JPH0158309B2 - - Google Patents

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JPH0158309B2
JPH0158309B2 JP57046336A JP4633682A JPH0158309B2 JP H0158309 B2 JPH0158309 B2 JP H0158309B2 JP 57046336 A JP57046336 A JP 57046336A JP 4633682 A JP4633682 A JP 4633682A JP H0158309 B2 JPH0158309 B2 JP H0158309B2
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JP
Japan
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switch
window
door
power window
power
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JP57046336A
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Haruo Mochida
Eiichi Miura
Masakazu Morya
Tatsuyuki Takaishi
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、パワーウインドの制御装置に関す
るものである。
自動車等の車両のパワーウインドは、ウインド
開閉操作スイツチの操作によつて車両のウインド
を自動的に開閉させるようにする装置である。例
えば、自動車のドアウインドを開閉させる際、乗
員によるレギユレータハンドルの面倒な回動操作
を要せずに、簡単な操作によりウインドガラスの
下降、上昇が自動的に行なわれる。(実開昭56−
91868号公報参照) しかしながら、かかるパワーウインドを備える
自動車等において、その運転席以外のパワーウイ
ンドの席の乗員が大人の場合、全開されたパワー
ウインドから無闇に顔を出すような心配はない。
しかも、上述の如くレギユレータハンドルを数回
程度回す等の操作を必要としないでその全開も容
易に行なわせることができるため便利な点も多い
のであるが、ドライバが子供を乗せて買物に行く
などで運転席以外のパワーウインド、例えば後部
左座席のドアのパワーウインドの傍に子供が乗車
している時には、パワーウインドスイツチのウイ
ンド開成スイツチの前述の如き操作でパワーウイ
ンドが全開すると、危険かどうかをまだ十分に判
断できないような子供がそのウインドから顔等を
出してしまう場合がある。
従つて、ドライバは、子供の挙動などに注意を
はらいながら運転しなければならず、安心して走
行できないことにもなるし、また、パワーウイン
ドが全開して子供が顔を出したり身を乗り出した
りすると非常に危険であり、安全上好ましくない
等の問題がある。
この発明は、上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、子供が乗
車している場合かそれ以外の場合かで、運転席以
外のパワーウインド開閉スイツチの操作によるそ
の最大開度範囲が異なるようにし、前者の場合に
おいては、子供対策として上記ウインドスイツチ
を開側へ操作してもそのパワーウインドの全開は
行なわれないようにして子供の危険な顔出し等を
防止することにある。
この発明は、上記目的を達成するため、運転席
以外のパワーウインドの全開に至るまでの途中の
位置で例えば駆動装置への駆動源の供給を断つな
どして上記パワーウインドのそれ以上の開度を制
限する制限スイツチを設けると共に、状況によつ
て切換える切換スイツチを設け、この切換スイツ
チによつて、パワーウインドスイツチの操作によ
る上記ウインドの全開を可能とする第1の切換状
態と、パワーウインドスイツチを操作しても上記
制限スイツチによつて上記ウインドの全開を阻止
する第2の切換状態とを選択的に切換えられるよ
うにしたことを要旨とするものである。
以下、この発明の一実施例を図面と共に説明す
る。
第1図は、この発明を適用し得るパワーウイン
ドとしてドアのウインドガラスの自動昇降を行な
うパワーウインドを備える自動車の平面図を示
す。
同図において、自動車1のリヤドア3には、パ
ワーウインド装置が設けられている。
なお、この自動車1の場合は、上記のドア3に
は、ドア3と車体とを連結しかつドア3の開閉を
行なう開閉機構と、この開閉機構を駆動する例え
ば正逆回転可能な直流モータの如き駆動装置と、
この駆動装置を正転または逆転させる制御回路と
を備え、この制御回路に設けられたオートドア親
スイツチ7やオートドア子スイツチ9の操作によ
つてドア3を自動的に開閉させるオートドア装置
も設けられているが、これについては後述する。
さて、運転席5には、その運転席5近くにおい
て例えばインストルメントパネル等に、後部左座
席11に子供が乗車しているか否かでドライバが
選択的に切換える切換スイツチ13が設けられて
いる。この切換スイツチ13を切換えることによ
つて、ウインドガラス15がパワーウインド装置
により自動的に下降せしめられる際、その最大限
下降し得る範囲を後述のように変更することがで
きる。
第2図は、かかるドア3のパワーウインド装置
の昇降機構の一例で、アーム式の場合の概略を示
す。
同図において、このアーム式の昇降機構は、ガ
ラスボトム支持体17に取付けたガイドチヤンネ
ル19にその一端が摺動可能にガイドされると共
に、ベースプレート21に軸23を介して枢支さ
れたアーム25と、このアーム25の他端に設け
たセクタギア27と、このセクタギア27とかみ
合うピニオン29とを備えており、ウインドガラ
ス15の自動昇降の場合には、このピニオン29
が後述の例えば正逆カーテン可能な直流モータの
如き駆動装置によつて回転される。
第3図は、この発明のパワーウインドの制御装
置の一実施例の電気回路図を示す。
同図において、バツテリ31にヒユーズ33を
介して接続されたイグニツシヨンスイツチ35と
パワーウインドモータ37との間には、運転席以
外のパワーウインドの制御回路としての駆動回路
が接続されている。この場合、駆動回路は上記パ
ワーウインドを開閉させるべくパワーウインドモ
ータ37を作動させるためのパワーウインドスイ
ツチ39の他に、上記パワーウインドの全開に至
るまでの途中の位置で上記パワーウインドのそれ
以上の開成を制限する制限スイツチとしての半開
リミツトスイツチ41と、前述の如く状況に応じ
て選択的に切換える切換スイツチ13と、この切
換スイツチ13の切換えに応じて作動する第2及
び第1のリレー43,45から構成されている。
すなわち、上記イグニツシヨンスイツチ35
は、パワーウインドスイツチ39の可動接点Cに
接続されると共に、切換スイツチ13の可動接点
C′に接続されており、この切換スイツチ13の第
1の切換接点S1が第1のリレー43のコイル47
に、またその第2の切換接点S2が第2のリレー4
5のコイル49に接続されている。ウインド開成
スイツチ39dを構成する上記パワーウインドス
イツチ39の下降用スイツチ接点dは、一方では
第1のリレー43のノーマルオープン接点43a
を介して、また他方では第2のリレー45のノー
マルオープン接点45aと半開リミツトスイツチ
41との直列回路を介して、夫々パワーウインド
モータ37の正転端子37aに接続されており、
更にウインド閉成スイツチ39uを構成するパワ
ーウインドスイツチ39の上昇用スイツチ接点u
は、パワーウインドモータ37の逆転端子37b
に接続されている。
上記半開リミツトスイツチ41は、パワーウイ
ンドの開成の際、半開状態にまでなるとオン状態
からオフとなるスイツチで、これは、例えば前記
第2図のアーム25の回動を検知するなどして行
なうことができ、また、第3図の場合では、オフ
となることによつてパワーウインドモータ37の
正転端子37aへの電源の供給を遮断する構成で
ある。上記切換スイツチ13は、上記のウインド
開成スイツチ39dとパワーウインドモータ37
との間のウインド開成回路を、そのウインド開成
スイツチ39dの操作によるパワーウインドの全
開を可能とする状態と、パワーウインドの半開ま
での開成は行なわれるもののそれ以上の開成を制
限してその全開は阻止する状態とに切換える。す
なわち、切換スイツチ13の可動接点C′が第1の
切換接点S1側に切換えられた第1の切換状態にお
いては、上述のノーマルオープン接点43aの方
を通してパワーウインドモータ37に電源の供給
が行なわれるように、そして第2の切換接点S2
に切換えられた第2の切換状態においては、半開
リミツトスイツチ41を有する上述の直列回路の
方を通してパワーウインドモータ37に電源の供
給が行なわれるように切換えられる。
ここで、先に触れたオートドア装置について述
べるに、第3図において、更に、上記切換スイツ
チ13の第1の切換接点S1は、2連のスイツチの
ドア開扉操作親スイツチ7aの一方の連動スイツ
チとドア開扉操作子スイツチ9aとの並列回路を
介してオートドアの駆動装置としてのドア駆動用
モータ51の正転端子51aに接続されると共
に、2連のスイツチのドア閉扉操作親スイツチ7
bの一方の連動スイツチとドア閉扉操作子スイツ
チ9bとの並列回路を介してドア駆動用モータ5
1の逆転端子51bに接続されており、そしてそ
の第2の切換接点S2は、上記と異なり、ドア開扉
操作親スイツチ7aの他方の連動スイツチの方だ
けを介して上記正転端子51aに、またドア閉扉
操作親スイツチ7bの他方の連動スイツチの方だ
けを介して上記逆転端子51bに夫々接続されて
いる。
次に、上記実施例の動作について第1図及び第
2図も参照して説明する。
今、イグニツシヨンスイツチ35がオンで、切
換スイツチ13の可動接点C′が第1の切換接点S1
側に切換えられており、従つて第1のリレー43
が作動せしめられていてそのノーマルオープン接
点43aが閉成している第1の切換状態にあると
する。また、ドア3のウインドガラス15は上限
まで上昇した位置にあるとする。
このような状態において、パワーウインドスイ
ツチ39の可動接点Cを下降用スイツチ接点d側
に切換えるようにウインド開成スイツチ39dを
操作すると、上記の閉成状態にあるノーマルオー
プン接点43aを介してパワーウインドモータ3
7の正転端子37aにバツテリ31から電源が供
給され、パワーウインドモータ37が正転する。
これによりピニオン29が回転し、このピニオン
29及びセクタギア27を介してアーム25が第
2図中時計方向に回動することによつてウインド
ガラス15が下降する。この第1の切換状態にお
いては、ウインドガラス15が半開位置まで下降
し半開リミツトスイツチ41が図示のオン状態か
らオフとなつても、依然として上記ノーマルオー
プン接点43aによりウインド開成回路が形成さ
れているため、ウインドガラス15は下降がそこ
で制限されることなく下限まで下降し、ドアウイ
ンドの全開は可能である。
また、開成状態からのウインドガラス15の上
昇については、パワーウインドスイツチ39のウ
インド閉成スイツチ39uの操作によりパワーウ
インドモータ37の逆転端子37bに電源が供給
されることによつて、上述と逆の動作で行なわれ
る。なお、上記パワーウインドモータ37のドア
ウインドの全開時における停止及び全閉時におけ
る停止は、例えば、ウインドガラス15が下限ま
で下降した時にオフするリミツトスイツチをその
正転端子37aの前段に設けると共に、ウインド
ガラス15が上限まで上昇した時にオフするリミ
ツトスイツチをその逆転端子37bの前段に設け
ることによつて行なわせることができる。
このように上記切換スイツチ13が第1の切換
接点S1側に選択されて第1の切換状態に切換えら
れている場合には、パワーウインドスイツチ39
の操作により自動車1の後部左座席11のドア3
におけるドアウインドを自動的に開閉させること
ができ、そのドアウインドをウインド開成スイツ
チ39dの操作で全開させたい場合にも何ら支障
なくその全開を行なうことができる。
一方、運転席5以外のパワーウインドの一つで
ある上記ドア3のドアウインドの脇の後部左座席
11に子供を乗車させていた場合、運転席5にい
るドライバは、上記切換スイツチ13の可動接点
C′を第2の切換接点S2の方に切換えて第2の切換
状態とする。すなわち、第1のリレー43のコイ
ル47への通電を断つことによりそのノーマルオ
ープン接点43aを開成状態に復帰せしめると共
に、第2のリレー45のコイル49に通電を行な
つて第2のリレー45を作動せしめ、今度はその
ノーマルオープン接点45aの方を閉成状態とす
る。
この第2の切換状態においては、パワーウイン
ドモータ37の正転端子37aへの電源の供給
は、上記の閉成したノーマルオープン接点45a
と半開リミツトスイツチ41との直列回路を介し
て行なわれることとなる。このため、パワーウイ
ンドスイツチ39のウインド開成スイツチ39d
を操作すれば、この直列回路を介してパワーウイ
ンドモータ37に電源の供給が行なわれて前述の
第1の切換状態の場合と同様にウインドガラス1
5の下降が開始されるが、しかしこの第2の切換
状態のときは半開位置まで下降してくるとそこで
半開リミツトスイツチ41がオフとなることによ
つてパワーウインドモータ37への電源の供給が
断たれるため、ウインドガラス15はそれ以上下
降することはなく、ドア3のドアウインドは全開
することがない。
従つて、このような半開状態のドアウインドか
らは子供は顔を出したりすることはできないた
め、子供の危険な顔出し等を防止し得、安全性の
向上を図ることができ、ドライバは上述のような
運転席5以外のパワーウインドの傍に子供を乗車
させていても安心して走行することができること
にもなる。しかも、運転席5には自動車1の走行
中に子供が乗車しているということはなく、運転
席5のパワーウインドに関しては上記のように切
換スイツチ13によつてその最大開成範囲を変更
させるという構成にする必要はないので、たとえ
上記の第2の切換状態で運転席5以外の他のパワ
ーウインドについてはその全開が不可能な状態に
あつたとしても、ドライバはいちいち上記切換ス
イツチ13を前述の第1の切換状態に戻すという
操作を行なわなくても、そのドライバのいる運転
席5のパワーウインドは全開させることができ
る。つまり、上述のように子供を乗せている場合
において、例えば運転席5のパワーウインドを全
開させて人に道を尋ねたいようなときでも、上記
の第2の切換状態を保つたままでドライバはその
運転席5のパワーウインドを十分に開成させるこ
とが可能である。
このように、運転席5以外のパワーウインドに
ついて、その自動的な開成の場合の最大開成範囲
を選択的に変更できるようにすることによつて、
パワーウインドの子供対策を行なわせることがで
きる。
また、第3図の構成においては、上記切換スイ
ツチ13の選択的な切換えによつて、ドア3に設
けた前述のオートドア装置についても、同時にオ
ートドアの子供対策が行なわれている。つまり、
上記切換スイツチ13は、オートドアの作動に関
し、前述のオートドア親スイツチ7またはオート
ドア子スイツチ9のいずれの操作でもドア3の自
動的な開閉ができる状態か、あるいはオートドア
親スイツチ7の操作の方だけでしかできない状態
かを選択的に切換える親−親子切換スイツチとも
なつている。
すなわち、この切換スイツチ13が前述の如く
第1の切換接点S1の方に切換えられている場合に
は、例えばドア開扉操作親スイツチ7aのオン操
作でもドア開扉操作子スイツチ9aのオン操作で
も、上記第1の切換接点S1を経てドア駆動用モー
タ51の正転端子51aにバツテリ31から電源
が供給されるため、いずれの操作でもドア3の自
動的な開扉は可能であり、またドア3の自動的な
閉扉についても、同様にオートドア親スイツチ7
側からでもオートドア子スイツチ9側からでもい
ずれでも可能である。しかし、既述の如く、その
ドア3の脇の後部左座席11に子供が乗車してい
て、ドライバによつて上記切換スイツチ13が第
2の切換接点S2の方に切換えられている場合に
は、オートドア子スイツチ9を介してはドア駆動
用モータ51への電源の供給は行なわれず、その
ドア駆動用モータ51への電源の供給は、ドア開
扉操作親スイツチ7a及びドア閉扉操作親スイツ
チ7bの夫々の他方の連動スイツチを介して行な
われることとなる。
このため、子供がオートドア子スイツチ9をい
たずらしてそのドア開扉操作子スイツチ9aを操
作したとしても、ドア3が開扉するということが
なく、途中で不用意にドア3が開き子供が落ちて
しまうなどの事故の発生を防止し得る。従つて、
このようなオートドア装置をも併設したドア3に
おいては、切換スイツチ13の選択的な切換えに
よりパワーウインドからの子供の危険な顔出し等
を防止し得る第2の切換状態とすることによつ
て、上記切換スイツチ13を兼用するという簡単
な構成で同時にオートドアの安全性向上も図るこ
とができる。
なお、上記第3図の構成では、パワーウインド
モータ37とドア駆動用モータ51とを別個に設
けてあるが、これはパワーウインド及びオートド
アの駆動装置として共通の1個のモータを用いる
ようにすることもできる。すなわち、その共通の
モータの一端に、例えばパワーウインド駆動用の
出力軸やオートドア駆動用の出力軸等複数の出力
軸を有するギアボツクスを設け、更にこのギアボ
ツクスに上記モータの回転軸とそれら出力軸との
連係を断、続する駆動力伝達用のクラツチ機構を
内蔵させると共に、上記出力軸の夫々を回転力伝
達用のフレキシブルケーブルを介してあるいは更
にウオーム及びウオーム歯車を用いて前述のパワ
ーウインド装置の昇降機構やオートドア装置の開
閉機構に連結することによつて、駆動力の伝達が
行なわれるようにする。そして、例えば、パワー
ウインドを作動させる場合には、パワーウインド
スイツチの操作に応じて上記モータの駆動の他に
対応するクラツチ機構をも接続させるようにして
パワーウインド駆動用の出力軸を回転させるよう
にし、このようにして夫々の装置を駆動するよう
にしてもよい。
また、上記実施例では、オートドア装着車のそ
のオートドアのパワーウインドに適用してパワー
ウインドの子供対策とオートドアの子供対策の両
者を行なう場合を説明したが、非オートドアでも
既述のような運転席5以外のパワーウインドの子
供対策は必要とされるのであるから、この発明は
そのような場合にも適用でき、また、ドアウイン
ドに限らず例えばバス等の運転席以外のウインド
にも適用し得る。
更に、第1及び第2のリレー43,45に代え
て切換スイツチ13と同様の構成のスイツチを用
いてもよく、またウインド開成スイツチ39dを
経て直接に半開リミツトスイツチ41を介してパ
ワーウインドモータ37への電源の供給が行なわ
れるようにすると共に、このような半開リミツト
スイツチ41に対し並列に第1の切換状態でオ
ン、第2の切換状態でオフとなる単なるオン、オ
フ型の切換スイツチを接続してもよい。
更にまた、パワーウインドの開成を途中で制限
する制限スイツチとして半開リミツトスイツチ4
1を例にとつたが、これに限らず、例えばタイマ
ーを利用する構成であつてもよく、また、ウイン
ド開成スイツチ39dを経て直接にパワーウイン
ドモータ37への電源の供給が行なわれるように
すると共に、上記とは逆に第1の切換状態でオ
フ、第2の切換状態でオンとなる単なるオン、オ
フ型の切換スイツチとこれも上記半開リミツトス
イツチ41とは逆に開成の途中でオフ状態からオ
ンとなる常閉型の制限スイツチとの直列回路を、
上記パワーウインドモータ37の正転端子37a
とアース間に設けて、その第2の切換状態のとき
に上記制限スイツチがオンとなることによつてパ
ワーウインドモータ37を短絡し、このようにし
てパワーウインドモータへの電源の供給を断つよ
うにしてもよい。
更に、上記の説明においては、切換スイツチの
第2の切換状態においてウインド開成スイツチ3
9dを操作しても開成の途中からパワーウインド
の開成を制限してその全開を阻止する態様とし
て、途中から駆動装置自体を作動させないように
する場合を例にとつたが、例えば前述のようにパ
ワーウインド装置に駆動力伝達用のクラツチ機構
が介在しているような構成の場合には、上記第2
の切換状態のときには制限スイツチによつて、途
中からそのクラツチ機構の接続自体が断たれるよ
うにしてもよい。
以上のように、この発明は、運転席以外のパワ
ーウインドについて、切換スイツチによつてパワ
ーウインド全開を可能とする第1の切換状態と、
そのウインド開成スイツチを操作しても上記パワ
ーウインドの全開に至るまでの途中の位置でそれ
以上の開成を制限スイツチによつて上記パワーウ
インドの全開は阻止する第2の切換状態とに選択
的に切換えられるようにしたので、運転席以外の
パワーウインドのウインド開成スイツチの操作に
よるその最大開成範囲を上記切換スイツチの選択
的な切換によつて変更することができ、第2の切
換状態のときは上記ウインド開成スイツチを操作
してもパワーウインドは全開することがなく、ド
ライバが運転席以外のパワーウインドの傍に子供
を乗車させていてもその子供が顔等を出したりす
ることを防止することができ、安全性の向上を図
ることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の説明に供する自動車の平面
図、第2図はドアのパワーウインド装置の昇降機
構の一例を示す正面図、第3図はこの発明のパワ
ーウインドの制御装置の一実施例の電気回路図で
ある。 13……切換スイツチ。37……パワーウイン
ドモータ、39……パワーウインドスイツチ、3
9……ウインド開閉操作スイツチ、41……半開
リミツトスイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車両の運転席以外のウインドを開閉する駆動
    装置と、前記駆動装置を作動させるためのパワー
    ウインドスイツチと、前記ウインドの全開に至る
    までの途中の位置で前記ウインドのそれ以上の開
    成を制限する制限スイツチと、前記パワーウイン
    ドスイツチのウインド開成操作による前記ウイン
    ドの全開を可能とする第1の切換状態及びウイン
    ド開成操作しても前記制限スイツチによつて前記
    ウインドの全開は阻止する第2の切換状態とに選
    択的に切換える切換スイツチとを有することを特
    徴とするパワーウインドの制御装置。
JP57046336A 1982-03-25 1982-03-25 パワ−ウインドの制御装置 Granted JPS58164880A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006090067A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Omron Corp 自動車用窓開閉装置および制御装置

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