JPH0159763B2 - - Google Patents
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- JPH0159763B2 JPH0159763B2 JP56025344A JP2534481A JPH0159763B2 JP H0159763 B2 JPH0159763 B2 JP H0159763B2 JP 56025344 A JP56025344 A JP 56025344A JP 2534481 A JP2534481 A JP 2534481A JP H0159763 B2 JPH0159763 B2 JP H0159763B2
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- differential amplifier
- amplifier circuit
- electrodes
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/34—DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
- H03F3/343—DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only
- H03F3/345—DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only with field-effect devices
-
- H—ELECTRICITY
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- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/45—Differential amplifiers
- H03F3/45071—Differential amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/45076—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier
- H03F3/45179—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of implementation of the active amplifying circuit in the differential amplifier using MOSFET transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/4521—Complementary long tailed pairs having parallel inputs and being supplied in parallel
-
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- H03F3/45632—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit
- H03F3/45636—Differential amplifiers with semiconductor devices only characterised by the way of common mode signal rejection in differential amplifiers with FET transistors as the active amplifying circuit by using feedback means
- H03F3/45641—Measuring at the loading circuit of the differential amplifier
- H03F3/45659—Controlling the loading circuit of the differential amplifier
-
- H—ELECTRICITY
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- H03F2203/00—Indexing scheme relating to amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements covered by H03F3/00
- H03F2203/45—Indexing scheme relating to differential amplifiers
- H03F2203/45676—Indexing scheme relating to differential amplifiers the LC comprising one cascode current mirror
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、第1導電型の第1、第2、第3及び
第4電界効果トランジスタを具え、第3及び第1
トランジスタのドレイン−ソース通路を第1端子
と共通端子との間に直列に配置し、第4及び第2
トランジスタのドレイン−ソース通路を第2端子
と共通端子との間に直列に配置し、第1、第2、
第3及び第4トランジスタのゲート電極を相互接
続して成る差動負荷回路と、 第2導電型の第5及び第6電界効果トランジス
タを具え、それらのゲート電極を入力信号供給用
入力端子に結合して成る差動増幅器とを具えた電
界効果トランジスタから成る差動増幅回路に関す
るものである。
第4電界効果トランジスタを具え、第3及び第1
トランジスタのドレイン−ソース通路を第1端子
と共通端子との間に直列に配置し、第4及び第2
トランジスタのドレイン−ソース通路を第2端子
と共通端子との間に直列に配置し、第1、第2、
第3及び第4トランジスタのゲート電極を相互接
続して成る差動負荷回路と、 第2導電型の第5及び第6電界効果トランジス
タを具え、それらのゲート電極を入力信号供給用
入力端子に結合して成る差動増幅器とを具えた電
界効果トランジスタから成る差動増幅回路に関す
るものである。
斯る増幅回路は特開昭53−135555号及び特開昭
54−79544号から既知であり、この既知の増幅回
路の負荷回路は第3トランジスタのドレイン電極
とゲート電極との間に正帰還路を設けて電流ミラ
ー回路として構成し、これを差動対として接続し
た2個のトランジスタのドレイン回路内に挿入し
て信号を取り出すよう構成されている。
54−79544号から既知であり、この既知の増幅回
路の負荷回路は第3トランジスタのドレイン電極
とゲート電極との間に正帰還路を設けて電流ミラ
ー回路として構成し、これを差動対として接続し
た2個のトランジスタのドレイン回路内に挿入し
て信号を取り出すよう構成されている。
斯る電流ミラー回路を負荷回路として使用する
ことには、少なくとも第3トランジスタのドレイ
ン電圧が第1トランジスタの比較的高いしきい値
電圧(例えば4ボルト)よりも高くなるという欠
点を有する。また、増幅器の正しい動作のために
は差動対のトランジスタは飽和領域外で、即ち三
極管領域内で動作させてはならないので、前記共
通端子に対するこれら増幅トランジスタのゲート
電極のコモンモード(同相)電圧を前記しきい値
電圧より著しく低く(例えば2ボルト以下に)し
てはならない。更に、出力端子を一方の増幅トラ
ンジスタのドレイン電極に直接結合するために出
力端子の電圧がコモンモード入力電圧と無関係に
ならないと共に出力電圧が負荷回路に比較的大き
な反作用を生ずる。この結果、既知の負荷回路は
比較的広範囲に亘つて変化するコモンモード入力
電圧を差動入力電圧の利得に著しい影響を与える
ことなく扱い得る入力増幅器に使用するには不適
切なものである。
ことには、少なくとも第3トランジスタのドレイ
ン電圧が第1トランジスタの比較的高いしきい値
電圧(例えば4ボルト)よりも高くなるという欠
点を有する。また、増幅器の正しい動作のために
は差動対のトランジスタは飽和領域外で、即ち三
極管領域内で動作させてはならないので、前記共
通端子に対するこれら増幅トランジスタのゲート
電極のコモンモード(同相)電圧を前記しきい値
電圧より著しく低く(例えば2ボルト以下に)し
てはならない。更に、出力端子を一方の増幅トラ
ンジスタのドレイン電極に直接結合するために出
力端子の電圧がコモンモード入力電圧と無関係に
ならないと共に出力電圧が負荷回路に比較的大き
な反作用を生ずる。この結果、既知の負荷回路は
比較的広範囲に亘つて変化するコモンモード入力
電圧を差動入力電圧の利得に著しい影響を与える
ことなく扱い得る入力増幅器に使用するには不適
切なものである。
本発明の目的は、広範囲に亘つて変化するコモ
ンモード入力電圧を差動入力電圧の利得に大きな
影響を与えることなく扱い得る差動入力段に使用
するのに好適な上述した種類の差動負荷回路を提
供することにある。
ンモード入力電圧を差動入力電圧の利得に大きな
影響を与えることなく扱い得る差動入力段に使用
するのに好適な上述した種類の差動負荷回路を提
供することにある。
この目的のために、本発明は頭書に記載したタ
イプの差動増幅回路において、前記第5及び第6
トランジスタのドレイン電極を前記第1及び第2
トランジスタのドレイン電極にそれぞれ接続し、 第1及び第2電流源回路を前記第3及び第4ト
ランジスタのドレイン電極にそれぞれ結合し、且
つ 前記第1、第2、第3及び第4トランジスタの
ゲート電極を、第3及び第4トランジスタが前記
第1及び第2電流源回路により供給される零入力
電流を流すようにバイアスするバイアス装置を設
けたことを特徴とする。
イプの差動増幅回路において、前記第5及び第6
トランジスタのドレイン電極を前記第1及び第2
トランジスタのドレイン電極にそれぞれ接続し、 第1及び第2電流源回路を前記第3及び第4ト
ランジスタのドレイン電極にそれぞれ結合し、且
つ 前記第1、第2、第3及び第4トランジスタの
ゲート電極を、第3及び第4トランジスタが前記
第1及び第2電流源回路により供給される零入力
電流を流すようにバイアスするバイアス装置を設
けたことを特徴とする。
この負荷回路は前記の要求を満足する。即ち、
この負荷回路では第1及び第2入力端子(第1及
び第2トランジスタのドレイン)の電圧は第1及
び第2トランジスタのゲート・ソース電圧から第
3及び第4トランジスタのゲート・ソース電圧を
それぞれ引算した値に等しくなり、第1及び第2
トランジスタが完全に不飽和になることはない。
実際上、負荷回路の入力端子上に例えば1ボルト
の電圧を残存させることが容易にできる。その理
由は、第4トランジスタのドレイン電極の電圧が
第2入力端子の電圧に小さな程度で依存するのみ
であるため及び第2トランジスタが第4トランジ
スタの高オームソースインピーダンスとして機能
するためであり、これにより第4トランジスタの
ドレイン電極における出力電圧の反作用が著しく
低減される。
この負荷回路では第1及び第2入力端子(第1及
び第2トランジスタのドレイン)の電圧は第1及
び第2トランジスタのゲート・ソース電圧から第
3及び第4トランジスタのゲート・ソース電圧を
それぞれ引算した値に等しくなり、第1及び第2
トランジスタが完全に不飽和になることはない。
実際上、負荷回路の入力端子上に例えば1ボルト
の電圧を残存させることが容易にできる。その理
由は、第4トランジスタのドレイン電極の電圧が
第2入力端子の電圧に小さな程度で依存するのみ
であるため及び第2トランジスタが第4トランジ
スタの高オームソースインピーダンスとして機能
するためであり、これにより第4トランジスタの
ドレイン電極における出力電圧の反作用が著しく
低減される。
前記バイアス装置に関しては、本発明負荷回路
の一例ではこれを第3トランジスタのドレイン電
極とゲート電極との間の正帰還路で構成する。
の一例ではこれを第3トランジスタのドレイン電
極とゲート電極との間の正帰還路で構成する。
本例は極めて簡単であり、且つシングルエンデ
ツド出力回路に好適である。第3トランジスタの
ドレイン電極に出力端子を付加して差動出力を得
る必要がある場合は第3トランジスタのドレイン
電極とゲート電極との間の正帰還(最も簡単な例
は短絡)を使用することはできない。
ツド出力回路に好適である。第3トランジスタの
ドレイン電極に出力端子を付加して差動出力を得
る必要がある場合は第3トランジスタのドレイン
電極とゲート電極との間の正帰還(最も簡単な例
は短絡)を使用することはできない。
差動出力回路に好適な負荷回路の一例では、第
1、第2、第3及び第4トランジスタのゲート電
極を電圧基準源に接続し、前記バイアス装置を、
第3及び第4トランジスタのドレイン電極のコモ
ンモード電圧レベルを受信し、第1及び第2電流
源回路をこれら電流源のコモンモード電流レベル
が第3及び第4トランジスタのコモンモードドレ
イン電流レベル追従するよう制御するコモンモー
ド増幅器で構成する。
1、第2、第3及び第4トランジスタのゲート電
極を電圧基準源に接続し、前記バイアス装置を、
第3及び第4トランジスタのドレイン電極のコモ
ンモード電圧レベルを受信し、第1及び第2電流
源回路をこれら電流源のコモンモード電流レベル
が第3及び第4トランジスタのコモンモードドレ
イン電流レベル追従するよう制御するコモンモー
ド増幅器で構成する。
差動出力回路に好適な負荷回路の他の例では、
バイアス装置を、第3及び第4トランジスタのド
レイン電極のコモンモード電圧レベルを受信し、
第1、第2、第3及び第4トランジスタを第3及
び第4トランジスタのコモンモード電流レベルが
第1及び第2電流源回路のコモンモード電流レベ
ルに追従するよう駆動するコモンモード増幅器で
構成する。
バイアス装置を、第3及び第4トランジスタのド
レイン電極のコモンモード電圧レベルを受信し、
第1、第2、第3及び第4トランジスタを第3及
び第4トランジスタのコモンモード電流レベルが
第1及び第2電流源回路のコモンモード電流レベ
ルに追従するよう駆動するコモンモード増幅器で
構成する。
差動対として接続された第2導電型(第1導電
型と反対の導電型)の第5及び第6トランジスタ
を具え、それらのゲート電極が入力端子を構成
し、第5トランジスタのドレイン電極が第1トラ
ンジスタのドレイン電極に、第6トランジスタの
ドレイン電極が第2トランジスタのドレイン電極
に接続された差動増幅器で第1及び第2入力端子
が駆動されるようにした本発明負荷回路の例にお
いては、第1及び第2電流源回路を第2導電型の
第7及び第9電界効果トランジスタのチヤンネル
の直列接続と第2導電型の第8及び第10電界効果
トランジスタのチヤンネルの直列接続で構成し、
第7及び第8トランジスタのソース電極は第2共
通端子に接続すると共にこれらトランジスタのゲ
ート電極は相互接続して第9及び第10トランジス
タのゲート電極に接続し、第9及び第10トランジ
スタのドレイン電極は第3及び第4トランジスタ
のドレイン電極にそれぞれ接続すると共にこれら
第9及び第10トランジスタのソース電極は第1導
電型の第11及び第12電界効果トランジスタのドレ
イン電極にそれぞれ接続し、これら第11及び第12
トランジスタのゲート電極は第5及び第6トラン
ジスタのゲート電極にそれぞれ接続すると共にこ
れら第11及び第12トランジスタのソース電極は共
通接続した構成とする。
型と反対の導電型)の第5及び第6トランジスタ
を具え、それらのゲート電極が入力端子を構成
し、第5トランジスタのドレイン電極が第1トラ
ンジスタのドレイン電極に、第6トランジスタの
ドレイン電極が第2トランジスタのドレイン電極
に接続された差動増幅器で第1及び第2入力端子
が駆動されるようにした本発明負荷回路の例にお
いては、第1及び第2電流源回路を第2導電型の
第7及び第9電界効果トランジスタのチヤンネル
の直列接続と第2導電型の第8及び第10電界効果
トランジスタのチヤンネルの直列接続で構成し、
第7及び第8トランジスタのソース電極は第2共
通端子に接続すると共にこれらトランジスタのゲ
ート電極は相互接続して第9及び第10トランジス
タのゲート電極に接続し、第9及び第10トランジ
スタのドレイン電極は第3及び第4トランジスタ
のドレイン電極にそれぞれ接続すると共にこれら
第9及び第10トランジスタのソース電極は第1導
電型の第11及び第12電界効果トランジスタのドレ
イン電極にそれぞれ接続し、これら第11及び第12
トランジスタのゲート電極は第5及び第6トラン
ジスタのゲート電極にそれぞれ接続すると共にこ
れら第11及び第12トランジスタのソース電極は共
通接続した構成とする。
斯る回路配置は本発明による負荷回路を具えた
互に反対導電型の2個の差動対を具え、各々の負
荷回路は他方の電流源を構成する。斯る回路配置
は2つの電源電圧(正及び負)の値を越えるコモ
ンモード入力レンジを有する。
互に反対導電型の2個の差動対を具え、各々の負
荷回路は他方の電流源を構成する。斯る回路配置
は2つの電源電圧(正及び負)の値を越えるコモ
ンモード入力レンジを有する。
図面につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明による負荷回路を具える差動増
幅器の一例を示す。本列差動増幅器は、pチヤン
ネルトランジスタ5及び6のソース電極を電流
2Ilを供給する電流源25に接続し、それらのゲ
ート電極を入力端子17及び18に接続して成る
差動増幅器を具える。その負荷回路はnチヤネル
トランジスタ1,2,3及び4を具える。これら
トランジスタのゲート電極はトランジスタ3のド
レイン電極に直接接続する。電圧ホロワを介して
接続することもできる。トランジスタ1及び2の
ソース電極は負電源端子−Vssに接続する。これ
らトランジスタのドレイン電極はトランジスタ3
及び4のソース電極にそれぞれ接続すると共にト
ランジスタ5及び6のドレイン電極にそれぞれ接
続する。トランジスタ3及び4のドレイン電極は
各々電流IOを供給する零入力電流源21及び22
に接続する。シングルエンデツド出力端子15を
トランジスタ4のドレイン電極に接続する。
幅器の一例を示す。本列差動増幅器は、pチヤン
ネルトランジスタ5及び6のソース電極を電流
2Ilを供給する電流源25に接続し、それらのゲ
ート電極を入力端子17及び18に接続して成る
差動増幅器を具える。その負荷回路はnチヤネル
トランジスタ1,2,3及び4を具える。これら
トランジスタのゲート電極はトランジスタ3のド
レイン電極に直接接続する。電圧ホロワを介して
接続することもできる。トランジスタ1及び2の
ソース電極は負電源端子−Vssに接続する。これ
らトランジスタのドレイン電極はトランジスタ3
及び4のソース電極にそれぞれ接続すると共にト
ランジスタ5及び6のドレイン電極にそれぞれ接
続する。トランジスタ3及び4のドレイン電極は
各々電流IOを供給する零入力電流源21及び22
に接続する。シングルエンデツド出力端子15を
トランジスタ4のドレイン電極に接続する。
入力端子17及び18間の差動電圧は電流2Il
をトランジスタ5及び6のドレイン電極間に分配
せしめる。この場合、負荷回路の入力端子13に
至るトランジスタ5のドレイン電流はIl+iで、
負荷回路の入力端子14に至るトランジスタ6の
ドレイン電流Il−iで表わすことができ、ここで
Iはコモンモード(同相)出力電流であり、iは
信号成分である。トランジスタ1は、トランジス
タ3のソース電極(トランジスタのドレイン電極
に対し低オーム)及びトランジスタ3のドレイン
電極とトランジスタ1のゲート電極との間の接続
を経て駆動されるので、このトランジスタは電流
Il+iとともにトランジスタ3を流れる電流IOを
流す。このトランジスタ1を流れる電流IO+Il+
iはトランジスタ2に略々完全に“反映”される
(厳密にはトランジスタ1及び2が飽和領域の境
で作動するために僅かな差が生じ得る)。そして、
電流Il−iが負荷回路の入力端子14に供給され
るために、IO+2iに等しい電流がトランジスタ4
を流れることになり、その信号成分2iが出力端
子15に得られる。
をトランジスタ5及び6のドレイン電極間に分配
せしめる。この場合、負荷回路の入力端子13に
至るトランジスタ5のドレイン電流はIl+iで、
負荷回路の入力端子14に至るトランジスタ6の
ドレイン電流Il−iで表わすことができ、ここで
Iはコモンモード(同相)出力電流であり、iは
信号成分である。トランジスタ1は、トランジス
タ3のソース電極(トランジスタのドレイン電極
に対し低オーム)及びトランジスタ3のドレイン
電極とトランジスタ1のゲート電極との間の接続
を経て駆動されるので、このトランジスタは電流
Il+iとともにトランジスタ3を流れる電流IOを
流す。このトランジスタ1を流れる電流IO+Il+
iはトランジスタ2に略々完全に“反映”される
(厳密にはトランジスタ1及び2が飽和領域の境
で作動するために僅かな差が生じ得る)。そして、
電流Il−iが負荷回路の入力端子14に供給され
るために、IO+2iに等しい電流がトランジスタ4
を流れることになり、その信号成分2iが出力端
子15に得られる。
信号電流2iは出力端子15に現われ、出力端
子15の直流レベルは差動対5及び6の入力端子
17及び18のコモンモード電圧レベルによつて
制限されない(慣例の電流ミラー回路をトランジ
スタ5及び6のドレイン回路内に挿入した場合に
は出力端子をトランジスタ6のドレイン電極に接
続するので出力端子の直流レベルがコモンモード
入力電圧によつて制限される)。トランジスタ2
はトランジスタ4に対し比較的高オームのソース
負荷として機能するので、出力端子15の信号電
圧の反作用は極めて小さくなる。
子15の直流レベルは差動対5及び6の入力端子
17及び18のコモンモード電圧レベルによつて
制限されない(慣例の電流ミラー回路をトランジ
スタ5及び6のドレイン回路内に挿入した場合に
は出力端子をトランジスタ6のドレイン電極に接
続するので出力端子の直流レベルがコモンモード
入力電圧によつて制限される)。トランジスタ2
はトランジスタ4に対し比較的高オームのソース
負荷として機能するので、出力端子15の信号電
圧の反作用は極めて小さくなる。
入力端子17及び18のコモンモードレンジに
関しては、負荷回路の動作は次の通りである。ト
ランジスタ3及び4のゲート電極にはトランジス
タ1のソース−ゲート電圧Vgslに等しい電圧が存
在する。トランジスタ3及び4はVgs3に等しいソ
ース−ゲート電圧を有するため、負荷回路の入力
端子13及び14の直流電圧はVsgl−Vgs3に等し
い。ソース−ゲート電圧Vgsl及びVgs3は使用する
電界効果トランジスタのしきい値(例えば3ボル
ト)より大きいけれども、電圧Vgsl−Vgs3はこれ
により著しく低い(例えば1V)。このことは、本
例では差動対の入力端子17及び18のコモンモ
ード電圧を、トランジスタ5及び6を非飽和にす
ることなく負にすることさえできることを意味
し、このことは慣例の電流ミラー回路をトランジ
スタ5及び6のドレイン回路内に挿入した場合に
は得られず、この場合にはトランジスタ5及び6
のドレイン電極の少くとも一方の電圧が使用する
トランジスタのしきい値電圧により例えば2ボル
トに制限される。第1図の回路の実際の例では差
動増幅器は負電源電圧−VSS以下のコモンモード
入力レベルでも満足に動作する。
関しては、負荷回路の動作は次の通りである。ト
ランジスタ3及び4のゲート電極にはトランジス
タ1のソース−ゲート電圧Vgslに等しい電圧が存
在する。トランジスタ3及び4はVgs3に等しいソ
ース−ゲート電圧を有するため、負荷回路の入力
端子13及び14の直流電圧はVsgl−Vgs3に等し
い。ソース−ゲート電圧Vgsl及びVgs3は使用する
電界効果トランジスタのしきい値(例えば3ボル
ト)より大きいけれども、電圧Vgsl−Vgs3はこれ
により著しく低い(例えば1V)。このことは、本
例では差動対の入力端子17及び18のコモンモ
ード電圧を、トランジスタ5及び6を非飽和にす
ることなく負にすることさえできることを意味
し、このことは慣例の電流ミラー回路をトランジ
スタ5及び6のドレイン回路内に挿入した場合に
は得られず、この場合にはトランジスタ5及び6
のドレイン電極の少くとも一方の電圧が使用する
トランジスタのしきい値電圧により例えば2ボル
トに制限される。第1図の回路の実際の例では差
動増幅器は負電源電圧−VSS以下のコモンモード
入力レベルでも満足に動作する。
トランジスタ1及び2が飽和領域で一層満足に
動作するようにするために、トランジスタ1及び
2のチヤンネルをトランジスタ3及び4のチヤン
ネルに対し縮小してトランジスタ1及び2のチヤ
ンネルの幅Wと長さLの比W/Lがトランジスタ
3及び4のW/Lに対し小さくなるようにするこ
とによつて、換言すればトランジスタ1及び2が
同一の条件の下でトランジスタ3及び4より高い
直流インピーダンスを示すようにすることによつ
て負荷回路の入力端子13及び14の直流レベル
を制御することができる。
動作するようにするために、トランジスタ1及び
2のチヤンネルをトランジスタ3及び4のチヤン
ネルに対し縮小してトランジスタ1及び2のチヤ
ンネルの幅Wと長さLの比W/Lがトランジスタ
3及び4のW/Lに対し小さくなるようにするこ
とによつて、換言すればトランジスタ1及び2が
同一の条件の下でトランジスタ3及び4より高い
直流インピーダンスを示すようにすることによつ
て負荷回路の入力端子13及び14の直流レベル
を制御することができる。
第2図は第1図の差動増幅器に使用される負荷
回路の変形例を示し、トランジスタ5及び6から
成る入力差動増幅器は図を簡単とするために図示
してない。
回路の変形例を示し、トランジスタ5及び6から
成る入力差動増幅器は図を簡単とするために図示
してない。
第2図の負荷回路においては、トランジスタ
1,2,3及び4のゲート電極はトランジスタ3
のドレイン電極から駆動されず、トランジスタ3
及び4のドレイン電極上のコモンモード電圧によ
り駆動される。トランジスタ3のドレイン電極を
出力端子16に接続する。増幅器19(このコモ
ンモード増幅器の一例は特許第97936号に開示さ
れている)によるコモンモード駆動のために、零
入力電流IOがトランジスタ1,2,3及び4を流
れると共に入力端子13及び14に供給される電
流のコモンモード成分Ilがトランジスタ1及び2
を流れる。入力端子13及び14に供給される電
流の信号成分+i及び−iはトランジスタ3及び
4の低オームソース電極を経て出力端子15及び
16へと流れる。
1,2,3及び4のゲート電極はトランジスタ3
のドレイン電極から駆動されず、トランジスタ3
及び4のドレイン電極上のコモンモード電圧によ
り駆動される。トランジスタ3のドレイン電極を
出力端子16に接続する。増幅器19(このコモ
ンモード増幅器の一例は特許第97936号に開示さ
れている)によるコモンモード駆動のために、零
入力電流IOがトランジスタ1,2,3及び4を流
れると共に入力端子13及び14に供給される電
流のコモンモード成分Ilがトランジスタ1及び2
を流れる。入力端子13及び14に供給される電
流の信号成分+i及び−iはトランジスタ3及び
4の低オームソース電極を経て出力端子15及び
16へと流れる。
第1図の負荷回路と比較して、本例ではトラン
ジスタ1及び2がコモンモード電流Il+IOを流し、
信号電流が差動出力端子15及び16に流れるの
に対し、第1図の負荷回路ではトランジスタ1及
び2がコモンモード電流IO+Ilと共にトランジス
タ5から得られた信号成分+iを流し、2iに等し
い信号電流がシングルエンデツド出力端子15に
流れる。
ジスタ1及び2がコモンモード電流Il+IOを流し、
信号電流が差動出力端子15及び16に流れるの
に対し、第1図の負荷回路ではトランジスタ1及
び2がコモンモード電流IO+Ilと共にトランジス
タ5から得られた信号成分+iを流し、2iに等し
い信号電流がシングルエンデツド出力端子15に
流れる。
第2図に点線で示すように、コモンモード増幅
器19には電圧基準源36を含ませる。この場
合、出力端子15及び16のコモンモードレベル
がこの基準源36からの電圧に一致するようにな
る。斯る電圧基準は増幅器19内で得られるよう
にすることもできる。
器19には電圧基準源36を含ませる。この場
合、出力端子15及び16のコモンモードレベル
がこの基準源36からの電圧に一致するようにな
る。斯る電圧基準は増幅器19内で得られるよう
にすることもできる。
第3図は第2図の負荷回路の変形例を示し、本
例ではトランジスタ1,2,3及び4のゲート電
極を電圧基準源20からの固定電圧に固定する。
コモンモード増幅器19は電流源21及び22
を、それらのコモンモード電流IOがトランジスタ
3及び4のドレイン回路のコモンモード電流に一
致するよう制御する。電流源21及び22はpチ
ヤンネルトランジスタ7及び8で構成し、それら
のゲート電極を共通に接続して増幅器19で制御
する。本例回路は第2図の回路と同様に作動す
る。
例ではトランジスタ1,2,3及び4のゲート電
極を電圧基準源20からの固定電圧に固定する。
コモンモード増幅器19は電流源21及び22
を、それらのコモンモード電流IOがトランジスタ
3及び4のドレイン回路のコモンモード電流に一
致するよう制御する。電流源21及び22はpチ
ヤンネルトランジスタ7及び8で構成し、それら
のゲート電極を共通に接続して増幅器19で制御
する。本例回路は第2図の回路と同様に作動す
る。
第1図の回路配置では、入力端子17及び18
におけるコモンモードレンジは少くとも負電源電
圧−VSSまで拡げられるが、正電源電圧Vddまで
は拡げられない。正方向のコモンモードレンジは
トランジスタ3のソース−ゲート電圧と、電流源
に必要とされる電圧(例えば合計4ボルト)によ
つて制限される。
におけるコモンモードレンジは少くとも負電源電
圧−VSSまで拡げられるが、正電源電圧Vddまで
は拡げられない。正方向のコモンモードレンジは
トランジスタ3のソース−ゲート電圧と、電流源
に必要とされる電圧(例えば合計4ボルト)によ
つて制限される。
両方向に最大コモンモードレンジを与える回路
配置を第4図に示す。本例では第1図の回路配置
の電流源21及び22を第1図の負荷回路と同様
の回路であるがこれに対しコンプリメンタリであ
る回路で構成する。このコンプリメンタリ回路配
置の半部の素子7,8,9,10,11,12及
び点VDD、23,24,15,17,18は素子
1,2,3,4,5,6及び点−VSS、13,1
4,15,17,18にそれぞれ対応し、トラン
ジスタ9及び10のドレイン回路がトランジスタ
1〜4から成る負荷回路に対する零入力電流源を
構成し、トランジスタ3及び4のドレイン回路が
トランジスタ7〜10から成る負荷回路に対する
零入力電流源を構成する。両半部はコンプリメン
タリに第1図の回路と全く同一に動作する。入力
端子17及び18間の差動電圧は出力端子15に
出力信号電流を生ずる。本例回路の一方の半部は
負電源電圧−VSSを越えるコモンモード入力電圧
に対して作動でき、他方の半部は正電源電圧+
VDDを越えるコモンモード入力電圧に対して作動
できる。
配置を第4図に示す。本例では第1図の回路配置
の電流源21及び22を第1図の負荷回路と同様
の回路であるがこれに対しコンプリメンタリであ
る回路で構成する。このコンプリメンタリ回路配
置の半部の素子7,8,9,10,11,12及
び点VDD、23,24,15,17,18は素子
1,2,3,4,5,6及び点−VSS、13,1
4,15,17,18にそれぞれ対応し、トラン
ジスタ9及び10のドレイン回路がトランジスタ
1〜4から成る負荷回路に対する零入力電流源を
構成し、トランジスタ3及び4のドレイン回路が
トランジスタ7〜10から成る負荷回路に対する
零入力電流源を構成する。両半部はコンプリメン
タリに第1図の回路と全く同一に動作する。入力
端子17及び18間の差動電圧は出力端子15に
出力信号電流を生ずる。本例回路の一方の半部は
負電源電圧−VSSを越えるコモンモード入力電圧
に対して作動でき、他方の半部は正電源電圧+
VDDを越えるコモンモード入力電圧に対して作動
できる。
所定の零入力電流を得るために、抵抗27をト
ランジスタ3及び9のドレイン回路間に挿入して
これに(VDD+VSS−2Vgs)/Rに等しい電流が
流れるようにする(ここで2Vgsはトランジスタ
1及び7のソース−ゲート電圧の和、Rは抵抗2
7の抵抗値である)。抵抗27の代りに第4図に
破線で示すように電流源を用いることもできる。
ランジスタ3及び9のドレイン回路間に挿入して
これに(VDD+VSS−2Vgs)/Rに等しい電流が
流れるようにする(ここで2Vgsはトランジスタ
1及び7のソース−ゲート電圧の和、Rは抵抗2
7の抵抗値である)。抵抗27の代りに第4図に
破線で示すように電流源を用いることもできる。
第1図の回路の互にコンプリメンタにした2部
分を具える第4図の回路と同様に、第2及び第3
図の回路もそれらのコンプリメンタリ回路と合成
することができる。第3図の負荷回路のその一例
を第5図に示し、そのコンプリメンタリ部分はト
ランジスタ1,2,3及び4に対しコンプリメン
トタイプのトランジスタ7,8,9及び10で構
成されている。第4図に示すようなトランジスタ
5,6,11及び12から成る入力差動段は図示
を省略してある。コモンモード増幅器19はトラ
ジスタ7,8,9及び10のゲート電極を駆動す
る。トランジスタ1,2,3及び4と電流源とし
てのトランジスタ7,9及び8,10を具える負
荷回路は第3図の負荷回路に相当し、トランジス
タ7,8,9及び10と電流源としてのトランジ
スタ1,3及び2,4を具える負荷回路から見る
と、これは第3図の負荷回路のコンプリメンタリ
回路に相当する。
分を具える第4図の回路と同様に、第2及び第3
図の回路もそれらのコンプリメンタリ回路と合成
することができる。第3図の負荷回路のその一例
を第5図に示し、そのコンプリメンタリ部分はト
ランジスタ1,2,3及び4に対しコンプリメン
トタイプのトランジスタ7,8,9及び10で構
成されている。第4図に示すようなトランジスタ
5,6,11及び12から成る入力差動段は図示
を省略してある。コモンモード増幅器19はトラ
ジスタ7,8,9及び10のゲート電極を駆動す
る。トランジスタ1,2,3及び4と電流源とし
てのトランジスタ7,9及び8,10を具える負
荷回路は第3図の負荷回路に相当し、トランジス
タ7,8,9及び10と電流源としてのトランジ
スタ1,3及び2,4を具える負荷回路から見る
と、これは第3図の負荷回路のコンプリメンタリ
回路に相当する。
第6図は第3及び第5図の回路に使用し得ると
共に第2図の回路にコンプリメンタリに使用し得
るコモンモード増幅器の一例を示す。本例増幅器
は2個の並列接続トランジスタ28及び29を具
え、これらのゲート電極に出力端子15及び16
の電圧を受信する。従つて、トランジスタ28及
び29の共通ドレイン回路を流れる電流I2は出力
端子15及び16のコモンモード電圧の尺度とな
る。この場合、トランジスタ28及び29のゲー
ト−ソース電圧は内部基準電圧として作用する。
ゲートとドレインを相互接続したpチヤンネルト
ランジスタ34の両端間で電流I2電圧に変換され
てこの電圧がトランジスタ7及び8のゲート電極
に接続される点35に現われる。トランジスタ3
4は第3及び第5図の回路内のトランジスタ7及
び8と相まつて電流ミラーとして作動する。
共に第2図の回路にコンプリメンタリに使用し得
るコモンモード増幅器の一例を示す。本例増幅器
は2個の並列接続トランジスタ28及び29を具
え、これらのゲート電極に出力端子15及び16
の電圧を受信する。従つて、トランジスタ28及
び29の共通ドレイン回路を流れる電流I2は出力
端子15及び16のコモンモード電圧の尺度とな
る。この場合、トランジスタ28及び29のゲー
ト−ソース電圧は内部基準電圧として作用する。
ゲートとドレインを相互接続したpチヤンネルト
ランジスタ34の両端間で電流I2電圧に変換され
てこの電圧がトランジスタ7及び8のゲート電極
に接続される点35に現われる。トランジスタ3
4は第3及び第5図の回路内のトランジスタ7及
び8と相まつて電流ミラーとして作動する。
第1図は本発明差動増幅回路の第1の実施例の
回路図、第2図は第1図の回路配置に使用される
負荷回路の変形例の回路図、第3図は第1図の回
路配置に使用される負荷回路の他の変形例の回路
図、第4図は互いに反対導電型の第1図の2個の
差動増幅器を組み合わせた本発明差動増幅回路の
他の実施例の回路図、第5図は第4図の回路配置
に使用する負荷回路の変形例の回路図、第6図は
第3及び第5図の回路配置に使用するコモンモー
ドフイードフオワード増幅器の一例の回路図であ
る。 1〜12……第1〜第12電界効果トランジス
タ、13,14……負荷回路の第1及び第2入力
端子、15,16……出力端子、17,18……
差動増幅器の入力端子、19……コモンモード増
幅器、20……基準電圧源、21,22……第
1、第2零入力電流源。
回路図、第2図は第1図の回路配置に使用される
負荷回路の変形例の回路図、第3図は第1図の回
路配置に使用される負荷回路の他の変形例の回路
図、第4図は互いに反対導電型の第1図の2個の
差動増幅器を組み合わせた本発明差動増幅回路の
他の実施例の回路図、第5図は第4図の回路配置
に使用する負荷回路の変形例の回路図、第6図は
第3及び第5図の回路配置に使用するコモンモー
ドフイードフオワード増幅器の一例の回路図であ
る。 1〜12……第1〜第12電界効果トランジス
タ、13,14……負荷回路の第1及び第2入力
端子、15,16……出力端子、17,18……
差動増幅器の入力端子、19……コモンモード増
幅器、20……基準電圧源、21,22……第
1、第2零入力電流源。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1導電型の第1、第2、第3及び第4電界
効果トランジスタを具え、第3及び第1トランジ
スタのドレイン−ソース通路を第1端子と共通端
子との間に直列に配置し、第4及び第2トランジ
スタのドレイン−ソース通路を第2端子と共通端
子との間に直列に配置し、第1、第2、第3及び
第4トランジスタのゲート電極を相互接続して成
る差動負荷回路と、 第2導電型の第5及び第6電界効果トランジス
タを具え、それらのゲート電極を入力信号供給用
入力端子に結合して成る差動増幅器とを具えた電
界効果トランジスタから成る差動増幅回路におい
て、 前記第5及び第6トランジスタのドレイン電極
を前記第1及び第2トランジスタのドレイン電極
にそれぞれ接続し、 第1及び第2電流源回路を前記第3及び第4ト
ランジスタのドレイン電極にそれぞれ結合し、且
つ 前記第1、第2、第3及び第4トランジスタの
ゲート電極を、第3及び第4トランジスタが前記
第1及び第2電流源回路により供給される零入力
電流を流すようにバイアスするバイアス装置を設
けたことを特徴とする差動増幅回路。 2 特許請求の範囲第1項記載の差動増幅回路に
おいて、前記バイアス装置は第3トランジスタの
ドレイン電極とゲート電極との間の正帰還路で構
成したことを特徴とする差動増幅回路。 3 特許請求の範囲第1項記載の差動増幅回路に
おいて、第1、第2、第3及び第4トランジスタ
のゲート電極を電圧基準源に接続し、前記バイア
ス装置を、第3及び第4トランジスタのドレイン
電極のコモンモード電圧レベルを受信し、第1及
び第2電流源回路をこれら電流源のコモンモード
電流レベルが第3及び第4トランジスタのコモン
モードドレイン電流レベルに追従するよう制御す
るコモンモード増幅器で構成したことを特徴とす
る差動増幅回路。 4 特許請求の範囲第1項記載の差動増幅回路に
おいて、前記バイアス装置を、第3及び第4トラ
ンジスタのドレイン電極のコモンモード電圧レベ
ルを受信し、第1、第2、第3及び第4トランジ
スタを第3及び第4トランジスタのコモンモード
電流レベルが第1及び第2電流源回路のコモンモ
ード電流レベルに追従するよう駆動するコモンモ
ード増幅器で構成したことを特徴とする差動増幅
回路。 5 特許請求の範囲第1項〜第4項の何れかに記
載の差動増幅回路において、第1及び第2電流源
回路を第2導電型の第7及び第9電界効果トラン
ジスタのチヤンネルの直列接続と第2導電型の第
8及び第10電界効果トランジスタのチヤンネルの
直列接続で構成し、第7及び第8トランジスタの
ソース電極は第2共通端子に接続すると共にこれ
らトランジスタのゲート電極は相互接続して第9
及び第10トランジスタのゲート電極に接続し、第
9及び第10トランジスタのドレイン電極は第3及
び第4トランジスタのドレイン電極にそれぞれ接
続すると共にこれら第9及び第10トランジスタの
ソース電極は第1導電型の第11及び第12電界効果
トランジスタのドレイン電極にそれぞれ接続し、
これら第11及び第12トランジスタのゲート電極は
第5及び第6トランジスタのゲート電極にそれぞ
れ接続すると共にこれら第11及び第12トランジス
タのソース電極は共通接続したことを特徴とする
差動増幅回路。 6 特許請求の範囲第2項に従続する特許請求の
範囲第5項記載の差動増幅回路において、第7、
第8、第9及び第10トランジスタのゲート電極は
第9トランジスタのドレイン電極に負極性に接続
し、第3及び第9トランジスタのドレイン電極間
に電流感知素子を挿入したことを特徴とする差動
増幅回路。 7 特許請求の範囲第3項に従続する特許請求の
範囲第5項記載の差動増幅回路において、コモン
モード増幅器の出力を第7、第8、第9及び第10
トランジスタの共通接続ゲート電極に供給するこ
とを特徴とする差動増幅回路。 8 特許請求の範囲第4項に従続する特許請求の
範囲第5項記載の差動増幅回路において、第7、
第8、第9及び第10トランジスタのゲート電極を
電圧基準源に接続したことを特徴とする差動増幅
回路。 9 特許請求の範囲第1項〜第8項の何れかに記
載の差動増幅回路において、第1及び第2トラン
ジスタのチヤンネルの幅と長さの比を第3及び第
4トランジスタのチヤンネルの幅と長さの比に比
較して小さくしたことを特徴とする差動増幅回
路。 10 特許請求の範囲第5項〜第8項の何れかに
記載の差動増幅回路において、第1、第2、第7
及び第8トランジスタのチヤンネルの幅と長さの
比を第3、第4、第9及び第10トランジスタのチ
ヤンネルの幅と長さの比に比較して小さくしたこ
とを特徴とする差動増幅回路。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8001120A NL8001120A (nl) | 1980-02-25 | 1980-02-25 | Differentiele belastingsschakeling uitgevoerd met veldeffecttransistoren. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56132803A JPS56132803A (en) | 1981-10-17 |
JPH0159763B2 true JPH0159763B2 (ja) | 1989-12-19 |
Family
ID=19834884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2534481A Granted JPS56132803A (en) | 1980-02-25 | 1981-02-23 | Differential load circuit with field effect transistor |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4371844A (ja) |
JP (1) | JPS56132803A (ja) |
CA (1) | CA1169488A (ja) |
DE (1) | DE3106524A1 (ja) |
FR (1) | FR2476937A1 (ja) |
GB (1) | GB2070376B (ja) |
HK (1) | HK40685A (ja) |
NL (1) | NL8001120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207057A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Sony Corp | 半導体集積回路 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943614A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-10 | Hitachi Ltd | 差動増幅回路 |
US4518926A (en) * | 1982-12-20 | 1985-05-21 | At&T Bell Laboratories | Gate-coupled field-effect transistor pair amplifier |
US4555673A (en) * | 1984-04-19 | 1985-11-26 | Signetics Corporation | Differential amplifier with rail-to-rail input capability and controlled transconductance |
US4554515A (en) * | 1984-07-06 | 1985-11-19 | At&T Laboratories | CMOS Operational amplifier |
GB8913439D0 (en) * | 1989-06-12 | 1989-08-02 | Inmos Ltd | Current mirror circuit |
US5386200A (en) * | 1993-12-14 | 1995-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | IGFET current mirror amplifiers with nested-cascode input and output stages |
JP3907130B2 (ja) * | 1996-12-20 | 2007-04-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 改良された出力電圧範囲を有する増幅器 |
US6377085B1 (en) | 2000-11-06 | 2002-04-23 | Oki Semiconductor | Precision bias for an transconductor |
CN101091306B (zh) * | 2004-11-26 | 2010-05-26 | Nxp股份有限公司 | 单端到差分变换器电路 |
JP6115991B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2017-04-19 | 国立大学法人東京工業大学 | 差動増幅器 |
JP2019096970A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | ローム株式会社 | オペアンプ、半導体装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3644838A (en) * | 1970-06-11 | 1972-02-22 | Rca Corp | Amplifier using bipolar and field-effect transistors |
NL7303851A (ja) * | 1973-03-20 | 1974-09-24 | ||
GB1518961A (en) * | 1975-02-24 | 1978-07-26 | Rca Corp | Amplifier circuits |
US4010425A (en) * | 1975-10-02 | 1977-03-01 | Rca Corporation | Current mirror amplifier |
US4004245A (en) * | 1976-05-03 | 1977-01-18 | National Semiconductor Corporation | Wide common mode range differential amplifier |
GB1592800A (en) * | 1977-12-30 | 1981-07-08 | Philips Electronic Associated | Linear amplifier |
-
1980
- 1980-02-25 NL NL8001120A patent/NL8001120A/nl not_active Application Discontinuation
-
1981
- 1981-02-05 US US06/231,652 patent/US4371844A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-02-19 CA CA000371261A patent/CA1169488A/en not_active Expired
- 1981-02-20 GB GB8105458A patent/GB2070376B/en not_active Expired
- 1981-02-20 FR FR8103424A patent/FR2476937A1/fr active Granted
- 1981-02-21 DE DE19813106524 patent/DE3106524A1/de active Granted
- 1981-02-23 JP JP2534481A patent/JPS56132803A/ja active Granted
-
1985
- 1985-05-23 HK HK406/85A patent/HK40685A/xx not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009207057A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Sony Corp | 半導体集積回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3106524A1 (de) | 1981-12-24 |
JPS56132803A (en) | 1981-10-17 |
US4371844A (en) | 1983-02-01 |
GB2070376A (en) | 1981-09-03 |
FR2476937A1 (fr) | 1981-08-28 |
FR2476937B1 (ja) | 1984-11-09 |
DE3106524C2 (ja) | 1988-01-21 |
CA1169488A (en) | 1984-06-19 |
GB2070376B (en) | 1983-12-21 |
HK40685A (en) | 1985-05-31 |
NL8001120A (nl) | 1981-09-16 |
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