JPH018330Y2 - - Google Patents

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JPH018330Y2
JPH018330Y2 JP16911880U JP16911880U JPH018330Y2 JP H018330 Y2 JPH018330 Y2 JP H018330Y2 JP 16911880 U JP16911880 U JP 16911880U JP 16911880 U JP16911880 U JP 16911880U JP H018330 Y2 JPH018330 Y2 JP H018330Y2
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JP
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pin
pointed
molding
support shaft
receiving plate
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JP16911880U
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JPS5790817U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の内装資材たるウレタンシー
トパツド等を成形する際の成形金具に、該パツド
の裏打補強材等の副資材を、成形に先立つてセツ
トするために使用されるセツトピンに関するもの
であり、セツト後に、成形金型が移動されても、
副資材を変位を生ずることなく確実に保持でき、
しかも成形金型から成形されたウレタンシートパ
ツドを取り外す際には、その脱型操作のみによ
り、非セツト位置に変位しうるセツトピンを提供
することを目的としている。
従来、ウレタンシートパツドの成形金型に、前
述の副資材をセツトするには、第5図に示される
ように成形金型Aに打ち込まれた釘Bに副資材C
を刺通してセツトするか、あるいは第6図に示さ
れるように成形金型Aに副資材Cを接着テープD
で接着して仮留めするとか、成形金型面に接着剤
で接着してセツトする等の手段が採られている。
しかし、これらのいずれの手段も、副資材Cの固
定が不確実であり、成形金型が、副資材のセツト
工程からウレタンシートパツドの成形工程へ、台
車等によつて移動される際の振動により、外れた
り、成形面から浮いたりし、成形不良品を発生す
る恐れが多いものである。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載する
構成とすることにより、上述のごとき成形不良品
の発生しないよう、副資材を確実に成形金型の成
形面に固定でき、しかも脱型操作をさまたげるこ
とのないセツトピンを得たものである。
以下図示例についてその構成を説明する。
第1図、第2図および第3図において、第4図
に示される成形金型1の成形面2側に螺着される
螺子部3の1端面4から支軸5が突設されてお
り、該支軸5の端部の突出片6に、尖頭ピン7が
軸8で回動自在に軸着されている。
前記尖頭ピン7の軸支部9の外周面は、前記支
軸5に上下摺動自在に嵌着されたバネ受板10の
表面11に当接されている。
このバネ受板10は、螺子部3の1端面4と、
該板10の裏面12との間に縮設されたバネ13
により、常時尖頭ピン7方向に弾圧されている。
また尖頭ピン7の軸支部9の外周面は、第1
図、第2図に示すように、尖頭部14を支軸5の
軸方向に向けた位置と、第3図に示すように尖頭
部14を支軸5の軸方向に対し直角に向けた位置
との2位置において、バネ受板10の表面11に
安定して当接する平坦面15,16とされてい
る。
従つて、第1図、第2図に示されるように尖頭
部14が支軸5の軸方向を向いている状態で、第
4図に示されるごとく、副資材17を成形金型1
の成形面2に当接し、予め副資材17に穿設され
ているセツト孔等に尖頭ピン7を嵌入させたの
ち、該副資材17が尖頭ピン7をくぐり抜けるま
で押し込み、ついで尖頭ピン7を、その尖頭部1
4が第3図に示されるように直角方向を向くよう
回動させることにより、成形金型1に対する副資
材17のセツトが完了するものである。
上述の尖頭ピン7の回動は、軸支部9の外周面
がバネ受板10を押圧すると、該板10がバネ1
3を圧縮しつつ下降し、変位することにより容易
に行なわれる。
上述のセツト状態においては、尖頭ピン7の尖
頭部14が、支軸5の軸方向に対し直角方向を向
き、その側面で副資材17を成形金型1の成形面
2側に押圧することとなるので、成形金型1の移
動に伴なう振動等が生じても、副資材17が成形
面2から外れたり、浮いたりすることなく、該副
資材17は確実に成形面2に保持される。
ウレタンシートパツドの成形完結後、該パツド
を成形金型1から脱型させようとすると、尖頭ピ
ン7は、その側面が副資材17で押圧されること
により、その軸支部9の外周面、すなわち平坦面
16および平坦面16,15との間の外周面がバ
ネ受板10の表面11を押圧し、バネ13を弾圧
させてバネ受板10を降下させるので、尖頭ピン
7は容易に、第3図の状態から第1図、第2図に
示す状態に回動変位し、副資材17の離脱を許容
するものである。
第4図において、符号18は成形用の下型、符
号19は成形金型1と下型18との移動用の台
車、符号20は本考案に係るセツトピンを示して
いる。
本考案に係る副資材セツトピンは上述の構成、
作用のものであつて、尖頭ピンの回動変位によ
り、副資材を確実に成形金型の成形面に保持で
き、成形金型に振動等が生じても成形面からの副
資材の外れ、浮き等の発生を良好に防止しうる
し、成形完結後のウレタンシートパツドを成形金
型から脱型する操作のみにより、尖頭ピンは自動
的に非セツト位置に回動されるので、脱型操作を
容易ならしめる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の1例の正面図、第2図はその側
面図、第3図は尖頭ピンの回動後の状態における
正面図、第4図は本考案に係るセツトピンを適用
した成形金型の略示縦断面図、第5図は従来の副
資材のセツト構造の1例を示す断面図、第6図は
従来の副資材のセツト構造の別の例を示す断面図
である。 1……成形金型、2……成形面、3……螺子
部、4……1端面、5……支軸、7……尖頭ピ
ン、9……軸支部、10……バネ受板、11……
表面、12……裏面、13……バネ、14……尖
頭部、15,16……平坦面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウレタンシートパツド成形金型の成形面側に螺
    着される螺子部の1端面から支軸が突設され、該
    支軸端に尖頭ピンが回動自在に軸着されており、
    該尖頭ピンの軸支部外周面は、前記支軸に摺動自
    在に嵌着したバネ受板の表面に当接され、該バネ
    受板は、螺子部の前記1端面とバネ受板裏面との
    間に縮設されたバネにより、常時尖頭ピン方向に
    弾圧されていると共に、前記尖頭ピンの軸支部外
    周面は、該ピンの尖頭部を前記支軸の軸方向に向
    けた位置と、尖頭部を支軸の軸方向に対し直角に
    向けた位置との2位置において、バネ受板の表面
    に安定して当接する平坦面とされていることを特
    徴とするウレタンシートパツド成形金型における
    副資材セツトピン。
JP16911880U 1980-11-26 1980-11-26 Expired JPH018330Y2 (ja)

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JP16911880U JPH018330Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26

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JPS5790817U JPS5790817U (ja) 1982-06-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0675878B2 (ja) * 1988-11-28 1994-09-28 池田物産株式会社 サポータ材とパッド材との一体成形品
JPH0661790B2 (ja) * 1989-11-22 1994-08-17 大協株式会社 プラスチック部品のヒンジ部の製造方法

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JPS5790817U (ja) 1982-06-04

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