JPH0192967A - 記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子計算機や電子計算機周辺端末機器等に
用いられる記憶装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は例えば特開昭６１−１９２０８０号公報に示さ
れた従来の記憶装置を示すブロック図であり、図におい
て（１）はディスク、（２）はこのディスク（１）に対
向するヘッド、（３）はディスク（１）上に形成された
サーボゾーン、（６）はヘッド（２）と電気的に接続さ
れているデータ検出回路、（７）はこのデータ検出回路
（６）に接続されている制御回路、（９）はこの制御回
路（７）に接続されている駆動ずらし回路、（１ｏ）は
この駆動ずらし回路（９）に電気的に接続されてヘッド
（２）を機械的に駆動するモータ、（ｔｌＬ（１２）は
それぞれ制御回路（７）に接続されている温度センサ、
タイマである。

第４図はサーボ情報とその読みとり波形を示す図であり
、（４）はサーボ情報そして（５）はデータトラックで
ある。

従来の記憶装置は第３図について上述したように構成さ
れており、ヘッド（２）がディスク（１）面上のサーボ
ゾーン（３）を通過するたびにサーボ信号（Ｓ）がヘッ
ト責２）から出力される。ヘッド（２）がデータトラッ
ク（５）上に正確に位置決めされている場合は、サーボ
ゾーン（３）に書かれているサーボ情報（４）のフォー
マットが第４図（ａ）に示すとおりであるので、ヘッド
（２）から第４図（ｂ）に示す波形のサーボ信号（Ｓ）
が出力され、サーボ情報（４ａ）に相当するサーボ信号
出力レベル（Ｓａ）とサーボ情報（４ｂ）に相当するサ
ーボ信号出力レベル（Ｓｂ）とが等しくなる。

ヘッド（２）がデータトラック（５）上の正規の位置か
らずれて位置決めされると、例えは外方向にずれて位置
決めされた場合は、サーボ情報（４）が第４図（ａ）に
示したとおりであるのでヘッド（２）から出力されるサ
ーボ信号（Ｓ）は第４図（Ｃ）に示すようにサーボ情報
（４ａ）に対応するサーボ信号出力レベル（Ｓａ）がサ
ーボ情報（４ｂ）に対応するサーボ信号出力レベル（Ｓ
ｂ）より大きくなり、位置ずれが発生していることを示
す。

ヘッド（２）がデータトラック（５）上に正確に位置決
めされているか、或はずれて位置決めされているかを検
知する目的で従来の記憶装置は、データ検出回路（６）
によりサーボ信号（川を増巾し、第４図（ｄ）に示す絶
対値レベル信号に変換する。

この第４図（ｄ）において、（Ｓａ）に対応する絶対値
レベル（Ｖａ）は、（Ｓａ）の絶対値に、データ検出回
路（６）内の絶対値回路（図示しない）で発生するオフ
セット電圧（ｖｏ）を加えたレベルとなり、（Ｓｂ）に
対応する絶対値レベル（ｖｂ）は（Ｓｂ）の絶対値に絶
対値回路で発生したオフセツｔｌ！圧（Ｖｏ）を加えタ
レベルとなる。（Ｖａ　）、　（Ｖｂ　）Ｉｆ）レベル
をデータ検出回路（６）内のＡ／Ｄ変換器（図示しない
）で数値データ化し、制御回路（７）に出力する。制御
回路（７）は（Ｖａ　）、　（Ｖｂ　）の数値データの
比較を行ない、これらに温度セン？　（１１）の測定値
およびタイマ（１２）の信号を加えて位置ずれの有無を
検知する。

そして位置ずれが有れば、制御回路（７）はずれ量とず
らし方向を駆動ずらし回路（９）へ供給し、もってモー
タ（７０）を駆動することによりヘッド（２）のずれを
修正する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の記憶装置では、データ検出回路（６）内のＡ／Ｄ
変換器は絶対値回路が発生するオフセット電圧のために
サーボ信号のみの絶対値レベルを数値データ化すること
が出来ず位置ずれの発生の有無を検知出来るが、正確な
位置ずれ量を検知することが出来ないという問題点があ
った。

この発明は、上述したような問題点を解決するためにな
されたもので、絶対値回路で発生するオフセット電圧を
検出することにより、サーボ信号のみの絶対値レベルを
検出できる記憶装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る記憶装置は、サーボ情報を読み出したと
きのヘッドのサーボ信号に任意のタイミングで無信号領
域を発生させる手段を設けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、絶対値回路のオフセット電圧によ
る誤差のないサーボ信号絶対値レベルを検知することに
より、正確な位置情報が検出される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を添付図面について説明する
。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
図（１）〜（３）　、　（６）　、　（７）　、　（９
）　、　（１ｏ　）は従来のものと同様である。（１３
）はヘッド（２）とデータ検出回路（６）の間に接続さ
れたイネーブル機能付増巾器であって、タイミング回路
（１４）の出力信号により出力レベルを入力信号レベル
と無関係に無信号レベルとすることが出来る。つまりタ
イミング回路（１４）はイネーブル機能付増巾器（１３
）の出力信号が無信号となるタイミングを発生するもの
である。

第２図において、（ａ）は従来のものと同様であり、（
ｂ）はタイミング回路（１４）の出力信号を示し、（Ｃ
）はイネーブル機能付増巾器（１３）の出力を示し、そ
して（ｄ）はデータ検出回路（６）内の絶対値回路の出
力を示すものである。

この発明の記憶装置は第１図について上述したように構
成されており、タイミング回路（１４）は絶対値回路の
オフセット電圧を必要とするタイミングを発生する。な
お、この実施例では、タイミング回路（１４）は第２図
（ｂｌに示すようにオフセット電圧が必要なタイミング
でハイレベルを出力する。タイミング回路（１４）Ｋ接
続されているイネーブル機能付増巾器（１３）はタイミ
ング回路（１４）の出力レベルがハイレベルの時、出力
を無信号レベルとするように設定されている。

ヘッド（２）から出力されるサーボ信号（Ｓ）は上述し
た第４図（ｂ）に示した波形であるが、この実施例では
イネーブル機能付増巾器（１３）を設けたことによりサ
ーボ信号（Ｓ）は第２図（ｃｌに示すとおりになり、無
信号領域が発生する。第２図（ｄｌは絶対値回路により
第２図（ｃ）の信号を絶対値レベル信号に変換したもの
である。

データ検出回路（６）のＡ　／　Ｄ変換器でＶａ、Ｖｂ
、Ｖ。

のそれぞれ絶対値レベルを数値データ化し、制御回路（
７）においてＶａ　−ＶｏまたはＶｂ　−Ｖｏの演算を
行なうことで、Ｓａの絶対値レベルＶａ、Ｓｂの絶対値
レベルｖｂを検出する。

なお、上記実施例では、イネーブル機能付増巾器（１３
）により無信号領域を発生させたが、無効ヘッドを選択
するなどで記憶装置をイリーガルな状態として無信号領
域を発生させてもよい。

また、上記実施例では、タイミング回路（１４）により
無信号領域を発生させたが、逆にデータライト中等の通
常動作中に無信号領域の発生するタイミングを検出し、
制御回路（７）に無信号発生タイミングを出力すること
により、制御回路（７）は、無信号時の絶対値レベルを
検知することが可能となり、上記実施例と同様の効果を
奏する。

〔発明の効果〕

以上、詳述したように、この発明は、サーボ情報を読み
出したときのヘッドのサーボ信号に任意のタイミングで
無信号領域を発生させる手段を設けたので、精度の高い
位置ずれ情報が得られる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図。 第２図はこの発明における信号のタイミング図、第３図
は従来の記憶装置を示すブロック図、第４図は従来装置
における信号のタイミング図である。 （１３）はイネーブル機能付増巾器、（１４）はタイミ
ング回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクに円周状のデータトラックを設け、この
   データトラックの一部にサーボゾーンを設け、前記ディ
   スクに対向するヘッドで前記ディスクからデータおよび
   サーボ情報を読み出す記憶装置において、前記サーボ情
   報を読み出したときの前記ヘッドのサーボ信号に任意の
   タイミングで無信号領域を発生させる手段を設けたこと
   を特徴とする記憶装置。
2. （２）無信号領域発生手段は、ヘッドと電気的に接続さ
   れたイネーブル機能付増巾器と、このイネーブル機能付
   増巾器の出力信号が無信号となるタイミングを発生する
   タイミング回路とから成ることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の記憶装置。