JPH0194605A - 超電導コイルの冷凍容器 - Google Patents

超電導コイルの冷凍容器

Info

Publication number
JPH0194605A
JPH0194605A JP62252172A JP25217287A JPH0194605A JP H0194605 A JPH0194605 A JP H0194605A JP 62252172 A JP62252172 A JP 62252172A JP 25217287 A JP25217287 A JP 25217287A JP H0194605 A JPH0194605 A JP H0194605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support member
coil
coil case
container
insulating support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62252172A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kawai
河合 健
Akio Suzuki
紀生 鈴木
Kenichi Inoue
憲一 井上
Mamoru Hamada
衞 濱田
Yoshiyuki Monju
文珠 義之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP62252172A priority Critical patent/JPH0194605A/ja
Publication of JPH0194605A publication Critical patent/JPH0194605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

Landscapes

  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヘリオトロン型核融合炉の分割組立式超電導
コイルの冷凍容器に関する。
(従来の技術) 従来、トロイダル放電管の外壁に巻かれたラセン状超電
導コイルの発生する二重ラセン状磁場により、高温プラ
ズマの閉じ込めを行なう装置で、ステラレータ、ヘリオ
トロン、トルサトロン等の定常運転核融合炉を実現でき
る装置が知られている。そして、前記超電導コイルは、
低温容器を介して放電管のスパイラル状ガイドに沿って
巻付けられる。
従来の低温容器は、第5図にその一例が示されているよ
うに、ブラヅマ容器41にヘリカルコイル部が埋め込ま
れた構成となっており、超電導コイルはコイル容器47
の内部に密閉され、コイル導体46は液体ヘリウムによ
り冷却されている。外部からの熱侵入により液体ヘリウ
ムが蒸発することによる熱損失を防止するためにコイル
容器は断熱真空室43.45によりプラズマ容器から熱
絶縁されている。熱絶縁をさらに高めるために悲話真空
室43゜45の隔壁には液体窒素でサーマルアンカーさ
れたシールド板42が設けられている。
超電導コイルには電磁気力が作用し、コイルを外側に押
し出そうとする。超電導コイルを所定の位置に保持゛す
るために、断熱性の良いセラミックス等で形成された断
熱支持部48.49が設けられ、プラズマ容器に対して
支持されている。蓋44はコイル挿入後にプラズマ容器
に溶接され、前記電磁気力を受け、プラズマ容器に伝達
する。
そして、コイルケース47内には、第5図に示している
ように、点線で囲まれた領域内に、超電導体を含む積層
の導体46を、断熱性スペーサーを介して隙間なく巻装
して、積層導体46によりヘリカルコイルが形成されて
いる。なお、コイル導体46は、自らの電流により、プ
ラズマPと反対方向に磁気力を受けるが、これは支持材
48を介して蓋板44により支持するようになっている
基本的に従来技術は溶接による1体化技術でありコイル
の補修が困難である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、コイル導体46に作用する電磁気力は、支持
材48を圧縮せしめ、その結果、前記蓋板44及びコイ
ルケース47が、支持材48を介して集中的な圧縮力を
受け、蓋板44等に変形が生じ、支持材48の設置状態
が不安定になると共に支持材48の座屈破壊の危険性が
ある。
この支持材48の座屈現象を回避するためには、単純な
圧縮強度計算から得られる幅よりも相当太き(する必要
がある。支持材48の幅を太き(することは、液体ヘリ
ウム(He)による冷却壁面への伝熱面積を大きくする
ことになり、液体ヘリウム(He)の消耗量を大幅に増
大せしめるという問題がある。
また、液体ヘリウム(He)は、液化効率が非常に悪い
ため、熱損失を少なくすることが、最大の運転経費節減
につながるのであり、熱損失の減少を図ることが大きな
課題の1つとされている。
本発明は、上述のような実状に鑑みて案出されたもので
あって、その目的とするところは、コイルケースの断熱
支持材の個数及び支持断面積の減少を図り、プラズマ熱
による液体ヘリウムの消耗が軽減される超電導コイルの
冷凍容器を提案するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明では次の技術的手
段を講じた。
すなわち、本発明は、液体ヘリウム5を介してコイル導
体3が収容されているコイルケース4を、真空とされた
冷凍容器本体l内に嵌入し、容器蓋体2に断熱支持材1
7を介して支持してなる超電導コイルの冷凍容器におい
て、 前記容器蓋体2をプラズマ側に配置し、前記コイルケー
ス4を、高強度絶縁物質からなる支持部材18により、
前記断熱支持材17の反対側を包持するように巻くと共
に支持部材18の両端を前記容器蓋体2に固着して締付
は固定するようにしたことを特徴としている。
(作 用) 本発明によれば、コイル導体3に電流が流れると、自ら
の電流によりプラズマ側と反対の方向に電磁気力の反力
が生じ、この反力は支持部材18により受けるため、支
持部材18には引張力が作用する。
したがって、組立時に断熱支持材17に与えた予圧(圧
縮力)は、支持部材18に作用する引張力により軽減さ
れ、蓋体2及びコイルケース4に集中的な圧縮力が作用
せず、断熱支持材17の座屈現象は生起しない。
また、コイルケース4と冷凍容器本体1の間に断熱支持
材を介装していないので、伝熱面積が少なく、液体ヘリ
ウムの消耗量が節減される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第4図において、1は冷凍容器本体、2は強度
上の基礎材としての容器蓋体、3はコイル導体、4はコ
イルケースで内部にコイル導体3を収容すると共に液体
ヘリウム5が充満されている。前記蓋体2はヘリカル状
に弯曲され、これに多数の仕切板6,7が強度部材とし
て等間隔で溶接され、この仕切板6.7間に、分離形の
ヘリカル状コイル導体3を収納したコイルケース4を冷
凍容器本体l内に納めて固定し、外枠8を取付けてある
冷凍容器本体1は、内外二重壁9,10で形成され二重
壁9.10’間に液体窒素11Aが封入された液体窒素
容器11と、該液体窒素容器11の内側に内外二重輻射
防止板12.13からなる真空容器14とで構成され、
液体窒素容器11と外枠8及び真空容器14との間及び
真空容器14とコイルケース4との間はそれぞれ真空層
15とせられている。
容器蓋体2は、冷凍容器の基板とされ、プラズマ側(す
なわち放電管側)に配置されており、前記液体窒素容器
11との間に真空シール16が介装されている。
また、容器蓋体2とコイルケース4の間には、断熱支持
材17が介装され、コイルケース4は、高強度絶縁物質
たとえば炭素繊維強化プラスチック等の線材により形成
された締付バンド状の支持部材18によって、コイルケ
ース4のプラズマ側と反対の側、すなわち前記支持材1
7の反対側を包持するようにして、容器蓋体2に締付は
固定されている。
支持部材18は、第1図に示されているように略U字状
を呈し、両端部には第4図に示すように、緊張用具19
(たとえばターンバックル)が設けられ、先端固定具2
0のねじ頭21が、前記容器蓋体2の内面に設けられて
いる固定ねじ孔22に螺嵌され、このねじ頭21は固定
ねじ孔22に螺入されたリング状止めナツト23により
強固に固定されている。
そして、コイルケース4は、支持部材18によりその緊
張用具19の引締めによって、所定の圧力で断熱支持材
17を介して強力に前記蓋体2に締付けられる。したが
って、断熱支持材17には予圧が作用せしめられている
24はコイルケース4の接続端部に設けられた接続ピン
25の嵌入孔、26は真空断熱シール、27は金属0リ
ングでコイルケース4と仕切板6,7との間から液体ヘ
リウムの漏洩を防止するようになっている。
28はコイル接続部への液体ヘリウム給排口、29はコ
イルケース4への液体ヘリウム給排管、30は液体窒素
給排管である。
31は外枠固定ボルトで、外枠8は容器蓋体2の両側端
面に着脱自在に取付けられている。
上記実施例によれば、コイル導体3に電流が流れると、
自らの電流によりプラズマ側の容器蓋体2と反対方向(
第1図に矢印イで示す方向)に磁気力の反力を受けるが
、この反力はコイルケース4を介して該コイルケース4
に巻いた支持部材18により受ける。したがって、支持
部材18には、引張力が作用し、コイルケース等の組立
時に断熱支持材17に与えた予圧(圧縮力)は、支持部
材18に作用する引張力により軽減され、容器蓋体2及
びコイルケース4に集中的な圧縮力は作用せず、分散さ
れるため、断熱支持材17の座屈現象が生じたり位置が
不安定になるなどの問題は発生しない。
また、コイル導体3、コイルケース4、外枠8及び冷凍
容器本体1等の主要部材を分割構造としているため、内
側のコイル導体3から外側へと順次組立て、逆に、外側
の外枠8から内側へと順次分割でき、炉内点検、メンテ
ナンス等を容易にすることができる。
(発明の効果) 本発明にかかる超電導コイルの冷凍容器は、上述のよう
に、冷凍容器本体1の蓋体2をプラズマ側に配置し、冷
凍容器本体1内に収容したコイルケース4を、高強度絶
縁物質からなる支持部材18により、断熱支持材17を
蓋体2との間に挟むように、蓋体2に固着して締付は固
定するように構成されているので、コイルケース4の断
熱支持材17が蓋体2との間に存在するだけであり、該
支持材17の配役個数を大幅に削減することができ、し
たがって断熱支持材17の伝熱断面積が小さくなり、熱
損失が少なく、プラズマ熱による液体ヘリウムの消耗量
が大幅に減少し、運転費の削減及びコスト低下を図るこ
とができる。また、断熱支持材17に作用する圧縮力が
小さくなるため、座屈破壊の恐れが少なく、かつ従来の
支持材よりも小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は断面図、第2図は外枠を分解した斜視図、第3図は
第1図のA−A線に沿う容器接続部断面図、第4図は第
1図のB部拡大断面−図、第5図は従来例の断面図であ
る。 1・・・冷凍容器本体、2・・・容器蓋体、3・・・コ
イル導体、4・・・コイルケース、5・・・液体ヘリウ
ム、17・・・断熱支持材、18・・・支持部材。 第1の 第3図 −9つ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体ヘリウム5を介してコイル導体3が収容され
    ているコイルケース4を、真空とされた冷凍容器本体1
    内に嵌入し、容器蓋体2に断熱支持材17を介して支持
    してなる超電導コイルの冷凍容器において、 前記容器蓋体2をプラズマ側に配置し、前記コイルケー
    ス4を、高強度絶縁物質からなる支持部材18により、
    前記断熱支持材17の反対側を包持するように巻くと共
    に支持部材18の両端を前記容器蓋体2に固着して締付
    け固定するようにしたことを特徴とする超電導コイルの
    冷凍容器。
JP62252172A 1987-10-06 1987-10-06 超電導コイルの冷凍容器 Pending JPH0194605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62252172A JPH0194605A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 超電導コイルの冷凍容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62252172A JPH0194605A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 超電導コイルの冷凍容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0194605A true JPH0194605A (ja) 1989-04-13

Family

ID=17233493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62252172A Pending JPH0194605A (ja) 1987-10-06 1987-10-06 超電導コイルの冷凍容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0194605A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2961619B2 (ja) 冷却手段付きクライオスタット
JP3111660U (ja) 極低温液化ガス用超真空断熱タンク
US5842348A (en) Self-contained cooling apparatus for achieving cyrogenic temperatures
US10181372B2 (en) Assembly comprising a two-stage cryogenic refrigerator and associated mounting arrangement
US5585772A (en) Magnetostrictive superconducting actuator
JP3111656U (ja) 極低温液化ガス用超真空断熱タンク
JP2000294399A (ja) 超電導高周波加速空胴及び粒子加速器
JP3111659U (ja) 極低温液化ガス用超真空断熱タンクの外殻と内部容器との間の支持構造物
JP3111658U (ja) 極低温液化ガス用超真空断熱タンク及びその外殻
US5787714A (en) Cooling method and energizing method of superconductor
JP2015117778A (ja) 真空断熱管および真空断熱トランスファーチューブ
JP3111657U (ja) 極低温液化ガス用超真空断熱タンクのドーム端
JPH0194605A (ja) 超電導コイルの冷凍容器
JP2000114028A (ja) 単結晶引上げ装置用の冷凍機冷却型超電導磁石装置
WO2022068465A1 (en) Cryogen cooling system for superconducting magnet
JP2003007526A (ja) 冷凍機冷却型超電導磁石装置
JP2765044B2 (ja) 極低温部材の支持構造
JP6172979B2 (ja) 超電導装置
CN112271052A (zh) 一种超导磁体低温系统
KR101974392B1 (ko) 스터드 너트 용접 지그 및 스터드 너트 용접 방법
WO2019229923A1 (ja) 超電導マグネット
JPH10172796A (ja) 2重構造ビームチャンバを有する超電導ウィグラ
EP0248726B1 (fr) Dispositif de serrage axial d'un appareil torique de fusion
JPH104221A (ja) 極低温容器
JPS6254982A (ja) クライオスタツト