JPH0151191B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0151191B2
JPH0151191B2 JP56075877A JP7587781A JPH0151191B2 JP H0151191 B2 JPH0151191 B2 JP H0151191B2 JP 56075877 A JP56075877 A JP 56075877A JP 7587781 A JP7587781 A JP 7587781A JP H0151191 B2 JPH0151191 B2 JP H0151191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gelatin
hologram
light
dichromate
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56075877A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57190984A (en
Inventor
Tokio Kodera
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP56075877A priority Critical patent/JPS57190984A/ja
Publication of JPS57190984A publication Critical patent/JPS57190984A/ja
Publication of JPH0151191B2 publication Critical patent/JPH0151191B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/18Particular processing of hologram record carriers, e.g. for obtaining blazed holograms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/18Particular processing of hologram record carriers, e.g. for obtaining blazed holograms
    • G03H1/182Post-exposure processing, e.g. latensification
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H2260/00Recording materials or recording processes
    • G03H2260/10Dichromated gelatine or equivalents

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回折効率を向上したホログラムの製造
方法に関し、白色光に対する回折効率を著しく向
上させ、白濁化のない、良質のホログラムを製造
せんとするものである。
いわゆる重クロム酸−ゼラチン媒体は、高い回
折効率と3000本/mmにも達する高い解像力のゆえ
に優れた位相型ホログラム(干渉縞の強度変化を
媒体の位相透過率変化として記録する型のホログ
ラム)用記録媒体として知られている。そして、
この記録媒体を厚膜にしたときの単色光再生にお
ける回折効率(再生に寄与する回折光(一次回折
光)強度の再生光強度に対する比)は、理論値
1.0に近い0.8以上の値が得られることが確認され
ている。
かかる重クロム酸−ゼラチン記録媒体を用いて
製造され、しかも白色光で再生出来るホログラム
としていわゆるリツプマン型ホログラムが知られ
ているが、重クロム酸−ゼラチン記録媒体を構成
するゼラチンには吸湿性がある、不純物が多い等
に加えて重クロム酸により感光性を付与した重ク
ロム酸−ゼラチンは常温で暗室中に保存しても硬
化反応が進行してしまう(いわゆる「暗反応」)
ためバラツキを生じ、又、リツプマン型ホログラ
ムを製造するのに充分な15μm以上の厚みのゼラ
チン層からなる重クロム酸−ゼラチン記録媒体を
クロム明ばん等により硬膜する場合には、充分な
時間をかけるときは硬膜が進みすぎて、露光部を
膨潤させることによる回折格子の生成が出来ない
ためホログラムが得られず、又、充分な時間をか
けず表面近傍のみが硬膜されるときは深部に未硬
化ないし硬化不足の部分を有し、ホログラムを製
造するとゼラチンの主成分であるタンパク質が変
性し白濁する白濁化(「ミルキーホワイト現象」
と称せられる)をおこすという欠点を有するもの
である。
本発明者は以上のような従来法における欠点を
解消すべく研究の結果、重クロム酸−ゼラチン記
録媒体を露光後、前記露光面とは逆の裏面から紫
外光を照射することにより透明基板に密接する部
分の重クロム酸−ゼラチンを硬化せしめることに
より白濁化することが防止できることを発見し、
かかる知見をもとに本発明は完成したものであ
る。
以下、本発明について図面をもとに説明する。
本発明において使用する重クロム酸−ゼラチン
記録媒体1は透明基板に、感光剤を含むゼラチン
を塗布してなる通常用いられるものであり、透明
基板としてはガラス等の他、ポリエステル・ポリ
スチレン・ポリカーボネート・ポリ塩化ビニル・
セルロースアセテート、アクリル等のシート又は
板等を用い、以上のような透明基板に感光剤とし
て重クロム酸アンモニウム、重クロム酸カリウム
等の重クロム酸塩を含む重クロム酸ゼラチンを、
公知の塗布方法である、グラビアコート法、ロー
ルコート法、デイツプコート法、スピンナーコー
ト法、かけ流しコート法、スプレーコート法など
により乾燥後の塗膜厚みが10〜30μm、好ましく
は15〜20μmとなるよう塗布し、自然乾燥等によ
り乾燥して製作する。重クロム酸塩のゼラチンに
対する添加量は0.5〜20重量%程度である。
このような重クロム酸ゼラチンを感光して位相
ホログラム用の回折格子を形成する方法には二つ
あり、一つは、露光されない部分のゼラチンを水
で溶かしさる方法で非硬化型重クロム酸ゼラチン
と呼ばれており、他の方法は露光された部分と、
されない部分との間で屈折率の差を生ずるもので
硬化型重クロム酸ゼラチンと呼ばれている。この
ような差異は物質的には、未硬化水溶性ゼラチン
媒体を使用するか、硬化済膨潤性ゼラチン媒体を
使用するかに起因している。
これらの反応機構については、まだ十分解明さ
れていないが、光の当つた部分のCr6+が還元され
てCr3+になり、これとゼラチンの反応によりゼラ
チンの架橋が生じ硬化すると考えられている。
非硬化型の場合は水洗によつて非露光部のゼラ
チンが溶け出し膜厚変化による位相ホログラムと
なる。一方硬化型の場合には水洗後の急速脱水に
伴うゼラチン内の張力により未露光部にひびわれ
を起こし、空気とゼラチンとの屈折率の差によつ
て位相ホログラムが形成されると考えられてい
る。
本発明は上記した硬化型重クロム酸ゼラチンに
対して適用されるものである。
又、前記した重クロム酸−ゼラチン記録媒体に
おいてグリオキザール等の硬化剤を含めておいて
加熱乾燥することにより、硬化型記録媒体が得ら
れる。またゼラチン記録媒体は市販の銀塩乾板を
未露光のまま定着処理して脱銀することによつて
も得られる。
非硬化型媒体を硬化型媒体にするためには、一
旦形成された非硬化型媒体を市販の硬膜剤、たと
えば、コダツクラビツドフイクサー、あるいは一
般的なクロム明ばん水溶液等の硬膜液により処理
することもできる。このような硬膜処理はホログ
ラム製造時、水洗前に行なうことも可能である。
更に既に硬化したゼラチン膜が得られる場合に
は、重クロム酸塩水溶液をこの硬化ゼラチン膜に
接触させることによつても硬化型記録媒体が得ら
れる。
このようなゼラチン記録媒体を用いる本発明の
ホログラムの製造方法中、裏面から光を照射する
以外は従来のそれと特に異なるものではない。す
なわち、第1図は従来法による典型的なホログラ
ムの製造工程の一例、第2図は、これに対応する
本発明の製造工程の一例をそれぞれブロツク図で
示すものである。
次に本発明におけるホログラムの製造法を順を
追つて説明すると、まず、露光は第3図に示すご
とく参照光3と物体光4を第3図中θ=135゜〜
180゜の角度で、すなわち重クロム酸−ゼラチン記
録媒体1に対し、参照光3と物体5より反射する
物体光4を表裏から照射して干渉縞によるホログ
ラム2を重クロム酸−ゼラチン記録媒体の厚み方
向に対して記録する。ゼラチン膜厚は約20μm必
要であり理論的には厚い程好ましい。
次に上記のような露光後、重クロム酸−ゼラチ
ン記録媒体の透明基板側より光を照射するが、か
かる光としては好ましくは紫外線を使用し、螢光
灯超高圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドラ
ンプ、クセノンアーク灯、カーボンアーク灯等の
光源より発するものを例として挙げることができ
る。又、照射する時間は、光源の照度200mW/
cm2で2〜5分程度が好ましい。
次に、露光し、光を照射した重クロム酸−ゼラ
チン記録媒体を硬膜液による処理を行なうが、硬
膜液としては、例えば市販の銀塩写真フイルム用
酸性硬膜液、クロム明バンの約5%水溶液、グリ
オキサールの水溶液等を使用し、温度15〜25℃に
て30秒〜2分間浸漬して行なう。
更に上記の硬膜液による処理の後、約10分間水
洗を行なつて未反応のCrを除去し、次いで、約
40℃の温水中に浸漬してゼラチン膜を膨潤させ、
しかる後、親水性、揮発性の有機溶剤例えばイソ
プロピルアルコール中に浸漬して、残留せる水と
の置換を行ない、乾燥してホログラム2を得る。
本発明によつて製造するホログラムは白色光を
用いて常法により再生できるものである。
本発明の製造法によれば、透明基板の裏面から
光を照射して、表面からの硬膜処理では充分硬膜
されていない深部を硬膜させるものであるから、
白濁化が殆んどなく、透明性が高く、白色光によ
り高い回折効率で再生可能という特徴を有するホ
ログラムを製造することができ、ペンダント、壁
掛け等の装飾品、自動車の尾灯の代替品、カタロ
グ、看板、POP(Point of Purchase)などの用
途に供することができる。
また、白色光による再生特性が優れる点を除い
て、従来のリツプマン型ホログラム、イメージブ
レン型ホログラム等と同じ特性を有するものであ
るから、多重記録媒体、メモリー媒体等、これら
ホログラムと同様な応用適性を示す。
以下実施例を用いて本発明を更に具体的に説明
する。
実施例 市販のゼラチン(新田ゼラチン社製コロタイブ
No.1)10%水溶液を作り、ガラス板上にバーコー
ド法にて塗布し、12時間室温にて乾燥後、重クロ
ム酸アンモニウムの3%水溶液(液温15℃)中に
暗所にて10分間浸漬し、界面活性剤(小西六写真
工業製コニダツクス)液に短時間浸漬して洗浄
し、室温にて2時間乾燥させて厚み約20μmの重
クロム酸ゼラチン乾板を2枚作製した。
得られた2枚の乾板に、Arレーザー(4880Å)
1Wを使用して第3図のごとき方法にて物体光と
参照のなす角度θが180゜となるよう4秒間露光し
干渉縞を記録させた後、本発明の製造法と従来法
との2通りの方法でホログラムを作成した。即ち
本発明の製造法に従い、1枚の乾板を20Wの螢光
灯の下方20cmの位置でガラス板側より光を当て、
次に硬膜剤(富士写真工業社製、酸性迅速硬膜
剤、スジスーパーフイクサー)3%水溶液に1分
間浸漬し、次いで18℃の流水で5分間洗浄した。
次に35℃の水に5分間浸漬して露光部を膨潤させ
た後、70%イソプロピルアルコール水溶液中に室
温で5分間、更に100%イソプロピルアルコール
中に室温で2分間浸漬し、110℃のオーブン中に
て10分間加熱乾燥を行ない、他の1枚については
裏面からの光を当てず、従来法に従つてホログラ
ムを作成した。
以上による2枚のホログラムを比較すると、本
発明の製造法によるホログラムは表裏いずれも、
80%以上の反射効率を示し、従来法によるホログ
ラムはゼラチン膜側である表側は80%以上の反射
効率を示したが、ガラス板側である裏面は白濁化
によりホログラムが視認できなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ従来法および本
発明におけるホログラム製造工程の一例のブロツ
ク図、第3図はリツプマン型ホログラムの製造時
の露光方法を示す図である。 1……ゼラチン記録媒体、2……ホログラム、
3……参照光、4……物体光、5……物体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感光剤を含むゼラチンを透明基板の片面に塗
    布してなる記録媒体に露光し、次いで硬膜剤を含
    む液で処理し、その後水洗し、更に有機溶媒に浸
    漬したのち乾燥するホログラムの製造過程におい
    て、露光後、前記記録媒体のゼラチンを塗布して
    いない面より光を照射する事を特徴とするホログ
    ラムの製造方法。 2 光は紫外光であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のホログラムの製造方法。
JP56075877A 1981-05-20 1981-05-20 Production of hologram Granted JPS57190984A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56075877A JPS57190984A (en) 1981-05-20 1981-05-20 Production of hologram

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56075877A JPS57190984A (en) 1981-05-20 1981-05-20 Production of hologram

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57190984A JPS57190984A (en) 1982-11-24
JPH0151191B2 true JPH0151191B2 (ja) 1989-11-01

Family

ID=13588941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56075877A Granted JPS57190984A (en) 1981-05-20 1981-05-20 Production of hologram

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS57190984A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4110235C2 (de) * 1991-03-28 1995-03-16 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zur Herstellung eines am Rand eine Übergangszone aufweisenden holographischen Elements für eine Windschutzscheibe
WO1999054871A1 (en) * 1998-04-20 1999-10-28 Atop Innovation S.P.A. Optical support for the non-volatile memorisation of data and processes for its manufacturing

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53135844A (en) * 1977-04-30 1978-11-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Photochemical etching procee

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53135844A (en) * 1977-04-30 1978-11-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Photochemical etching procee

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57190984A (en) 1982-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5162927A (en) High efficiency holograms by multiple-layer holography
US3580657A (en) Blazed surface hologram
JPH023082A (ja) 光重合性層中に反射ホログラムを作る方法
JPH0151191B2 (ja)
US4254193A (en) Hologram and method of production thereof from polysaccharide recording layer
JPH0241755B2 (ja)
US4433893A (en) Process for producing holograms
JPS6129508B2 (ja)
JPS59220774A (ja) 絵柄パタ−ン付きホログラムの製造方法
JPS60122983A (ja) ホログラムのコピ−方法
JP3118843B2 (ja) ホログラムの製造方法
US3660090A (en) Technique for increasing the speed of dichromated gelatin
KR100322748B1 (ko) 실버할라이드 홀로그램 기록매질의 제조 방법
JP2000122515A (ja) 体積位相型ホログラム再生光波長変換組成物
Cullen Some characteristics of and measurements on dichromated gelatin reflection holograms
JPH0334075B2 (ja)
Blyth et al. Improving the remarkable photosensitivity of dichromated gelatin for hologram recording in green laser light
JP2921005B2 (ja) ホログラムの製造方法
JPS63163453A (ja) ホログラムの製造方法
JPH03102386A (ja) レリーフホログラムの作製方法
Sahyun Non-conventional photochemical imaging processes
JPH07302035A (ja) 感光材料
JP3410153B2 (ja) ホログラム記録方法
JPS5877044A (ja) デイスク原盤製造方法
JPH02108092A (ja) ホログラム感光材料の増感法