JPH0151922B2 - - Google Patents
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- JPH0151922B2 JPH0151922B2 JP57130084A JP13008482A JPH0151922B2 JP H0151922 B2 JPH0151922 B2 JP H0151922B2 JP 57130084 A JP57130084 A JP 57130084A JP 13008482 A JP13008482 A JP 13008482A JP H0151922 B2 JPH0151922 B2 JP H0151922B2
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- spindle
- main body
- body case
- digital display
- measuring device
- Prior art date
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 23
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B3/00—Measuring instruments characterised by the use of mechanical techniques
- G01B3/002—Details
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はデイジタル表示型変位測定装置の改
良に関する。
良に関する。
従来、被測定物の高さあるいは長さ等を測定す
る装置として、第1図および第2図に示されるよ
うに、本体ケース1と、被測定物に当接して変位
されるスピンドル2と、このスピンドル2の変位
量を検出してこれを電気信号として出力する検出
器3と、この検出器3からの電気信号にもとづい
て前記スピンドル2の変位量を表示するデイジタ
ル表示装置4とを有するデイジタル表示型変位測
定装置Gがある。
る装置として、第1図および第2図に示されるよ
うに、本体ケース1と、被測定物に当接して変位
されるスピンドル2と、このスピンドル2の変位
量を検出してこれを電気信号として出力する検出
器3と、この検出器3からの電気信号にもとづい
て前記スピンドル2の変位量を表示するデイジタ
ル表示装置4とを有するデイジタル表示型変位測
定装置Gがある。
前記スピンドル2は、前記本体ケース1の中央
部下端に取付けられたガイドパイプ5によつて上
下方向移動自在に支持されるとともに、引張りば
ね6によつて先端突出方向に付勢されている。図
の符号7は前記スピンドル2の基端と本体ケース
1との距離を調整するためのアジヤストスクリユ
ーを示す。
部下端に取付けられたガイドパイプ5によつて上
下方向移動自在に支持されるとともに、引張りば
ね6によつて先端突出方向に付勢されている。図
の符号7は前記スピンドル2の基端と本体ケース
1との距離を調整するためのアジヤストスクリユ
ーを示す。
また図の符号8は、前記スピンドル1に連結さ
れた横方向の連結部材9のスピンドル2と反対側
の端部を上下方向に摺動案内するためのガイドを
示す。
れた横方向の連結部材9のスピンドル2と反対側
の端部を上下方向に摺動案内するためのガイドを
示す。
また前記スピンドル2には、第2図において右
横方向に突出する被動レバー2Aが一体的に取付
けられている。この被動レバー2Aは、本体ケー
ス1内に上下方向面内において揺動自在に枢支さ
れた駆動レバー10Aの自由端が下方から当接さ
れ、該駆動レバー10Aが第2図において時計方
向に揺動するとき、上方に押し上げられるように
されている。
横方向に突出する被動レバー2Aが一体的に取付
けられている。この被動レバー2Aは、本体ケー
ス1内に上下方向面内において揺動自在に枢支さ
れた駆動レバー10Aの自由端が下方から当接さ
れ、該駆動レバー10Aが第2図において時計方
向に揺動するとき、上方に押し上げられるように
されている。
前記駆動レバー10Aには、受動レバー10B
が一体的に取付けられ、この受動レバー10B
は、本体ケース1の外側からこれに螺合取付けさ
れるレリーズ11の作動部11Aの先端が当接
し、該受動レバー10Bはレリーズノブ12を押
込み操作することによつて、第2図において、時
計方向に駆動されるようになつている。
が一体的に取付けられ、この受動レバー10B
は、本体ケース1の外側からこれに螺合取付けさ
れるレリーズ11の作動部11Aの先端が当接
し、該受動レバー10Bはレリーズノブ12を押
込み操作することによつて、第2図において、時
計方向に駆動されるようになつている。
図の符号13は前記スピンドル2にねじ14に
よつて取付けられた光学格子を含む移動スケー
ル、15は前記本体ケース1側に取付けられ、前
記移動スケール13の光学格子と対向する光学格
子を備えた固定スケール、16は前記移動スケー
ル13の第2図において裏側に配置された光源
(図示省略)から移動スケール13および固定ス
ケール15を透過してきた光の明暗を検出するた
めの受光素子、をそれぞれ示し、これら移動スケ
ール13、固定スケール15および受光素子16
は前記光の明暗により前記スピンドル2の移動量
を検出する光学式エンコーダよりなる検出器3を
構成している。
よつて取付けられた光学格子を含む移動スケー
ル、15は前記本体ケース1側に取付けられ、前
記移動スケール13の光学格子と対向する光学格
子を備えた固定スケール、16は前記移動スケー
ル13の第2図において裏側に配置された光源
(図示省略)から移動スケール13および固定ス
ケール15を透過してきた光の明暗を検出するた
めの受光素子、をそれぞれ示し、これら移動スケ
ール13、固定スケール15および受光素子16
は前記光の明暗により前記スピンドル2の移動量
を検出する光学式エンコーダよりなる検出器3を
構成している。
第1図の符号17は測定装置のオン・オフスイ
ツチ、18はゼロセツトボタン、19は前記アジ
ヤストスクリユー7のキヤツプ、20は電源とな
るACアダプタ、をそれぞれ示す。
ツチ、18はゼロセツトボタン、19は前記アジ
ヤストスクリユー7のキヤツプ、20は電源とな
るACアダプタ、をそれぞれ示す。
前記従来のデイジタル表示型変位測定装置にお
いては、前記スピンドル2が突出方向にばね6に
よつて付勢され、上昇操作時にスピンドル2に衝
撃が発生することを防止しているが、逆に下降す
なわち先端突出方向にはばね6によつて付勢され
ているため、その移動速度が過大となり、前記検
出器3が光学式エンコーダを用いている場合は、
スピンドル2の高速移動によつて、読取りミスが
発生しやすいという問題点がある。
いては、前記スピンドル2が突出方向にばね6に
よつて付勢され、上昇操作時にスピンドル2に衝
撃が発生することを防止しているが、逆に下降す
なわち先端突出方向にはばね6によつて付勢され
ているため、その移動速度が過大となり、前記検
出器3が光学式エンコーダを用いている場合は、
スピンドル2の高速移動によつて、読取りミスが
発生しやすいという問題点がある。
また上記のような光学式エンコーダを採用した
変位測定装置は、スピンドル2が突出して被測定
物あるいは本体ケース1等に衝突する時の衝撃に
よる影響が大きいという問題点がある。
変位測定装置は、スピンドル2が突出して被測定
物あるいは本体ケース1等に衝突する時の衝撃に
よる影響が大きいという問題点がある。
すなわち、光電型エンコーダの移動スケール1
3と固定スケール15の隙間は通常数10μmとさ
れ、また、両スケールに形成される光学格子の間
隔はμmの単位であるが、スピンドル2が被測定
物に衝突した時の衝撃が変位測定装置全体に伝達
されるため、前記隙間の変動および両スケールに
おけるスリツトの長手方向相対位置変化等によつ
て、検出器3より得られる信号波形に歪みを生
じ、測定誤差を生じることがある。また、比較測
定をする場合には、基準値設定をやり直すことに
なるため、極めて繁雑であるという問題点があ
る。
3と固定スケール15の隙間は通常数10μmとさ
れ、また、両スケールに形成される光学格子の間
隔はμmの単位であるが、スピンドル2が被測定
物に衝突した時の衝撃が変位測定装置全体に伝達
されるため、前記隙間の変動および両スケールに
おけるスリツトの長手方向相対位置変化等によつ
て、検出器3より得られる信号波形に歪みを生
じ、測定誤差を生じることがある。また、比較測
定をする場合には、基準値設定をやり直すことに
なるため、極めて繁雑であるという問題点があ
る。
これらの問題は、エンコーダの精度が向上する
ほど、その測定値に与える影響が大きくなり、解
決が望まれていた。
ほど、その測定値に与える影響が大きくなり、解
決が望まれていた。
これに対して、スピンドルと一体的かつ平行に
移動するピストンおよびこれと嵌合するシリンダ
からなるエアダンパを設け、スピンドルの高速移
動を防止することが提案されているが、組付部品
点数、工数およびコストの増大を伴なうという問
題点がある。
移動するピストンおよびこれと嵌合するシリンダ
からなるエアダンパを設け、スピンドルの高速移
動を防止することが提案されているが、組付部品
点数、工数およびコストの増大を伴なうという問
題点がある。
さらに、前記第1図および第2図に示される変
位測定装置Gにおけるキヤツプ19をシリンダと
し、かつ、スピンドル2の基端にピストンを設
け、スピンドル2と同軸的なエアダンパを形成す
ることが提案されているが、この場合、シリンダ
とスピンドルの軸心を正確に一致させないと、ス
ピンドルの移動不能、直進度の低下等を生じるた
め、高い加工精度および組立精度が要求され、組
立工数およびコスト増大をもたらすという問題点
が生じる。
位測定装置Gにおけるキヤツプ19をシリンダと
し、かつ、スピンドル2の基端にピストンを設
け、スピンドル2と同軸的なエアダンパを形成す
ることが提案されているが、この場合、シリンダ
とスピンドルの軸心を正確に一致させないと、ス
ピンドルの移動不能、直進度の低下等を生じるた
め、高い加工精度および組立精度が要求され、組
立工数およびコスト増大をもたらすという問題点
が生じる。
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、簡単、かつ、低コストの構成によ
りスピンドルの進退時における高速移動を防止し
て、読取りミスを防止し、さらに、スピンドルの
突出時に、被測定物あるいは本体ケース側に衝突
して衝撃を発生することを抑制するようにしたデ
イジタル表示型変位測定装置を提供することを目
的とする。
ものであつて、簡単、かつ、低コストの構成によ
りスピンドルの進退時における高速移動を防止し
て、読取りミスを防止し、さらに、スピンドルの
突出時に、被測定物あるいは本体ケース側に衝突
して衝撃を発生することを抑制するようにしたデ
イジタル表示型変位測定装置を提供することを目
的とする。
この発明は、本体ケースと、この本体ケースに
軸方向移動自在、かつ、先端が突出して取付けら
れ、被測定物に当接して変位されるスピンドル
と、このスピンドルの変位量を検出してこれを電
気信号として出力する検出器と、この検出器から
の電気信号にもとづいて前記スピンドルの変位量
を表示するデイジタル表示装置と、を有してなる
デイジタル表示型変位測定装置において、前記本
体ケースから前記スピンドル基端の前記先端と反
対方向への突出を許容するように該本体ケース外
側に前記スピンドルと同軸的に取付けられた筒状
キヤツプと、前記スピンドルの基端に、前記スピ
ンドルの軸心に対して一定範囲で半径方向に変位
可能に取付けられ、前記筒状キヤツプ内周に軸方
向移動自在に嵌合するピストンと、から構成され
るダンパを設けるとともに前記キヤツプに、大気
連通孔を形成し、且つ、この大気連通孔の空気流
通面積の調整手段を設けることによつて上記目的
を達成するものである。
軸方向移動自在、かつ、先端が突出して取付けら
れ、被測定物に当接して変位されるスピンドル
と、このスピンドルの変位量を検出してこれを電
気信号として出力する検出器と、この検出器から
の電気信号にもとづいて前記スピンドルの変位量
を表示するデイジタル表示装置と、を有してなる
デイジタル表示型変位測定装置において、前記本
体ケースから前記スピンドル基端の前記先端と反
対方向への突出を許容するように該本体ケース外
側に前記スピンドルと同軸的に取付けられた筒状
キヤツプと、前記スピンドルの基端に、前記スピ
ンドルの軸心に対して一定範囲で半径方向に変位
可能に取付けられ、前記筒状キヤツプ内周に軸方
向移動自在に嵌合するピストンと、から構成され
るダンパを設けるとともに前記キヤツプに、大気
連通孔を形成し、且つ、この大気連通孔の空気流
通面積の調整手段を設けることによつて上記目的
を達成するものである。
またこの発明は、前記デイジタル表示型変位測
定装置において、前記ピストンの前記スピンドル
側端部の前記本体ケース側に当接する位置に、衝
撃吸収用弾性部材を取付けることによつて上記目
的を達成するものである。
定装置において、前記ピストンの前記スピンドル
側端部の前記本体ケース側に当接する位置に、衝
撃吸収用弾性部材を取付けることによつて上記目
的を達成するものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
この実施例において前記第1図および第2図に
示される従来のデイジタル表示型変位測定装置と
同一または相当部分には第1図および第2図と同
一の符号を附することにより説明を省略するもの
とする。
示される従来のデイジタル表示型変位測定装置と
同一または相当部分には第1図および第2図と同
一の符号を附することにより説明を省略するもの
とする。
この実施例は、第3図ないし第5図に示される
ように、本体ケース1と、この本体ケース1に軸
方向移動自在、かつ、先端が突出して取付けら
れ、被測定物(図示省略)に当接して変位される
スピンドル2と、このスピンドル2の変位量を検
出してこれを電気信号として出力する検出器3
と、この検出器3からの電気信号にもとづいて前
記スピンドル2の変位量を表示するデイジタル表
示装置4と、を有してなるデイジタル表示型変位
測定装置衝撃吸収用弾性部材において、前記本体
ケース1から前記スピンドル2基端2Bの前記先
端2Aと反対方向への突出を許容するように該本
体ケース1外側に前記スピンドル2と同軸的に取
付けられた筒状キヤツプ22と、前記スピンドル
2の基端2Bに、前記スピンドル2の軸心に対し
て一定範囲で半径方向に変位可能に取付けられ、
前記筒状キヤツプ22内周に軸方向移動自在に嵌
合するピストン23と、から構成されるダンパ2
1を設けたものである。
ように、本体ケース1と、この本体ケース1に軸
方向移動自在、かつ、先端が突出して取付けら
れ、被測定物(図示省略)に当接して変位される
スピンドル2と、このスピンドル2の変位量を検
出してこれを電気信号として出力する検出器3
と、この検出器3からの電気信号にもとづいて前
記スピンドル2の変位量を表示するデイジタル表
示装置4と、を有してなるデイジタル表示型変位
測定装置衝撃吸収用弾性部材において、前記本体
ケース1から前記スピンドル2基端2Bの前記先
端2Aと反対方向への突出を許容するように該本
体ケース1外側に前記スピンドル2と同軸的に取
付けられた筒状キヤツプ22と、前記スピンドル
2の基端2Bに、前記スピンドル2の軸心に対し
て一定範囲で半径方向に変位可能に取付けられ、
前記筒状キヤツプ22内周に軸方向移動自在に嵌
合するピストン23と、から構成されるダンパ2
1を設けたものである。
すなわち、前記ピストン23とスピンドル2
は、前記ピストン23に軸方向に形成された孔2
4と、この孔24に径方向の隙間をもつて遊嵌さ
れ、かつ、スピンドル2側の突出端部25Aが該
スピンドル2に連結された連結軸25とによつ
て、軸方向に一体的に、かつ半径方向には前記隙
間の範囲で変位可能にを連結されている。
は、前記ピストン23に軸方向に形成された孔2
4と、この孔24に径方向の隙間をもつて遊嵌さ
れ、かつ、スピンドル2側の突出端部25Aが該
スピンドル2に連結された連結軸25とによつ
て、軸方向に一体的に、かつ半径方向には前記隙
間の範囲で変位可能にを連結されている。
前記連結軸25の、前記孔24からスピンドル
2と反対方向への突出端部は大径部25Bとさ
れ、また、突出端部25Aは、スピンドル2の基
端2Bとピストン23の基端2B側の端面との間
に配置され、基端2Bに接着された衝撃吸収用弾
性部材26内に突出してこれに一体的に接着され
ている。
2と反対方向への突出端部は大径部25Bとさ
れ、また、突出端部25Aは、スピンドル2の基
端2Bとピストン23の基端2B側の端面との間
に配置され、基端2Bに接着された衝撃吸収用弾
性部材26内に突出してこれに一体的に接着され
ている。
従つてスピンドル2の基端2Bとピストン23
とは、連結軸25およびこれに接着される衝撃吸
収用弾性部材26を介して軸方向に一体的に連結
されることになる。
とは、連結軸25およびこれに接着される衝撃吸
収用弾性部材26を介して軸方向に一体的に連結
されることになる。
図の符号27は、連結軸25の大径部25Bの
上方をカバーするための蓋部を示し、この蓋部2
7はピストン23の上下空間を密封遮断する機能
を有する。
上方をカバーするための蓋部を示し、この蓋部2
7はピストン23の上下空間を密封遮断する機能
を有する。
前記衝撃吸収用弾性部材26は、その外径が、
前記スピンドル2を摺動自在にガイドするための
筒状ガイド部28の内径よりも大きくされ、これ
によつて、スピンドル2が先端2A突出方向に一
定以上移動した時、筒状ガイト部28の、図にお
いて上端面に当接するようにされている。
前記スピンドル2を摺動自在にガイドするための
筒状ガイド部28の内径よりも大きくされ、これ
によつて、スピンドル2が先端2A突出方向に一
定以上移動した時、筒状ガイト部28の、図にお
いて上端面に当接するようにされている。
また前記筒状キヤツプ22の図において上端に
は回転蓋部29が回転自在に取付けられている。
は回転蓋部29が回転自在に取付けられている。
この回転蓋部29には第5図に示されるよう
に、異なる孔径の複数の大気連通孔30A〜30
Fが同一半径上に円周方向に配置され形成されて
いる。
に、異なる孔径の複数の大気連通孔30A〜30
Fが同一半径上に円周方向に配置され形成されて
いる。
また、前記回転蓋部29の内側には、前記筒状
キヤツプ22の端部を閉塞する内側蓋部31が取
付けられ、この内側蓋部31には前記大気連通孔
30A〜30Fと同一半径位置に、内側大気連通
孔31Aが形成されている。
キヤツプ22の端部を閉塞する内側蓋部31が取
付けられ、この内側蓋部31には前記大気連通孔
30A〜30Fと同一半径位置に、内側大気連通
孔31Aが形成されている。
この内側大気連通孔31Aの孔径は、前記大気
連通孔30A〜30Fのうちの最大の大気連通孔
30Aの孔径と同一とされている。
連通孔30A〜30Fのうちの最大の大気連通孔
30Aの孔径と同一とされている。
前記内側蓋部31の外側面と前記回転蓋部29
の内側面とは回転方向に摺接可能な状態で密着さ
れ、内側蓋部31の内側大気連通孔31Aに、回
転蓋部29の大気連通孔30A〜30Fのいづれ
かが整列する時、筒状キヤツプ22内と外部とが
大気連通孔30,31を介して連通されるように
なつている。
の内側面とは回転方向に摺接可能な状態で密着さ
れ、内側蓋部31の内側大気連通孔31Aに、回
転蓋部29の大気連通孔30A〜30Fのいづれ
かが整列する時、筒状キヤツプ22内と外部とが
大気連通孔30,31を介して連通されるように
なつている。
この実施例においては、スピンドル2の移動速
度が筒状キヤツプ22およびピストン23よりな
るダンパによつて一定値値以下に制限されるの
で、光学式エンコーダよりなる検出器3による読
取りミスが防止されることになる。
度が筒状キヤツプ22およびピストン23よりな
るダンパによつて一定値値以下に制限されるの
で、光学式エンコーダよりなる検出器3による読
取りミスが防止されることになる。
この時のスピンドル2の移動速度調整は筒状キ
ヤツプ22の端部に取付けられた回転蓋部29を
回転し、内側蓋部31の内側大気連通孔31Aに
整列される大気連通孔30A〜30Fを適宜に選
択するか、あるいは大気連通孔30が形成されて
いない部分で内側大気連通孔31Aを閉塞するこ
とによつて行うことができる。
ヤツプ22の端部に取付けられた回転蓋部29を
回転し、内側蓋部31の内側大気連通孔31Aに
整列される大気連通孔30A〜30Fを適宜に選
択するか、あるいは大気連通孔30が形成されて
いない部分で内側大気連通孔31Aを閉塞するこ
とによつて行うことができる。
さらに、スピンドル2の移動速度が一定値以下
に制限されるために、スピンドル2の先端2Aが
被測定物等に衝突しても、その衝撃が少なく検出
器3への影響を大幅に小さくすることができる。
に制限されるために、スピンドル2の先端2Aが
被測定物等に衝突しても、その衝撃が少なく検出
器3への影響を大幅に小さくすることができる。
さらに、この実施例においては、スピンドル2
がその先端2Aの突出方向にストロークエンドと
なり、本体ケース1側に衝突する時、衝撃吸収用
弾性部材26が筒状ガイド部28に当接するの
で、該衝突による衝撃が衝撃吸収用弾性部材26
によつて吸収され、検出器3における2つのスケ
ール間の隙間および長手方向の相対位置関係の変
動を抑制し、これによつて衝撃による誤差の発生
を防止できる。
がその先端2Aの突出方向にストロークエンドと
なり、本体ケース1側に衝突する時、衝撃吸収用
弾性部材26が筒状ガイド部28に当接するの
で、該衝突による衝撃が衝撃吸収用弾性部材26
によつて吸収され、検出器3における2つのスケ
ール間の隙間および長手方向の相対位置関係の変
動を抑制し、これによつて衝撃による誤差の発生
を防止できる。
またこの実施例においては、スピンドル2とピ
ストン23は、軸方向には拘束されているが、径
方向には連結軸25と孔24の隙間の範囲で相対
変位可能であるので、筒状キヤツプ22の軸心と
スピンドル2の軸心とのずれが許容され、従つ
て、取付けが容易であるとともに高い精度も要求
されず低コストで製造でき、かつ、スピンドル2
の移動中における該スピンドル2の軸心と筒状キ
ヤツプ22の軸心のずれの影響が検出器3にあら
われないため、測定誤差を生じないという利点が
ある。
ストン23は、軸方向には拘束されているが、径
方向には連結軸25と孔24の隙間の範囲で相対
変位可能であるので、筒状キヤツプ22の軸心と
スピンドル2の軸心とのずれが許容され、従つ
て、取付けが容易であるとともに高い精度も要求
されず低コストで製造でき、かつ、スピンドル2
の移動中における該スピンドル2の軸心と筒状キ
ヤツプ22の軸心のずれの影響が検出器3にあら
われないため、測定誤差を生じないという利点が
ある。
本発明は上記のように構成したので、簡単な構
造によりスピンドルのダンパを形成でき、かつこ
れによつて、スピンドルの移動速度一定値以下と
してエンコーダの読取りミスを防止できるととも
に、スピンドルの被測定物等への衝突時における
衝撃を小さくして測定誤差の発生を防止すること
ができるという優れた効果を有する。
造によりスピンドルのダンパを形成でき、かつこ
れによつて、スピンドルの移動速度一定値以下と
してエンコーダの読取りミスを防止できるととも
に、スピンドルの被測定物等への衝突時における
衝撃を小さくして測定誤差の発生を防止すること
ができるという優れた効果を有する。
第1図は従来のデイジタル表示型変位測定装置
を示す正面図、第2図は同拡大正断面図、第3図
は本発明に係るデイジタル表示型変位測定装置の
実施例の要部を拡大して示す断面図、第4図は同
要部の作動状態を示す第3図と同様の断面図、第
5図は第3図のV−V線視図である。 1……本体ケース、2……スピンドル、2A…
…先端、2B……基端、3……検出器、4……デ
ジタル表示装置、21……ダンパ、22……筒状
キヤツプ、23……ピストン、24……孔、25
……連結軸、26……衝撃吸収用弾性部材、29
……回転蓋部、30A〜30F……大気連通孔、
31A……内側大気連通孔。
を示す正面図、第2図は同拡大正断面図、第3図
は本発明に係るデイジタル表示型変位測定装置の
実施例の要部を拡大して示す断面図、第4図は同
要部の作動状態を示す第3図と同様の断面図、第
5図は第3図のV−V線視図である。 1……本体ケース、2……スピンドル、2A…
…先端、2B……基端、3……検出器、4……デ
ジタル表示装置、21……ダンパ、22……筒状
キヤツプ、23……ピストン、24……孔、25
……連結軸、26……衝撃吸収用弾性部材、29
……回転蓋部、30A〜30F……大気連通孔、
31A……内側大気連通孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体ケースと、この本体ケースに軸方向移動
自在、かつ、先端が突出して取付けられ、被測定
物に当接して変位されるスピンドルと、このスピ
ンドルの変位量を検出してこれを電気信号として
出力する検出器と、この検出器からの電気信号に
もとづいて前記スピンドルの変位量を表示するデ
イジタル表示装置と、を有してなるデイジタル表
示型変位測定装置において、前記本体ケースから
前記スピンドル基端の前記先端と反対方向への突
出を許容するように該本体ケース外側に前記スピ
ンドルと同軸的に取付けられた筒状キヤツプと、
前記スピンドルの基端に、前記スピンドルの軸心
に対して一定範囲で半径方向に変位可能に取付け
られ、前記筒状キヤツプ内周に軸方向移動自在に
嵌合するピストンと、から構成されるダンパを設
けるとともに前記キヤツプに、大気連通孔を形成
し、且つ、この大気連通孔の空気流通面積の調整
手段を設けたことを特徴とするデイジタル表示型
変位測定装置。 2 前記ピストンの前記スピンドル側端部の前記
本体ケース側に当接する位置に、衝撃吸収用弾性
部材を取付けたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のデイジタル表示型変位測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13008482A JPS5919806A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | デイジタル表示型変位測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13008482A JPS5919806A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | デイジタル表示型変位測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919806A JPS5919806A (ja) | 1984-02-01 |
JPH0151922B2 true JPH0151922B2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=15025591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13008482A Granted JPS5919806A (ja) | 1982-07-26 | 1982-07-26 | デイジタル表示型変位測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919806A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132917U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-27 | 東京プロセスサ−ビス株式会社 | 厚み測定器 |
JPS641522A (en) * | 1987-02-23 | 1989-01-05 | Nippon Steel Corp | Low-temperature molding of laminated metallic plate |
JP4749708B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2011-08-17 | 株式会社ミツトヨ | スピンドルの制動装置および測定器 |
JP4695514B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2011-06-08 | 株式会社キーエンス | 接触式変位計 |
JP6820091B2 (ja) * | 2016-08-01 | 2021-01-27 | 株式会社ミツトヨ | 測定器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423664B2 (ja) * | 1975-03-06 | 1979-08-15 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423664U (ja) * | 1977-07-18 | 1979-02-16 |
-
1982
- 1982-07-26 JP JP13008482A patent/JPS5919806A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423664B2 (ja) * | 1975-03-06 | 1979-08-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919806A (ja) | 1984-02-01 |
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