JPH0156521B2 - - Google Patents
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- JPH0156521B2 JPH0156521B2 JP15317680A JP15317680A JPH0156521B2 JP H0156521 B2 JPH0156521 B2 JP H0156521B2 JP 15317680 A JP15317680 A JP 15317680A JP 15317680 A JP15317680 A JP 15317680A JP H0156521 B2 JPH0156521 B2 JP H0156521B2
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 18
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F29/00—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
- H01F29/02—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings
- H01F29/025—Constructional details of transformers or reactors with tapping on coil or windings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス絶縁変圧器に使用される負荷時タ
ツプ切換装置の改良に関するものである。
ツプ切換装置の改良に関するものである。
近年の経済成長に合せて特に都市が過密化する
につれ、電気設備も小形化が要求され、かつ災害
防止の観点から不燃化・非爆発生化の要求が強ま
つてきた。このような情勢に対応してSF6ガス絶
縁による電気装置が急激に普及し、変電設備の主
機たる変圧器も漸次ガス絶縁化される傾向にあ
る。こうしたガス絶縁変圧器においても従来の油
入変圧器と同様に負荷時タツプ切換機能をもたせ
ることが望しい。この際、負荷時タツプ切換器
も、変圧器本体と保守管理基準を合せること及び
電気絶縁あるいは冷却面でも一定のバラツキの少
ない特性を維持できることなどの点で変圧器本体
と同じSF6ガスを封入することが望しい。この
際、負荷時タツプ切換器は従来の油入変圧器にお
けると同様に、切換開閉器とタツプ選択器からな
り、タツプ選択器は変圧器本体と同室に配置し切
換開閉器は変圧器本体とは遮へいされた別室に配
置する方法を採ることが変圧器全体の小形化ある
いは切換開閉器の点検の便などを考慮すると好都
合である。このようなガス絶縁機器においては、
通常、封入ガス圧力を上げできるだけ小形化を計
ることがおこなわれ、変圧器本体も通常1〜4
Kg/cm2・ゲージで封入されている。従つて、前記
のように変圧器本体とは遮蔽された切換開閉器を
収納する切換開閉器室も類似の圧力とすることが
考えられる。しかしながら、切換開閉器室は次の
点で、変圧器など静止器に較べて封入ガスの密封
能力をあげることがむずかしくまたその能力を上
げようとすると高価なものとなる。つまり、切換
開閉器室上蓋は点検のため容易にかつ迅速に開閉
が可能な構造でなければならないため、内部封止
ガスの密封能力に欠けがちであること。また、負
荷時タツプ切換器は一日に数十回ないし百回前後
操作され、そのたびに変圧器側壁などに取りつけ
られた電動操作機構などの動力源から切換開閉器
室を密封に保ちながら貫通して切換開閉器に連結
された軸が比較的高速で回転するので、軸封装置
の摩耗などの点で、高圧力ガスの密封をおこなう
ことは経済的に高価なものとなり容易ではない。
以上のようにガスの密封の点では、切換開閉器室
はできるだけ低圧力である方が良いが、そうする
と電気絶縁の面で大形になる。一方、油入負荷時
タツプ切換器においては、切換開閉器の電流開閉
要素として真空スイツチを使うことが提案されて
いるが、ガス絶縁負荷時タツプ切換器において
も、真空スイツチを使用すれば、切換開閉器にお
いて最も重要なタツプ間の電気絶縁が、周囲のガ
ス圧力によつて左右されることなく、スイツチ内
部の真空によつて確保されることになり、SF6ガ
ス圧力を下げても電気絶縁面で不利になることは
なくなる。勿論、真空スイツチのがい管部分はガ
ス圧によりその電気絶縁性能が左右されるが、本
来真空スイツチは大気中で使用出来るよう設計さ
れているので差しつかえない。また、真空スイツ
チ部と大地電位部の電気絶縁もガス圧力により影
響を受けるが、この部分には一般にほとんど何も
構造物がないので、自由に電界緩和用シールド電
極を配置でき、ほぼ理想的に電界を制御すること
が出来るので、ガス圧力を下げても負荷時タツプ
切換器全体に及ぼす寸法面での影響はほとんどな
い。
につれ、電気設備も小形化が要求され、かつ災害
防止の観点から不燃化・非爆発生化の要求が強ま
つてきた。このような情勢に対応してSF6ガス絶
縁による電気装置が急激に普及し、変電設備の主
機たる変圧器も漸次ガス絶縁化される傾向にあ
る。こうしたガス絶縁変圧器においても従来の油
入変圧器と同様に負荷時タツプ切換機能をもたせ
ることが望しい。この際、負荷時タツプ切換器
も、変圧器本体と保守管理基準を合せること及び
電気絶縁あるいは冷却面でも一定のバラツキの少
ない特性を維持できることなどの点で変圧器本体
と同じSF6ガスを封入することが望しい。この
際、負荷時タツプ切換器は従来の油入変圧器にお
けると同様に、切換開閉器とタツプ選択器からな
り、タツプ選択器は変圧器本体と同室に配置し切
換開閉器は変圧器本体とは遮へいされた別室に配
置する方法を採ることが変圧器全体の小形化ある
いは切換開閉器の点検の便などを考慮すると好都
合である。このようなガス絶縁機器においては、
通常、封入ガス圧力を上げできるだけ小形化を計
ることがおこなわれ、変圧器本体も通常1〜4
Kg/cm2・ゲージで封入されている。従つて、前記
のように変圧器本体とは遮蔽された切換開閉器を
収納する切換開閉器室も類似の圧力とすることが
考えられる。しかしながら、切換開閉器室は次の
点で、変圧器など静止器に較べて封入ガスの密封
能力をあげることがむずかしくまたその能力を上
げようとすると高価なものとなる。つまり、切換
開閉器室上蓋は点検のため容易にかつ迅速に開閉
が可能な構造でなければならないため、内部封止
ガスの密封能力に欠けがちであること。また、負
荷時タツプ切換器は一日に数十回ないし百回前後
操作され、そのたびに変圧器側壁などに取りつけ
られた電動操作機構などの動力源から切換開閉器
室を密封に保ちながら貫通して切換開閉器に連結
された軸が比較的高速で回転するので、軸封装置
の摩耗などの点で、高圧力ガスの密封をおこなう
ことは経済的に高価なものとなり容易ではない。
以上のようにガスの密封の点では、切換開閉器室
はできるだけ低圧力である方が良いが、そうする
と電気絶縁の面で大形になる。一方、油入負荷時
タツプ切換器においては、切換開閉器の電流開閉
要素として真空スイツチを使うことが提案されて
いるが、ガス絶縁負荷時タツプ切換器において
も、真空スイツチを使用すれば、切換開閉器にお
いて最も重要なタツプ間の電気絶縁が、周囲のガ
ス圧力によつて左右されることなく、スイツチ内
部の真空によつて確保されることになり、SF6ガ
ス圧力を下げても電気絶縁面で不利になることは
なくなる。勿論、真空スイツチのがい管部分はガ
ス圧によりその電気絶縁性能が左右されるが、本
来真空スイツチは大気中で使用出来るよう設計さ
れているので差しつかえない。また、真空スイツ
チ部と大地電位部の電気絶縁もガス圧力により影
響を受けるが、この部分には一般にほとんど何も
構造物がないので、自由に電界緩和用シールド電
極を配置でき、ほぼ理想的に電界を制御すること
が出来るので、ガス圧力を下げても負荷時タツプ
切換器全体に及ぼす寸法面での影響はほとんどな
い。
ガス絶縁変圧器用負荷時タツプ切換器として、
真空スイツチ式ガス絶縁負荷時タツプ切換器を用
いると、切換開閉器室の封入圧力を低下せしめる
ことができ、実用上きわめて有用ではあるが、あ
まりガス圧を低くする、例えば大気圧程度とする
と、周囲温度が低下した場合、例えばマイナス数
十度になつた場合には切換開閉器室内部の圧力が
負圧となり外気を吸い込むことになる。外気を吸
い込むと、外気に含まれた水分がSF6ガスと反応
分解し絶縁物などを劣化させるという欠点があつ
た。
真空スイツチ式ガス絶縁負荷時タツプ切換器を用
いると、切換開閉器室の封入圧力を低下せしめる
ことができ、実用上きわめて有用ではあるが、あ
まりガス圧を低くする、例えば大気圧程度とする
と、周囲温度が低下した場合、例えばマイナス数
十度になつた場合には切換開閉器室内部の圧力が
負圧となり外気を吸い込むことになる。外気を吸
い込むと、外気に含まれた水分がSF6ガスと反応
分解し絶縁物などを劣化させるという欠点があつ
た。
本発明は上記欠点を解消するためになされたも
ので、タツプ選択器か収納された第1の容器と切
換開閉器か収納された第2の容器とを密接して設
け、第2の容器内のガス圧を第1の容器内の第1
の圧力より低い第2の圧力とし、予想される最低
温度のとき1気圧近傍で1気圧以上になるように
封入して、タツプ選択器に駆動力を伝達する伝達
機構か第1の容器を貫通して第2の容器内に進入
し、さらに第2の容器を貫通して第2の容器の外
部に配置された駆動装置と連結することによつ
て、温度低下による容器内圧の負圧化を防止する
とともに、ガス漏れに対して信頼性の高いガス絶
縁負荷時タツプ切換装置を提供する。
ので、タツプ選択器か収納された第1の容器と切
換開閉器か収納された第2の容器とを密接して設
け、第2の容器内のガス圧を第1の容器内の第1
の圧力より低い第2の圧力とし、予想される最低
温度のとき1気圧近傍で1気圧以上になるように
封入して、タツプ選択器に駆動力を伝達する伝達
機構か第1の容器を貫通して第2の容器内に進入
し、さらに第2の容器を貫通して第2の容器の外
部に配置された駆動装置と連結することによつ
て、温度低下による容器内圧の負圧化を防止する
とともに、ガス漏れに対して信頼性の高いガス絶
縁負荷時タツプ切換装置を提供する。
以下、図について説明する。図において、1は
変圧器本体のタンク、2は第1の容器である変圧
器タンク1の上部に取りつけられた負荷時タツプ
切換装置の頭部ケース、3は変圧器本体と同室に
配置されたタツプ選択器、4は頭部ケース2とタ
ツプ選択器3を連結し変圧器本体の室と隔封され
た別室を構成する絶縁筒であり、頭部ケース2、
絶縁筒4および上蓋16により第2の容器が構成
されている。5は頭部ケース2に着脱自在に固定
され、かつ絶縁筒4内に挿入された切換開閉器、
6は切換開閉器の電流開閉要素として使用される
真空スイツチ、7は変圧器タンク1の側壁に取り
つけられた負荷時タツプ切換装置の駆動装置、8
は動力伝達方向を変換するための変向機構、9は
駆動装置7と変向機構8とを連結する垂直軸、1
0は頭部ケース2の内に設けられた傘歯車機構、
11は傘歯車機構10と変向機構8を連結する水
平軸、12は水平軸11が頭部ケース2を貫通す
る部分を密封するための水平軸封装置、13は傘
歯車機構10の出力を切換開閉器5に伝えるため
の連結レバー、14は傘歯車機構10の出力をタ
ツプ選択器3に伝えるための連結ロツド、15は
連結ロツド14が頭部ケース2を貫通する部分を
密封するための垂直軸封装置であり、傘歯車機構
10、水平軸11、水平軸封装置12、連結ロツ
ド14および垂直軸封装置15で伝達機構が構成
されている。17は第2の容器内の圧力を監視す
る圧力計である。変圧器タンク1の内部にはSF6
ガス等絶縁性ガスが圧封されている。圧力計17
により監視されている切換開閉器室である第2の
容器には、装置の使用状態で考慮しなければなら
ない下限温度で大気圧となるような圧力で変圧器
本体と同一ガスが封入されている。例えば、
JEC186「負荷時タツプ切換装置」で規定されてい
る周囲媒体温度は−25℃であるので、ガス充てん
作業時の温度が20℃であつたとすれば、P20=
(273+20)/(273−25)≒1.18、つまりゲージ
圧力0.18Kg/cm2で封入されている。(圧力計の精
度、作業の誤差などを考慮して計算値より若干高
め0.2Kg/cm2〜0.3Kg/cm2程度の圧力とすることは
実用面での選択の範囲である)。従つて、起り得
る最低の気温に低下しても切換開閉器室内部のガ
ス圧力は大気圧以下には低下せず、水分を含んだ
大気を吸収することがないので、SF6ガスの加水
分解などで予想される不具合発生の危険性がなく
なる。また、上記常温での封入圧力あるいは内部
温度上昇時の圧力もそれほど高い値にならないの
で密封機構が簡易なものですみ経済的である。な
お、切換開閉器室の絶縁ガス封入圧力は、上記に
限らず、一般に下記式を満足するように初期設定
しておけば良い。
変圧器本体のタンク、2は第1の容器である変圧
器タンク1の上部に取りつけられた負荷時タツプ
切換装置の頭部ケース、3は変圧器本体と同室に
配置されたタツプ選択器、4は頭部ケース2とタ
ツプ選択器3を連結し変圧器本体の室と隔封され
た別室を構成する絶縁筒であり、頭部ケース2、
絶縁筒4および上蓋16により第2の容器が構成
されている。5は頭部ケース2に着脱自在に固定
され、かつ絶縁筒4内に挿入された切換開閉器、
6は切換開閉器の電流開閉要素として使用される
真空スイツチ、7は変圧器タンク1の側壁に取り
つけられた負荷時タツプ切換装置の駆動装置、8
は動力伝達方向を変換するための変向機構、9は
駆動装置7と変向機構8とを連結する垂直軸、1
0は頭部ケース2の内に設けられた傘歯車機構、
11は傘歯車機構10と変向機構8を連結する水
平軸、12は水平軸11が頭部ケース2を貫通す
る部分を密封するための水平軸封装置、13は傘
歯車機構10の出力を切換開閉器5に伝えるため
の連結レバー、14は傘歯車機構10の出力をタ
ツプ選択器3に伝えるための連結ロツド、15は
連結ロツド14が頭部ケース2を貫通する部分を
密封するための垂直軸封装置であり、傘歯車機構
10、水平軸11、水平軸封装置12、連結ロツ
ド14および垂直軸封装置15で伝達機構が構成
されている。17は第2の容器内の圧力を監視す
る圧力計である。変圧器タンク1の内部にはSF6
ガス等絶縁性ガスが圧封されている。圧力計17
により監視されている切換開閉器室である第2の
容器には、装置の使用状態で考慮しなければなら
ない下限温度で大気圧となるような圧力で変圧器
本体と同一ガスが封入されている。例えば、
JEC186「負荷時タツプ切換装置」で規定されてい
る周囲媒体温度は−25℃であるので、ガス充てん
作業時の温度が20℃であつたとすれば、P20=
(273+20)/(273−25)≒1.18、つまりゲージ
圧力0.18Kg/cm2で封入されている。(圧力計の精
度、作業の誤差などを考慮して計算値より若干高
め0.2Kg/cm2〜0.3Kg/cm2程度の圧力とすることは
実用面での選択の範囲である)。従つて、起り得
る最低の気温に低下しても切換開閉器室内部のガ
ス圧力は大気圧以下には低下せず、水分を含んだ
大気を吸収することがないので、SF6ガスの加水
分解などで予想される不具合発生の危険性がなく
なる。また、上記常温での封入圧力あるいは内部
温度上昇時の圧力もそれほど高い値にならないの
で密封機構が簡易なものですみ経済的である。な
お、切換開閉器室の絶縁ガス封入圧力は、上記に
限らず、一般に下記式を満足するように初期設定
しておけば良い。
P=(273+ta)/(273+tb)
但し、P:ガス圧力
ta:ガス封入時の温度
tb:予想される最低温度
また、タツプ選択器3は、連結ロツド14を一旦
第2の容器内に導入したのち、傘歯車機構10を
介して第2の容器外に水平軸11を導出して駆動
装置7に連結するようにしたので、ガス封入圧力
が高い第1の容器内から直接第1の容器外の大気
部分に導出する場合に較べて差圧が少なくなるた
め、垂直軸封装置15の信頼度が高く、また、万
一第1の容器から第2の容器に向けて漏れが生じ
ても、第2の容器の圧力監視用に取りつけられた
圧力計17により容易に監視できる。何故なら、
第2の容器の容積は第1の容器の容積に較べ通常
はるかに小さく、第1の容器側から第2の容器へ
の漏れが生じても、第1の容器に取りつけられた
圧力リレーでは相当時間がたたないと検知出来な
いが、第2の容器の圧力計17では容易に迅速に
検出でき、万一の不具合発生についても好都合で
ある。
第2の容器内に導入したのち、傘歯車機構10を
介して第2の容器外に水平軸11を導出して駆動
装置7に連結するようにしたので、ガス封入圧力
が高い第1の容器内から直接第1の容器外の大気
部分に導出する場合に較べて差圧が少なくなるた
め、垂直軸封装置15の信頼度が高く、また、万
一第1の容器から第2の容器に向けて漏れが生じ
ても、第2の容器の圧力監視用に取りつけられた
圧力計17により容易に監視できる。何故なら、
第2の容器の容積は第1の容器の容積に較べ通常
はるかに小さく、第1の容器側から第2の容器へ
の漏れが生じても、第1の容器に取りつけられた
圧力リレーでは相当時間がたたないと検知出来な
いが、第2の容器の圧力計17では容易に迅速に
検出でき、万一の不具合発生についても好都合で
ある。
本発明による効果を列挙すれば次のようにな
る。
る。
(イ) 第2の容器に予想される最低温度のときで
も、1気圧以上になるように絶縁ガスを封入し
たので、第2の容器は周囲温度が低下しても負
圧にならず、水分を含んだ大気の吸込みによる
絶縁劣化などの問題が生じない。
も、1気圧以上になるように絶縁ガスを封入し
たので、第2の容器は周囲温度が低下しても負
圧にならず、水分を含んだ大気の吸込みによる
絶縁劣化などの問題が生じない。
(ロ) 第1の容器から直接第1の容器外の大気部分
に伝達機構を導出する場合に較べて差圧が小さ
くなるので、タツプ切換装置の伝達機構を介し
た第1の容器からの絶縁ガスの漏れの危険性が
低くなり信頼性が高い。
に伝達機構を導出する場合に較べて差圧が小さ
くなるので、タツプ切換装置の伝達機構を介し
た第1の容器からの絶縁ガスの漏れの危険性が
低くなり信頼性が高い。
図は本発明による一実施例を示す断面図であ
る。図において、第1の容器(変圧器タンク1)、
第2の容器(頭部ケース2、絶縁筒4および上蓋
16で構成されている。)、3はタツプ選択器、5
は切換開閉器、6は真空スイツチ、7は駆動装
置、伝達機構(水平軸11、水平軸封装置12、
連結ロツド14および垂直軸封装置15で構成さ
れている。)である。
る。図において、第1の容器(変圧器タンク1)、
第2の容器(頭部ケース2、絶縁筒4および上蓋
16で構成されている。)、3はタツプ選択器、5
は切換開閉器、6は真空スイツチ、7は駆動装
置、伝達機構(水平軸11、水平軸封装置12、
連結ロツド14および垂直軸封装置15で構成さ
れている。)である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変圧器本体が収容され第1の圧力で絶縁ガス
が封入された第1の容器内にタツプ選択器を配置
し、上記第1の容器と密接して設けた第2の容器
に上記第1の圧力より低く、予想される最低温度
のときでも1気圧以上になるように上記絶縁ガス
を、 P=(273+ta)/(273+tb) 但し、P:ガス圧力 ta:ガス封入時の温度 tb:予想される最低温度 の圧力に初期設定して封入し、真空スイツチで構
成された切換開閉器を上記第2の容器内に配置
し、上記タツプ選択器に駆動力を伝達する伝達機
構が、上記第1の容器を貫通して直接上記第2の
容器内に進入し、さらに上記第2の容器を貫通し
て上記第2の容器の外部でありかつ上記第1の容
器の外部に配置された駆動装置と連結されている
ことを特徴とするガス絶縁負荷時タツプ切換装
置。 2 第2の容器には圧力計が設けられている特許
請求の範囲第1項記載のガス絶縁負荷時タツプ切
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15317680A JPS5776817A (en) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Gas insulation tap changing device under load |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15317680A JPS5776817A (en) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Gas insulation tap changing device under load |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5776817A JPS5776817A (en) | 1982-05-14 |
JPH0156521B2 true JPH0156521B2 (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=15556707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15317680A Granted JPS5776817A (en) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Gas insulation tap changing device under load |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5776817A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATA119589A (de) * | 1989-05-18 | 1993-06-15 | Elin Union Ag | Lastumschalter fuer regeltransformatoren |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP15317680A patent/JPS5776817A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5776817A (en) | 1982-05-14 |
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