JPH0157202B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0157202B2
JPH0157202B2 JP58213841A JP21384183A JPH0157202B2 JP H0157202 B2 JPH0157202 B2 JP H0157202B2 JP 58213841 A JP58213841 A JP 58213841A JP 21384183 A JP21384183 A JP 21384183A JP H0157202 B2 JPH0157202 B2 JP H0157202B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
artificial
lawn
area
laid
areas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58213841A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60105702A (ja
Inventor
Genzo Furukawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Nisshoku Corp
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Nisshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd, Nisshoku Corp filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP21384183A priority Critical patent/JPS60105702A/ja
Publication of JPS60105702A publication Critical patent/JPS60105702A/ja
Publication of JPH0157202B2 publication Critical patent/JPH0157202B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、人工芝生製運動競技場に係り、さ
らに詳しく言えば、人工芝生の芝目内に細かい砂
を充填してなる砂入り人工芝生製運動競技場に関
するものである。
砂入り人工芝生は、特性的にも、また、外観的
にも天然芝生に近似しているため、テニスコート
やサツカー場をはじめとして各種の運動競技場に
用いられている。ところで、どの運動競技場につ
いても大体共通して言えることは、なかでも使用
頻度が高い領域が存在し、この領域は他の領域に
比べて人工芝生が早期に摩耗するということであ
る。テニスコートを例にとつて説明すると、ベー
スラインの付近からサービスラインにかけての1
m位の領域とベースラインの後方3m位の領域の
摩耗が最も激しい。このような摩耗部分が生じた
場合、従来ではその部分を剥がして新しい人工芝
生を張り替えすようにしているが、その施工には
多大の労力と時間がかかるばかりでなく、張り替
え部分がどうしても目立つようになるため、いか
にも継接ぎしたという印象を免れず外観的にも好
ましくない。
この発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的は、使用頻度の高い特定の領域のみ
が早期に摩耗しないようにした人工芝生製運動競
技場を提供することにある。
以下、この発明を添付図面に示された実施例を
参照しながら詳細に説明する。
第1図には、この発明をテニスコートに適用し
た場合の実施例が示されている。すなわち、この
テニスコートは、実質的に平坦に形成された基盤
上に人工芝生1を敷設するとともに、その人工芝
生1の芝目内に細かい砂を充填してなる砂入り人
工芝生よりなり、このコート面上には、図示の如
く、ベースライン2、サイドライン3、サービス
ライン4、センターサービスライン5およびサー
ビスサイドライン6が引かれている。なお、これ
らの各ライン2〜6は、適当な色に着色された人
工芝生の帯状体からなることが望ましいが、一般
に使用されている石灰粉によるものであつてもよ
い。
ここで、人工芝生の構成について説明すると、
上記人工芝生1は、第2図に示されているよう
に、例えばポリプロピレンからなるストリツプ状
の扁平糸10に多数のスリツトライン11を入れ
てスリツトヤーン12とし、このスリツトヤーン
12を第3図に例示されているように、裏打基布
13にパイル糸状に植設し、さらにそのループを
カツテイングすることにより構成される。なお、
この実施例においては、芝目内に硅砂5号ないし
8号程度の細かい砂14が充填される。
第4図には、上述した人工芝生1の裏面側が示
されており、参照符号12aはスリツトヤーン1
2の根付部である。同図に示すように、各スリツ
トヤーン12は図面において上下方向に整列する
複数の列状に植設されており、スリツトヤーン1
2の各列は波形状を画きながら互いに平行に配置
されている。スリツトヤーン12の単位面積当り
の目付量、すなわち植設量は、スリツトヤーン1
2のデニール数Xと、各列のゲージ間隔Tと、根
付部12a間のステツチのピツチPとにより以下
のように決められる。
植設量=X×1/T×1/P したがつて、植設量を大きくするにはゲージ間
隔Tを短くしたり、ステツチのピツチPを細かく
すればよく、またスリツトヤーン12のデニール
数Xを大きくしてもよい。逆に植設量を小さくす
るにはゲージ間隔Tを長くしたり、ピツチPを粗
くしたり、デニール数Xを小さくすればよい。な
お、ステツチの場合、例えば6ステツチと言えば
2.54cm(1インチ)当りスリツトヤーン12が6
本植設されていることを意味している。
再び第1図に示されているテニスコートを参照
すると、この発明においては、早期摩耗が予想さ
れる使用頻度の高いベースライン2付近の領域A
には、他の領域Bに植設される人工芝生よりも単
位面積当りの植設量の大なる人工芝生1が用いら
れている。すなわち、サービスライン4,4間に
挾まれた領域Bに例えば6ステツチのものが用い
られるとすれば、領域Aには例えば10ステツチの
人工芝生が敷設される。この場合、この発明で
は、領域A、Bに敷設される人工芝生の素材は同
一であることを条件としている。この実施例では
領域A、Bともにポリプロピレンでスリツトヤー
ン12を構成している。その理由は、領域Aに、
領域Bに敷設される人工芝生に比べて耐摩耗性の
良好な素材からなる人工芝生を適用すれば、その
部分の早期摩耗は防止されるが、反面、領域Aと
領域Bとの特性が異なることになるためプレーに
支障を与えるばかりか、風合いや外観が異なるこ
とになりかねないからである。なお、同一素材の
場合には、例えその単位面積当りの植設量が1.5
〜2倍程度であつたとしても、特性や風合および
外観が著しくは異ならないようにできる。
さらにまた、領域Aに植設される人工芝生の単
位面積当りの植設量を領域Bに隣接する部分から
遠ざかるにしたがい徐々に大きくし、ベースライ
ン2の付近で最も大きくなるように構成すること
が風合や外観および運動特性を極端に異ならせな
いためにも好ましいことである。そして、ベース
ラインからさらにコートの後方へ遠ざかるにした
がい再び植設量を漸減させることもできる。
以上の説明から明らかなように、この発明によ
れば、全体としての特性や外観が均一であり、し
かも早期に摩耗する部分が生じない運動競技場が
提供される。なお、上記実施例では、早期摩耗が
予想される領域Aには、他の領域Bに敷設される
人工芝生に比べてステツチのピツチPを細かくし
た単位面積当りの植設量の大なる人工芝生を用い
るようにしているが、上述したようにゲージ間隔
Tもしくはデニール数Xを変えることにより植設
量を調整してもよい。なお、外観をより均一であ
るように感じさせるためには、使用する糸の太さ
を変えることにより植設量を大きくすることが望
ましく、例えば領域Bに5000デニールの糸を用い
たとすれば、領域Aには7000デニールの糸を用い
るようにすればよい。なお、デニールの増加とス
テツチの増大、ゲージの縮小等の手段を組合せて
もよいことは勿論である。またスリツトヤーンか
らなる人工芝生について説明したが、溶融紡糸方
により作られた扁平糸からなる人工芝生であつて
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されたテニスコートの
斜視図、第2図は人工芝生を構成するスリツトヤ
ーンの拡大斜視図、第3図は砂入り人工芝生の一
部断面図、第4図は人工芝生の裏面図である。 図面において、1は人工芝生、12はスリツト
ヤーン、13は裏打基布である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一素材で構成された無数のストリツプ状合
    成樹脂繊維を裏打基布に植設してなる人工芝生を
    基盤上に敷設して構成される人工芝生製運動競技
    場において早期摩耗が予期される使用頻度の高い
    特定の領域には、他の領域に敷設される人工芝生
    に比べて、単位面積当りの前記合成樹脂繊維の植
    設量の大なる人工芝生が敷設されていることを特
    徴とする人工芝生製運動競技場。
JP21384183A 1983-11-11 1983-11-11 人工芝生製運動競技場 Granted JPS60105702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21384183A JPS60105702A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 人工芝生製運動競技場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21384183A JPS60105702A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 人工芝生製運動競技場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60105702A JPS60105702A (ja) 1985-06-11
JPH0157202B2 true JPH0157202B2 (ja) 1989-12-05

Family

ID=16645907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21384183A Granted JPS60105702A (ja) 1983-11-11 1983-11-11 人工芝生製運動競技場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60105702A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62196804A (ja) * 1986-02-24 1987-08-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 超電導マグネツトの保護方法
JPS63217003A (ja) * 1987-03-03 1988-09-09 東レ建設株式会社 人工芝張りスポ−ツ競技場

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587005A (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 住友ゴム工業株式会社 人工芝生製運動競技場の施工方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721716Y2 (ja) * 1977-07-21 1982-05-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587005A (ja) * 1981-07-06 1983-01-14 住友ゴム工業株式会社 人工芝生製運動競技場の施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60105702A (ja) 1985-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4891958A (en) Double knit fabric with holes therethrough and knitted color bands
US10227716B2 (en) Artificial turf mat and method for manufacturing thereof
EP1255894B1 (en) Artificial turf system
NL1025399C1 (nl) Kunstgrasmat.
US6753049B2 (en) Artificial turf including damping material
AU2001238195A1 (en) Artificial turf system
EP1837423A1 (en) Synthetic turf resembling a grass field
KR20000076163A (ko) 인조잔디
US4838045A (en) Double Knit fabric with holes therethrough and knitted color bands
CA2923401A1 (en) Artificial turf system
JPH0157202B2 (ja)
JPH09217311A (ja) 人工芝生
JP3275980B2 (ja) 人工芝生用マット
CA2095158C (en) Synthetic turf with wide grass-like pile interspacing
JPH06158609A (ja) 砂入り人工芝グランド
JPH0369704A (ja) 人工芝生
AU598656B2 (en) Sports surface
JP2511925Y2 (ja) 人工芝生
JPS6338254Y2 (ja)
JPH0437923Y2 (ja)
JPH061405U (ja) 人工芝生
JPH0220243Y2 (ja)
JPH076166B2 (ja) 人工芝生製地表
JPH069042Y2 (ja) 人工芝生製運動競技場
KR20160103657A (ko) 구기 운동장내 천연잔디 보호용 인조잔디