JPS6254982A - クライオスタツト - Google Patents
クライオスタツトInfo
- Publication number
- JPS6254982A JPS6254982A JP60196947A JP19694785A JPS6254982A JP S6254982 A JPS6254982 A JP S6254982A JP 60196947 A JP60196947 A JP 60196947A JP 19694785 A JP19694785 A JP 19694785A JP S6254982 A JPS6254982 A JP S6254982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid helium
- outer case
- vessel
- frp
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
この発明は、超電導マグネットを液体ヘリウムにより絶
対零度(−273℃)近(まで冷却して超電導状態とす
るなどの目的に使用するクライオスタットに関するもの
である。
対零度(−273℃)近(まで冷却して超電導状態とす
るなどの目的に使用するクライオスタットに関するもの
である。
第3図はこの発明の基礎としてのクライオスタットの一
例を示すものである。
例を示すものである。
この図において、1は中空環状の液体ヘリウム容器で、
超電導マグネット2を有し、液体ヘリウム3を充填しで
ある。
超電導マグネット2を有し、液体ヘリウム3を充填しで
ある。
4は上記容器1を囲む外ケースで、この外ケース4の上
部に複数の円筒状の支持ポート5を立て、この各支持ポ
ート5の上端に固定した支持バイブロの下端に前記の容
器1を固定して吊下げる。
部に複数の円筒状の支持ポート5を立て、この各支持ポ
ート5の上端に固定した支持バイブロの下端に前記の容
器1を固定して吊下げる。
また、液体ヘリウム容器1と外ケース4の間には内外2
重の熱シールド板7.8を取り付け、冷凍機を用いてこ
の間を必要な温度に冷却し、さらに、外部の常温空間か
ら、液体ヘリウム3に侵入する熱を減少させるために、
真空積層断熱材9を容器1、熱シールド板7.8、外ケ
ース4の間に巻き、容器1と外ケース4の間の空間を真
空に保持している。
重の熱シールド板7.8を取り付け、冷凍機を用いてこ
の間を必要な温度に冷却し、さらに、外部の常温空間か
ら、液体ヘリウム3に侵入する熱を減少させるために、
真空積層断熱材9を容器1、熱シールド板7.8、外ケ
ース4の間に巻き、容器1と外ケース4の間の空間を真
空に保持している。
上記のクライオスタットは超電導マグネットを収容した
液体ヘリウム容器1を中空環状としたので、液体ヘリウ
ム3は直接超電導マグネット2に触れる部分にだけ充填
されることになる。従って液体ヘリウム3の必要量は最
小限度に抑えられる。
液体ヘリウム容器1を中空環状としたので、液体ヘリウ
ム3は直接超電導マグネット2に触れる部分にだけ充填
されることになる。従って液体ヘリウム3の必要量は最
小限度に抑えられる。
また、液体ヘリウム容器1は高さが低いので従来のもの
に比較して小型となり、しかも液体ヘリウム容器1を同
じ中空環状の外ケース4で囲みこの外ケース4と液体ヘ
リウム容器1間には冷凍機により冷凍した熱レールド板
7.8と真空積層断熱材9が設けであるのでこの部分か
らの液体ヘリウム3の蒸発は殆どなく、また、支持ポー
ト5の部分においては冷凍機で冷凍された熱シールド板
7.8と真空積層断熱材9により液体ヘリウム3内への
熱侵入を最小に抑えるようにしであるから、支持ポート
5を低くしてタライオスタソト全体を小型化しても液体
ヘリウム3への熱侵入は少なく、十分な性能を発揮でき
るものである。
に比較して小型となり、しかも液体ヘリウム容器1を同
じ中空環状の外ケース4で囲みこの外ケース4と液体ヘ
リウム容器1間には冷凍機により冷凍した熱レールド板
7.8と真空積層断熱材9が設けであるのでこの部分か
らの液体ヘリウム3の蒸発は殆どなく、また、支持ポー
ト5の部分においては冷凍機で冷凍された熱シールド板
7.8と真空積層断熱材9により液体ヘリウム3内への
熱侵入を最小に抑えるようにしであるから、支持ポート
5を低くしてタライオスタソト全体を小型化しても液体
ヘリウム3への熱侵入は少なく、十分な性能を発揮でき
るものである。
しかし、上記のようにクライオスタットの液体ヘリウム
容器1、外ケース4、支持ポート5、支持バイ16など
は、一般にステンレス鋼、アルミニウム、胴、真鍮など
の金属板の溶接により製作されている。
容器1、外ケース4、支持ポート5、支持バイ16など
は、一般にステンレス鋼、アルミニウム、胴、真鍮など
の金属板の溶接により製作されている。
その理由は、上記のような金属構造の場合、気密性が良
好であり、かつ、非磁性であるためであるが、比重が大
きいという問題がある。
好であり、かつ、非磁性であるためであるが、比重が大
きいという問題がある。
従って超電導マグネット2が大となるとこれに応じて液
体ヘリウム容器1なども大型となり重量が著しく大きい
ものとなる。
体ヘリウム容器1なども大型となり重量が著しく大きい
ものとなる。
また、支持バイブロが金属の場合、熱電導により、液体
ヘリウムに侵入する熱量が多くなり、液体ヘリウム3が
蒸発してマグネット2の運転時間が制限されるなどの問
題もある。
ヘリウムに侵入する熱量が多くなり、液体ヘリウム3が
蒸発してマグネット2の運転時間が制限されるなどの問
題もある。
上記のような金属性のクライオスタットの他に繊維強化
プラスチック、すなわちFRP製のクライオスタットも
製作されているが、接着部などの気密性の点で問題があ
り、特に液体ヘリウム容器において漏洩が起り易いとい
う問題がある。
プラスチック、すなわちFRP製のクライオスタットも
製作されているが、接着部などの気密性の点で問題があ
り、特に液体ヘリウム容器において漏洩が起り易いとい
う問題がある。
上記の問題点を解決するために、この発明は液体ヘリウ
ム容器と外ケースなどを金属板と繊維強化プラスチック
層(以下、FRPと称する)からなる複合材により構成
して金属板とFRP層の長所を兼ね備えたクライオスタ
ットとしたものである。
ム容器と外ケースなどを金属板と繊維強化プラスチック
層(以下、FRPと称する)からなる複合材により構成
して金属板とFRP層の長所を兼ね備えたクライオスタ
ットとしたものである。
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示すものであっ
て、11は中空環状の液体ヘリウム容器であり、超電導
マグネット12を有し、液体ヘリウム13を充填しであ
る。
て、11は中空環状の液体ヘリウム容器であり、超電導
マグネット12を有し、液体ヘリウム13を充填しであ
る。
14は上記容器11を囲む外ケースで、この外ケース1
4の上部に複数の円筒状の支持ポート15を立て、この
各支持ポート15の上端に固定した支持パイプ16の下
端に前記容器11を固定して吊下げる。
4の上部に複数の円筒状の支持ポート15を立て、この
各支持ポート15の上端に固定した支持パイプ16の下
端に前記容器11を固定して吊下げる。
上記の容器11、外ケース14、支持ポート15、支持
パイプ16は何れも第2図のように、ステンレス鋼、ア
ルミニウム、銅、真鍮などの金属板aとFRPJiib
の複合材により構成する。
パイプ16は何れも第2図のように、ステンレス鋼、ア
ルミニウム、銅、真鍮などの金属板aとFRPJiib
の複合材により構成する。
すなわち、金属板aの溶接構造により気密に対して実績
のある容器や外ケースを製作したのち硬化前のFRPを
塗布し、あるいは巻き付ける方法、さらには板状のFR
Pを金属製の容器に貼りつける方法などの任意の方法に
よりFRPJiibを設ける。
のある容器や外ケースを製作したのち硬化前のFRPを
塗布し、あるいは巻き付ける方法、さらには板状のFR
Pを金属製の容器に貼りつける方法などの任意の方法に
よりFRPJiibを設ける。
なお、液体ヘリウム容器11と外ケース14の間には必
要に応じ、第3図の従来例と同様に複数の熱シールド板
を取り付け、冷凍機を用いてこの間を必要な温度に冷却
し、さらに、外部の常温空間から、液体ヘリウムに侵入
する熱を減少させるために、積層断熱材を容器11、熱
シールド板、外ケース14の間に巻き、容器11と外ケ
ース14の間の空間を真空に保持すれば一層効果的であ
る。
要に応じ、第3図の従来例と同様に複数の熱シールド板
を取り付け、冷凍機を用いてこの間を必要な温度に冷却
し、さらに、外部の常温空間から、液体ヘリウムに侵入
する熱を減少させるために、積層断熱材を容器11、熱
シールド板、外ケース14の間に巻き、容器11と外ケ
ース14の間の空間を真空に保持すれば一層効果的であ
る。
この発明は上記のように、液体ヘリウム容器やその外側
を囲む外ケースなどのクライオスタットの構成部分を金
属板とFRP層からなる複合材により構成したものであ
るから、金属板の肉厚を薄くして重量をできるだけ軽く
し、金属板にはその特性である気密性を発揮させ、FR
P層により機械的強度の殆どをもたせることができ、し
かもFRP層により断熱効果を発揮させることができる
。
を囲む外ケースなどのクライオスタットの構成部分を金
属板とFRP層からなる複合材により構成したものであ
るから、金属板の肉厚を薄くして重量をできるだけ軽く
し、金属板にはその特性である気密性を発揮させ、FR
P層により機械的強度の殆どをもたせることができ、し
かもFRP層により断熱効果を発揮させることができる
。
また、クライオスタットに設けるヘリウムガスのガス抜
きパイプや支持パイプなどを金属板とFRP層の複合材
とすることにより熱侵入が小さくできる。
きパイプや支持パイプなどを金属板とFRP層の複合材
とすることにより熱侵入が小さくできる。
従って上記パイプ類を従来のものより短くして、コンパ
クトなりライオスタンドが得られる。
クトなりライオスタンドが得られる。
さらに、金属板は薄いので切断屈曲などの加工が容易で
あり、金属製容器やパイプにFRPを塗布し、または巻
き付け、あるいは貼り付けるだけでよいのできわめて加
工性がよいなどの効果がある。
あり、金属製容器やパイプにFRPを塗布し、または巻
き付け、あるいは貼り付けるだけでよいのできわめて加
工性がよいなどの効果がある。
第1図は、この発明のクライオスタットの縦断正面図、
第2図は同上の要部を示す拡大縦断正面図、第3図はこ
の発明の基礎としてのクライオスタットの一例を示す縦
断正面図である。 11・・・・・・液体ヘリウム容器、14・・・・・・
外ケース、a・・・・・・金属板、b・・・・・・FR
P層。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 1) 文 二 第1図
第2図は同上の要部を示す拡大縦断正面図、第3図はこ
の発明の基礎としてのクライオスタットの一例を示す縦
断正面図である。 11・・・・・・液体ヘリウム容器、14・・・・・・
外ケース、a・・・・・・金属板、b・・・・・・FR
P層。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 1) 文 二 第1図
Claims (1)
- 液体ヘリウム容器を外ケースで囲み、液体ヘリウム容
器と外ケースの間を真空断熱層とした構成において、前
記液体ヘリウム容器と外ケースなどを金属板と繊維強化
プラスチック層からなる複合材により構成したことを特
徴とするクライオスタット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60196947A JPS6254982A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | クライオスタツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60196947A JPS6254982A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | クライオスタツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6254982A true JPS6254982A (ja) | 1987-03-10 |
Family
ID=16366302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60196947A Pending JPS6254982A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | クライオスタツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6254982A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0487669U (ja) * | 1990-12-05 | 1992-07-30 | ||
JP2002222709A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-09 | Imura Zairyo Kaihatsu Kenkyusho:Kk | 磁場発生コイル装置 |
GB2444396A (en) * | 2006-11-30 | 2008-06-04 | Gen Electric | Low Eddy Current Vacuum Vessel |
WO2022138293A1 (ja) * | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 株式会社有沢製作所 | 断熱容器、それを用いた脳磁計及び脊磁計 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60196947A patent/JPS6254982A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0487669U (ja) * | 1990-12-05 | 1992-07-30 | ||
JP2002222709A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-09 | Imura Zairyo Kaihatsu Kenkyusho:Kk | 磁場発生コイル装置 |
GB2444396A (en) * | 2006-11-30 | 2008-06-04 | Gen Electric | Low Eddy Current Vacuum Vessel |
US7518370B2 (en) | 2006-11-30 | 2009-04-14 | General Electric Company | Low eddy current vacuum vessel and method of making same |
GB2444396B (en) * | 2006-11-30 | 2010-04-07 | Gen Electric | Low eddy current vacuum vessel and method of making same |
WO2022138293A1 (ja) * | 2020-12-23 | 2022-06-30 | 株式会社有沢製作所 | 断熱容器、それを用いた脳磁計及び脊磁計 |
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