JPH018901Y2 - - Google Patents

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JPH018901Y2
JPH018901Y2 JP3314783U JP3314783U JPH018901Y2 JP H018901 Y2 JPH018901 Y2 JP H018901Y2 JP 3314783 U JP3314783 U JP 3314783U JP 3314783 U JP3314783 U JP 3314783U JP H018901 Y2 JPH018901 Y2 JP H018901Y2
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ventilation
plate
face plate
adjustment
adjustment knob
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JP3314783U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、窓或いはドアなどの框枠部に換気を
目的として取付けられる通気装置に係り、更に詳
しくは、面板と通気量調節板とを重ね合わせた通
気装置において、面板に調節摘みを摺動自在に設
けて、この調節摘みに面板に形成した開口部を貫
通させて、通気量調節板に形成した長孔と係合す
る作動ブロツクを固着し、開口部周にはガイド部
を設け、更に面板と調節摘みとの間に作動ブロツ
クの一部をガイド部に圧接する弾性部材を介設し
て面板の通気孔と通気量調節板の通気長孔とを連
通、遮断してなる通気装置に関する。
最近、構造材や建具の製作精度が向上した為、
建物の気密性が高まり、自然若しくは強制的に室
内の換気を行う必要が生じている。この換気を行
う通気装置としては、例えば窓或いはドアなどの
框枠部と一体に取付けられた通気装置において、
それぞれ通気孔を形成した面板と通気量調節板と
をスライド可能に重ね合わせ、これら面板及び通
気量調節板のいずれか一方を他方に対してスライ
ドさせることで、面板に形成した通気孔と通気量
調節板に形成した通気長孔とを合致させて換気を
行ない、また面板に形成した通気孔を通気量調節
板の盲部で塞いで外部と遮断して雨水等が侵入し
ないようにし、更には互いの通気孔の合致面積を
調節することで通気量をコントロールするように
している。しかしながら、従来の通気装置にあつ
ては、面板と通気量調節板のいずれか一方を他方
に対してスライドせしめて通気、遮断を行なうよ
うにしているため、面板及び通気量調節板に摺り
傷が付き、特に通気量調節板の盲部によつて面板
の通気孔を塞いた時は、通気量調節板の盲部に生
じた摺り傷が室内側へ露見するという不都合があ
つた。
また、従来の通気装置にあつては面板と通気量
調節板間に錆等が発生したり、組立誤差がある
と、スライド操作が円滑に行なわれない等の問題
を生じていた。
本考案は上述した従来の通気装置の問題点を改
善すべく案出されたものであつて、その目的とす
る処は、通気量調節に伴つて通気量調節板に摺り
傷が生じることなく、よつて面板の通気長孔から
摺り傷が露見することもなく、更に通気量の調節
自体も容易に行なえるようにした通気装置を提供
することを目的とする。
この目的を達成すべく本考案に係る通気装置
は、互いに重なり合つた面板と通気量調節板のう
ち、面板には摺動自在な調節摘みを設け、この調
節摘みに固着した作動ブロツクを面板に形成した
開口部を介して通気量調節板の斜孔に係合せし
め、また上記開口部周には一部に傾斜辺を有する
ガイド部を設け、面板と調節摘みとの間に板バネ
等の弾発部材を介設して作動ブロツクの一部を上
記ガイド部に圧接せしめ、調節摘みを摺動させる
ことで作動ブロツクをガイド部に沿つて移動せし
め、この作動ブロツクの移動で、面板に対し通気
量調節板が接離動を行わせて面板の通気孔を通気
量調節板の盲板部で塞ぎ、前記通気孔と通気量調
節板の通気長孔とを合致させることを特徴として
いる。
以下、本考案の一実施例として窓或いはドアな
どの框枠部に取付けられる通気装置を具体的に添
付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係る通気装置の正面図、第2
図は同通気装置の分解斜視図であり、通気装置1
は室内側に臨む面板2と室外側に臨む通気量調節
板3とを重ね合わせてなり、面板2は鋼板等を例
えばプレス成形することで、横方向の凸部2a…
と凹部2b…とが連続した形状をしており、凹部
2b…の所定箇所には多数の小孔4a…からなる
通気孔4を形成している。
そして凹部2b…のうち中央部の凹部2bには
板状の調節摘み5を凹部2bに沿つて摺動自在に
嵌挿している。また、この調節摘み5が嵌挿され
る凹部2bの略中央部には開口部6を形成し、こ
の開口部6の周縁をガイド部7とし、上下のガイ
ド部のそれぞれには横方向に若干ずらして切欠部
8,9を形成し、この切欠部8,9の一辺は上記
調節摘み5の摺動方向に勾配を有した傾斜辺8
a,9aとしている。
また、上記調節摘み5の裏面中央には作動ブロ
ツク10をビス11,11によつて固着してい
る。この作動ブロツク10は第3図にも示すよう
に、左右の両端に前記切欠部8,9と略対応する
状態に若干の位置をずらして突部12,13が設
けられ、この突部12,13が上記ガイド部7に
接して摺動し、突部12が切欠部8に嵌り込んだ
ときには他方の突部13が切欠部9に嵌り込むよ
うにしている。更に作動ブロツク10の中央に
は、ネジ孔14が周縁部14aを突設し状態に穿
設される。又通気量調節板3は、盲板部3aに鈎
状の斜孔17を穿設するとともに、面板2の凹部
2bに対応して長手方向に複数本の通気長孔18
を形成したものである。しかも斜孔17は板上に
おいて通気長孔18に対して所定の角度で穿設さ
れている。
この斜孔17の側縁と上記周縁部14aの上端
とを当接させた状態で作動ブロツク10のネジ孔
14を係合し、ネジ15を該ネジ孔14に螺着す
る。
一方、調節摘み5には、板バネ19,19が作
動ブロツク10の裏面両側に位置するよう止着さ
れ、しかも、この板バネ19,19の先端を凹部
2bの底面に当接せしめている。而して、作動ブ
ロツク10の突部12,13はガイド部7に圧接
することとなる。更に、上記通気量調節板3の両
側部には前記斜孔17と逆方向に傾斜した長孔2
0…を一対づつ形成し、これら長孔20…には面
板2に一体的に取付けた固定板21,21のピン
22,22…が係止される。
以上の如き構成からなる通気装置1の作用を以
下に述べる。
先ず第4図乃至第6図は通気遮断時の状態を示
すものであり、このうち第4図は通気装置1の平
断面図、第5図は第4図おA−A線断面図、第6
図は通気装置の裏面図である。
即ち、通気を遮断するには、調節摘み5を第1
図中左側へスライドさせ、作動ブロツク10の突
部12,13をそれぞれガイド部7の切欠部8,
9内に嵌め込むようにする。すると、通気量調節
板3は面板2に接近する方向へ移動して両者が密
着し、通気量調節板3の盲板部3aが面板2の通
気孔4を塞いで通気を遮断する。
又、通気を得るには、第4図に示す状態から通
気摘み5を前記とは逆方向(第6図にあつては左
側)へスライド移動せしめる。すると、第7図に
示す如く、作動ブロツク10の突部12,13は
切欠部8,9の傾斜辺8a,9aに乗り上げ、こ
の傾斜辺8a,9aに沿つて移動する。その結
果、通気量調節板3は第7図に示すように面板2
から相対的に離反する方向に移動し、面板2と通
気量調節板3との間に隙間sが形成される。そし
て、この移動と同時に通気量調節板3の斜孔17
と係合するネジ15は第6図中左方向へ移動す
る。したがつて斜孔17の下辺部17aがネジ1
5により下方へ押されることで、通気量調節板3
は長孔20に係止するピン22に案内されつつ第
6図中左下方へ移動し、結果として第8図示すよ
うに、通気量調節板3の通気長孔18と面板2の
通気孔4とが合致することとなる。かくして本考
案の通気装置は通気状態となる。
尚、以上は本考案の実施の一例を示したもので
あり、本考案は上記のものに限定されるものでは
ない。例えば図示例にあつては、開口部自体にガ
イド部を形成したが、開口部とは別体にガイド部
を設けてもよく、また、面板及ぼ通気量調節板に
形成した通気孔及び通気長孔は横方向のものとし
たが、特にこの方向に限らず任意である。要は面
板と通気量調節板とが密接した状態で通気量調節
板の盲板部が面板の通気孔を塞ぐような構造であ
ればよい。
又、本考案の通気装置は窓或いはドアの框枠部
に取付けられるものに限定されるものでなく、建
物の壁部に取付けられる室内換気用の通気装置と
しても利用され得るものである。
以上に説明した如く、本考案によれば面板に摺
動可能に取付けた調節摘みを操作することで、面
板と通気量調節板との接離動作を行なわせ、面板
と通気量調節板とが密接した状態で面板の通気孔
を通気量調節板の盲板部で塞ぎ、また面板と通気
量調節板とが離反した状態で双方の通気孔及び通
気長孔が合致するようにしたので、従来の如く面
板と通気量調節板とが摺接することがない。した
がつて通気量調節板の盲部に摺り傷が付かず、面
板の通気孔を通して室内側に摺り傷が露見するこ
ともない。
更に従来のスライド式に代つて、接離動作によ
つて通気量を調節するようにしたので、従来の如
く作動不良を起こすこともなく、且つ通気装置と
しての構造自体も簡単であるため操作も簡易に行
うことができ、故障しにくい等、技術的経済的に
も極めて効果の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る通気装置の正面図、第2
図は同通気装置の分解斜視図、第3図は作動ブロ
ツクの拡大斜視図、第4図は通気を遮断した状態
の通気装置の平断面図、第5図は第4図のA−A
線断面図、第6図は通気を遮断した状態の通気装
置の裏面図、第7図は通気状態を示す第4図と同
様の平断面図、第8図は通気状態を示す第6図と
同様の裏面図である。 1……通気装置、2……面板、3……通気量調
節板、3a……盲板部、4……通気孔、5……調
節摘み、6……開口部、7……ガイド部、8a,
9a……傾斜辺、10……作動ブロツク、17…
…斜孔、18……通気長孔、19……板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通気孔を形成した面板と通気長孔を形成した通
    気量調節板とを重ね合せてなる通気装置におい
    て、 上記面板に調節摘みを摺動自在に設け、面板に
    形成した開口部を貫通するとともに通気量調節板
    の盲板部に形成した斜孔と結合する作動ブロツク
    を、前記調節摘みに固着し、上記開口部周には一
    部に調節摘みの摺動方向に対し角度をもつた傾斜
    辺を有するガイド部を設け、更に面板と調節摘み
    との間に作動ブロツクの一部を上記ガイド部に圧
    接せしめる板バネを介設したものであつて、 前記調節摘みのスライドにより前記面板と通気
    量調節板とが密着して該面板の通気孔が該通気量
    調節板の盲板部で塞がれるとともに、前記調節摘
    みの逆方向スライドにより前記面板と前記通気量
    調節板とが離反して該面板の通気孔と該通気量調
    節板の通気長孔とが合致することを特徴とする通
    気装置。
JP3314783U 1983-03-08 1983-03-08 通気装置 Granted JPS59139831U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3314783U JPS59139831U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 通気装置

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JP3314783U JPS59139831U (ja) 1983-03-08 1983-03-08 通気装置

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JPS59139831U JPS59139831U (ja) 1984-09-18
JPH018901Y2 true JPH018901Y2 (ja) 1989-03-10

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JPH0720312Y2 (ja) * 1986-12-11 1995-05-15 フクビ化学工業株式会社 換気用シヤツタ

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JPS59139831U (ja) 1984-09-18

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