JPH07302035A - 感光材料 - Google Patents

感光材料

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JPH07302035A
JPH07302035A JP11592494A JP11592494A JPH07302035A JP H07302035 A JPH07302035 A JP H07302035A JP 11592494 A JP11592494 A JP 11592494A JP 11592494 A JP11592494 A JP 11592494A JP H07302035 A JPH07302035 A JP H07302035A
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JP
Japan
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photosensitive material
hologram
light
neutral
photosensitive
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Pending
Application number
JP11592494A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Kurokawa
和雅 黒川
Osamu Koike
理 小池
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Holo Graphy (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光部材の製造工程の簡略化を図ることがで
きる,感光材料を提供すること。 【構成】 重クロム酸塩と色素とゼラチンとよりなる感
光材料である。感光材料は,中性ないしアルカリ性であ
る。感光材料は,中性ないしアリカリ性を付与するPH
添加物を含有していることが好ましい。PH添加物は,
Na+ ,K+ ,Li+ ,Rb+ ,Cs+ ,Mg2+,Ca
2+,Be2+,Sr2+,及びBa2+のグループから選ばれ
る金属イオンを発生する金属化合物であることが好まし
い。PH添加物としては,中性ないしアルカリ性の有機
化合物を用いることができる。有機化合物は,NH4 +
の官能基を有している。また,中性ないしアルカリ性の
ゼラチンを用いてもよい。色素は,トリフェニルメタン
系又はチアジン系等である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,高い回折効率を有する
ホログラムを作製することができる,感光材料に関す
る。
【0002】
【従来技術】ホログラムは,重クロム酸ゼラチンを含む
ホログラム乾板に,レーザ等の可干渉性光を照射して,
干渉縞を記録したものであり,高い回折効率が要求され
る。かかるホログラムとしては,従来,未乾燥の塩基性
色素及び重クロム酸塩を含む感光性樹脂層をアンモニア
雰囲気下で乾燥したものが提案されている(特公昭54
─35768号公報)。また,再生光に関与する縞の数
と,疎部と密部との平均屈折率差との積である総合屈折
率差を1.20以上としたホログラムが提案されている
(特開平2─191983号公報)。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記ホログラ
ムは,ホログラム乾板を一旦形成し,その後これを感光
液に浸漬して感光処理をする必要があるため,ホログラ
ム乾板の形成と感光処理とを必要とする。また,高い回
折効率のホログラムを得るため,アンモニア雰囲気中で
の乾燥を行う必要がある。そのため,ホログラムの製造
工程が複雑となる。また,揮発性のアンモニアを用いる
ので,ホログラム乾板のPHを調整できない。
【0004】そこで,本願の出願人は,アンモニア雰囲
気中での乾燥工程を廃止するべく,メチレンブルーと重
クロム酸アンモニウムとの濃度を一定の範囲内に設定し
たホログラムを,先に出願した(特開平5─11674
号公報)。しかし,このホログラムの製造に当たって
は,光照射後のホログラム乾板を温度20℃,湿度85
%RH雰囲気下に2時間保持する調湿処理を必要とす
る。そのため,依然として,製造工程が複雑である。本
発明はかかる従来の問題点に鑑み,回折効率が高く,感
光部材の製造工程の簡略化を図ることができる,感光材
料を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は,重クロム酸塩と色素とゼ
ラチンとよりなる感光材料であって,上記感光材料は,
中性ないしアルカリ性であることを特徴とする感光材料
にある。
【0006】本発明において,上記感光材料は,中性な
いしアルカリ性である。具体的には,感光材料のPHの
下限は5,その上限は12であることが好ましい。PH
が5未満,又は12を超える場合には,ゼラチンが破壊
するおそれがある。また,ホログラムの回折効率の向上
のため,感光材料のPHの下限は6,その上限は12で
あることが好ましい。更に,好ましくは,より高い回折
効率のホログラムを得るため,感光材料のPHの下限は
7,その上限は8である。
【0007】上記中性ないしアルカリ性の感光材料は,
例えば,中性ないしアルカリ性を付与するPH添加物を
含有している。該PH添加物は,Na+ ,K+ ,L
+ ,Rb+ ,Cs+ ,Mg2+,Ca2+,Be2+,Sr
2+,及びBa2+のグループから選ばれる1種以上の金属
イオンを発生する金属化合物等を用いることが好まし
い。これにより,上記金属化合物が,色素と重クロム酸
塩との分光増感還元反応を促進し,回折効率の高いホロ
グラムを作製することができる。
【0008】上記分光増感還元反応の機作は,以下のよ
うに考えられる。まず,金属化合物から発生する金属イ
オンにより,感光材料が中性ないしアルカリ性となる。
かかる環境下で感光材料に光照射すると,色素の量子収
率が高くなり,色素の励起反応が促進する。更に,励起
色素は,中性ないしアルカリ性の環境下で酸化され,基
底状態の酸化型クロム酸塩(酸化数+6)を還元する。
この還元型クロム酸塩(酸化数+3)は,ゼラチンと架
橋反応を行い,色素で分光増感された重クロム酸塩ゼラ
チンを生成する。
【0009】また,上記PH添加物として,中性ないし
アルカリ性の有機化合物を用いることもできる。該有機
化合物は,例えば,NH4 + の官能基を有していること
が好ましい。上記ゼラチンとしては,中性ないしアルカ
リ性のゼラチンを用いることもできる。これにより,中
性ないしアルカリ性の感光材料を得ることができる。
【0010】上記重クロム酸塩としては,高い回折効率
のホログラムを作製するために,(NH4 2 Cr2
7 (重クロム酸アンモニウム)を用いることが好まし
い。また,重クロム酸塩としては,(NH4 2 CrO
4 (クロム酸アンモニウム),K2 Cr2 7 (重クロ
ム酸カリウム),K2 CrO4 (クロム酸カリウム),
CrO3 (酸化クロム)等を用いることができる。
【0011】上記色素としては,例えば,トリフェニル
メタン系又はチアジン系を用いることが好ましい。これ
により,回折効率の高いホログラムを作製することがで
きる。トリフェニルメタン系の色素としては,表1に示
すごとく,マラカイトグリーン系(C.I.42000
〜42175,「C.I.」はカラーインデックスを意
味する。以下,同様。),ローズアニリン系(C.I.
42500〜42800),ローゾル酸系(C.I.4
3800〜43875),その他の色素(C.I.43
500〜43570,C.I.44000〜4453
5)等を用いることができる。
【0012】また,チアジン系の色素としては,表2に
示すごとく,メチレンブルー,メチレングリーン,トリ
メチルチオニン,ジメチルチオニン,モノメチルチオニ
ン,チオニン,メチルバイオレット,ニューメチレンブ
ルー等を用いることができる。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【作用及び効果】本発明の感光材料は,光照射により,
色素と重クロム酸塩との間で分光増感還元反応が生じる
色素で分光増感された重クロム酸塩ゼラチンを生成す
る。ここで,本発明の感光材料は,中性ないしアルカリ
性である。そのため,光照射による上記分光増感還元反
応が促進される。従って,ホログラム乾板の感光部分の
回折効率が向上する。
【0016】ホログラム乾板の作製工程中でアンモニア
雰囲気中で乾燥する必要もない。また,調湿工程を行う
必要もない。従って,本発明の感光材料によれば,従来
に比べて,容易にホログラムを作製するとができ,製造
工程の簡略化を図ることができる。また,本発明の感光
材料によれば,ホログラムの他に,フォトレジスト,光
フィルター等の感光部材を容易に作製することができ
る。
【0017】また,本発明の感光材料は,色素で分光増
感を行っているため,短波長領域だけでなく長波長領域
の光に対しても感度を有している。そのため,感光材料
の増感領域が広がり,照射する光の選択幅が広がる。そ
れ故,広領域波長の光を照射することにより,種々の色
彩の再生光を発現できるホログラムを作製できる。
【0018】本発明によれば,回折効率が高く,感光部
材の製造工程の簡略化を図ることができる,感光材料を
提供することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例に係る感光材料について,図1〜図4を
用いて説明する。本例の感光材料は,中性ないしアルカ
リ性であり,重クロム酸塩と色素とゼラチンとよりな
る。感光材料は,Na2 CO3 の金属化合物がPH添加
物として添加されている。金属化合物からは,Na+
金属イオン,及び,CO3 2- が発生する。色素として
は,メチレンブルーを用いている。重クロム酸塩として
は,重クロム酸アンモニウムを用いている。
【0020】上記感光材料の作成に当たっては,重クロ
ム酸アンモニウム0.1g,メチレンブルー0.001
g,ゼラチン4gを,温度40℃で保持された100c
cの水中に溶解し,この溶液に0.04gの上記金属化
合物を添加,混合し,PHを7〜8に調整した。
【0021】次に,上記感光材料を用いてホログラムを
作製した。まず,その概要工程を図1に説明する。即
ち,まずA工程においては,感光材料の作成のため,上
記のごとく,重クロム酸アンモニウム(DC)と,メチ
レンブルー(MB)と,ゼラチンとを水に溶解し,金属
酸化物を適量添加してpHを調整する。次に,B工程に
おいて,感光材料をガラス基板に塗布する。次いで,感
光材料を乾燥し(C工程),露光する(D工程)。次
に,感光材料からDCとMBを洗い流し(E工程),こ
れを現像し(F工程),乾燥し(G工程),その後封止
する(H工程)。
【0022】以下,これを詳細に説明する。まず,上記
溶液状態の感光材料をガラス基板に塗布する。次いで,
このガラス基板を,温度20℃,湿度50%RHの乾燥
条件にて大気雰囲気中で8時間乾燥する。これにより,
膜厚約30μmの感光膜を有するホログラム乾板を作成
する。
【0023】次に,乾燥後のホログラム乾板をメチレン
ブルーの吸収域のレーザで露光する。露光は,図2に示
す1光束露光光学系を用いて行う。かかる光学系は,照
射光と同じ側に回折光が射出する反射型ホログラムの一
種であるリップマンホログラムを作成するときに用いら
れる。
【0024】上記1光束露光光学系を用いて,上記ホロ
グラム乾板2に参照光711と物体光721とを照射す
ることによって,感光膜の所望の部分を露光する。即
ち,クリプトンレーザ1から照射されたレーザ光71
を,対物レンズ3およびレンズ4を透過させて参照光7
11とし,該参照光711をホログラム乾板2の感光膜
20の側に,入射角θにより照射する。該入射角θは,
クリプトンレーザ1と反射鏡6との角度により調整され
る。
【0025】更に,この参照光711がホログラム乾板
2を透過した平行光72を被写体5に照射して物体光7
21とし,物体光721をホログラム2のガラス基板2
1の側に照射する。そして,参照光711と物体光72
1とを感光膜20において干渉させる。データの測定
は,被写体5を平面ミラーとして行う。
【0026】これにより,感光膜20を露光し,感光膜
20に1mmの間に約3000本の干渉縞を形成する。
この時,クリプトンレーザ1は,波長647nmの赤色
光で,メチレンブルー(MB)の光吸収領域(約570
〜710nm)の波長を有する。
【0027】尚,露光光学系は,図2に示す1光束露光
光学系に限らず,その他のリップマンホログラムを作製
する光学系,例えば,図3に示す2光束露光光学系を用
いてもよい。かかる光学系は,同一のレーザ光71をレ
ンズ30を透過させてその透過光72を直接物体5に照
射角度θ′により照射し,その物体光721と,図2と
同様の原理により作成した参照光711とを感光膜20
において干渉させるものである。照射角度θ′は,クリ
プトンレーザ1と反射鏡60との角度により調整され
る。
【0028】また,その他の露光法として,イメージホ
ログラム露光光学系,シャドウグラム露光光学系などの
リップマンホログラムを作製する光学系を用いてもよ
い。さらに,リップマンホログラム以外のホログラム,
例えば,フレネルホログラムなどの露光光学系を用いて
もよい。
【0029】次に,ホログラム乾板を約20℃の水で洗
浄し,重クロム酸アンモニウム(DC)及びメチレンブ
ルー(MB)を除去する。次いで,ホログラム乾板を,
20℃の硬膜溶液(コダック(株)製 ラピッドフィク
サー溶液)中に2分間浸漬する。次に,ホログラム乾板
を30℃の水中に2分間温浴する。次いで,感光膜に脱
水処理を施して,現像する。この処理に際し,ホログラ
ム乾板を,順に,30℃の70容量%IPA水溶液で2
分間,30℃の90容量%IPA水溶液で1分間,30
℃の100容量%IPA水溶液で3分間,それぞれ浸漬
する。
【0030】次に,ホログラム乾板を,80℃の乾燥気
中にて,30分間乾燥する。その後,光学接着剤(例え
ば,ノーランドNOA61,米国ノーランド社製)によ
り,ホログラム乾板をガラス板等で封止する。これによ
り,ホログラムが得られる。
【0031】次に,このホログラムの回折効率は,図4
に示すごとく,650nmの赤色波長領域において,2
0%以上と高かった。このことは,本例の感光材料によ
れば,調湿処理を行うことなく,簡易な工程により,高
い回折効率を有するホログラムを作成できることがわか
る。
【0032】実施例2 本例の感光材料は,中性ないしアルカリ性のゼラチンを
用いて,感光材料を中性ないしアルカリ性としている。
このゼラチンは,牛骨を石灰処理するか,或いは豚皮を
酸処理して得られるものである。溶液状態の感光材料に
は,ゼラチンが4重量%溶解している。この感光材料の
PHは,6〜7である。その他は,実施例1と同様であ
る。本例においても,実施例1と同様の効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のホログラムの製造工程を示す説明
図。
【図2】実施例1の露光処理方法を示す説明図。
【図3】実施例1の,他の露光処理方法を示す説明図。
【図4】実施例1の,光の波長とホログラムの回折効率
との関係を示す特性図。
【符号の説明】
1...クリプトンレーザ, 2...ホログラム乾板, 20...感光膜, 21...ガラス基板,

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重クロム酸塩と色素とゼラチンとよりな
    る感光材料であって,上記感光材料は,中性ないしアル
    カリ性であることを特徴とする感光材料。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記感光材料は,中
    性ないしアリカリ性を付与するPH添加物を含有してい
    ることを特徴とする感光材料。
  3. 【請求項3】 請求項2において,上記PH添加物は,
    Na+ ,K+ ,Li+,Rb+ ,Cs+ ,Mg2+,Ca
    2+,Be2+,Sr2+,及びBa2+のグループから選ばれ
    る1種以上の金属イオンを発生する金属化合物であるこ
    とを特徴とする感光材料。
  4. 【請求項4】 請求項2,又は3において,上記PH添
    加物は,中性ないしアルカリ性の有機化合物であること
    を特徴とする感光材料。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記有機化合物は,
    NH4 + の官能基を有していることを特徴とする感光材
    料。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4,又は5において,上記ゼ
    ラチンは,中性ないしアルカリ性であることを特徴とす
    る感光材料。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5,又は6において,上記色
    素は,トリフェニルメタン系又はチアジン系であること
    を特徴とする感光材料。
JP11592494A 1994-05-02 1994-05-02 感光材料 Pending JPH07302035A (ja)

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