JPH0157127B2 - - Google Patents

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JPH0157127B2
JPH0157127B2 JP59056585A JP5658584A JPH0157127B2 JP H0157127 B2 JPH0157127 B2 JP H0157127B2 JP 59056585 A JP59056585 A JP 59056585A JP 5658584 A JP5658584 A JP 5658584A JP H0157127 B2 JPH0157127 B2 JP H0157127B2
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epoxy compounds
branched
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Taikichi Yanagihara
Takuo Kato
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TOME SANGYO KK
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕 本発明は優れた光学的性質、気体透過性および
力学的性質を有する含水コンタクトレンズに用い
られるコンタクトレンズ材料に関する。 〔従来技術〕 近年、高分子材料の医療産業分野への利用が進
むにつれて、親水性重合体への関心が高まり、と
くに水不溶性で、かつ大きな含水性を有する高分
子材料が医療用材料をはじめとした各種膜材料、
カテーテル、カニユーレ、含水性コンタクトレン
ズなどに用いられるようになつている。しかしこ
のような水不溶性で、かつ大きな含水性を有する
ヒドロゲルは、含水率が高くなるにつれて力学的
性質が急激に低下したり、あるいは気体透過性を
高めようとするとかえつて透明性が失なわれたり
して、これまで光学的性質、気体透過性および力
学的性質を同時に充分満足するようなヒドロゲル
をうるに至つていない。 従来から、N−ビニルラクタムの重合物は透明
性および水溶性に優れていることが知られてお
り、アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエ
ステルをN−ビニルラクタムに加えて重合させる
ことにより、優れた補強能を付与することが知ら
れている。しかしながら、もともとN−ビニルラ
クタムとアクリル酸またはメタクリル酸のアルキ
ルエステルとの組合せは、共重合体がわるく、こ
れらを混合して重合させると、それぞれの単独重
合体に近い組成の2種の共重合体の混合物を与え
る傾向が強い。すなわち、N−ビニルラクタムを
主体とし、アクリル酸またはメタクリル酸のアル
キルエステルが少量混入した共重合体と、アクリ
ル酸またはメタクリル酸のアルキルエステルを主
体とし、N−ビニルラクタムが少量混入した共重
合体とが生成し、それらは互いに相分離しやす
く、それゆえ含水時に白濁現象をおこしたり、力
学的性質が充分でなかつたりする。 これらの問題を解決すべく、重合方法または架
橋剤の検討が行なわれている。たとえばN−ビニ
ルラクタムとアクリル酸またはメタクリル酸のア
ルキルエステルとを、それぞれ架橋しやすい架橋
剤を用いて架橋N−ビニルラクタムおよび架橋ア
クリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル
にし、二重架橋重合体とする方法や、架橋剤とし
てジカルボン酸ジビニル、アクリル酸ビニル、メ
タクリル酸ビニルなどを使用する方法が提案され
ている。 しかしながら、前記重合方法は重合形態が複雑
であり、その上完全に共重合することは難しく、
未架橋のN−ビニルラクタムの重合物が溶出しや
すい。またジカルボン酸ジビニル、アクリル酸ビ
ニル、メタクリル酸ビニルなどの架橋剤を使用し
たばあい、該架橋剤が有するビニル基は、一般に
重合性が低く、未重合基として残存しやすく、N
−ビニルラクタムの有するN−ビニル基と必ずし
も満足のいく重合がおこなわれるとはいえず、N
−ビニルラクタムの重合物を完全に架橋すること
は難しい。 〔発明の目的〕 本発明者らは上記のごとき実情に鑑み、優れた
光学的性質、気体透過性および力学的性質を有す
る含水コンタクトレンズをうるべく鋭意研究を重
ねた結果、N−ビニルラクタムの重合物を補強す
るのに好適な分子内に少なくとも1個の重合基を
有するポリエステルを見出し、該ポリエステルを
N−ビニルラクタムと重合することにより前記目
的を達成し、含水時においても白濁のない、すな
わち巨視的に相分離のない透明な含水コンタクト
レンズがえられることを見出し、本発明を完成し
た。 〔発明の構成〕 すなわち、本発明においてはN−ビニルラクタ
ムを用いることにより製造される含水コンタクト
レンズの含水性を大きくすることができ、分子内
に重合基を有する補強能にすぐれたポリエステル
を用いることにより、ポリエステル自身が高分子
量を有するポリマーであるため単にモノマーで補
強するばあいに比べて数段の補強効果が期待で
き、さらにポリエステル分子内に重合基を有する
ためこの重合基とN−ビニルラクタムの有する重
合基とが良好に重合しあつてN−ビニルラクタム
の重合物中に力学的特性にすぐれたポリエステル
が導入され、N−ビニルラクタムの重合物を効果
的に補強しうる。その結果、本発明のコンクタト
レンズ材料を含水させてえられる含水コンタクト
レンズは力学的特性にすぐれ、また巨視的に相分
離のない均一なものである。 本発明のコンタクトレンズ材料において前記N
−ビニルラクタムと分子内に重合基を有するポリ
エステルとがどのような形態で重合しているのか
は未だ明確にはわかつていないが、おそらくポリ
N−ビニルラクタム鎖とポリエステル鎖とが互い
の重合基のところで交差するようにしてつながつ
ていると考えられる。この際該ポリエステル鎖が
重合基を2つ以上有すれば、該ポリエステル鎖は
補強能に加えて架橋能をも具備することになりと
くにこのばあいは、該ポリエステル鎖と前記ポリ
N−ビニルラクタム鎖とが良好に架橋しあい、そ
の結果えられた含水コンタクトレンズの形状安定
性なども向上させることができ、より好ましいと
いえる。つぎに重合基として末端ビニル基を有す
る重合基を導入したポリエステル鎖とポリN−ビ
ニルピロリドン鎖との重合形態の一例を示す。 〔発明の実施態様〕 本発明に用いる分子量約1000〜100000、好まし
くは約4000〜40000の分子内に少なくとも1個の
重合基を有するポリエステルとしては、生成含水
コンタクトレンズのゴム硬度を向上させて高含水
率のかわりに強度の高い機能性を有する含水コン
タクトレンズをえるためにグラフト化ポリエステ
ルが好適である。かかるグラフト化ポリエステル
の合成法としては、以下に示すエポキシ化合物と
環状酸無水物との反応が交互共重合性を有するた
め分子構造などの制御がしやすいなどの観点から
好ましい。かかる反応におけるエポキシ化合物と
環状酸無水物の使用量についても、交互共重合性
を利用して分子構造を制御する意味からほぼ等モ
ル量のエポキシ化合物と環状酸無水物を反応に供
するのが好ましい。 前記グラフト化ポリエステルの合成に用いるエ
ポキシ化合物としては、つぎに示す第1〜3群よ
りなる群から選ばれた成分があげられ、各々の使
用量についても併せて示す。 〔第1群〕 式:
【式】で示されるシクロヘキセン オキシド、式:
〔第2群〕
式(): (式中、R3はビニル基、アリル基、アクリロイ
ル基、メタクリロイル基、 式:CH2=CH(−OC2H4)−o(式中、nは2〜50の
整数)で示される基、 式:CH2=CH(−OC3H6)−n(式中、mは2〜50
の整数)で示される基、 式:CH2=CHOClH2l−(式中、lは1〜50の整
数)で示される基よりなる群から選ばれた基であ
る)で示されるエポキシ化合物および式(): (式中、kは0〜50の整数)で示されるエポキシ
化合物よりなる群から選ばれた1種もしくは2種
以上のエポキシ化合物。 式()で示される化合物の代表例としては、た
とえばアリルグリシジルエーテル、グリシジルア
クリレート、グリシジルメタクリレート、ビニル
ポリ(オキシエチレン)グリシジルエーテル、ビ
ニルポリ(オキシプロピレン)グリシジルエーテ
ルなどがあげられる。 式()で示される化合物の代表例としては、た
とえば3,4−エポキシ−1−ブテン、4,5−
エポキシ−1−ペンテン、5,6−エポキシ−1
−ヘキセン、6,7−エポキシ−1−ヘプテン、
7,8−エポキシ−1−オクテン、8,9−エポ
キシ−1−ノネン、9,10−エポキシ−1−デセ
ンなどがあげられる。 使用量は反応に供せられるすべてのエポキシ化
合物中、約5〜50モル%の範囲が好ましい。使用
量が50モル%より多くなると、導入される重合基
の量が増加し、一般に架橋性モノマーを使用しす
ぎたばあいと同様に生成含水コンタクトレンズの
含水率の低下やゴム硬度の低下を招来する結果と
なり、好ましくない。 〔第3群〕 式(): (式中、R4は炭素数7〜20の直鎖状、分岐鎖状
または環状アルキル基であり、該アルキル基はハ
ロゲン置換されていてもよい)で示されるエポキ
シ化合物、式(): (式中、R5はハロゲン置換されていてもよい炭
素数7〜20の直鎖状、分岐鎖状または環状アルキ
ル基、式:R6(−OC2H4)−a(式中、R6は炭素数1
〜20の直鎖状、分岐鎖状または環状アルキル基で
あり、該アルキル基はハロゲン置換されていても
よいおよびフエニル基よりなる群から選ばれた
基、aは5〜50の整数)で示される基および式:
R7(−OC3H6)−b(式中、R7は炭素数1〜20の直鎖
状、分岐鎖状または環状アルキル基であり、該ア
ルキル基はハロゲン置換されていてもよい、また
はフエニル基、bは5〜50の整数)で示される基
よりなる群から選ばれた基である)で示されるエ
ポキシ化合物よりなる群から選ばれた1種もしく
は2種以上のエポキシ化合物。 前記式()で示されるエポキシ化合物の代表例
としては、たとえば1,2−エポキシノナン、
1,2−エポキシウンデカン、1,2−エポキシ
トリデカン、1,2−エポキシペンタデカン、
1,2−エポキシヘプタデカン、1,2−エポキ
シオクタデカンなどがあげられる。 また式()で示されるエポキシ化合物の代表例
としては、たとえば2−エチルヘキシルグリシジ
ルエーテル、デシルグリシジルエーテル、ウンデ
シルグリシジルエーテル、ドデシルグリシジルエ
ーテル、トリデシルグリシジルエーテル、テトラ
デシルグリシジルエーテル、ペンタデシルグリシ
ジルエーテル、ヘキサデシルグリシジルエーテ
ル、ヘプタデシルグリシジルエーテル、オクタデ
シルグリシジルエーテル、ノナデシルグリシジル
エーテルなどの長鎖アルキルグリシジルエーテ
ル、メチルポリ(オキシエチレン)グリシジルエ
ーテル、プロピルポリ(オキシエチレン)グリシ
ジルエーテル、ペンチルポリ(オキシエチレン)
グリシジルエーテル、2−エチルヘキシルポリ
(オキシエチレン)グリシジルエーテル、デシル
ポリ(オキシエチレン)グリシジルエーテル、ド
デシルポリ(オキシエチレン)グリシジルエーテ
ル、テトラデシルポリ(オキシエチレン)グリシ
ジルエーテルなどのアルキルポリ(オキシエチレ
ン)グリシジルエーテルおよびこれらのアルキル
ポリ(オキシエチレン)グリシジルエーテルに対
応するアルキルポリ(オキシプロピレン)グリシ
ジルエーテル、フエニルポリ(オキシエチレン)
グリシジルエーテル、フエニルポリ(オキシプロ
ピレン)グリシジルエーテルなどがあげられる。 使用量は反応に供せられるすべてのエポキシ化
合物中、約0〜30モル%の範囲が好ましい。使用
量がこの範囲より多いと生成ポリエステルの分子
量の低下を招き、高分子量化が困難となり、その
結果N−ビニルラクタムの重合物を充分に補強し
きれなくなる。 本発明に用いるポリエステルを合成するには、
生成ポリエステル分子内に少なくとも1個の重合
基を導入する必要があり、そのために前記第2群
のエポキシ化合物の使用は必須である。さらに第
3群において(−C2H4O)−oなどの基の入つたエポ
キシ化合物(ただしnは10以上)を用いることに
よつて生成含水コンタクトレンズの含水率の低下
を極力抑えかつ伸び(ゴム硬度)を向上させるこ
とができる。とくに強度の向上には第3群の長鎖
アルキル基含有エポキシ化合物の使用が顕著な効
果を有する。 前記グラフト化ポリエステルの合成に用いる環
状無水物としては、たとえば無水フタル酸、無水
テトラヒドロフタル酸などの無水フタル酸または
その誘導体が好ましい。ただし、無水イタコン
酸、無水シトラコン酸、無水コハク酸または無水
マレイン酸は生成するポリエステルが着色するた
め、無水透明な含水コンタクトレンズをうるとい
う観点からは好ましくない。 前記エポキシ化合物と環状酸無水物との反応は
触媒の存在下、溶媒中または無溶媒中で約60〜
120℃、好ましくは約80〜100℃の反応温度で約3
〜数十時間、好ましくは5〜30時間行なう。 かかる反応に用いる触媒としては、たとえば
式:
〔発明の効果〕
本発明のコンタクトレンズ材料を含水させてえ
られる含水コンタクトレンズは透明性にすぐれ、
低含水性のものから高含水性のものまで幅広い含
水率のものがえられる。とくに本発明は、従来例
にみられるように含水率を高めると白濁化した
り、強度が弱くなる、という欠点を克服してお
り、高含水率でかつ透明性および強度のすぐれた
含水コンタクトレンズを提供する。かかる効果は
親水性の大きいN−ビニルラクタムとなじみやす
くかつ分子内に重合基を有するポリエステルを使
用している点に起因するものである。 〔発明の産業上の利用可能性〕 本発明のコンタクトレンズ材料は、その有効性
から種々の医療用材料に利用できるが、架橋重合
性が良好であり透明性に優れていること、N−ビ
ニルラクタムの重合物の溶出が極めて少ないこと
などから、とりわけ含水コンタクトレンズに好適
に使用されうる。 本発明のコンタクトレンズ材料は、通常の重合
技術および成形技術、すなわち切削研磨加工する
ことによりまたは所定のコンタクトレンズに対応
した形状を有する成形型内で前記ポリエステルと
N−ビニルラクタムとの混合液を注型重合させる
ことによりえられる。 つぎに本発明のコンタクトレンズを実施例にも
とづき説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。 参考例 1 〔本発明に用いる分子内に重合基を有するポリ
エステルの合成〕 ジムロートを取り付けた100mlのナス型フラス
コ中を充分にアルゴンで置換したのち、無水フタ
ル酸(和光純薬工業(株)製)14.81g(0.1モル)、
シクロヘキセンオキシド(東京化成工業(株)製)
7.87g(0.08モル)、長鎖アルキルグリシジルエ
ーテル(ドデシルグリシジルエーテル55重量%、
トリデシルグリシジルエーテル45重量%の混合
物、共栄社油脂化学工業(株)製)2.49g(0.01モ
ル)およびアリルグリシジルエーテル(和光純薬
工業(株)製)1.15g(0.01モル)を溶媒のトルエン
10ml、触媒のジメチルベンジルアミン(和光純薬
工業(株)製)0.14gとともに加え、90℃で12時間撹
拌下に反応させた。放冷後、えられた粘性液体を
約100mlのクロロホルムまたはジクロロメタンに
溶解させ、ついでn−ヘキサン−ジエチルエーテ
ル混合液(1:1)3中に加え、沈殿物を形成
させた。別後、えられた固体を40℃で減圧乾燥
させ、白色固体23.66gをえた。かくしてえられ
たポリエステルの分子量をG.P.C.により測定した
ところ、数平均分子量=9100、重量平均分子
量=11700であつた。 なお、G.P.C.による分子量の測定はTrirotor
型G.P.C.分析装置(日本分光(株)製)(検出器:
shodex RI SE−31、カラム:shodex PAK G.
P.C.A−80M型(昭和電工(株)製)、溶媒:テトラ
ヒドロフラン)を用いて、カラム温度40℃、流量
1.0ml/minの測定条件で行なつた。結果を第1
表に示す。 参考例 2〜9 第1表に示す組成および成分量を用いて調製し
た混合溶液を第1表のとおりの条件で参考例1と
同様にして重合反応させた。えられたポリエステ
ルの分子量を参考例1と同様にして測定した。結
果を第1表に示す。 ただし、重合基を有するエポキシ化合物のとこ
ろでメタクリロイル基またはアクリロイル基を有
する化合物を使用した例については、その重合基
の反応性が高いことから重合基を保護するために
重合禁止剤を少量使用した。
【表】
【表】 実施例 1 参考例1でえた白色の粉末状のポリエステル3
gの塩化メチレン5ml中に溶解させたのち、N−
ビニルピロリドン(和光純薬工業(株)製)7gを均
一に混合した。減圧下で塩化メチレンを除去した
のち、重合開始剤として2,2′−アゾビス(4−
メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)
0.02gを加えた。かくしてえられた溶液をガラス
板間に流し込み、フイルム状としたのち、30℃の
恒温槽で24時間、60℃の恒温槽で24時間加熱重合
し、無色透明なフイルムを形成した。えられたフ
イルムを水中に浸漬し、膨潤させてフイルム状の
ヒドロゲルをえた。このフイルム状ヒドロゲルは
透明性にすぐれていた。 かくしてえられた厚さ0.2mm、直径15mmのフイ
ルムを用いて下記の方法により含水率と可視光線
透過率を測定した。結果を第2表に示す。 (含水率) 平衡含水フイルムおよび乾燥フイルムの重量を
測定した。 含水率(%)=平衡含水フイルム重量−乾
燥フイルム重量/平衡含水フイルム重量×100 (可視光線透過率) 自記分光光度計UV−240((株)島津製作所製)を
使用し、波長780〜380nmの領域の光の透過率を
測定した。 実施例 2〜20 第2表に示す成分、分量を用いて調製した混合
液を実施例1と同様にして重合反応させてヒドロ
ゲルをえた。えられたヒドロゲルの含水率、可視
光線透過率を実施例1と同様にして測定した。結
果を第2表に示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光学的に透明な分子量約1000〜100000のポリ
    エステルとN−ビニルラクタムとを重量比で3:
    97〜60:40の比率で重合してえられる光学的に透
    明なヒドロゲル基材からなり、前記ポリエステル
    が (A) (i)式:【式】で示されるシクロヘキ センオキシド、式:【式】で示され るスチレンオキシド、式(): 【式】 …() (式中、R1は水素原子または炭素数1〜6の
    直鎖状、分岐鎖状または環状アルキル基であ
    り、該アルキル基はハロゲン置換されていても
    よい)で示されるエポキシ化合物および式
    (): (式中、R2は炭素数1〜6の直鎖状、分岐鎖
    状または環状アルキル基であり、該アルキル基
    はハロゲン置換されていてもよいおよびフエニ
    ル基よりなる群から選ばれた基を示す)で示さ
    れるエポキシ化合物よりなる群から選ばれた1
    種もしくは2種以上のエポキシ化合物30〜95モ
    ル%、 (ii)式(): (式中、R3はビニル基、アリル基、アクリロ
    イル基、メタクリロイル基、 式:CH2=CH(−OC2H4)−o(式中、nは2〜50
    の整数)で示される基、 式:CH2=CH(−OC3H6)−n(式中、mは2〜
    50の整数)で示される基、 式:CH2=CHOClH2l−(式中、lは1〜50の
    整数)で示される基よりなる群から選ばれた基
    である)で示されるエポキシ化合物および式
    (): (式中、kは0〜50の整数)で示されるエポキ
    シ化合物よりなる群から選ばれた1種もしくは
    2種以上のエポキシ化合物5〜50モル%、およ
    び (iii)式() (式中、R4は炭素数7〜20の直鎖状、分岐鎖
    状または環状アルキル基であり、該アルキル基
    はハロゲン置換されていてもよい)で示される
    エポキシ化合物、式(): (式中、R5はハロゲン置換されていてもよい
    炭素数7〜20の直鎖状、分岐鎖状または環状ア
    ルキル基、フエニル基、式:R6(−OC2H4)−a
    (式中、R6は炭素数1〜20の直鎖状、分岐鎖状
    または環状アルキル基であり、該アルキル基は
    ハロゲン置換されていてもよいおよびフエニル
    基よりなる群から選ばれた基、aは5〜50の整
    数)で示される基および式: R7(−OC3H6)−b(式中、R7は炭素数1〜20の直
    鎖状、分岐鎖状または環状アルキル基であり、
    該アルキル基はハロゲン置換されていてもよ
    い、またはフエニル基、bは5〜50の整数)で
    示される基よりなる群から選ばれた基である)
    で示されるエポキシ化合物よりなる群から選ば
    れた1種もしくは2種以上のエポキシ化合物0
    〜30モル% からなるエポキシ化合物と、 B 無水フタル酸、無水テトラヒドロフタル酸お
    よびこれらの誘導体から選ばれた環状酸無水物
    とからなり、分子内に少なくとも1個の重合基
    を有することを特徴とするコンタクトレンズ材
    料。
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