JPH0155903B2 - - Google Patents

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JPH0155903B2
JPH0155903B2 JP17583984A JP17583984A JPH0155903B2 JP H0155903 B2 JPH0155903 B2 JP H0155903B2 JP 17583984 A JP17583984 A JP 17583984A JP 17583984 A JP17583984 A JP 17583984A JP H0155903 B2 JPH0155903 B2 JP H0155903B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air bearing
bearing
radial
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17583984A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6154249A (ja
Inventor
Kazuyoshi Uchama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP17583984A priority Critical patent/JPS6154249A/ja
Publication of JPS6154249A publication Critical patent/JPS6154249A/ja
Publication of JPH0155903B2 publication Critical patent/JPH0155903B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気軸受を利用した回転霧化静電塗装
装置に関する。
従来の技術 回転霧化静電塗装装置に空気軸受を利用した発
明が特開昭56−115652号公報に記載されており、
空気軸受を採用することによつて霧化ヘツドを取
付けた回転軸の回転数を高めることができ、その
結果噴霧塗料の微粒化を良好にして極めてきれい
な塗装面を得ることができるようになつた。前記
公報では二個のラジアル空気軸受を用いている
が、その後、第4図に示すように一個の空気軸受
を用いた静電塗装装置が本願出願人により提案さ
れている。
第4図に示される構造を略述すると、霧化ヘツ
ドを取付けた回転軸1はラジアル空気軸受2によ
りハウジング3により支承されるとともに、スラ
スト空気軸受4により軸線方向の動きを規制され
ている。ラジアル空気軸受2の外周面には二個の
空気室5が周設され、各空気室5は対応する位置
に形成された空気供給孔6により空気供給源に連
通されるようになつている。二個の空気室5の中
間の位置で、ラジアル空気軸受2の内周面に排気
室7が周設され、これに対応した位置に空気排出
孔8が形成される。一方スラスト空気軸受4に空
気を供給するための空気供給抗9が形成されると
ともに空気排出孔10が形成される。このような
構造により矢印で示すような空気の流れが生じて
良好な空気軸受が形成される。
発明が解決しようとする問題点 第4図に示されるような従来の構造において
は、空気供給孔6,9はホースによりポンプ等の
空気供給源に接続され、空気排出孔8,10はホ
ースに接続されて排出空気を他所で処理するよう
になつている。このためにホース類が多く必要で
あり、ハウジング廻りが煩雑になつている。その
ために、塗装中の塗料ミストや色替洗浄中の洗浄
液がホース類に付着し、それが塗装された被塗物
面へ飛散して被塗物面を汚すことがある。さら
に、ホース類の取外し、取付に時間がかかり、簡
単に取替えができないためにラインストツプ時間
が長くなる等の問題点を生じてきた。
問題点を解決するための手段 本発明による回転霧化静電塗装装置は、一端に
霧化ヘツドを取付けた回転軸をラジアル空気軸受
によりハウジングに支承してなる回転霧化静電塗
装装置において、前記ラジアル空気軸受の外周面
にハウジングの空気供給孔に連通する空気室を周
設せしめ、この空気室から該空気軸受を内方に貫
通する空気噴射孔を穿設するとともに、該空気軸
受の内周面に前記空気噴射孔と重ならない位置に
排気室を周設し、この排気室から該空気軸受内を
長手方向に延びる空気排出孔を形成したことを特
徴とする。
実施例 第1A図及び第1B図において、12はその一
端に霧化ヘツド14を取付けた回転軸であり、こ
れは中空円筒状のラジアル空気軸受16によりハ
ウジング18に回転可能に支承される。即ち、ラ
ジアル空気軸受16はハウジング18に固着さ
れ、これら間にはラジアル空気軸受16の各端部
近くでOリングシール20が介在される。ラジア
ル空気軸受16の内周面と回転軸12の外周面と
の間には微少の〓間が与えられており、この〓間
に空気が供給され且つ回転軸12が回転されると
空気の楔作用によつて回転軸12を空気軸受16
から非接触に支持する力を発生する。前記〓間に
空気を供給するために、Oリングシール20のわ
ずか内側の各端部に、ラジアル空気軸受16の外
周面を周方向に環状に凹設してなる空気室22,
24が形成され、各空気室22,24からラジア
ル空気軸受16を内方に貫通して、即ち回転軸1
2の外周面に向つて放射状に配置された複数の空
気噴射孔26が形成される。二つの空気室22,
24はラジアル空気軸受16の外周面上を軸線方
向に延びるスロツト28により相互に連通され、
このスロツト28はハウジング18に形成した空
気供給ポート30に連通される。この空気供給ポ
ート30はハウジング18の環状スロツト32を
介して空気供給口34に連通され、この空気供給
口34がホースによりポンプや圧縮機等の空気供
給源に接続される。
斯くして、回転軸12とラジアル空気軸受16
との間の〓間に空気が供給され、この空気は次に
説明する排出通路から排出されてラジアル空気軸
受16を常に空気が流れるようにしておくことが
できる。このために、両空気室22,24間の中
間に、即ち、空気噴出孔26と重ならない位置
に、ラジアル空気軸受16の内周面を周方向に環
状に凹設してなる排気室36が形成される。この
排気室36はラジアル空気軸受16内、即ちその
中空壁内に形成した長手方向に延びる複数の空気
排出孔38に連結される。空気はこの排出孔38
からハウジング18のリヤ側(第1図左側)に向
かつて排出されることができる。これまでの説明
から、ラジアル空気軸受16の存在する領域にお
いてハウジング18の外周にホース類を配置する
ことがなくなつているのが分ろう。この領域を端
的に示したのが第2図である。第1図及び第2図
では空気排出孔38がリヤ側に向かつて形成され
ているけれども、これを第3図に示すようにフロ
ント側に向かつて形成することも可能である。
第1A図及び第1B図において、回転軸12は
ラジアル空気軸受16の領域から両端部側で直径
が小さくなつており、第1A図に示す右側端部に
前述した霧化ヘツド14がアダプタ40により取
付けられる。アダプタ40にはカツプ状に広がつ
た霧化ヘツド4の先端内周面に向かつて放射状の
塗料流出孔が形成され、一方、前記ハウジング1
8には塗料噴射ノズル44が取付けられる。塗料
噴射ノズル44はアダプタ40の塗料流出孔42
の裏側に向けられ、霧化ヘツド14及び回転軸1
2の回転とともに、塗料噴射ノズル44から噴射
された塗料は塗料流出孔42を通つて霧化ヘツド
14の先端内周面に流出し、この内周面に沿つて
広がりながら微粒化されている。尚、この霧化ヘ
ツド14には後述する高電圧が印加されている。
回転軸12の反対側小径端部には間隔をあけて
対向するスラストランナ46、スペーサ48とと
もにタービン50がナツトにより固締されてい
る。この領域においてハウジング18は膨径化さ
れており、この膨径部に前述した空気供給口34
及び環状スロツト32、空気供給ポート30が形
成されている。前記スラストランナ46にはスラ
スト空気軸受52が係合する。スラスト空気軸受
52は前記環状スロツト32を内周状に蓋をする
ようにハウジング18に取付けられたものであ
り、環状スロツト32に開口する複数の放射状空
気孔54を有し、この放射状空気孔54の内方先
端部にスラストランナー46に向かつて開口する
噴射孔を有している。従つて、単一の空気供給口
34から、スラスト空気軸受52及びラジアル空
気軸受16の双方に空気が供給される。又、前述
の空気排出孔38はラジアル空気軸受16のリヤ
側端面に開口し、その開口部はスラストランナ4
6に対面してハウジング18内において回転軸1
2を取囲む環状空気になつており、その環状空間
に連通して空気排出口56が形成される。従つ
て、単一の空気排出口56からスラスト空気軸受
52及びラジアル空気軸受16を通つた空気が排
出される。空気供給口34及び空気排出口56は
ハウジング18のリヤ側膨径部に近接して並んで
配置され、従つて、ホースの取付部の集中化が図
られる。この構成によればホースの取付け、取外
しが迅速且つ簡単に行える。
ハウジング18にはさらにタービン50に圧縮
空気を供給するための孔58が排出するための孔
60が形成される。それによつて回転軸12が回
転される。ハウジング18の後端部は静電塗装装
置本体の電気絶縁材料からなる支持ロツド62
(第1B図)に嵌着される。回転軸12及びハウ
ジング18は金属材料で作られ、回転軸12の後
端部はばねにより常時接触するように押圧された
カーボン等の耐摩耗性の導電材料からなる電極6
4が係合される。電極64には図示しない電源か
ら高電圧が印加され、従つて、回転軸12を介し
て霧化ヘツド14に高電圧がかかつていることに
なる。
発明の効果 以上説明したように、本発明においてはラジア
ル空気軸受の空気排出口を同軸受に長手方向に形
成したのでラジアル空気軸受領域におけるハウジ
ング外周からホース等を突出させることが少くな
り、さらにこれを空気供給通路とともに適切に組
合せ配置することが可能となり、これらのホース
への接続を集約化することが可能になる。その結
果、塗装機の取替が簡単に短時間で行うことがで
きるようになるとともにホース類の低減によつて
被塗着面の汚れの原因が取除かれる。又、第3図
に示されるように空気排出孔をフロント側に向け
ると、回転軸とハウジング先端面の〓間から空気
を排出するようになつて霧化ヘツドの洗浄時に塗
料等がラジアル空気軸受内へ浸入して回転軸が固
着するのが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は本発明による回転霧化
静電塗装装置の断面図、第2図は空気排出孔をリ
ヤ側に向けたラジアル軸受領域の断面図、第3図
は同じく空気排出孔をフロント側に向けた断面
図、第4図は従来の構造を説明する図である。 12……回転軸、14……霧化ヘツド、16…
…ラジアル空気軸受、18……ハウジング、22
……空気室、34……空気供給口、36……排気
室、38……空気排出孔、52……スラスト空気
軸受、56……空気排出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端に霧化ヘツドを取付けた回転軸をラジア
    ル空気軸受によりハウジングに支承してなる回転
    霧化静電塗装装置において、前記ラジアル空気軸
    受の外周面にハウジングの空気供給口に連通する
    空気室を周設せしめ、この空気室から該空気軸受
    を内方に貫通する空気噴射孔を穿設するととも
    に、該空気軸受の内周面に前記空気噴射孔と重な
    らない位置に排気室を周設し、この排気室から該
    空気軸受内を長手方向に延びる空気排出孔を形成
    したことを特徴とする回転霧化静電塗装装置。
JP17583984A 1984-08-25 1984-08-25 回転霧化静電塗装装置 Granted JPS6154249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17583984A JPS6154249A (ja) 1984-08-25 1984-08-25 回転霧化静電塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17583984A JPS6154249A (ja) 1984-08-25 1984-08-25 回転霧化静電塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154249A JPS6154249A (ja) 1986-03-18
JPH0155903B2 true JPH0155903B2 (ja) 1989-11-28

Family

ID=16003112

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17583984A Granted JPS6154249A (ja) 1984-08-25 1984-08-25 回転霧化静電塗装装置

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JP2006152833A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Nsk Ltd 静圧気体軸受スピンドル

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JPS6154249A (ja) 1986-03-18

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