JPH01935A - 自動焦点制御装置 - Google Patents
自動焦点制御装置Info
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- JPH01935A JPH01935A JP62-155342A JP15534287A JPH01935A JP H01935 A JPH01935 A JP H01935A JP 15534287 A JP15534287 A JP 15534287A JP H01935 A JPH01935 A JP H01935A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 65
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- QHPJWPQRZMBKTG-UHFFFAOYSA-N ethyl 2-[2-methoxy-4-[(4-oxo-2-sulfanylidene-1,3-thiazolidin-5-ylidene)methyl]phenoxy]acetate Chemical compound C1=C(OC)C(OCC(=O)OCC)=CC=C1C=C1C(=O)NC(=S)S1 QHPJWPQRZMBKTG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、スチルカメラ、ビデオカメラ等に用いられる
自動焦点検出装置、特に複数のポイントを測距して、こ
の複数の測距結果に基づいて焦点状態を検出する自動焦
点制御装置の改良に関するものである。
自動焦点検出装置、特に複数のポイントを測距して、こ
の複数の測距結果に基づいて焦点状態を検出する自動焦
点制御装置の改良に関するものである。
(発明の背景)
カメラに用いられるこの種の装置、つまり画面内の複数
のポイントを測距する、いわゆる仏祖測距方式の装置は
、2人並んだシーンや人物が画面の端に位置するシーン
などで、いずれも画面内の測距エリアから主要被写体(
主に人物)が外れるため、これら主要被写体にピント合
わず、無限にピントが合ってしまうなどの従来の1点測
距方式の欠点を解決するために提案されたものである。
のポイントを測距する、いわゆる仏祖測距方式の装置は
、2人並んだシーンや人物が画面の端に位置するシーン
などで、いずれも画面内の測距エリアから主要被写体(
主に人物)が外れるため、これら主要被写体にピント合
わず、無限にピントが合ってしまうなどの従来の1点測
距方式の欠点を解決するために提案されたものである。
ところで、前述の広視野測距方式としては、以下のよう
なものがある。
なものがある。
1)複数の測距ポイントのうち、最至近の測距値に基づ
いて焦点制御を行うもの(特開昭61−88211号、
特開昭61−55618号など)2)複数の測距情報が
撮影レンズの焦点距離絞りで定まる被写界深度内である
ならば、それらの平均値にピントを合わせ、複数個の被
写体すべてにピントが合うように焦点制御を行うもの(
特開昭56−101128号、特開昭61−88211
号など) 3)輝度から戸外か戸内かを判断し、戸外なら複数の測
距情報のうち最遠方のものに、戸内なら最至近のものに
、それぞれピントを合わせるように焦点制御を行うもの
(特開昭61−55619号、特開昭61−53614
号など) 前記1)の方式においては、2人並んだシーンや人物が
画面の端に位置するシーンなどでは手前の人物(主要被
写体)にピントが合うが、その前方に障害物がある場合
や前景のある場合は、そちらにピントが合い、人物にピ
ントが合わないことになる。2)の方式においては、複
数の測距ポイントの全てが被写界内に納まることは短焦
点レンズ使用時や高輝度の撮影条件にあるとき以外はま
れであり、長焦点レンズを用いた場合や低輝度での撮影
では手振れを起こしたり、複数の測距ポイントのどれに
もピントが合わない事態が生じかねない、又該2)の方
式が開示されている特開昭56−101128号には、
長焦点レンズを用いた場合や低輝度での撮影時に前述の
不都合が生じないように、その時のAE情報より被写界
深度を求め、この被写界深度と被写体の位置(測距値)
を比べ、この被写界深度内にすべての測距情報が納まら
ない場合には、撮影の中止を促す警告を発するなどの処
理を行っている。しかし、このような処理が行われる場
合には、シャッタチャンスを逃してしまうなどの問題点
が生じる。3)の方式においては、戸外では背景にピン
トが合い、戸内では前景や前方障害物にピントがあって
しまい、人物(主要被写体)にピントが合わないことに
なる。
いて焦点制御を行うもの(特開昭61−88211号、
特開昭61−55618号など)2)複数の測距情報が
撮影レンズの焦点距離絞りで定まる被写界深度内である
ならば、それらの平均値にピントを合わせ、複数個の被
写体すべてにピントが合うように焦点制御を行うもの(
特開昭56−101128号、特開昭61−88211
号など) 3)輝度から戸外か戸内かを判断し、戸外なら複数の測
距情報のうち最遠方のものに、戸内なら最至近のものに
、それぞれピントを合わせるように焦点制御を行うもの
(特開昭61−55619号、特開昭61−53614
号など) 前記1)の方式においては、2人並んだシーンや人物が
画面の端に位置するシーンなどでは手前の人物(主要被
写体)にピントが合うが、その前方に障害物がある場合
や前景のある場合は、そちらにピントが合い、人物にピ
ントが合わないことになる。2)の方式においては、複
数の測距ポイントの全てが被写界内に納まることは短焦
点レンズ使用時や高輝度の撮影条件にあるとき以外はま
れであり、長焦点レンズを用いた場合や低輝度での撮影
では手振れを起こしたり、複数の測距ポイントのどれに
もピントが合わない事態が生じかねない、又該2)の方
式が開示されている特開昭56−101128号には、
長焦点レンズを用いた場合や低輝度での撮影時に前述の
不都合が生じないように、その時のAE情報より被写界
深度を求め、この被写界深度と被写体の位置(測距値)
を比べ、この被写界深度内にすべての測距情報が納まら
ない場合には、撮影の中止を促す警告を発するなどの処
理を行っている。しかし、このような処理が行われる場
合には、シャッタチャンスを逃してしまうなどの問題点
が生じる。3)の方式においては、戸外では背景にピン
トが合い、戸内では前景や前方障害物にピントがあって
しまい、人物(主要被写体)にピントが合わないことに
なる。
以上のように従来の広視野測距方式においては、2人並
んだシーンや人物が画面の端に位置するシーンなどであ
っても、主要被写体にピントを合わせることができる反
面、それ以前の1点測距方式ではピントを合わせること
ができるシーン、つまり前景や背景は無視して主要被写
体にピントを合わせることができるといったことが不可
能となる問題点を有していた。
んだシーンや人物が画面の端に位置するシーンなどであ
っても、主要被写体にピントを合わせることができる反
面、それ以前の1点測距方式ではピントを合わせること
ができるシーン、つまり前景や背景は無視して主要被写
体にピントを合わせることができるといったことが不可
能となる問題点を有していた。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述した問題を解決し、測距対象に対
する合焦確率を向上させることのできる自動焦点制御装
置を提供することである。
する合焦確率を向上させることのできる自動焦点制御装
置を提供することである。
(発明の特徴)
上記目的を達成するために、本発明は、測距手段よりの
複数の測距情報から中間点の測距情報を求め、該中間点
の測距情報と該中間点の測距情報を中心として一定範囲
内に納まる測距情報とに基づいて、対物レンズの焦点制
御情報を算出する焦点制御情報算出手段を設け、以て、
中間点の測距情報を中心として一定範囲内にない測距情
報は、焦点制御情報算出には用いないようにしたことを
特徴とする。
複数の測距情報から中間点の測距情報を求め、該中間点
の測距情報と該中間点の測距情報を中心として一定範囲
内に納まる測距情報とに基づいて、対物レンズの焦点制
御情報を算出する焦点制御情報算出手段を設け、以て、
中間点の測距情報を中心として一定範囲内にない測距情
報は、焦点制御情報算出には用いないようにしたことを
特徴とする。
(発明の実施例)
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第3図は本発明の第1の実施例装置に配置される測距光
学系を示す図である。これは現在主にレンズシャッタカ
メラに用いられているもので、三角測量を利用したもの
である。
学系を示す図である。これは現在主にレンズシャッタカ
メラに用いられているもので、三角測量を利用したもの
である。
3つの投光素子より成る投光器1よりの光は投光レンズ
2によって集光され、被写体3へ向けて出射される。こ
のスポット光は該被写体3にて反、射され、受光レンズ
4によって受光器5面に被写体3の実像として結ばれる
。この時の受光器5面上でのスポット光の中心位置より
のずれdは被写体距離りに反比例し、近くなる程ずれd
は大きくなる。この関係は f/L冨d/S のように表せる。但し、fは受光レンズ4の焦点距離、
Sは基線長である。尚、画面内の何点を測距するかにつ
いては該装置を用いるカメラ等の用途、コストなどによ
って定められるが、該実施例及び以下の実施例では、画
面内の3点を測距する場合を例にとついている。
2によって集光され、被写体3へ向けて出射される。こ
のスポット光は該被写体3にて反、射され、受光レンズ
4によって受光器5面に被写体3の実像として結ばれる
。この時の受光器5面上でのスポット光の中心位置より
のずれdは被写体距離りに反比例し、近くなる程ずれd
は大きくなる。この関係は f/L冨d/S のように表せる。但し、fは受光レンズ4の焦点距離、
Sは基線長である。尚、画面内の何点を測距するかにつ
いては該装置を用いるカメラ等の用途、コストなどによ
って定められるが、該実施例及び以下の実施例では、画
面内の3点を測距する場合を例にとついている。
第4図は前述の測距光学系を有した第1の実施例装置の
ブロック図である。該図において、la、lb、lcは
前記投光器1を成す投光素子、6は投光素子18〜IC
の発光制御回路、7は受光器5の出力から被写体3まで
の距離を演算する測距回路、8は後述するマイクロプロ
セッサユニットと各種回路を結ぶA/D変換機能を有す
るインターフェイス回路、9は焦点状態を検出し、後述
する駆動回路の制御等を行うマイクロプロセッサユニッ
ト(以後MPUと記す)、10は撮影レンズユニット1
1の駆動回路である。
ブロック図である。該図において、la、lb、lcは
前記投光器1を成す投光素子、6は投光素子18〜IC
の発光制御回路、7は受光器5の出力から被写体3まで
の距離を演算する測距回路、8は後述するマイクロプロ
セッサユニットと各種回路を結ぶA/D変換機能を有す
るインターフェイス回路、9は焦点状態を検出し、後述
する駆動回路の制御等を行うマイクロプロセッサユニッ
ト(以後MPUと記す)、10は撮影レンズユニット1
1の駆動回路である。
次に動作について説明する。不図示のスイッチのオンが
MPU9にて検知されると、該MPU9よりインターフ
ェイス回路8を介して発光制御回路6に発光開始信号が
出力される。この信号が入力する発光制御回路6では回
路内の諸定数で定まるタイミングで、投光素子1a〜I
Cの順次点灯制御を開始する。すると、該投光素子18
〜ICより投光レンズ2を介して順次スポット光が出射
され、前述したようにこのスポット光は被写体3で反射
されて受光器5で受光され、光電変換される。なお、前
記投光素子18〜ICより出射されるスポット光は、例
えば第2図に示すような画面内の各点に対応した位置に
投光されるものである。前記受光器5にて光電変換され
た信号は測距回路7へ出力され、ここで被写体3までの
距離に対応した測距情報がそれぞれ演算される。この測
距情報は前記投光素子1a〜1cの投光タイミングに同
期して、インターフェイス回路8を介してMPU9へ出
力される。これにより、MPU9にて焦点制御信号(焦
点制御情報)算出が行われ、この信号に基づいたレンズ
ユニット11の制御が該信号を受ける駆動回路10によ
って行われる。
MPU9にて検知されると、該MPU9よりインターフ
ェイス回路8を介して発光制御回路6に発光開始信号が
出力される。この信号が入力する発光制御回路6では回
路内の諸定数で定まるタイミングで、投光素子1a〜I
Cの順次点灯制御を開始する。すると、該投光素子18
〜ICより投光レンズ2を介して順次スポット光が出射
され、前述したようにこのスポット光は被写体3で反射
されて受光器5で受光され、光電変換される。なお、前
記投光素子18〜ICより出射されるスポット光は、例
えば第2図に示すような画面内の各点に対応した位置に
投光されるものである。前記受光器5にて光電変換され
た信号は測距回路7へ出力され、ここで被写体3までの
距離に対応した測距情報がそれぞれ演算される。この測
距情報は前記投光素子1a〜1cの投光タイミングに同
期して、インターフェイス回路8を介してMPU9へ出
力される。これにより、MPU9にて焦点制御信号(焦
点制御情報)算出が行われ、この信号に基づいたレンズ
ユニット11の制御が該信号を受ける駆動回路10によ
って行われる。
次に、前記MPU9にて行われる焦点制御信号算出時の
動作について、第1図のフローチャートを用いて説明す
る。
動作について、第1図のフローチャートを用いて説明す
る。
先ずζインターフェイス回路8を介して測距回路7より
送られてくる画面内の3点の測距結果を読み取り(ステ
ップ1)、これより至近点LN、中間点LM、最遠点L
Fを求める(ステップ2)。次に基準となる中間点LM
と至近点LNを比較しくステップ3)、レンズの焦点距
離、開放F値、測距ポイントの数などで定まる一定値に
よりその差が大きい場合は、至近点LNを無視してこの
段階では中間点LMのみを有効な測距結果と看なし、ス
テップ4へ進む、ここで今度は先°の中間点LMと最遠
点LFとの比較を行い、その差が一定値により大きい場
合は、最遠点LFを無視して、このような状態時には中
間点LMのみを有効な測距結果と看なしくステップ5)
、この中間点LMに応じた焦点制御信号を発生する(ス
テップ6)。又、前記ステップ4において、中間点LM
と最遠点LFとの比較の結果、その差が一定値によりも
小さい場合は、中間点LMと最遠点LFの両方が有効な
測距結果と看なしてこの平均値を算出しくステップ7)
、この平均値に応じた焦点制御信号を発生する(ステッ
プ6)。
送られてくる画面内の3点の測距結果を読み取り(ステ
ップ1)、これより至近点LN、中間点LM、最遠点L
Fを求める(ステップ2)。次に基準となる中間点LM
と至近点LNを比較しくステップ3)、レンズの焦点距
離、開放F値、測距ポイントの数などで定まる一定値に
よりその差が大きい場合は、至近点LNを無視してこの
段階では中間点LMのみを有効な測距結果と看なし、ス
テップ4へ進む、ここで今度は先°の中間点LMと最遠
点LFとの比較を行い、その差が一定値により大きい場
合は、最遠点LFを無視して、このような状態時には中
間点LMのみを有効な測距結果と看なしくステップ5)
、この中間点LMに応じた焦点制御信号を発生する(ス
テップ6)。又、前記ステップ4において、中間点LM
と最遠点LFとの比較の結果、その差が一定値によりも
小さい場合は、中間点LMと最遠点LFの両方が有効な
測距結果と看なしてこの平均値を算出しくステップ7)
、この平均値に応じた焦点制御信号を発生する(ステッ
プ6)。
一方、前記ステップ3において、中間点LMと至近点L
Nとの比較の結果、その差が一定値によりも小さい場合
は、至近点LNと中間点LMの両者を有効な測距結果と
看なし、ステップ8へ進む。ここでは前記中間点LMと
最遠点LPとの比較を行い、その差が一定値により大き
い場合は、最遠点LFを無視して、至近点LNと中間点
LMを有効な測距結果と看なしてこの平均値を求め(ス
テップ9)、この平均値に応じた焦点制御信号を発生す
る(ステップ6)。又、前記ステップ8において、中間
点LMと最遠点LFとの比較の結果、その差が一定値に
よりも小さい場合は、至近点LNと中間点LMと最遠点
LFの全てが有効な測距結果と看なしてこれらの平均値
を算出しくステップ10)、これらの平均値に応じた焦
点制御信号を発生する(ステップ6)。
Nとの比較の結果、その差が一定値によりも小さい場合
は、至近点LNと中間点LMの両者を有効な測距結果と
看なし、ステップ8へ進む。ここでは前記中間点LMと
最遠点LPとの比較を行い、その差が一定値により大き
い場合は、最遠点LFを無視して、至近点LNと中間点
LMを有効な測距結果と看なしてこの平均値を求め(ス
テップ9)、この平均値に応じた焦点制御信号を発生す
る(ステップ6)。又、前記ステップ8において、中間
点LMと最遠点LFとの比較の結果、その差が一定値に
よりも小さい場合は、至近点LNと中間点LMと最遠点
LFの全てが有効な測距結果と看なしてこれらの平均値
を算出しくステップ10)、これらの平均値に応じた焦
点制御信号を発生する(ステップ6)。
該実施例においては、説明を簡単にするために第2図に
示すような3点を測距した場合について述べたが、この
測距ポイントの数は4点でも5点でもそれ以上であって
もかまわない、測距ポイントの数が増すにつれて測距結
果を有効と看なす、レンズの焦点距離、開放F値、測距
ポイントの数によって定まる一定値にの値が大きくなる
だけで、あとは3点の場合と全く同様にして演算処理を
実行すれば同様の効果を得ることができる0例えば5点
を測距した場合は、測距結果を至近側から、L+ 、L
x 、Ls 、L4.Lsとすれば、−中間点り、との
差が一定値により大きいものは無視し、その差が一定値
に以内の測距結果のみを有効と看なし、この平均値(或
はLsのみ)を利用して焦点制御信号を生成すれば良い
。つまり、多数決論理的な考え方を導入し、中間点の測
距値から大きく離れているものは無視して、類似した距
離にあるもののみを有効な測距値と看なしている。尚こ
こでいう中間点の測距値とは、n個の測距ポイントを測
距した場合、近側から1nt(n + 1 / 2 )
番目の測距値(近側から数えて真ん中の測距結果の値)
を意味するものである(但しintは整数化する関数と
する)。
示すような3点を測距した場合について述べたが、この
測距ポイントの数は4点でも5点でもそれ以上であって
もかまわない、測距ポイントの数が増すにつれて測距結
果を有効と看なす、レンズの焦点距離、開放F値、測距
ポイントの数によって定まる一定値にの値が大きくなる
だけで、あとは3点の場合と全く同様にして演算処理を
実行すれば同様の効果を得ることができる0例えば5点
を測距した場合は、測距結果を至近側から、L+ 、L
x 、Ls 、L4.Lsとすれば、−中間点り、との
差が一定値により大きいものは無視し、その差が一定値
に以内の測距結果のみを有効と看なし、この平均値(或
はLsのみ)を利用して焦点制御信号を生成すれば良い
。つまり、多数決論理的な考え方を導入し、中間点の測
距値から大きく離れているものは無視して、類似した距
離にあるもののみを有効な測距値と看なしている。尚こ
こでいう中間点の測距値とは、n個の測距ポイントを測
距した場合、近側から1nt(n + 1 / 2 )
番目の測距値(近側から数えて真ん中の測距結果の値)
を意味するものである(但しintは整数化する関数と
する)。
第5図は本発明の第2の実施例装置に配置される・測距
光学系を示す図であり、この実施例ではrSSTJと呼
ばれるパッシブ方式に適用した場合を示している。この
装置における測距動作は基本的には、二重像合致方式に
基づくものであり、二つの光学系によって得られる2つ
の像の相関関係を見ることにより、測距情報を得ようと
するものである。
光学系を示す図であり、この実施例ではrSSTJと呼
ばれるパッシブ方式に適用した場合を示している。この
装置における測距動作は基本的には、二重像合致方式に
基づくものであり、二つの光学系によって得られる2つ
の像の相関関係を見ることにより、測距情報を得ようと
するものである。
受光レンズ101、ミー7−102.103は、測距対
象となる被写体104をその光学的軸線a上に照準する
もので、これらは基準側光学系と呼ばれている。これに
対し、受光レンズ105.ミラー106,107は参照
側光学系と呼ばれており、前記基準側光学系に対して基
線長Sを隔てて配置されている。受光レンズ101,1
05によって集光された被写体104のの像はイメージ
センサ108上に像形成される。この時、基準側光学系
に基づく像は基準視野A上に、参照側光学系に基づく像
は参照視野B上に、それぞれ像形成される。
象となる被写体104をその光学的軸線a上に照準する
もので、これらは基準側光学系と呼ばれている。これに
対し、受光レンズ105.ミラー106,107は参照
側光学系と呼ばれており、前記基準側光学系に対して基
線長Sを隔てて配置されている。受光レンズ101,1
05によって集光された被写体104のの像はイメージ
センサ108上に像形成される。この時、基準側光学系
に基づく像は基準視野A上に、参照側光学系に基づく像
は参照視野B上に、それぞれ像形成される。
今、被写体104が無限遠にあると仮定した場合、被写
体104は基準側及び参照側の各光学系のそれぞれの軸
線a、b上に来るため、各光学系による被写体像はそれ
ぞれ基準視野A上にIMB、参照視野B上にIMR1と
して形成される。一方、被写体104が基準側光学系の
軸線a上を近づいてくると、参照側光学系に対する被写
体104からの光路は傾いてくる(第5図のC参照)。
体104は基準側及び参照側の各光学系のそれぞれの軸
線a、b上に来るため、各光学系による被写体像はそれ
ぞれ基準視野A上にIMB、参照視野B上にIMR1と
して形成される。一方、被写体104が基準側光学系の
軸線a上を近づいてくると、参照側光学系に対する被写
体104からの光路は傾いてくる(第5図のC参照)。
このため、参照側光学系による被写体104の像は、参
照視野B上のIMR2の位置までずれてくる。以上のこ
とから分かるように、基準視野A上の像IMBと同じ像
IMRが参照視野B上のどの位置に形成されるかを検出
することにより、被写体104までの距離を知ることが
できる。
照視野B上のIMR2の位置までずれてくる。以上のこ
とから分かるように、基準視野A上の像IMBと同じ像
IMRが参照視野B上のどの位置に形成されるかを検出
することにより、被写体104までの距離を知ることが
できる。
第6図は前述の測距光学系を有した第2の実施例装置の
ブロック図であり、第4図と同じ部分は同一符合にて表
す、該図において、108a、108b、108cは前
記イメージセンサ108を成すセンサ部、109a、1
09b、109cは前記センサ部108a、108b、
108cの出力から被写体104までの距離を演算する
測距回路である。
ブロック図であり、第4図と同じ部分は同一符合にて表
す、該図において、108a、108b、108cは前
記イメージセンサ108を成すセンサ部、109a、1
09b、109cは前記センサ部108a、108b、
108cの出力から被写体104までの距離を演算する
測距回路である。
第1の実施例と同様に、MPU9はインターフェイス回
路8を介して測距回路109a〜109cより送られて
くる画面内の3点の測距結果を読み取り、前記第1図の
フローチャートに従った動作を、すなわち中間点の測距
情報との差の絶対値が一定値により大きいか否かを判断
し、至近点側の情報のみが大きい場合は、中間点と最遠
点の各測距情報の平均値により、最遠点側の情報のみが
大きい場合は、中間点と至近点の各測距情報の平均値に
より、いずれもが大きい場合は、中間点の測距情報によ
り、又いずれもが一定値に以内であった場合は、最遠点
及び中間点並びに至近点の各測距情報の平均値により、
焦点制御を行う。
路8を介して測距回路109a〜109cより送られて
くる画面内の3点の測距結果を読み取り、前記第1図の
フローチャートに従った動作を、すなわち中間点の測距
情報との差の絶対値が一定値により大きいか否かを判断
し、至近点側の情報のみが大きい場合は、中間点と最遠
点の各測距情報の平均値により、最遠点側の情報のみが
大きい場合は、中間点と至近点の各測距情報の平均値に
より、いずれもが大きい場合は、中間点の測距情報によ
り、又いずれもが一定値に以内であった場合は、最遠点
及び中間点並びに至近点の各測距情報の平均値により、
焦点制御を行う。
第7図は本発明の第3の実施例装置に配置される測距光
学系の一部を示す図である。該図において、201はレ
ンズ要素、202は前記レンズ要素201の瞳面の像を
再結像するするための小レンズ群で、一般に20個以上
のものより成る。203a、203b、203c、20
3dはCCD等から成る受光器303の各画素で、小レ
ンズ202−1に対しては画素203aと203bが、
小レンズ202−2に対しては画素203cと203d
が、それぞれ対応して配置されており、前記画素203
aは小レンズ202−1を介してアパーチャ204’−
2の部分を、画素203dは小レンズ202−2を介し
てアパーチャ204−1の部分を、又前記画素203b
は小レンズ202−1を介してアパーチャ204−1の
部分を、画素203cは小レンズ202−2を介してア
パーチャ204−2の部分を、それぞれにらんでいる。
学系の一部を示す図である。該図において、201はレ
ンズ要素、202は前記レンズ要素201の瞳面の像を
再結像するするための小レンズ群で、一般に20個以上
のものより成る。203a、203b、203c、20
3dはCCD等から成る受光器303の各画素で、小レ
ンズ202−1に対しては画素203aと203bが、
小レンズ202−2に対しては画素203cと203d
が、それぞれ対応して配置されており、前記画素203
aは小レンズ202−1を介してアパーチャ204’−
2の部分を、画素203dは小レンズ202−2を介し
てアパーチャ204−1の部分を、又前記画素203b
は小レンズ202−1を介してアパーチャ204−1の
部分を、画素203cは小レンズ202−2を介してア
パーチャ204−2の部分を、それぞれにらんでいる。
ここで、202−1をn番目、202−2をn−1番目
の小レンズであるとし、n番目のレンズを通して、アパ
ーチャ204−2をにらむ画素をAn、204−1をに
らむ画素をBnとし、n−1番目のレンズを通して、ア
パーチャ204−2をにらむ画素をAn−1,204−
1をにらむ画素をBn−1とする。
の小レンズであるとし、n番目のレンズを通して、アパ
ーチャ204−2をにらむ画素をAn、204−1をに
らむ画素をBnとし、n−1番目のレンズを通して、ア
パーチャ204−2をにらむ画素をAn−1,204−
1をにらむ画素をBn−1とする。
F面は小レンズ201の焦点面に当たる。従って、小レ
ンズ201が図面上左右方向(光軸方向)に変化するこ
とによってF面に正しく結像する被写体距離は異なる。
ンズ201が図面上左右方向(光軸方向)に変化するこ
とによってF面に正しく結像する被写体距離は異なる。
また、合焦距離にある被写体の像を画素出力としてとら
える場合、An=Bn、An−1=Bn−1となるのに
対して、合焦距離になる被写体の像をとらえる場合には
、An=Bm、An−1=Bm−1(但しn1m−)と
なる。
える場合、An=Bn、An−1=Bn−1となるのに
対して、合焦距離になる被写体の像をとらえる場合には
、An=Bm、An−1=Bm−1(但しn1m−)と
なる。
第8図は前述の測距光学系を有した第3の実施例装置の
ブロック図であり、第4図と同じ部分は同一符合にて表
す。該図において、205はA/D変換器、206は前
記A/D変換器205の出力を3つのメモリ206,2
07.208に振り分けるゲート回路、210はインタ
ーフェイス回路である。
ブロック図であり、第4図と同じ部分は同一符合にて表
す。該図において、205はA/D変換器、206は前
記A/D変換器205の出力を3つのメモリ206,2
07.208に振り分けるゲート回路、210はインタ
ーフェイス回路である。
受光器203にて得られた信号はA/D変換器205で
ディジタル信号に変換され、ゲート回路206で、画素
出力を3つのメモリ207〜2゜9に振り分ける。これ
により、3つの点を測距することができる。そしてこの
3つのメモリ207〜209の内容がMPU9にて読み
取られ、該MPU9により前記第1.第2実施例と同様
、第1図のフローチャートに従って焦点制御信号が生成
される。そして、この焦点制御信号に基づいたレンズユ
ニット11の制御が、つまりレンズ要素201の第7図
中左右方向の位置制御が前記焦点制御信号を受ける駆動
回路10により行われる。
ディジタル信号に変換され、ゲート回路206で、画素
出力を3つのメモリ207〜2゜9に振り分ける。これ
により、3つの点を測距することができる。そしてこの
3つのメモリ207〜209の内容がMPU9にて読み
取られ、該MPU9により前記第1.第2実施例と同様
、第1図のフローチャートに従って焦点制御信号が生成
される。そして、この焦点制御信号に基づいたレンズユ
ニット11の制御が、つまりレンズ要素201の第7図
中左右方向の位置制御が前記焦点制御信号を受ける駆動
回路10により行われる。
本実施例によれば、複数の測距ポイントにそれぞれ対応
する測距結果の中から、先ず中間点の測距情報を求め、
次いで該中間点の測距情報を基準として、他の各測距情
報が予め定められている一定値±にの範囲内にあるか否
かを調ベニ範囲内にあるもののみを用いて焦点制御信号
を生成するようにしているので、至近点や最遠点の測距
情報を使用するために起きることのある、前方障害物や
いわゆる中抜けをして背景にピントが合ってしまうとい
った問題点(従来説明で述べた1)、3)の欠点)や、
すべての測距情報を用いるために起きることのある、撮
影ができなかったり、シャッタチャンスを逃したり、手
振れを起こしたり、すべての被写体にピントが合わなか
ったりするという問題点(従来説明で述べた2)の欠点
)をなくすことができ、従来の装置に比べ、合焦確率を
高めることができる。言換えれば、従来の1点測距方式
と広視野測距方式の各装置の利点を生かした自動焦点制
御装置を提供することが可能となる。
する測距結果の中から、先ず中間点の測距情報を求め、
次いで該中間点の測距情報を基準として、他の各測距情
報が予め定められている一定値±にの範囲内にあるか否
かを調ベニ範囲内にあるもののみを用いて焦点制御信号
を生成するようにしているので、至近点や最遠点の測距
情報を使用するために起きることのある、前方障害物や
いわゆる中抜けをして背景にピントが合ってしまうとい
った問題点(従来説明で述べた1)、3)の欠点)や、
すべての測距情報を用いるために起きることのある、撮
影ができなかったり、シャッタチャンスを逃したり、手
振れを起こしたり、すべての被写体にピントが合わなか
ったりするという問題点(従来説明で述べた2)の欠点
)をなくすことができ、従来の装置に比べ、合焦確率を
高めることができる。言換えれば、従来の1点測距方式
と広視野測距方式の各装置の利点を生かした自動焦点制
御装置を提供することが可能となる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、測距手段よりの
複数の測距情報から中間点の測距情報を求め、該中間点
の測距情報と該中間点の測距情報を中心として一定範囲
内に納まる測距情報とに基づいて、対物レンズの焦点制
御情報を算出する焦点制御情報算出手段を設け、以て、
中間点の測距情報を中心として一定範囲内にない測距情
報は、焦点制御情報算出には用いないようにしたから、
測距対象に対する合焦確率を向上させることが可能にな
る。
複数の測距情報から中間点の測距情報を求め、該中間点
の測距情報と該中間点の測距情報を中心として一定範囲
内に納まる測距情報とに基づいて、対物レンズの焦点制
御情報を算出する焦点制御情報算出手段を設け、以て、
中間点の測距情報を中心として一定範囲内にない測距情
報は、焦点制御情報算出には用いないようにしたから、
測距対象に対する合焦確率を向上させることが可能にな
る。
第1図は本発明の第1〜第3の実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第2図は本発明の第1〜第3の実施例装置
に配置される投光素子の画面内における投光位置を示す
図、第3図は本発明の第1の実施例装置に配置される測
距光学系を示す図、第4図は本発明の第1の実施例装置
のブロック図、第5図は本発明の第2の実施例装置に配
置される測距光学系を示す図、第6図は本発明の第2の
実施例装置のブロック図、第7図は本発明の第3の実施
例装置に配置される測距光学系を示す図、第8図は本発
明の第3の実施例装置のブロック図である。 1・・・・・・投光器、5・・・・・・受光器、7・・
・・・・測距回路、9・・・・・・MPU、10・・・
・・・駆動回路、11・・・・・・レンズユニット、1
08・・・・・・イメージセンサ、l09a〜109c
・・・・・・測距回路、203・旧・・受光器、207
〜209・・・・・・メモリ。 特許出願人 キャノン株式会社
ーチャート、第2図は本発明の第1〜第3の実施例装置
に配置される投光素子の画面内における投光位置を示す
図、第3図は本発明の第1の実施例装置に配置される測
距光学系を示す図、第4図は本発明の第1の実施例装置
のブロック図、第5図は本発明の第2の実施例装置に配
置される測距光学系を示す図、第6図は本発明の第2の
実施例装置のブロック図、第7図は本発明の第3の実施
例装置に配置される測距光学系を示す図、第8図は本発
明の第3の実施例装置のブロック図である。 1・・・・・・投光器、5・・・・・・受光器、7・・
・・・・測距回路、9・・・・・・MPU、10・・・
・・・駆動回路、11・・・・・・レンズユニット、1
08・・・・・・イメージセンサ、l09a〜109c
・・・・・・測距回路、203・旧・・受光器、207
〜209・・・・・・メモリ。 特許出願人 キャノン株式会社
Claims (1)
- (1)測距方向に垂直な面を成す測距領域内の複数の異
なるポイントを測距する測距手段を備えた自動焦点制御
装置において、前記測距手段よりの複数の測距情報から
中間点の測距情報を求め、該中間点の測距情報と該中間
点の測距情報を中心として一定範囲内に納まる測距情報
とに基づいて、対物レンズの焦点制御情報を算出する焦
点制御情報算出手段を設けたことを特徴とする自動焦点
制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-155342A JPH01935A (ja) | 1987-06-24 | 自動焦点制御装置 | |
US08/072,860 US5313245A (en) | 1987-04-24 | 1993-06-07 | Automatic focusing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-155342A JPH01935A (ja) | 1987-06-24 | 自動焦点制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS64935A JPS64935A (en) | 1989-01-05 |
JPH01935A true JPH01935A (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=
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