JPH01502177A - 車両のタイヤに取りつけられる固定スパイクとスリーブ付スパイク - Google Patents

車両のタイヤに取りつけられる固定スパイクとスリーブ付スパイク

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JPH01502177A JP63500053A JP50005387A JPH01502177A JP H01502177 A JPH01502177 A JP H01502177A JP 63500053 A JP63500053 A JP 63500053A JP 50005387 A JP50005387 A JP 50005387A JP H01502177 A JPH01502177 A JP H01502177A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 車両のタイヤに取りつけられる 固定スパイクとスリーブ付スパイク 発明の詳細な説明 本発明は、車両のタイヤに取りつけられる固定スパイクとスリーブ付スパイクに 関する。
増大する交通負荷とスパイクタイヤは共に著しい道路摩滅要因となっている。国 によっては、スパイクタイヤを禁止したり少なくともかなり制限している。
北欧諸国では、他方、交通の安全と融通性について滑り止手段の有利な効果は反 ばく不能に実証され、この効果は犠牲にすべきではなく、欠点は単に排除すべき である。良い結果は、道路の上部構造と滑り止タイヤを共にさらに開発すること によって達成されよう。
空気自動車用タイヤが平らな表面を転勤すると、その融通性のため半径方向にが なり平坦となることによって、接触部分において、ころがり半径の変化のため縦 横力が発生する。
タイヤが転勤しスパイクが路面に接すると、道路にたいするきわめて早急な衝撃 が、ゴムの運動エネルギとゴムの粘弾性とにより発生し、高速移動にたいする抵 抗を伴う。
スパイクが道路との接触点に達すると、タイヤ本体はたわんで、曲げ部分の半径 は負荷無しタイヤの同等部分の半径よりも著しく小さくなる。このため表面にだ いし直角に取りつけられていたスパイクを偏向させて、道路と接する前に垂直位 置となる。しかし、スパイク先端の突出のため、スパイクは十分に直立位置とは ならず、傾斜位置で路面に接する。この段階で、滑り性向による力が影響し始め る。
回転タイヤとそこから突出する部片(スパイク)が路面に接すると、運動エネル ギとゴムの早急変形とにより道路に作用する衝撃効果が生ずる。この衝撃効果が 排除または減少されれば、道路の摩滅は著しく減少できる。
本発明により、ゴムの粘弾性による衝撃は減少される。
ゴムの急衝撃型変形に反作用する現象は、弾性バネと粘液シリンダまたはこれら の組合せより成るモデルで表わすことができる。原理としては、急変形の場合、 粘性成分が有力になり、これはタイヤの道路接触の初期モーメント時に係わる形 式である。粘弾性衝撃はフロアが算定した数学的モデルにより説明される:Σ: 変形 σ:応力 E:弾性係数 t:時間 λ:減速時間 上記数学的モデル形式から明らかなように、t(変形時間)がきわめて短かいま たは短かくなると、一定応力状態を生ずるのに要する変形は指数的に減少する。
これは、ゴムの粘性成分が支配的であると、その弾性により示される方法で急移 動に関与する時間がない結果、早急で強力な衝撃効果が生ずることによる。
従来周知の構成のスパイクでは粘弾性衝撃もそこから生ずる道路摩滅効果も排除 されない。伝統的に、スパイクはフランジ部の全部分でゴムから胴部の夫々表面 を介し支持を得ることによって、ゴムに作用する衝撃が強力になって道路を摩滅 しタイヤのゴムを損傷する。
伝統的に、滑り止手段の設計の際、ゴムの流れは考慮されず、その結果ゴムに設 置した胴部はゴム材を損傷しスパイクを弛緩させ、タイヤの胴部構造を直接また は間接に損傷する。ごく普通には、このような損傷は、スパイクの形状が脱線ま たは有害な不連続を含み、これにより、応力状態によりゴム材が流れて脱線に押 圧されるとゴム・ボンドを摩耗させるからである。またこのような不連続は密閉 空気溜りが形成されるとき有害である。スパイクがタイヤに押し込まれゴムが空 気溜りに流入すると、ゴムの圧力は空気圧よりも著しく高くなるため、空気は急 衝撃で圧縮され、強力に加熱され、囲繞ゴムを損傷させる。
本発明の目的は、現在周知の固定スパイク構成とスリーブ取付スパイク構成を改 良することにある。本発明のさらに詳細な目的は、現在周知構成の有する欠点を 排除した固定スパイクとスリーブ付スパイクを提供することにある。
本発明の目的は1.固定スパイクとスリーブ付スパイクにおいて、固定スパイク とスリーブ付スパイクの形状は、スパイクがその状態で静止しているとき、ゴム と接触する部分はスパイクのその部分の全表面積よりも実質的に小さいような形 状とされ、固定スパイクとスリーブ付スパイクの周囲のゴムの粘弾性により生ず る流れにより、固定スパイクとスリーブ付スパイクの先端と路面との第1接触部 を軟化させることを特徴とする固定スパイクとスリーブ付スパイクにより達成さ れる。
本発明の有利な実施例において、固定スパイクとスリーブ付スパイクの形状は、 スパイクがその状態で静止しているとき、路面の平面と垂直なスパイクの押抜力 を生ずる区域から突出するゴムとの接触部分はスパイクのその部分の全面積より も実質的に小さく、固定スパイクとスリーブ付スパイクの周囲のゴムの粘弾性に より生ずる流れにより固定スパイクとスリーブ付スパイクの先端と路面との第1 接触部を軟化させるようにしている。
本発明の有利な実施例において、固定スパイクとスリーブ付スパイクのフランジ は1つ以上の突部を備えている。
本発明の他の有利な実施例において、固定スパイクとスリーブ付スパイクのフラ ンジはくぼみ、なるべくみぞ状くぼみを備えている。
本発明の第3の有利な実施例において、フランジと、固定スパイクとスリーブ付 スパイクのゴムとの間の接触部は実質的に環状である。
本発明の有利な実施例において、固定スパイクとスリーブ付スパイクにおけるく ぼみ内へのゴムの流れは同時に、スパイク回転力を生ずるように配置される。
本発明の他の有利な実施例において、スリーブ付スパイクのリベットの先端はス パイクの軸方向にだいし非対称に配設されて、スパイク回転力を生ぜしめる。
さらに、本発明のすべての有利な実施例において、固定スパイクとスリーブ付ス パイクの造形部分は同時に、空気流をスパイクに通せしめる通気路を形成するよ うに 。
配設される。
本発明が教示するように、スパイクは、それが小さい接触面積のみで道路接触の 初期相でゴムから支持を得ることによって、ゴムの粘弾性衝撃が実質的に緩衝さ れるように構成されている。同時に、空気流の清浄・冷却効果が利用される。
タイヤが道路接触の初期点から転動すると、ゴムより成る摩耗面はタイヤのコー ド構造と路面との間で衝撃され、そこでゴムは圧縮されないで弾性材がスパイク の空気くぼみに流入し、内在する空気を変位させる。このようにして、先端部の 下の水面に進入する適当な貫通力が得られ、圧力効果によりスパイクの胴部を支 持する。
以下、本発明を、添付図面に示されるいくつかの有利な実施例を参照して詳細に 説明するが、本発明はこれに排他的に限定されない。
第1図は本発明による固定スパイクの主たる実施例を示す。
第2a図は下から見た、第1図の固定スパイクを示す。
第2b図はB方向より見た、第1図の固定スパイクを示す。
第3図は本発明によるスリーブ付スパイクの主たる実施例を示す。
第4図はB方向より見た、第3図のスリーブ付スパイクを示す。
第5図は本発明による固定スパイクの有利な実施例を示す。
第6図はB方向より見た、第5図の固定スパイクを示す。
第7図は本発明による固定スパイクの他の有利な実施例を示す。
第8図はB方向より見た第7図の固定スパイクを示す。
第9図は本発明による固定スパイクの第3の有利な実施例を示す。
第10図は本発明によるスリーブ付スパイクの有利な実施例を示す。
第11図は本発明によるスリーブ付スパイクの他の有利な実施例を示す。
第12図は本発明によるスリーブ付スパイクの第3の有利な実施例を示す。
第1図、第2a図および第2b図において、本発明の固定スパイクは総括的に符 号lOで示されている。固定スパイク10は胴部11と、フランジ部12と先端 部13とより成る。車両タイヤのゴムは14で、タイヤの摩耗面は15で示され ている。Aは固定スパイクlOとゴム14と接触部分である。第1図と第2b図 より明らかなように、固定スパイクの接触部分A、この場合、フランジ部12の 接触部分Aは、空気溜り16がゴム14と面14aとの間に残るようになってい る。同様に、胴部11の接触部分は、胴部11とゴム14の面14aとの間に空 気通路17が形成されることによって空気溜り16が通気されるようになってい る。
本発明の基本的思想によれば、固定スパイクlOの形状は、スパイクがその状態 で静止していると、そのゴムとの接触部分Aがスパイクの夫々の部分の全面積よ りも実質的に小さくなり、固定スパイク10のまわりにゴム14の粘弾性により 生ずるゴム14の流れにより固定スパイクlOの先端部13と路面との第1接触 部を軟化させるような形状とされる。
同時に固定スパイク10の形造部は、空気流をスパイクを通さしむる、通気路1 6を形成するように配設されている。
第3図および第4図の実施例では、スリーブ付スパイクは総括的に20で示され ている。スリーブ付スパイク20はリベット21と、リベット21のフランジ2 2と、先端部23とスリーブ24とより成る。第3図および第4図において、接 触部分は、第1図および第2図の実施例のように、同様にAで示されている。空 気溜り16からの空気流はリベット21とスリーブ24との間のすきま17aを 通る。通気は同等に、第1図、第2a図および第2b図の方法と同様な方法で、 すなわち、リベット21またはスリーブ24に通気路17を設けることによって 得られる。
第5図および第6図の実施例において本発明の基本的思想は、固定スパイク10 のフランジ部12に1つ以上の突部18を設けて実施される。それによって、フ ランジ部12は突部18の周辺区域A1とA2でゴム14と接する。従って、こ の実施例では、接触部分Aは接触区域A1とA2の和より構成される。
第7図および第8図の実施例において、固定スパイク12のフランジ部には環状 突部19が設けられている。従って、この実施例において、接触部分Aは環状突 部区域Aiより成る。この実施例において、通気路17は胴部11に設けた広幅 孔より成る。先端13または胴部11は多孔材より成り、この場合、通気を行う ため、胴部11または先端13に別の孔を設けなくてもよい。
第9図の実施例において、固定スパイクのフランジ部には1つまたは数個のくぼ み、なるべくみぞ状くぼみ19a 、 19b等が設けられる。この実施例にお いて、接触部分は接触区域A、A2およびA3の和より成る。第9図の実施例に おいて、固定スパイクは、鋭角のため空気溜り16はフランジ部12の下に形成 され、本発明が教示するように、通気路17により通気される。
第10図の実施例において、スリーブ付スパイク20のフランジ22には、第5 図と第6図の実施例と同様な方法で、1つまたは数個の突部18が設けられる。
この実施例において、接触部分Aは突部の接触区域A2より成る。
第11図のスリーブ付スパイク20には、第7図と第8図と同様な発明思想が適 用される。この実施例において、スリーブ付スパイク20のリベット21のフラ ンジ22には環状突部19が形成されることによって、接触部分Aは環状突部区 域A1より成る。
第12図のスリーブ付スパイク20は第9図の固定スパイクlOと同様な方法で 案出されている。この実施例において、スリーブ付スパイク2oのリベット21 のフランジ22には1つまたは数個のくぼみ、なるべくみぞ状くぼみ19a。
19b等が形成される。この実施例において、接触部分Aは接触区域A、A2. A3の和より成る。
夫々、第1図、第2図、第5図ないし第9図に示す固定スパイクが適当な高さで タイヤの孔に設置されると、スパイクは自由状態でゴム14に、夫々フランジ1 2.22の外周辺により、さらに、ノブ地点により、環状接触面により、または 、いずれにしてもゴム14の自由面14aと共に十分な空気空間を介在させるみ ぞの隆起によって支持される。固定スパイク19、スリーブ付スパイク20が路 面に接すると、ゴム14の粘弾性による路面にたいするスパイクの早急な衝撃は 、ゴム14付スパイクの接触部分Aが小さいため小さくなる。タイヤが転動する と、圧縮されるゴムはフランジ部12.14の空気溜り16を充てんし、車両の 重みにより、十分な押抜力が生じスパイクの保持能力を確保する。
スリーブ付スパイク20と共に固定スパイク10のくぼみ内へのゴム14の流れ は同時に、スパイクを回転させる力を発生する。スパイクが回転すると、先端1 3.23の縁部は鋭くなることによって、滑り状態の水面への貫通は小さい押抜 力により達成される。スパイク10.20の保持性は、丸く摩耗した先端の保持 性より優れている。従って、同時にこの種のくぼみにより、有意な付加効果が得 られ本発明のスパイクにより達成される技術的効果を向上させる。
スリーブ付スパイクの場合、スリーブ付スパイク20のリベット21の先端23 がスパイクの軸方向にだいし非対称的に配設される点でスパイクを回転させる力 を発生することができ、これによりスパイク回転力を発生する。このような先端 23の非対称配置は第11図の実施例に示されている。非対称配置は、先端23 がスパイクの軸方向にたいし傾斜して位置されることと同等である。
本発明の基本的思想によれば、スリーブ付スパイク20の場合、主にリベット2 1のフランジ22部分に粘弾性衝撃が生ずる。しかし、ゴム14に接するスリー ブ24の部分の場合、スリーブ24からの衝撃が減少しゴム14におけるスリー ブ24の移動を容易にするために、フランジ22の造形と同様な造形も適用でき る。この種の造形は第10図と第11図において18aで示されている。
以下、本発明のいくつかの有利な実施例を述べたが、多くの変型が以下述べる請 求の範囲に示される進歩的思想の範囲内で実施できることは当業者にとって自明 である。
FIG、 2a FIG、 2b FIG、、!。
FIG、6 FIG、8 F I G、 9 FIG、10 FIG、11 FIG、12 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.車両のタイヤに取りつけられる固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク (20)において、固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20)の形状 は、スパイクがその状態で静止しているとき、ゴム(14)と接触する部分(A )はスパイクのその部分の全表面積よりも実質的に小さいような形状とされ、固 定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20)の周囲のゴム(14)の粘弾 性により生ずる流れにより、固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20 )のリベットの先端(13,23)と路面との第1接触部を転化させることを特 徴とする固定スパイクとスリーブ付スパイク。 2.固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20)の形状は、スパイクが その状態で静止しているとき、路面の平面と垂直なスパイクの押抜力を生ずる区 域から突出するゴム(14)との接触部分(A)はスパイクのその部分の全面積 よりも実質的に小さく、固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20)の 周囲のゴムの粘弾性により生ずる流れにより固定スパイク(10)とスリーブ付 スパイク(20)のリベットの先端と路面との第1接触部を軟化させることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の固定スパイクとスリーブ付スパイク。 3.フランジ(12,22)は少なくとも1つの突部(18)を有することを特 徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の固定スパイクとスリーブ付スパ イク。 4.フランジ(12,22)はくぼみ(19a,19b等)、なるべくみぞ状く ぼみを備える請求の範囲第1項または第2項に記載の固定スパイクとスリーブ付 スパイク。 5.フランジ(12,22)とゴム(14)との接触部分(A)は実質的に環状 (19)であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の固定ス パイクとスリーブ付スパイク。 6.固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20)に設けたくぼみ(19 a,19b等)内へのゴム(14)の流れはスパイク回転力を生ずるように配置 されることを特徴とする請求の範囲第3項、第4項または第5項に記載の固定ス パイクまたはスリーブ付スパイク。 7.スリーブ付スパイク(20)のリベット(21)の先端(23)はスパイク の軸方向にたいし非対称に配設されて、スパイク回転力を生ずることを特徴とす る請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のスリーブ付スパイク。 8.固定スパイク(10)とスリーブ付スパイク(20)の造形部分は同時に、 空気流をスパイクに通せしめる通気路を形成するよう配設されることを特徴とす る請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の固定スパイクとスリーブ付 スパイク。
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