JPH0159451B2 - - Google Patents
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- JPH0159451B2 JPH0159451B2 JP57120820A JP12082082A JPH0159451B2 JP H0159451 B2 JPH0159451 B2 JP H0159451B2 JP 57120820 A JP57120820 A JP 57120820A JP 12082082 A JP12082082 A JP 12082082A JP H0159451 B2 JPH0159451 B2 JP H0159451B2
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- JP
- Japan
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- viscous fluid
- check valve
- engine
- working chamber
- storage chamber
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/02—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
- F16D35/021—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
- F16D35/026—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves actuated by a plurality of valves; the valves being actuated by a combination of mechanisms covered by more than one of groups F16D35/022 - F16D35/025
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/02—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air
- F01P7/04—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio
- F01P7/042—Controlling of coolant flow the coolant being cooling-air by varying pump speed, e.g. by changing pump-drive gear ratio using fluid couplings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として自動車エンジンに装着され
る温度感応型粘性流体継手に関するものである。
詳しくは、エンジンによつて回転駆動されるシヤ
フトと、該シヤフト上に回転自在に取付けられる
ハウジングと、前記シヤフトに固着されるロータ
と、前記ハウジングの中空内部を粘性流体の貯蔵
室と前記ロータを収容する作動室とに区画する仕
切板と、該仕切板に設けられ前記貯蔵室から前記
作動室へ粘性流体を戻す戻し穴と、ラジエータ内
の冷却水温に応じて回動し前記戻し穴を開閉制御
するバルブプレートと、前記作動室から前記貯蔵
室へ粘性流体を通過させるポンプ穴を有し、前記
ロータと前記ハウジングの内壁間に介在する粘性
流体の剪断作用により、前記ハウジングに固着さ
れる冷却フアンを回転させるようにした温度感応
型粘性流体継手に関する。
る温度感応型粘性流体継手に関するものである。
詳しくは、エンジンによつて回転駆動されるシヤ
フトと、該シヤフト上に回転自在に取付けられる
ハウジングと、前記シヤフトに固着されるロータ
と、前記ハウジングの中空内部を粘性流体の貯蔵
室と前記ロータを収容する作動室とに区画する仕
切板と、該仕切板に設けられ前記貯蔵室から前記
作動室へ粘性流体を戻す戻し穴と、ラジエータ内
の冷却水温に応じて回動し前記戻し穴を開閉制御
するバルブプレートと、前記作動室から前記貯蔵
室へ粘性流体を通過させるポンプ穴を有し、前記
ロータと前記ハウジングの内壁間に介在する粘性
流体の剪断作用により、前記ハウジングに固着さ
れる冷却フアンを回転させるようにした温度感応
型粘性流体継手に関する。
従来、この種の粘性流体継手においては、車室
内のイグニツシヨンスイツチを切つてエンジン回
転を停止させた場合、粘性流体が下方に充満し、
作動室内に粘性流体が残留する。従つて、例えば
朝に、再びエンジンを始動させる場合には、粘性
流体をポンプ穴を介して貯蔵室へ移送するまで、
冷却フアンは直結に近い状態で回転する、いわゆ
るオーバーシユート現象が発生する。その為、暖
気運転する時間が長く、エンジンがなかなか暖ま
らず、また車室内の暖戻にも時間を要していた。
内のイグニツシヨンスイツチを切つてエンジン回
転を停止させた場合、粘性流体が下方に充満し、
作動室内に粘性流体が残留する。従つて、例えば
朝に、再びエンジンを始動させる場合には、粘性
流体をポンプ穴を介して貯蔵室へ移送するまで、
冷却フアンは直結に近い状態で回転する、いわゆ
るオーバーシユート現象が発生する。その為、暖
気運転する時間が長く、エンジンがなかなか暖ま
らず、また車室内の暖戻にも時間を要していた。
本発明は、上記従来の粘性流体継手の有する問
題点を解決するために、エンジン回転の停止直前
に、つまりエンジン回転数がアイドル回転数以下
に達すると、作動室の粘性流体を貯蔵室へ移送さ
せ、エンジン停止後は粘性流体が貯蔵室から作動
室へ戻らないようにすることを目的とする。
題点を解決するために、エンジン回転の停止直前
に、つまりエンジン回転数がアイドル回転数以下
に達すると、作動室の粘性流体を貯蔵室へ移送さ
せ、エンジン停止後は粘性流体が貯蔵室から作動
室へ戻らないようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明において
は、戻し穴とポンプ穴にボールチエツクバルブ構
構を配設し、該機構を径方向に摺動可能に配設さ
れるボールチエツクバルブと、該バルブを閉位置
に付勢するスプリングと、該スプリングを支持す
ると共に前記ボールチエツクバルブの摺動行程距
離を制御するキヤツプとから構成し、エンジン回
転停止時にエンジン回転数がアイドル回転数以下
に達した瞬間に戻し穴が閉状態となり、その後暫
くしてポンプ穴が閉状態となるように、チエツク
バルブ機構のスプリング強度が決定される構成に
なつている。
は、戻し穴とポンプ穴にボールチエツクバルブ構
構を配設し、該機構を径方向に摺動可能に配設さ
れるボールチエツクバルブと、該バルブを閉位置
に付勢するスプリングと、該スプリングを支持す
ると共に前記ボールチエツクバルブの摺動行程距
離を制御するキヤツプとから構成し、エンジン回
転停止時にエンジン回転数がアイドル回転数以下
に達した瞬間に戻し穴が閉状態となり、その後暫
くしてポンプ穴が閉状態となるように、チエツク
バルブ機構のスプリング強度が決定される構成に
なつている。
この様に上記構成において、戻し穴が閉じた後
暫くの間ポンプ作用が続行されるため、エンジン
停止時の作動室内の粘性流体の流量は、エンジン
アイドル状態に比べ少量となる。そして、エンジ
ン停止時には、ポンプ穴と戻し穴の両方が閉状態
となり、貯蔵室と作動室の連通が完全に遮断され
る。従つて、粘性流体継手がOFF状態でエンジ
ンが停止した場合には、エンジン開始時には
OFF状態でスタートし、またON状態でエンジン
が停止した場合でも、エンジン開始時には同様に
OFF状態でスタートすることが可能となる。
暫くの間ポンプ作用が続行されるため、エンジン
停止時の作動室内の粘性流体の流量は、エンジン
アイドル状態に比べ少量となる。そして、エンジ
ン停止時には、ポンプ穴と戻し穴の両方が閉状態
となり、貯蔵室と作動室の連通が完全に遮断され
る。従つて、粘性流体継手がOFF状態でエンジ
ンが停止した場合には、エンジン開始時には
OFF状態でスタートし、またON状態でエンジン
が停止した場合でも、エンジン開始時には同様に
OFF状態でスタートすることが可能となる。
また、本発明の構成に於いては、スプリングを
支持するキヤツプが同時にボールバルブの作動位
置を制御規制する機能を備えており、スプリング
の座屈を防止することができ、チエツクバルブ機
構の作動性能の向上を計つている。また、ボール
バルブは径方向の摺動に際して、摺動摩擦を極力
小になるように配設され、摩擦抵抗によるボール
バルブの誤作動の発生を防止する構成になつてい
る。
支持するキヤツプが同時にボールバルブの作動位
置を制御規制する機能を備えており、スプリング
の座屈を防止することができ、チエツクバルブ機
構の作動性能の向上を計つている。また、ボール
バルブは径方向の摺動に際して、摺動摩擦を極力
小になるように配設され、摩擦抵抗によるボール
バルブの誤作動の発生を防止する構成になつてい
る。
以下、本発明の一実施例を添付図面に基いて説
明する。
明する。
第１図に示される温度感応型粘性流体継手１０
のシヤフト１１は、図示されない自動車エンジン
によつて回転駆動される。該シヤフト１１にはボ
ールベアリング１２を介してケース１３が回転自
在に組付けられ、該ケース１３にはカバー１４が
ボルト１５により一体に固定されている。該ケー
ス１３とカバー１４が継手１０のハウジングを構
成し、該ハウジング内に形成される中空内部には
ロータ１６が収容されており、該ロータ１６の中
心部はシヤフト１１にスプライン結合１７され更
にカシメ固着１８されている。従つて、ロータ１
６はシヤフト１１と一体回転する。また、ロータ
１６の外周部背面とケースの１３内壁面とに夫々
形成される複数の環状突起によりラビリンスＬが
構成されており、該ラビリンスＬに発生する粘性
流体の剪断作用により、ロータ１６の回転力がケ
ース１３に伝達される。
のシヤフト１１は、図示されない自動車エンジン
によつて回転駆動される。該シヤフト１１にはボ
ールベアリング１２を介してケース１３が回転自
在に組付けられ、該ケース１３にはカバー１４が
ボルト１５により一体に固定されている。該ケー
ス１３とカバー１４が継手１０のハウジングを構
成し、該ハウジング内に形成される中空内部には
ロータ１６が収容されており、該ロータ１６の中
心部はシヤフト１１にスプライン結合１７され更
にカシメ固着１８されている。従つて、ロータ１
６はシヤフト１１と一体回転する。また、ロータ
１６の外周部背面とケースの１３内壁面とに夫々
形成される複数の環状突起によりラビリンスＬが
構成されており、該ラビリンスＬに発生する粘性
流体の剪断作用により、ロータ１６の回転力がケ
ース１３に伝達される。
前記カバー１４の内部には仕切板２０が固定さ
れており、該仕切板２０によつて内部空間が作動
室２１と貯蔵室２２とに分割され、内部には一定
量の粘性流体（例えばシリコン油など）が収容さ
れている。また、カバー１４の外面には複数個の
フイン１４ａが形成されると共に、図示されてい
ない冷却フアンを取付けるためのネジ部１４ｂが
形成されており、且つ中心部には軸２３がその軸
心回りに回動自在な如くに嵌装されている。そし
て、軸２３の外周部には油洩れ防止用のＯ−リン
グ２４が装着され、右端部にはボルト２５によつ
てバルブプレート２６が固定されている。それ
故、該バルブプレート２６は軸２３が回動すると
きに一体的に回動する。
れており、該仕切板２０によつて内部空間が作動
室２１と貯蔵室２２とに分割され、内部には一定
量の粘性流体（例えばシリコン油など）が収容さ
れている。また、カバー１４の外面には複数個の
フイン１４ａが形成されると共に、図示されてい
ない冷却フアンを取付けるためのネジ部１４ｂが
形成されており、且つ中心部には軸２３がその軸
心回りに回動自在な如くに嵌装されている。そし
て、軸２３の外周部には油洩れ防止用のＯ−リン
グ２４が装着され、右端部にはボルト２５によつ
てバルブプレート２６が固定されている。それ
故、該バルブプレート２６は軸２３が回動すると
きに一体的に回動する。
軸２３の左端にはうず巻状のバイメタル２７の
一端２７ａが係止されれ、他端はカバー１４に固
着されている。前記バイメタル２７は図示してい
ないラジエータに連結され該ラジエータ内の冷却
水の温度を感知して温度が一定以上になつたと
き、端部２７ａを介して軸２３を回動させ、バル
ブプレート２６を回動させるように構成される。
一端２７ａが係止されれ、他端はカバー１４に固
着されている。前記バイメタル２７は図示してい
ないラジエータに連結され該ラジエータ内の冷却
水の温度を感知して温度が一定以上になつたと
き、端部２７ａを介して軸２３を回動させ、バル
ブプレート２６を回動させるように構成される。
さて、仕切板２０の外周部には所定の径を有す
る粘性流体の戻し穴２８が形成され、該戻し穴２
８を介して貯蔵室２２内の粘性流体が作動室２１
内へ流通するのが許容される。一方、カバー１４
にはポンプ穴２９が形成され、該ポンプ穴２９を
介して作動室２１内の粘性流体が貯蔵室２２内へ
給送される。
る粘性流体の戻し穴２８が形成され、該戻し穴２
８を介して貯蔵室２２内の粘性流体が作動室２１
内へ流通するのが許容される。一方、カバー１４
にはポンプ穴２９が形成され、該ポンプ穴２９を
介して作動室２１内の粘性流体が貯蔵室２２内へ
給送される。
上記戻し穴２８とポンプ穴２９とには、第２図
及び第３図に示される様に、夫々ボールチエツク
バルブ機構３０，４０が配設されている。第２図
に示される、戻し穴２８に配設されるボールチエ
ツクバルブ機構３０に於いて、仕切板２０内には
シリンダ３１が形成され、該シリンダ３１は連通
孔３２を介して戻し穴２８に、連通孔３３を介し
て作動室２１に夫々連通している。シリンダ３１
内には、径方向に摺動可能にボールチエツクバル
ブ３４が配設され、該バルブ３４は貯蔵室２２か
ら作動室２１へのみ流体の連通を許容するもので
ある。ボールバルブ３４のガイド部をなすシリン
ダ３１は、ボールバルブ３４の径より比過的大き
な径寸法を有するので、ボールバルブ３４の摺動
に際しては、シリンダ３１との接触が少ないの
で、ボールバルブ３４の摺動摩擦抵抗が小さく、
ボールバルブ３４の誤作動はほとんど発生しな
い。ボールバルブ３４は常時スプリング３５によ
り、その閉位置に付勢されている。スプリング３
５を支持するキヤツプ３６は、スプリング３５の
外径と小間隙を有するような内径寸法をもち、且
つキヤツプ３６の該内径寸法がボールバルブ３４
の直径よりも小であるので、ボールバルブ３４の
摺動行程距離を制限することができると共に、ス
プリング３５の座屈現象を防止することができ
る。カバー１４が回転すると、ボールバルブ３４
に径方向外側方向つまり図示上方向に遠心力が作
用する。該遠心力によりボールバルブ３４はスプ
リング３５の付勢力に抗して図示上方に移動する
ので、ボールバルブ３４はその間位置に保持され
る。
及び第３図に示される様に、夫々ボールチエツク
バルブ機構３０，４０が配設されている。第２図
に示される、戻し穴２８に配設されるボールチエ
ツクバルブ機構３０に於いて、仕切板２０内には
シリンダ３１が形成され、該シリンダ３１は連通
孔３２を介して戻し穴２８に、連通孔３３を介し
て作動室２１に夫々連通している。シリンダ３１
内には、径方向に摺動可能にボールチエツクバル
ブ３４が配設され、該バルブ３４は貯蔵室２２か
ら作動室２１へのみ流体の連通を許容するもので
ある。ボールバルブ３４のガイド部をなすシリン
ダ３１は、ボールバルブ３４の径より比過的大き
な径寸法を有するので、ボールバルブ３４の摺動
に際しては、シリンダ３１との接触が少ないの
で、ボールバルブ３４の摺動摩擦抵抗が小さく、
ボールバルブ３４の誤作動はほとんど発生しな
い。ボールバルブ３４は常時スプリング３５によ
り、その閉位置に付勢されている。スプリング３
５を支持するキヤツプ３６は、スプリング３５の
外径と小間隙を有するような内径寸法をもち、且
つキヤツプ３６の該内径寸法がボールバルブ３４
の直径よりも小であるので、ボールバルブ３４の
摺動行程距離を制限することができると共に、ス
プリング３５の座屈現象を防止することができ
る。カバー１４が回転すると、ボールバルブ３４
に径方向外側方向つまり図示上方向に遠心力が作
用する。該遠心力によりボールバルブ３４はスプ
リング３５の付勢力に抗して図示上方に移動する
ので、ボールバルブ３４はその間位置に保持され
る。
一方、第３図はポンプ穴２９に配設されるボー
ルチエツクバルブ機構４０に於いて、カバー１４
内にはシリンダ４１が形成され、該シリンダ４１
を介して作動室２１内の流体がポンプ穴２９から
貯蔵室２２に給送される。この給送はカバー１４
に形成されたポンプ突起Ｐによりなされる。シリ
ンダ４１内には仕切板２０と平行に径方向に摺動
可能にボールチエツクバルブ４２が配設され、該
バルブ４２は作動室２１から貯蔵室２２へのみ流
体の連通を許容するものである。ボールバルブ４
２のガイド部をなすシリンダ４１は、ボールバル
ブ４２の径より比較的大きな径寸法を有するの
で、ボールバルブ４２の摺動に際しては、シリン
ダ４１との接触が少ないので、ボールバルブ４２
の摺動摩擦抵抗が小さく、ボールバルブ４２の誤
作動はほとんど発生しない。ボールバルブ４２は
常時スプリング４３により、その閉位置に付勢さ
れている。スプリング４３を支持するキヤツプ４
４は、スプリング４３の外径小間隙を有するよう
な内径寸法をもち、且つキヤツプ４４の該内径寸
法がボールチエツクバルブ４２の直径よりも小で
あるので、ボールチエツクバルブ４２の摺動行程
距離を制御することができると共に、スプリング
４３の座屈現象を防止することができる。カバー
１４が回転すると、ボールチエツクバルブ４２に
径方向につまり図示下方向に遠心力が作用する。
該遠心力によりボールチエツクバルブ４２はスプ
リング４３の付勢力に抗して図示下方に移動する
ので、ボールチエツクバルブ４２はその開位置に
保持される。
ルチエツクバルブ機構４０に於いて、カバー１４
内にはシリンダ４１が形成され、該シリンダ４１
を介して作動室２１内の流体がポンプ穴２９から
貯蔵室２２に給送される。この給送はカバー１４
に形成されたポンプ突起Ｐによりなされる。シリ
ンダ４１内には仕切板２０と平行に径方向に摺動
可能にボールチエツクバルブ４２が配設され、該
バルブ４２は作動室２１から貯蔵室２２へのみ流
体の連通を許容するものである。ボールバルブ４
２のガイド部をなすシリンダ４１は、ボールバル
ブ４２の径より比較的大きな径寸法を有するの
で、ボールバルブ４２の摺動に際しては、シリン
ダ４１との接触が少ないので、ボールバルブ４２
の摺動摩擦抵抗が小さく、ボールバルブ４２の誤
作動はほとんど発生しない。ボールバルブ４２は
常時スプリング４３により、その閉位置に付勢さ
れている。スプリング４３を支持するキヤツプ４
４は、スプリング４３の外径小間隙を有するよう
な内径寸法をもち、且つキヤツプ４４の該内径寸
法がボールチエツクバルブ４２の直径よりも小で
あるので、ボールチエツクバルブ４２の摺動行程
距離を制御することができると共に、スプリング
４３の座屈現象を防止することができる。カバー
１４が回転すると、ボールチエツクバルブ４２に
径方向につまり図示下方向に遠心力が作用する。
該遠心力によりボールチエツクバルブ４２はスプ
リング４３の付勢力に抗して図示下方に移動する
ので、ボールチエツクバルブ４２はその開位置に
保持される。
第４図は第３図の変形実施例は、仕切板２０に
ポンプ穴５１が形成され、該ポンプ穴５１にボー
ルチエツクバルブ機構５０が配設され、該機構５
０はシリンダ５２内を摺動するボールチエツクバ
ルブ５３と、該バルブ５３をその閉位置に常時付
勢するスプリング５４と、該スプリング５４を支
持するキヤツプ５５とにより構成されている。
ポンプ穴５１が形成され、該ポンプ穴５１にボー
ルチエツクバルブ機構５０が配設され、該機構５
０はシリンダ５２内を摺動するボールチエツクバ
ルブ５３と、該バルブ５３をその閉位置に常時付
勢するスプリング５４と、該スプリング５４を支
持するキヤツプ５５とにより構成されている。
尚、チエツクバルブ機構３０，４０，５０に張
設されるスプリング３５，４３，５３の強度は、
エンジンが停止する過程で最初に戻し穴２８のボ
ールチエツクバルブ機構３０が閉状態になり、次
にポンプ穴２９，５１のボールチエツクバルブ機
構４０，５０が閉状態になるように、設定され
る。それゆえに、エンジンが自力で回転している
間、即ち、エンジンの回転数がアイドリング回転
数以上である間は、ボールチエツクバルブ機構３
０，４０，５０が全て開状態となり、通常の温度
感応型粘性流体継手と同様な動作が達成される。
設されるスプリング３５，４３，５３の強度は、
エンジンが停止する過程で最初に戻し穴２８のボ
ールチエツクバルブ機構３０が閉状態になり、次
にポンプ穴２９，５１のボールチエツクバルブ機
構４０，５０が閉状態になるように、設定され
る。それゆえに、エンジンが自力で回転している
間、即ち、エンジンの回転数がアイドリング回転
数以上である間は、ボールチエツクバルブ機構３
０，４０，５０が全て開状態となり、通常の温度
感応型粘性流体継手と同様な動作が達成される。
次に本発明装置１０の作動について説明する
と、先ず、イグニツシヨンスイツチをONにしエ
ンジンを始動すると、エンジンの駆動力によりシ
ヤフト１１と一体にロータ１６が回転する。作動
室２１内には少量の作動流体が残つているので、
該流体がラビリンスＬに介在して該ラビリンスＬ
に発生する剪断力によりロータ１６の回転力がケ
ース１３とカバー１４に伝達される。作動室２１
内の流体が少量であるためロータ１６の回転数に
比べ、被駆動側であるケース１３及びカバー１４
の回転数は極めて小さい。しかし、スプリング３
５の付勢力を小さく設定してあるので、上記カバ
ー１４の回転に伴う遠心力により、戻し穴２８に
配設されるボールチエツクバルブ３４が、スプリ
ング３５の付勢力に抗して半径方向外方に移動す
る。それ故、ボールバルブ３４は開状態となる。
と、先ず、イグニツシヨンスイツチをONにしエ
ンジンを始動すると、エンジンの駆動力によりシ
ヤフト１１と一体にロータ１６が回転する。作動
室２１内には少量の作動流体が残つているので、
該流体がラビリンスＬに介在して該ラビリンスＬ
に発生する剪断力によりロータ１６の回転力がケ
ース１３とカバー１４に伝達される。作動室２１
内の流体が少量であるためロータ１６の回転数に
比べ、被駆動側であるケース１３及びカバー１４
の回転数は極めて小さい。しかし、スプリング３
５の付勢力を小さく設定してあるので、上記カバ
ー１４の回転に伴う遠心力により、戻し穴２８に
配設されるボールチエツクバルブ３４が、スプリ
ング３５の付勢力に抗して半径方向外方に移動す
る。それ故、ボールバルブ３４は開状態となる。
一方、エンジン始動後一定時間経過すると、図
示していないラジエータ内の水温が上昇するた
め、バイメタル２７が作動しバルブプレート２６
が回動し、戻し穴２８を介して貯蔵室２２と作動
室２１が連通する。これにより、駆動側であるロ
ータ１６の回転力は、介在流体の量が増大するこ
とから被駆動側であるケース１３、カバー１４、
仕切板２０に大きな力として伝達される。それ
故、作動室２１内に流入する流体の量に比例して
被駆動側の回転数が増大する。
示していないラジエータ内の水温が上昇するた
め、バイメタル２７が作動しバルブプレート２６
が回動し、戻し穴２８を介して貯蔵室２２と作動
室２１が連通する。これにより、駆動側であるロ
ータ１６の回転力は、介在流体の量が増大するこ
とから被駆動側であるケース１３、カバー１４、
仕切板２０に大きな力として伝達される。それ
故、作動室２１内に流入する流体の量に比例して
被駆動側の回転数が増大する。
この時、ポンプ穴２９に配設されるボールチエ
ツクバルブ４２も、カバー１４の回転に伴う遠心
力により、スプリング４３の付勢力に抗して半径
方向外方に移動し、その結果ボールバルブ４２は
開状態となる。従つて、ポンプ突起Ｐにより生じ
るポンプ作用により、作動室２１内の流体はポン
プ穴２９を介して貯蔵室２２に給送される。これ
により、作動室２１内の流量が一定値に保持され
る。
ツクバルブ４２も、カバー１４の回転に伴う遠心
力により、スプリング４３の付勢力に抗して半径
方向外方に移動し、その結果ボールバルブ４２は
開状態となる。従つて、ポンプ突起Ｐにより生じ
るポンプ作用により、作動室２１内の流体はポン
プ穴２９を介して貯蔵室２２に給送される。これ
により、作動室２１内の流量が一定値に保持され
る。
さて、イグニツシヨンスイツチを切つてエンジ
ン回転を停止する時、エンジンの回転数がアイド
リング回転数未満となると、カバー１４の回転に
より生じる遠心力が弱くなり、最初に戻し穴２８
のボールバルブ３４が閉じその後しばらくしてポ
ンプ穴２９のボールバルブ４２が閉状態になる。
従つて、ボールバルブ３４が閉状態になり、貯蔵
室２２から作動室２１への連通は遮断される。他
方、ボールバルブ４２が暫くの間開状態に保持さ
れポンプ作用が続行されるため、停止時の作動室
２１内の流体量は少量となる。また、停止時に
は、戻し穴２８、ポンプ穴２９とも閉状態とな
り、貯蔵室２２と作動室２１との連通が完全に遮
断される。この様に、エンジン停止直前に、即ち
エンジン駆動回転数がアイドル回転数未満になつ
たら作動室２１の流体を貯蔵室２２へ移送させ、
エンジン停止後は流体が作動室２１へ戻らないよ
うになる。それ故、従来エンジンの始動時に発生
していたオーバーシユート現象は、防止されるこ
とになる。
ン回転を停止する時、エンジンの回転数がアイド
リング回転数未満となると、カバー１４の回転に
より生じる遠心力が弱くなり、最初に戻し穴２８
のボールバルブ３４が閉じその後しばらくしてポ
ンプ穴２９のボールバルブ４２が閉状態になる。
従つて、ボールバルブ３４が閉状態になり、貯蔵
室２２から作動室２１への連通は遮断される。他
方、ボールバルブ４２が暫くの間開状態に保持さ
れポンプ作用が続行されるため、停止時の作動室
２１内の流体量は少量となる。また、停止時に
は、戻し穴２８、ポンプ穴２９とも閉状態とな
り、貯蔵室２２と作動室２１との連通が完全に遮
断される。この様に、エンジン停止直前に、即ち
エンジン駆動回転数がアイドル回転数未満になつ
たら作動室２１の流体を貯蔵室２２へ移送させ、
エンジン停止後は流体が作動室２１へ戻らないよ
うになる。それ故、従来エンジンの始動時に発生
していたオーバーシユート現象は、防止されるこ
とになる。
第１図は本発明に従つた温度感応型粘性流体継
手の一実施例を示す断面図、第２図は第１図に於
ける流体戻し穴の拡大断面図、第３図は第１図に
於けるポンプ穴の拡大断面図、第４図は第３図の
ポンプ穴の変形実施例を示す拡大断面図である。 １０……温度感応型粘性流体継手、１１……シ
ヤフト、１３……ケース、１４……カバー、１６
……ロータ、２０……仕切板、２１……作動室、
２２……貯蔵室、２６……バルブプレート、２７
……バイメタル、２８……戻し穴、２９……ポン
プ穴、３０……ボールチエツクバルブ機構、３４
……ボールバルブ、３５……スプリング、３６…
…キヤツプ、４０……ボールチエツクバルブ機
構、４２……ボールバルブ、４３……スプリン
グ、４４……キヤツプ。
手の一実施例を示す断面図、第２図は第１図に於
ける流体戻し穴の拡大断面図、第３図は第１図に
於けるポンプ穴の拡大断面図、第４図は第３図の
ポンプ穴の変形実施例を示す拡大断面図である。 １０……温度感応型粘性流体継手、１１……シ
ヤフト、１３……ケース、１４……カバー、１６
……ロータ、２０……仕切板、２１……作動室、
２２……貯蔵室、２６……バルブプレート、２７
……バイメタル、２８……戻し穴、２９……ポン
プ穴、３０……ボールチエツクバルブ機構、３４
……ボールバルブ、３５……スプリング、３６…
…キヤツプ、４０……ボールチエツクバルブ機
構、４２……ボールバルブ、４３……スプリン
グ、４４……キヤツプ。
Claims (1)
- １ エンジンによつて回転駆動されるシヤフト、
該シヤフト上に回転自在に組付けられるハウジン
グ、該ハウジングの中空内部に配設され前記シヤ
フトに固着されるロータ、前記中空内部を粘性流
体の貯蔵室と前記ロータを収容する作動室とに区
画する仕切板、該仕切板に設けられ前記貯蔵室か
ら前記作動室へ粘性流体を戻す戻し穴、ラジエー
タ内の冷却水温に応じて回動し前記戻し穴を開閉
制御するバルブプレート、及び前記作動室から前
記貯蔵室へ粘性流体を通過させるポンプ穴を有
し、前記ロータと前記ハウジングの内壁間に介在
する粘性流体の剪断作用により前記ハウジングに
固着される冷却フアンを回転させる温度感応型粘
性流体継手において、前記戻し穴と前記ポンプ穴
にボールチエツクバルブ機構を配設し、該チエツ
クバルブ機構が、径方向に摺動可能に配設される
ボールチエツクバルブ、該バルブを閉位置に付勢
するスプリング、及び該スプリングを支持し且つ
前記ボールチエツクバルブの摺動行程距離を制限
するキヤツプを備え、エンジンが停止する過程で
最初に前記戻し穴、次にポンプ穴の前記ボールチ
エツクバルブ機構が夫々閉状態になるように、前
記スプリングの強度を設定し、エンジンが停止す
る過程において前記作動室内の粘性流体を前記貯
蔵室へ移送させる温度感応型粘性流体継手。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57120820A JPS5934030A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 温度感応型粘性流体継手 |
| US06/511,937 US4544053A (en) | 1982-07-12 | 1983-07-08 | Temperature-responsive fluid coupling device |
| DE19833324982 DE3324982A1 (de) | 1982-07-12 | 1983-07-11 | Auf temperatur ansprechende fluidkupplung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57120820A JPS5934030A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 温度感応型粘性流体継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5934030A JPS5934030A (ja) | 1984-02-24 |
| JPH0159451B2 true JPH0159451B2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=14795767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57120820A Granted JPS5934030A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 温度感応型粘性流体継手 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4544053A (ja) |
| JP (1) | JPS5934030A (ja) |
| DE (1) | DE3324982A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4627524A (en) * | 1982-09-16 | 1986-12-09 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Viscous fluid coupling device |
| JPH0314586Y2 (ja) * | 1985-09-27 | 1991-04-02 | ||
| JPH0331862Y2 (ja) * | 1986-04-19 | 1991-07-05 | ||
| US4653624A (en) * | 1986-05-27 | 1987-03-31 | Household Manufacturing, Inc. | Fluid shear coupling apparatus having fluid modulating valve |
| DE3908090C1 (ja) * | 1989-03-13 | 1989-11-16 | Viscodrive Gmbh, 5204 Lohmar, De | |
| US4924987A (en) * | 1989-05-22 | 1990-05-15 | General Motors Corporation | Pump plate assembly for a viscous fluid clutch |
| US4995494A (en) * | 1989-05-22 | 1991-02-26 | General Motors Corporation | Pressure-responsive fluid check valve and method for viscous fluid clutch |
| DE4030294A1 (de) * | 1989-09-28 | 1991-04-11 | Atsugi Unisia Corp | Fluidkupplung |
| US4969920A (en) * | 1990-04-02 | 1990-11-13 | General Motors Corporation | Internal airflow check valve and method for a viscous fluid clutch |
| US5022507A (en) * | 1990-07-16 | 1991-06-11 | General Motors Corporation | Anti-flowback check valve for a viscous fluid clutch |
| US5113987A (en) * | 1991-02-07 | 1992-05-19 | General Motors Corporation | Fluid return channels for a cover of a viscous fluid clutch |
| US5119921A (en) * | 1991-02-07 | 1992-06-09 | General Motors Corporation | Baffle wall for a cover of a viscous fluid clutch and method |
| JP3216151B2 (ja) * | 1991-07-18 | 2001-10-09 | アイシン精機株式会社 | 粘性流体継手 |
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| DE4221450A1 (de) * | 1992-06-30 | 1994-01-05 | Behr Gmbh & Co | Flüssigkeitsreibungskupplung |
| JPH0743503U (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-22 | 株式会社ユニシアジェックス | 流体継手 |
| DE4442451A1 (de) * | 1994-11-29 | 1996-05-30 | Behr Gmbh & Co | Flüssigkeitsreibungskupplung |
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| EP2049811B1 (en) * | 2006-07-10 | 2013-06-12 | BorgWarner, Inc. | Viscous fan drive systems having fill and scavenge control |
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| US7891178B2 (en) * | 2008-01-17 | 2011-02-22 | Nikco, Llc | Centrifugally balanced fluid reservoir and method of use thereof |
| AU2016333787A1 (en) | 2015-10-05 | 2018-03-08 | Horton, Inc. | Live center viscous clutch |
Citations (1)
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Family Cites Families (12)
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| US3893555A (en) * | 1973-05-24 | 1975-07-08 | Dynair Ltd | Rotary fans |
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| US4271946A (en) * | 1979-01-17 | 1981-06-09 | Eaton Corporation | Pumping element for temperature responsive viscous fan drive |
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| DE3122958A1 (de) * | 1981-06-10 | 1983-01-05 | Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt | Viskose-luefterkupplung mit rueckschlagventil |
| DE3242381C2 (de) * | 1981-11-30 | 1986-05-28 | Aisin Seiki K.K., Kariya, Aichi | Flüssigkeitsreibungskupplung |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP57120820A patent/JPS5934030A/ja active Granted
-
1983
- 1983-07-08 US US06/511,937 patent/US4544053A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-07-11 DE DE19833324982 patent/DE3324982A1/de active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5428973A (en) * | 1977-08-09 | 1979-03-03 | Usui Kokusai Sangyo Kk | Temperature sensitive form fluid type fun coupling device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4544053A (en) | 1985-10-01 |
| DE3324982C2 (ja) | 1987-06-25 |
| JPS5934030A (ja) | 1984-02-24 |
| DE3324982A1 (de) | 1984-01-19 |
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