JPH019227Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019227Y2 JPH019227Y2 JP17315082U JP17315082U JPH019227Y2 JP H019227 Y2 JPH019227 Y2 JP H019227Y2 JP 17315082 U JP17315082 U JP 17315082U JP 17315082 U JP17315082 U JP 17315082U JP H019227 Y2 JPH019227 Y2 JP H019227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- main body
- outlet
- recess
- storage hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンセント本体内への浸水を防止する
ようにした床用コンセントに関する。
ようにした床用コンセントに関する。
床用コンセントは、プレート部の収納孔に出入
自在に保持されたケース内にコンセント本体を収
納し、上記ケースとともにコンセント本体がプレ
ート部の収納孔から引き出された状態で使用可能
となり、不使用時には、ケースとともにコンセン
ト本体をプレート部の収納孔内に収納して、コン
セント本体が床面から突出しないようにしてい
る。しかして、従来においては、床にこぼれた水
が万一ケースを伝わつてコンセント本体内に浸入
してきた場合、これによつて絶縁性が損われるお
それがある。すなわち、コンセント本体は2つ割
の筐体を有していて、この内部に受金具等の電気
部品を配設しているが、2つ割によつて形成され
る筐体の接合部がケースの底部に配置される結
果、上記底部に溜る水が上記接合部から浸入して
くるためである。
自在に保持されたケース内にコンセント本体を収
納し、上記ケースとともにコンセント本体がプレ
ート部の収納孔から引き出された状態で使用可能
となり、不使用時には、ケースとともにコンセン
ト本体をプレート部の収納孔内に収納して、コン
セント本体が床面から突出しないようにしてい
る。しかして、従来においては、床にこぼれた水
が万一ケースを伝わつてコンセント本体内に浸入
してきた場合、これによつて絶縁性が損われるお
それがある。すなわち、コンセント本体は2つ割
の筐体を有していて、この内部に受金具等の電気
部品を配設しているが、2つ割によつて形成され
る筐体の接合部がケースの底部に配置される結
果、上記底部に溜る水が上記接合部から浸入して
くるためである。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、コ
ンセント本体への浸水を確実に防止し得、しかも
簡単な構造によつて、それを実現できるようにし
た床用コンセントに関する。
ンセント本体への浸水を確実に防止し得、しかも
簡単な構造によつて、それを実現できるようにし
た床用コンセントに関する。
以下、本考案の詳細を図面を参照して説明す
る。1は床面に配設されるプレート部で、収納孔
2を有している。3は2つ割の筐体4を有するコ
ンセント本体で内部に受金具5を有し、この金具
に対向して受口6を設けている。7はコンセント
本体3を収納するケースで、底部に後述する凹部
8を形成し、この凹部に上記2つ割によつて形成
された筐体4の接合部9を位置させている。そし
て、このケース7は、上記プレート部1の収納孔
2に出入自在に保持されている。そして、このケ
ース7とともにコンセント本体3を収納孔2から
引き出した状態でコンセント本体3は使用可能と
なる。前記プレート部1は、摺動自在で、かつ矢
印と反対方向に常時付勢された操作部10を有
し、この操作部10の先端部には係止用の突片1
1が形成されている。そして、プレート部1の裏
面には、一側に上記ケース7の枢着部12が形成
され、ケース7のアーム13を上記枢着部12に
枢着している。さらに枢着部12に対向して、端
子部15が形成されている。ケース7は、上記ア
ーム13を有する基台16と、この基台上を覆う
下面開口した箱形のカバー17とによつて、形成
されている。そして基台16は、両側内面側にガ
イド用の突片18,18を突設させているととも
に、両側の端面方向にそれぞれ一対の係合用の突
起19,19を設けている。また、底部内面に前
記凹部8を設けている。また、カバー17は、前
面部にコンセント本体3の受口6の部分を露出さ
せる切欠部20を有するとともに、その上部に、
前記操作部10の係止用の突片11が係合する凹
部21を設けている。また、開口端には両側に各
一対の互いに対向する方向に先端を向けてなるL
字状の係止突起22,22,22,22を形成し
ている。また、23は、押え板である。そして基
台16にカバー17を嵌合させるとともに、基台
16の周縁面をカバー17の開口端面に衝合させ
る。この状態でカバー17の係止突起22,2
2,22,22は、基台16の裏面から突出し、
基台16の突起19,19は上記係止突起22,
22間に位置している。この状態で押え板23を
カバー17両側の係止突起22,22間および2
2,22間に挿し込む。これによつて、押え板2
3がストツパーとなつて、基台16とカバー17
との分離は防止され、さらに、ねじ24を押え板
23を貫通させて基台16に挿通し、締め付ける
ことにより、押え板23は固定されケース1の組
立てが完了する。そして、アーム13の貫通孔2
5に軸26を挿通し、適宜の手段によりアーム1
3を枢着部に枢着するとともに、コイルばね(図
示しない。)を用いて常時アーム13を上方に付
勢する。したがつて、ケース7は操作体10を操
作して操作体10における突片11とケース7の
凹部21との係合を解除してやれば第3図の状態
から第2図の状態に自動的に回動し、さらに、ケ
ース7が回動しきつた位置で、突片11がケース
7の基台16の下面に係合してケース7は収納孔
2から引き出された状態を保持する。一方コンセ
ント本体3はねじ等により一体にした2つ割の筐
体4の接合部9を上記凹部8に位置させて、ケー
ス7内に収納されている。又コンセント本体3は
両側に突起30が形成されていて、この突起30
がカバー17内の一対の突起(図示しない。)間
に嵌合することによつて、前後方向の移動が阻止
され、左右方向は突片18,18によつて移動を
規制され、さらに、カバー17の切欠20の上縁
と、基台16間に上下部分が係止されることによ
つて、上下方向の移動が阻止される。なおプレー
ト部1の固定は木ねじ27によつて、パツキン
(図示しない。)等を介して取付面に取付けられ
る。取付手段は任意の手段、たとえばパネル押え
金具等を用いてもよい。
る。1は床面に配設されるプレート部で、収納孔
2を有している。3は2つ割の筐体4を有するコ
ンセント本体で内部に受金具5を有し、この金具
に対向して受口6を設けている。7はコンセント
本体3を収納するケースで、底部に後述する凹部
8を形成し、この凹部に上記2つ割によつて形成
された筐体4の接合部9を位置させている。そし
て、このケース7は、上記プレート部1の収納孔
2に出入自在に保持されている。そして、このケ
ース7とともにコンセント本体3を収納孔2から
引き出した状態でコンセント本体3は使用可能と
なる。前記プレート部1は、摺動自在で、かつ矢
印と反対方向に常時付勢された操作部10を有
し、この操作部10の先端部には係止用の突片1
1が形成されている。そして、プレート部1の裏
面には、一側に上記ケース7の枢着部12が形成
され、ケース7のアーム13を上記枢着部12に
枢着している。さらに枢着部12に対向して、端
子部15が形成されている。ケース7は、上記ア
ーム13を有する基台16と、この基台上を覆う
下面開口した箱形のカバー17とによつて、形成
されている。そして基台16は、両側内面側にガ
イド用の突片18,18を突設させているととも
に、両側の端面方向にそれぞれ一対の係合用の突
起19,19を設けている。また、底部内面に前
記凹部8を設けている。また、カバー17は、前
面部にコンセント本体3の受口6の部分を露出さ
せる切欠部20を有するとともに、その上部に、
前記操作部10の係止用の突片11が係合する凹
部21を設けている。また、開口端には両側に各
一対の互いに対向する方向に先端を向けてなるL
字状の係止突起22,22,22,22を形成し
ている。また、23は、押え板である。そして基
台16にカバー17を嵌合させるとともに、基台
16の周縁面をカバー17の開口端面に衝合させ
る。この状態でカバー17の係止突起22,2
2,22,22は、基台16の裏面から突出し、
基台16の突起19,19は上記係止突起22,
22間に位置している。この状態で押え板23を
カバー17両側の係止突起22,22間および2
2,22間に挿し込む。これによつて、押え板2
3がストツパーとなつて、基台16とカバー17
との分離は防止され、さらに、ねじ24を押え板
23を貫通させて基台16に挿通し、締め付ける
ことにより、押え板23は固定されケース1の組
立てが完了する。そして、アーム13の貫通孔2
5に軸26を挿通し、適宜の手段によりアーム1
3を枢着部に枢着するとともに、コイルばね(図
示しない。)を用いて常時アーム13を上方に付
勢する。したがつて、ケース7は操作体10を操
作して操作体10における突片11とケース7の
凹部21との係合を解除してやれば第3図の状態
から第2図の状態に自動的に回動し、さらに、ケ
ース7が回動しきつた位置で、突片11がケース
7の基台16の下面に係合してケース7は収納孔
2から引き出された状態を保持する。一方コンセ
ント本体3はねじ等により一体にした2つ割の筐
体4の接合部9を上記凹部8に位置させて、ケー
ス7内に収納されている。又コンセント本体3は
両側に突起30が形成されていて、この突起30
がカバー17内の一対の突起(図示しない。)間
に嵌合することによつて、前後方向の移動が阻止
され、左右方向は突片18,18によつて移動を
規制され、さらに、カバー17の切欠20の上縁
と、基台16間に上下部分が係止されることによ
つて、上下方向の移動が阻止される。なおプレー
ト部1の固定は木ねじ27によつて、パツキン
(図示しない。)等を介して取付面に取付けられ
る。取付手段は任意の手段、たとえばパネル押え
金具等を用いてもよい。
つぎに、本考案の作用を説明する。使用に当つ
ては、操作部10を操作することによつて、突片
11と凹部21との係合を解除して、収納孔2に
収納状態のコンセント本体3をケース7とともに
回動させ、外部に引き出す。このとき、突片11
の先前端の両面が先細り状のテーパ面になつてい
れば、操作体10から手を離した状態でコンセン
ト本体3を回動していけば、本体3の基台16の
下面に上記突片11が自動的に係合し、コンセン
ト本体3は、引き出された状態を保持する。そし
て、この状態で、プラグ(図示しない。)を接続
するものである。つぎに使用を止める際は、操作
体10を矢印方向に操作することによつて、上記
係合を解除し、コンセント本体3を収納孔2内に
押し込む。コンセント本体3をその回動が終了す
る位置まで下方に向けて押圧すれば、テーパ面を
有する突片11と凹部21とは自動的に嵌合し、
コンセント本体3は収納孔2内に収納された状態
で保持される。なお、突片11は必らずしもテー
パ面とせず、上部の凹部21および基台16の下
面に嵌合させる際に、その都度操作体10を操作
するようにしてもよい。そして床にこぼれた水が
万一ケース7内に侵入してきた場合、この水はケ
ース7の底部に達した後、その凹部8に溜ること
になる。一方、コンセント本体3は2つ割筐体4
の接合部9が上記凹部8上に位置し、したがつ
て、従来のように、底部の水の溜つた面に直接上
記接合部8が近接することがないので、侵入した
水が余程多くない限り、接合部9に対する水の浸
入を防止する。
ては、操作部10を操作することによつて、突片
11と凹部21との係合を解除して、収納孔2に
収納状態のコンセント本体3をケース7とともに
回動させ、外部に引き出す。このとき、突片11
の先前端の両面が先細り状のテーパ面になつてい
れば、操作体10から手を離した状態でコンセン
ト本体3を回動していけば、本体3の基台16の
下面に上記突片11が自動的に係合し、コンセン
ト本体3は、引き出された状態を保持する。そし
て、この状態で、プラグ(図示しない。)を接続
するものである。つぎに使用を止める際は、操作
体10を矢印方向に操作することによつて、上記
係合を解除し、コンセント本体3を収納孔2内に
押し込む。コンセント本体3をその回動が終了す
る位置まで下方に向けて押圧すれば、テーパ面を
有する突片11と凹部21とは自動的に嵌合し、
コンセント本体3は収納孔2内に収納された状態
で保持される。なお、突片11は必らずしもテー
パ面とせず、上部の凹部21および基台16の下
面に嵌合させる際に、その都度操作体10を操作
するようにしてもよい。そして床にこぼれた水が
万一ケース7内に侵入してきた場合、この水はケ
ース7の底部に達した後、その凹部8に溜ること
になる。一方、コンセント本体3は2つ割筐体4
の接合部9が上記凹部8上に位置し、したがつ
て、従来のように、底部の水の溜つた面に直接上
記接合部8が近接することがないので、侵入した
水が余程多くない限り、接合部9に対する水の浸
入を防止する。
本考案は、以上詳述したように、プレート部の
収納孔に出入自在に保持されるケースの底部に凹
部を形成し、このケースに収納される2つ割の筐
体を有するコンセント本体は、2つ割によつて形
成される接合部を上記凹部に位置させたものであ
るから、万一水がケース内に浸入することがあつ
てもコンセント本体への水の浸入を防止し、絶縁
性能の低下を防止することができるものである。
収納孔に出入自在に保持されるケースの底部に凹
部を形成し、このケースに収納される2つ割の筐
体を有するコンセント本体は、2つ割によつて形
成される接合部を上記凹部に位置させたものであ
るから、万一水がケース内に浸入することがあつ
てもコンセント本体への水の浸入を防止し、絶縁
性能の低下を防止することができるものである。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は要部分
解斜視図、第2図は側面図、第3図および第4図
はコンセント本体およびケースの収納時ならび収
納途中の状態を示す斜視図、第5図は要部の一部
切欠側面図、第6図は同側面図、第7図は同底面
図、第8図はコンセント本体の斜視図である。 1…プレート部、4…筐体、9…接合部、3…
コンセント本体、7…ケース、8…凹部。
解斜視図、第2図は側面図、第3図および第4図
はコンセント本体およびケースの収納時ならび収
納途中の状態を示す斜視図、第5図は要部の一部
切欠側面図、第6図は同側面図、第7図は同底面
図、第8図はコンセント本体の斜視図である。 1…プレート部、4…筐体、9…接合部、3…
コンセント本体、7…ケース、8…凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 収納孔を有し床面に配設されるプレート部と; 2つ割に形成された筐体を有するコンセント本
体と; 底部に凹部を形成しこの凹部に上記2つ割によ
つて形成された筐体の接合部を位置させて上記本
体を収納するとともに上記プレート部の収納孔に
出入自在に保持されかつプレート部から引き出さ
れた状態で上記本体が使用可能となるケースと; を具備したことを特徴とする床用コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17315082U JPS5978825U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 床用コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17315082U JPS5978825U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 床用コンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978825U JPS5978825U (ja) | 1984-05-28 |
JPH019227Y2 true JPH019227Y2 (ja) | 1989-03-14 |
Family
ID=30377267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17315082U Granted JPS5978825U (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | 床用コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978825U (ja) |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP17315082U patent/JPS5978825U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978825U (ja) | 1984-05-28 |
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