JPH01500403A - 義足 - Google Patents

義足

Info

Publication number
JPH01500403A
JPH01500403A JP50449787A JP50449787A JPH01500403A JP H01500403 A JPH01500403 A JP H01500403A JP 50449787 A JP50449787 A JP 50449787A JP 50449787 A JP50449787 A JP 50449787A JP H01500403 A JPH01500403 A JP H01500403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keel
prosthetic leg
prosthesis
spring
flexure plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50449787A
Other languages
English (en)
Inventor
アーボガスト、ロバート イー.
アーボガスト、シイー.ジョセフ
Original Assignee
ジ、オハイオ、ウイロウ、ウッド、カンパニー、インコ.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジ、オハイオ、ウイロウ、ウッド、カンパニー、インコ. filed Critical ジ、オハイオ、ウイロウ、ウッド、カンパニー、インコ.
Publication of JPH01500403A publication Critical patent/JPH01500403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/50Prostheses not implantable in the body
    • A61F2/60Artificial legs or feet or parts thereof
    • A61F2/66Feet; Ankle joints
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/50Prostheses not implantable in the body
    • A61F2002/5001Cosmetic coverings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/50Prostheses not implantable in the body
    • A61F2/5044Designing or manufacturing processes
    • A61F2002/5055Reinforcing prostheses by embedding particles or fibres during moulding or dipping, e.g. carbon fibre composites
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/50Prostheses not implantable in the body
    • A61F2/60Artificial legs or feet or parts thereof
    • A61F2/66Feet; Ankle joints
    • A61F2002/6614Feet
    • A61F2002/6657Feet having a plate-like or strip-like spring element, e.g. an energy-storing cantilever spring keel

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、人口足ないし義足に関する。さらに詳しくは、本発明は、補助的な撓 み板を使用することにより優れたエネルギー蓄積能力を備えた義足に関する。さ らに詳細に言うと、本発明は、エネルギー蓄積能力を備えることにより装着者が 自然で滑らかな動きをできる軽量の義足に関する。さらに詳細には、本発明は、 改良されたキールばね構造を備えた義足、および軽量で使用が簡単でありしかも 頑丈なサッチ(S、A、C,H)義足の製造方法に関する。
当該分野において多くのタイプの義足が周知となっているが、その何れも構造、 美観、重量、エネルギーの蓄積等に関する問題を抱えており、足の特徴を変えて しまうという問題もある。初期に設計された義足の1つに、皮革製のヒンジを義 足のボールにかけ渡し、ヒンジ上部の■形溝に天然ゴムを配置したものがある。
使用時にはゴム部材が圧縮されてエネルギーを蓄積し、これを利用して装着者が 次の一歩を踏み出せるように構成されている。その後の義足でも、ばねおよびエ ネルギー吸収材として作用するいろいろいな弾性材料が利用されている。
従って、義足にエネルギー蓄積能力をもたせることが肢切断者に有利となるとい う概念は新しいものではない。
今日では、このような装置は不十分であるとされている。
膝中心部から最も遠い個所に義足の重みがかかると大きなモーメントを生じ、そ の結果膝周辺に強い応力がかかると共に脚全体に大きな衝撃が加わるからである 。また、上記のような装置は、肢切断者に対して十分なエネルギー蓄積能力を与 えられない上、美容上でも容認し難いものである。
別の義足が1960年頃に紹介されており、これは木製の内部キール(舟底形足 部)の周囲を軟質発泡プラスチックで取囲んだものである。プラスチックは、限 られた曲げ抵抗性を持たせる程度の密度を有しているため、ある程度のエネルギ ー蓄積性が生じている。その後の装置では、この設計に改良を施し、均質な固体 プラスチックブロックからキールを彫刻して作ることにより、軟質発泡プラスチ ックにかかる応力を緩和し、エネルギー蓄積能力をいくらかでも大きくする試み が成されている。
しかし、このような解決策も、義足が重いことや、軟質発泡ウレタンの破損事故 可能性のために完全に満足できるものとはなっていない。米国特許第4.177 .525号に開示されている義足の構造は、成形プラスチック材料から形成した 剛性キールを備え、プラスチック製キールの下表面に近い部分に金属製補強帯を 埋設したものである。
キールは、キールに対して成形されて足の外表面を形成する典型的な軟質発泡プ ラスチック材料で取囲まれている。この装置は、商業的には容認し得るものであ ることが証明されているものの、技術面では、非常に優れたエネルギー蓄積能力 を持たせ、また該装置を軽量かつ頑丈で寿命の長いものとする材料を選択するこ とにより該義足に改良を加えるという課題が残っている。
米国特許第3,484.871号並びに第3,786.569号には、義足に板 ばねを使用する概念が示されている。この義足は、好適には木製の非弾性芯を備 え、これが実質的に足の高さ全体に亘って伸びている。前方芯部は主要芯の前方 に延びて上向きにずらせた平坦なばね座を受容しており、このばね座がゲージ、 幅及び長さの等しい1対のばね板を重ね合せて構成された平坦な弾性板ばねを受 容する。好適にはテフロンの商標名で呼ばれる材料から成る軟質プラスチックラ イナをばね板の間に介在させる。
ばね板の強度と板厚については、歩行時に装着者の体重が義足のボールより前に 移動する際などに足が曲げられた時に、ばねが義足ボールの周りで屈曲し、その 弾性を維持して、−歩毎に装着者の体重がかからなくなったときにつま先を元の 位置へ戻せるように選択される。ナイロンの商標名で呼ばれる材料のような保護 ウェブ材料を下側のばね板と足裏の間に取付けて摩耗を少なくすると共に、足を 弾性被覆材で取囲んでいる。
従って、この技術分野においては、優れた歩行性および走行性を示す材料から成 り、そのように構成された軽量なサッチ義足を提供することが目標となっている 。この意味で、本発明は改良されたキール構造、キールの材料、改良されたばね 構造、ばねの材料、ばねの製造方法に特に注意を払って成されたものである。
既知の義足では、足のエネルギー移送性を改良するという課題が残されている。
従って、本発明の主な目的は、複合材料から構成され、使用者の要求を満たすに 足るエネルギー蓄積能力を有する改良されたばね構造を利用することである。
本発明の他の目的は、強固かつ軽量で剛性の圧縮成形複合キールを備えた上記の 形式の軽量義足を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ばね板として繊維強化した炭素複合材料積層体を利 用した上記の形式の義足を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、−次炭素複合材料撓み板と補助炭素複合材料撓み板 とを備えることにより、エネルギーの蓄積性および放出性を向上すると共に軽量 化した義足を提供することにある。
本発明の上記各目的及び他の目的は、添付図面を参照しての以下の発明の詳細な 説明から明らかとなろう。
発明の概要 上記の目的を達成し、また先行技術における諸問題を克服すると共に、軽量構造 の義足のエネルギー蓄積能力および放出能力を改善するために、本発明の一側面 による義足は、軽量かつ剛性の圧縮成形複合キールを含んで成る。キールは、衝 撃抵抗が強く、圧縮永久歪がほとんどなく、しかも破断抵抗を有するアラミツド 繊維強化の商標名ナイロンのような熱可塑性材料から形成される。
また、キールは底板と一対の側壁とから構成されており9、側壁は相互に対向し て上方に延びて前方および後方に開口する中空チャネルを形成しており、チャネ ル内に軽量材料を収容し、チャネル上部が側壁に固着された上板によって閉塞さ れる。
一次撓み板は、キールの前方下部に固着された繊維強化熱硬化性炭素の多層積層 体で構成される。−次撓み板とキールとの間に補助撓み板が介挿されており、そ の前部が足の湾曲領域近辺で上向きに曲げられている。黒鉛もしくは炭素複合材 料は金属製ばねに比較して相当に高いエネルギー蓄積能力および放出能力を提供 する。炭素薄板ばねは、相対的に縦横に配向した繊維を用いて製造することによ り、前方へ延びる短かい薄板ばねが応力に耐えながら大きな屈撓を受けられるよ うにするのが望ましい。縦横に繊維を配向することにより撓み板を製造する方法 も、本発明の重要な特徴の1つである。
補助ばね部材は、キールに固着したプラスチック材料から形成してもよいし、あ るいはキールと一体的に同一の材料で形成してもよい。
ばね構造体は保護カバーで取囲むのが好適である。保護カバーはケブラー(Ke ylar)の商標名で呼ばれる材料で構成するのが好適であり、その周囲にウレ タン発泡体などの低密度の軟質熱可塑性材料を成形して美しい足の外観を与える 。足の踵部の下方には中程度の密度の軟質ウレタン発泡体の楔形部材を配設する 。
本発明のこれらの特徴および他の特徴は、同様に以下の説明から明らかになるで あろう。
図面の概要 第1図は本発明による改良された義足の各部を示す側断面図である。
第2図は第1図の義足の下部に沿って切取った平面図であり、−次撓み板と補助 撓み板を示している。
第3図も第2図と同様の平面図であり、撓み板に固着したキールを示している。
第4図も第2図および第3図と同様の平面図であり、撓み板を取囲んでいる保護 カバーを示し、ている。
第5図は本発明によるキール構造体の分解斜視図である。
第6図は積層形ばね構造体を示す側面図である。
第7図は繊維強化複合黒鉛材料から成る撓み板の製造段階を示すブロック線図で ある。
好適な実施態様の詳細な説明 第1〜4図において、本発明による義足は全体とじて参照番号10で示されてい る。義足10は剛性の圧縮成形複合キール12を含み、キール12の下部壁の下 表面18に一次炭素撓み板14が固定部材16によって固着されている。補助複 合撓み板20は、−次撓み板14とキール12の下表面18との間に介挿されて 、キール12の表面18に同様の方法で固着されている。中密度軟質発泡ウレタ ン製楔形部材22は、固定部材16より後方でキール12の下表面18の下に配 設されている。キールおよびばね構造体の周囲には低密度軟質発泡ウレタン部材 24が設けられており、さらにこれを囲んで外観が美しく本物の皮膚とほとんど 変わらないプラスチックから成る足形の被覆材25が設けられている。
キール12は横方向に延びる下部壁30を含んでおり、この下部壁30が前記の 下表面18を構成していると共に、前方伸長部分31と中間の上方伸長部分32 と後方伸長部分33とを有している。上方伸長部分32の後方方向での傾斜角度 は、前方伸長部分31の傾斜角度と後方伸長部分33の傾斜角度の中間位である 。
キール12はさらに、垂直方向に延びる一対の対向壁35.36を含んでいる。
これらの壁は間隔をあけて配設されて、その前後で開口した中空チャネル、すな わちち軽量発泡材料37をその中に収容する受容部を形成している。壁35と3 6は、その上面35a、36aにおいて、人口肢構造体への連結部を受容する開 口部49を備えた上板38によって接合されている。従って、成形の際に壁35 .36と底板30とは一体構造体として提供され、上板38により閉塞された不 規則形状の箱形受容器を形成する。好適には、上部部材38は、その相対する縁 部に一対の対向する凹所41,42を間隔をあけて設け、側壁35.36の上表 面に設けた上方に延びる突出部39.40とかみ合うようにする。
側壁35.36の外側には、固定部材16を確実にしっかりと受容するための一 対の対向するボス59が成形されている。上板38には、金属製インサート49 を備えた下向きに延びるボス48を設け、補綴具のねじ切り部材を受容するよう にするのが望ましい。
好ましくは、キ・−ル12は、アラミツド繊維強化ナイロン熱可塑性材料から製 造される。これらの材料は概して衝撃抵抗に優れ、圧縮永久歪がほとんどない上 、軽量であるため義足の重量を大幅に低減することができる。
この材料をキール12に用い、また上記中空構造部を採用することによって、キ ールが軽量になり、膝の軸を中心として生まれるモーメントが小さくなり、従っ て歩行時または走行時に義足をのばしたときにかかる衝撃を相当小さくすること ができる。このように構造設計することにより、木製キールを備える義足と比較 してキール12の破断抵抗性を高くすることができる。この熱可塑性材料はまた 、圧縮永久歪が極めて小さく、吸水性が非常に低いため、木および均質プラスチ ックの両方から製造したキールによくあるように、その取付は個所において義足 が残りの部分の義肢や補綴具から緩んでくるといった問題を無くす助けとなる。
第6図から最もよく分かるように、−次撓み板14は一対の繊維強化薄形炭素撓 み板14a、1.4bから成り、撓み板14a、14bは固定具16の周りに相 互に摺動可能である。熱硬化性炭素強化多層ばね14をキール12に取付けるこ とで大きな利点を得ることができる。中でも、この材料は、周知の義足に比較す ると、軟質発泡プラスチックシェルおよび他の必要耐力特性を分担する他の材料 の両方の機械的機能に代るものである。このような設計により、他の設計に比較 してエネルギー蓄積特性が相当大きくなるが、材料が軽量で体積も小さくて済み 、ばね板のまとまりを設計に合わせることができるため、枝切断者は健康者の歩 行により近い歩行を行なえるようになる。
ばね構造体の全体を黒鉛もしくは炭素複合材料から構成した場合、従来の熱処理 鋼に比較して相当優れた利点を示す。ビームアナロジ−によると、1本のビーム は端から端まで通る無数の細い繊維から構成されたものとみなすことができる。
このように各端部で支持されているビームは、ビームの中心付近に重量を加えて ビームを下方へ撓ませた場合、適度に変形することになる。ビームの外表面、す なわちビームの上下フランジ上の繊維は上からの圧縮が最大であるため最も大き な応力を受けるのに対し、ビームの下面または底面の繊維は最大の引張力を受け る。すなわち、ビームの下フランジの最下部にある繊維が最も大きな引張荷重を 受けるため、この部分の繊維の強度によってビームの最大強度が決定されること になる。黒鉛複合繊維の引張強度が約250.000psiであるのに対し、鋼 の引張強度は約80,0OOpsfである。この差は、鋼製ビームに比較して本 発明のビームはほぼ3倍の荷重をかけても永久変形や破断を生じないことを意味 している。また、黒鉛複合材料の体積比重量は鋼のそれに比べてかなり小さい。
鋼の密度が0. 2821bs/rrrであるのに対し、黒鉛複合材料の密度は 約0. 058!bs/rrrである。従って、黒鉛複合材料の体積比重量は鋼 の約20%にすぎない。そのため、同じ重量の材料を用いた場合では、黒鉛製ビ ームの撓み抵抗は鋼製ビームの約15倍大きくなり、逆に両者の撓み抵抗を同じ とした場合では、黒鉛製ビームは鋼製ビームの約1/15の重量で済む。その上 、弾性率についても黒鉛複合材料と鋼ではほぼ同じである。
前記したように、一方向プレプレグ黒鉛材料の層を複数層重ねてばねが形成され る。一方向プレプレグ黒鉛材料はエポキシと着脱自在の裏張りを設けたものが市 販されている。複合材料は、周知の方法で硬化される。このような材料から成る ストリップを、前述のように繊維方向を配向させて積層する。
複合黒鉛薄板ばねは、第7図に概略的に示したように繊維を縦横に通して製造す るのが好適である。横に走る繊維が一部でもあると、複合材料が横方向にも相当 の強度をもつようになる。この構成では複合薄板ばね14の重量が多少増加する が、それでもかなり軽量である。義足10にエネルギーを蓄積するために必要な 黒鉛もしくは炭素ばねの重量は約80グラムであり、義足全体で480グラムに なる。これに対し、鋼製ばねで同じ効果を達成しようとするとその重量はほぼ5 80グラムになり、義足全体で1080グラムに達する。これは現在市販されて いるサッチ義足の重量のほぼ2倍であるため、使用者が義足を選択する際に重量 が非常に重要な要素となると言える。
補助撓み板20も同じ材料で形成するのが好適である。
第7図に示したように、積層体に縦方向以外の方向での強度を持たせるためには 一定数の横方向繊維が必要である。矢印70で示すように縦方向を零度とした場 合、複合材料は一般に矢印72.74で示すように90度および45度に繊維を 順次配向しながら多重層に積層して形成するのが普通である。重量をむやみに増 加せずに複合材料に十分な強度をもたせるためには、ごくわずかな繊維構成でよ い。好適には40%の繊維を零度方向に向け、40%の繊維を矢印65で示すよ うな30度の方向、20%の繊維を90度の方向に向けるとよい。
補助複合撓み板20は、−次撓み板14の対応部分と接触して比較的平坦に延び る第1部分60を有している。
補助複合撓み板20の終端部を義足の自然の湾曲領域付近に配置し、上向きに延 びる円弧状部分62とするのが好適である。補助撓み板は上述のように繊維強化 黒鉛もしくは炭素から成る別個の部品として形成するのが望ましいが、選択的に プラスチック材料で形成して補助的なばね作用を与えるようにすることもできる 。あるいはまた、補助撓み板をキールと同じ材料または異なる材料でキールと一 体的に形成してもよい。
本発明は、上記以外の特定の形態においても本発明の精神および本質的特徴から 逸脱することな〈実施できる。
従って、上に挙げた実施態様はあらゆる意味で説明的なものに過ぎず、限定的な ものでないとみなされるべきである。また、本発明の範囲は、以上の説明によっ てではなく、請求の範囲によって示されるものであり、従って請求の範囲と同等 の意味および範囲に相当する変更は全て本発明の中に包含されるものである。
Flに、 / Fl6.2 Flに 3 /’/66 FIG、 7 国際調査報告

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.空洞を構成するように形成された剛性圧縮成形複合キールから成り、下部壁 と、該下部壁に接合されかつ上方向に延びてその間に軽量材料を受容するための 空洞を構成している一対の対向側壁と、義足を補綴部に固着するための手段を含 んでいると共に上記対向側壁に固着されかつその間に延在している上部分とを有 し、前記義足の装着者に対し十分な圧縮強さと横方向強さを保証するように構成 されている剛性キール部と、前記義足の下表面に固着されており、装着者によっ て義足が屈曲される時にエネルギーの吸収および放出を行なうばね手段と、 前記キール部およびばね手段を囲んで足の形状に設けられている被覆材とを含ん で成る義足。
  2. 2.前記キールがアラミッド繊維強化プラスチック材料から形成されている請求 項1に記載の義足。
  3. 3.前記キールの空洞を発泡プラスチック材料で充填して成る請求項1に記載の 義足。
  4. 4.前記キールの各側壁が上方伸長部材を含んでおり、また前記上部分が、前記 上方伸長部材とかみ合うように対応して設けられた凹所を含む被覆板である請求 項1に記載の義足。
  5. 5.前記キールの下部壁が、前方に延びる第1部分と、前記ばね手段を固定する ための上方へ延びる第2中間部分と、前記ばね手段の後方まで後向きに延びて前 記義足の踵部を構成している第3部分とを含んでいる請求項1に記載の義足。
  6. 6.前記キールの前記第3部分の下に、中密度の軟質発泡プラスチック材料から 成る楔形部材が設けられている請求項5に記載の義足。
  7. 7.前記ばね手段が、一次撓み板と、該一次撓み板と前記キールの下部壁との間 に介挿された補助撓み板とを含んでいる請求項1に記載の義足。
  8. 8.前記補助撓み板が、前記義足の屈曲時に第2ばねとして作用する前方へ延び る上向き部分を含んでいる請求項7に記載の義足。
  9. 9.前記一次撓み板が、前記キールに固着されてそこから前方へ前記キールのつ ま先部分まで延びる撓み板を少なくとも1対含んでおり、前記撓み板が相互に相 対的に摺動可能である請求項7に記載の義足。
  10. 10.前記一次撓み板が複合炭素繊維材料から形成されている請求項7に記載の 義足。
  11. 11.前記一次撓み板および補助撓み板のいずれも複合炭素繊維材料から形成さ れている請求項7に記載の義足。
  12. 12.前記一次撓み板および補助撓み板の周りに、前記撓み板と前記被覆材との 間に介在するように設けられて前記被覆材の摩耗を防止する耐摩耗材料をさらに 含んで成る、請求項9に記載の義足。
  13. 13.装着者の補綴具に固着されるように構成されており、下表面を有するキー ルと、 該キールの下表面に固着されてそこから前方へ延びており、装着者の運動時にエ ネルギーの吸収および放出を行なうばね手段とを含んで成り、前記ばね手段が炭 素繊維材料の複合積層体から成る一次撓み板を含んでいる義足。
  14. 14.前記複合炭素繊維材料の繊維が、前記ばねに縦方向および横方向の強度を 与えるべく縦方向と横方向に配向されている請求項13に記載の義足。
  15. 15.前記ばね手段が、前記一次撓み板の長手方向の中間部の前記義足の湾曲点 付近に上方伸長部分を有する複合積層体から成る補助撓み板をさらに含んでおり 、前記義足の屈曲時にエネルギーの吸収および放出を助けるように構成されてい る請求項13に記載の義足。
  16. 16.前記補助複合撓み板が炭素繊維積層材料から形成されている請求項15に 記載の義足。
  17. 17.プラスチック被覆材と、中間軟質プラスチック材料と、ばね部材を支持す る剛性キールとを含んで成る形式の義足において、前記ばね部材と前記キールと の間に介挿された補助ばね部材を含み、該ばね部材が前記義足の湾曲点付近に上 方伸長部分を有して装着者の運動時にエネルギーの吸収および放出を助けるよう に構成されていることを特徴とする義足。
  18. 18.前記補助複合撓み板が炭素繊維材料から形成されている請求項16に記載 の義足。
  19. 19.前記一次撓み板が炭素繊維材料から形成されている請求項17に記載の義 足。
  20. 20.義足のばね部材として使用する積層体の製造方法であって、 繊維を直線方向に配向した繊維強化炭素材料を準備する段階と、 複数の繊維材料を所定のパターンに従って縦方向および横方向に積層して縦方向 および横方向の強さを備えた積層体を形成する段階と、 前記積層体をばね形状に形成する段階とを含んで成る方法。
  21. 21.前記所定のパターンが、前記繊維の約40%を基準軸に関して零度の縦方 向に配向し、前記繊維の約40%を前記軸に関して約30度の斜め方向に配向し 、前記繊維の約20%を前記軸に直角に配向するパターンから成る請求項20に 記載の義足。
JP50449787A 1986-07-28 1987-07-23 義足 Pending JPH01500403A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US88988586A 1986-07-28 1986-07-28
US889,885 1986-07-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01500403A true JPH01500403A (ja) 1989-02-16

Family

ID=25395947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50449787A Pending JPH01500403A (ja) 1986-07-28 1987-07-23 義足

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0277175B1 (ja)
JP (1) JPH01500403A (ja)
CA (2) CA1305585C (ja)
DE (1) DE3784337T2 (ja)
WO (1) WO1988000815A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11039941B2 (en) 2014-05-09 2021-06-22 Ottobock Se & Co. Kgaa Prosthetic foot

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE68914310T2 (de) * 1988-03-04 1994-07-14 Blatchford & Sons Ltd Beinprothese.
DE8804228U1 (ja) * 1988-03-29 1988-05-05 Ipos Gmbh & Co Kg, 2120 Lueneburg, De
US5219365A (en) * 1988-03-31 1993-06-15 Sabolich, Inc. Prosthetic foot
US5037444A (en) * 1989-01-05 1991-08-06 Phillips L Van Prosthetic foot
GB2228201A (en) * 1989-01-25 1990-08-22 Steeper Hugh Ltd A self-suspending prosthesis for a long below-knee stump
US5387246A (en) * 1989-04-13 1995-02-07 Phillips; Van L. Prosthetic ski leg
US4938776A (en) * 1989-05-12 1990-07-03 Masinter Robert A Integrated ankle and foot prosthetic system
DE3918810A1 (de) * 1989-06-09 1990-12-13 Bock Orthopaed Ind Gelenkloser prothesenfuss
DE8908356U1 (ja) * 1989-07-08 1989-11-16 Ipos Gmbh & Co Kg, 2120 Lueneburg, De
FR2658717B1 (fr) * 1990-02-26 1994-04-29 Adcro Section Ceraval Ensemble pied-cheville prothetique reglable realise essentiellement en materiaux composite.
AU2580092A (en) * 1991-09-06 1993-04-05 Van L. Phillips Low-profile symes foot prosthesis
US5482513A (en) * 1993-03-31 1996-01-09 Wilson Michael T Ankle joint with dedicated transverse rotator
US5695526A (en) * 1993-10-12 1997-12-09 Wilson Michael T One-piece mechanically differentiated prosthetic foot and associated ankle joint with syme modification
US6899737B1 (en) 1998-04-10 2005-05-31 Van L. Phillips Foot prosthesis having cushioned ankle
US6206934B1 (en) * 1998-04-10 2001-03-27 Flex-Foot, Inc. Ankle block with spring inserts
DE19521147C1 (de) * 1995-06-09 1996-12-05 Bock Orthopaed Ind Gelenkloses Prothesenfußteil
EP1395209B1 (en) 2000-10-26 2010-06-23 OSSUR North America, Inc. Foot prosthesis having cushioned ankle
US7871443B2 (en) 2006-02-28 2011-01-18 Wilson Michael T Prosthetic foot with composite heel
US8118879B2 (en) 2008-03-14 2012-02-21 Wilson Michael T Prosthetic foot with flexible ankle portion

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE361972C (de) * 1922-10-20 Wilhelm Mull Kuenstlicher Fuss
DE316514C (ja) *
DE354246C (de) * 1921-05-21 1922-06-06 Anton Leisten Kuenstlicher Fuss
US1617926A (en) * 1926-03-29 1927-02-15 Shrodes George Hamilton Artificial limb
GB277760A (en) * 1926-06-25 1927-09-26 Peter Murray Mckay Improvements in or relating to artificial legs
DE807214C (de) * 1949-05-23 1951-06-25 Hans Langenohl Fussprothese
US2556525A (en) * 1949-10-08 1951-06-12 William M Drennon Artificial limb joint
US3438587A (en) * 1967-08-04 1969-04-15 American Air Filter Co Method for making a filamentous mat
US3484871A (en) * 1968-12-02 1969-12-23 John L Orange Artificial foot
US3766569A (en) * 1972-10-05 1973-10-23 J Orange Artificial foot
GB1420627A (en) * 1972-10-11 1976-01-07 Blatchford & Sons Ltd Artificial foot
US3833941A (en) * 1973-02-28 1974-09-10 Wagner S Orthopedic Supply Co Molded sach foot
DE2341887C3 (de) * 1973-08-18 1981-04-30 IPOS Gesellschaft für integrierte Prothesen-Entwicklung und orthopädie-technischen Service mbH & Co KG, 2120 Lüneburg Kunstfuß für eine Beinprothese
GB2000033B (en) * 1977-06-15 1982-01-13 Clarke G Artificial leg
US4177525A (en) * 1977-11-09 1979-12-11 Ohio Willow Wood Co., Inc. Reinforced artificial foot and method of making
GB1563246A (en) * 1977-11-16 1980-03-19 Hanger & Co Ltd J E Fairings for ankle joints
US4512038A (en) * 1979-04-27 1985-04-23 University Of Medicine And Dentistry Of New Jersey Bio-absorbable composite tissue scaffold
US4328594A (en) * 1980-02-13 1982-05-11 Campbell John W Prosthetic foot
GB2092451B (en) * 1980-03-03 1984-05-02 Blatchford Chas A & Sons Ltd Improvements in artificial limbs
US4547913A (en) * 1983-07-11 1985-10-22 Flex Foot, Inc. Composite prosthetic foot and leg
US4555817A (en) * 1983-07-18 1985-12-03 Mckendrick Roderick W Prosthetic foot and ankle joint
US4645509A (en) * 1984-06-11 1987-02-24 Model & Instrument Development Corporation Prosthetic foot having a cantilever spring keel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11039941B2 (en) 2014-05-09 2021-06-22 Ottobock Se & Co. Kgaa Prosthetic foot

Also Published As

Publication number Publication date
WO1988000815A1 (en) 1988-02-11
EP0277175A1 (en) 1988-08-10
CA1321297C (en) 1993-08-17
DE3784337T2 (de) 1993-06-09
EP0277175B1 (en) 1993-02-24
EP0277175A4 (en) 1990-09-05
DE3784337D1 (de) 1993-04-01
CA1305585C (en) 1992-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01500403A (ja) 義足
US4865612A (en) Prosthetic foot
US4547913A (en) Composite prosthetic foot and leg
US5258039A (en) Energy storing composite prosthetic foot
US9668887B2 (en) Foot prosthesis with resilient multi-axial ankle
AU614510B2 (en) Modular composite prosthetic foot and leg
JP4307572B2 (ja) クッション性のアンクルを備えた義足
US5116384A (en) Prosthetic foot
US5464441A (en) Prosthetic leg
US7419509B2 (en) Prosthetic foot with a resilient ankle
CA1233003A (en) Prosthetic foot having a cantilever spring keel
US6712860B2 (en) Lower leg prosthesis
US5224280A (en) Support structure for footwear and footwear incorporating same
US8177855B2 (en) Prosthetic foot
US5549714A (en) Symes foot prosthesis
US5653767A (en) Prosthetic foot
JPH06510929A (ja) エネルギーを蓄積する補綴脚パイロン
JPH0576557A (ja) 義 足
US20020013628A1 (en) Prosthetic foot
US20040153168A1 (en) Shape and roll prosthetic foot
JP2005503840A (ja) 調整可能性能を備えた義足
US5376140A (en) Prosthetic foot
KR100576122B1 (ko) 에너지저장형인공발