JPH0194818A - 床面洗浄兼艶出機 - Google Patents

床面洗浄兼艶出機

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JPH0194818A
JPH0194818A JP25331287A JP25331287A JPH0194818A JP H0194818 A JPH0194818 A JP H0194818A JP 25331287 A JP25331287 A JP 25331287A JP 25331287 A JP25331287 A JP 25331287A JP H0194818 A JPH0194818 A JP H0194818A
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cleaning
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Noboru Kenmochi
剣持 昇
Tetsukazu Tsurumi
哲一 鶴見
Eiji Nagayama
長山 栄治
Norihisa Iketani
典久 池谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、床面をクリーンアップする清掃機の技術分野
で利用されるものであって、具体的には、1台にて床面
の洗浄と艶出し(磨き)を行なうことができる床面洗浄
兼艶出機に関する。
〔従来の技術〕
床面をクリーンアップするには、先ず、洗剤液を散布し
た床面を洗浄用パッドで洗浄し、且つ、洗浄によって生
じた汚水を拭取る床面洗浄作業と。
洗浄を終えた床面にワックスを塗り、これをバッフィン
グして磨き上げる床面艶出作業を行なう必要があるが、
上記前者の洗浄作業は、洗浄用のパッドと洗浄汚水吸上
用のスクイジーを備えた床面洗浄機(スクラバー)によ
って自動作業可能であり、また、上記後者の艶出作業は
、高速回転する艶出パッドを備えた床面艶出機(ポリラ
シャ−又はバーニラシャー)を用いて自動作業可能であ
る。
しかし、床面のクリーニングのために上記の床面洗浄機
と艶出機の2台を揃えるとなると、経済的負担が増大し
て購買意欲を減退させる問題があり、また、2台の機器
を保管するための広い収納スペースが必要に成るとか、
メンテナンス等も煩雑化すると云った各種の問題があっ
た。
そこで、洗浄用パッドと艶出用パッドを交換自在にして
、1台にて床面の洗浄と艶出を行なえる洗浄兼艶出機が
新たに開発された。
〔発明が解決しようとする問題点〕
所が、上記従来の床面洗浄兼艶出機は、交換して取付け
る洗浄用パッドと艶出用パッドのいずれをも、同一速度
(例えば1 、 OOOrpm程度)で回転するため、
洗浄と艶出に各種の支障を来す問題があった・ 即ち、床面を洗浄用パッドで洗浄する場合の好ましいパ
ッド回転速度は、床面に傷を付けないために50Orp
m程度とされているが、艶出用パッドで床面を磨く場合
には、2.00Orpm程度で高速回転させる必要があ
り、従って、上記の様に1 、 OOOrpmで回転さ
せると成ると、洗浄の場合は速すぎて床面に傷を付ける
虞れがあり、また、艶出の場合は逆に遅すぎて充分な磨
き効果を発揮できない問題があった。
更に従来の床面艶出機の場合は、艶出用パッドを高速回
転して艶出を行なうだけの構成であるから、艶出作業を
終えると床面に艶出用パッドから出た糸屑とか、床面側
から発生したワックス等の微粉塵が散らかったり浮遊し
たりして、掃除機で仕上げの清掃を行なわなくてはなら
ず、作業が煩雑化する問題もあった。
従って本発明の技術的課題は、洗浄用パッドと艶出用パ
ッドを交互に取付けることによって、床面洗浄機と床面
艶出機の相方に切換えて使用でき、且つ、洗浄用パッド
と艶出用パッドを夫々目的に合った速度で回転して、優
れた洗浄効果と助出効果を発揮できると共に、艶出用パ
ッドを用いて艶出作業を行なっている時には、艶出用パ
ッド及び床面から発生する糸屑とか微粉塵等を吸引する
機能を備えた床面クリーニング用の機器を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段
は以下の如くである。
(1)ブロアーの吸引力を利用して洗浄汚水を床面から
吸上げるスクイジーを備えた車体に、回転速度を洗浄用
と艶出用の遅速2段に切換自在なパッド回転機構を取付
けること。
(2)上記回転機構の回転部には、洗浄用パッドと艶出
用パッドを交換して装着自在に構成すること。
(3)上記ブロアーの吸引作用を、上記のパッド回転機
構を洗浄速度にセットすると上記のスクイジー側に及ぼ
し、また、艶出速度にセットするとパッド回転室側に及
ぼす様に構成すること。
但しここに於いて車体とは、走行用モータで車輪を回転
して床面上を運転走行するものを意味する。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
■上記(1)の要素は、車体の走行に従ってスクイジー
が床面上に残っている洗浄汚水を吸上げて。
汚水の拭き取りを行なうことにより、洗浄の仕上げを行
なうことができる一方、車体に取付けたパッド回転機構
は、その回転速度を洗浄に適した比較的遅い速度(50
0rpm)と、艶出に適した速い速度(2,OOOrp
m)の遅速2段に切換自在であるから、1台の車体を洗
浄機と艶出機の相方に使用可能とする。
■上記(2)の要素は1回転機構の回転部に洗浄用パッ
ドを装着して低速回転すれば、床面を傷付けることなく
きれいに洗浄でき、洗浄によって生じた汚水は前記のス
クイジーで吸水して拭き取り可能であると共に、上記回
転部に艶出用パッドを装着して高速回転した場合には、
ワックスを塗った洗浄済み床面をきれいに磨いて、優れ
たバッフィング効果を発揮可能とする。
■上記(3)の要素は、パッド回転機構を洗浄速度にセ
ットして洗浄用パッドで洗浄を行なっている時は、ブロ
アーの吸引作用がスクイジーに及んで洗浄汚水の吸上げ
を行なう一方、艶出速度にセットして艶出用パッドによ
る艶出を行なっている時には、艶出用パッドを収めた回
転室に上記ブロアーの吸引作用が及んで、艶出用パッド
とか床面から生じる糸屑や微粉塵等をその発生源から直
接吸引(集Ilりすることを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技
術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消す
ることができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本発明に係る床面洗浄Nem出機の好
適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明する。
第1図乃至第3図に於いて、1は床面洗浄兼艶出機の車
体であって、この車体1は走行用モータ2Mによって回
転される車輪2によって床面上を走行する仕組に成って
いる。3は車体1の後部に設けた運転操作用のハンドル
を示す。
また、4Mは車体1の前部内側に設けたパッド用モータ
で、このモータ4Mと減速機5によってパッド回転機構
が構成される。減速機5は車体1の側部に設けた速度切
換レバー5Lによってモータ4Mの回転速度(回転数)
を洗浄に適した500rp@と、艶出に適した2、00
0rpmの遅速2段に切換自在であって、これ等の切換
状態はいずれもハンドル3の部分に設けたコントロール
パネル(図示せず)に表示される仕組に成っている。6
は車体1の前部底面に設けたパッド回転室で、この゛回
転室6の内部に上記減速機5に連結したパッドホルダ5
aが収容されている。
7は車体1内に取付けた汚水タンクで、このタンク7の
背面側には洗浄液タンク(図示せず)が取付けられてい
る。8は車体1の後部に設けたスクイジーで、床面上の
洗浄汚水はこのスクイジー8に吸上げられ、ホース9を
通って汚水タンク7に回収される仕組に成っている。ま
た、10は汚水タンク7に取付けた汚水排水ホースを示
す。
第2図は車体1の全体をハンドル3を押し下げることに
より底部傾斜面1aに合わせて傾斜させた状態を示すも
のであって1本発明で使用する洗浄用パッド11と艶出
用パッド12は、その脱着を車体1を図示の如く傾斜さ
せて行なう。llaと12aは各パッド11と12の位
置決め用ネジであって、各パッド11と12はこのネジ
11a。
12aでセンターが決められて前記減速機5のパッドホ
ルダ5a内に接着テープ(図示せず)によって交換自在
に装着されるが、図示した取付構造は実施の一例で5両
パッド11.’12の具体的な取付構成は任意とする。
また、上述した洗浄用と艶出用の各パッド11.12は
、夫々粗い目と細かな目の繊維を以って構成されるが、
洗浄用パッド11としてブラシパッドを用いる場合もあ
る。
次に、第3図に於いて13は車体1に取付けたブロアー
を示し、ブロアーータ13Mによって回転して吸引作用
を発揮するこのブロアーは、その吸引経路(パイプ)を
電磁切換弁14の部分でダスト吸引用14aと、汚水吸
引用14bに分岐され、ダスト吸引用パイプ14aはフ
ィルタボックス15に、また、汚水吸引用パイプ14b
は前述した汚水タンク7に接続されている。更に図中、
6aは上記のフィルタボックス15と前記パッド回転室
6の間を結ぶパイプを示し、また、7aは汚水タンク7
内に垂設した仕切板を示す。
以上の如く構成した電磁切換弁14は、前記速度切換レ
バー5Lの切換操作に連動して切換作動されるものであ
って、速度切換レバー5Lを洗浄用速度にセットした場
合には、該電磁弁14はダスト吸引用パイプ14a側を
閉じることにより、ブロアー13の吸引作用を汚水タン
ク7及びホース9を通してスクイジー8側に及ぼし、洗
浄によって生じた洗浄汚水Wを図示の如く汚水タンク7
に回収する。一方、速度切換レバー5Lを艶出速度にセ
ットした場合には、該電磁弁14は切換ってブロアー1
3の吸引作用をフィルタボックス15を通してパッド回
転室6内に及ぼし、艶出用パッド12の磨き回転によっ
て生じた糸屑とか微粉塵等をフィルタボックス15に集
塵する仕組に成っている。
更に第3図並びに第4図に於いて、5bは上記のパッド
回転機構を取付けた可動板であって、5c、5cは可動
板5bの両側に立設した支持ブラケットを示す。また、
6b、6bは上記パッド回転室6(固定シャーシ)の上
面に立設した固定ブラケットで、16.16はこれ等両
ブラケット5c、6bの間に回動自在に架設した作動ア
ーム、17.17は同じく両ブラケット5c、6bの間
に回動自在に架設した平行移動用アームを示し、上記可
動板5 b h’−取付けられたパッド回転機構(モー
タ4Mと減速機5)は、上記の各アーム16.17に支
持されてパッド回転室6の中心部を上下作動する様に構
成されている。
また、16aは逆へ字状に屈曲された両作動アーム16
.16の先端間に架設した取付軸で、この取付軸16a
には内部にパッド上下用モータ19Mを収めたケース体
18が吊下げられ、且つ、このモータ19Mにスラスト
ベアリング(図示せず)を介して下方に向けて取付けた
回転ネジ軸19aの下端部が、前記パッド回転室6の上
面に取付板20a、20aで固定されているナツト20
内に螺合されている。
従って、上記上下用モータ19Mを正回転した時は、ネ
ジ軸19aとナツト20の螺合が進んで上下用モータ1
9Mが降下するから、これに連動して作動アーム16.
16が可動板5bを降下させ、パッド回転機構に取付け
た各パッド11,12も同様に降下させて、床面との接
地圧を高め、また、上下用モータ19Mを逆回転した時
には、パッド回転機構を上昇させて各パッド11,12
と床面との接地圧を弱め、更にはパッド11,12を床
面から離間させることができる。
以上の如くパッド11或は12を上下動自在に構成した
のは、床面の状態に合わせてパッド圧を調節できる様に
するためであっ、て、自動調整の場合は高、中、低の3
段階に調節可能であり1手動調整の場合はインジケータ
を見ながらボリューム調節可能に構成されている。また
、車体1が停止している時はパッド11.12が上昇し
、車体1の走行が開始されるとパッド11,12を降下
さっせて洗浄又は艶出を行なわせる様にも構成されてい
るが、これ等は本発明の要旨外の技術であるから、その
具体的な構成の説明は省略する。
更に、上記の実施例ではパッド用モータ4Mの回転速度
を減速機5で遅速2段に切換えているが、例えば、ベル
トプーリを用いた変速機にて2段切換を行なうことも可
能である。
尚、第5図は本発明に係る床面洗浄兼艶出機の電気的構
成を簡単に示したブロック図であって。
前述したコントロール用パネル部を備えた制御部21に
は、前述した各モータ2M、4M、13M。
19Mと電磁切換弁14が夫々接続されていて、前述し
た各動作を行なう仕組に成っている。
本発明は以上述べた如き構成であるから、床面を洗浄す
る場合には、先ず速度切換レバー5Lを操作してパッド
回転機構を洗浄速度(500rpm)にセットすると共
に、該回転機構に洗浄用パッド11を取付け、洗剤液を
散布しながら洗浄用パッド11で床面の洗浄を行なう、
また、この床面洗浄時には、ブロアーの吸引力がスクイ
ジー側に作用されるから、床面上の洗浄汚水をこのスク
イジーが吸上げてきれいに拭取ることができる。
上記の洗浄によってきれいに成った床面を更にワックス
で磨く場合には、先ず車体1を第2図の如く傾けて洗浄
用パッド11と艶出用パッド12の交換を行ない、更に
、速度切換レバー5Lを操作して回転速度を艶出速度(
2,OOOrpm)にセットすれば、ワックスを塗った
床面を艶出用パッド12でバッフィングして、光沢のあ
る美しい床面に仕上げることができる。また、この艶出
作業時には、ブロアーの吸引力がパッド回転室6側に作
用するから、バッフィングによって生じた細かな糸屑と
か微粉塵等は、この吸引力を受けてフィルタボックス1
5に吸塵される。
〔効果〕
以上述べた次第で、本発明に係る床面洗浄兼艶出機によ
れば、1台にて床面の洗浄用洗浄と艶出を行なえるから
、大変便利で導入時の経済的負担も軽減できて、購買意
欲を高める効果を発揮できるが、本発明では特に、床面
洗浄時には洗浄用パッドを低速で回転し、艶出時には艶
出用パッドを高速回転するため、優れた洗浄並びに艶出
効果を発揮できると共に、艶出用パッドによる艶出時に
は、ブロアーの吸引力をパッド回転室に作用させて艶出
用パッドとか床面とか発生する各種微粉塵をその発生源
にて集塵するため、衛生上拘に好ましく、合わせて艶出
後に掃除機で清掃する手間を省略化できる利点も発揮で
きるものであって、1台のブロアーをスクイジーとパッ
ド回転室の相方に切換えて使珀できる利点と相俟って、
床面クリーニング用の機器として狗に画期的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る床面洗浄兼艶出機の一例を示した
側面図で、第2図は同じくパッド交換時の状態を示した
側面図、第3図は内部構造を示した側面図で、第4図は
要部の拡大正断面図、第5図は電気構成を示したブロッ
ク図である。 1は車体、2は車輪、4Mはパッド用モータ、5′は減
速機、5aはパッドホルダ、5Lは速度切換レバー、6
はパッド回転室、7は汚水タンク。 8はスク、イジー、11は洗浄用パッド、12は艶出用
パッド、13はブロアー、14は電磁切換弁、15はフ
ィルタボックス、19Mはパッド上下用モータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブロアーの吸引力を利用して洗浄汚水を床面から
    吸上げるスクイジーを備えた車体に、回転速度を洗浄用
    と艶出用の遅速2段に切換自在なパッド回転機構を取付
    け、この回転機構の回転部には、洗浄用パッドと艶出用
    パッドを交換して装着自在に構成すると共に、上記ブロ
    アーの吸引作用を、上記のパッド回転機構を洗浄速度に
    セットすると上記のスクイジー側に及ぼし、また、艶出
    速度にセットするとパッド回転室側に及ぼす様に構成し
    たことを特徴とする床面洗浄兼艶出機。
  2. (2)前記のパッド回転機構は、パッド回転用のモータ
    と、切換レバーの操作によってモータの回転速度を洗浄
    用と艶出用の遅速2段に切換る減速機とによって構成さ
    れていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
    載の床面洗浄兼艶出機。
  3. (3)前記ブロアーの吸引作用は、吸引経路の途中に設
    けた電磁切換弁によって、スクイジー側とパッド回転室
    の相方に切換えて及ぶ様に構成されていることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項記載の床面洗浄兼艶出機
JP25331287A 1987-10-07 1987-10-07 床面洗浄兼艶出機 Expired - Fee Related JP2655152B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311192A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Japan Atom Power Co Ltd:The 原子力施設等で用いる床面除染装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311192A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Japan Atom Power Co Ltd:The 原子力施設等で用いる床面除染装置

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JP2655152B2 (ja) 1997-09-17

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