JPH019102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019102Y2 JPH019102Y2 JP2126883U JP2126883U JPH019102Y2 JP H019102 Y2 JPH019102 Y2 JP H019102Y2 JP 2126883 U JP2126883 U JP 2126883U JP 2126883 U JP2126883 U JP 2126883U JP H019102 Y2 JPH019102 Y2 JP H019102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulge
- eaves
- outlet
- wiring device
- waterproof wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は操作しやすく、かつ製作容易で、しか
も浸水を防止するようにした防水形配線器具に関
する。
も浸水を防止するようにした防水形配線器具に関
する。
防水形配線器具はたとえば特公昭56−6634号公
報によつて知られている。このものは、プレート
部から前方に膨出し、かつ下部が開口した中空の
膨出部の内部にコンセントを設け、ひさし部分を
透明にして、上記コンセントの差込口へのプラグ
の装着が容易に行えるようにしている。しかし
て、このようなひさしを設けた防水形配線器具
は、透明部分は他の部分と異る材料を用い、これ
を別部品として用意し、成形時に一体化すること
によつて形成するか2色成形によつて形成するよ
うにしている。しかし、いずれにしても見えやす
くするための部分には別部材を必要とするばかり
でなく、ひさしを一体に設けるため、上・下金型
だけでは成形が行えず、ひさしを形成するための
他の金型が必要になり、金型が複雑化する欠点を
有していた。また、透明であるため、ほこりが付
着すると操作部が見えなくなり、プラグの着脱が
円滑に行えない問題があつた。
報によつて知られている。このものは、プレート
部から前方に膨出し、かつ下部が開口した中空の
膨出部の内部にコンセントを設け、ひさし部分を
透明にして、上記コンセントの差込口へのプラグ
の装着が容易に行えるようにしている。しかし
て、このようなひさしを設けた防水形配線器具
は、透明部分は他の部分と異る材料を用い、これ
を別部品として用意し、成形時に一体化すること
によつて形成するか2色成形によつて形成するよ
うにしている。しかし、いずれにしても見えやす
くするための部分には別部材を必要とするばかり
でなく、ひさしを一体に設けるため、上・下金型
だけでは成形が行えず、ひさしを形成するための
他の金型が必要になり、金型が複雑化する欠点を
有していた。また、透明であるため、ほこりが付
着すると操作部が見えなくなり、プラグの着脱が
円滑に行えない問題があつた。
そこで、本考案者は膨出部の内面に沿つて開口
部に対し摺動自在にひさしを設けることによつ
て、製作容易でかつ、操作を円滑に行えるように
した防水形配線器具を特願昭57−170658号として
提案した。しかして、このものは上記のような利
点を有するものであるが、その一方、ひさしと膨
出部内面とが重合する部分において両者間のごく
僅かな間〓が毛細管現象の作用をし、この間〓を
伝わつて雨水等が中空部内に浸入し、これによつ
て、内部に収納された機能部の絶縁を低下させた
り、導電部を腐食させる等の虞があることが分つ
た。
部に対し摺動自在にひさしを設けることによつ
て、製作容易でかつ、操作を円滑に行えるように
した防水形配線器具を特願昭57−170658号として
提案した。しかして、このものは上記のような利
点を有するものであるが、その一方、ひさしと膨
出部内面とが重合する部分において両者間のごく
僅かな間〓が毛細管現象の作用をし、この間〓を
伝わつて雨水等が中空部内に浸入し、これによつ
て、内部に収納された機能部の絶縁を低下させた
り、導電部を腐食させる等の虞があることが分つ
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、膨
出部の内面およびひさし外面の少くとも一方に両
面間に介在する突起を形成することにより、上記
欠点を除去するようにした防水形配線器具を提供
することを目的とする。
出部の内面およびひさし外面の少くとも一方に両
面間に介在する突起を形成することにより、上記
欠点を除去するようにした防水形配線器具を提供
することを目的とする。
以下、本考案の詳細を図面を参照して説明す
る。1は器具本体で、プレート部2とこのプレー
ト部から前方に膨出し下部が開口した中空の膨出
部3を有している。この膨出部3は内部に機能部
としてのコンセント部4を設けている。また、5
は膨出部3の開口部に対し摺動自在に設けられた
ひさしで、6は膨出部3内面およびひさし5外面
の少くとも一方に形成した両面間に介在する突起
である。上記コンセント部4は内部に刃受金具7
を設けているとともに、この金具7に対向して3
組計6個の下向きの差込口8を有している。コン
セント部4は膨出部3内において、この内部のボ
ス9に挿通されるねじ10により固定されてい
る。膨出部3は、下端部両側に側面側のひさし5
を一体に設けている。コンセント部4を設ける前
の外殻部12の形状は第6図に示すとおりであ
り、後述する膨出部3の内面に沿つて下部の開口
部に対し摺動自在のひさしを設けているため、
上・下の金型のみで成形を行うものである。ひさ
し5は膨出部2の内面とコンセント部4との間に
保持され、さらに上端部にコンセント部4に係止
されるストツパ14を、下端部に膨出部3の下端
縁に係止されるストツパ15を有し、膨出部3の
内面に沿つて開口部に対し摺動自在に設けられて
いる。また、突起6は、膨出部3内面およびひさ
し5外面間に介在し、両者に間〓を形成するため
のものである。膨出部3の前面側および前面側よ
りの両側面の各内面に形成されている。なお、ひ
さし5はコ字形に形成され、両側片の端縁部が前
記側面側のひさし11の前面側の端縁上に載置さ
れている。ひさし5は予め実線および点線の中間
に位置させて、この状態でコンセント部4を膨出
部3内に固定し、ストツパ14をコンセント部4
に係合させることによつて膨出部3に組込む。ま
た、17はプレート部2の中央部上下両端に設け
たサポート(図示しない。)に取り付けるための
取り付けねじ挿通孔である。
る。1は器具本体で、プレート部2とこのプレー
ト部から前方に膨出し下部が開口した中空の膨出
部3を有している。この膨出部3は内部に機能部
としてのコンセント部4を設けている。また、5
は膨出部3の開口部に対し摺動自在に設けられた
ひさしで、6は膨出部3内面およびひさし5外面
の少くとも一方に形成した両面間に介在する突起
である。上記コンセント部4は内部に刃受金具7
を設けているとともに、この金具7に対向して3
組計6個の下向きの差込口8を有している。コン
セント部4は膨出部3内において、この内部のボ
ス9に挿通されるねじ10により固定されてい
る。膨出部3は、下端部両側に側面側のひさし5
を一体に設けている。コンセント部4を設ける前
の外殻部12の形状は第6図に示すとおりであ
り、後述する膨出部3の内面に沿つて下部の開口
部に対し摺動自在のひさしを設けているため、
上・下の金型のみで成形を行うものである。ひさ
し5は膨出部2の内面とコンセント部4との間に
保持され、さらに上端部にコンセント部4に係止
されるストツパ14を、下端部に膨出部3の下端
縁に係止されるストツパ15を有し、膨出部3の
内面に沿つて開口部に対し摺動自在に設けられて
いる。また、突起6は、膨出部3内面およびひさ
し5外面間に介在し、両者に間〓を形成するため
のものである。膨出部3の前面側および前面側よ
りの両側面の各内面に形成されている。なお、ひ
さし5はコ字形に形成され、両側片の端縁部が前
記側面側のひさし11の前面側の端縁上に載置さ
れている。ひさし5は予め実線および点線の中間
に位置させて、この状態でコンセント部4を膨出
部3内に固定し、ストツパ14をコンセント部4
に係合させることによつて膨出部3に組込む。ま
た、17はプレート部2の中央部上下両端に設け
たサポート(図示しない。)に取り付けるための
取り付けねじ挿通孔である。
つぎに、本発明の作用を説明する。器具本体1
をサポートを介して外壁に設けた埋め込みボツク
ス(図示しない)に固定する。操作部すなわち、
差込口8にプラグ(図示しない)を差し込むに当
つては、ひさし12をストツパ15が膨出部3の
下端縁に係止される点線の位置迄上方へ押し上げ
て差込口8が外部からよく見えるようにする。プ
ラグ(図示しない)を差込口8に差し込んだ後ひ
さし11から手を離すことにより、ひさし5は自
重によりストツパ14がコンセント部4に係止さ
れる実線の位置迄下降する。そして、雨水等によ
る水滴が膨出部3に注がれた場合、水滴は膨出部
3およびひさし5の各外面を伝わつて落下する。
さらに、従来は、ひさし5と膨出部3とが重合す
る部分において、毛細管現象により膨出部3内面
とひさし5外面との間から水が浸入してくる虞が
あつたが、両面間に介在する突起によつて両面間
に適度な間〓が形成されるので、毛細管現象は起
らず、これによつて、膨出部3内への水の浸入が
防止され、コンセント部4内の絶縁低下、導電部
の腐食は防止される。そして、ひさし5は他の部
分と別個に成形するので、器具本体1のプレート
部2および膨出部3を有する外殻部12を上・下
の金型のみでしかも2色成形のための特殊な成形
機を用いずに、通常の成形機で製作できる。そし
て、ひさし5は摺動式であつて、固定式でかつ透
明のものとは異るので、ほこり等による汚れで差
込口8がみえなくなる問題がなく、常にプラグの
着脱を円滑に行うことができる。
をサポートを介して外壁に設けた埋め込みボツク
ス(図示しない)に固定する。操作部すなわち、
差込口8にプラグ(図示しない)を差し込むに当
つては、ひさし12をストツパ15が膨出部3の
下端縁に係止される点線の位置迄上方へ押し上げ
て差込口8が外部からよく見えるようにする。プ
ラグ(図示しない)を差込口8に差し込んだ後ひ
さし11から手を離すことにより、ひさし5は自
重によりストツパ14がコンセント部4に係止さ
れる実線の位置迄下降する。そして、雨水等によ
る水滴が膨出部3に注がれた場合、水滴は膨出部
3およびひさし5の各外面を伝わつて落下する。
さらに、従来は、ひさし5と膨出部3とが重合す
る部分において、毛細管現象により膨出部3内面
とひさし5外面との間から水が浸入してくる虞が
あつたが、両面間に介在する突起によつて両面間
に適度な間〓が形成されるので、毛細管現象は起
らず、これによつて、膨出部3内への水の浸入が
防止され、コンセント部4内の絶縁低下、導電部
の腐食は防止される。そして、ひさし5は他の部
分と別個に成形するので、器具本体1のプレート
部2および膨出部3を有する外殻部12を上・下
の金型のみでしかも2色成形のための特殊な成形
機を用いずに、通常の成形機で製作できる。そし
て、ひさし5は摺動式であつて、固定式でかつ透
明のものとは異るので、ほこり等による汚れで差
込口8がみえなくなる問題がなく、常にプラグの
着脱を円滑に行うことができる。
なお、突起6は膨出部3内面に設けたが、ひさ
し5外面あるいは、これら両面に設けてもよい。
また、両側面のひさし5を膨出部3と一体に設け
たが、これをひさし5と一体に設けてもよい。ま
た突起6は線状に設けたが点状に複数個設けるよ
うにしてもよい。また、機能部としては、コンセ
ントばかりでなく、スイツチまたはテレビ端子等
であつてもよい。また、ひさし5をばね(図示し
ない)により、常時下向きの力が加わるようにし
ておいてもよい。これにより、ひさし5の自重と
ばねとの力により、ひさし5の下降を確実に行う
ことができる。また、ひさし11は透明、不透明
いずれでもよい。
し5外面あるいは、これら両面に設けてもよい。
また、両側面のひさし5を膨出部3と一体に設け
たが、これをひさし5と一体に設けてもよい。ま
た突起6は線状に設けたが点状に複数個設けるよ
うにしてもよい。また、機能部としては、コンセ
ントばかりでなく、スイツチまたはテレビ端子等
であつてもよい。また、ひさし5をばね(図示し
ない)により、常時下向きの力が加わるようにし
ておいてもよい。これにより、ひさし5の自重と
ばねとの力により、ひさし5の下降を確実に行う
ことができる。また、ひさし11は透明、不透明
いずれでもよい。
本考案の防水形配線器具は以上詳述したよう
に、膨出部の内面に沿つて開口部に対し摺動自在
にひさしを設けるとともに、膨出部内面およびひ
さし外面の少くとも一方に両面間に介在する突起
を形成したことにより、製作容易になるととも
に、ひさしが汚れても機能部の操作に支障がな
く、さらに、ひさしと膨出部との間から毛細管現
象により水が浸入することがなく、機能部の絶縁
低下等を防止することができるものである。
に、膨出部の内面に沿つて開口部に対し摺動自在
にひさしを設けるとともに、膨出部内面およびひ
さし外面の少くとも一方に両面間に介在する突起
を形成したことにより、製作容易になるととも
に、ひさしが汚れても機能部の操作に支障がな
く、さらに、ひさしと膨出部との間から毛細管現
象により水が浸入することがなく、機能部の絶縁
低下等を防止することができるものである。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は一部切欠側面図、第3図は裏面図、
第4図は底面図、第5図は器具本体の外殻部の側
断面図、第6図および第7図は要部側面図および
正面図である。 2……プレート部、3……膨出部、4……機能
部としてのコンセント部、5……ひさし、6……
突起。
図、第2図は一部切欠側面図、第3図は裏面図、
第4図は底面図、第5図は器具本体の外殻部の側
断面図、第6図および第7図は要部側面図および
正面図である。 2……プレート部、3……膨出部、4……機能
部としてのコンセント部、5……ひさし、6……
突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プレート部、このプレート部から前方に膨出
し、かつ下部が開口した中空の膨出部およびこ
の膨出部の内部に配設された機能部を有する器
具本体と; 上記膨出部の内面に沿つて開口部に対し摺動
自在に設けられたひさしとを備え; 上記膨出部内面およびひさし外面の少くとも
一方に両面間に介在する突起を形成したことを
特徴とする防水形配線器具。 (2) 上記機能部はコンセントであることを特徴と
する防水形配線器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2126883U JPS59128182U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 防水形配線器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2126883U JPS59128182U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 防水形配線器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128182U JPS59128182U (ja) | 1984-08-29 |
JPH019102Y2 true JPH019102Y2 (ja) | 1989-03-13 |
Family
ID=30152393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2126883U Granted JPS59128182U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 防水形配線器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128182U (ja) |
-
1983
- 1983-02-16 JP JP2126883U patent/JPS59128182U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59128182U (ja) | 1984-08-29 |
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