JPH0160267B2 - - Google Patents

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JPH0160267B2
JPH0160267B2 JP3147280A JP3147280A JPH0160267B2 JP H0160267 B2 JPH0160267 B2 JP H0160267B2 JP 3147280 A JP3147280 A JP 3147280A JP 3147280 A JP3147280 A JP 3147280A JP H0160267 B2 JPH0160267 B2 JP H0160267B2
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JP
Japan
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pacemaker
programming
key
mode
pulse
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JP3147280A
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Inventor
Ii Nerumuzu Jooji
Shii Baaseru Toomasu
Jei Baagurando Uiriamu
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Medtronic Inc
Original Assignee
Medtronic Inc
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Publication date
Application filed by Medtronic Inc filed Critical Medtronic Inc
Publication of JPS55125879A publication Critical patent/JPS55125879A/ja
Publication of JPH0160267B2 publication Critical patent/JPH0160267B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/362Heart stimulators
    • A61N1/365Heart stimulators controlled by a physiological parameter, e.g. heart potential
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/372Arrangements in connection with the implantation of stimulators
    • A61N1/37211Means for communicating with stimulators
    • A61N1/37235Aspects of the external programmer
    • A61N1/37247User interfaces, e.g. input or presentation means

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、身体組織を刺激するために各種のプ
ログラム可能なモードで動作するように適合させ
た、又は装置自体或いは身体組織、例えば患者の
心臓を監視するため、体内植込み型電子装置をプ
ログラムするための装置に関する。
ウイルソン・グレートバツチの名前で発行さ
れ、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第
3057356号に記載されているような心臓ペースメ
ーカは、心臓に電気刺激を与え、それにより心臓
を毎分72拍動程度の所望のレートで収縮させるこ
とが知られている。そのような心臓ペースメーカ
は、人体内に植込んで、そのような環境内で長時
間作動することができる。代表的な例を言うと、
そのようなペースメーカは外科手術によつて患者
の胸部又は腹部に植込まれるが、この手術では先
づそのような部位を切開して、自らの内部電力供
給源をもつペースメーカを患者の体内に挿入す
る。このペースメーカは身体のニーズに応じて自
動的には変化しない固定レートの刺激を与えるた
め非同期的に動作するものであり、完全な心ブロ
ツクの症状軽減に有効なことが証明されている。
しかし、非同期ペースメーカは、正常な調律動中
の自然の、生理的なペースメーカと競合するとい
う欠点を有するおそれがある。
人工的刺激が必要な時にのみ与えられ、その後
心臓が調律動に戻つたらその刺激がなくなるデマ
ンド型の人工ペースメーカが開発されている。そ
のようなデマンドペースメーカは、1969年11月18
日付発行の“植込み型デマンド心臓ペースメー
カ”と題する米国特許第3478746号に示されてい
る。デマンドペースメーカは、心室活動(心室の
R波)が存在する場合には自らを抑制し、心室活
動が存在しない時には“オンライン”に現われて
欠けている心拍動を補充することによつて、非同
期ペースメーカに発生する問題を解決する。
そのような先行技術、即ち植込み型デマンドペ
ースメーカに伴う問題は、これらの刺激パルスを
外科手術を行わずに発生させるレート又はその他
の動作パラメータを一時的に増減させる手段がな
かつたということである。更にもう1つの問題
は、電極故障を突きとめ、植込んだデマンドペー
スメーカの十分なR波感度安全域を確立するのが
きわめてむつかしいことである。
グレートバツチが初めて植込み型デマンドペー
スメーカを開示して以後行われたもう1つの改善
は、ペースメーカが植込まれた後にそれが再プロ
グラムできるようにした手段である。“調節可能
な動作パラメータをもつ植込み型心臓ペースメー
カ”と題し、リース・テリー・ジユニアらの名前
で1974年に発行された米国特許第3805786号には、
植込まれた後に外科手術を行わずにペースメーカ
のレートを変えられるようにした回路が開示され
ている。このレートは、磁気で動作するリードス
イツチが閉ぢる回数に応答して変化する。テリー
らの装置は、リードスイツチが閉ぢた回数を計数
し、その計数を2進カウンタに記憶することによ
り動作する。カウンタの各段階は、直列に接続し
た抵抗器チエインのうちの1つの抵抗器と結合
(engage)又はバイパスするように接続されてお
り、その抵抗チエインはペースメーカレートを制
御するRC時定数の一部である。
テリーらの装置の概念は、“プログラム可能な
身体刺激装置”と題してジヨン・M・アダムスら
の名前で1978年に発行され、ペースメーカパツケ
ージ内に含まれる磁気的に動作するリードスイツ
チのすぐ近傍にある磁場がリードスイツチを閉に
しておく間、無線周波(RF)パルスバーストの
印加に応答するプログラム可能な心臓ペースメー
カを開示している米国特許第4066086号に示され
ている装置によつて改良されている。アダムスら
の回路においても、レートは、印加されるRFパ
ルスバーストの数に応答してプログラムができる
にすぎない。心臓ペースメーカをプログラムする
ための無線周波信号の使用は、1974年に発行され
た“比較計数デジタル制御ペースメーカ”と題す
る米国特許第3833005号においてウイングローブ
によつて以前に開示された。ウイングローブの装
置は、レートとパルス幅の両方をプログラムする
ことができた。
心臓ペーシング技術が電子技術の一般の状態に
比べて遅れている1つの分野は、デジタル電気回
路の利用の分野である。その1つの理由は、デジ
タル回路を作動させるためには高エネルギーが必
要とされるからであつた。しかし、大規模集積回
路の上に組立てられる相補形酸化金属半導体
(CMOS)装置における最近の技術的進歩、なら
びに心臓ペースメーカ電池の改良とともに、デジ
タル電子回路が市販のペースメーカに用いられ始
めている。デジタル回路固有の利点は、その正確
さと信頼性である。代表的なものについて云う
と、デジタル回路は、長時間にわたつてきわめて
安定している周波数を出す水晶発振器に応答して
動作する。少くとも1966年以降には先行技術にお
いて、心臓刺激装置およびペースメーカにデジタ
ル技術を利用することについての提案が行われて
いた。例えばアメリカン・ジヤーナル・オブ・メ
デイカル・エレクトロニクス誌1977年季刊第1号
29−34頁に“生物学的刺激装置をプログラムする
デジタルタイミングユニツト”と題してレオ・
F・ウオルシユおよびエミール・モアが発表した
論文を参照されたい。デジタル技術を提案した最
初の特許は、ジヨン・W.ケラージユニアの名前
で1971年に“デジタルカウンタ駆動ペーサー”と
題して発行された米国特許第3557796号である。
この特許は、2進カウンタを駆動させる発振器を
開示している。カウンタが一定の計数に達する
と、信号が与えられ、それによつて心臓刺激装置
パルスが与えられる。同時に、このカウンタはリ
セツトされて再び発振器パルスの計数を開始す
る。更に、ケラーらの特許においては、自然の心
拍数を感知するとカウンタがリセツトされるデジ
タルデマンドの概念と、心臓刺激パルスが与えら
れた後、又は自然拍動が感知された後一定の時間
出力が禁止されるデジタル不応の概念が開示され
ている。
上述したように、デジタルプログラミング技術
は、テリーらの米国特許第3805796号およびウイ
ングローブの米国特許第3833005号の両方に示さ
れている。ウイングローブは更に、記憶レジスタ
内にプログラムされた値に匹敵する一定値に達す
るまで継続的に順方向へ計数するためのリセツト
可能なカウンタを設けることによつて、刺激パル
スレートを制御するデジタル制御回路を開示して
いる。ウイングローブの特許はまた、パルス幅を
制御するRC回路の抵抗をスイツチすることによ
つて、出力パルス幅を調節する装置を示してい
る。
各種パラメータ、即ちパルス幅およびレートを
体内植込み型ペースメーカ内で変え得ると提案さ
れてはいるが、各種の相異るペーシングモードお
よび/又は検知モードで動作することができる装
置を提供することが望まれている。先行技術の諸
システムは、所望のレート又はパルス幅を示すプ
ログラム可能な語をデジタルカウンタ回路によつ
て記憶することができる。体内植込み型装置にお
いては、多数のそのような機能をプログラムでき
る複数のそのようなカウンタを組み入れる空間は
きわめて限られている。
第1図には、万能的にプログラム可能なペース
メーカシステム10′が示してあるが、このシス
テムはプログラマ12、プログラミングヘツド1
4、植込み型ペースメーカ16を具えている。ペ
ースメーカ16が発生させた信号は、導線18を
通つて心臓(図示されていない)へ印加され、心
臓を収縮させる。ペースメーカ16から導線18
を通つて印加される信号の種類、ならびにこれら
の信号に対する心臓の反応は技術上周知であり、
こゝでは説明しない。
“デジタル心臓ペースメーカ”と題する上記出
願には、身体組織を刺激するため少くとも1本の
導線へ電気刺激信号を与えるように適合させた手
段と、患者の心臓の電気的活動の自然の電流を検
知し、患者のECGおよびペースメーカパルスな
どの電気的活動に応答して対応する電気信号を発
生させ伝送する検知(感知)手段とを具えたペー
スメーカ16のようなプログラム可能なペースメ
ーカが記載されている。上記出願に詳細に記述さ
れているように、ペースメーカ16はプログラム
信号を受入れ、記憶して、電気刺激回路と検知
(感知)回路へ影響を与えるプログラム記憶装置
を具えている。プログラマ12′は、素子16と
して第1図に示されているようなペーシング発生
器へ符号化信号を伝送して、患者にもたらされた
モードおよび刺激モードのパラメータを変化させ
るとともに、患者の心臓の電気的活動を感知する
方法を変化させるように設計されている。鍵盤は
複数のスイツチ又はスイツチング点を与え、それ
によつて各種パラメータおよび動作モードがプロ
グラムされるスイツチング配列によつて構成され
ている。
図示的に説明すると、ペースメーカ16内に含
まれているセンス増幅器の感度が患者の必要に応
じて多少なりとも検知され得るようにするため
に、そのセンス増幅器の感度をプログラムしうる
ことが望ましい。更に、心電図をみても容易には
判らないペースメーカ16の反応時間をプログラ
ムしうることが望ましい。更に、刺激レート、ペ
ースメーカのパルス幅、刺激パルスの振幅、ヒス
テリシス動作モードではペーシング発生器がその
ようなペーシングを開始するため検知される限界
からその刺激を始めるレートの百分率損失、緊急
の場合にオペレータがもしそうしたいと思つたな
らばペーシング発生器の動作をもとへ戻せるこれ
らパラメータの一組の公称値をプログラムしうる
ことが望ましい。更に、ペースメーカ16は種々
のモード、即ちデマンド動作モード、ペースメー
カのペーシング発生器が患者のR波検知と同期し
てペーシングパルスを発生させるようになつてい
る同期動作、ペーシング発生器が固定レートで刺
激パルスを印加する非同期モード、医師がペーシ
ング発生器の助けをかりなくても患者の心臓の正
常な収縮を観察できるようにするためにペーシン
グ発生器のプログラムされた動作が制御される制
御動作モード、心電図およびペーシングパルスを
含む患者の心臓活動が測定され、表示される測定
動作モード、所望する1組のパラメータが検査期
間中採用される一時的動作モード、患者の心臓に
印加されるペーシングパルスのパルス幅が次第に
縮少してペーシングパルスがもはや患者の心臓を
刺激できなくなる、即ち心臓捕促(heart
capture)が失われるまで縮少する自動閾値
(auto−threshold)動作モードでプログラムされ
てもよい。符号化されたメツセージを上記したよ
うに患者に植込まれる場合のあるペースメーカへ
伝送しうるのみでなく、患者の心臓活動の表示に
よつてこれらパラメータの変化の効果を受取り監
視しうることも必要であるという点が注目され
る。“デジタルペースメーカ”と題する上記出願
に記載されたペースメーカ16は、プログラムす
るように要求されたパラメータ又は動作モードが
実際にペーシング発生器の記憶手段に入つたかど
うかを検査することができる。更に、適当でない
パラメータ又は動作モードが不適当な時間に入ら
ないようにするためにオペレータの間違い(誤
り)を防止する装置が具えられなければならな
い。
“プログラム検査装置”と題する上記出願に
は、ペースメーカの動作のモードおよび/又はパ
ラメータをプログラムするためペースメーカへ符
号化信号を伝送するためのプログラマ12′が詳
しく記載されている。プログラマ12′は、刺激
パルスを含む患者の心臓活動信号を感知するため
患者の身体に結合されている電極、ペースメーカ
16内でプログラムされるパラメータおよび/又
は動作モードを入れるための鍵盤、パラメータお
よび/又は動作モードを符号化しそれをペーシン
グ発生器へ伝送するための送信器、患者の心臓活
動を表示し、ペースメーカ16が目的どおりにプ
ログラムされていることを表わすため、検知され
た心臓活動とペースメーカ16によつて発生した
アーチフアクトの特徴を測定するための測定回路
を具えている。プログラマ12′は、オペレータ
にペーシング発生器が目的通りにプログラムされ
ていることを表示するための表示装置を具えてい
る。
“プログラム検査装置”と題する上記出願記載
のプログラマ12は多種のパラメータおよび動作
モードをプログラムするために設計されたもので
あり、病院又は医師の診察室にその典型がみられ
るようなACアウトレツトを通して生かされた。
これとは対照的に、本発明は、“デジタル心臓ペ
ースメーカ”と題する上記特許出願に記載されて
いるような、ペースメーカ16のための携帯式
の、電池で動かすプログラマを指向する。上記し
たように、マイクロプロセツサを含むデジタル装
置をペースメーカ、又は意図している電池で動く
装置に組入れることは、そのような部品は大きな
電力を必要とするためにためらわれてきた。この
問題は、符号化信号はRF伝送によつて体内に植
込まれたペースメーカへ伝送され、プログラマの
送信器は、それが動作するためには、プログラマ
のその他のデジタル部品のために通常考えられる
よりも大きな電力を必要とするという点が認識さ
れるに至つて更に複雑なものになる。
本発明によると、入力データ回路、入力された
データを処理するためメモリに記憶されたプログ
ラムを実行するためのプロセツサ、プログラミン
グ装置の素子を付勢するための減損する可能性の
あるエネルギー源(例えば電池)、プログラミン
グ装置へ入力されたデータおよびプロセツサによ
り実行されたプログラムによつてエネルギー源に
課せられる消耗を選択的に制御するための電源制
御回路からなるデジタルプログラミング装置が説
明されている。本発明の図示されている実施例に
おいては、電源制御回路は少くとも3つの動作モ
ード、即ちオフ/レストモード、パワーダウンモ
ード、オペレーテイングモードで動作する。オ
フ/レストモードにおいては、電源制御回路は、
電源制御システムをそのオフ/レストモードから
パワーダウンモードへ置くためにオン/オフスイ
ツチから導出される初期値設定信号を受入れるよ
うにするため図示するようにフリツプフロツプの
形をとつて記憶素子を付勢する。記憶素子は、プ
ログラミング装置の残りの素子が減勢されている
オフ/レストモードを含めて電源制御システムが
動作している期間を通じて付勢されている。パワ
ーダウンモードにおいては、制御回路は電力をデ
ータ入力手段へ印加する。本発明の図示した実施
例では、データ入力手段は、鍵の1つが押されて
いることを示す信号を出すため鍵盤とデコーダを
具えている。鍵を動かすと、データ使用可能信号
DAが電源制御回路へ伝送され、それによつてプ
ログラミング装置は、その装置のすべての素子が
生きているオペレーテイングモードに置かれる。
オペレーテイグモードでは、プロセツサおよびメ
モリは、記憶されたプログラムを実行するように
完全に付勢される。
本発明の更に別の面をみると、プログラミング
装置の状態又は実行された措置に応じてこの装置
をそのオペレーテイングモードからパワーダウン
モード又はオフ/レストモードへ置くように電源
制御回路へ要求する一定の条件がプログラム実行
中に発生する。例をあげると、このプロセスは、
計算機システムの各種条件、例えば鍵盤の接触の
動作可能性、電池源の電圧レベルを検査できるよ
うに適合される。もし電池電圧が、プログラミン
グ装置がもはや作動しない所定のレベル以下に落
ちていれば、信号が電源制御回路へ印加され、そ
れによつて装置はそのオペレーテイングモードか
らオフ/レストモードへ置かれる。同様に、もし
鍵盤がうまく作動しないと、電源制御回路は装置
をそのオフ/レストモードに置く。更に、このプ
ログラムは鍵盤を一定の順序で作動させることに
よつてデータ入力が行われるように考えられてい
る。或る鍵が押されると、その鍵は確認され、既
知の順序と比較されてプログラミング装置のメモ
リの真理値表内に記憶され、もし所望の順序内に
ない場合には、装置は制御回路に指令してオペレ
ーテイングモードからパワーダウンモードへ移行
させる。そのようなパワーダウンモードにおいて
は、装置は休止してデータ入力手段が次に作動す
るのを待つ一方では、電池の電力消耗を最小にし
て電池の寿命を延ばす。
本発明の図示した実施例では、プログラミング
装置は、患者の心臓を刺激するのに用いられるよ
うなペースメーカの機能、パラメータ、パラメー
タ値をプログラムするためのプログラマ構成に用
いるのに特に適合している。意図されているプロ
グラマは、ペースメーカが行う各機能、プログラ
ムされるパラメータ、例えばペースメーカの刺激
パルスのレート又はパルス幅および選ばれたパラ
メータの値をプログラムする鍵盤を具えている。
プログラマは更に信号を符号化し、その符号化し
た信号を電波を通してペースメーカへ伝送するた
めの送信器を具えており、その信号はペースメー
カを動作させるためペースメーカのメモリに記憶
される。上述したように適合されているプログラ
ミング装置は更に、装置が伝送動作モード又はプ
ログラム動作モードに移行し、それにより上昇し
た電圧の付勢信号を伝送動作中に送信器へ印加さ
れる第4の動作モードを具えている。この目的の
ために、鍵盤はプログラム鍵を具えており、この
鍵は作動すると電源制御回路を制御して、より高
い電圧レベルの付勢信号を出す。例証的に云うと
電源は第1と第2の電池およびスイツチ手段を具
えており、このスイツチ手段は、第1と第2の電
池が並列接続されている第1の、又は正常な位置
から直列接続するための第2の位置に移つて、上
昇した電圧レベルの付勢信号を与えることができ
る。特に、このスイツチが第2の位置に置かれた
場合には、プログラマ/プログラミング装置はそ
の伝送モードにおかれ、それによつて上昇した電
圧レベルの付勢信号が装置の送信器へ与えられ、
付号化信号をペースメーカへ伝送する。
本発明の更に別の面においては、本発明のプロ
グラミング装置により実行されるプログラマは、
電極により患者身体の種々の部位に結合されてい
るEKG形成・増幅回路を具えており、このため
植込まれたペースメーカが発生させるアーテイフ
アクト(artifact)信号はEKG形成・増幅回路に
よつて感知され、プログラミング装置のプロセツ
サ、特にその割込み入力へ印加される。鍵盤は測
定鍵を具えており、この鍵は作動すると、プロセ
ツサの割込み入力がアーテイフアクト信号を受け
とることができるようにする。プロセツサは第1
および第2の連続のペースメーカアーテイフアク
トパルスを検知し、第1のパルスと第2のパルス
の間のパルスを計数するため第1カウンタを作動
させ、パルスのうちの少くとも1つのパルス幅を
測定するために第2カウンタを起動させる。本発
明の実例となる実施例においては、第1のそのよ
うなパルスはマイクロプロセツサ内の第1カウン
タを起動させ、第2のパルスは第1カウンタの計
数を終了させてその間の間隔を示し、従つてペー
シングパルスのパルスレートを示す。第2カウン
タは第2のパルスの立上り区間が発生すると計数
を始め、第2パルスの立下り区間を感知すると計
数を止め、それによつてパルス幅を示す。
好ましい実施例の説明 本発明により意図されているプログラム可能な
ペースメーカ装置全体10は、第1図に示されて
いるものとほゞ同じであるが、本発明のプログラ
マ12は、“デジタル心臓ペースメーカ”と題す
る上記特許出願に記載されているのと同じ植込み
型ペースメーカをプログラムするように適合され
ている。第2図に示すように、本発明のプログラ
マ12は、プログラムされる種々の機能、パラメ
ータおよびパラメータ値がそれぞれ鍵22,26
および24によつて記入される鍵盤を具えてい
る。更に、プログラミングに誤りが起きたという
表示、又は記入されたパラメータ又は動作モード
の変更が実際に起きたという確認など多種の情報
をオペレータが見られるようにするために表示器
28が具えられている。1つのモード又はパラメ
ータが選択され、それに対応するパラメータ値が
記入されると、プログラム鍵26−1が作動して
一連の無線周波バースト信号をプログラマ12か
らコネクタ30を通つてヘツド14へ伝送し、プ
ログラム可能なペースメーカ16内の受信器によ
つて検知される。ヘツド14は、ペースメーカ1
6内の磁気的に作動するリードスイツチ(図示さ
れていない)を閉ぢるのに十分な大きさの永久磁
石を具えている。このリードスイツチ、その動
作、ペースメーカ16のそのほかの回路を通つて
の接続についての詳しい説明は、“デジタル心臓
ペースメーカ”と題する上記出願になされてい
る。ペースメーカ16のリードスイツチが閉ぢる
と、ペースメーカ16内の回路は、導線30を通
つてヘツド14へ印加されるRF信号を検知し処
理する。詳細に後述するように、プログラマ12
は、第3図および第4図に関連して後述する型の
一連の無線周波(RF)信号を出すように設計さ
れている無線周波(RF)バースト信号送信器を
具えている。
詳しく後述するように、プログラマの回路の一
部は、オン/オフ鍵22−2の動作を感知するた
めに常に付勢されたまゝになつている。オン/オ
フ鍵が押されると、短時間の、例えば5秒の自己
診断順序又はプロセスが実行され、それによつて
プログラマ12のいろいろな部分が検査される。
先づ第1に、表示器28の各区分がターンオンさ
れ、それにつゞいてプログラマ12内のオーデイ
オトランスジユーサから発する1秒音によりター
ンオンされる。また、接点を閉じた時に作動しな
い鍵がないことを確かめるために、鍵22,2
4,26の各々が走査される。つぎに、電池電圧
が許容される限界内にあるかどうかを確かめるた
めに、電池電圧が検査される。もしすべての機能
が働いていないと、表示器28はすべて“999”
を点滅させ、オーデイオトランスジユーサは2〜
5秒間ビーツという音を出す。そうではなくすべ
ての機能が正常に働いていると、プログラマ12
はその表示器28にすべて“000”を表示し、そ
のプロセツサをパワーダウンさせる(この点につ
いては後述)が、その回路の残りの部分は付勢し
たまゝにしておく。次に、本発明の譲受人が製造
したような特別な型のペースメーカを示すパラメ
ータ鍵22−4,22−3,22−1のうちの1
つが作動してそのペースメーカのプログラミング
を開始する。その後は、押されている鍵盤の部分
は、具体的に云うと発光ダイオード(LED)の
形をした光源により背後から光をあてられる。プ
ログラムされるペースメーカ16の特定の型が示
された後、プログラムされる特定のパラメータを
確認する鍵が押される。パラメータ鍵は、心臓刺
激パルスのレートおよびパルス幅、ペースメーカ
のセンス増幅器の感度およびモードをプログラム
するための鍵を含む。例えば、オペレータは、刺
激パルスがペースメーカ16によつて患者の心臓
に印加されるレートをプログラムするために、
RATE(レート)鍵G22−7を押す。その後オ
ペレータは数字鍵24を介して選択したレート値
を入れ、プログラマ16がそのパラメータの特定
の値を示す信号を発生させる。プログラマ12の
電源、例えば後述する2個の電池の消耗を最少に
するため、RA−TE(レート)鍵22−7、PW
22−7又はSENSE(センス)鍵のうちのどれか
1つが作動すると15秒程度のタイミング時間がセ
ツトされる。この時間内に選択したパラメータの
数値が入れられるが、さもないとプログラマ12
はこの15秒の時間が過ぎると自らターンオフす
る。鍵を押す順序を誤つた場合、例えばペースメ
ーカ16が受入れることのできないパラメータ値
が入ると、表示器28にすべて“999”が点滅し
て適当な誤り表示が示される。本発明の図示して
ある実施例においては、パラメータレート、パル
ス幅、感度、XYRELTMVPレート、
SPECTRAXTMVPレート、XYRELTMAPレート
の下記の値だけがプログラムできる。
第1表−許容パラメータ値 SPECTRAXTMVPレート 5bpm間隔で30〜
150bpm(130bpm以上〜150bpm単位は一時的モ
ードのみとする。)(25レート) パルス幅
.1、.3、.5、.8、1.6ms(5パルス幅) 感 度 1.25、2.5、5.0mv(3感度) XYRELTMVPレート 30、50、60、70、75、80、
90、100bpm XYRELTMAPレート 30、60、70、80、90、
100、115、130bpm 数字鍵24の各々が押されると、その数字は表
示器28の適当な場所に現われる。更に、
RATE(レート)鍵22−7、PW(パルス幅)鍵
22−8、SENSE(感度)鍵22−9、NMNL
(公称)鍵26−3又はMEAS鍵26−11の
各々が押されると、オーデイオトランスジユーサ
からビーツという音が1回聞かれ、押された特定
の鍵を照らすためバツクアツプLEDがターンオ
ンする。
ペーシングパルスのパルス幅は、プログラムさ
れる特定のパルス幅値を数字鍵24を介して入れ
る前に、先づPWボタン22−8を押すことによ
つてプログラムされるように指示される。
SENSE(センス)プツシユボタンが押される
と、ペースメーカ16内のセンス増幅器の感度に
変化が発生し、それによつて患者のR波信号を増
幅する増幅器の利得又は感度が、個々の患者、そ
の状態、患者の心臓とペーシング発生器リードの
接続に応じて変化する。この方法により、R波信
号ならびに検知されたペーシングパルスは飽和す
ることなく増幅され、いろいろなモードでペーシ
ング発生器によつて用いられる。
オペレータは、テスト動作モードに入れるた
め、TEMPプツシユボタンを押すことによつて
一時的動作モードを実施できる。ペースメーカが
植込まれ、1つのモードと1組のパラメータにプ
ログラムした後に、医師は定期的に患者の状態を
調べ、患者がプログラムされたモードおよびパラ
メータにどのように反応しているかを知りたいと
思うことがあるかもしれない。例えば、医師は上
述した方法により、ペースメーカ16が印加して
いるパルスのレートを変えたいと思うかもしれな
いし、或いはパルス幅を変えたいと思うかもしれ
ない。医師が動作しているパラメータおよび値を
変えることによつてペースメーカ16を調べてい
る間に、医師は新しく得られた結果と前の結果と
を比較したいと思うかもしれない。その結果を行
なつた後、医師はもとのパラメータの方がよいと
いう決定を下すかもしれないし、又は新しいパラ
メータをペースメーカにプログラムすべきである
という決定を下すかもしれない。このことができ
るようにするためには、ペースメーカ16に一時
的に新しいパラメータをプログラムできるように
して、もし新しいパラメータを永久的に使うので
ない場合には自動的にもとのパラメータに戻るこ
とが望ましい。このような一時的モードは、
TEMPボタン26−2を押してペーシング発生
器16を一時的にプログラムすることによつて達
成できる。“デジタル心臓ペースメーカ”と題す
る上記出願に記載したようなペースメーカ16
は、一時的モードを示す印加された符号化プログ
ラミング信号に応答する検知手段と、パルス発生
器の動作しているパラメータが記憶された符号に
関連したパラメータ規定信号を与えるメモリ手段
とともに永久的に変化することをプログラミング
信号が示すと、プログラミング信号の符号に関連
した符号を必ず記憶するメモリと、所望の動作し
ているパラメータにより心臓刺激信号を出すため
パラメータ規定信号に応答する発生器信号提供手
段とを具えている。検知手段は、少くとも1組の
動作しているパラメータが確定しうる時間の間一
時的にプログラムされることを示し、その確定し
うる時間の間メモリから与えられるパラメータ規
定信号の代りとして、またその確定しうる時間後
に永久的なパラメータ規定信号をこの信号提供手
段へ与えるために、一時的なパラメータ規定信号
を信号提供手段へ与える。ペーシング発生器16
は、(a)新しい永久的又は一時的な値がプログラム
されるまで、或いは(b)プログラマ12がターンオ
フされるか、又はプログラマヘツドが取り除かれ
るまで一時的パラメータを保持する。
オペレータがパラメータ又は動作モードの変更
の記入に誤りがあつたと気づいた時には、オペレ
ータはボタン24中のCLEARボタンを押す。す
るとプログラマ12はプログラミング手続の最初
のところに戻り、誤つて記入された信号は消去さ
れる。
オペレータが表示器28を見て、患者の心臓が
自然的又は人工的に正しく拍動していないことに
気づいた場合には、オペレータはMNL(公称)
鍵26−3を押し、プログラマ12をしてプログ
ラム12に記憶されている1組の符号化信号を自
動的に伝送させ、それによつてペーシングパルス
のレート、パルス幅、感度、振幅出力、不応時
間、ヒステリシス、デマンドモードなどの公称パ
ラメータがペーシング発生器16のメモリ内に記
憶される。“デジタル心臓ペースメーカ”と題す
る上記出願に記載されているように、ペーシング
発生器16は、対応する型のペーシングを実施す
るためそのような符号化信号を受けとるための記
憶又はメモリ回路を具えている。
1組のパラメータおよび動作モードが適当な鍵
を介して記入され、記入されたパラメータ又はモ
ードが後述する規定限界内にあるかどうかを調べ
るための検査が行われた後に、プログラマ使用者
がPROGRAMプツシユボタン26−1を押す
と、これらの符号化信号はプログラミングヘツド
14を介して伝送され、それにより対応する信号
がペーシング発生器16内のコイル内へ誘導さ
れ、その結果発生器のメモリ内に記憶される。
MEAS(測定)鍵26−11が押されると、プ
ログラマ12から患者の身体へ連結されている導
線が接続しているかどうかを確かめるための検査
が行われ、もし接続していれば、先づRATE(レ
ート)鍵22−7の背後に置かれているLEDが
付勢され、その後患者のEKGのレート測定値が
一定時間、例えば2〜3秒間表示器28に表示さ
れる。その後、PW鍵22−8の背後に置かれて
いるLEDがターンオンされ、測定されたパルス
幅が同様の時間表示器28に表示される。この順
序の後、プログラマ12の回路はターンオフして
電池が消耗しないようにする。
第3図および第4図を参照すると、プログラマ
12によつて発生するデータの型が記載されてい
る。相異る各々のプログラミングを行うには、プ
ログラマ12が32個の2進数字(ビツト)語を伝
送する必要があり、各ビツトは論理“1”又は論
理“0”の2進数である。プログラマ12が発生
させる実際の信号は、約175キロヘルツの周波数
の無線周波信号のバーストである。プログラマ1
2が発生させる各語について、33個の殆んど同じ
バーストが印加される。すると今度は各ビツトが
連続するRFバースト間のリアルタイム分離によ
り定められる。こゝに記載してある好ましい実施
例においては、比較的長い時間が論理“1”ビツ
トとして定められ、比較的短い時間が論理“0”
ビツトとして定められる。パルスバースト持続時
間は約0.35msecであり、比較的長い時間は約2.1
msecであり、比較的短い時間は約0.7msecであ
る。従つて、例えば第3図に示すように、任意の
9つのRFバーストが上方のグラフに示してある。
これらの9つのバーストはパルス発生器16内の
RF復調回路によつて処理されてパルスになつて
おり、第3図の下方のグラフに一連のパルスとし
てみられる。第3図の下方のグラフの下には、第
2〜第9パルスの各々の初めに一連の9つの2進
数がおかれている。これらの数字の各々は、パル
スバーストとその前のパルスバーストとの間の時
間によつて示されているビツトをあらわす。従つ
て、第3図の上方のグラフに示されている信号の
2進符号は“10010100”となる。この2進数を従
来の方法で8進法であらわすと“224”となる。
この8進法の最初の数字は、最初の2つの最上位
ビツトをあらわす。8進数の中央の数字は、その
次の3ビツトをあらわし、8進数の最後の数字
は、最後の3つの最下位ビツトをあらわす。今後
は便宜上すべてのプログラミング符号は、8進法
で示すことになる。
第4図を参照すると、プログラマ12が発生さ
せてパルス発生器16へ伝送される32ビツト語の
実例が記載されている。この32ビツト語は4つの
部分からなり、各部分の長さは8ビツトである。
この4つの部分はパラメータ符号、データ符号、
アクセス符号、パリテイ符号であり、最下位のビ
ツトを最初にこの順序で発生する。8ビツトのパ
ラメータ符号の最初の3ビツトはいづれにせよ使
用されず、常に論理“0”ビツトとして発生す
る。パラメータ符号の第4のビツトは、論理
“1”又は論理“0”ビツトであり、それぞれ一
時的又は永久的プログラミング指令をあらわし、
パラメータビツトの最後の4つは、作動している
プログラマ12においてオペレータが押した機能
鍵26のうちの特定の1つの符号をあらわす。
プログラミング語のデータ符号部分は、選ばれ
たパラメータに対する特定の値を定める8ビツト
で構成されている。
プログラミング語のデータ部分の後には、常に
8進符号“227”によつて構成される8ビツトア
クセス語がある。この語は、パルス発生器16を
プログラムするプロセスを開始させるのに用いら
れる。アクセス語の1つの目的は、パルス発生器
16が検知するかもしれない外部信号が再プログ
ラミングを引きおこすのを防ぐことである。
プログラミング語の最後の8ビツト部分は、こ
の語のパラメータ部分およびデータ部分に基づい
て適当な垂直パリテイを与えるために発生する8
ビツトパリテイ符号で構成されている。この場合
もパリテイ部分は、外部の、又は望ましくないプ
ログラミングを防ぐためのチエツクとして用いら
れる。
DATA信号のパラメータ部分は、変更される
パラメータの1つを明確に定め、もしその選択が
可能ならばその変更が一時的方法で行われるの
か、永久的な方法で行われるのかを明確にする。
例として示してあるパラメータ又は動作モードは
PW(パルス幅)(鍵22−8)、RATE(鍵22−
7)、NMNL(公称)(鍵26−3)、SENSE(感
度)(鍵22−9)、一時的モード26−2、
MEAS(測定)26−11である。上記のパラメ
ータのうちでXYRELTMレートと公称は、一時的
モードでは実施できない。更に詳しく後述するよ
うに、プログラミングの一時的モードではヘツド
14がパルス発生器の上に位置していてペースメ
ーカ16内のリードスイツチ(図示されていな
い)が閉じている限りは、或いは別のプログラミ
ング語が与えられるまではパルス発生器16がプ
ログラムされる。リードスイツチが開くか、又は
別のプログラミング語が伝送されると、パルス発
生器16にプログラムされる原の状態は、勿論、
新しいプログラミング語がその状態を変更しない
限り、再び制御するであろう。
プログラマ12内の送信器が第3図および第4
図に関連して述べたような符号化信号を伝送する
度ごとに、ペースメーカ16内のメモリが実際に
うまくプログラムされたかどうかの確認が行われ
る。“デジタル心臓ペースメーカ”と題する上記
出願に記載されているように、刺激パルスを発生
させるための回路内には、伝送された符号化メモ
リによつてそのメモリがうまくプログラムされた
ことを認めるための検知回路がある。もしうまく
伝送されプログラムされているとすると、ペーシ
ング回路は、350μsec〜1.1μsecの範囲内の選ばれ
たパルス幅をもち、50〜150msecの範囲内のペー
スメーカの刺激パルス発生後の“PIP”パルス間
隔内に伝送される“PIP”パルスを発生させる。
ここで“PIP”パルスとは、通常のピツプ・パル
スを意味する。即ち、明るく輝いた輝点(スポツ
ト)または細くとがつたパルスとして与えられ
る。このように、先づ第1にペースメーカのパル
ス発生を検知し、その後対応するパラメータ又は
モードがうまく入つたかどうかを確認するため
“PIP”パルスを見つけるためのチエツクがプロ
グラマ12によつて行われる。簡単に言うと、こ
のチエツクプロセスはペーシングパルスとPIPパ
ルスとの間の間隔を測定し、その間隔が所定の
PIP間隔内にあるかどうかを確認するものであ
る。もしPIPパルスがそのようなものであること
が検知されると、PIPスペース30の後に置かれ
ているLEDが2〜3秒の一定時間明るくなつて
ペースメーカ16がうまくプログラムされたこと
を示す。
さて第5図を参照すると、プログラマ12を構
成している素子の構造の概観が示されている。第
2図に示されているように、プログラマ12は鍵
22,24,26および30から構成されている
鍵盤を具えており、この鍵盤によつて、所望の機
能、パラメータ、選択されたパラメータの値を示
す入力は、例えばインテルコーポレーシヨン
(INTEL CORPORATION))によつて8748の製
品名で製造されているマイクロプロセツサのよう
なマイクロプロセツサ40へ入れられる。更に、
ペースメーカ16により発生されるような
“PIP”パルスならびにアーチフアクトパルスが
患者46に接続されている電極によつて検知さ
れ、それぞれ患者46の右腕、左腕、左脚から
EKG増幅器を介してマイクロプロセツサ40へ
通じている結合導線48a,48b,48cを介
して伝送される。所望の動作モードおよび/又は
パラメータ値が鍵盤を介して入れられると、マイ
クロプロセツサ40は、送信器42に対して符号
化信号をペースメーカ16へ伝送するように指令
する。更に、鍵選択の誤り、ペースメーカのパル
ス幅及びパルスレートの測定表示、パラメータを
入れたパルスなどマイクロプロセツサ40によつ
て行われたプロセスの各種表示が表示器28に示
される。
送信器42内に組みこまれている周波数復調器
は、“心臓テレメーターシステム用周波数−電圧
変換器”と題する上記参照出願に更に詳しく記載
されている。
次に第6図を参照すると、プログラマ12を構
成する装置の更に詳しい概略的なブロツク図が示
されている。こゝに詳しく示されているように、
装置クロツク46はマイクロプロセツサ40へ結
合されており、そのマイクロプロセツサは鍵2
2,24,26および30からなる鍵盤へ符号器
52によつて結合されている。上記に示すよう
に、これらの鍵のうち選ばれた鍵は作動すると、
LEDと鍵とを一列に並べるような配列で置かれ
ている対応するLED58によつて背後から照ら
される。この対応するLEDは、I/O伸長器5
6を通つてマイクロプロセツサ40から指示され
る信号により付勢される。更に、I/O伸長器5
6は更にビーバ60を付勢して、短いビーツとい
う音を1回鳴らして鍵盤の鍵がうまく作動してい
ることを示すか、或いはビーツビーツという一連
の音を出して鍵盤を介してのデータの記入が誤つ
ていることを示す。更に、電池64の状態を示す
ために、電池チエツカ62が電池に結合されてい
る。第6図に示すように、電池64は直接にマイ
クロプロセツサ40と送信器42に接続されてお
り、それによつて装置の素子は適当に付勢され
る。本発明の実例となる実施例においては、プロ
グラマ12を含む装置を付勢するため2個の電池
がある。これらの電池は第1に直列に接続しても
よく、それによりそこからえられる出力は比較的
高い電圧レベル、例えば18ボルトとなり、或いは
第2に並列に接続してもよく、その場合には9ボ
ルトの出力が得られる。第1の直列と第2の並列
との切換えは、マイクロプロセツサ40から誘導
される出力によつて制御される継電器66によつ
て行われる。プログラム鍵26−1が作動してパ
ラメータ又は機能のプログラミングがうまく行わ
れると、信号は符号化されマイクロプロセツサ4
0によりデータラツチ68を介して送信器42へ
伝送され、それによつてRF信号は代表的なもの
は患者に植込まれているようなペースメーカ16
へコイル又はアンテナ70を介して伝送される。
更に、データはデータラツチ68に記憶され、図
では表示器励振器72によつて付勢されるような
4デイジツト7セグメント液晶表示器の形で示さ
れている表示器28によつて表示される。
次に第7図を参照すると、プログラマ12を含
む詳細な概略図が示されており、そこでは、第6
図において一般的に確認されるような詳しい回路
素子が点線で囲まれており、同様な数字によつて
確認される。例えば、電池チエツカを含む回路は
数字62によつて確認される。第1および第2の電
池BT1およびBT2が発生させるA+5ボルト
は電池チエツカ62へ印加される。更に、クロツ
ク46は主に水晶発振器によつて構成され、この
発振器はその6MH2のクロツク信号を発生させ、
それをマイクロプロセツサ40へ印加する。更
に、作動信号がマイクロプロセツサ40から表示
器励振器72へ印加され、それによつてラツチ6
8aに記憶されたデータは選択的にLCD表示器
28に表示される。鍵盤は、第7図に示すような
鍵の配列を形成するため互に間隔をおいた2列
の、相互に連絡するXとYの座標導線を含むもの
として例示されている。各列の導線はそれ自身の
鍵盤デコーダ52a又はbに結合され、それによ
り符号化信号はマイクロプロセツサ40の対応す
る入力へ印加される。後述するように、装置が必
要とするエネルギーを最少にするため、デコーダ
52a又はbの各々は、どちらの配列の導線が押
されたかによつて別々に付勢される。I/O伸長
器56の出力P73は結合されてビーパ60を付
勢する。更に、I/O伸長器56のP42−53
出力はLEDの配列58へ接続され、鍵盤の鍵の
1つが作動すると、対応するLEDが付勢され、
第2図に示すように対応する確認数字をもつた透
明な表面板からなる鍵盤の特定の部分を明るくす
る。
第3図および第4図に示されているような形式
における符号化データは、マイクロプロセツサ4
0のP16出力端子から誘導され、上昇した電
圧、例えば18ボルトの“READY”電圧とともに
“DATA”導線を介して送信器42へ印加され、
送信器42を付勢して符号化信号を伝送する。こ
の点に関しては、第7図に描いてあるような装置
は、少くとも2つのモード又は電圧レベル、即ち
低いレベル、例えば9ボルト程度と高いレベル、
例えば18ボルト程度で作動することに注意すべき
である。送信器42は、符号化信号を結合したコ
イル70を介してペースメーカ16へ伝送する間
作動するには高い方の電圧レベルを必要とする。
この伝送期間中、“READY”信号がマイクロプ
ロセツサ40のP17端子から発生し、転移点A
を通つてトランジスタQ1のベースへ印加され、
それによつて継電器66の付勢コイルが付勢され
てスイツチを第7図に示す位置からもう一方の位
置に動かし、それにより通常は並列に接続されて
いる電池BT1およびBT2が直列に接続されて、
端子P18を介して高レベル電圧を送信器42へ
与える。この方法により、送信器42がその符号
化信号を伝送するため作動する比較的短い時間
に、電池BT1およびBT2を直列に接続するこ
とによつて高レベル電圧が与えられ、従つて送信
器42が並列に接続されている電池BT1とBT
2に引きつゞき接続されていれば送信器42によ
つて行われる消耗が最少になる。
移行(transit)状態のほかにも、第7図に示
してあるような、電池で付勢されるプログラミン
グ装置は、更に下記の3つのモード、即ち(1)オ
フ/レスト、(2)パワーダウン、(3)オペレーテイン
グモードで動作する。先づ、第7図の装置がオ
ン/オフスイツチ22−1(第2図には鍵盤の一
部として示されているが、第7図では電源制御回
路80内にあるものとして示されている)を押し
てターンオンされる前には、装置はそのオフ/レ
ストモードにあつて、パワーダウンフリツプ/フ
ロツプ54aと主フロツプ/フロツプ54bだけ
が付勢されている。第7図にみられるように、電
池BT1とBT2は通常は継電器66によつて互
に並列に接続されており、それにより低レベルの
電圧、例えば9ボルトが抵抗R2とコンデンサC
1の中間点に印加され、電源電圧が与えられてフ
リツプ/フロツプ54Aおよび54Bを継続的に
付勢する。この点について、第7図の装置の残り
の構成部分は付勢されておらず、即ち電源制御回
路80により与えられるそれ以上の電源電圧には
不作動となる。オン/オフスイツチ22−1が閉
ぢると、Hi(ハイ)になる信号が主フリツプ/フ
ロツプ54bのクロツク入力へ印加され、それに
よりそのQ出力がHiになつてトランジスタQ3
を導電性にして9ボルト程度の電圧信号をEKG
増幅器44へ与える。第7図に示すように、この
9ボルトはEKG増幅器44の種々の付勢点へ印
加され、患者46の皮膚表面上で検知される種々
の信号が導線48とEKG増幅器44を介してマ
イクロプロセツサ40へ印加される。更に、トラ
ンジスタQ3の出力もまた演算増幅器82を介し
て印加されトランジスタQ4を付勢し、それによ
り更に電源電圧VAが現われて鍵盤デコーダ52、
表示器励振器72、電池チエツカ46、配列58
のLEDなどの第7図の装置の種々の構成部分へ
印加される。更に、電圧が抵抗R12とコンデン
サC4からなるタイミング回路へ印加され、それ
により信号が抵抗R12およびC4の値に応じて
或る時間後にC1に現われる。このように先づ最
初には、第7図の装置が最初に付勢されると、即
ちスイツチ22−1が付勢される初めての時に自
動検査プログラムが行われる。その後は、C1に
現われる信号はHiであり、それにより後に詳し
く述べるように検査ルーチンの実行が避けられ
る。最後に説明した状態又は動作モードはパワー
ダウン状態である。この状態ではプロセツサ、特
にマイクロプロセツサ40、I/O伸長器56、
ラツチ56aおよび56b、EPROM82ならび
にビーパ60は付勢されないまゝになつており、
それで電池BT1とBT2の消耗を減少させる。
オペレータが鍵盤の選んだ部分又は鍵を押すと
第3の、即ちオペレーテイングモードに入り、そ
れにより鍵盤デコーダ52のデコーダ52a又は
bのうちの1つが作動してそのデータ使用可能
DA出力端子から対応する信号を電源制御回路8
0へ伝送し、特にレベルシフタ84を介してパワ
ーダウンフリツプ/フロツプ54aをセツトし、
それにより電源制御回路80は第7図にみられる
装置をそのパワーダウンモードからそのオペレー
テイングモードへ変える。特にパワーダウンフリ
ツプ/フロツプ54aの端子からの出力はHi
(ハイ)になる。第7図をみると判るように、付
勢電圧VBは印加されてマイクロプロセツサ40、
ラツチ68aおよび68b、EPROM82、I/
O伸長器56の各々を付勢するが、こゝで注意す
べきことは、これらの素子は高い付勢レベルを必
要とし、またこれらの素子は作動している時以外
は付勢してない状態に保つことが望ましいという
ことである。
最後に、電源制御回路80は入口点DおよびE
および対応するレベルシフタ86および88を介
して印加される信号によつてリセツトされ、パワ
ーダウンフリツプ/フロツプ54aの端子および
主フリツプ/フロツプ54bの端子をリセツトす
る。プログラム又はプロセスが実行されるにつれ
て、入口点DおよびEを通つて印加される信号が
ラツチ68bによつて出現する。第8図A〜G,
J,K,Lに関連して述べたプロセス又はプログ
ラムの説明から明らかになるように、制御プロセ
スは、電池BT1とBT2の消耗を最少にするた
めその動作中の種々の点で電源制御回路80をリ
セツトする。
第8図JおよびKに関連して説明するMEAS
鍵26−11を押すことによつてそれに入る測定
動作モードにおいては、信号が患者46の皮膚に
付着させた電極からとられて、電極48a,bお
よびcを介してEKG増幅器44、特にその波形
整形・増幅回路90へ印加される。簡単に言う
と、回路90に検知されたアーチフアクトおよび
PIPパルスを整形し、切りとり、増幅して、一定
の振幅と対応するパルス幅のパルスをマイクロプ
ロセツサ40の割込み入力INTへ印加する。第
7図に示すように、細動を除去して心臓を守るた
めに、一連のダイオードCR1〜CR6が導線48
a,bおよびcに接続されている。更に、増幅さ
れた信号は抵抗R5とコンデンサC6からなる微
分器によつて微分され、マイクロプロセツサ40
の割込み入力INTへ印加される前にトランジタ
Q1により増幅されるスパイクを鋭くする。この
簡単な方法により、測定モードは入力/出力回路
を使用せずに実行されてEKGおよびPIP信号を時
分割多重方式又はその他の方法で処理する。
簡単に言うと、測定ルーチンにおいては、
EKG信号の2つのスパイクの間の間隔がマイク
ロプロセツサ40内の第1のカウンタが逆方向へ
計数することによつて測定され、その計数は第2
のEKG信号、即ち第2のEKG信号の立上り区間
の到着により終了する。更に、一連のEKG信号
のうちの第2のEKG信号の立上り区間が発生す
ると、マイクロプロセツサ40内の第2のカウン
タが始動してアーチフアクト信号のパルス幅に対
応する時間的間隔を計数し、それによつてそのパ
ルス幅を示す。
次に第8図A−Lを参照すると、パラメータを
プログラムしてペースメーカ16へ伝送し、また
制御信号を電源制御回路80へ供給して第7図の
装置を種々のオペレーテイングモード、即ちオ
フ/レストモード、パワーダウンモード、オペレ
ーテイングモード、又は伝送モードにセツトする
ために、マイクロプロセツサ40およびEPROM
82のメモリに記憶されマイクロプロセツサ40
によつて実行されるプロセスおよびそのルーチン
の工程系統図が示されている。特に第8図Aを参
照すると、起動ステツプ102を介してプロセスが
始まり、オン/オフスイツチ22−2が作動され
ているかどうかをステツプ104によつて確認し、
もし作動しているとすると、装置はステツプ106
において初期値が設定される。即ち、パラメータ
がマイクロプロセツサ40のRAM(図示されて
いない)にロードされる。特に、Oはすべて
RAMの最初の16バイトに書込まれるが、1はマ
イクロプロセツサ40のポートP10〜P17お
よびP20〜P27に対応する位置に書込まれ、
それによつてこれらのポートはデータを受けとる
のに使用可能となる。次に、ステツプ108は高電
圧が再起動端子Cに現われて、装置が初期値設定
をすませているということ、即ち上述したように
電圧が前もつてコンデンサC4を充電させている
ことを示しているかどうかを確認するために検査
する。第7図に示すように、高電圧が端子Cを介
してI/O伸長器56の入力ポートP60へ印加
され、マイクロプロセツサ40へ印加される。ス
テツプ110においては、プロセスはそれが前にオ
ンになつているかどうかを確認し、もしなつてい
なければプロセスはステツプ112へ進み、それに
より表示器励振器72は液晶表示器28のすべて
のセグメントを付勢する、即ちすべて“888”が
表示される。その後はステツプ114においてピー
パ又はトランスジユーサ60が付勢されて1秒間
ビーツという音を出し、その後にステツプ116
において鍵盤の導線のどれかが一緒にシヨートし
ているかどうかを確認するために検査が行われ
る。もしシヨートしていれば鍵盤デコーダ52の
デコーダ52aと52bの各々に接続している
DA線上に1が現われ、マイクロプロセツサ40
へ印加される。ステツプ118はシヨートがあるか
どうかを確かめ、もしあれば第8図Dに示す第1
誤りサブルーチンへステツプ120を介して出口
が与えられる。先づ最初に、ステツプ234におい
て、表示器励振器72は液晶表示器28を付勢し
て、ビーバ60が作動してビーツという短い音を
3回出す前にすべて“999”を表示する。その後
ステツプ238は全装置を停止させる。特に、マイ
クロプロセツサ40は、ラツチ68bをして1つ
の“1”信号をその出力線6を介して電源制御回
路80のD出力へ印加させ、それにより使用可能
信号がレベルシフタ86を介して印加されて主フ
リツプ/フロツプ54bをリセツトし、その結果
第7図に示す装置がそのパワーダウンモードに置
かれる。
もし第8図Aに示すステツプ118において、鍵
盤にシヨートがないことが確認されると、プロセ
スはステツプ122へ進み、このステツプ122におい
ては電池チエツカ46の端子KおよびLに現われ
る出力が入力/出力伸長器56を介してマイクロ
プロセツサ40へ印加され、それによりこれらの
入力が所定のレベルより大きいかどうかが確認さ
れる。電池チエツクステツプ122は第8図Fのサ
ブルーチンに更に完全に示されており、これは点
250を介して入りステツプ252において、電池
チエツカ46の端子Kに現われる電圧を検査し、
この電圧と最初のレベル、例えば6.9ボルトと比
較をするが、この最初の電圧は、それ以下では装
置が符号化信号をプログラムしペースメーカへ伝
送するために安全には作動しない電圧である。も
し電池の電圧レベルがこの最初のレベルより低い
と、プロセスはステツプ256を介して第8図Dに
示す第1の誤りサブルーチンへ出て、それにより
全装置が停止する。もし電池電圧レベルがこの最
初のレベルより高いと、電池チエツカ46の端子
Lに現われる電圧レベルが検査され、それにより
その電圧は第2のレベル、例えば7.4ボルトと比
較され、もしそれより低ければフラツグの形の信
号がマイクロプロセツサ40内の電池状態レジス
タへセツトされ、電池電圧が低いこと、即ち装置
が停止する前に限られた数のプログラムサイクル
が実行されることを後述する方法で示す。もしそ
の電池が第2のレベルより高いと、装置は第8図
Aに示すプロセスへ戻り、ステツプ130でプロセ
ツサが停止する前にステツプ128は表示器励振器
72に“000”を液晶表示器28上に表示させる。
特に、マイクロプロセツサ40はそのラツチ68
bを介して1つの1を電源制御回路80のE入力
へ出現させて信号をパワーダウンフリツプ/フロ
ツプ54aのリセツト入力へ印加し、それにより
装置はそのパワーダウンモードに置かれる、即ち
電源信号はプロセツサ68a,68b,82およ
び40の各々からとり除かれて電池BT1および
BT2を保存する。この時点において、装置はス
テツプ132において鍵盤の鍵のうちの1つが押さ
れるのを待ち、その鍵が作動してステツプ134に
おいて検知されると、1つの1信号が鍵盤デコー
ダ52のデコーダのDA線の1つに現われてマイ
クロプロセツサ40へ印加され、レベルシフタ8
4を介してパワーダウンフリツプ/フロツプ54
aをセツトし、それにより付勢信号がプログラマ
装置のプロセツサへ印加される。
この時点で、プロセスはステツプ104および106
へ戻る。再びステツプ108はHi信号が再始動端子
Cにあつて、装置が前もつて初期状態にあるとい
うことおよびステツプ116と122の検査がうまく行
われたことを示しているかどうかを確認してみ
る。ステツプ110において、もしプロセスがステ
ツプ138に移る前に装置が“オン”の初期状態に
あるとすると、それにより鍵盤の入力が検査され
る、即ち妥当な鍵が押されたかどうかを確認する
ために鍵盤デコーダ52が検査される。プロセス
のこの時点において、装置は特定のペースメーカ
16がプログラムされようとしていることを示す
入力を受けとることができるだけである。言いか
えると、鍵22−1および22−3および22−
4のうちの1つだけは作動するが、もしその他の
鍵が作動してもそれは無視される。更に具体的に
言うと、ステツプ136は、特定の鍵を作動させた
ことを示す鍵盤の特定の出力を検査し、その出力
を比較し、鍵22−1,22−3又は22−4の
うちの1つを作動させたことを示す適当なマツチ
(match)があるかどうかをステツプ138において
確認し、もしあればプロセスはステツプ140へ移
る。もしなければ、ステツプはステツプ128へ移
つて、上述のように継続する。
ステツプ140において、鍵盤デコーダ52から
誘導された信号はマイクロプロセツサ40の
ROMに記憶された表とマイクロプロセツサ40
によつて比較され、選ばれた特定のプログラマモ
デルを確認し、それによりそのモデルを示す信号
がマイクロプロセツサ40のR7レジスタに記憶
される。その後は、押された鍵に対応する配列5
8のLEDがステツプ142において付勢され、ビー
パ60が付勢されてビーツという短い音を1回出
す。ステツプ146においては、マイクロプロセツ
サ40は鍵盤の次の鍵が押されるのを待ち、それ
が押されるとデータレデイ信号がマイクロプロセ
ツサへ印加される。ステツプ148においては、マ
イクロプロセツサ40はそれに応答して、デコー
ダ52aと52bの各々のDE入力へ出力パルス
を伝送する。
この時点で、プロセスは特定のパラメータがプ
ログラムされるのを確認する用意ができており、
ステツプ150を実行するが、このステツプは第8
図C,Eのサブルーチンに更に詳しく示されてお
り、ステツプ220を経て入る。ステツプ222におい
ては、マイクロプロセツサ40のPROM内にカ
ウンタの形で存在するタイマがセツトされて15秒
間、即ちその間にオペレータが適当なパラメータ
鍵を作動させなければならない時間を計時する。
鍵が押されると、鍵盤デコーダにより誘導される
信号がポート1、即ち入力P10とP17へ印加
される。この特定の鍵を確認するためには4ビツ
トだけが必要であることを認めると、ステツプ
226は入力信号の所望しないその他の4ビツトを
マスクオフする。次に、ステツプ228においては、
プロセスはデコーダ52a又は52bのうちのど
ちらが信号を進めたかを確認し、そのデコーダを
確認する“分岐表”からの信号を押された鍵を示
すインデツクス信号へ加え、それにより使用可能
な鍵のうちどの鍵が押されたかを示す符号を与え
る。デコーダ52aと52bの各々は相異る鍵に
対して同じインデツクス信号を与えるので、押さ
れた鍵を確認するためにはその信号が起始したデ
コーダ52a又は52bを確認する必要がある点
に注意すべきである。次に、ステツプ230におい
て、押された鍵を確認する符号語がマイクロプロ
セツサ40の一時的レジスタR6に記憶される。
下記の説明から明らかなように、R6レジスタは
マイクロプロセツサ40内の指示された記憶場所
であつて、そこで値が検討され比較される。
プロセスはステツプ152において継続し、押さ
れた鍵を示すレジスタR6における信号がクリア
鍵がどうかを確認し、もしそうならば、入口点B
を経てステツプ106へ戻る前にビーパ60はステ
ツプ154において動作する。もしクリアボタンが
押されていなければ、プロセスはステツプ156へ
進み、そこでレジスタR6はMEAS鍵が押され
ているかどうかを確かめるために再び検査され、
もしそうならば、プロセスはステツプ158におい
てビーパ60が鳴つた後に第8図JおよびKに示
す測定サブルーチンへ出力する。ステツプ160に
おいて、プロセスはNMNL(公称)鍵26−3が
押されたかどうかを確かめ、もしそうならば、第
8図Gに示す入口点Gを経て公称サブルーチンへ
出力する前にビーパ60はステツプ164において
付勢される。その後ステツプ162において、プロ
セスはレジスタR6に記録された語の指示された
ビツトを検査し、押された鍵が妥当かどうか、即
ちその鍵が下記の鍵のうちの1つかどうかを確か
める:レート鍵22−7、PW鍵22−8、
SENSE鍵22−9、NMNL鍵26−3、
TEMP鍵26−2又はMEAS鍵26−11。も
し妥当ならば、レジスタR7に記憶された状態語
は更新されて、現在そこに記憶されている特定の
パラメータを示す。特に、R7は8ビツトレジス
タで、4ビツトはプログラムされるペースメーカ
16の特定のモデルを確認し、4ビツトはすでに
選ばれたパラメータを確認する。その後ステツプ
170において、転送点Fを通つて第8図Bに示す
ルーチンへ移る前に配列58の対応するLEDが
付勢される。
プロセスが第8図Bに示す遷移点Fを介して入
ると、ステツプ172においてビーパ60が鳴りパ
ラメータがプログラミングのために選択的に入つ
たことを示す。その後プロセスはパラメータの特
定の値を示す次の鍵が押されるのを、即ちデコー
ダ52aと52bのうちの1つの対応する出力で
データ使用可能DA信号が起きるのをステツプ
174において待つ。そのような信号が起きると、
ステツプ176は出力使用可能OEを鍵盤デコーダへ
印加する。第8図Cに更に具体的に示してあるス
テツプ178において、特定の鍵とそのパラメータ
が確認され、マイクロプロセツサ40のR6レジ
スタ内に記憶される。次に、ステツプ180は押さ
れた鍵が公称NMNL鍵26−3であるかどうか
を確かめ、もしそうであれば、入口点Gを通つて
第8図Gの公称サブルーチンへ転送される前に、
ビーパ60がステツプ182において鳴る。次に、
ステツプ184において、押された鍵が“0”〜
“9”又はクリア鍵かを確認するため、更にそれ
がそのように動作した最初の鍵かどうかを確認す
るためにレジスタR6に記憶されたビツトが検査
される。もしそうであれば、ステツプ186はそれ
がクリア鍵かどうかを確かめ、もしそうならば、
プロセスはステツプ190へ移り、そこで押された
鍵がクリア鍵かどうかが確かめられ、もしそうで
あれば、そのデイジツトをステツプ194によつて
表示器28からクリアし、ステツプ196において
鍵ストロークカウンタをリセツトする前にステツ
プ192においてビーパが鳴る。このことから明ら
かなように、説明した配置によつて3デイジツト
だけの記入が記憶され、表示器28に表示され
る。もしオペレータが記入した値が適当でないと
決定した場合には、彼はたゞクリア鍵を押すだけ
でよく、それで誤つて記入されたデイジツトはス
テツプ192、194および196によつて消去される。
しかし、もしパラメータ値を示す鍵が前に入つて
いない場合には、装置はルーチンの最初、即ち第
8図Aに示すステツプ106へ復帰する。
次に、ステツプ198は押された鍵が妥当かどう
か、即ち“0”〜“9”の鍵かどうかを確かめ、
もしそうでなければ、ステツプ212がそれが
TEMP鍵26−2かどうかを確かめる。もし
TEMP鍵であれば、ステツプ214はプログラムさ
れるペースメーカがアルフアペースメーカかどう
かを確かめ、もしそうであれば、点Jを通つて第
8図Gに示すルーチンへ出力する。この点につい
て、本発明の例示する実施例においてプログラマ
12によつてプログラムされるペースメーカのう
ち、アルフアペースメーカだけが一時的モードで
プログラムされうる。もし押された鍵がステツプ
212において決定された一時的鍵でない場合には、
ステツプ216においてプロセスはPROGRAM鍵
26−1が押されたかどうかを確かめ、もしそう
ならば遷移点を通り第8図Gに示す伝送又はプ
ログラムルーチンへ出力する。もしプログラム鍵
26−1が押されていないと、誤り状態がステツ
プ218によつて示され、それにより表示器が
“999”を点滅させ、トランスジユーサ60は、第
8図Bに示すルーチンの最初へ復帰する前にビー
ツという音を3回出す。
オペレータがパラメータ鍵を動かすと、ステツ
プ202は上記の鍵ストロークカウンタを検査する
ことによつて第4のパラメータ鍵が作動したかど
うかを確かめる。この点について、記入されるパ
ラメータの値の各々は3デイジツトだけで表わさ
れるので、もしオペレータが第4のデイジツトを
入れようとすると、ステツプ208においてそのメ
モリとその表示器28からデータをクリアし、例
えば入口点Fを通つてこのルーチンの最初へ復帰
する前にステツプ210において鍵ストロークカウ
ンタをクリアする前に、表示器28とビーパ60
を適当に作動させることによりオペレータの誤り
がステツプ206において示される。もし押された
数字鍵が第4の鍵でないとすると、即ち押された
鍵が第1、第2、又は第3の鍵であるとすると、
入口点Eを通つてルーチンの最初へ戻つて鍵盤を
介して入る次のデータの一部を受け入れる前に、
ステツプ204は記入されたデジツトを表示し、以
前に記入されたデータとともに新しいデータを記
憶装置に入れる。従つて、プロセスはどのペース
メーカがプログラムされるかを示すデータを先づ
入れ、ついでプログラムされるパラメータを入
れ、つぎにそのようにプログラムされたパラメー
タの値を入れる。この時点において、プロセスは
オペレータがプログラムボタン26−1を押して
第8図Gに示してあるプログラム又は伝送ルーチ
ンを入れる用意がととのつている。もしデータ記
入後にオペレータがプログラム鍵26−1を押さ
ないと、装置は誤りの表示をし、オペレータが再
びプログラム鍵26−1を作動できるようにす
る。
次に図Lを参照すると、ステツプが表示器28
はクリアされるべきであるということを示す度毎
に起こり、ステツプ260を介して入るルーチンが
示されている。この時点において、ステツプ262
はマイクロプロセツサ40の電池状態レジスタを
検査して、第8図Fに示されているステツプ254
により以前に確認されたのと同じように、電池電
圧が低いことを示すフラツグ又は指示がセツトさ
れたかどうかを確認する。もしセツトされている
と、ステツプ266は表示器28に“888”を表示さ
せ、それによつてオペレータは、電池BT1と
BT2の状態は、電池のレベルは低いが比較的短
い時間信号を符号化してペースメーカ16に伝送
しつづけるには十分であることを示す第2のレベ
ル以下になつていることを知らされる。この時点
で、オペレータはプログラマ12の電池BT1と
BT2をとりかえてプログラマが確実に続けて作
動するように注意すべきである。もしステツプ
262が電池電圧が第2のレベル以上であることを
確認すれば、電池レベル電圧が満足すべきもので
あることを示す“000”がステツプ264によつて表
示器28に表示される。
PROGRAM鍵26−1が押されステツプ216
によつて検知されると、プロセスは第8図Gに示
すプログラムルーチン又は伝送ルーチンへ出力
し、そこで先づステツプ268は第8図Fに関連し
て更に具体的に示した方法により電池の状態を検
査し、もしその状態が満足すべきものであれば、
ステツプ270がビーパ60を作動させてビーツと
いう音を1回出させる。この時点において、ルー
チンは、ステツプ272においてマイクロプロセツ
サ40の状態レジスタR7を検査しプログラムさ
れる特定のペースメーカ16とパラメータを確認
することによつて、3つのペースメーカのうちの
どのペースメーカをプログラマ12がプログラム
するのかを確かめねばならない。ステツプ274に
おいては、レジスタR7のデータが検討されてそ
れがアルフアペースメーカを示すものであるかど
うかが確かめられ、もしそうであれば、プロセス
はステツプ310へ進む。この点について、プログ
ラマ12は4つのパラメータ、即ちレート、パル
ス幅、ペースメーカセンス増幅器の感度および一
時的なパラメータをもつアルフアペースメーカ1
6をプログラムすることができることに注目すべ
きである。これとは対照的に、XYREL APおよ
びXYREL VPペースメーカは、ペーシングレー
トについてのみプログラムできる。先づ第1にア
ルフアペースメーカのプログラミングについて述
べると、ステツプ310はR7レジスタを検査して、
プログラムされるのがレートパラメータかどうか
を確かめる。もしそうでなければ、ステツプ311
はR7レジスタを検査して、プログラムされるパ
ラメータがパルス幅かどうかを確かめ、もしそう
でなければプログラムされるパラメータが感度で
あることが判り、この時点においてプロセスはマ
イクロプロセツサ40のEPROM内の真理値表か
ら、アルフアペースメーカ16のためにセンスパ
ラメータがプログラムされることを示すセンス送
信器符号をえる。ついでこのセンス送信器符号が
マイクロプロセツサ40内のアキユムレータレジ
スタに記憶きれる。次に、ステツプ323は、レジ
スタR7に記入された値とマイクロプロセツサ4
0のEPROMに記憶された真理値表からえられた
限界とを比較することによつて、上述した表1に
従つて記入された感度の値が妥当な値かどうかを
確かめる。もしその値が妥当でなければ、ステツ
プ325は、第8図Eのサブルーチンに従つて目に
見える表示器28とビーパ60を付勢して誤りの
表示をする。パルス幅パラメータをプログラムす
る場合には、ステツプ314は選んだ値が妥当かど
うかを確かめ、もし妥当でなければステツプ315
によつて同様な誤りの表示が行われ、もし妥当で
あればアルフアペースメーカのためのパルス幅送
信器符号がマイクロプロセツサ40の累算レジス
タへシフトされる。ステツプ310によつて確かめ
られたレートがプログラムされる場合には、その
値は記入された真理値表と比較され、それが受入
れられた限界内にあるかどうかが確かめられ、も
しなければ適当な誤り表示がステツプ313におい
て行われる。もし妥当であれば、アルフアペース
メーカ16のためのレート送信器符号がマイクロ
プロセツサ40の累算レジスタへ送られる。
上記に説明したように、TEMP鍵26−2が
押されると、対応するフラツプが適当なレジスタ
に記憶され、プロセスは点Jを介して第8図Gに
示すルーチンに入る。プロセスのこの時点におい
て、ステツプ322はTEMPフラツグがセツトされ
たかどうかを確かめ、もしセツトされていれば、
TEMP符号もまたプログラムされてペースメー
カ16へ伝送され、それによりTEMP符号はペ
ースメーカ16のメモリにプログラムされる。上
記したように、ペースメーカ16は、ペースメー
カのリードスイツチが継続的に閉ぢたまゝになつ
ている程プログラマ12が近くにおかれている限
りは、或いはプログラム鍵26−1が作動されて
永久的なパラメータセツトが伝送されペースメー
カのメモリに記憶されるまでは、プログラムされ
た一時的モードで作動しつづける。
プロセスのこの時点において、符号化信号はス
テツプ326によつてアルフアペースメーカへ伝送
される。第4図に示すように、符号化信号はパラ
メータ、パラメータの値、アクセス符号、パリテ
イ符号を示すデータを含んでいる。この目的のた
めに、マイクロプロセツサ40は、伝送された信
号のこれら4つの部分の各々に対応するデータを
受けとるため4つのレジスタを具えている。従つ
てステツプ326においては、パラメータが符号化
されたことを確認するデータは第1のレジスタに
入れられるが、パラメータの値は第2のレジスタ
に記憶される。ステツプ326はアルフア伝送器の
ための適当なアクセス符号を確認し、その符号を
第3のレジスタに入れ、第4のレジスタに入れる
パリテイ符号を計算する。その後、マイクロプロ
セツサは各レジスタから符号化されたデータを連
続的に伝送する。
データの伝送後、ステツプ326はEKG増幅器4
4を使用可能にし、特にそこからデータが割込み
入力INTを介してマイクロプロセツサ40へ入
れるようにする。その後、ステツプ330は、割
込み入力INTへ印加されたアーチフアクトおよ
びPIPパルスを検知することによつて、PIPパル
スが受けとられたかどうかを確かめる。ステツプ
332は、PIPパルスがアーチフアクト後のPIP間隔
の範囲内で起きたかどうか、その幅が許容できる
PIP限界内にあるかどうかを確かめ、もしそうで
あれば、ステツプ332は鍵盤のPIP部分の背後に
おかれた配列58のLEDをターンオンする。そ
の後、ステツプ336は約2秒後にPIP LEDをター
ンオフし、ステツプ338は、遷移点Dを介して第
8図Aに示すルーチンへ転送する前に、表示器2
8と、マイクロプロセツサ40内のRAMからプ
ログラムされた値をクリアする。
さてステツプ274に話を戻すと、もしアルフア
ペースメーカがプログラムされないことが確かめ
られると、ステツプ276はマイクロプロセツサ4
0の状態レジスタR7を検査してXYRELペース
メーカAPがプログラムされるかどうかを確かめ、
もしそうならば、プログラムレートの値がマイク
ロプロセツサ40のEPROM内の真理値表で検査
し、もしその値が妥当であれば、XYREL APペ
ースメーカのためのレート伝送器符号がステツプ
292におけるアキユムレータレジスタへ移される。
XYREL APレートが妥当でなければ、ステツプ
294において誤りの表示が行われる。ステツプ276
によつて確かめられたようにXYREL VPペース
メーカがプログラムされることになると、ステツ
プ278は、最初にプログラムされたXYREL VP
レートが妥当なレートであるかどうかを、プロセ
ツサ40のROM内の真理値表と比較して確か
め、もし妥当であれば、XYREL VPペースメー
カのためのレート送信器符号はステツプ282にお
けるアキユムレータレジスタへ移される。もし選
ばれたレートが妥当なレートでないと、ステツプ
280において誤り表示が行われる。この時点にお
いて、装置はステツプ284においてXYREL送信
器を呼び出し、それによつて送信器符号はマイク
ロプロセツサ40内のレジスタ内におかれ、選択
されたレート値に応じてプログラムされた一種の
バーストは送信器42によつてXYRELペースメ
ーカ16へ伝送される。この時点において、ステ
ツプ286は、レートパラメータに対応して配列5
8のLEDをターンオフし、レートパラメータの
値は、遷移点Dを介して第8図Aに示すルーチン
へプロセスを戻す前に、表示器28から、またス
テツプ288におけるマイクロプロセツサ40の対
応するメモリからクリアされる。
公称NMNL鍵が押され第8図Aのステツプ160
において検知されると、プロセスは第8図Gに示
す点Gを介して出力を与え、それによりパラメー
タを確認するLEDがステツプ296において先づク
リアされ、その後にNMNL鍵26−3に対応す
る配列58のLEDが付勢される。その後ステツ
プ300において、マイクロプロセツサ40のレジ
スタR7が、XYREL APペースメーカがプログ
ラムされたかどうかを確かめるために検査され、
もしプログラムされていたとすると、ステツプ
302はステツプ284によつて伝送される符号を外部
EPROM82に記憶された公称レートに従つてう
る。ステツプ304においては、XYREL APペー
スメーカがプログラムされたかどうかが確かめら
れ、もしそうだとすると、ステツプ306はステツ
プ284によつて伝送される公称レート符号をうる。
もしアルフアプログラマがプログラムされ、それ
がステツプ304の無決定によつて確かめられると、
レート、パルス幅、感度、ペーシングパルスの振
幅出力、不応時間、ヒステリシス、デマンドモー
ドなどの公称アルフアパラメータの各々の公称符
号化値をうる必要のあることが判る。特にステツ
プ308はこれらパラメータの各々の公称符号をえ
て、これらパラメータの8つの公称値の各々がア
ルフアペースメーカへプログラムされてしまうま
で1時に1つづつパラメータを順次伝送する。
もしMEAS鍵26−11が押されステツプ156
において検知されると、プロセスは遷移点Hを通
つて第8図JおよびKに示されている測定ルーチ
ンへ移る。先づ、ステツプ370が端子Mを検査し
てケーブル48a,bおよびcがプログラマ12
に結合されているかどうかを確かめ、もし結合さ
れていないと、適当な誤り表示がステツプ372に
おいて行われる。もし結合されていれば、ステツ
プ372はRATE鍵22−7の背後におかれた配列
58のLEDを作動させて明るくし、ステツプ372
はマイクロプロセツサ40の割込み入力INTを
使用可能にする。その後、ステツプ376はEKG増
幅器44を介してマイクロプロセツサ40の割込
み入力INTへ印加される第1および第2のアー
チフアクトパルスの発生を探し求める。もしアー
チフアクトパルスが存在しないと、誤り表示がス
テツプ378において行われる。もし第1および第
2アーチフアクトパルスが検知されると、ステツ
プ380はマイクロプロセツサ40のRAM内の第
1カウンタをセツトしリセツトしてその間の間隔
を測定し、第1カウンタの計数を記入してパルス
レートを計算する。次に、ステツプ382において、
ステツプ380において計算されたパルスレートが
表示器28に示される。ステツプ384はタイマを
セツトして2−3秒間を計時に、もしアーチフア
クトパルスが検出されずにその時間がすぎると、
ステツプ386はビーパ60を付勢し、表示器28
はステツプ388においてクリアされる。その後、
RATE鍵22−7の背後におかれた配列58の
LEDが消勢され、PW鍵22−8に対応するLED
が付勢される。その後ステツプ392は第2のアー
チフアクトパルスが受けとられたかどうかを検査
し、もし受けとられていれば、ステツプ396はマ
イクロプロセツサ40のRAM内の第2カウンタ
をセツトしリセツトして、ペースメーカ16が発
生させるアーチフアクトパルスのパルス幅を測定
する。もし第2のパルスが存在しないと、ステツ
プ392において誤り表示が行われる。
第8図Kに示すこの時点においては、プロセス
はステツプ398へ移り、そこでパルス幅の値が表
示器28に表示される。ステツプ400はカウンタ
をセツトして4秒間を計時し、その後ステツプ
402においてビーパ60が鳴り、ステツプ406が
PW鍵22−8に関連したLEDをターンオフする
前に表示器28をクリアする。最後に、ステツプ
408は割り込み入力INTを使用不能にし、その後
に遷移点Dを介して第8図Aに示すルーチンに復
帰して、オペレータが次の鍵を押すのを感知す
る。本発明は前述した通りであるが、本明細書及
び特許請求の範囲において使用する技術用語と図
面の機能素子との関係を簡単に説明しておく。
(a) “鍵盤手段”即ち“データ入力手段” パラメータを受信し、記入する鍵盤手段(デ
ータ入力手段)は、図面の第1図及び第2図に
図示され、第5図に25鍵鍵盤として図示され
る。これは、更に鍵盤が鍵盤デコーダに関連し
て図示される第7図Cに示される。“鍵盤手段”
即ち“データ入力手段”は、鍵盤、鍵盤デコー
ダ52、I/O伸長器56(第7図B)を含
む。これらのデバイス部分は、図面に関して前
述した通りである。
(b) “送信器手段” 送信器手段は、第1図に図示の如くアンテナ
14及びアンテナ14をプログラミング装置に
結合させるコネクタ(導線)30を含む。送信
器は、また、第7図Cの上部に図示した回路、
第7図Bの上部に示した回路及びR13〜R1
8、コンデンサC5,C6を含む。送信器は、
マイクロプロセツサを経て鍵盤から入力される
データに応答する。マイクロプロセツサは下記
に説明される。この回路の機能は、第7図B、
第7図Cに関して明細書にて詳細に討論されて
いる。
(c) “検知手段(sensing means)” この素子は、第7図Aに図示されるEKG増
幅器44を含み、それは、マイクロプロセツサ
40の割込み部分に信号を与え、また第7図A
に図示されている。
(d) “プロセツサ手段” プロセツサ手段は、第7図Aに図示の如く、
マイクロプロセツサを含む。“プロセツサ手段”
は、ラツチ68a,68b(第7図b)、及び
EPROM82(第7図b)を含む。
特許請求の範囲第2項及び第3項の限定は、第
7図Aに図示したマイクロプロセツサに見出され
る。これらの機能は、第7図Aに関連して明細書
にて詳細に説明されている。
特許請求の範囲第4項における技術用語は下記
の如くである。
(a) 作動可能手段(actuable means) これは、単にオン/オフスイツチSW22−
1であり、第7図Bにおいて上部左側コーナに
図示されている。
(b) “メモリ手段” メモリ手段は、第7図Bに図示される
EPROM82を含む。
これは、プロセツサ手段が、鍵盤(データ入
力手段)を経て入力されるデータの処理を実行
するプログラムを記憶する。
(c) “電源制御手段” 電源制御手段は、第7図A、第7図Bの上部
に図示の如く電源制御回路80に示される回路
を含む。エネルギー源により連続的に付勢され
るこの記憶素子は、フリツプフロツプ54bを
含み、それは動作を開始させる作動可能な手段
であるスイツチ22−1に応答する。このフリ
ツプフロツプは、トランジスタQ4を付勢する
トランジスタQ3をターンオンし、トランジス
タQ4は、次に、鍵盤デコーダ52に電圧VA
を供給する。これは、データ入力手段を付勢す
るために参照される構造である。更に、電源制
御手段は、フリツプフロツプ54aを含み、そ
れは、データ入力手段(鍵盤)を経てデータの
入力に応答し、フリツプフロツプ54aはトラ
ンジスタQ2をターンオンして+5ボルト電圧
信号VBを与え、その電圧信号VBは、マイク
ロプロセツサ(第1図)、EPROM82及びラ
ツチ68a,68b(第7図)を含むプロセツ
サ手段を付勢するのに役立つ。これは、プロセ
ツサがEPROM82にストア(記憶)されたプ
ログラムを実行することを可能にする。
以下本発明の実施の態様を列記する。
1 上記プログラミング装置は、上記プログラミ
ング装置の動作を示すための表示手段を更に含
み、上記表示手段が上記オフ/レストモードで
は消勢され、上記パワーダウンモードおよびオ
ペレーテイングモードでは付勢される特許請求
の範囲第4項、第5項又は第6項記載のプログ
ラミング装置。
2 エネルギー源検査手段はその電力出力レベル
を測定するため上記消耗する可能性のあるエネ
ルギー源へ結合されるように適合させられてお
り、上記プロセス手段が動作してエネルギー源
レベルと、それ以下では上記プログラミング装
置が作動しない所定の最低レベルとを比較し、
もし上記最低レベル以上であれば上記電源制御
手段が上記プログラミング装置をそのオフ/レ
ストモードにおく特許請求の範囲第4項、第5
項、第6項および前記第1項記載のプログラミ
ング装置。
3 上記データ入力手段は、上記鍵盤の鍵の作動
に応答するデコーダ手段を更に含み、上記鍵の
1つが不注意により閉じているかどうかを確か
め、もし閉じていれば上記プログラミング装置
をそのパワーダウンモードからオフ/レストモ
ードへ移すため上記電源制御手段が上記デコー
ダへ結合されている特許請求の範囲第4項記載
のプログラミング装置。
4 上記メモリ内に記憶されたプログラムは、デ
ータを所定の順序で上記入力データから受けと
り、処理するように設計されており、上記プロ
セツサ手段が上記データ入力手段から入力され
たデータに応答して、そのデータと上記プログ
ラムを実行する時点で受け入れられるデータと
比較し、もし受け入れ不可能ならば上記電源制
御手段へ表示を与え、それにより上記電源制御
手段がそのオペレーテイングモードからパワー
ダウンモードへおかれる特許請求の範囲第4項
〜第6項記載のプログラミング装置。
5 上記データ入力手段は、複数の作動可能な鍵
を具えた鍵盤と、押された鍵を表示するため鍵
の作動に応答するデコーダ手段とを含み、上記
プロセツサ手段が上記デコーダ手段に結合され
ていて押された鍵が受け入れ可能かどうかを確
かめ、もし受け入れ不可能ならば上記表示を上
記電源制御手段へ適用し、それによりプログラ
ミング装置がそのオペレーテイングモードから
オフ/レストモードへおかれる特許請求の範囲
第4項および前記第4項記載のプログラミング
装置。
6 上記メモリが押されることのある受け入れ可
能な鍵を確認する真理値表を記憶している前記
第5項記載のプログラミング装置。
7 上記プロセツサ手段は、1個又はそれ以上の
鍵の作動に応答して入力されたデータ値の表示
を与え、その値の表示と、上記プログラミング
装置の入力されるかもしれない受け入れ可能な
値とを比較し、上記プロセツサ手段が上記電源
制御手段へ誤り表示を与えるために受け入れ不
可能な値に応答して上記プログラミング装置を
そのオペレーテイングモードからパワーダウン
モードへおく前記第6項記載のプログラミング
装置。
8 上記消耗する可能性のあるエネルギー源は、
第1と第2の電池を含み、上記電源制限手段が
スイツチ手段を含み、そのスイツチ手段は通常
は第1の電池と第2の電池が並列に接続されて
いて第1の比較的低いレベルの第1の電圧信号
を与える第1の位置におかれているが、このス
イツチ手段はまた第1の電池と第2の電池を直
列に接続して第2の比較的高いレベルの第2の
電圧信号を与える第2の位置に置くことがで
き、上記電源制御手段を上記プログラミング手
段が第2の電圧信号によつて付勢される第4の
モードに置くことができる特許請求の範囲第4
項記載のプログラミング装置。
9 上記プログラミング装置は、信号を遠くはな
れた場所へ送るように周期的に作動することが
できる送信器を含み、上記プロセツサが上記送
信器の動作に応答して上記電源制御回路へ表示
を与え、上記スイツチ手段を第1の位置から第
2の位置におき、第2の電圧信号を上記送信器
手段へ供給する前記第8項記載のプログラミン
グ装置。
10 患者の心臓に対する刺激パルスの印加を制御
するためペースメーカのパラメータおよび/又
は動作モードについてそのペースメーカをプロ
グラムする目的で消耗する可能性のあるエネル
ギー源によつて付勢されるプログラミング装置
であり、 上記ペースメーカはパラメータおよび/又は
動作モードを示す信号を受信し、記憶するため
のメモリ手段と、対応する刺激パルスを患者の
心臓へ与えるため記憶した信号に応答する発生
器手段とを具えており、 上記プログラミング装置が (a) パラメータおよび/又は動作モードをオペ
レータの操作によつて受信し、記入し、そこ
で上記ペースメーカをプログラムするため複
数の作動しうる鍵を具えた鍵盤と、 (b) 上記鍵盤に結合され、上記鍵盤の鍵の作動
に応答して作動した鍵の表示を与えるデコー
ダ手段と、 (c) 上記プログラミング装置の動作を開始する
ための作動可能な手段と、 (d) プログラムを記憶するメモリ手段と、 (e) 上記鍵盤を介して記入されたパラメータ/
および動作モードを示すデータを処理するた
め上記プログラムを実行するためのプロセツ
サ手段と、 (f) オフ/レストモード、パワーダウンモード
およびオペレーテイングモードにおいて上記
プログラミング装置の素子を種々に付勢する
ため消耗する可能性のあるエネルギー源に結
合されており、上記エネルギーにより継続的
に付勢される記憶素を具えていて上記起動手
段の作動に応答して上記プログラミング装置
を上記デコーダ手段がエネルギー源により付
勢されるパワーダウンモードへオフ/レスト
モードから移し、上記付勢されたデコーダ手
段の鍵表示に応答してプログラミング装置を
上記プロセツサ手段が付勢されて記憶された
プログラムを実行するオペレーテイングモー
ドへパワーダウンモードから移す上記電源制
御手段、とからなる装置。
11 対応する符号を符号化して上記ペースメーカ
へ伝送するため上記鍵盤を介して記入された動
作モードとパラメータに応答する送信器手段を
更に具えた前記第10項記載のプログラミング装
置。
12 電力出力レベルを確かめるため上記消耗する
可能性のあるエネルギー源へ結合するように適
合しているエネルギー源検査手段を具えてお
り、上記プロセツサ手段は作動するとエネルギ
ー源レベルと、それ以下では上記プログラミン
グ装置が作動しない所定の最低レベルとを比較
して、もし上記最低レベル以下である場合には
上記電源制御手段が上記プログラミング装置を
そのオフ/レストモードにおく前記第10項記載
のプログラミング装置。
13 上記メモリに記憶されたプログラムは、所定
の順序で上記入力データからデータを受けとり
処理するように設計されており、上記プロセツ
サ手段は上記デコーダ手段から入力されたデー
タに応答して、入力したデータと上記プログラ
ムを実行する時点で受けとるデータとを比較
し、もし受けとることができなければ、上記電
源制御手段へ誤り表示を与えて上記プログラミ
ング装置をそのオペレーテイングモードからパ
ワーダウンモードへ移す前記第10項記載のプロ
グラミング装置。
14 上記プロセツサ手段は、上記デコーダ手段に
結合され押された鍵が受け入れ可能かどうかを
確かめ、もし受け入れ不可能ならば上記電源制
御手段へ誤り表示を与え、それによりプログラ
ミング装置がそのオペレーテイングモードから
オフ/レストモードへ移される前記第13項記載
のプログラミング装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプログラマおよび監視装
置、およびプログラマによつてプログラムされる
植込み型ペーシング発生器を含む全装置を示す。
第2図はそれにより種々の動作モードが本発明の
プログラマによつてペーシング発生器へセツトさ
れた種々のパラメータへ入れられる鍵盤を示す。
第3図は本発明のプログラマからプログラム可能
なペースメーカへ伝送される信号の波形を示す。
第4図はプログラム語1語とその語の各部分をブ
ロツク図で示す。第5図および第6図は、本発明
のプログラマのプログラミング装置を形成する素
子の構成の一般的ブロツク図および詳細なブロツ
ク図である。第7図A,B,Cは第5図および第
6図に一般的に示してあるプログラマを形成する
プログラミング装置の詳細な回路図である。第8
図A〜G,J,K,Lは、パラメータをペーシン
グ発生器に記入し、第5図、第6図、第7図に示
すこの装置の各種素子のモード又は付勢された状
態をシフトするため、本発明のプログラマによつ
て行われる制御機能の段階を工程系統図で示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パラメータを示す信号及び又は患者の心臓に
    対する刺激パルスの適用を制御する動作モードを
    受信し、記憶された信号に応答し、患者の心臓に
    対して刺激パルスを発生し、印加するパルス発生
    器手段を具えるペースメーカをプログラミングす
    る装置であつて、前記プログラミング装置は、 (a) 操作者の取扱いパラメータ及び又は前記ペー
    スメーカをプログラムする動作モードにより受
    信し、記入するデータ入力手段、 (b) 動作モード及び又は前記データ入力手段を経
    由して記入されるパラメータに応答し、対応す
    る信号を符号化し前記ペースメーカに転送する
    送信器手段、 (c) 患者の体に結合され、前記ペースメーカによ
    り患者の心臓に印加される刺激パルスを検知す
    る手段、 (d) 前記データ入力手段を経由してデータ入力を
    処理するプログラムを実行し、ペースメーカの
    刺激パルスを示す前記検知手段からのデータを
    受信するように適合された割込み入力を具える
    プロセツサ手段を具備し、 前記プロセツサ手段は、前記送信器手段の動作
    に応答し、検知された刺激パルスを受信するよう
    にその割込み入力を可能ならしめ、それに応答し
    て刺激パルスのレート及びパルス幅を検出しかつ
    計算する手段、を具備することを特徴とするペー
    スメーカをプログラミングする装置。 2 前記プロセツサ手段は、第1受信刺激パルス
    に応答して、そのカウンテイングを開始させ、そ
    の第2受信刺激パルスに応答してそのカウンテイ
    ングを終了させ、それらの間の時間間隔、従つて
    そのレートが与えられる第1カウンタ、 前記刺激パルスの1つの立上り端に応答し、そ
    のカウンテイングを開始させ、その立下り端に応
    答してそのカウントを終了させ刺激パルスのパル
    ス幅の表示を与える第2カウンタ、を具える前記
    特許請求の範囲第1項記載のペースメーカをプロ
    グラミングする装置。 3 測定されたパルスレート及びパルス幅の値を
    表示する標示手段を具える前記特許請求の範囲第
    2項記載のペースメーカをプログラミングする装
    置。 4 前記ペースメーカをプログラミングする装置
    は、消耗する可能性のあるエネルギー源によつて
    付勢され、更に、 (a) 前記プロセツサ手段の動作を開始させるため
    の作動可能な手段と、 (b) プログラムを記憶するためのメモリ手段と、
    からなり、 上記プロセツサ手段は上記データ入力手段を
    介して入力されたデータを処理するためプログ
    ラムを実行し、 (c) 消耗可能なエネルギー源に結合され、オフ/
    レストモード、パワーダウンモードおよびオペ
    レーテイングモードにおいて上記プログラミン
    グする装置の素子を種々に付勢する電源制御手
    段を具え、 電源制御手段は、消耗する可能性のあるエネル
    ギー源により継続的に付勢される記憶素子から構
    成され、上記作動可能な手段の作動に応答して上
    記装置をそのオフ/レストモードから上記データ
    入力手段が前記消耗する可能性のあるエネルギー
    源によつて付勢されるパワーダウンモードに到る
    まで配置させ、前記電源制御手段は、上記付勢さ
    れたデータ入力手段によるデータ入力に応答して
    上記装置をそのパワーダウンモードから上記プロ
    セツサ手段が記憶されたプログラムを実行するよ
    うに付勢されるオペレーテイングモードに至るま
    で処理させることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第1項記載のペースメーカをプログラミングす
    る装置。 5 上記データ入力手段は、複数の作動可能な鍵
    を具える鍵盤から成る前記特許請求の範囲第4項
    記載のペースメーカをプログラミングする装置。
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