JPS6246219B2 - - Google Patents

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JPS6246219B2
JPS6246219B2 JP12350283A JP12350283A JPS6246219B2 JP S6246219 B2 JPS6246219 B2 JP S6246219B2 JP 12350283 A JP12350283 A JP 12350283A JP 12350283 A JP12350283 A JP 12350283A JP S6246219 B2 JPS6246219 B2 JP S6246219B2
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JP
Japan
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air
housing
rotating shaft
air exhaust
rear end
Prior art date
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Expired
Application number
JP12350283A
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English (en)
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JPS6014960A (ja
Inventor
Kazuyoshi Uchama
Takayuki Masuyama
Yasutsugu Asada
Hikari Morishita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS6246219B2 publication Critical patent/JPS6246219B2/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転霧化静電塗装装置に関する。
従来技術 回転霧化静電塗装装置のハウジング内において
非接触状態で支承された回転軸を具備し、回転軸
の前端部にカツプ状噴霧頭を固定すると共に回転
軸の後端部にタービン翼車を固定し、更に回転軸
後端部周りのハウジング内部に空気排出室を形成
し、この空気排出室内にタービン翼車を配置して
タービン翼車を通過した空気を空気排出室内に排
出させ、回転軸後端部に対面配置されて空気排出
室を画定するハウジング端部壁上に回転軸後端部
と接触する電極を取付け、空気排出室側方のハウ
ジング上に空気排出孔を形成して空気排出室内の
空気を空気排出孔から排出するようにした回転霧
化静電塗装装置が公知である。しかしながらこの
ように空気排出孔を空気排出室の側方に設けて空
気をハウジングの横方向に排出させるとこの空気
が塗装面に向かつて流れ、この空気中に含まれる
油や塵埃が塗装面に付着するためにきれいな塗装
面が得られなくなるという問題を生ずる。更に、
この回転霧化静電塗装装置では空気排出室内を流
れる空気によつて電極が冷却される構造となつて
いるが冷却されるのは主に空気排出室内に露呈し
ている電極部分だけであり、従つて電極全体を良
好に冷却することができないという問題がある。
発明の目的 本発明は上述の問題点を同時に解決することを
目的としている。即ち、本発明は空気排出室から
排出される空気によつて塗装面が汚損されるのを
阻止し、かつ電極を効果的に冷却することができ
るようにした回転霧化静電塗装装置を提供するこ
とにある。
発明の構成 本発明の構成は、回転霧化静電塗装装置のハウ
ジング内において非接触状態で支承された回転軸
を具備し、回転軸の前端部にカツプ状噴霧頭を固
定すると共に回転軸の後端部にタービン翼車を固
定し、更に回転軸後端部をハウジングに電気的に
接続した回転霧化静電塗装装置において、回転軸
後端部周りのハウジング内部に空気排出室を形成
し、空気排出室内にタービン翼車を配置してター
ビン翼車を通過した空気を空気排出室内に排出さ
せ、回転軸後端部に対面配置されて空気排出室を
画定するハウジング端部壁上に回転軸後端部と接
触する電極を取付け、空気排出室からハウジング
端部壁を貫通してハウジング後端部へ延びる空気
排出通路をハウジング内に形成したことにある。
実施例 第1図を参照すると、その全体を符号1で示す
回転霧化静電塗装装置はほぼ中空円筒状の金属製
前部ハウジング2とほぼ中空円筒状の金属製後部
ハウジング3とを具備し、これらの両ハウジング
2,3はボルト4によつて強固に結合される。後
部ハウジング3の円筒孔5内には電気絶縁材料か
らなる支持ロツド6が嵌着され、後部ハウジング
3はボルト7によつて支持ロツド6に固締され
る。この支持ロツド6は図示しない基台によつて
支持されている。一方、前部ハウジング2内には
回転軸8が挿入される。この回転軸8はその中央
部に位置する中空円筒部8aと、中空円筒部8a
の前端部に一体形成された軸部分8bと、中空円
筒部8aの後端部に固着された軸部分8cとによ
り構成され、この回転軸8の軸部分8bには金属
製噴霧頭9がナツト10により固締される。この
噴霧頭9は環状空間11をその内部に形成した噴
霧頭支持体12と、この支持体12上に固定され
たカツプ状の噴霧頭本体13とにより構成され
る。第1図並びに第2図に示されるように支持体
12の外筒部14上には環状空間11内に開口し
かつ噴霧頭本体13の内壁面15に滑らかに接続
する多数の塗料流出孔16が形成される。一方、
前部ハウジング2の前端部には端板17が固定さ
れ、この端板17上に塗料噴射ノズル18が取付
けられる。この塗料噴射ノズル18は塗料供給ポ
ンプ19を介して塗料タンク20に連結され、ま
た塗料噴射ノズル18のノズル口21は支持体外
筒14の円筒状内周壁面に指向される。
第1図に示されるように前部ハウジング2内に
は一対のラジアル空気軸受30,31が配置さ
れ、回転軸8はこれらラジアル空気軸受30,3
1によつて非接触状態で回転可能に支承される。
各ラジアル空気軸受30,31はその内部に夫々
環状空気導入室32,33を形成しており、各ラ
ジアル空気軸受30,31の内周面上には環状空
気導入室32,33に連結した多数の空気噴出孔
34,35が形成される。環状空気導入室32の
空気導入孔36および環状空気導入室33の空気
導入孔37は空気供給ポンプ38に連結される。
一方、第1図に示されるように回転軸8の軸部
分8cには一対のデイスク状ランナ39,40が
挿入され、これらランナ39,40はスペーサ4
1並びにタービン翼車42を介してナツト43に
より軸部分8cに固締される。一方、これら両ラ
ンナ39,40の間には環状板44が配置され、
ランナ39,40と環状板44は非接触型のスラ
スト空気軸受を構成する。なお、各ランナ39,
40は環状板44とわずかな間隔を隔てるように
配置される。環状板44は一対のOリング45,
46を介して密封的に前部ハウジング2に固定さ
れる。第1図並びに第3図に示すように前部ハウ
ジング2内には環状板44の外周面に沿つて環状
溝47が形成され、この環状溝47は前部ハウジ
ング2内に形成された圧縮空気導入孔48を介し
て空気供給ポンプ49に連結される。一方、環状
板44内には環状溝47から半径方向内方に向か
つて延びる多数の空気通路50が形成され、これ
らの各空気通路50の内端部近傍からは夫々ラン
ナ39並びにランナ40に向けて延びる空気流出
孔51,52が形成される。
一方、前部ハウジング2内には環状板44に隣
接してタービンノズルホルダ53が固定され、こ
のタービンノズルホルダ53と前部ハウジング2
間には環状の空気導入室54が形成される。この
空気導入室54は圧縮空気導入孔55を介してコ
ンプレツサ56に連結される。空気導入室54は
多数のガイドベーン(図示せず)を具えた圧縮空
気噴出ノズル57を有し、この噴出ノズル57に
対面してタービン翼車42のタービンブレード5
8が配置される。コンプレツサ56から空気導入
室54内に導入された圧縮空気は噴出ノズル57
から噴出し、この噴出圧縮空気によつてタービン
翼車42に回転力が与えられる。その結果、回転
軸8は高速度で回転せしめられる。
後部ハウジング3内には回転軸8の後端部に対
向してハウジング端壁部61が形成され、この端
部壁61によつて後部ハウジング3の内部は第1
空気排出室Aと第2空気排出室Bとに分割され
る。この第1空気排出室A内にはタービン翼車4
2が配置される。端部壁61上には第1空気排出
室Aと第2空気排出室Bとを連通する複数個の空
気排出孔59が形成され、また第2空気排出室B
は支持ロツド6内に形成された空気排出路60を
介して大気に連通する。
端部壁61には貫通孔62が形成され、この貫
通孔62内を貫通する電極ホルダ63が端部壁6
1に固締される。この電極ホルダ63の内部には
回転軸8の回転軸線と共軸的に形成された円筒孔
65が形成され、この円筒孔65内には回転軸8
の材料よりも柔らかい材料、例えば砲金のような
金属材料からなる電極66が摺動可能に挿入され
る。この電極66は小径のピン部66aと拡大頭
部66bからなり、これらピン部66aと拡大頭
部66bは一体形成される。ピン部66aの先端
部は尖頭状に形成され、回転軸8の軸線上におい
て回転軸部分8cの端面上に接触する。電極ホル
ダ63の円筒孔65の後端部には調節ねじ67が
螺着され、電極66の拡大頭部66bと調節ねじ
67間には圧縮ばね68が挿入される。電極66
の先端部はこの圧縮ばね68のばね力によつて回
転軸部分8cの端面上に押圧せしめられる。
一方、後部ハウジング3の外壁面上には端子6
9がボルト70によつて固締され、この端子69
は−60KVから−90KVの負の高電圧を発生するた
めの高電圧発生装置71に接続される。従つて前
部ハウジング2並びに後部ハウジング3には負の
高電圧が抑加され、更に噴霧頭9にも電極66並
びに回転軸8を介して負の高電圧が抑加される。
塗料噴射ノズル18のノズル口21から支持体
外筒14の内周壁面上に噴射された塗料は噴霧頭
9の回転により生ずる遠心力によつて塗料流出孔
16を通つて噴霧頭本体13の内周壁面15上に
流出する。次いでこの塗料は内周壁面15上にお
いて薄い液膜となつて広がりながら噴霧頭本体1
3の先端部13aに達する。前述したように噴霧
頭9は負の高電圧が印加されており、従つて噴霧
頭9の回転により生ずる遠心力によつて噴霧頭本
体13の先端部13aから薄い膜状に広がつた塗
料は負の高電圧に帯電された噴霧となる。通常、
被塗装面は零電位となつているので塗料噴霧は電
気力によつて被塗装面に向けて吸引され、それに
よつて被塗装面の塗装が行なわれることになる。
前述したように回転軸8はランナ39,40と
環状板44とからなるスラスト空気軸受と、一対
のラジアル静圧空気軸受30,31により支承さ
れている。ラジアル静圧空気軸受30,31では
空気噴出孔34,35から噴出する圧縮空気によ
つて軸受30,31の内周面と回転軸中空円筒部
8aの外周面間に空気層が形成され、回転軸8は
この空気層によつて非接触状態で支承される。一
方、上述のスラスト軸受では空気供給ポンプ49
から環状溝47内に導入された圧縮空気は空気通
路50を介して空気流出孔51,52から環状板
44とランナ39,40間の間隔に噴出し、この
間隙内に環状板44とランナ39,40との間に
微少間隙を保持するに必要な圧力が発生する。従
つて回転軸8は一対のラジアル軸受並びにスラス
ト軸受によつて微少な空気層を介して非接触状態
で支承される。よく知られているように空気の粘
性係数は潤滑油の粘性係数の千分の一程度であ
る。従つて空気を潤滑剤とする空気軸受は摩擦損
失が極めて小さく、斯くして摩擦損失によつて生
じる熱は極めて小量であるのでかなりの高速回転
が可能となる。第1図に示す実施例では回転軸8
を80000r.p.m程度の高速回転数で回転させるこ
とができる。
一方、前述したように噴出ノズル57から噴出
した圧縮空気によつてタービン翼車42に回転力
が与えられ、それによつて回転軸8が高速度で回
転せしめられる。このときタービン翼車42を通
過した圧縮空気は第1空気排出室A内に排出さ
れ、この圧縮空気によつて第1空気排出室A内に
露呈する電極66および電極ホルダ63が冷却さ
れる。次いでこの圧縮空気は空気排出孔59を通
つて第2空気排出室B内に流入する。このとき第
2空気排出室B内に露呈する電極ホルダ63およ
び調節ねじ67が圧縮空気によつて冷却される。
このように電極66および電極ホルダ63の全体
が圧縮空気によつて冷却されるために電極66の
温度は低く維持され、斯くして電極66の魔耗お
よび熱劣化を阻止することができる。
次いで第2空気排出室B内の圧縮空気は空気排
出路60を介して後部ハウジング3の後端部から
外部に排出される。このように第2空気排出室B
内の空気は噴霧頭9と反対側に向けて大気に排出
されるためにこの排出空気が塗装面に向けて流れ
ることはない。従つて排出空気中の油や塵埃が塗
装面に付着する危険性はなく、斯くしてきれいな
塗装面を得ることができる。
発明の効果 空気排出室から排出された空気が噴霧頭を越え
て塗装面に達することがないのできれいな塗装面
を得ることができ、更に電極を十分に冷却するこ
とができるので電極の摩耗を抑制でき、電極の熱
劣化を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回転霧化静電塗装装置の
側面断面図、第2図は第1図の−線に沿つて
みた断面図、第3図は第1図の−線に沿つて
みた断面図である。 2,3……ハウジング、8……回転軸、9……
噴霧頭、18……塗料噴射ノズル、30,31…
…ラジアル空気軸受、39,40……ランナ、4
4……環状板、66……電極、A……第1空気排
出室、B……第2空気排出室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転霧化静電塗装装置のハウジング内におい
    て非接触状態で支承された回転軸を具備し、該回
    転軸の前端部にカツプ状噴霧頭を固定すると共に
    該回転軸の後端部にタービン翼車を固定し、更に
    該回転軸後端部をハウジングに電気的に接続した
    回転霧化静電塗装装置において、上記回転軸後端
    部周りのハウジング内部に空気排出室を形成し、
    該空気排出室内に上記タービン翼車を配置して該
    タービン翼車を通過した空気を該空気排出室内に
    排出させ、回転軸後端部に対面配置されて該空気
    排出室を画定するハウジング端部壁上に回転軸後
    端部と接触する電極を取付け、該空気排出室から
    該ハウジング端部壁を貫通してハウジング後端部
    へ延びる空気排出通路をハウジング内に形成した
    回転霧化静電塗装装置。
JP12350283A 1983-07-08 1983-07-08 回転霧化静電塗装装置 Granted JPS6014960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12350283A JPS6014960A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 回転霧化静電塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12350283A JPS6014960A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 回転霧化静電塗装装置

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Publication Number Publication Date
JPS6014960A JPS6014960A (ja) 1985-01-25
JPS6246219B2 true JPS6246219B2 (ja) 1987-10-01

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ID=14862201

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JP12350283A Granted JPS6014960A (ja) 1983-07-08 1983-07-08 回転霧化静電塗装装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100587927B1 (ko) * 2004-04-06 2006-06-08 대한도장플랜트(주) 블레이드형 공기터빈 및 그 공기터빈이 구비된 도장기기
USD873874S1 (en) 2012-09-28 2020-01-28 Dürr Systems Ag Axial turbine housing for a rotary atomizer for a painting robot
CN104209806B (zh) * 2014-09-03 2017-01-11 青岛理工大学 纳米流体微量润滑静电雾化可控射流车削系统

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JPS6014960A (ja) 1985-01-25

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