JPH01503666A - アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナ用の等パワー増幅器システムおよびその配置方法 - Google Patents

アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナ用の等パワー増幅器システムおよびその配置方法

Info

Publication number
JPH01503666A
JPH01503666A JP63504533A JP50453388A JPH01503666A JP H01503666 A JPH01503666 A JP H01503666A JP 63504533 A JP63504533 A JP 63504533A JP 50453388 A JP50453388 A JP 50453388A JP H01503666 A JPH01503666 A JP H01503666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signals
line
amplifying
output signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63504533A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2728282B2 (ja
Inventor
トンプソン,ジエームス・デイ
Original Assignee
ヒユーズ・エアクラフト・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヒユーズ・エアクラフト・カンパニー filed Critical ヒユーズ・エアクラフト・カンパニー
Publication of JPH01503666A publication Critical patent/JPH01503666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2728282B2 publication Critical patent/JP2728282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/22Antenna units of the array energised non-uniformly in amplitude or phase, e.g. tapered array or binomial array
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/22Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the orientation in accordance with variation of frequency of radiated wave
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/60Amplifiers in which coupling networks have distributed constants, e.g. with waveguide resonators
    • H03F3/602Combinations of several amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/198A hybrid coupler being used as coupling circuit between stages of an amplifier circuit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S343/00Communications: radio wave antennas
    • Y10S343/02Satellite-mounted antenna

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナ用の等パワー増幅器システムおよびそ の配置方法背景 本発明は、アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナに送信される1または複数 の信号を増幅する増幅器システム、およびこれらの信号を形成するビーム形成回 路網、および特に通信衛星の送信アンテナシステムの等パワー増幅器システムお よびビーム形成回路網に関するものである。
アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナでアンテナビームを形成する場合には 、このアレイ要素を不均一に励起する必要が生じる。このような不均一な励起は 、サイドローブレベルを押え、また所定のビーム形状を得るためになされる。
このアクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナから放射される周波数操向形のア ンテナビームは、狭いビーム幅で走査し、また最大のゲインを得るとともにサイ ドローブレベルを低くする必要がある。このサイドローブレベルを低くするには 、この送信アレイアンテナに供給される信号の組の振幅分布が理想的なティラー 分布に近似していることが必要であり、このティラー分布は、rIRE 送信ア ンテナおよび伝送」pp.16 〜28 (1955年1月)のT,Taylo r著の「狭いバンド幅および低サイドローブ用のライン・ソース・アンテナの設 計」なる記事に開示されているような、対称でテーパ状の分布である。このよう に振幅をテーパ状にするには、共通の信号をアレイに供給する前にこれを異なる パワー増幅器で増幅する方法がある。しかし、これらの増幅器を最大効率で作動 させるには、これらの増幅器をそれぞれ異なる大きさに設計しなければならず、 このシステムのコストが高くなる。
また、別の方法として、同じ大きさすなわち同じパワーレートで増幅器を作動さ せるとともに、これら増幅器の前に減衰器を設け、これら増幅器からの出力が所 定の振幅分布となるようにする方法もある。このものは、1種類の形式および大 きさの増幅器を設計するだけでよく、経済的ではあるが、これらの増幅器はその 最大能力以下で非効率的に作動するので、より多くの電力を消費する。また、一 般に衛星ではその電力源は限られており、この電力でこの衛星のすべての動力を まかなう必要がある。したがって、このように1種類の形式と大きさの増幅器を そなえたシステムでは、これらの非効率的な作動のため電源が大形化する。
これに対して、1つの大形の増幅器と分割回路網を使用して振幅をテーパ状にす る別の方法もある。この分割回路網にはフィード構造と協働する一連のカブラが 設けられ、増幅器からの出力を分割して所定振幅分布を得るように構成されてい る。しかし、このようなシステムの基本的な欠点は、1個の増幅器しか備えてい ないので、この衛星の信頼性がこの1個の増幅器の信頼性によって決定されてし まうことである。
また、このような1個の増幅器しか備えていないシステムではその出力が限定さ れ、また分割回路網でも出力の損失が生じ、ビームのパワーが制限されてしまう 。
本発明は、上述のような不具合を解消するものである。また本発明の別の目的は 、送信アンテナ用のパワー増幅器システムを提供することであり、このものは最 大効率近傍で作動する複数の増幅器を備え、アクティブ・フェーズ・アレイ・ア ンテナを駆動するための非線形の振幅分布を有する一組の増幅出力信号を形成す ることにある。また、本発明は、小形のビーム形成回路網を使用した送信システ ムを提供するものであり、この回路網は複数のレベルに構成され、これらは同じ 大きさの複数の増幅器からなるパワー増幅器システムに対応した一組の信号を送 るように構成され、伝送ラインの交差部を少なくして簡略化されるように配置さ れるものである。
発明の概要 以上の目的に対応して、本発明は、等パワー増幅器システムを備え、このシステ ムはアクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナを駆動するための所定の振幅分布 関数すなわち分布曲線を有する一組の信号の全てまたはその大部分を増幅するも のである。この等パワーシステムは、複数の別々のソリッドステート・パワー増 幅器を備え、これらは全て同じレベルすなわちそれらの最大効率近傍で作動する ように構成されている。
このような新たな増幅器システムでは、これら同じ大きさすなわち同じパワーレ ートの増幅器はたとえば対をなして作動する。これら増幅器システムの増幅器は 対をなし、これら対をなす増幅器によって強さの相違する2つの信号を等しい分 担で増幅する。したがって、本発明の好ましい実施例によれば、入力された第1 および第2の入力信号から、これらに対応した2つの増幅された出力信号を同時 に出力する。このような増幅装置は:缶入力信号を第1および第2の部分に分割 する手段を備え;また第1の増幅手段を備え、この手段は上記第1の入力信号の 第1の部分および第2の入力信号の第2の部分を増幅し、これによって第1の中 間信号を形成し;また、第2の増幅手段を備え、この手段は第2の入力信号の第 1の部分および第1の入力信号の第2の部分を増幅し、これによって第2の中間 信号を形成し;また、上記第1および第2の中間信号を結合する手段を備え、こ れによって第1および第2の出力信号を形成する。これら第1および第2増幅手 段は好ましくは略等しいパワーレートを有しており、これは各増幅手段の一部と して実質的に同じ大きさと設計の一対のソリッドステート・パワー増幅器を含ま せることによって容易に達成できる。この入力信号および出力信号はたとえばマ イクロウェーブ領域の電磁波信号である。この放射電磁波は100cm (f= 300MHz)と1. Qmm (f −300GHz)の間の波長を有してい る。また、上記分割する手段および結合する手段はそれぞれハイブリッドカブラ を備えている。
このビーム形成回路網は、1または複数の送信信号から励起パターンを形成し、 このパターンは増幅された後にアクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナに供給 され、1つの操向可能なビームまたは1または複数のスポットビームが形成され る。空間を節約し、構造を簡単にし、またこのビーム形成回路網と上記等パワー 増幅器システムとの間の回路構成を簡単にするため、本発明者は小形のビーム形 成回路網を開発し、この回路網は以下に説明する。とともに、本願と同時に出願 した米国特許出願No、−−−−−−(代理人事件番号No。
PD−87016) 、名称「複数レベルビーム形成回路網」にも開示されてい る。
また、本発明の第2の態様は、ビーム形成回路網と等パワー増幅器システムとの 結合に関するものである。この本発明は、放射要素のアレイを有するマイクロウ ェーブ・アンテナ・システム用の送信サブシステムを備えている。このサブシス テムは:ビーム形成回路網手段を備え、この手段は少なくともひとつの送信信号 から複数の出力信号を形成し、これら出力信号は所定の関連を有し、放射要素の アレイを駆動するための所定の振幅分布を有し、所定の特性のマイクロウェーブ ・ビームを形成するように構成されている。また、このサブシステムは増幅手段 を備え、この増幅手段は複数の出力信号をこれらがアレイに供給される前に増幅 する。また、この増幅手段は少なくとも一対の第1のパワー増幅器を備え、これ らは等しくない信号強度を存する選定された対をなす出力信号を同時に増幅し、 また分割手段を備え、この手段は増幅器の間で選定された対をなす信号を分割し 、これら増幅器が選定された対をなす信号を等しい分担で増幅するようにし、ま た結合手段を備え、この結合手段は上記増幅器から出力される信号を結合してこ れら出力信号の第1の対にそれぞれ対応した増幅された信号の第1の対を形成す るように構成されている。このようなサブシステムでは、これら選定された対を なす信号は好ましくはこれら出力信号の振幅分布の中で隣接していないものであ る。
この送信サブシステムでは、このビーム形成回路網は:ひとつの送信信号を伝送 する少なくともひとつの第1のラインを備え;また互いに離間して配置された一 組の第2のラインを備え、この第2のラインは所定の角度で上記第1のラインと 交差し、これらの間に交差点を構成し、またこれらの第2のラインはこれら交差 点において上記第1のラインと結合し、上記第1のラインを転送されるひとつの 送信信号の電磁エネルギの一部がこの第2のラインに転送されるように構成され ている。また、これら各第2のラインはアンテナアレイによって電磁的な通信を おこなうための出力端を有している。また、上記の第1のラインは互いに離間し た第1および第2の部分を有しており、“これら部分はそれぞれ第1および第2 のレベルに配置されている。また、この−組の第2のラインは第1および第2の サブセットに分けられ、これらサブセットは上記第1のラインの第1および第2 の部分にそれぞれ対応し、この第2のラインの第1のサブセットは第1のライン の第1の部分に対応し。またこの第2のラインの第2のサブセットは第1のライ ンの第2の部分に対応している。この回路網手段のひとつの実施例では、上記各 交差点で転送されるエネルギの量は均一であり、この出力と等パワー増幅器シス テムの間に配置された異なる減衰値を有する一組の減衰器によって、所定の励起 パターンを得るための振幅分布が与えられる。また、この回路網手段の第2の実 施例では、上記の各交差点において異なるクロスカブラが形成され、この第1の ラインから第2のラインに転送される信号の量が相違し、これによって所定の励 起パターンを得るための振幅分布が与えられる。また、送信信号が複数の場合に は、このビーム形成回路網はこれに対応した複数の第1のラインを備え、これら 第1のラインはそれぞれ上記と同様に構成されている。
本発明の等パワー増幅器システムは、出力信号に所定の振幅分布関数を与える場 合に適している。また、本発明の第3の特徴としては、複数対の等パワー増幅器 を構成するものである。この第3の方法の特徴は、2に個の信号を増幅するに個 の増幅手段を備えており、この2に個の信号は、所定の振幅以上のA信号と、所 定の振幅以下のB信号とから構成され、ここでA、Bおよびに゛は1以上の等し い整数であり、以下の過程:(a)K個の増幅手段を配置し、これらはそれぞれ 増幅すべき対をなす信号に対応した一対の入力ポートを備えているものであり;  (b)これら増幅手段の入力ポートは所定のA信号と所定のB信号に接続され 、これらA信号およびB信号をに個の増幅手段のそれぞれに接続するものである 。この方法の典型的な適用例としては、この2にの信号はティラー分布等の所定 の振幅分布を有しており、アンテナシステムの放射要素のアレイによって非常に 狭い幅の所定のビーム形状を形成するように構成されている。また、この過程に はさらに: (C)増幅手段で結合する特別のA信号と特別のB信号とを選定し 、最も大きな振幅の入信号と最も小さな振幅のB信号とを対にしてに個の増幅器 手段のうちの第1のもので増幅し、また2番目に振幅の大きな入信号と2番目に 振幅の小さなり信号とを対にしてに個の増幅手段の2番目のもので増幅し、以下 同様にしてこれらA信号およびB信号をKこの増幅手段で結合して増幅するもの である。
この等増幅器システムおよび方法は、大きなパワーの信号と小さなパワーの信号 とを同じ大きさの対をなす増幅器で同時に増幅するのでこれらの増幅器が最大効 率近傍で作動し、衛星に使用する送信アンテナシステム用のパワー増幅器の設計 の自由度が大幅の向上する。この同じ大きさの多数の対をなす増幅器は、たとえ ばアクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナの放射要素のアレイに供給される所 定の振幅分布の信号のうち、信号強度の異なる大きなパワーの信号と小さなパワ ーの信号とを対にして増幅する。また、所定の励起パターンを形成するための一 組の信号が非常に広い範囲の異なる信号レベルを有している場合には、必要に応 じて2または3種類の標準化された増幅器を使用することによってこれに対応で きる。したがって、このような等増幅器システムによって、所定の振幅分布の中 の小さな振幅の信号に対応して大きな振幅の信号を選定すれば、各種の振幅分布 を有した一組の信号によって各種の所定の励起パターンを与えることができる。
また本発明によれば、多くの増幅器を備えた送信アンテナシステムにおいて、1 または複数の種類の同じ大きさの増幅器を使用することができ、その設計および 製造コストを低減させることができる。
本発明の上記およびその他の目的、特徴は、以下の図面を参照した以下の詳細な 説明によって明白となる。
図面の簡単な説明 第1図は、周波数共用形の新規な等パワー増幅器およびシステムを搭載した通信 衛星の斜視図; 第2図は、第1図の衛星の通信回路の実施例のブロック図;第3図は、第1図の 衛星でカバーされる複数の連続した受信地域を示し、また基本的な地域をクロス ハツチングで示す米国の図: 第4図は、第1図に示す衛星の複数の連続した送信地域を示す米国の図; 第5図は、アクティブ−フェーズ・送信アンテナの概略的な正面図; 第6図は、この送信アンテナビームのゲインを、ビーム中心から東西方向におけ るこの衛星によってサービスされる各地域にわたる変化を示す線図; 第7図は、南北方向にわたるゲインの変化を示す第6図と同様の線図; 第8図は、本発明のビーム形成回路網の実施例を新規な等パワー増幅器とともに 示す平面図; 第9図は、第8図のビーム形成回路網の9−9線に沿う断面図; 第1O図は、R8図のビーム形成回路網の10−10線に沿う断面図; 第11図は、第8図のビーム形成回路網の11−11線に沿う断面図; 第12図は、信号の流れを、示すビーム形成回路網の一部の平面図; 第13図は、第5図はアクティブ・フェーズ・アレイの一部を拡大した側面図; 第14図は、狭いダウンリンクビーム幅と低いサイドローブを得るためのアレイ の第5図の要素に供給される励起パターンに対応した信号振幅の分布を示し、図 中の下方のU字状の線は、本発明の方法によって選定され、共通の一対の等パワ ー増幅器で増幅される励起パターンからの対をなす信号をれる2組の対をなす信 号を示す第14図と同様な図;第16図は、単一の等パワー増幅器の概略図;第 17図は、等パワー増幅器を使用してスポットビームを伝送する衛星の通信回路 の簡単なブロック図である。
好ましい実施例の説明 上述の技術的な説明に関連した以下の本発明の説明によって、本発明の技術分野 の技術者であれば、静止通信衛星用の送信アンテナシステムを構成しまた使用す ることができるであろう。この技術分野の技術者であれば、この好ましい実施例 を各種変更することは容易であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でこの基本的 な原理を他の実施例に適用することは容易である。よって、本発明は説明する実 施例には限定されず、この明細書で開示される広い範囲の原理および特徴に基づ くものである。
第1図および第2図には、たとえば周波数共用形の通信衛星10に搭載されるア ンテナシステムの放射要素のアレイを駆動する励起パターンを形成するビーム形 成回路網を示し、また新規な等パワー増幅器システムによって所定の励起パター ンを得るパワー増幅器を示す。この衛星システムは、スピン安定形の通信衛星で 、周波数共用形のもので、米国特許出願N o、 896. 982.1986 年8月14日出願、発明者 H,A、Rosen、名称「周波数操向可能な高ゲ インダウンリンクビームを要する衛星通信システム」に開示されている。この衛 星は、地球上の静止軌道上に置かれるもので、本発明のビーム形成回路網および 等パワー増幅器システムを説明するために示したものである。
この衛星10は、点一点間の2方向通信を狭いバンド幅の音声およびデータ通信 でおこなうもので、たとえば小さな開口の局との間でKuバンドの周波数で通信 をおこなう。周波数分割マルチアクセス(FDMA)および割当て周波数スペク トルの共用を採用しているので、単一の線形偏波で数千の通信チャンネルを同時 に得ることができる。このアンテナシステムは大形の反射器アセンブリ12を備 え、このものは2つの対向した偏波反射器12a、12bから構成されている。
これら2つの反射器12a、12bは、それらの中央部を横切る共通の軸を中心 として相対的に回転される。この点一点間通信システムは、送信アレイ20、パ ラボラ副反射器22および受信フィードホーン16のアレイを備えている。これ クリーン18のやや下方には上記の副反射器22が配置されている。この周波数 選択スクリーン18は、2つの対向した偏波手部分18a、18bら構成され、 これらは異なる周波数バンドを分離するダイプレクサとして作用する。よって、 送信および受信信号は効果的に分離される。なお、これらはたとえばそれぞれ1 1.7〜12.2GHzおよび14.0〜14.5GHzの間の500MHzの 周波数バンドが割当てられている。送信アレイ20から放射された信号は、副反 射器22でスクリーン18の部分18bに向けて反射される。
この信号は、スクリーン18の部分18bで反射されて大形の反射器12bに向 けられ、ここで反射して点一点間の信号として地球に送られる。この副反射器2 2と主反射器12は、送信アレイ20から放射されるビームパターンを増強およ び拡大する作用をなす。このような構成によって、大きな開口のフェーズアレイ が形成される。
第3図には、点一点間サービスに使用される矩形のビームカバー範囲を示す。こ の例では、サービスする地域は米国本土である。この点一点間受信システムは、 4つの受信地域32.34,36.38から衛星に向けて放射される4つの受信 ビームR1,R2,R3,R4から構成されている。これら4つのビームパター ン輪郭32,34,36.38の信号強度は、これら各ビームのピーク値から約 3dBである。
このアンテナビームはこれらを充分に分離できるように設計され、周波数スペク トルが4回共用できるように構成され、クロスハツチングした地域39,41, 43,44でそれぞれ周波数スペクトルの1回の使用ができるように構成されて いる。
また、第4図には、4つの連続した送信地域31.33゜35.37をそれぞれ カバーする送信ビームTI、T2゜T3.T4を示し、これらはたとえば米国本 土全体のサービス地域をカバーするように構成されている。これらビームT1〜 T4は複数の別々のダウンリンクビームから構成され、これらは各地域31.3 3,35.37毎の別々のダウンリンク局に向けて放射される。この送信地域3 1.33,35゜37の幅は前記受信地域R1,R2,R3,R4の幅と略等し く設定されている。
上記の各受信ビームR1〜R4および送信ビームT1〜T4は、それぞれ14. 0から14.5GHzの間のアップリンク周波数帯域500 M Hz 、およ び11.7から12.2GHzの間の500MHzのダウンリンク周波数帯域全 体を使用する。この全体の周波数帯域(500MHz)は複数のチャンネルたと えば16のチャンネルに分割され、各チャンネルは利用バンド幅27MHz、間 隔30MHzである。また、これらの16のチャンネルは約800のサブチヤン ネルに分割される。したがって、各地域にはそれぞれ12,500 (16チヤ ンネルx800サブチヤンネル)の毎秒32キロビツトのチャンネルが任意の時 間に形成できる。
このようなシステムの通信構成によれば、任意の地上局から他の任意の地上局に 直接通信ができる。よって、単一の偏波で国内全体にわたって合計50.000 のサブチャンネルが形成できる。
また、第1図ないし第5図に示すように、各ダウンリンクビームは送信アレイ2 0によって発生され、このアレイの開口は2つの共通の焦点のパラボラ反射器2 2および12bによって拡大される。この送信アレイ20は、複数たとえば40 の送信ウェーブガイド要素106を並列な関係で配置して構成されている。これ ら要素106はステイブと称されているもので、第2図に示すような送信増幅シ ステム100によって駆動され、このシステムについては後に説明する。パワー 金体はこのアレイ20の各要素106に供給され、この供給の態様は均一ではな く最端の要素が10dB以上となるようなテーバ状に供給される。このようなダ ウンリンクビームのテーバは、このアレイ20の要素106の位置に対応して送 信信号の強さを調整することによっておこなう。
第6図および第7図に示すように、このアレイ20の励起パターンは伝送二次パ ターンの特性に対応して決定される。
特に、各ダウンリンクビームの東西方向については、要素106に供給される信 号の位相をアレイ20に沿って順次変化させることによって決定される。このよ うな位相変化は、後に説明する第2図に示すようなビーム形成回路網98によっ て達成される。この位相変化は周波数の関数である。さらに、この送信ビームの 送信ゲインは、サイドローブが低くなるように調整され、これによって隣接する 地域31.33゜35.37 (第4図参照)で周波数が共用できるようになる 。
このサイドローブのレベルはビーム中心より30dB低く、よって隣接する地域 の間の干渉は無視できる程小さい。
第7図には、南北方向の送信ビームパターンを示す。このアレイの要素106は 、南北1.4@のカバー範囲で略平坦なパターンとなるように励起される。
第2図には、この点一点間通信システムの受信および送信信号の流れおよびその 回路を示す。この点一点間の受信信号64〜70は受信信号であり、これらはこ の衛星でカバーする各受信地域32.34,36.38から送られる。これらの 受信信号64〜70はスイッチング回路76に入力され、この回路は入力ライン 64〜70を符号74で示す7つのレシーバのうちの4つの対応するレシーバに 選択的に接続する。
これらレシーバ74は通常の構成のもので、そのうちの3つは冗長性を与えるた めのものである。これらレシーバ74はフィルタ接続マトリクス90のフィルタ を駆動する作用をなす。ライン64〜70に接続されたこれらレシーバ74の出 力は、第2のスイッチング回路78で結合されて4つの受信ラインR1〜R4を 介してフィルタ接続マトリクス90に送られる。このマトリクス90は、受信地 域32,34.36゜38と送信地域31.33,35.37の間を接続する手 段を構成するものである。このフィルタの出力T1〜T4は、この衛星10によ ってサービスする4つの送信地域31゜33.35.37にそれぞれ対応してい る。
この送信信号T1〜T4はそれぞれスイッチング回路94によって6個の駆動増 幅器92のうちの4個に送られ、これら増幅器92ののうちの2個は故障の場合 のバックアップ用である。増幅器92からの出力は同様のスイッチング回路96 を介してビーム形成回路網98に送られる。
また、この通信衛星10のその他の特徴、たとえばアレイ20およびフィルタ接 続マトリクス90の構成等は、前述の米国特許出願No、896,982に詳細 に開示されており、よって本発明の等パワー増幅器システムおよび方法の説明に 必要な部分以外は説明を省略する。
このビーム形成回路網98は4つの遅延ラインを備えており、これらは送信信号 T1〜T4を伝送し、これら多数の送信遅延ラインは直交して配置されかつこれ ら送信信号遅延ラインに沿って等間隔に接続されている。これら遅延ラインの間 隔および幅は、送信地域31.33.35.37に対応した周波数において、所 定の中心バンドのビーム偏向およびビーム走査率を与えるように設定されている 。この4つの遅延ラインからの送信信号は、第8〜12図に関連して説明するよ うなビーム形成回路網によって結合され、等パワー増幅器システム100に入力 される。以下に説明する実施例において、この増幅作用をなすために40個のソ リッドステートパワー増幅器(SSPAs)が設けられている。第2図に示すよ うに、中央の等パワー増幅器システム104には40個のうちの32個の5SP Asが設けられ、ビーム形成回路網98で形成された40の信号のうちの32個 を増幅する。この他の8個の信号は低増幅信号であり、各4個ずつの5SPAs で構成される2つのサイド増幅器グループ110で別に増幅される。これら8個 の増幅器はそれぞれパワー率が等しく、かつこの他の3個の5SPsのパワー率 より低い。
この中央システム104およびサイドグループ110からの40の出力は、それ ぞれ送信アレイ20の各放射要素に接続されている。
第8図に示すように、このビーム形成回路網98 (BFN)は全体が略円弧状 に形成され、この衛星10の通常は環状をなすデスパン通信プラットホーム11 2(一部のみ示す)に容易に収容できるように構成されている。信号が通過する 送信遅延ラインを構成するのBFNを円弧状のパターンとすることにより、正し い長さで信号梁と適切に結合し、前述したようにこのものは径方向に延長したウ ェーブガイドアセンブリを適切に形成する。前述の米国特許出願No、896゜ 982には、同様にBFNが開示されており、このものは40個の径方向に延長 したウェーブガイドアセンブリを備え、これらは同一平面上に等間隔に所定の角 度で配置されている。
このような単一レベルのBNFは、必要に応じて本発明の等パワー増幅器システ ムに利用できる。しかし、BNFと中央等パワー増幅器システム104との間の 信号ラインの構成おないし第11図に示すように径方向ライン粱は2つのレベル すなわち2つの平面上に配置されている。
第8図に示すように、このビーム形成回路網98は4つの周方向に延長した送信 遅延ライン168,170,172゜174を備え、これらはそれぞれ送信信号 T1〜T4を伝送するように構成され、また複数の径方向に延長したウェーブガ イド・アセンブリ176を備えている。この実施例では、40のウェーブガイド ・アセンブリ176が備えられ、これらはそれぞれ送信アレイ20の放射要素1 06に対応している。これらウェーブガイド・アセンブリ176は、上記の遅延 ライン178〜174と交差し、これらは等間隔に所定の一角度で配置され、こ れら遅延ライン168〜174全体が円弧状に配置されており、この円弧は中心 すなわち軸114を有している。上記の送信信号T1は遅延ライン170の入力 端171に入力され、また送信信号T2は遅延ライン168の入力端169に入 力され、また送信信号T3は遅延ライン174の入力端175に入力され、さら に送信信号T4は遅延ライン172の入力端173に入力されるように構成され ている。
また、上記の各ウェーブガイド・アセンブリ176は径方向のライン梁を形成し 、上記の遅延ライン168〜174にそれぞれ結合され、所定の梁作動をなすよ うに構成されている。また第12図に示すように、これら各ウェーブガイド・ア センブリ176と遅延ライン168〜174との交差点では、クロスガイド・カ ブラ180が構成され、これら遅延ライン168〜174とウェーブガイド・ア センブリ176との間に電磁波信号の経路を構成するように構成されている。
また、第12図に示すように、これらウェーブガイド・アセンブリの間の間隔を Lで示し、また遅延ラインの径方向の幅をWで示す。これらウェーブガイド・ア センブリ176は遅延ライン168〜174に沿って等しい角度で離間して配置 されており、また上記遅延ライン168〜174は径方向に離間して配置されて いるので、この遅延ライン毎にこれらウェーブガイド・アセンブリ間の間隔が相 違する。よって、これら円弧の中心114から離れている遅延ライン168〜1 74程これに沿ったウェーブガイド・アセンブリ176の間隔が大きくなり、遅 延ライン174に沿ったウェーブガイド・アセンブリ176の間の間隔りは、遅 延ライン168に沿ったウェーブガイド・アセンブリ176の間隔より大きくな る。これらLおよびWの値を以下の表に(インチで)示す。
遅延ライン 信号 L W 168 T2 1.66 0.64 170 Tl 1.72 0.66 172 T4 2.45 0.74 174 73 2.55 0.7に れら遅延ライン168〜174に対応した幅Wおよび間隔りの値は、所定のビー ム中心の傾斜およびビーム走査率に対応して設定され、このビームが各チャンネ ルを正しく指向するように構成されている。これによって、送信地域T1〜T4 の始点と終点が設定される。
また第12図に示すように、送信信号T2は遅延ライン168を正確な距離伝送 され、第1のウェーブガイド・アセンブリ176に到達する。この信号T2が通 過するクロスガイド・カブラ180は、たとえば20dBカブラに設定されてお り、この送信信号T2のパワーの約1%がウェーブガイド・アセンブリ176に 転送される。この分割されたエネルギはこのウェーブガイド・アセンブリ176 を通して樋パワー増幅器システム100(第2図および第8図)に伝送される。
また、遅延ライン170を伝送される信号T1についても同様である。このクロ スガイド180で分割された信号Tl、T2の一部(すなわち0.0ITIおよ び0.01T2)はウェーブガイド・アセンブリ176で合計され、この和信号 0.01 (T1+T2)は径方向外側に伝送され、次の組の遅延ライン172 .174に伝送される。また、遅延ライン174.172を伝送される信号T3 .T4についても同様である。これら信号T3.T4の一部0.01は、クロス ガイド・カブラ180で結合されてウェーブガイド・アセンブリ176に送られ る。これら和信号0. 01 (Tl+T2+T3+T4)は径方向外側に伝送 され、グループ110すなわち等パワー増幅器システム104のうちの対応する ソリッドステート・パワー増幅器に送られ、送信にために増幅される。
上記の第1のウェーブガイド・アセンブリ176を通過した後、この信号T1〜 T4の残りの0.99は、第2のウェーブガイド・アセンブリ176まで伝送さ れ、その1%(または他の所定の値)がウェーブガイド・アセンブリ176に分 割される。このような作動の繰返しによって、この信号T1〜T4は所定のパー セントずつこれらウェーブガイド・アセンブリ176に分割される。
これらウェーブガイド・アセンブリ176を介してパワー増幅器システム100 に送られる信号は、点一点間の4つの送信信号T1〜T4の混合したものである 。しかし、各送信信号T1〜T4はそれぞれ12.500のサブ信号から構成さ れている。よって、これらウェーブガイド・アセンブリ176で送られる40の 信号には50,000の信号が含まれており、この実施例の場合にはこの信号は 500MHzの周波数スペクトルに割当てられる。よって、各5SPAsはこれ ら50,000の信号全てを増幅する。
そして、上記40のウェーブガイド・アセンブリ176との結合によって、位相 シフトがなされる。よって、このビーム形成回路網98によって送信アレイ20 (第1図および第4図)からアンテナビームが放射され、このビームは周波数に 対応して操向される。このような位相シフトは、ウェーブガイド・アセンブリ1 76の間を円弧状の遅延ライン168〜174に沿って信号が伝送される際の時 間遅延および周波数に対応して生じる。この作用を説明するために第13図を参 照する。この図は第5図の40の送信アレイ要素106のうちの4つを概略的に 示したもので、これらから放射される波面を116で示し、またdはこれら放射 要素106の間隔を示す。このアンテナビームリ傾斜角度をeとすると、このe はこのビームの走査角度であり、この角度は送信ビームの中心における垂直線1 18からの波面116の角度である。
また、上記の遅延ラインによって生じる位相シフトをΔΦとすると、これら位相 シフトとビームの走査角度との関係は次の式で与えられる。
ここで、λはこの波面116の信号の波長であり、またdはこれらアレイ要素1 06の間の簡隔である。よって、このアンテナビームの東西の方向は、ビーム形 成回路網98の4つの遅延ライン168〜174によって生じる位相シフトによ って決定され、また4つの送信地域T1〜T4が形成される。
このBFN98は第8図ないし第11図に示すように1つのレベルに形成されて いる。第9図はのBFN98の9−9線に沿う断面を示し、この図では送信信号 T1を伝送する遅延ライン170全体を側面図で示す。このライン170は単一 の分割装置120によって第1および第2の部分170a。
170bに分割され、この分割装置はパワーデバイダすなわち適当な1個のディ レクショナル・カブラから構成されている。この上部および下部の部分170a 、170bにはそれぞれ20個の下部および20個の上部のウェーブガイド17 6が結合されている。説明の便宜のため第1すなわち上部の部分の20個のウェ ーブガイドを符号176aで示し、また第2すなわち下部の部分のウェーブガイ ドを符号176bで示す。各ライン170a、170bの先端部には、適当な非 反射性の負荷122が接続されている。他の送信遅延ライン168,170.1 74についても、上記のような信号スプリッタ120および端部負荷122を用 いて上記遅延ライン171と同様に構成されている。
また、第10図および第11図には、第8図の10−10線および11−11線 に沿った断面をそれぞれ示し、このBFN98の2つのレベルの部分と単一のレ ベルの部分とが示されている。第10図には、各送信遅延ライン168゜170 .172,174がそれぞれ上部分および下部分168a、168b、170a 、170b、172a。
172b、174a、174bに分割されている状態を示す。
これら上部ウェーブガイド・アセンブリ176aおよび下部ウェーブガイド・ア センブリ176bは、それぞれ伝送ライン126,128に接続されており、こ れらウェーブガイドの出力が等パワー増幅器装置130に送られるように構成さ れている。また、第11図にも同様な伝送ライン132が示されており、ウェー ブガイド・アセンブリ176aの出力がサイド増幅器グループ110の5SPA 134に送られるように構成されている。
このBFNは2つのレベルに配置されているので、このBFN98を伝送される 信号に生じる時間遅延は等しくなるように構成されている。第8図および第9図 に示すように、これら送信信号T1〜T4は、このビーム形成回路網98の主要 部分に入力する前に4個のハイブリッド・カブラ120によって半分に分割され 、またラインの下部が余分の長さに形成されているので、これら時間遅延は所定 の値に維持される。第9図には、これら信号たとえば信号TIがハイブリッドカ ブラ120によって分割されることが示されており、このカブラ120からの半 分の信号T1はラインの上部分170aに送られ、また残り半分信号T1は下部 分170bに送られる。この下部分170bには所定の長さのジグザグ部138 が形成されて上部分170aより長く形成されており、この下部分170bには 信号が上部分170aを通過するのと等しい時間遅延が生じるように構成されて いる。このジグザグ部138には、上記ハイブリッド・カブラ120 +、:よ って生じる90″の位相シフト遅れ(または進み)を補償するための余分の長さ 分が差引かれ(または追加され)ている。この下部分170bに余分の長さが追 加されているので、この下部分には信号が上部分170aを伝送するに相当する 時間遅延が導入され、このビーム形成回路網98をこのような2つのレベルに構 成してもこれがひとつのレベルに構成されている場合と同様に作動する。そして 、この2つのレベルに構成されたBFN98は、同じ等パワー増幅器130で増 幅すべきウェーブガイド176からの対をなす信号が互いに隣接することになる ので、ライン126.128等の伝送ラインの構成が簡単となり、またこれらが 他の同様な伝送ラインと交差することが防止される。また、このような2つのレ ベルのBFNは、通信プラットホーム112の内の必要な空間が少なくてすむ。
上記4つの遅延ライン168,170,172,174からの送信信号T1〜T 4は、このビーム形成回路網98で合計される。これらの信号はこのBFN98 からウェーブガイド176の出力として放射され、適当なライン(たとえばライ ン126,128,130)を介して等パワー増幅器システム100に入力され る。また第8図に示すように、この増幅器システムは通信プラットホーム112 の外側リム部142に取付けられている。これら40の信号はシステム100に よって増幅され、送信アレイ20の各放射要素106に供給される。
また、第2図および第8図について注意すべきことは、この等パワー増幅器シス テム100は16個の等パワー増幅器装置130および8個のソリッドステート ・パワー増幅器134から構成されていることである。これら等パワー増幅器装 置130は、このBFN98のウェーブガイド176からの所定の対をなす信号 が入力されるように構成されており、これら対をなす信号は同じ平均の混合され たパワーを有する。
この対をなす信号は、以下に説明するような方法であらかじめ設定される。この 選定された対をなす信号は、等パワー増幅器装置130の関連した2つのパワー 増幅器で同時に増幅され、この構成を簡単に説明する。対をなしていない信号が 各ソリッドステート・パワー増幅器134で増幅される場合と比較して、各種の パワーレートに設定できるが、好ましくはひとつの標準レートに設定される。
また、第14図および第15図には、周波数操向可能なダウンリンクアンテナビ ームを形成するためのテーラ−分布を示す。このテーラ−分布は対称でかつテー バ状をなし、またこの周波数操向ビームに特有の2つのサイドローブのレベルを 低くするようになっている。この分布はN個の信号について示し、これら信号は 送信アレイ20の各放射要素106に対応し、この場合、このアレイ20はN個 の放射要素を有している。これらの分布200.202は振幅係数2041〜2 0440について示し、これらは放射要素106に供給される信号の励起電圧レ ベルに相当する。これらの分布に基づいて対応する振幅係数の値に対応して信号 の対を設定すれば、増幅器の数や寸法を少なくすることができ、また望ましいア レイ分布を得ることができる。
この第14図のU字状の線は、この分布200における40の信号のうちの32 の信号の好ましい対をめる方法を示している。この対をなす信号の平均値は略一 定であり、またこの値はこのアレイ分布関数およびこの増幅器システムで使用さ れる増幅器の形式の数や大きさに対応してあらかじめ設定される。これらの増幅 器は、対をなす信号を好ましくは同一に増幅するように構成されている。この実 施例では、第14図に示すように40の要素30のうちの32個が対をなすよう に構成されている。したがって、この増幅器装置40の40個の増幅器のうちの 32個が同一のものである。これら対をなす要素をそれぞれA1からAKおよび B1からBKとし、二〇には対をなす要素の番号である。たとえば、この第14 図において、K−16とする。対をなす振幅係数2041から20420はこの 分布の左半分であり、またAlからAKまでは中心から左側であり、また対をな す振幅係数20421から20438はこの分布の右半分であり、またBlから BKまでは中心から右側である。第14図に示すように、この分布の左側の低パ ワー側の信号は右側の高パワー側の信号と結合され、また逆であり、これによっ てすべての対をなす信号の平均パワーは一定となる。たとえば、Atと81、A 2とB2 、AtとBiがそれぞれ平均化され(ここでiは1からKまでの整数 )、シたがって、 A、’+82’−A22+B2”mA、2+B、’−P。
となり、ここでPOはこれら対をなす信号の平均パワーである。
第16図には、本発明の等パワー増幅装置130の実施例230を示す。この増 幅器230は、2つのソリッドステート・パワー増幅器(SSPAs)232, 234および2つのハイブリッド・カブラ236,238を図示するように接続 して構成されている。たとえば、信号AtおよびBiが入力ライン240.24 2に入力されると、これらは増幅器232,234によって同時に増幅される。
このライン240,242上の信号At、Biは第1の7〜イブリツドカブラ2 36等の信号分割手段によって平均化され、これら入力信号At、Biのそれぞ れ半分ずつが増幅器232,234に送られ、つまりライン246上の信号は1  / 2 A i +1 / 2 B i *、ライン248上には残りの1/ 2A1 *+1/2Biの信号が送られる。この星印*を付した成分はハイブリ ッドカブラ236で90″の位相シフトがなされる成分である。これら平均化さ れたライン246゜248上の2つの信号は、それぞれ増幅器232.234で 増幅され、これら増幅器は同一のもので最大の効率で作動する。この増幅器23 2,234で増幅されたライン250゜252上の中間出力信号は第2のハイブ リッド・カブラ238に送られ、これらの信号から増幅された信号AtおよびB 1が再構成される。このカブラ2・38は、ライン250゜252からの信号の パワー半分を出力ライン256,258に送り、またこれらの信号に再度90″ の位相シフトを導入する。このライン256,258の増幅された信号はクロス オーバ形の再構成がなされ、ライン70上の増幅された出力信号At *および ライン68上の増幅された出力信号Bi*となる。この星印*は、ライン240 .242上の入力信号Ai、Biに対して90@位相がシフトされたライン25 8.256上の出力信号を示す。この/Xイブリット・カブラ238は結合手段 として作用し、増幅器232,234からの中間信号の成分からこれらの出力信 号Ai *、Bi *を形成する。
よって、この本発明の増幅器システムは、2つの増幅器を同時に平行して作動さ せて効率的に使用し、各放射要素に強い信号を供給することができる。よって、 この信号の対を適切に選定すれば、アンテナシステムに信号を供給する増幅器の 大きさを半分にすることができる。
第14図に示す信号2041〜2044および20438〜20440を対にす る必要のある場合には、上記のKを20まで拡張すれば容易におこなうことがで きる。このようにすれば、等パワー増幅器システムはすべて同じ大きさの増幅器 で構成できる。しかし、コンピュータによるシュミレーションによれば、この分 布の両端部にある4つの信号を別に増幅すればサイドローブを数デシベル低くす ることができる。第8図および第11図に示すように、これら低いレベルの信号 は別の5SPAs134によって増幅される。これらの信号のレベルは非常に低 く、1/2 (Ai 十Bi )の1/5程度であり、これら各5SPAs13 4はこの等パワー増幅器装置130の対をなす信号を増幅する増幅器よりはるか に小さなものでよい。これら5SPAs134は比較的低いパワーで作動するの で、これら5SPAs134は8個設け、これらのうちの2個を信号2044お よび20437のピーク値の効率で作動させ、他の6個をパワーの損失なくこの ピーク効率より低いパワーで作動させる。したがって、この第8ないし第11図 に示す等パワー増幅器システム100には、等増幅器装置104および5SPA s134に必要な2種類の寸法の増幅器が備えられている。
第15図には、等パワー増幅器装置を2つのグループに分けた場合の概念を示し 、これら各グループ内の増幅器の寸法は等しく、かつグループが異なる増幅器の 寸法は相違し、分布202に対応するように信号を増幅する。この図中のU字状 の一組の線220は、比較的高いパワー領域における信号の組を示し、信号20 413から20420に対応するA1〜八8は信号20421から20428に 対応する81〜B8と対にされる。これら第1の組の対では、K−8であり、ま たA 12+B 12− A 22+B 22= A >2+ 81’−P 1 で、ここでPiはA1からBkまでの16の信号の平均パワーである。また、別 の一組のU字状の線222は、中間パワー領域のもので、振幅係数2045ない し20412に対応するC1〜C8は振幅係数20429から20436に対応 するDi−Dlllと対にされる。これらの第2の対の組では、C、’+D 1 Lw C2”+ D 2”” C,2+D 、” P 2で、ここでP2はCL  C8およびD1〜D8の16の信号の平均パワーである。したがって、各等パ ワー増幅器装置の2つの増幅器は、信号Al−88のPI /2のパワーレート を有し、また同様に、各等パワー増幅器装置の各2つの増幅器は信号C1〜C8 およびDi−D8の低いパワーレートP2/2を有する。この形式の振幅分布で は、A 、2+ B 、2はA j2+ B j2と等しいかわずかに大きく、 ここでiおよびjはグループAおよびBを構成する対をなす信号の組の値の範囲 を示す異なる整数である。このような場合には、この等パワー増幅器装置のすべ ての増幅器は対をなす信号グループAおよびBに対応しており、これらは対A1 およびBiに必要な平均パワー最大値を有する。また、信号2041〜2044 および20437〜20440の最少の8個の信号の対については、この第14 図には示していない。これら8個の信号は、別々の増幅器で増幅され、これらは 前記第14図について説明した場合のように、P2/2よりかなり小さな低いパ ワーレートを有している。したがって、この第15図の等パワー増幅器は、大き さの相違する3種類の増幅器を備えている。
この分野では公知のように、本発明の原理は2種類以上の大きさの増幅器を有す る等パワー増幅器システムに適用できるものであり、必要に応じて分離の設定の 数を減少させることもできる。
第14図および第15図に示した等パワー増幅器は、振幅効率2041〜204 4および20438〜20440に対応した信号に90°の位相シフトは与えら れずに本発明の等パワー増幅器装置に送られる。したがって、これら信号の組内 の位相分布はそのままアレイ20の各要素106に送られ、90″の位相シフト は伝送ラインの余分の長さを追加するか、またはこの信号を5SPAs134に 送る位相シフト装置246(第9図に示す)によって与えられる。
この第8図のようなビーム形成回路網98で第14図および第15図に示すよう な振幅分布を与えるには、この回路網からの信号の振幅分布を変化させる必要が ある。これを達成するには、2つの方法がある。第1の方法としては、第10図 および第11図に示すような通常の別々の減衰器242の組240を設け、ウェ ーブガイド・アセンブリ176からの信号を当パワー増幅器システム100に入 力する前に所定の度合いだけ減衰することである。このような所定の振幅分布を 得るための必要な減衰量は当業者であれば容易に計算することができる。また、 すべての出力を減衰する必要はない。
しかし、典型的には大部分が減衰する必要がある。もし必要ならば、たとえば、 2つの最も強い信号、たとえば第14図および第15図の信号20420および 20421は減衰する必要はなく、他の信号204はこの最も強い信号2042 0および20421より適当に減衰する必要がある。
また、この所定の振幅分布を得るための別の方法は、のビーム形成回路網98の クロスカブラ180にたとえば前述したように0.01の均一な結合成分を与え ることである。また反対に、第2方法としては、各ウェーブガイド・アセンブリ 176に対応したクロスカブラ180に異なる結合成分を与え、振幅分布を変化 させるものもある。換言すれば、各交差点におけるクロスカブラ180は、異な るパーセンテージでライン168〜174からウェーブガイド176に信号を伝 送し、これによって所定の分布を与える。このような構成では、信号のうちの所 定量、たとえば20%が端部負荷122によって減衰され、残りのパーセンテー ジ送信信号T1〜T4がクロスカブラ180を介してウェーブがイド176送ら れる。これらクロスカブラからの出力パワーは残りのパーセンテージ(80%) となる。各ウェーブガイド176に対応した結合成分は、所定の振幅分布に対応 して割当てられ、これらによって所定の振幅係数の分布が与えられ、この場合の 成分は0.8である。
この第2の方法または装置は、隣接するウェーブガイド176のクロスカブラを 通過する送信信号のパーセンテージは全体に相違しており、あるウェーブガイド 176から次のものとの間であらかじめ変化されており、この出力信号に所定の 分布が生じるように構成されている。任意のウェーブガイド176に対応した各 クロスカブラを通過する送信信号のパーセンテージは、送信信号T1〜T4に対 応した出力信号に与えるべき分布が同じ場合には、略同じである。
この第2の方法および装置は、別々の減衰器でのパワーの損失なく所定の振幅分 布を与えることができる利点がある。
しかし、前記の第1の方法は、均一なりロスカプラを使用したビーム形成回路網 98によって、外部減衰器240を変えるだけで所定の振幅分布を与えることが できる利点がある。
したがって、この第1の方法は、選定した減衰器204を調整するだけで振幅分 布補正や調整ができる利点がある。
また、第17図面の簡単な説明の適用を示し、また等パワー増幅器システムの効 果を示しζ;のものは単一の信号から、所定のスポットビームを形成する第5図 のようなアレイ20を駆動するに必要な多数の出力信号を形成する。このスポッ トビームの幅や形状は、振幅および位相分布、アレイの寸法、放射要素に対応し た分割回路網、等に正確に対応して設定される。
第17図の通信回路を介して伝送されるべき単一の信号は、衛星(図示せず)に おいて通常のアンテナ300で受信され、信号ライン304を介してレシーバ3 02に送られる。このレシーバ302は前段増幅段を備え、受信信号を増幅し、 パワーレベルを上げてこの信号を送信デバイダ回路網306に送る。このデバイ ダ回路網306は通常のもので、ライン308の増幅された中間信号を複数の送 信信号に分割し、所定の振幅および/または位相分布を形成する。たとえば、こ の回路網306は、通常のフィード機構を備え、これには数レベルのパワーデバ イダ310が設けられ、これらは減衰器を図示するように接続して構成されてい る。これら減衰器310は異なる値を有しており、たとえばティラー分布のよう な所定の振幅分布を与える。第17および16図では、このデバイダ回路網30 6からの出力信号は信号ライン320を介して等パワー増幅器システム318に 送られる。この増幅器システム318は16個増幅器(図示せず)を備え、第1 6図に示す装置230と同様に8個のパワー増幅器装置に配置されている。これ ら8個の増幅装置からの増幅された出力信号はライン32を介して送信アレイに 送られ、これは16個の放射要素を備えており、これらは通常のフィードホーン を所定のパターンに配置して構成され、第5図に示す放射要素106と同様に構 成されている。また第17図には、送信アンテナシステムに使用される等パワー 増幅器を示し、このアンテナは多数の放射要素を備え、所定の寸法と形状のスポ ットビームの単一の信号で放送をおこなうものである。
前述した実施例のものは、複数の地上局に所定の周波数たとえばKuバンドで通 信をおこなう衛星通信システムに関するものである。このものには、等パワー増 幅器システムと本発明の2レベルのビーム形成回路網が用いられ、他の周波数た とえばCまたはLバンドで陸上、海上の衛星通信をおこなうこともできる。上記 した5SPAsの代わりに、パワー増幅器その他の形式のパワー増幅器が使用で きる。また、本発明に使用される主反射器の寸法や形式、基本放射要素のアレイ の配置や形式、このビーム形成回路網の回路等も本発明の要旨を逸脱しない範囲 で変更できる。たとえば、本発明の等パワー増幅器システムは通常のアレイや放 射要素のアレイとともに使用でき、またこれらを任意のビーム幅の固定ビームを 形成するパラボラ反射器とともに使用することもできる。
なお、本願の請求の範囲中における「ライン」とは、導体、ウェーブガイド、マ イクロウェーブ伝送ストリップライン、その他のパッシブの電磁波信号を伝送す る装置を意味するものとする。また、上述の実施例は本発明を説明するためのも ので、本発明の技術分野の技術者であれば各種の偏向が可能である。よって、本 発明はこれらの実施例には限定されず、添附した請求の範囲によって規定される 。
束−G −一り−一一一利 国際調査報告 m+−−−+−−+幻sk−+、mm、 PCT/US 88100478SA  22452 w針〜+1jm1asm5w内−2?C’:/ US εε10047B

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.増幅装置であって、この増幅装置に供給された第1および第2の入力信号か ら、これら第1および第2の入力信号に対応した増幅それた出力信号を同時に形 成するものにおいて: 分割手段を備え、この分割手段は上記の各入力信号を第1および第2の部分に分 割するものであり;また、第1の増幅手段を備え、この増幅手段は上記第1の入 力信号の第1の部分および第2の入力信号の第2の部分を増幅し、これによって 第1の中間信号を形成するものであり; また、第2の増幅手段を備え、この増幅手段は上記第2の入力信号の第1の部分 および第1の入力信号の第2の部分を増幅し、これによって第2の中間信号を形 成するものであり; また、結合手段を備え、この結合手段は上記の第1および第2の増幅手段からの 第1および第2の中間信号を結合して第1および第2の出力信号を形成するもの であることを特徴とする増幅装置。
  2. 2.前記第1および第2の増幅手段は略等しいパワーレートを有するものである ことを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の増幅装置。
  3. 3.前記第1および第2の入力信号および第1および第2の出力信号はマイクロ ウエーブ領域の電磁信号であることを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の増 幅装置。
  4. 4.前記第1の入力信号の第1および第2の部分は等しい振幅でかつ所定量だけ 位相がずれたものであり、また前記第2の入力信号の第1および第2の部分は等 しい振幅でかつ上記と同じ量だけ位相がずれたものであることを特徴とする前記 請求の範囲第1項記載の増幅装置。
  5. 5.前記所定の量は90°であることを特徴とする前記請求の範囲第4項記載の 増幅装置。
  6. 6.前記分割手段はハイブリッドカプラを備えていることを特徴とする前記請求 の範囲第4項記載の増幅装置。
  7. 7.前記結合手段は、前記第1および第2の増幅手段からの第1および第2の中 間信号の成分を破壊的および建設的に干渉させて前記第1および第2の出力信号 を形成することを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の増幅装置。
  8. 8.前記結合手段はハイブリッドカプラを備えていることを特徴とする前記請求 の範囲第7項記載の増幅装置。
  9. 9.前記第1および第2の増幅手段はそれぞれソリッドステート・パワー増幅器 を備えていることを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の増幅装置。
  10. 10.前記分割手段は、前記略等しくない強さの第1および第2の入力信号をこ れらの等しい第1および第2の部分に分割し、これによって前記第1および第2 の増幅手段は等しい分担で前記第1および第2の入力信号を増幅するものである ことを特徴とする前記請求の範囲第1項記載の増幅装置。
  11. 11.通信衛星の送信アンテナに使用するものにおいて:前記入力信号および出 力信号はマイクロウエーブ領域の電磁波信号であり; また、前記分割手段および結合手段はハイブリッドカプラを備えており; また、前記第1および第2の増幅手段はそれぞれ等しいパワーレートのひとつの パワー増幅器を備えていることを特徴とする前記請求の範囲第10項記載の増幅 装置。
  12. 12.放射要素のアレイを有するマイクロウエーブ・アンテナ・システムに使用 される送信サブシステムであって:ビーム形成回路網手段を備え、この手段は、 少なくとも1個の送信信号から複数の出力信号を形成し、これらの出力信号は互 いに所定の関係を有し、放射要素のアレイを駆動して所定の特性の少なくとも1 個のマイクロウエーブビームを形成するための所定の分布関数が与えられている ものであり; また、増幅手段を備え、この手段は複数の出力信号をアレイに供給する前に増幅 し、またこの増幅手段は少なくとも一対の第1のパワー増幅器を備え、この増幅 器は等しくない信号強度の選定された第1の対の出力信号を同時に増幅し、また 分割手段を備え、この分割手段は上記増幅器の間で上記の選定された対をなす信 号を略等しい分担で増幅するように分割するものであり; 結合手段を備え、この結合手段は上記増幅器からの出力信号を結合してこれら第 1の対をなす出力信号にそれぞれ対応した第1の対をなす増幅信号を形成するも のであることを特徴とする送信サブシステム。
  13. 13.前記選定された対をなす出力信号は、複数の出力信号によって構成される 分布関数の中で隣接していないものであることを特徴とする前記請求の範囲第1 2項記載の送信サブシステム。
  14. 14.前記パワー増幅器は略等しいパワーレートを有していることを特徴とする 前記請求の範囲第12項記載の送信サブシステム。
  15. 15.前記増幅手段は複数の対をなす第1のパワー増幅器を備え、これら各対は 選定された対をなす出力信号を別々に同時に増幅するものであることを特徴とす る前記請求の範囲第12項記載の送信サブシステム。
  16. 16.前記パワー増幅器は略同一な設計および略等しいパワーレートであること を特徴とする前記請求の範囲第15項記載の送信サブシステム。
  17. 17.前記第1のパワー増幅器は略等しいパワーレートを有し、また前記増幅手 段は複数の第2のパワー増幅器を備え、これら第2の増幅器は前記対をなす第1 の出力信号のうちの選定された出力信号を増幅するものであることを特徴とする 前記請求の範囲第12項記載の送信サブシステム。
  18. 18.前記ビーム形成回路網手段は: 送信信号を伝送する少なくとも1個の第1のラインを備え; また、一組の第2のラインを備え、これらラインは互いに所定の角度で離間して 配置され、また上記第1のラインと交差して交差点を構成し、各第2のラインは 上記交差点において上記第1のラインと結合され、第1のラインを伝送される送 信信号の電磁エネルギの一部を各第2のラインに転送し、また各第2のラインは アレイによって電磁波通信をなす出力端を有しており; また、上記の第1のラインは互いに離間した第1および第2の部分を有し、これ ら部分は第1および第2のレベルに配置され; また、上記一組の第2のラインはこれら第2のラインの第1および第2のサブセ ットを有し、これらサブセットは上記第1および第2のレベルに隣接して配置さ れ、上記第1のラインの第1および第2の部分と対応し、この第2のラインの第 1のサブセットが上記第1のラインの第1の部分と結合し、またこれら第2のラ インの第2のサブセットが第1のラインの第2の部分に結合していることを特徴 とする前記請求の範囲第15項記載の送信サブシステム。
  19. 19.前記第2ラインの第1のサブセットの選定されたひとつは、この第2のラ インの第2のサブセットの選定されたひとつに隣接して配置されていることを特 徴とする前記請求の範囲第18項記載の送信サブシステム。
  20. 20.前記送信信号は、前記第1のラインの第1および第2の部分の一端部に共 に接続されている共通の信号分割装置を介してこの第1のラインの第1および第 2の部分に同時に供給され、またこの第1のラインの第2の部分は所定長さの部 分を有し、この所定長さの部分は通過する送信信号に時間遅延を与え、この時間 遅延はこの第1のラインの第1の部分を同じ送信信号が通過する際に生じる時間 遅延と略同じ時間遅延を与えるように設定されていることを特徴とする前記請求 の範囲第18項記載の送信サブシステム。
  21. 21.前記第1のラインから第2ののラインに転送される電磁エネルギの一部は 、前記各交差点において等しいものであり、また前記ビーム形成回路網は: 前記第2のラインの出力端と前記増幅手段のパワー増幅器との間に作動的に配置 された手段を備え、この手段は前記出力信号のうちの少なくとも選定されたひと つを前記第1の増幅器で増幅される前に減衰するものであることを特徴とする前 記請求の範囲第18項記載の送信サブシステム。
  22. 22.前記減衰手段は別々の減衰装置を備え、これらは前記出力信号の少なくと も大部分を減衰し、またこれら減衰装置は所定の減衰値を有し、これによって所 定の分布関数を与えることを特徴とする前記請求の範囲第21項記載の送信サブ システム。
  23. 23.前記減衰手段は全ての出力信号に対応した別々の減衰装置を備えているこ とを特徴とする前記請求の範囲第22項記載の送信サブシステム。
  24. 24.前記ビーム形成回路網には前記交差点に対応した手段が設けられ、これら の手段は前記第1のラインから第2のラインに送信信号の一部を異なるパーセン テージで転送し、これによって所定の分布関数を与えることを特徴とする前記請 求の範囲第18項記載の送信サブシステム。
  25. 25.前記送信信号を異なるるパーセンテージで転送する手段は、前記各交差点 に対応したクロスカプラを備えていることを特徴とする前記請求の範囲第24項 記載の送信サブシステム。
  26. 26.前記クロスカプラを介して転送それる送信信号のパーセンテージは隣接す る第2のラインの間で相違し、ある第2のラインと次の第2のラインとの間で所 定の割合いで変化しており、この出力信号に所定の分布関数を与えるように構成 されていることを特徴とする前記請求の範囲第24項記載の送信サブシステム。
  27. 27.複数の送信信号をそれぞれ伝送する複数の第1のラインを備え、これらの 第1のラインは前記の少なくともひとつの第1のラインと同様の構成であり、ま たクロスカプラを介して任意の第2のラインに転送される送信信号のパーセンテ ージは略等しく、これによって各送信信号と略同じ出力信号に所定の分布関数が 与えられることを特徴とする前記請求の範囲第18項記載の送信サブシステム。
  28. 28.2K個の信号を順次伝送するK個の増幅手段を配置する方法であって、こ の2K個の信号は所定の振幅の値より大きいA信号と所定の振幅の値より小さい B信号とから構成されており、ここでA,BおよびKは1より大きい等しい整数 であり、次の過程: (a)一対の入力ポートを有するとともに一対の信号を増幅するようにK個の増 幅手段を設ける過程と;(b)上記各増幅手段の入力ポートを選定されたA信号 および選定されたB信号に接続し、これら各A信号とB信号とがK個の増幅手段 のそれぞれのひとつに接続されるように構成する過程とを備えたことを特徴とす る方法。
  29. 29.前記2Kの信号は、アンテナシステムの放射要素のアレイで所定のビーム 形状を形成するように所定の振幅分布が与えられたものにおいて、次の過程:( c)各増幅手段で対をなして接続すべき特別なA信号とB信号を選定し、これら 信号は最も大きな振幅のA信号と最も小さな振幅のB信号とを対にしてK個の増 幅手段の第1のひとつで接続し、また第2に大きな振幅のA信号と第2の小さな 振幅のB信号を対にしてK個の増幅手段の第2ひとつで接続し、以下同様にして これらAおよびB信号を対にしてK個の増幅手段で接続する過程を備えたことを 特徴とする前記請求の範囲第28項記載の方法。
JP63504533A 1987-03-30 1988-02-19 アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナ用の等パワー増幅器システムおよびその配置方法 Expired - Lifetime JP2728282B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US032,126 1987-03-30
US32,126 1987-03-30
US07/032,126 US4825172A (en) 1987-03-30 1987-03-30 Equal power amplifier system for active phase array antenna and method of arranging same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01503666A true JPH01503666A (ja) 1989-12-07
JP2728282B2 JP2728282B2 (ja) 1998-03-18

Family

ID=21863242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63504533A Expired - Lifetime JP2728282B2 (ja) 1987-03-30 1988-02-19 アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナ用の等パワー増幅器システムおよびその配置方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4825172A (ja)
EP (1) EP0307470A1 (ja)
JP (1) JP2728282B2 (ja)
CA (1) CA1319963C (ja)
WO (1) WO1988007786A2 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2628895B1 (fr) * 1988-03-18 1990-11-16 Alcatel Espace Antenne a balayage electronique
FR2628896B1 (fr) * 1988-03-18 1990-11-16 Alcatel Espace Antenne a reconfiguration electronique en emission
US4965605A (en) * 1989-05-16 1990-10-23 Hac Lightweight, low profile phased array antenna with electromagnetically coupled integrated subarrays
US5055798A (en) * 1990-10-09 1991-10-08 Hughes Aircraft Company Hybrid matrix amplifier systems, and methods for making thermally-balanced hybrid matrix amplifier systems
FR2675315B1 (fr) * 1991-04-12 1993-06-11 Thomson Csf Procede de reduction des lobes secondaires du diagramme emission d'une antenne reseau active, et antenne mettant en óoeuvre le procede.
US5619503A (en) * 1994-01-11 1997-04-08 Ericsson Inc. Cellular/satellite communications system with improved frequency re-use
US6157811A (en) * 1994-01-11 2000-12-05 Ericsson Inc. Cellular/satellite communications system with improved frequency re-use
US5610556A (en) * 1995-10-31 1997-03-11 Space Systems/Loral, Inc. Multi-port amplifiers with switchless redundancy
US5706012A (en) * 1995-12-13 1998-01-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Radar system method using virtual interferometry
US6032041A (en) * 1997-06-02 2000-02-29 Hughes Electronics Corporation Method and system for providing wideband communications to mobile users in a satellite-based network
US6094097A (en) * 1998-08-11 2000-07-25 Lucent Technologies, Inc. Programmable RF power combiner
US6583763B2 (en) 1999-04-26 2003-06-24 Andrew Corporation Antenna structure and installation
US6621469B2 (en) 1999-04-26 2003-09-16 Andrew Corporation Transmit/receive distributed antenna systems
US6701137B1 (en) 1999-04-26 2004-03-02 Andrew Corporation Antenna system architecture
US6362787B1 (en) 1999-04-26 2002-03-26 Andrew Corporation Lightning protection for an active antenna using patch/microstrip elements
US6812905B2 (en) 1999-04-26 2004-11-02 Andrew Corporation Integrated active antenna for multi-carrier applications
US6448930B1 (en) 1999-10-15 2002-09-10 Andrew Corporation Indoor antenna
CA2397430A1 (en) 2000-01-14 2001-07-19 Breck W. Lovinggood Repeaters for wireless communication systems
JP2003531618A (ja) * 2000-04-29 2003-10-28 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 新規ヒト・ホスホリパーゼc・デルタ5
US7623868B2 (en) * 2002-09-16 2009-11-24 Andrew Llc Multi-band wireless access point comprising coextensive coverage regions
US6983174B2 (en) * 2002-09-18 2006-01-03 Andrew Corporation Distributed active transmit and/or receive antenna
US6844863B2 (en) 2002-09-27 2005-01-18 Andrew Corporation Active antenna with interleaved arrays of antenna elements
US6906681B2 (en) * 2002-09-27 2005-06-14 Andrew Corporation Multicarrier distributed active antenna
US7280848B2 (en) * 2002-09-30 2007-10-09 Andrew Corporation Active array antenna and system for beamforming
US6686875B1 (en) * 2002-10-04 2004-02-03 Phase Iv Systems, Inc. Bi-directional amplifier module for insertion between microwave transmission channels
KR100456454B1 (ko) * 2002-10-07 2004-11-09 한국전자통신연구원 무선통신에서의 배열 안테나 시스템
US20040203804A1 (en) * 2003-01-03 2004-10-14 Andrew Corporation Reduction of intermodualtion product interference in a network having sectorized access points
US6972622B2 (en) * 2003-05-12 2005-12-06 Andrew Corporation Optimization of error loops in distributed power amplifiers
US7382185B1 (en) * 2004-09-10 2008-06-03 Rockwell Collins, Inc. Loop segment switching system
GB2463884B (en) 2008-09-26 2014-01-29 Kathrein Werke Kg Antenna array with differently power rated amplifiers
US11018425B1 (en) * 2015-05-01 2021-05-25 Rockwell Collins, Inc. Active electronically scanned array with power amplifier drain bias tapering for optimal power added efficiency

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094510A (ja) * 1983-10-28 1985-05-27 Nec Corp アレイアンテナ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1188143B (de) * 1963-10-08 1965-03-04 Siemens Ag Wechselspannungsverstaerker mit parallelgeschalteten Transistoren
US3434139A (en) * 1965-07-15 1969-03-18 North American Rockwell Frequency-controlled scanning monopulse antenna
US3571739A (en) * 1968-10-18 1971-03-23 Bell Telephone Labor Inc Multimode hybrid-coupled fan-out and fan-in array
US3517309A (en) * 1969-05-28 1970-06-23 Anaren Microwave Inc Microwave signal processing apparatus
US3731217A (en) * 1970-04-03 1973-05-01 Research Corp Quasi-optical signal processing utilizing hybrid matrices
GB1367467A (en) * 1971-03-26 1974-09-18 Marconi Co Ltd Switching systems
US4257050A (en) * 1978-02-16 1981-03-17 George Ploussios Large element antenna array with grouped overlapped apertures
US4321605A (en) * 1980-01-29 1982-03-23 Hazeltine Corporation Array antenna system
US4477781A (en) * 1983-02-17 1984-10-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Combined microwave parallel amplifier- RF attenuator/modulator
US4531098A (en) * 1984-04-05 1985-07-23 Motorola, Inc. Wide dynamic range amplifier with second harmonic signal cancellation
JPS6178213A (ja) * 1984-09-25 1986-04-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力増幅装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094510A (ja) * 1983-10-28 1985-05-27 Nec Corp アレイアンテナ

Also Published As

Publication number Publication date
EP0307470A1 (en) 1989-03-22
US4825172A (en) 1989-04-25
WO1988007786A3 (en) 1989-01-26
JP2728282B2 (ja) 1998-03-18
CA1319963C (en) 1993-07-06
WO1988007786A2 (en) 1988-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01503666A (ja) アクティブ・フェーズ・アレイ・アンテナ用の等パワー増幅器システムおよびその配置方法
RU2134924C1 (ru) Передающая антенная система с фазированной решеткой (варианты) и способ создания антенной решетки
KR100304128B1 (ko) 마이크로파 빔 안테나 시스템
EP0963006B1 (en) Reconfigurable multiple beam satellite phased array antenna
JPH01502872A (ja) 複数レベルビーム形成回路網
US6011512A (en) Thinned multiple beam phased array antenna
JP2585399B2 (ja) デュアルモード位相アレイアンテナシステム
RU2162260C2 (ru) Антенная система
US4799065A (en) Reconfigurable beam antenna
US5012254A (en) Plural level beam-forming netowrk
JPH0552098B2 (ja)
US4814775A (en) Reconfigurable beam-forming network that provides in-phase power to each region
EP0277984B1 (en) Beam-forming network
JPH0552099B2 (ja)
WO2002025775A1 (en) Ultra-wideband multi-beam adaptive antenna
US4460897A (en) Scanning phased array antenna system
US6504516B1 (en) Hexagonal array antenna for limited scan spatial applications
JPH01502068A (ja) バトラーマトリクスを用いた操向ビームアンテナシステム
US6072432A (en) Hybrid power tapered/space tapered multi-beam antenna
US4710776A (en) Power divider for multibeam antennas with shared feed elements
JPH1093337A (ja) マルチビームアンテナ
JP4638865B2 (ja) ビーム偏向を用いてマルチゾーンをカバーする衛星
CA1226936A (en) Multibeam antenna with reduced sidelobes
JPS6382003A (ja) 送受共用マルチビ−ムアンテナ装置
JPH01129509A (ja) アレーアンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 11