JPH0149846B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0149846B2 JPH0149846B2 JP3937184A JP3937184A JPH0149846B2 JP H0149846 B2 JPH0149846 B2 JP H0149846B2 JP 3937184 A JP3937184 A JP 3937184A JP 3937184 A JP3937184 A JP 3937184A JP H0149846 B2 JPH0149846 B2 JP H0149846B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- groundwater
- strainer
- pipe
- aquifer
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 64
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 claims description 31
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 18
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 14
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 13
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 238000010992 reflux Methods 0.000 claims 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 210000003462 vein Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、消雪に使用する地下水を使いつぱな
しにせず、使つた水を井戸内に還水して地下水の
枯渇を防止する消雪井戸に関するものである。
しにせず、使つた水を井戸内に還水して地下水の
枯渇を防止する消雪井戸に関するものである。
積雪地方では地下水を利用して積極的に消雪に
とりくんでいるが、悪天候で連日降雪が続いた場
合大量に地下水を連続使用することになり、この
地下水の使用が広地域にわたり、而かも長い期間
大量に使用し続けると地下水が枯渇し、この地下
水の枯渇の為に地盤沈下の問題も生じ、これを除
去することが地下水利用による消雪の課題となつ
ている。
とりくんでいるが、悪天候で連日降雪が続いた場
合大量に地下水を連続使用することになり、この
地下水の使用が広地域にわたり、而かも長い期間
大量に使用し続けると地下水が枯渇し、この地下
水の枯渇の為に地盤沈下の問題も生じ、これを除
去することが地下水利用による消雪の課題となつ
ている。
本発明は、このような課題を解決しようとする
ものである。
ものである。
添付図面を参照して本発明の構成を詳述すると
次の通りである。
次の通りである。
深い帯水層2に対応する位置に吸水ストレーナ
ー3を、浅い帯水層4に対応する位置に環水スト
レーナー5を設け、吸水ストレーナー3と環水ス
トレーナー5との間に区画壁6を設けた井戸管1
と、井戸管1内の吸水ストレーナー3の近くまで
垂設した揚水管14に汲み揚げポンプ9′を設け
て深い帯水層2から地下水を汲み揚げる地下水汲
み揚げ装置9と、この地下水汲み揚げ装置9によ
り汲み揚げた地下水を直接若しくは間接的に使用
する消雪装置7と、環水ポンプ10′を設けた環
水管13を井戸管1内の前記環水ストレーナー5
より上方に垂下し、消雪装置7を使用したとき生
ずる消雪水を環水管13により浅い帯水層4に環
水する環水装置10とよりなる消雪井戸に係るも
のである。
ー3を、浅い帯水層4に対応する位置に環水スト
レーナー5を設け、吸水ストレーナー3と環水ス
トレーナー5との間に区画壁6を設けた井戸管1
と、井戸管1内の吸水ストレーナー3の近くまで
垂設した揚水管14に汲み揚げポンプ9′を設け
て深い帯水層2から地下水を汲み揚げる地下水汲
み揚げ装置9と、この地下水汲み揚げ装置9によ
り汲み揚げた地下水を直接若しくは間接的に使用
する消雪装置7と、環水ポンプ10′を設けた環
水管13を井戸管1内の前記環水ストレーナー5
より上方に垂下し、消雪装置7を使用したとき生
ずる消雪水を環水管13により浅い帯水層4に環
水する環水装置10とよりなる消雪井戸に係るも
のである。
汲み揚げポンプ9′を作動させ揚水管14によ
り吸水ストレーナー3を介して深い帯水層2から
地下水を汲み揚げ、この汲み揚げた温かい地下水
を消雪装置7において使用する。
り吸水ストレーナー3を介して深い帯水層2から
地下水を汲み揚げ、この汲み揚げた温かい地下水
を消雪装置7において使用する。
消雪装置7で使用され冷たくなつた消雪水は、
還水ポンプ10′により還水管13から井戸管1
の上方へ導入され、還水ストレーナー5を介して
浅い帯水層4へ還水される。
還水ポンプ10′により還水管13から井戸管1
の上方へ導入され、還水ストレーナー5を介して
浅い帯水層4へ還水される。
この際、井戸管1内の区画壁6により還水管1
3から井戸管1内へ還水された消雪水は井戸管1
の下方へは流入しない。
3から井戸管1内へ還水された消雪水は井戸管1
の下方へは流入しない。
深い帯水層2の地下水を直接消雪作業に使用す
る方法としては、道路に配管した散水ノズル7′
より直接地下水を道路上に散水して道路上の積雪
を融雪する方法が最も多く採用されている。
る方法としては、道路に配管した散水ノズル7′
より直接地下水を道路上に散水して道路上の積雪
を融雪する方法が最も多く採用されている。
図中符号8は導水管、11は水平主管、12は
垂直枝管、16は底板である。
垂直枝管、16は底板である。
また、間接的に消雪作業に使用する方法として
は、地下水汲み揚げ装置9により汲み揚げた地下
水を熱交換器に送り、この熱交換器で河川や池の
水を加温し、この加温された加温水を散水ノズル
7′より道路上に散水し、熱交換器を通過した冷
えた消雪水を消雪装置6から還水装置10により
井戸管1内に還水する方法が採用されている。
は、地下水汲み揚げ装置9により汲み揚げた地下
水を熱交換器に送り、この熱交換器で河川や池の
水を加温し、この加温された加温水を散水ノズル
7′より道路上に散水し、熱交換器を通過した冷
えた消雪水を消雪装置6から還水装置10により
井戸管1内に還水する方法が採用されている。
尚、符号15は水位線であり、夫々浅い帯水層
4の水圧及び深い帯水層2の水圧により変動す
る。
4の水圧及び深い帯水層2の水圧により変動す
る。
本発明は消雪装置6を使用したとき生じる消雪
水を再び井戸内に還水して地下水の枯渇を防止
し、地盤沈下の問題も解決するもので、上述の様
に井戸管1の深い帯水層2に対応する位置に深い
帯水層2の地下水を汲み揚げる吸水ストレーナー
3を設け、この吸水ストレーナー3により深い帯
水層2の地下水を汲み揚げるから長期間連続使用
しても地下水の豊富な深い帯水層2は枯渇するこ
とがなく、長期間の消雪に耐え得ることになる。
水を再び井戸内に還水して地下水の枯渇を防止
し、地盤沈下の問題も解決するもので、上述の様
に井戸管1の深い帯水層2に対応する位置に深い
帯水層2の地下水を汲み揚げる吸水ストレーナー
3を設け、この吸水ストレーナー3により深い帯
水層2の地下水を汲み揚げるから長期間連続使用
しても地下水の豊富な深い帯水層2は枯渇するこ
とがなく、長期間の消雪に耐え得ることになる。
そしてこの消雪装置6を使用したとき生じる消
雪水を従来のように排水するのではなく、必ず還
水装置10により井戸管1内に注入して還水する
もので、井戸管1に浅い帯水層4に対応する位置
に還水ストレーナー5を設けて置くから、注入さ
れた消雪水はこの還水ストレーナー5から浅い帯
水層4に浸透して行くことになり、使用した地下
水と略等若しくはそれ以上の水が浅い帯水層4に
還水浸透せしめられ且つこの還水は自然に深い帯
水層2へ還元されることになり、従つて、この積
極的な還水により地下水の枯渇が防止され、地盤
沈下の問題も解決されることになる。
雪水を従来のように排水するのではなく、必ず還
水装置10により井戸管1内に注入して還水する
もので、井戸管1に浅い帯水層4に対応する位置
に還水ストレーナー5を設けて置くから、注入さ
れた消雪水はこの還水ストレーナー5から浅い帯
水層4に浸透して行くことになり、使用した地下
水と略等若しくはそれ以上の水が浅い帯水層4に
還水浸透せしめられ且つこの還水は自然に深い帯
水層2へ還元されることになり、従つて、この積
極的な還水により地下水の枯渇が防止され、地盤
沈下の問題も解決されることになる。
この際、吸水ストレーナー3と還水ストレーナ
ー5との間の井戸管1内に区画壁6設けたから、
深い帯水層2と浅い帯水層4との水脈の流通が完
全に遮断されるため、を還水は必ず浅い帯水層4
に還水され、深い帯水層2の水脈との流通が確実
に阻止されることになる。
ー5との間の井戸管1内に区画壁6設けたから、
深い帯水層2と浅い帯水層4との水脈の流通が完
全に遮断されるため、を還水は必ず浅い帯水層4
に還水され、深い帯水層2の水脈との流通が確実
に阻止されることになる。
従つて温かい深い帯水層2に冷たい使用済の還
水が混入しないからいつも温かい地下水で消雪し
得ることになり、それだけ消雪が良好に行われる
ことになる。
水が混入しないからいつも温かい地下水で消雪し
得ることになり、それだけ消雪が良好に行われる
ことになる。
このように本発明は、温度の高い深い帯水層2
の地下水で効率良く消雪し、且つ使用した分だけ
の水を再び浅い帯水層4に還水し、地下水の枯渇
を防止し得る上、井戸の構造も特別なものではな
く、施工も経済的であるなど秀れた実用性を発揮
する消雪井戸となる。
の地下水で効率良く消雪し、且つ使用した分だけ
の水を再び浅い帯水層4に還水し、地下水の枯渇
を防止し得る上、井戸の構造も特別なものではな
く、施工も経済的であるなど秀れた実用性を発揮
する消雪井戸となる。
図は本発明の説明断面図である。
1……井戸管、2……深い帯水層、3……吸水
ストレーナー、4……浅い帯水層、5……還水ス
トレーナー、6……区画壁、7……消雪装置、9
……地下水汲み揚げ装置、9′……汲み揚げポン
プ、10……還水装置、10′……還水ポンプ、
13……還水管、14……揚水管。
ストレーナー、4……浅い帯水層、5……還水ス
トレーナー、6……区画壁、7……消雪装置、9
……地下水汲み揚げ装置、9′……汲み揚げポン
プ、10……還水装置、10′……還水ポンプ、
13……還水管、14……揚水管。
Claims (1)
- 1 深い帯水層2に対応する位置に吸水ストレー
ナー3を、浅い帯水層4に対応する位置に環水ス
トレーナー5を設け、吸水ストレーナー3と環水
ストレーナー5との間に区画壁6を設けた井戸管
1と、井戸管1内の吸水ストレーナー3の近くま
で垂設した揚水管14に汲み揚げポンプ9′を設
けて深い帯水層2から地下水を汲み揚げる地下水
汲み揚げ装置9と、この地下水汲み揚げ装置9に
より汲み揚げた地下水を直接若しくは間接的に使
用する消雪装置7と、環水ポンプ10′を設けた
環水管13を井戸管1内の前記環水ストレーナー
5より上方に垂下し、消雪装置7を使用したとき
生ずる消雪水を環水管13により浅い帯水層4に
環水する環水装置10とよりなる消雪井戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3937184A JPS60184109A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 消雪井戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3937184A JPS60184109A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 消雪井戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184109A JPS60184109A (ja) | 1985-09-19 |
JPH0149846B2 true JPH0149846B2 (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=12551190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3937184A Granted JPS60184109A (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 消雪井戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184109A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184718U (ja) * | 1984-11-02 | 1986-06-04 | ||
JP5554493B2 (ja) * | 2008-12-24 | 2014-07-23 | 公益社団法人 雨水貯留浸透技術協会 | 消雪設備および雨水の収集方法 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP3937184A patent/JPS60184109A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60184109A (ja) | 1985-09-19 |
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