JPH0154712B2 - - Google Patents

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JPH0154712B2
JPH0154712B2 JP58248982A JP24898283A JPH0154712B2 JP H0154712 B2 JPH0154712 B2 JP H0154712B2 JP 58248982 A JP58248982 A JP 58248982A JP 24898283 A JP24898283 A JP 24898283A JP H0154712 B2 JPH0154712 B2 JP H0154712B2
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JP
Japan
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tactile
piezoelectric element
plate
piezoelectric
holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP58248982A
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English (en)
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JPS60140380A (ja
Inventor
Koichi Akatsuka
Akyoshi Morita
Shuzo Oosumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI SERAMITSUKUSU KK
KOGYOSHA TSUSHIN KIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
FUJI SERAMITSUKUSU KK
KOGYOSHA TSUSHIN KIKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by FUJI SERAMITSUKUSU KK, KOGYOSHA TSUSHIN KIKI SEISAKUSHO KK filed Critical FUJI SERAMITSUKUSU KK
Priority to JP24898283A priority Critical patent/JPS60140380A/ja
Publication of JPS60140380A publication Critical patent/JPS60140380A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば盲人のための文字や図形など
を表示する点字、点図触知装置に関するものであ
る。
最近、コンピユータなどで取扱う情報を速みや
かに目の不自由な人たちに伝えるための研究が進
められているが、これの一環として一般の文字や
図形をそのまま表示し触読により情報を伝達する
ような点字点図触知装置が考えられている。
しかして、従来この種の触知装置として特開昭
54−83531号公報等に電磁機械的なものが開示さ
れているが、これらは構成が複雑で部品点数も多
く小形軽量化することが困難であり、発熱損失も
多い。
また別の技術のものとしてピエゾ効果を利用す
るものが特公昭54−38935号公報に、圧電的に振
動駆動される8個のバイモルフ振動子の一端をセ
ラミツクス基板上に並置固定し、他端に触知ピン
となる小金属ロツドを植設した振動子構体を積層
したものや、また特公昭58−47709号公報には、
片持ばり式に積重ね支持され、自由端が階段状に
配列されてその先端に感知棒が植設されているも
のや、さらにCSP3229387号公報に、プリント基
板上に多数のピエゾリードを所定角度傾け密集し
て植設するものが開示されている。しかしながら
これらの点字、点図触知装置はその組み立てに当
たつて作業性が悪く、脆性の大きい圧電リードを
破損し易いばかりでなく、構成部品種類も多く部
品管理でも煩雑になり、結果的に製造コストが高
くつく問題やピエゾリードの振動で指先が疲労し
易い問題があつた。
この発明は上記の欠点を除去するためなされた
もので、軽量で、発熱損失がなく応答性にすぐ
れ、しかも組立作業が簡単で製作の容易な点字、
点図触知装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図面に従い説明す
る。
第1図において1は装置本体で、この本体1の
表面には触知盤2を有している。この場合触知盤
2には第2図に示すようにX方向に18個、Y方向
に16個つまり18×16の触知ピン3を有している。
一方、第3図a,bにおいて4はホルダーでこ
のホルダー4は第4図に示すように位置決め部位
として逆V字状の台座41を有し、これの頂点に
沿つて複数枚(図示例では10枚)の保持板42を
所定間隔をおいて並設し、これら保持板42の間
に圧電素子保持部を形成している。この場合、こ
れら保持板42は第3図に示すようにθ(例えば
50゜〜60゜)だけ傾斜して設けられている。なお、
上記保持板42の両側端には切欠き溝421,4
22を有している。また、上記台座41は一端面
を一方最端部の保持板42面と面一とするととも
に連結用突起411を形成し、また他端部を他方
最端部の保持板42面より保持板42の間隔つま
り圧電素子保持部の寸法と同じ寸法だけ突出する
とともに上記突起411に対応する受孔412を
形成し、さらに底面に固定用突起413(この部
分はねじ孔でもよい)を形成している。
このようなホルダー4に圧電素子5を組立て
る。この場合、上記触知盤2ではX方向に18個の
ピン3が配列されるので、このようなホルダー4
を2個連結するようになる。すなわちこの場合2
個のホルダー4を用意し一方のホルダー4の突起
411を他方のホルダー4の受孔412に挿入す
ることで連結するが、これによりホルダー4,4
の間にも圧電素子保持が形成される。そして、こ
のような連結ホルダー4を図示しない治具に固定
した状態で圧電素子5を組込んでいく。
ここで、圧電素子5は第5図a,bに示すよう
に共通基端部51に8本の作動片52を櫛歯状に
形成したものである。すなわち具体的には同図に
示すように例えばPZTからなる櫛歯状をなす圧
電層53,54の間に、これと同一形状をなすリ
ン青銅又はニブコロイのような弾性材料よりなる
薄片55を介挿し、さらに圧電層53,54表面
に各歯毎独立させて銀のような導電材にて薄層5
6,56形成するとともに各薄層56,56の先
端間を銀などの薄片57にて短絡してなるもの
で、上記薄片55を共通の接地電極551とする
とともに各歯毎独立して形成した薄層56を各作
動片52の作動電極521にしている。また、圧
電素子片5は基端部51に上記ホルダー4の台座
41に対応する部位としてV字状の切欠部58を
有している。
そして、このような圧電素子5は上記連結ホル
ダー4の保持板42の間に基端部51を挿入し組
込まれる。この場合基端部51の切欠部58に台
座41の頂点部分を嵌合させ位置決めを確実にし
ている。このとき、圧電素子5の接地電極551
および各作動片52の作動電極521はホルダー
4の下方に導出するようにしている。以下同様に
して連結ホルダー4の各保持板42の間の圧電素
子保持部に圧電素子5を組込んでいく。このとき
最終端の保持部は明けておく。こうして、すべて
の組込みが完了したところで保持板42両側端の
切欠き溝421,422に沿つて接着剤を充填
し、これを一体化する。
このように圧電素子5を一体化した連結ホルダ
ー4は装置本体1内に組立てられる。この場合、
同様にして組立てられた連結ホルダー4を2個用
意し、これらを並設するようにする。ここで、第
6図に示すように装置本体1の底面には所向間隔
をおいて1対の基台11,12を設けている。こ
れら基台11,12は相対向する面をテーパ面に
形成し、このうち一方の基台11のテーパ面には
上記ホルダー4の連結用突起411に対応する受
孔111、他方の基台のテーパ面には上記ホルダ
ー4の受孔412に対応する連結用突起121を
夫々所定間隔をおいて形成しておりこれら受孔1
11、突起121を介して上記連結ホルダー4を
2個並設した状態で固定している。
第3図a,bに戻つてホルダー4に組込まれた
圧電素子5の各作動片52の先端に触知ピン3を
取付けている。この場合作動片52とピン3はフ
レキシブルな構造で接合されている。
このような触知ピン3は先端部を触知盤2の表
面より突出可能にしている。この場合触知盤2は
第2図に示すようにX方向に触知ピン3が3個ず
つ挿通される長孔21を6個、Y方向に同長孔2
1を16個夫々整列して形成している。また、この
触知盤2の内面に対向して所定間隔をおいて内板
6を配設している。この内板6には第2図に示す
ようにY方向に触知ピン3が8個ずつ挿通される
長孔61を2個、X方向に同長孔61を18個夫々
整列して形成している。そして、これら触知盤2
と内板6の間に触知ピン用ストツパ7を設けてい
る。このストツパ7は上記触知ピン3の上記触知
盤2表面からの突出量を規制するもので内板6上
に当接した状態で上記触知ピン3先端が触知盤2
表面より突出しないようにするとともに触知2内
面に当接した状態で触知盤ピン3の先端が触知盤
2表面より所定寸法だけ突出するようにしてい
る。
このように構成された点字、点図触知装置では
ホルダー4に保持された圧電素子5の接地電極5
51と作動片52の電極521との間に電圧が印
加されると、作動片52が保持板42のエツジ部
を支点として立上り方向にわん曲変位される。こ
れによりかかる作動片52の自由端に設けられた
触知ピン3が触知盤2表面より所定寸法だけ突出
される。
したがつて、このように多数配設される作動片
52を適宜選択し、電圧を印加して変形させ、触
知ピン3を触知盤2表面より突出させることによ
り触知盤2表面に所望する点字、点図を表示でき
ることになる。この場合第2図に示す触知盤2で
は黒色で表すピン3が突出している状態を示し、
「漢」なる文字が表示されており触読によりこの
内容が伝えられる。
しかして、このような構成によれば触知ピンを
駆動する作動片として圧電素子を用いているので
従来のコイルを有する電磁式のものに比べ大巾な
軽量化を図ることができるとともに発熱損失を全
くなくすことができる。また対応する作動片に電
圧を印加するのみで直ちに触知ピンを駆動できる
ので、従来の点字ピン毎に駆動源を設けないもの
に比べ応答速度つまり情報の表示速度を速めるこ
ともできる。さらに、複数の作動片を櫛歯状に一
体に形成することで、圧電素子の製作が容易にな
り作動片のピツチを正確に出すことができ、しか
も、このような圧電素子をホルダーに組込むだけ
で組立ができるので従来のピエゾリードを1本ず
つ所定角度傾斜させながら密集して取付けるよう
にしたものに比べ組立作業を簡単に、かつ安定し
て行なうことができ製作を容易にできるととも
に、圧電素子の先端を同一高さに揃えることで圧
電素子ならびに触知ピンが1種類でよく部品管理
を簡略化できる。さらにまた、触知ピンの突出寸
法などもストツパを用いることにより簡単に設定
できるのでこの点からも製作が容易である。ま
た、触知ピンの突出は作動片のわん曲変位を利用
しているので触知ピンはそれほど大きくない最適
な力で触知盤より突出されるようになる。これに
より触指走査の際指先の動きに対して触知ピンは
引掛らない程度に押戻されるので触知盤上に指先
をすべらすことで触読でき、読み取り速度を速め
ることもできる。
なお、この発明は上記実施例にのみ限定されず
要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施でき
る。例えば上述では触知盤2に18×16の触知ピン
3を配列したものについて述べたが、これは一例
であつて他のものにも適用できる。したがつてホ
ルダー4の保持板42の枚数、連結数も適宜変え
ることができる。また上述では圧電素子片5とし
て8本の作動片52を有するものについて述べた
が、これ以外の本数を有するものを用いてもよ
い。さらに上述では一貫して盲人用として説明し
たが広く一般への応用も可能なことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第
2図は同実施例の触知盤上の触知ピン配列を説明
するための図、第3図a,bは同実施例の要部を
示しaは縦断面図、bはaのb―b線に沿つた横
断面図、第4図は同実施例に用いられるホルダー
を示す斜視図、第5図a,bは同実施例に用いら
れる圧電素子を示しaは正面図、bは側面図、第
6図は同実施例におけるホルダーの装置本体への
組立を説明するための図である。 1…装置本体、11,12…基台、111…受
孔、112…突起、2…触知盤、21…長孔、3
…触知ピン、4…ホルダ、41…台座、411…
突起、412…受孔、413…突起、42…保持
板、5…圧電素子、51…共通基端部、52…作
動片、53,54…圧電層、55…薄片、56…
薄層、57…薄片、58…切欠部、551…接地
電極、521…作動電極、6…内板、61…長
孔、7…ストツパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流印加電圧に対応して湾曲する圧電作動片
    を有する点字、点図触知装置において、前記圧電
    作動片の複数個が共通基端部を有する櫛歯状の一
    体的構成をなすと共に前記共通基端部に逆V字状
    の位置決め部位を有する圧電素子と、前記部位に
    対応した逆V字状の台座およびこれの頂点に沿つ
    て所定間隔をおいて所定角度傾斜して並設される
    複数の保持板を有しこの保持板間に前記圧電素子
    の共通基端部を挾んで圧電素子を前記所定角度で
    保持するホルダーと、前記圧電素子の各圧電作動
    片の先端に設けられる触知ピンと、前記圧電作動
    片の湾曲変位に応じて変移する前記触知ピンをそ
    の表面に突出可能にした触知盤と、前記触知ピン
    に前記触知盤よりの突出量を規制するストツパと
    を具備したことを特徴とする点字、点図触知装
    置。
JP24898283A 1983-12-28 1983-12-28 点字、点図触知装置 Granted JPS60140380A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24898283A JPS60140380A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 点字、点図触知装置

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JP24898283A JPS60140380A (ja) 1983-12-28 1983-12-28 点字、点図触知装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62268520A Division JPS64783A (en) 1987-10-24 1987-10-24 Piezoelectric actuator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60140380A JPS60140380A (ja) 1985-07-25
JPH0154712B2 true JPH0154712B2 (ja) 1989-11-20

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ID=17186266

Family Applications (1)

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JP (1) JPS60140380A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438935A (en) * 1977-08-31 1979-03-24 Kanai Hiroyuki Fiber trasfer apparatus in tandem card
JPS5847709A (ja) * 1981-09-10 1983-03-19 Shizuoka Seiki Co Ltd 昇降機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438935A (en) * 1977-08-31 1979-03-24 Kanai Hiroyuki Fiber trasfer apparatus in tandem card
JPS5847709A (ja) * 1981-09-10 1983-03-19 Shizuoka Seiki Co Ltd 昇降機

Also Published As

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JPS60140380A (ja) 1985-07-25

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