JPH018322Y2 - - Google Patents

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JPH018322Y2
JPH018322Y2 JP18413782U JP18413782U JPH018322Y2 JP H018322 Y2 JPH018322 Y2 JP H018322Y2 JP 18413782 U JP18413782 U JP 18413782U JP 18413782 U JP18413782 U JP 18413782U JP H018322 Y2 JPH018322 Y2 JP H018322Y2
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はベニヤレースに対して供給された原木
を心出ししながら装着し、該ベニヤレースの稼動
効率を向上し得るベニヤレースにおける原木装着
装置に関する。
従来技術 本出願人は先に特願昭52−46474号(特開昭53
−131600号)において「ベニヤレースにおける原
木の心出装置」を堤案した。該発明はベニヤレー
ススピンドルの下方又は刃物台と反対側の斜め下
方からスピンドル方向へ昇降可能な原木支持部材
を設け、前記原木支持部材の昇降を刃物台の移動
と連動させることにより、原木支持部材及び刃物
台を同時に前進又は後退させる構造とし、刃物台
の移動及び原木支持部材の昇降に伴う原木の昇降
により、原木心をスピンドル軸心に合わせるよう
にしたことを特徴とするベニヤレースにおける原
木の心出装置を基本的な要旨とするものであり、
その具体的構成の一つとして刃物台と原木支持部
材とをシリンダ類を介してチエーン類又はロープ
類により連結し、スピンドル側に対する刃物台の
往復移動に伴なつて前記原木支持部材をスピンド
ル方向に昇降動させ、該原木支持部材並びに刃物
台により支持された原木の心とスピンドルの軸心
との一致により、原木の心出しを行う構成を開示
したが、該構成からなる原木の心出装置にあつて
は原木支持部材を上昇させる際にシリンダ類を必
要としたり、或いは原木支持部材の下降が不確実
となる虞れがあるなど、問題を有していることが
判明した。またベニヤレースに供給される原木は
その大きさが一定していないものであり、該原木
の大小によりチエーン類又はロープ類に作用する
張力が変化するため、チエーン類又はロープ類の
伸びが一定せず、原木の心出しを正確に行い得な
い欠点を有していた。
考案の目的 本考案の目的は上記した特願昭52−46474号に
記載された発明の改良に係り、装置の簡素化、低
コスト化を図りうると共に、原木の大小に抱らず
正確な心出しながらベニヤレースに装着し得るベ
ニヤレースにおける原木の心出装置を提供するこ
とにある。
考案の構成 以下、一実施例に従つて本考案を説明する。
第1図は本考案に係る原木装着装置の概略を示
す説明図、第2図は第1図の平面図である。
ベニヤレースの本体フレーム2には刃物台1
が、後述するスピンドル7の軸心と直交する方向
に向つて往復移動可能に支持され、該本体フレー
ム2にはスクリユー軸3が噛合わされている。そ
して前記スクリユー軸3には駆動手段としての電
動モータ23が連結され、該電動モータ23の駆
動に伴つて回転するスクリユー軸3により、前記
刃物台1が往復移動される。前記刃物台1には截
断刃5が後述するスピンドル7にチヤツキングさ
れた原木4の外周面長手方向へ圧接可能に取付け
られている。また、前記刃物台1にはプレツシヤ
ーバー6が前記截断刃5の刃先より若干の上方位
置にて原木4の外周面長手方向へ圧接するように
着脱可能に取付けられている。
スピンドル7は搬入された原木4の木口側に位
置する本体フレーム2に夫々取付けられ、流体圧
シリンダにより進退可能で、かつ電動モータ(何
れも図示せず)により回転駆動可能に構成され、
搬入された原木4における両木口に圧接し、該原
木4を挟持しながら回転させる。尚該スピンドル
7の軸端には原木4に木口に突刺されるチヤツク
部材(図示せず)が着脱可能に取付けられてい
る。
往復ロツド8は原木4の両木口側に夫々配置さ
れ、その一端が前記刃物台1の下部に固着された
流体圧シリンダ9のピストンロツドに固定される
と共に、他方が本体フレーム2に固着されたホル
ダ(図示せず)により往復移動可能に支持され
る。また該往復ロツド8には後述するピニオンギ
ヤ13に噛み合わされるラツクギヤ10が一体に
形成されている。
昇降ロツド11は前記往復ロツド8に対応する
位置に前記ホルダに固着された軸受部(図示せ
ず)を介して前記刃物台1に対向する斜め下方か
ら前記スピンドル7の方向に昇降可能に保持され
ると共に、後述するピニオンギヤ13に噛み合わ
されるラツクギヤ12が一体に形成されている。
ピニオンギヤ13は前記ホルダに軸支された回
転軸13aに固着され、往復ロツド8に形成され
た前記ラツクギヤ10並びに昇降ロツド11に形
成された前記ラツクギヤ12に夫々噛み合わさ
れ、前記往復ロツド8の往復動に従つて昇降ロツ
ド11を刃物台1からスピンドル7の軸心に至る
距離とスピンドル7の軸心から後述する原木支持
部材14に至る距離とが等しい関係にてスピンド
ル7の方向に昇降動させる。
原木支持部材14は前記昇降ロツド11に固着
され、搬入された原木4の外周をその長手方向に
亘つて当接支持するものであり、その上部には該
昇降ロツド11の昇降線上に軸心を有し、原木4
を当接支持する遊転可能な支持ローラ15と、原
木4の外周に対し2点において当接するV字形状
からなり、原木4径の大小に応じて昇降ロツド1
1の昇降線上をスピンドル7の方向に昇降可能
で、該昇降線上に対応する位置を中心に揺動可能
に取付けられ、刃物台1並びに該原木支持部材1
4の移動に伴なつて原木4の心とスピンドル7の
軸心とが一致した際に検出信号を出力する心位置
検出装置16が取付けられている。尚該心位置検
出装置16は本出願人が先に出願した特開昭55−
87509号にその構成が詳細に記載されているため、
その説明を省略する。
そして前記心位置検出装置16は制御装置21
(第2図に示す)に接続され、該制御装置21は
前記スクリユー軸3を回転駆動して前記刃物台1
をスピンドル7の軸心に向つて、従つて前記刃物
台1とともに昇降ロツド11を上方へ移動させる
と共に、該昇降ロツド11の上昇に伴つて該昇降
ロツド11及び刃物台1に支持された原木4の心
とスピンドル7の軸心とがほぼ一致したときに前
記心位置検出装置16から出力される検出信号に
基づいて、電動モータ23の駆動を中断して前記
刃物台1及び昇降ロツド11の移動を停止させ
る。
次に第3図並びに第4図に従つて本実施例を説
明する。
原木4を供給するに際し、刃物台1がスクリユ
ー軸3の回転駆動に従つて第3図破線矢印で示す
方向に移動されると、往復ロツド8は該刃物台1
の移動に従つてラツクギヤ10に噛み合わされた
ピニオンギヤ13を回転駆動すると共に、該ピニ
オンギヤ13に噛み合わされたラツクギヤ12に
より昇降ロツド11をスピンドル7の方向に上動
させ、原木支持部材14を原木供給装置17の供
給面に略対応する高さまで上昇させる。
上記状態において原木供給装置17によりベニ
ヤレースに原木4が供給されると、該原木4は原
木支持部材14並びに刃物台1とにより支持され
る。そして刃物台1が第3図実線矢印で示す方向
に移動されると、昇降ロツド11は往復ロツド8
の移動に従つて原木支持部材14とスピンドル7
の軸心との距離が前記刃物台1とスピンドル7の
軸心との距離と等しい関係で下動され、前記刃物
台1と原木支持部材14とにより支持された原木
4を下降させる。その際、原木支持部材14とス
ピンドル7の軸心との距離、並びに刃物台1とス
ピンドル7の軸心との距離とが等しい関係に維持
されるため、原木4は下降途中において原木4径
の大小に抱らずその心とスピンドル7の軸心とが
一致する機会を有する様に下降される。
そして原木4の下降途中において該原木4の心
とスピンドル7の軸心とが一致した際、制御装置
21は心位置検出装置16から出力される検出信
号に基づいて電動モータ23の駆動を中断し、刃
物台1並びに原木支持部材14の移動を停止さ
せ、原木4の心出しを行う。これにより前記刃物
台1及び原木支持部材14に支持された原木4は
その心とスピンドル7の軸心とがほぼ一致するこ
とにより心出しされる。
上記動作後、スピンドル7の前進により心出し
された原木4を挟持した後、流体圧シリンダ9に
より往復ロツド8が第4図実線矢印で示す方向に
移動されると、昇降ロツド11は下動され、原木
4に対する原木支持部材14の当接を解除させ
る。
従つて本実施例は従来心出装置に較ベシリンダ
類を設けることなく刃物台1の移動に従つて原木
支持部材14をスピンドル7の方向に昇降動さ
せ、原木4の心出しを行うことが可能であり、装
置の簡素化、低コスト化を図りうる。また刃物台
1と原木支持部材14はピニオンギヤ13を介し
て往復ロツド8並びに昇降ロツド11により連結
されているため、チエーン類若しくはロープ類に
より刃物台1と原木支持部材14を連結してなる
従来の装置に比べ、原木4の大小に影響されるこ
となく、常に正確な心出しを行いながらベニヤレ
ースへ原木4を装着することが可能である。
尚本実施例は原木支持部材14が下動するタイ
ミングにより原木4の心出しを行う構成とした
が、本考案は該実施例により限定されるものでは
なく、特願昭52−46474号に記載された各種のタ
イミングにて心出しを行う構成であつても当然に
実施しうる。
また上記説明は、原木支持部材14に設けられ
た心位置検出装置16により原木4の心位置とス
ピンドル7の軸心とが一致することを直接的に検
出するものとしたが、心位置検出装置としては、
例えば特開昭58−158204号公報に示すように、ベ
ニヤレースの前工程にて原木がほぼ真円となるよ
うに切削する荒切削時に、刃物台の移動量に基づ
いてほぼ真円に切削された原木の外径データを検
出して一旦記憶させたのち、ベニヤレースに対す
る前記原木の装着時に記憶された外径データに基
づいて刃物台1及び原木支持部材14の移動量を
演算し、この演算されたデータに基づいて原木4
の心位置とスピンドル7の軸心とがほぼ一致する
心出し位置を間接的に検出するものであつてもよ
い。
更に本実施例はスピンドル駆動形式のベニヤレ
ースにより説明したが、本考案は外周駆動形式の
ベニヤレースにおける原木装着装置としても当然
に実用化し得るものである。
考案の効果 以上説明した様に本考案は原木をチヤツキング
するベニヤレースのスピンドルに対し、その軸心
と直交する方向へ往復移動する刃物台と、前記刃
物台に対向する斜め下方から前記スピンドルの軸
心に向う方向へ往復移動可能に支持され、前記刃
物台と共に供給された原木を支持する原木支持部
材とを備えた原木装着装置において、前記刃物台
と原木支持部材とを、スピンドル軸心に対する
夫々の距離が一致する関係にて移動するように連
結するラツク・ピニオン機構と、前記刃物台及び
原木支持部材を移動させる駆動手段と、前記原木
の心とスピンドルの軸心とがほぼ一致したこと
を、直接的或いは間接的に検出する心位置検出装
置と、前記心位置検出装置からの検出信号に基づ
いて前記駆動手段の駆動を中断することにより刃
物台及び原木支持部材の移動を停止制御する制御
手段とから原木装着装置が構成されるため、装置
の低コスト化を図り得ると共に、刃物台の移動に
伴つて原木支持部材を移動させて原木の大小に拘
らず、正確に心出しをしながら該原木をベニヤレ
ースへ装着することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る原木装着装置の概略を示
す説明図、第2図は第1図の平面図、第3図並び
に第4図は動作状態を示す説明図である。 図中1は刃物台、4は原木、7はスピンドル、
8は往復ロツド、10はラツクギヤ、11は昇降
ロツド、12はラツクギヤ、13はピニオンギ
ヤ、14は原木支持部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 原木をチヤツキングするベニヤレースのスピン
    ドルに対し、その軸心と直交する方向へ往復移動
    する刃物台と、前記刃物台に対向する斜め下方か
    ら前記スピンドルの軸心に向う方向へ往復移動可
    能に支持され、前記刃物台と共に供給された原木
    を支持する原木支持部材とを備えた原木装着装置
    において、 前記刃物台と原木支持部材とを、スピンドル軸
    心に対する夫々の距離が一致する関係にて移動す
    るように連結するラツク・ピニオン機構と、 前記刃物台及び原木支持部材を移動させる駆動
    手段と、 前記原木の心とスピンドルの軸心とがほぼ一致
    したことを、直接的或いは間接的に検出する心位
    置検出装置と、 前記心位置検出装置からの検出信号に基づいて
    前記駆動手段の駆動を中断することにより刃物台
    及び原木支持部材の移動を停止制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするベニヤレースにおける
    原木装着装置。
JP18413782U 1982-12-02 1982-12-02 ベニヤレースにおける原木装着装置 Granted JPS5987913U (ja)

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JPS5987913U JPS5987913U (ja) 1984-06-14
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