JPH0154351B2 - - Google Patents

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JPH0154351B2
JPH0154351B2 JP55012088A JP1208880A JPH0154351B2 JP H0154351 B2 JPH0154351 B2 JP H0154351B2 JP 55012088 A JP55012088 A JP 55012088A JP 1208880 A JP1208880 A JP 1208880A JP H0154351 B2 JPH0154351 B2 JP H0154351B2
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complex
acid diimide
pyromellitic acid
hydrogen
lower alkyl
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JPS55104284A (en
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Etsuchi Fuitsushaa Maikeru
Oo Rin Buruusu
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Merck and Co Inc
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Merck and Co Inc
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Publication date
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Publication of JPH0154351B2 publication Critical patent/JPH0154351B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/44Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
    • C07D209/48Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles with oxygen atoms in positions 1 and 3, e.g. phthalimide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/116Heterocyclic compounds
    • A23K20/137Heterocyclic compounds containing two hetero atoms, of which at least one is nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/87Benzo [c] furans; Hydrogenated benzo [c] furans
    • C07D307/89Benzo [c] furans; Hydrogenated benzo [c] furans with two oxygen atoms directly attached in positions 1 and 3
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D491/00Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00
    • C07D491/02Heterocyclic compounds containing in the condensed ring system both one or more rings having oxygen atoms as the only ring hetero atoms and one or more rings having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by groups C07D451/00 - C07D459/00, C07D463/00, C07D477/00 or C07D489/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−未置換またはN−モノ置換された
ピロメリト酸ジイミドとアミド、チオアミドまた
はアミジノ化合物とから製造される新規な錯体に
関する。その錯化剤は環式化合物でも開環鎖状化
合物でもよい。かかる錯体は反芻動物用の飼料添
加物として有用である。したがつて本発明の目的
の1つはかかる新規錯体を提供することである。
いま1つの目的はかかる錯体の製造法を提供する
ことである。さらにいま1つの目的はかかる化合
物を反芻動物に与えて揮発性脂肪酸の産出をアセ
テートでなくてプロピオナートとフチラートの増
加する方向に変えそしてメタンの生成を抑制し、
しかして飼養効率を向上させるために使用するか
かる錯体の用法を提供することである。本発明の
その他の目的は以下の記載から明らかになろう。
本発明のプロメリト酸ジイミド錯体は下記構造
式によつて最も良く示される。
式中 mとnは両方が共に2ではないという条件で互
に独立的に1又は2を意味し、R1は水素、低級
アルキル又はヒドロキシ置換低級アルキル、Xは
酸素、硫黄またはイミノ、R2は水素であり、R3
は水素、低級アルキル、又はアミノを意味し、又
はR2とR3とは互に結合して1又は2個の窒素原
子を含み、低級アルキル又はヒドロキシによつて
置換されてもよい5員または6員の複素環式環を
形成する。
本明細書で「低級アルキル」とは直鎖状または
分枝状の炭素原子の1乃至6個を有するアルキル
基を意味する。かかるアルキル基の例を挙げれば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソ
ペンチル、ヘキシルなどである。
本発明の好ましい錯体は上記構造式において、
R1が水素、メチル、エチルまたはヒドロキシエ
チルを意味するものである。最も好ましいピロメ
リト酸ジイミド化合物はR1が水素、メチルまた
はヒドロキシエチルであるものである。
好ましい錯化剤はR2が水素または低級アルキ
ル、R3が水素、アルキルまたは低級アルキル、
そしてXが酸素であるものである。さらに好まし
い化合物はR2とR3とが結合して場合により低級
アルキルまたはヒドロキシで置換されたピリジル
環またはピリミジニル環を形成しておりそしてX
が酸素またはイミノであるものである。より好ま
しい錯化剤は尿素、ホルムアミド、アセトアミ
ド、2−ピリドンまたは2−または4−ピリミド
ン(メチルまたはヒドロキシによつて置換されて
もよい)、および2−または4−アミノピリミジ
ン(メチルによつて置換されてもよい)である。
最も好ましい錯化剤は尿素、ホルムアミド、ア
セトアミド、4,6−ジメチル−2−ピリミド
ン、2,4−ジメチル−6−ピリミドン、2−ピ
リドン、3−ヒドロキシ−2−ピリドンおよび2
−アミノ−4,6−ジメチルピリミジンである。
当技術者には明らかなように本発明の環式アミ
ド、チオアミドおよびアミジン類は互変異性体混
合物として存在する。すなわち、たとえば2−ピ
リドンは2−ヒドロキシピリジンとして記憶する
ことができ、2−ピリミドンは2−ヒドロキシピ
リミジンとして、また2−アミノピリミジンは2
−イミノピリミジンとしても記憶することができ
る。上記の互変異性体は下記の平衡式で表わされ
る。
便宜上、本発明に環式アミド、チオアミドおよ
びアミジン類はそのオキソ、チオおよびイミノの
形で表わされる。
ピロメリト酸ジイミド(R1=H)は錯化に利
用しうる2つの反応位置を有しそしてN−モノ置
換ピロメリト酸ジイミド(R1(vii)H)は錯化のた
めに利用しうる1つの反応位置を持つている。し
たがつて、R1=Hの場合には、1:1(m=n=
1)、1:2(m=1,n=2)および2:1(m
=2,n=1)の比である錯体を形成することが
可能である。R1が水帯以外の場合には、錯体は
1:1(m=n=1)と1:2,n=2)の比で
形成されうる。等モル量以外のピロメリト酸ジイ
ミド化合物との錯体は一般に両出発物質を適当な
比で使用することにより生成される。しかしなが
ら、再出発物質が等モル量で使用されるか否かに
かかわらず、溶剤の作用が単離される錯体の性状
に大きな影響を及ぼしうる。1つ以上の錯比が生
じ得る場合で、ある1つの特定の比が使用されて
いる特定の溶剤系にきわめて不溶性である場合に
はその比が優勢的に単離される錯比となる。した
がつて溶剤系を所望されない錯体がそれにより可
溶性でありそして望ましい錯体がそれに難溶性で
あるような溶剤系に変えることにより所望の錯比
を得ることができる。さらに場合によつては、た
とえば錯化剤が液体であるような場合には、錯化
剤のの過剰を用いることができ、溶剤を減らすか
または溶剤なしとすることができる。錯化剤を過
剰に使用することにより収率の増加が認められる
場合もある。
本発明の錯化剤とピロメリト酸との錯体は化学
的に新規な化合物である。この錯体はピロメリト
酸と錯化剤との単なる混合物ではなく、これら2
つの成分とは明らかに異なる独自の特性を有する
ところの別個の化学量論的存在である。
本発明の錯体は両成分が可溶性であり且ついず
れの成分にも非反応性である非プロトン溶剤中で
ピロメリト酸ジイミド化合物を錯化剤と化合させ
ることによつて製造される。好ましい溶剤はジメ
チルホルムアミド、エーテル、アセトン、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1−メ
チル−2−ピロリジノン等である。特定の溶解特
性を得るために複数の溶剤の混合物がきわめてし
ばしば用いれらる。溶剤中で化合させたのち、そ
の混合物を室温からその混合物の沸点までの範囲
の温度で1時間乃至4日間攪拌する。反応は室温
で実施するのが好ましい。この錯体は常用技術を
用いて単離される。
本発明の錯化剤はピロメリト酸ジイミド(R1
=H)と同じく公知化合物である。R1が水素以
外を意味する化合物は下記反応図式に従つて製造
される。
上記反応図式において、まずピロメリト酸二無
水物がアンモニアで処理されて1−カルバモイ
ル−2−カルボキシベンゼン−4,5−ジカルボ
ン酸無水物が生成される。この反応は一般に出
発物質がそれに可溶性である非極性溶媒たとえば
テトラヒドロフラン中で実施されそして0℃乃至
室温で5分間乃至2時間で完結する。室温が好ま
しい。
次に化合物()に塩化チオニルを加えて約室
温からこの反応混合物の還流温度まで約30分乃至
16時間加熱してピロメリト酸イミド無水物()
を生成させる。一般にこの反応は塩化チオニルの
過剰を使用し溶剤なしで実施される。しかし所望
の場合にはトルエンまたはベンゼンのごとき非極
性溶剤を使用することができる。別の仕方とし
て、この環化は高沸点溶剤たとえばメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセト
アミド、ジフエニルエーテルなどの中で約100℃
からその反応混合物の還流温度までの温度で加熱
することにより実施することができる。この反応
は約30分乃至1時間で終了して化合物()が得
られる。
次に化合物()をR1置換アミンで処理して
化合物()の無水物部分と反応させそしてR1
カルバイモル化合物()を得る。この反応は一
般に上記したような溶剤中で実施される。反応は
約10乃至50℃において5分乃至2時間で終る。温
度は室温が好ましい。
このカルバモイル化合物()を上述の高沸点
溶剤中で加熱してR1モノ置換ピロメリト酸ジイ
ミド()を生成させる。この生成物は公知技術
を用いて単離される。
別の仕方として中間体()を単離しないでピ
ロメリト酸イミド無水物()を反応させること
ができる。最初の1モルのアミンとの反応はジメ
チルホルムアミドのような高沸点溶剤中で、ただ
しアミン工程について上記した温度条件で実施さ
れる。次に、予定した反応時間経過後にこの反応
混合物をゆつくりと(1乃至4時間かけて)第2
の工程の反応条件移す。生成物()は常法によ
り単離される。
上記した方法のいま1つの変法として、アンモ
ニア反応とアミン反応との順序を逆にすることが
できる。すなわち、→の工程におけるアンモ
ニアを→工程のR1−NH2で置きかえること
ができる。この方法によれば、R1基が最初の中
間体にすぐに位置せられる。このあと、→の
工程でアンモニアを使用する。生成物は2つの変
法の間で変化はなく、したがつて本発明のピロメ
リト酸ジイミド化合物を製造するためにいずれの
プロセスを用いてもよい。
飼料の使用効率を研究する過程において、飼料
の種々の成分を物質代謝的に利用しうる分子を形
成するところまで反芻動物により消化分解される
メカニズムについて広範な研究がなされた。炭水
化物利用のメカニズムは現在ではよく知られてい
る。反芻動物の第一胃(rumen)に存在する微生
物が炭水化物を発酵させて単糖を生ぜしめそして
次にこの単糖がピルヴエート化合物まで分解され
る。
ピルヴエート化合物は微生物学的プロセスによ
りアセテート化合物かまたはプロピオネート化合
物まで同化される。この時のアセテート化合物な
いしはプロピオネート化合物は酸の形か又は他の
形か基であることができる。2個のアセテート基
はその後なお第一胃内において化合してブチラー
トを形成しうる。
反芻動物はこれらブチラート、プロピオナート
およびアセテートを利用できるが、その効率は互
に相違する。総括的に揮発性脂肪酸(VFA)と
して知られているこれら化合物の利用はその動物
の腸から吸収されたのちに起る。プチラートが最
も効率に利用され、そしてアセテートが最も利用
効率が低い。しかしながら、プチラートのこの比
較的高い利用効率はこれが第一胃の中でアセテー
トからつくられねばならないとううプチラート産
出の非効率性によつて打ち消されてしまう。
第一胃内での主たる非効率性の1つはアセテー
トの産出に存する。アセテートはピルヴエート分
子の分解により生じるのであるから、アセテート
各1分子の産出にはメタン1分子の産出にはメタ
ン1分子の発生が伴なう。生成されたこのメタン
の大部分はおくびと共に吐き出されて失なわれて
しまう。ブチラートはアセテート2分子からつく
られるのであるから、比較的効率的に利用される
ブチラートの各1分子はその動物にとつて2分子
のメタンならびにこれに関連するすべてのエネル
ギーの損失を失なう。
したがつて、炭水化物(炭水化物は反芻動物の
飼料の主栄養源部分である)の利用効率はその炭
水化物からアセテートでなくてプロピオナートを
つくり出すよう動物を仕向ける処置を施すことに
より向上させることができる。さらに、食餌の利
用効率は第一胃中のプロピオナート化合物の生成
とその濃度を観察することによつて確実に監視す
ることができる。もしその動物により多くのプロ
ピオナートをつくり出している場合には、それを
飼料がより有効に利用されていることを示す。こ
の効果は食餌摂取量当りの体重脱加率の上昇、メ
タン放出によるエネルギー損失の減少してその動
物が食肉動物として売却される時にその動物の飼
育者に対する経済的利得が多くなることにより明
らかに示される。
本発明による反芻動物の飼料利用率を向上させ
る方法は上記した新規錯体の1種またはそれ以上
の有効量を経口的に反芻動物に投与することを特
徴とする。もちろん、最も経済的に重要な反芻動
物(複数の胃を持ち、そのうちの1つが第一胃と
して機能する動物)は牛、羊および山羊である。
本発明の錯体は反芻動物に約0.1mg/Kg/日乃至
約10mg/Kg/日の量で経口投与される。上記範囲
が有効であるけれど、好ましい範囲は0.5乃至5
mg/Kg/日である。
本発明による錯体が反芻動物においてその飼料
の利用効率を高めることが見出された。本錯体を
投与する最も簡単な方法はその動物の飼料に誤錯
体を配合する方法である。しかしながら、本発明
の錯体は他の方法によつても有効に投与すること
ができる。たとえば、本錯体を錠剤、水薬、大丸
剤またはカプセルとして製剤してこれを動物に投
与することができる。これらの投薬形態の錯体の
製剤は獣医薬物学の分野で公知の手段ならびに方
法を用いてつくることができる。各単位薬剤は処
置されるべき動物に対して適当な1日当りの薬量
に直接関係する量の本錯体を含有していなければ
ならない。
カプセルはゼラチンカプセルに所望錯体を所望
形状で充満することにより容易に製造することが
できる。所望の場合には、本錯体は不活性粉末希
釈剤で希釈することができる。かかる希釈剤とし
ては例えば砂糖、でんぷんまたは精製結晶セルロ
ース等が使用でき、カプセル充填を便宜ならしめ
るための増量剤の役割を果す。
錠剤は常用の薬物学的方法により製造すること
ができる。錠剤の製造は非常によく知られた高度
に進歩した技術に属する。活性成分に加えて、錠
剤は通常ベース成分、崩壊剤、吸収剤、結合剤、
潤滑剤などを含有する。典型的なベース成分はラ
クトース、微細氷砂糖、塩化ナトリウム、でんぷ
んおよびマンニトールである。でんぷんはアルギ
ニン酸と同様にすぐれた崩壊剤でもある。ラウリ
ル硫酸ナトリウムおよびジオクチルスルオコハク
酸ナトリウムのごとき表面活性剤も場合により使
用されうる。通常使用される吸収剤はでんぷんお
よびラクトースであり、油性物質に対しては炭酸
マグネシウムも有用である。よく使われる結合剤
はゼラチン、ゴム、でんぷん、デキストリンおよ
び各種のセルロース誘導体である。一般に使用さ
れる潤滑剤はステアリン酸マグネシウム、タル
ク、パラフインワツクス、各種金属石けんおよび
ポリエチレングリコールである。
飼料効率を高める本発明の方法は、本錯体を緩
効大丸薬(slow−pay−out bolus)として投与
することによつても実施することができる。緩効
大丸薬は有効成分が徐々に放出されるようした食
塊であり、有効化合物の溶解を遅延させる手段を
施す点を除き錠剤と同様に製造することができ
る。溶解をおそくすることは水になるべく難溶性
の本錯体を選択することによつても助長される。
大丸薬の比重を高めそしてこれが第一胃の底に静
止しているようにするために鉄増量剤のような物
質が添加されうる。
薬剤がその中に封埋されるような不溶性物質の
母体(マトリツクスと呼ばれる)を使用すると錯
体の溶解を遅延させることができる。このような
物質としては、例えば、植物性ワツクス、精製鉱
油、水不溶性重合体材料などが使用できる。
本錯体の懸濁物を含有する水素は落花性油、コ
ーン油またはゴマ油のような植物油たらなる非溶
剤中に本錯体を懸濁することにより製造すること
ができる。
錯体を懸濁状態に保持するためには適当な生理
学的に許容されるアジユバンドを使用する必要が
あり、アジユバンドはポリビニルピロリドン、ゼ
ラチン等のシツクナーから選択することができ
る。多くの種類の表面活性剤がまたこの目的のた
め、すなわち沈殿防止のために役立つ。たとえ
ば、レシチン、酸化ポリエチレン付加物、スルホ
ン酸ナフタレン、アルキルベンゼンスルホナー
ト、ポリオキシエチレンゾルビタンエステル等が
液体非溶剤中の沈殿防止のために有効である。
更に、その液体の親水性、比重および表面張力
に作用を及ぼす多くの物質が個々のケースにおい
て懸濁物の調製のために使用できる。たとえば、
シリコン泡防止剤は有用な沈殿防止剤となりう
る。
懸濁可能な錯体は使用直前に希釈される濃厚濁
物としてあるいは錯体とアジジユバントの乾燥混
合物として反芻動物飼育者に供給することができ
る。
本新規方法で本発明の錯体を用いて動物を処置
するための有用且つ最も実用的方法は本錯体を餌
料配合物中に配合しておくことである。通常の乾
燥飼料、液体飼料およびペレツト化した飼料を高
めた任意の飼料に本錯体を配合することができ
る。
薬物を動物飼料に配合する方法としては種々の
方法が公知となつている。薬物配合餌料の1つの
原材料として高濃度の薬物予備混合物いわゆるプ
レミツクスを調整しておくのが有利である。たと
えば、典型的プレミツクスはプレミツクス1ボン
ド(454g)当り薬剤約1乃至400gを含有しう
る。用量範囲が広いのは最終的飼料に所望される
薬物濃度が広い範囲に亘るからである。プレミツ
クスは液状でも固体状でもよい。
処置に有効な適当量で本錯体を含有する反芻動
物の餌を調合することはもつぱら算数的な事柄で
ある。必要なことは各個の動物に所望される錯体
の投与量を計算すること、その動物が1日に食べ
る餌の量ならびに使用するプレミツクス中の錯体
の濃度を考慮すること、そして飼料中の錯体の適
当濃度を計算することだけである。
反芻動物の飼料調整分野で通常用いられている
すべての調整、配合、混合およびペレツト化の方
法はすべて本発明による錯体を含有する飼料製造
のために適当である。
本発明の範囲は決してなぉらか特定の調合物ま
たは投与方法のみに限定されるものではない。本
発明はその錯化合物の投与方法のいかんにかかわ
らず、ある特定の錯体を経口投与することにより
反芻動物の飼料利用効率を高める方法を要旨とす
るものである。
市場性のある反芻動物を含めた家蓄動物を各種
の成長促進剤、病気予防剤で処置すること、およ
びこれら動物の一生に亘つて病気の処置をするこ
とは有益である。このような処置のための薬剤は
しばしば組合わせて用いられる。本発明の新規な
方法も他の処置と組合わせて実施することができ
る。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1 ピロメリト酸ジイミド・尿素錯体 ジメチルホルムアミド900ml中に尿素12.0g
(0.20モル)を溶解した溶液に、室温(23℃)で
攪拌しながらピロメリト酸ジイミド21.6g(0.10
モル)を添加する。ジイミドは徐々に溶解して澄
んだ溶液を与える。1時間後に、すばやくエチル
エーテル900mlを滴下する。沈殿が生じるのでこ
の混合物を室温で一晩(16時間)攪拌する。不溶
物を捕集し、エチルエーテルでよく洗いそして室
温で真空乾燥する。これにより20.1gの生成物が
得られる。さらに液をエチルエーテルで希釈剤
することにより、追加的には6,3gの生成物が
得られる。しかして総量26.4gのピロメリト酸ジ
イミド・尿素錯体を得る。融点>300℃。
実施例 2 実施例1と同様にして錯体が得られた。
錯 体 融点℃ N−メチルピロメリト酸ジイミド・尿素
239〜240 N−(2−ヒドロキシエチル)ピロメリト酸ジ
イミド・尿素 210〜211 実施例 3 ピロメリト酸ジイミド・ホルムアミド錯体 ジメチルホルムアミド860ml中の粉末ピロメリ
ト酸ジイミド21.6g(0.10モル)に室温で攪拌し
ながらホルムアミド20mlを添加する。この混合物
を室温(23℃)で16時間攪拌する。不溶性のピロ
メリト酸ジイミド・ホルムアミド錯体を捕集し、
冷アセトンで十分に洗いそして室温で高真空にお
いて乾燥むる。しかして、融点が300℃以上であ
るピロメリト酸ジイミド・ホルムアミド錯体9.7
gを得る。ジメチルホルムアミド、アセトン液
から沈殿物を分離してさらに生成物9.2gが得ら
れる。
実施例 4 実施例3と同様に操作を行なつて下記錯体が得
られた。
錯 体 融点℃ ビス−〔メチルピロメリト酸ジイミド〕・ホルム
アミド >300 ビス−〔N−(2−ヒドロキシエチル〕ピロメリ
ト酸ジイミド〕・ホルムアミド 261〜263 ピロメリト酸ジイミド・アセトアミド >300 ピロメリト酸ジイミド・4−アミノ−2,6−
ジメチル−ピリミジン >300 上記方法に従つて、ただしホルムアミドの代り
に2−ピロリジノンないしは2−イミドゾリドン
を等モル量使用してそれぞれピロメリト酸ジイミ
ド・2−ピロリジノンないしはピロメリト酸ジイ
ミド・2−イミダゾリドンが得られた。
実施例 5 ピロメリト酸ジイミド・4,6−ジメチル−2
−ピリミド錯体 60mgのジメチルホルムアミド中1.60(10ミリモ
ル)の4,6−ジメチル−2−ピリミドンの溶媒
に、ポリメリト酸ジイミド2.16g(10ミリモル)
を加える。この混合物を室温(23℃)で16時間攪
拌する。不溶物を過し、エチルエーテルで洗つ
て室温で真空乾燥する。ピロメリト酸ジイミド・
4,6−ジメチル−2−ピリミドン錯体1.21gを
得る。融点は257〜277℃(分解)である。
上記と同様にして、4,6−ジメチル−2−ピ
リミドンの代りに2−アミノイミタゾールないし
は2−アミノ−4,5−ジメチルイミダゾールを
等モレ量使用して、それぞれピロメリトジイミダ
ゾールないしはピロメリト酸ジイミド・2−アミ
ノイミタゾールないしはピロメリト酸ジイミド・
2−アミノ−4,5−ジメチルイミダゾールが得
られた。
実施例 6 ピロメリト酸ジイミド・ビス−4,6−ジメチ
ル−2−ピリミドン錯体 ジメチルホルムアミド800mlに4,6−ジメチ
ル−2−ピリミドン二水和物35.2g(0.22モル)
を含有する溶液に、室温(23℃)で粉末ピロメリ
ト酸ジイミド21.6g(0.10モル)を添加する。こ
の混合物を室温で20時間攪拌する。不溶物を捕集
してアセトンとエぶテルとでよく洗いそして室温
で真空乾燥する。しかしてピロメリト酸ジイミ
ド・ビス〔4,6−ジメチル−2−ピリミドン〕
錯体19.1gを得る。融点:284(分解)。液から
第2収量10.7gを得る。
実施例 7 上記の各実施例に準じて操作を行ない下記錯体
が得られた。
錯 体 融点℃ ビロメリト酸ジイミド・ビス〔2,4−ジメチ
ル−6−ピリミドン 242〜244 ピロメリト酸ジイミド・ビス〔2−ピリドン〕
>300 ピロメリト酸ジイミド・ビス〔3−ヒドロキシ
−2−ピロリドンン >300 ピロメリト酸ジイミド・ビス〔2−アミノ−
4,6−ジメチルピリミジン〕 >300 実施例 8 N−メチルピロメリト酸ジイミド・〔4,6−
ジメチル−2−ピリミドン〕錯体 ジメチルホルムアミド35ml中に4.6−ジメチル
−2−ピリミドン二水和物1.60(10ミリモル)と
N−メチルピロメリト酸ジイミド1.15g(5.0ミ
リモル)を懸濁した懸濁物を100℃に加熱しなが
ら溶液となるまで攪拌する。この溶液を室温で結
晶が生じるまで冷却しそして次に結晶化が完結す
るまで氷浴中に保持する。結晶を集め、エチルエ
ーテルでよく洗いそして室温で真空乾燥する。し
かして、i.r.n.m.rおよび元素分折によ同定された
N−メチルピロメリト酸ジイミド・〔4,6−ジ
メチル−2−ピリミドン〕錯体、融点:261〜263
℃が1.90gが得られた。
実施例 9 実施例8と同様にして下記錯体が得られた。
錯 体 融点℃ N−メチルピロメリト酸ジイミド・〔2,4−
ジメチル−6−ピリミドンン〕 >300 N−メチルピロメリト酸ジイミド・〔2−ピリ
ドン〕 >300 ピロメリト酸ジイミド・〔チオ尿素〕 >300 製造例 1 ピロメリト酸ジイミド無水物 室温で攪拌しながら塩化チオニル900mlに1−
カルバモイル−2−カルボキシベンゼン−4,5
−ジカルボ酸無水物90gを添加する。この反応混
合物を2時間還流加熱する。冷却時にヘキサン
900mlを加えそしてこの混合物を30分間攪拌する。
不溶物を過してヘキサンで洗いそして80℃で真
空乾燥する。しかして明黄色の固体89.3gを得
る。この固体生成物は赤外スペクトル分折により
ピロメリト酸ジイミド無水物と同定された。
製造例 2 1N−エチルカルバモイル2−カルボキシベン
ゼン4,5−ジカルボン酸無水物 アセトン35mlにピロメリト酸ジイミド無水物
1.05gを溶解しそして0℃に冷却する。アセトン
10mlに溶解したエチルアミン544mgを0℃で攪拌
しながら15分間で滴下する。この反応混合物を0
℃で20分間攪拌しそして乾燥体まで真空濃縮す
る。この残留物9mlの水に溶解しそして遠心機に
かけて不溶物を除く。その上澄み液を2.5Nの塩
酸でPH1に酸性化する。白色結晶が生じる。この
場合物を室温で20分間攪拌したのち過する。固
体を水で2回、エタノールで1回そしてエーテル
で2回洗つて乾燥する。しかして白色固体854mg
を得る。この固体生成物は核磁気共鳴により1N
−エチルカルバモイル2−カルボキシベンゼン
4,5−ジカルボ酸イミドと同定された。
製造例 3 N−(n−エチル)ピロメリト酸ジイミド 1N−(n−エチル)カルバモイル2−カルボキ
シベンゼン4,5−ジカルボ酸イミド800mgを乾
燥ジメチルホルムアミド3mlに懸濁しそして100
℃の油浴に浸漬する。この時に混合物は均質とな
る。この反応混合物をさらに150℃まで45分間加
熱する。室温まで冷却したらこの混合物を一晩攪
拌しそして過する。固体物質をジメチルホルム
アミドだ1回、アルコールで1回そしてエーテル
で2回洗う。空気中で乾燥して融点が330〜332℃
の白色結晶を得る。この結晶は核磁気共鳴により
N−(n−エチル)ピロメリイト酸イミドと同定
された。
製造例 4 N−(2−ヒドロキシメチル)ピロメリト酸ジ
イミド ジメチルホルムアミド1.5に95%エタノール
アミン83.4ml(1.38モル)を溶解した溶液に室温
(23℃)で攪拌しながらピロメリト酸ジイミド無
水物300g(1.38モル)を添加する。この混合物
を室温で30分間、50℃で30分間、75℃で30分間そ
れぞれ攪拌しそして氷に入れて冷却する。3の
エタノールを加えて結晶化が完了するまで冷却を
続ける。生じた結晶を集めて冷エタノール、冷エ
チルエーテルで順次洗いそして70℃で真空乾燥す
る。しかして、融点274〜275℃のN−(2−ヒド
ロキシエチル)ピロメリト酸ジイミド292gを得
る。ジメチルホルムアミドから再結晶すると融点
279〜280℃の精成物が得られる。
製造例 5 1N−メチルカルバモイル−2−カルボキシベ
ンゼン4,5−ジカルボン酸無水物 アセトン800ml中ピロメリト酸二無水物60gを
懸濁して10℃でアセトン100ml中40%水性メチル
アミン18.12gの溶液で処理する。この反応混合
物を20分間攪拌しそして過する。アセトン液
を乾燥体まで濃縮しそしてその残留物を還流酢酸
エチル1000mlと共にすりつぶす。この混合物を
過しそして不溶物を熱時の酢酸エチルで1回洗
う。しかして1N−メチルカルバモイル−2−カ
ルボキシベンゼン4,5−ジカルボ酸無水物40.6
gを得る。融点266〜268℃。この生成物は核磁気
共鳴により同定された。
製造例 6 N−メチルベンゼン4,5−ジカルボン酸イミ
ド1,2−ジカルボン酸無水物 塩化チオニル300mlに1N−メチルカルバモイル
2−カルボキシベンゼン4,5−ジカルボン酸無
水物39gを加えて4時間還流させる。この反応混
合物を冷却しそして300mlのベンゼンで希釈する。
この混合物を過しそして固体をベンゼンで1回
そして石油エーテルで3回洗う。45℃でこの固体
を乾燥してN−メチルベンゼン4,5−ジカルボ
ン酸イミド1,2−ジカラボン酸無水物32.56g
を得る。融点265〜267℃。
製造例 7 1−カルバモイル2−カルボキシベンゼンN−
メチル4,5−ジカルボン酸無水物 N−メチルベンゼン−4,5−ジカルボン酸イ
ミド1,2−ジカルボン酸無水物15gをアセトン
750mlに懸濁しそして10℃で約10分間アンモニア
ガスで処理する。この反応混合物を室温になるま
で放置しそして乾燥体まで真空蒸発させる。その
残留物を100mlの水に溶解しそして過する。水
性層を2.5Nの塩酸で処理してPHを1.5にしそして
生じた沈殿を過して水で1回、エタノールで2
回、エーテルで2回洗う。50℃で真空乾燥して1
−カルバモイル2−カルボキシベンゼンN−メチ
ル−4,5−ジカルボン酸無水物13.9gを得る。
製造例 8 N−メチルピロメリト酸ジイミド 1−カルバモイル2−カルボキシベンゼンN−
メチル4,5−ジカルボン酸イミドをジメチルホ
ルムアミド55mlに溶解しそして45分間還流加熱す
る。この混合物を冷却し、等量のエタノールで希
釈し、過し、エタノールで1回そしてエーテル
で3回洗う。固体を100℃で真空する。しかして
融点が約320℃であるN−メチルピロメリト酸ジ
イミド8.64gを得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、 mとnは両方が共に2ではないという条件で互
    に独立的に1又は2を意味し、R1は水素、低級
    アルキル又はヒドロキシ置換低級アルキル、 Xは酸素、硫黄またはイミノ、 R2は水素であり、R3は水素、低級アルキル、
    又はアミノを意味し、又はR2とR3とは互に結合
    して1又は2個の窒素原子を含み、低級アルキル
    又はヒドロキシによつて置換されてもよい5員ま
    たは6員の複素環式環を形成する)の錯体。 2 R1が水素、メチル、エチル又はヒドロキシ
    エチルである特許請求の範囲第1項の錯体。 3 R1が水素、メチル又はヒドロキシエチルで
    ある特許請求の範囲第2項の錯体。 4 R2が水素、R3が水素、アミノ又は低級アル
    キルそしてXが酸素である特許請求の範囲第1項
    の錯体。 5 R2とR3とが結合して場合により低級アルキ
    ル又はヒドロキシで置換されたピリジル又はピリ
    ミジニル環を形成しておりそしてXが酸素または
    イミノである特許請求の範囲第1項の錯体。 6 錯化剤が尿素、ホルムアミド、アセトアミ
    ド、2−ピリドン又は2−又は4−ピリミドン
    (場合によりメチルにより置換されうる)および
    2−又は4−ヒドロキシピリミジン又はアミノ
    (場合によりメチルにより置換されうる)である
    特許請求の範囲第1項の錯体。 7 錯化剤が尿素、ホルムアミド、アセトアミ
    ド、4.6−ジメチル−2−ピリミドン、2,4−
    ジメチル−6−ピリミドン、2−ピリドン、3−
    ヒドロキシ−2−ピリドンおよび2−アミノ−
    4.6−ジメチルピリミジンからなる群から選択さ
    れる特許請求の範囲第6項の錯体。 8 ピロメリト酸ジイミド・尿素である特許請求
    の範囲第7項の錯体。 9 ピロメリト酸ジイミド・ホルムアミドである
    特許請求の範囲第7項の錯体。 10 ピロメリト酸ジイミド・アセトアミドであ
    る特許請求の範囲第7項の錯体。 11 ピロメリト酸ジイミド・4,6−ジメチル
    −2−ピリミドンである特許請求の範囲第7項の
    錯体。 12 式 (式中、 mとnは両方が共に2ではないという条件で互
    に独立的に1又は2を意味し、R1は水素、低級
    アルキル又はヒドロキシ置換低級アルキル、 Xは酸素、硫黄又はイミノ、 R2は水素であり、R3は水素、低級アルキル、
    又はアミノを意味し、又はR2とR3とは互に結合
    して1又は2個の窒素原子を含み、低級アルキル
    又はヒドロキシによつて置換されてもよい5員ま
    たは6員の複素環式環を形成する)の錯体の製造
    方法において、式 (式中、R1は前記に定義した意味を有する)
    のピロメリト酸ジイミドを式 (式中、R2,R3及びXは前記に定義した意味
    を有する)の錯化剤と接触させる方法。
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