化塗料を塗布する工程と、上記紫外線硬化塗料の表面を
加熱して乾燥させる工程と、上記紫外線硬化塗料の表面
に再度紫外線硬化塗料を塗布する工程と、その後再度塗
布された紫外線硬化塗料を加熱して乾燥する工程と、そ
の後上記紫外線硬化塗料に紫外線を照射する工程とから
なることを特徴とする紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗
膜形成法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62251504A JP2564323B2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗膜形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62251504A JP2564323B2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗膜形成法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0194977A true JPH0194977A (ja) | 1989-04-13 |
| JP2564323B2 JP2564323B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=17223791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62251504A Expired - Fee Related JP2564323B2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 | 紫外線硬化塗料の積層塗装一体塗膜形成法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2564323B2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP62251504A patent/JP2564323B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2564323B2 (ja) | 1996-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |