JPH0150531B2 - - Google Patents

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JPH0150531B2
JPH0150531B2 JP60154153A JP15415385A JPH0150531B2 JP H0150531 B2 JPH0150531 B2 JP H0150531B2 JP 60154153 A JP60154153 A JP 60154153A JP 15415385 A JP15415385 A JP 15415385A JP H0150531 B2 JPH0150531 B2 JP H0150531B2
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JP
Japan
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frame
workpiece
annular frame
pallet
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP60154153A
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English (en)
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JPS6215030A (ja
Inventor
Tsutomu Sasaki
Hiroshi Joko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP15415385A priority Critical patent/JPS6215030A/ja
Publication of JPS6215030A publication Critical patent/JPS6215030A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は自動組立用ワーク搬送パレツトに関
する。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕
フアクトリオートメーシヨン(FA)の普及に
ともない、工場の量産ラインは逐次自動化ライン
になりつつある。このFAについても年々高度な
技術が開発されるにつれ改変されている。この自
動化ラインにおいて、一つの重要な要素にワーク
搬送するパレツトがある。このパレツトは搬送ラ
インを搬送しつつワークを位置決めし、予め記憶
された教示内容に基づいた自動組立を可能ならし
めるものである。このような自動組立技術は量産
品特にコスト競走の激しい製品であればある程要
求される。しかもこのコストは単位時間当りの生
産数にも影響する。例えばVTRの自動組立ライ
ンなどはその代表的なものである。この組立ライ
ンには、第3図に示めすような搬送パレツトが用
いられていた。即ち、搬送位置決め駆動系の一次
パレツト31と、ワークを移載する2次パレツト
32により構成されたものである。一次パレツト
31はガイドレール33上に走行ローラ34、ガ
イドローラ35で懸架され、トルクリミツタは従
動スプロケツト36を介し駆動チエーン37で搬
送される。しかしながら、このパレツトではワー
クの重量に対して、搬送パレツトの自重が重すぎ
例えば1対3程度の比率となる。このためパレツ
トを搬送するために加速する加速性を持たせるた
め従動スプロケツト36のトルクリミツターのト
ルクの設定値を大きくする必要がある。
さらに、搬送パレツト間の衝突時の衝撃吸収の
ためのシヨツクアブソーバ等の機械要素を必要と
する。また、部品点数が多くなるため組立精度を
要するため搬送パレツトが高価になるなどの改善
が要望されていた。
〔発明の目的〕
この発明は上記点に対処してなされたもので、
搬送パレツトの位置決め精度を損うことなく、パ
レツト自重の軽量化を可能ならしめた自動組立用
ワーク搬送パレツトを提供するものである。
〔発明の概要〕
すなわち、中間領域に少なくとも一個の貫通孔
を有する環状フレームを設け、このフレームの一
方面にワークを支持する複数本の第1の支柱を設
け、この複数本のうち少なくとも一本にワーク位
置決め手段を加工し、上記フレームの他方面にこ
のフレームを支持する複数本の第2の支柱を設
け、さらにパレツトの位置決め手段を上記フレー
ムに設けた自動組立用ワーク搬送パレツトを得る
ものである。
〔発明の実施例〕
次に本発明のワーク搬送パレツトをVTR自動
組立用ワーク搬送パレツトに適用した実施例を説
明する。厚さ2.0mm大きさ250mm×240mmの方形状
鉄板を準備する。この鉄板を打ち抜き加工して第
1図イに示すようなフレーム1を形成する。即
ち、4辺中対向する2辺に幅例えば20mmの枠2,
3を形成する。他方の対向する2辺のうち一方の
辺には例えばVTRのルミワツシヤーを軸方向に
押込む時にベース盤を下方から支えるのに用いる
ために長方形状の貫通孔4を設け、この大きさ例
えば30mm×40mmの貫通孔4の周囲に沿つて広くし
た幅50mmの膨大部5を有する幅例えば20mmの枠6
を形成する。他の一辺は、例えばVTRテレシヨ
ンレバー組付け時下方から位置決めするのに用い
るために直径例えば20mmの円形状貫通孔7が穿設
された幅例えば35mmの枠8が設けられてフレーム
1が構成されている。このようにして打ち抜かれ
た中央部には貫通孔9が穿設された構成となつて
いる。さらに、フレーム1の組立に影響がなく、
機械的強度を要求される内外の辺には高さ例えば
10mmの折り返しリブ10が形成されている。さら
にまた、この折り返しリブ10のフレーム1の搬
送方向に沿つた周縁部には高さ例えば20mm、幅例
えば50mmに折り返しが形成されたパレツト検知フ
ラブ11が形成されている。このフラグ11の形
成された辺と対向した搬送方向と平行な辺例えば
中央部には、折り返しリブ10の形成されず平面
を残し突出した構造の突片12が形成され、この
突片12にはフレーム19の位置決めローラ13
が回動自在に取着例えば螺着されている。上記フ
レーム1はプレス成形で製造できる。
上記フレーム1の一方面の例えば各4つのコー
ナ部には複数本例えば4本の支柱14がフレーム
1に一体に設けられている。この支柱14は高さ
例えば60mm、直径例えば10mmの鉄製の支柱が、フ
レームに溶接される。この支柱14のうち少なく
とも2本例えば搬送方向に平行な辺の先端にはワ
ークの位置決め手段15が加工されている。この
手段15は例えば先端が先細の円錐状先端部16
を有し、この先端部16に連接して同径例えば6
mmの円柱部17を有し、この円柱部17によつて
形成される鍔部18によりワークを支持する。
上記フレーム1の他方面にはこのフレーム1を
支持搬送するために4本の支柱が設けられてい
る。上記位置決め手段15の施こされた2本の支
柱14の外側には、直径例えば10mm、高さ例えば
20mmの支柱19が設けられている。また他方の支
柱14の内側には位置決めローラ20が回動自在
に設けられた支柱21が設けられている。支柱1
9,20はコーキング(カシメ)、溶接などで取
着できる。
さらにまた、上記フレーム1の搬送方向に対し
て垂直方向の辺には緩衝ゴム22が嵌合されてい
る。
このように構成されたフレーム1の支柱14上
にはワークが載置される。このワークVTRのメ
カ部のシヤーシ23である。このシヤーシ23の
上記位置決め手段15の設けられた先端と係合す
る位置には図示しない位置決め用穴が形成されて
いる。この図示されていない位置決め用穴の内一
方は円柱部17に一致する大きさの円形状であ
り、図示されていない他方の穴は楕円形状の穴が
形成されたものである。この2つの穴24に上記
先端部16を挿入させることにより、シヤーシ2
3の位置決めが行なわれる。このシヤーシ23が
位置決めして装着された時シヤーシ23の表面が
円柱部17の上端と一致するように装着される。
即ち円柱部17の高さがシヤーシ23の厚さに選
択される。
次にフレーム1の貫通孔4,7,9の実装上の
機能について説明する。
この貫通孔4,7,9はシヤーシ23への
VTR部品組立例えば上方から部品を組付ける。
この組付けに際し、上記貫通孔4,7,9を介し
て、カムを組付け(装着)位置に操作するとか、
一時固定するとか、一時組付け位置に浮上させた
り、一方向に寄せたりするのに用いる。勿論この
場合、相当する位置のシヤーシにも貫通孔が穿設
されている。また貫通孔4,9,7側からも部品
の組付けを実行してもよい。また、接着剤やグリ
ースの塗布に際してもシヤーシ23の上下から実
行する。
具体例として、VTRシヤーシ23のロジツク
スライダ(示図せず)を一方向に下方からロボツ
トの手を挿入して寄せておき、ロジツクコネクタ
を組付け(挿入する)が可能となる。この時貫通
孔9を介して実行する。また、カムを貫通孔4を
介して一方向に寄せた状態で、ローデイングドラ
イブ部品(図示せず)を組付けする。
このようにフレーム1は、搬送パレツトとして
の強度を保持する状態を維持する範囲で、シヤー
シ23の下方からも、組付けや操作などが可能な
如く貫通孔4,7,9を設けることが一つの特徴
である。特に、上記実施例において貫通孔4,7
を周辺部に対応する位置の下方からの操作を必要
とする場合には、孔面積の比較的小さい貫通孔7
では枠の幅をやゝ広くして、フレームの強度を確
保していることである。この強度については、折
り返しリブも大きく寄与している。このリブは自
動組立において、支障とならない範囲で隨所に設
定することは枠幅をさらに狭くすることに寄与す
ると共に、シヤーシ23に組付けされた部品のリ
ード線24を搬送時収容するのに用いる。即ち、
フレームの軽量化に寄与する。
第1図において、イ図はフレームの平面図であ
り、ロ,ハ図はシヤーシ23を設定した状態の側
面図であり、シヤーシ23にはサプライリール2
5、テイクアツプリール26が装着された状態を
示めしている。この自動組立のための搬送は例え
ばベルトコンベア27上に載置して移送し、ガイ
ドレール28により進行方向が制御される。また
組立位置での停留は位置決めローラ13を位置決
めストツパ(図示せず)に当接させて位置決め設
定される。さらに、パレツト検知フラグ11を検
知することにより上記停留、有無検知、通過検知
などを実行する。
このように構成したフレームは重量が従来の6
Kgから0.4Kgと1/15に軽量化し、又ワークとして
VTRシヤーシ(VTR機構部品1.6Kg)移載時に
於いても、従来の7.6Kgから2.0Kgと1/3.8に軽量化 され、生産性においては価格比で1/20に安価にな
つた。
上記実施例では、位置決めローラ13により位
置決めした例について説明したが、位置決め手段
は何れでもよく、支柱19,20で停留させた
後、第2図に示めすように、下方より位置決めピ
ン28を上昇させて、フレーム1に予め設けられ
た位置決め穴に挿入して、位置決めしてもよい。
また第2図はフレーム1の貫通孔を1個形成した
例としても示めし、他の部分は同一であるから、
第1図と同一番号で示めした。さらに、第1図の
実施例では折り返しリブ10を上方に曲げた例に
ついて説明したが、当然のことながら、折り返し
リブ10は下方に曲げてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば貫通孔を
有するフレームを自動組立用搬送パレツトとして
用いるので軽量化なパレツトが得られるばかりで
なく、従来困難とされていた、上方から組付けや
下方からの設定ばかりでなく、同時組付けなどを
可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは本発明パレツトの実施例を
説明するための図、第2図イ,ロ,ハは第1図
イ,ロ,ハの他の実施例説明図、第3図は従来の
自動組立用搬送パレツトの説明図である。 1……フレーム、10……リブ、4,7,9…
…貫通孔、14,19,21……支柱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中間領域に少なくとも一個の貫通孔を有する
    環状フレームと、この環状フレームの周縁部の所
    定位置に上記環状フレームの一部を折り返して設
    けられた上記環状フレーム補強用の折り返しリブ
    と、上記環状フレームの一方面に設けられワーク
    の所定位置に直接係合し上記ワークを上記環状フ
    レームの上記一方面と所定距離離間してかつ上記
    貫通孔と対向する位置に支持する複数本の第1の
    支柱と、この複数本の第1の支柱のうち少なくと
    も一本の支柱の一端部に加工され上記ワークに係
    合するワーク位置決め手段と、上記環状フレーム
    の他方面に設けられ上記環状フレームを支持する
    複数本の第2の支柱と、上記環状フレームに設け
    られたパレツトの位置決め手段とを具備してなる
    ことを特徴とする自動組立用ワーク搬送パレツ
    ト。 2 上記第1の支柱に加工された上記ワーク位置
    決め手段は先細の円錐状先端部を有し、この先端
    部に連接して同径の部分を所定の長さ有する構造
    に加工され、このような構造の上記位置決め手段
    が加工された上記第1の支柱を少なくとも2本有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の自動組立用ワーク搬送パレツト。 3 上記環状フレームに設けられる上記貫通孔が
    上記フレーム上に設けられる場合、上記フレーム
    の少なくとも上記貫通孔を含む部分を幅広く構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の自動組立用ワーク搬送パレツト。
JP15415385A 1985-07-15 1985-07-15 自動組立用ワ−ク搬送パレツト Granted JPS6215030A (ja)

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JP15415385A JPS6215030A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 自動組立用ワ−ク搬送パレツト

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JP15415385A JPS6215030A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 自動組立用ワ−ク搬送パレツト

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JPS6215030A JPS6215030A (ja) 1987-01-23
JPH0150531B2 true JPH0150531B2 (ja) 1989-10-30

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JP15415385A Granted JPS6215030A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 自動組立用ワ−ク搬送パレツト

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JP (1) JPS6215030A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56152551A (en) * 1980-03-29 1981-11-26 Bosch Gmbh Robert Supporter for workpiece

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5971207U (ja) * 1982-11-02 1984-05-15 株式会社ダイフク ダブルパレツト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56152551A (en) * 1980-03-29 1981-11-26 Bosch Gmbh Robert Supporter for workpiece

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JPS6215030A (ja) 1987-01-23

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