JPH0516805Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0516805Y2 JPH0516805Y2 JP1986054442U JP5444286U JPH0516805Y2 JP H0516805 Y2 JPH0516805 Y2 JP H0516805Y2 JP 1986054442 U JP1986054442 U JP 1986054442U JP 5444286 U JP5444286 U JP 5444286U JP H0516805 Y2 JPH0516805 Y2 JP H0516805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- lid
- discharge port
- gas discharge
- pressure relief
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 47
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本考案は放圧装置に係り、特にガス絶縁開閉装
置において、内部せん絡対策として設けられる放
圧装置に関する。
置において、内部せん絡対策として設けられる放
圧装置に関する。
B 考案の概要
本考案は電気機器を収納した箱体に絶縁ガスが
封入されてなり、かつ箱体壁に放圧装置が設けら
れているガス絶縁開閉装置において、 前記放圧装置のガス放出口を回動蓋とスライド
蓋によつて開閉できるように構成し、且つガス噴
出によつて回動蓋が開いた後、代つてスライド蓋
がガス放出口を閉じるように構成したことによ
り、 閃絡事故が発生し、燃焼ガスを放出した後速や
かに放出口を閉鎖し、ガス漏れを最小限に押える
ことができるようにしたものである。
封入されてなり、かつ箱体壁に放圧装置が設けら
れているガス絶縁開閉装置において、 前記放圧装置のガス放出口を回動蓋とスライド
蓋によつて開閉できるように構成し、且つガス噴
出によつて回動蓋が開いた後、代つてスライド蓋
がガス放出口を閉じるように構成したことによ
り、 閃絡事故が発生し、燃焼ガスを放出した後速や
かに放出口を閉鎖し、ガス漏れを最小限に押える
ことができるようにしたものである。
C 従来の技術
SF6ガス等のガスが封入されたガス絶縁開閉装
置には一般に内部せん絡対策としてガスの放圧装
置が設けられている。第4図を参照して説明する
と、1はガス絶縁解放装置で、2はSF6ガスを封
入した箱体である。箱体2内は仕切壁3,4によ
つてしや断器室5と母線室6とケーブル室7とに
仕切られている。しや断器室5内のしや断器8は
リード線10,10を介して母線室6内の断路器
9、ケーブル室7内の変流器11とそれぞれ接続
されている。12,13は各仕切壁3,4に設け
たブツシング、14はアース、15は母線、16
は変圧器、17はブツシング18を介して箱体2
の外に導出したケーブルである。
置には一般に内部せん絡対策としてガスの放圧装
置が設けられている。第4図を参照して説明する
と、1はガス絶縁解放装置で、2はSF6ガスを封
入した箱体である。箱体2内は仕切壁3,4によ
つてしや断器室5と母線室6とケーブル室7とに
仕切られている。しや断器室5内のしや断器8は
リード線10,10を介して母線室6内の断路器
9、ケーブル室7内の変流器11とそれぞれ接続
されている。12,13は各仕切壁3,4に設け
たブツシング、14はアース、15は母線、16
は変圧器、17はブツシング18を介して箱体2
の外に導出したケーブルである。
19は箱体2の天井部に設けた放出装置であ
る。放圧装置19は箱体2内でせん絡事故が発生
した場合、内部が高温となつて絶縁ガスが燃焼し
内部圧力が一定以上に上昇することによりガス放
出口を閉じている蓋板が押開かれ燃焼ガスが外部
に放出されるようになつている。
る。放圧装置19は箱体2内でせん絡事故が発生
した場合、内部が高温となつて絶縁ガスが燃焼し
内部圧力が一定以上に上昇することによりガス放
出口を閉じている蓋板が押開かれ燃焼ガスが外部
に放出されるようになつている。
D 考案が解決しようとする問題点
上記従来の放圧装置19はガス放出口を閉じて
いる蓋板はガス噴出ガスによつて一旦開かれたと
きは、再び閉操作するまでは開いた状態のままの
ものが一般的である。このため、一度せん絡事故
が発生し放出装置が作動した場合、内部の燃焼ガ
スが外部に漏れてしまう。また、大量の燃焼ガス
の漏出によつて電気室内が汚損されるなどの欠点
があつた。
いる蓋板はガス噴出ガスによつて一旦開かれたと
きは、再び閉操作するまでは開いた状態のままの
ものが一般的である。このため、一度せん絡事故
が発生し放出装置が作動した場合、内部の燃焼ガ
スが外部に漏れてしまう。また、大量の燃焼ガス
の漏出によつて電気室内が汚損されるなどの欠点
があつた。
本考案は上述の欠点を解決した放圧装置を提案
するものである。
するものである。
E 問題点を解決するための手段
本考案は電気機器を収納した箱体の内部に絶縁
ガスが封入されると共に、箱体壁に放圧装置が設
けられてなるガス絶縁開閉装置において、前記放
圧装置は箱体壁に形成したガス放出口を開閉する
回動蓋とスライド蓋とから構成され、スライド蓋
は箱体壁に沿つてスライド自在で且つガス放出口
を閉じる方向にバネが付勢されていると共に、回
動蓋がガス放出口を閉じているとき、スライド蓋
に係合して該スライド蓋のガス放出口への移動が
阻止されるように構成したものである。
ガスが封入されると共に、箱体壁に放圧装置が設
けられてなるガス絶縁開閉装置において、前記放
圧装置は箱体壁に形成したガス放出口を開閉する
回動蓋とスライド蓋とから構成され、スライド蓋
は箱体壁に沿つてスライド自在で且つガス放出口
を閉じる方向にバネが付勢されていると共に、回
動蓋がガス放出口を閉じているとき、スライド蓋
に係合して該スライド蓋のガス放出口への移動が
阻止されるように構成したものである。
F 作用
通常時は放圧装置の回動蓋はガス放出口を閉じ
ていると共に、スライド蓋に係合している。これ
により該スライド蓋はバネを圧縮し、且つガス放
出口を開いた状態に保持されている。機器収納箱
内で閃絡事故が発生し、燃焼ガスを発生して内部
圧力が上昇すると回動蓋が押開かれてガス放出口
から燃焼ガスが放出されると共に、回動蓋が開く
ことによつてスライド蓋との係合が外れ、該スラ
イド蓋がバネに押されてスライドし、ガス放出口
を閉じるものである。
ていると共に、スライド蓋に係合している。これ
により該スライド蓋はバネを圧縮し、且つガス放
出口を開いた状態に保持されている。機器収納箱
内で閃絡事故が発生し、燃焼ガスを発生して内部
圧力が上昇すると回動蓋が押開かれてガス放出口
から燃焼ガスが放出されると共に、回動蓋が開く
ことによつてスライド蓋との係合が外れ、該スラ
イド蓋がバネに押されてスライドし、ガス放出口
を閉じるものである。
G 実施例
以下本考案を第1図〜第3図にもとづいて説明
する。
する。
本考案に係る放圧装置19は機器収納箱2の天
井壁2aに開設したガス放出口20と、ガス放出
口20を開閉する回動蓋21とスライド蓋22と
から構成される。さらに説明すると、天井蓋2a
の上面には前記ガス放出口20を取囲むように、
平面からみて長方形で、且つ断面ほぼL字状のガ
イド枠23が設けられている。スライド蓋22は
前記ガイド枠23内をスライド自在に設けられて
いると共に、スライド蓋22の一端側(第1図、
第2図において左側)の両側には段部24,24
が設けられており、該段部24,24にバネ2
5,25の一端側が当るように設けられている。
26はバネのガイド軸で、ガイド軸26の先端係
止板27にバネ25の一端が係止されている。バ
ネ25の他端は天井壁2aに取付けたガイド板2
8に係止してある。前記ガイド軸26はガイド板
28に設けられたガイド孔をスライド自在に貫通
している。
井壁2aに開設したガス放出口20と、ガス放出
口20を開閉する回動蓋21とスライド蓋22と
から構成される。さらに説明すると、天井蓋2a
の上面には前記ガス放出口20を取囲むように、
平面からみて長方形で、且つ断面ほぼL字状のガ
イド枠23が設けられている。スライド蓋22は
前記ガイド枠23内をスライド自在に設けられて
いると共に、スライド蓋22の一端側(第1図、
第2図において左側)の両側には段部24,24
が設けられており、該段部24,24にバネ2
5,25の一端側が当るように設けられている。
26はバネのガイド軸で、ガイド軸26の先端係
止板27にバネ25の一端が係止されている。バ
ネ25の他端は天井壁2aに取付けたガイド板2
8に係止してある。前記ガイド軸26はガイド板
28に設けられたガイド孔をスライド自在に貫通
している。
一方、回動蓋21はその一端側が支軸29によ
りガイド枠23の上部に支持されている。回動蓋
21は支軸29を支点として回動することによ
り、ガス放出口20を開閉することができる。つ
まり、回動蓋21が第1図実線位置に回動位置し
ているときは、該回動蓋21の下面がガイド枠2
3の上面と密接してガス放出口20を閉じる。ま
た回動蓋21の先端部内側には回動蓋の幅方向に
突片30が設けられており、この突片30がスラ
イド蓋22の先端部に設けた段部31と係合する
ように設けられている。32は回動蓋21の先端
部内側に設けた溝に嵌められているパツキンで、
第1図のように回動蓋21を閉じたときたガイド
枠23の上面に密接するように設けられている。
なお、支軸29にはコイルバネ(図示省略)を巻
装し、回動蓋21がガス放出口20を閉じる方向
に適宜のバネ力を付勢している。
りガイド枠23の上部に支持されている。回動蓋
21は支軸29を支点として回動することによ
り、ガス放出口20を開閉することができる。つ
まり、回動蓋21が第1図実線位置に回動位置し
ているときは、該回動蓋21の下面がガイド枠2
3の上面と密接してガス放出口20を閉じる。ま
た回動蓋21の先端部内側には回動蓋の幅方向に
突片30が設けられており、この突片30がスラ
イド蓋22の先端部に設けた段部31と係合する
ように設けられている。32は回動蓋21の先端
部内側に設けた溝に嵌められているパツキンで、
第1図のように回動蓋21を閉じたときたガイド
枠23の上面に密接するように設けられている。
なお、支軸29にはコイルバネ(図示省略)を巻
装し、回動蓋21がガス放出口20を閉じる方向
に適宜のバネ力を付勢している。
次に作用を説明する。
通常は第1図のように回動蓋21がガス放出口
20を気密に閉じており、機器収納箱2に封入さ
れた絶縁ガスがガス放出口20から漏出すること
がない。またこのとき、スライド蓋22はバネ2
5に抗して第1図左に移動しており、かつ回動蓋
21の突片30が段部31と係合しており、スラ
イド蓋22はその位置に保持されている。つぎに
機器収納箱2内で閃絡事故が発生し燃焼ガスによ
つて内部圧力が上昇したときは、回動蓋21がガ
ス圧で押し開かれ燃焼ガスはガス放出口20から
放出される。
20を気密に閉じており、機器収納箱2に封入さ
れた絶縁ガスがガス放出口20から漏出すること
がない。またこのとき、スライド蓋22はバネ2
5に抗して第1図左に移動しており、かつ回動蓋
21の突片30が段部31と係合しており、スラ
イド蓋22はその位置に保持されている。つぎに
機器収納箱2内で閃絡事故が発生し燃焼ガスによ
つて内部圧力が上昇したときは、回動蓋21がガ
ス圧で押し開かれ燃焼ガスはガス放出口20から
放出される。
回動蓋21が開かれることによつて突片30が
段部31から外れるので、その瞬間スライド蓋2
2はバネ25によつてスライドし、ガス放出口2
0を閉じる。したがつて、燃焼ガスが放出された
後は直ちにガス放出口20が閉じるので不必要に
絶縁ガスが漏出することがない。
段部31から外れるので、その瞬間スライド蓋2
2はバネ25によつてスライドし、ガス放出口2
0を閉じる。したがつて、燃焼ガスが放出された
後は直ちにガス放出口20が閉じるので不必要に
絶縁ガスが漏出することがない。
なお、突片30と段部31による係止手段は一
例であり、その他適宜の公知手段を用いて回動蓋
21が開いたとき直ちにスライド蓋22がガス放
出口20を閉じるように構成することは任意であ
る。
例であり、その他適宜の公知手段を用いて回動蓋
21が開いたとき直ちにスライド蓋22がガス放
出口20を閉じるように構成することは任意であ
る。
H 考案の効果
以上の通りで、本考案によると次の効果があ
る。第1に機器収納箱内で閃絡事故が発生したと
き、ガス放出口から燃焼ガスを放出した後、速や
かにガス放出口は閉じられるので、絶縁ガスの漏
出を最小におさえ、絶縁特性低下を最小限にとど
めることができる。第2に電気室内への絶縁ガス
の漏出が最小限に押えられるので、電気室の火災
等の被害を防止することができる。
る。第1に機器収納箱内で閃絡事故が発生したと
き、ガス放出口から燃焼ガスを放出した後、速や
かにガス放出口は閉じられるので、絶縁ガスの漏
出を最小におさえ、絶縁特性低下を最小限にとど
めることができる。第2に電気室内への絶縁ガス
の漏出が最小限に押えられるので、電気室の火災
等の被害を防止することができる。
第1図は本考案に係る放圧装置の断面図、第2
図は回動蓋を取除いて示す平面説明図、第3図は
スライド蓋のバネ押圧機構を示す平面拡大図、第
4図は放圧装置を有するガス絶縁装置の説明図で
ある。 1……ガス絶縁開閉装置、2……機器収納箱
体、19……放圧装置、20……ガス放出口、2
1……回動蓋、22……スライド蓋、25……バ
ネ、30……突片、31……段部。
図は回動蓋を取除いて示す平面説明図、第3図は
スライド蓋のバネ押圧機構を示す平面拡大図、第
4図は放圧装置を有するガス絶縁装置の説明図で
ある。 1……ガス絶縁開閉装置、2……機器収納箱
体、19……放圧装置、20……ガス放出口、2
1……回動蓋、22……スライド蓋、25……バ
ネ、30……突片、31……段部。
Claims (1)
- 電気機器を収納した箱体の内部に絶縁ガスが封
入されると共に、箱体壁に放圧装置が設けられて
なるガス絶縁開閉装置において、前記放圧装置は
箱体壁に形成したガス放出口を開閉する回動蓋と
スライド蓋とから構成され、スライド蓋は箱体壁
に沿つてスライド自在で且つガス放出口を閉じる
方向にバネが付勢されていると共に、回動蓋がガ
ス放出口を閉じているとき、スライド蓋に係合し
て該スライド蓋のガス放出口への移動が阻止され
るように構成してなる放圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986054442U JPH0516805Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986054442U JPH0516805Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62165704U JPS62165704U (ja) | 1987-10-21 |
JPH0516805Y2 true JPH0516805Y2 (ja) | 1993-05-06 |
Family
ID=30881439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986054442U Expired - Lifetime JPH0516805Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516805Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58105709U (ja) * | 1982-01-12 | 1983-07-19 | 株式会社明電舎 | 閉鎖配電盤 |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP1986054442U patent/JPH0516805Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62165704U (ja) | 1987-10-21 |
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